青森市議会 2020-09-25
令和2年第3回定例会(第8号) 本文 2020-09-25
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1 午前10時開議
◯議長(
長谷川章悦君) これより本日
の会議を開きます。
本日
の会議は「議事日程
第8
号」により会議を進めます。
──────────────────────────
日程
第1 議案
第136
号 公立大学法人青森公立大学
第三期中期目標
について
2 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第1議案
第136
号「公立大学法人青森公立大学
第三期中期目標
について」を議題といたします。
総務企画常任委員長
の報告を求めます。27番
木戸喜美男議員。
〔
議員木戸喜美男君登壇〕
3 ◯27番(
木戸喜美男君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)ただいまから
総務企画常任委員会
の審査
の経過と結果
について報告いたします。
本
委員会は9月9日に開催し、
今期定例会において付託されました議案
1件
について審査いたしました。
議案
第136
号「公立大学法人青森公立大学
第三期中期目標
について」でありますが、本案
については、全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査
の経過と結果でありますが、審査
の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
4 ◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
5 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑はないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
本案
については、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
6 ◯議長(
長谷川章悦君) 異議なしと認めます。よって、本案
については
委員長報告
のとおり決しました。
──────────────────────────
日程
第2 議案
第124
号 令和2年度青森市
一般会計補正予算(
第6
号) ~
日程
第13 議案
第135
号 令和2年度青森市大平財産区
特別会計補正予算(
第1号)
7 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第2議案
第124
号「令和2年度青森市
一般会計補正予算」から日程
第13議案
第135
号「令和2年度青森市大平財産区
特別会計補正予算」まで、計12件を一括議題といたします。
予算特別
委員長
の報告を求めます。28番
藤原浩平議員。
〔
議員藤原浩平君登壇〕
8 ◯28番(藤原浩平君) ただいまから予算特別
委員会
の審査
の経過と結果
について報告いたします。
まず9月9日、本会議終了後に開催された予算特別
委員会
の組織会において
委員長及び副
委員長
の互選が行われたところ、私が
委員長に、副
委員長に
中村美津緒委員が選ばれましたので、報告いたします。
次に、本
委員会は9月15日及び9月16日に開催し、
今期定例会において付託されました議案
第124
号「令和2年度青森市
一般会計補正予算」から議案
第135
号「令和2年度青森市大平財産区
特別会計補正予算」まで
の計12件を一括議題として審査いたしました。
また、採決
については、議案
第124
号「令和2年度青森市
一般会計補正予算」から議案
第135
号「令和2年度青森市大平財産区
特別会計補正予算」まで
の計12件を一括して諮ったところ、議案
第125
号については、起立採決
の結果、賛成多数をもって原案
のとおり可決すべきものと決し、議案
第125
号を除く各案件
については、いずれも全員異議なく原案
のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査
の経過と結果でありますが、審査
の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
9 ◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
10 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件
については、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ
者あり〕
11 ◯議長(
長谷川章悦君) 10番
山脇智議員、何
号に御異議がありますか。
12 ◯10番(山脇智君) 議案
第125
号に異議があります。
13 ◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告中、議案
第125
号について御異議がありますので、起立により採決いたします。
議案
第125
号については、
委員長報告
のとおり可決と決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成
者起立〕
14 ◯議長(
長谷川章悦君) 起立多数であります。よって、議案
第125
号については
委員長報告
のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件
については、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
15 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件
については
委員長報告
のとおり決しました。
──────────────────────────
日程
第14 議案
第137
号 決算
の認定
について(令和元年度青森市一般会計・
特別会計歳入歳出決算)
~
日程
第17 議案
第140
号 決算
の認定
について(令和元年度青森市
自動車運送事業会計決算)
16 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第14議案
第137
号「決算
の認定
について」から日程
第17議案
第140
号「決算
の認定
について」まで、計4件を一括議題といたします。
決算特別
委員長
の報告を求めます。11番
竹山美虎議員。
〔
議員竹山美虎君登壇〕
17 ◯11番(竹山美虎君) ただいまから決算特別
委員会
の審査
の経過と結果
について報告いたします。
まず9月9日、本会議終了後に開催された決算特別
委員会
の組織会において
委員長及び副
委員長
の互選が行われたところ、私が
委員長に、副
委員長に天内慎也
委員が選ばれましたので、報告いたします。
次に、本
委員会は9月11日及び9月14日に開催し、
今期定例会において付託されました議案
第137
号「決算
の認定
について」から議案
第140
号「決算
の認定
について」まで
の計4件を一括議題として審査いたしました。
また、採決
については、初めに、議案
第137
号「決算
の認定
について」、議案
第138
号「決算
の認定
について」及び議案
第140
号「決算
の認定
について」
の計3件を一括して諮ったところ、議案
第137
号については、起立採決
の結果、賛成多数をもって認定すべきものと決し、議案
第137
号を除く各案件
については、いずれも全員異議なく認定すべきものと決しました。
次に、議案
第139
号「剰余金
の処分及び決算
の認定
について」を諮ったところ、全員異議なく原案
のとおり可決及び認定すべきものと決しました。
以上が審査
の経過と結果でありますが、審査
の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
18 ◯議長(
長谷川章悦君) ただいま
の委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
19 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
9番万徳なお子議員。
〔議員万徳なお子君登壇〕(拍手)
20 ◯9番(万徳なお子君)
日本共産党を代表して、令和元年度決算特別
委員会
委員長報告中、議案
第137
号について、反対
の立場で討論を行います。
まずは、青森駅
自由通路整備等に関する施行工事に係る負担金13億963万8377円
についてです。
平成30年10月に着手した青森駅
周辺整備事業は、青森県と
JR東日本と協議し、自由通路及び西口前広場
の整備として総額約100億円、うち市
の負担は約41億円です。本来、
JR東日本が負担すべき駅
の整備に市がこれだけ
の負担をする必要がある
のか、町
のにぎわい・活性化に寄与すると説明するその根拠はどこにある
のか示されていません。
次に、青森市
アリーナプロジェクトについてです。
令和元年度は、
民間活力導入支援業務委託料2500万3000円
のほか、
青森操車場跡地周辺の測量・調査・
設計業務委託料や
周辺地区交通実態調査業務委託料、
費用便益分析業務委託料が決算案に示されています。本
プロジェクトは、市民
の健康づくりや
スポーツ振興、
交流人口拡大を図る、防災拠点となると説明されていますが、幹線道路へ
のアクセス道路の拡幅費用や
アリーナ開設後
の維持費など、総額が示されないまま進められています。
日本共産党は、本会議でも、コロナ禍
の下、市民
の生活が一層厳しくなっている、本
プロジェクトを凍結し、市民
の声を改めて聞き、見直しを行うことを求めました。
一方、既存
のスポーツ施設の整備は十分でしょうか。市民から早く整備をしてほしいという声は、
スポーツ公園内施設や
市民プールなど、様々寄せられています。また、5000人規模
のアリーナより、
スポーツ振興、
健康づくりは身近なところでという意見も多くあります。
日本共産党は、学校給食
の無償化、
国民健康保険税の引下げなどを求めてきました。こうした市民
の切実な願いに背を向けた姿勢でいい
のでしょうか。
青森駅自由通路や
アリーナ計画より、
コロナ対策、暮らし、福祉、
子育て応援に振り向けるべきと指摘して、反対討論とします。
21 ◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案
第137
号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。
議案
第137
号については、
委員長報告
のとおり認定と決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成
者起立〕
22 ◯議長(
長谷川章悦君) 起立多数であります。よって、議案
第137
号については
委員長報告
のとおり認定と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件
については、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
23 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、各案件
については
委員長報告
のとおり決しました。
──────────────────────────
日程
第18 雪対策
について ~
日程
第21 議会広報広聴
について
24 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第18「雪対策
について」から日程
第21「議会広報広聴
について」まで、計4件を一括議題といたします。
各案件
については、各特別
委員長から、会議規則
第111条
の規定により、配付いたしております申出書
のとおり、閉会中
の継続審査
の申出があります。
25 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
各特別
委員長から
の申出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
26 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、各特別
委員長から
の申出
のとおり、閉会中
の継続審査に付することに決しました。
──────────────────────────
日程
第22 議案
第141
号 財産区管理
委員の選任
について
27 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第22議案
第141
号「財産区管理
委員の選任
について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。
小野寺市長。
〔
市長小野寺晃彦君登壇〕
28 ◯市長(
小野寺晃彦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)議案
第141
号について御説明申し上げます。
平成28年
第2回定例会において御同意をいただき選任いたしました清水財産区管理
委員相馬正敏氏は、去る6月28日をもって任期が満了となりました。また、平成28年
第3回定例会において御同意をいただき選任いたしました桐沢、土橋及び金浜財産区管理
委員計3名
の方々は、来る10月
1日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、清水財産区管理
委員相馬正敏氏
の後任には坂本一氏が適任と認められますので、選任することとし、その他
の方々
については再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、これら
の方々
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
29 ◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
30 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
31 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案
第141
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
32 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
33 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案
第141
号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
34 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程
第23 議案
第142
号 人権擁護委員候補者の推薦について
35 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第23議案
第142
号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。
小野寺市長。
〔
市長小野寺晃彦君登壇〕
36 ◯市長(
小野寺晃彦君) 議案
第142
号について御説明申し上げます。
平成29年
第3回定例会において御同意をいただき
推薦いたしました
人権擁護委員船木清子氏、今井百合子氏、塩原誓子氏、沼田徹氏、櫻庭雅子氏及び松澤直子氏は、来る12月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、これら
の方々が適任と認められますので、再任とし、
推薦いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、これら
の方々
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
37 ◯議長(
長谷川章悦君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
38 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
39 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案
第142
号については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
40 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論
については通告がありませんでした。
41 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案
第142
号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
42 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程
第24 議員提出議案
第16
号 新型コロナウイルス感染症
の影響に伴う地方財政
の急激な悪化に対し
地方税財源
の確保を求める意見書
43 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第24議員提出議案
第16
号「新型コロナウイルス感染症
の影響に伴う地方財政
の急激な悪化に対し地方税財源
の確保を求める意見書」を議題といたします。
44 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案
第16
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
45 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
46 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案
第16
号については、原案
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
47 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程
第25 議員提出議案
第17
号 PCR検査等
の拡充を求める意見書
48 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第25議員提出議案
第17
号「PCR検査等
の拡充を求める意見書」を議題といたします。
49 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案
第17
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
50 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
51 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案
第17
号については、原案
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ
者あり〕
52 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案
第17
号については、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成
者起立〕
53 ◯議長(
長谷川章悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程
第26 議員提出議案
第18
号 消費税率を5%に引き下げることを求める意見書
54 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第26議員提出議案
第18
号「消費税率を5%に引き下げることを求める意見書」を議題といたします。
55 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案
第18
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
56 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
57 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
1番赤平勇人議員。
〔議員赤平勇人君登壇〕(拍手)
58 ◯
1番(赤平勇人君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)
日本共産党の赤平勇人です。議員提出議案
第18
号「消費税率を5%に引き下げることを求める意見書」に賛成
の立場から討論を行います。
今、日本経済
の落ち込みがいよいよ深刻な状況となっています。今年4月から6月期
の実質GDP
の改定値は速報値を上回る前期比7.9%
のマイナスとなりました。この減少が
1年間続くと仮定して計算した年率では28.
1%も
の落ち込みとなります。これはリーマンショック後
の2009年1月から3月期
の年率17.8%減を超える戦後最悪
の下落幅です。
GDP
の内訳を見ると、内需
の柱となる個人消費がコロナ禍で抑えられ、1980年以降では最大
の減少でした。民間住宅投資や企業
の設備投資
の下落幅拡大も大きく響いています。雇用
者報酬は、過去最大だった速報値で
の落ち込み幅を更新しました。前期に比べ3.8%
の減です。
GDP以外
の政府統計を見ると、7月
の家計調査報告では、
1世帯当たり
の消費支出が前年同月比で7.6%も減少しました。これは10か月連続
のマイナスです。7月
の毎月勤労統計調査では、名目賃金が4か月連続で減りました。残業代に当たる所定外給与は16.6%も落ち込んでいます。コロナ禍による中小企業など
の倒産や、労働
者の解雇や雇い止めも急増しています。
実質GDP
のマイナスは、新型コロナウイルス
の影響が出始める前
の段階
の消費税が10%へと増税された昨年10月から12月期と、今年1月から3月期に続き3期連続です。この数字でも明らかなように、日本経済は、消費税増税で大変な打撃を受けた上に、コロナ禍
の影響を受けているということで、事業
者から、ただでさえ消費税増税で商売が大変な状況になったのに、新型コロナがとどめを刺したという声が上がる
のは当然
のことです。
こうした下、一時的ではない経済対策を考えたときに、内需と家計、中小企業に軸足を置いた経済対策に転換することが重要だと考えます。そして、その決め手は消費税
の減税です。消費税
の税率を緊急に安倍政権が増税する前
の5%へと戻し、消費を拡大してこそ日本経済が立て直せます。意見書案にもあるように、市民は外出を自粛していても、食料をはじめ、生活必需品は購入します。そこに係る消費税を減税することは、所得
の少ない人ほど手厚くなる重要な生活支援策になります。そして、新型コロナ感染が終息に向かう時期には、最も効果的な消費喚起、需要拡大効果となり、一時的ではない経済対策として大きな力を発揮します。
コロナ禍
の下、こうした減税を経済対策に据えることは今、世界でも広がっています。各国で、日本
の消費税に相当する付加価値税
の減税措置が行われており、ドイツでは標準税率19%を16%に引き下げるとともに、軽減税率7%を5%に引き下げました。ドイツ経済研究所によると、今回
の措置で、
1世帯当たり
1か月で最大116ユーロ、日本円でおよそ
1万4000円余り
の家計負担が減ると言われています。
これまで政府は、消費税率引上げ
について、リーマンショック級
の出来事がない限り、予定どおり引上げを行うと言ってきました。文字どおりリーマンショックを超える経済危機を迎えている今、消費税率を引き下げることは当然
の選択ではないでしょうか。
この間、国民
1人当たり10万円
の給付をはじめ、事業
者へ
の助成など、直接的な支援は行われていますが、本市においても、新型コロナがいつ終息するか分からない、また元
のような商売ができるか分からないといった声もある中で、一時的ではない経済対策は、今、多く
の人からも切実に求められています。
共同通信社
の世論調査では、新型コロナウイルス感染拡大をめぐり、望ましい緊急経済対策
について尋ねたところ、「消費税率を引き下げる」が43.4%でトップでした。こうした声もあり、今、消費税減税あるいはゼロ
の主張は、与野党問わず聞こえ始めています。深刻なコロナ禍
の下、地域経済を立て直す上でも、暮らしを守る経済対策として、まずは、消費税を減税することに対して、多く
の議員
の御賛同を呼びかけまして、私
の討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
59 ◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案
第18
号については、原案
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ
者あり〕
60 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案
第18
号については、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成
者起立〕
61 ◯議長(
長谷川章悦君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程
第27 議員提出議案
第19
号 新型コロナウイルス感染拡大防止及び児童・生徒
の成長・学習環境
の
充実
のため
の少人数学級
の実施を求める意見書
62 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第27議員提出議案
第19
号「新型コロナウイルス感染拡大防止及び児童・生徒
の成長・学習環境
の充実
のため
の少人数学級
の実施を求める意見書」を議題といたします。
63 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案
第19
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
64 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
65 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
20番村川みどり議員。
〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)
66 ◯20番(村川みどり君)
日本共産党の村上みどりです。議員提出議案
第19
号「新型コロナウイルス感染拡大防止及び児童・生徒
の成長・学習環境
の充実
のため
の少人数学級
の実施を求める意見書」に賛成
の立場から討論を行います。
7月初めに全国知事会・全国市長会・全国町村会
の会長
の3
者が連名で、「新しい時代
の学び
の環境整備に向けた緊急提言」を出しました。現在
の40人学級では、感染症予防
のために児童・生徒間
の十分な距離を確保することが困難である。少人数学級により児童・生徒間
の十分な距離を保つことができるように、教員
の確保がぜひとも必要であると提言しました。まさに誰が見てもそのとおりと思うものです。
文部科学省が示している学校
の新しい生活様式を示す資料によると、
1教室20人だと最低
1メートルはクリアできるが、現在
の40人学級
のままでは
1メートルも確保できないことが示されています。これは抜き差しならない矛盾です。政府として、最低
1メートル人と人と
の距離を空けることを新しい生活様式として推奨しながら、学校
の教室だけが身体的距離と無関係にコロナ前と同じという
のは、説明
のしよう
のない矛盾です。子どもたちが
1日で最も長い授業で座る場所は、少なくとも身体的距離
の保障を目指すように私たち大人が努力しなければ、筋が通らないということになります。
今、政府、文部科学省
の中でも前向きな動きが出ています。安倍前首相
の諮問機関、教育再生実行会議では、少人数学級
について、予算編成
の過程で丁寧に検討することを求めた合意文書をまとめました。萩生田文科相も、物理的に安全・安心な学校をつくるために少人数学級は必要、財政当局にも必要性を真っ正面から訴え、実現に向け議論したいと述べています。
さらに、自由民主党教育再生実行本部は、9月24日、少人数学級に向け、政府に義務教育標準法
の改正を求める決議を採択しました。この決議では、少人数化を段階的に導入することとし、2021年度予算で財政措置を検討するよう要請しています。その実現
のためには、
1兆円規模
の予算
の確保が必要とされていますが、国民経済統計
の一つである産業関連表で試算したものによると、
1.3兆円投入すれば実現可能であり、雇用効果は24万人になると報告されています。これは、ゆとりある教育を求め全国
の教育条件を調べる会が試算したものともほぼ一致しています。
教育費をせめてOECD
の平均並みに引き上げれば、10万人
の教員を増やして、少人数学級を実現することは十分可能です。教育
の条件として、少人数学級が優れていることは誰が見ても明らかです。
子どもたち
の学び、心
のケア、安全
の保障をする少人数学級を実現するため
の本意見書に御賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
67 ◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案
第19
号については、原案
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ
者あり〕
68 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案
第19
号については、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成
者起立〕
69 ◯議長(
長谷川章悦君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程
第28 議員提出議案
第20
号 地方自治体
のデジタル化
の着実な推進を求める意見書
70 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第28議員提出議案
第20
号「地方自治体
のデジタル化
の着実な推進を求める意見書」を議題といたします。
71 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案
第20
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
72 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
73 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
10番
山脇智議員。
〔議員山脇智君登壇〕(拍手)
74 ◯10番(山脇智君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)
日本共産党の山脇智です。議員提出議案
第20
号「地方自治体
のデジタル化
の着実な推進を求める意見書」に反対
の立場から討論します。
本意見書では、国において地方自治体
のデジタル化
の着実な推進を図るため、マイナンバーカード
の更新手続におけるオンライン申請
の実現、自治体がクラウドサービスを利用できる仕組み
の検討、自治体
のデジタル化に対する国
の必要な財源措置などを求めています。
私は、デジタル化
の推進を全て否定するものではありませんが、現状において国が進めている地方自治体
のデジタル化には幾つか
の問題点があり、まず、それらが解消される必要性があるものと考えています。
また、マイナンバーカード
のオンライン申請を求めている点
については、マイナンバーカード
の導入自体、国
の政策に、個人情報保護
の観点など、多く
の問題があったと考えており、現実にマイナンバーカード
の低い普及率を見ても、多く
の国民がマイナンバーカード制度自体に多く
の不信感を持っている現れだと思っています。
現状、国においては、行政手続をオンライン化し、紙からデジタルへ移行させる政策が進められています。私は、自治体
の役割は、これをさらに進めろと後押しする
のではなく、問題点を指摘して、解決していくことがまず必要なものと思っています。
行政手続がデジタル化することによって、住民サービスが後退する事例が既に全国
の自治体で発生しています。コンビニで住民票
の写し
の交付が可能となったことを理由に、支所を全て廃止した自治体があります。政府は国民にデジタルを使いこなすことを求めていますが、ITやデジタルへ
の対応が困難な人は必ず残ります。従来
の窓口で
の手続や人と人
の対面で
の手続が減らされることによって、このような人たちが取り残されてしまう危惧があります。
国が進める自治体クラウドを採用することによって、町独自
のシステムカスタマイズが困難になった事例もあります。住民
の多様なニーズに応えることが後回しにされ、クラウド
のシステムに実際
の業務
のほうを合わせることばかりを考え、効率化が優先され、逆に住民サービスが低下する弊害が出ている自治体も出てきている
のが今
の現状です。
コロナ禍においてデジタル化を進めていくこと自体に反対をするものではありませんが、今
の国
の政策では、住民サービス
の低下や、デジタル化に対応できない人へ
の対策が不十分なこと、また、本意見書にはそれら
の観点が含まれていないことから、本意見書には、反対、採択するべきではないと訴えまして、討論とします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
75 ◯議長(
長谷川章悦君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案
第20
号については、反対討論がありますので、起立により採決いたします。
議員提出議案
第20
号については、原案
のとおり決することに賛成
の諸君
の起立を求めます。
〔賛成
者起立〕
76 ◯議長(
長谷川章悦君) 起立多数であります。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
日程
第29 議員提出議案
第21
号 防災・減災、国土強靭化対策
の継続・拡充を求める意見書
77 ◯議長(
長谷川章悦君) 日程
第29議員提出議案
第21
号「防災・減災、国土強靭化対策
の継続・拡充を求める意見書」を議題といたします。
78 ◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案
第21
号については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
79 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕
80 ◯議長(
長谷川章悦君) 質疑ないものと認めます。
討論
については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案
第21
号については、原案
のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ
者あり〕
81 ◯議長(
長谷川章悦君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案
のとおり可決されました。
──────────────────────────
82 ◯議長(
長谷川章悦君) 以上で本日
の日程は全部終了いたしました。
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閉 会
83 ◯議長(
長谷川章悦君) これにて令和2年
第3回青森市議会定例会を閉会いたします。
午前10時42分閉会
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