我孫子市議会 > 2021-08-30 >
08月30日-01号

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  1. 我孫子市議会 2021-08-30
    08月30日-01号


    取得元: 我孫子市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    令和 3年  9月 定例会(第3回) 令和3年8月招集     我孫子市議会定例会会議録(第1号) 令和3年8月30日(月)現在議員24名で次のとおり      西川佳克君      野村貞夫君      澤田敦士君      山下佳代君      江川克哉君      芹澤正子君      岩井 康君      海津にいな君      高木宏樹君      戸田智恵子君      久野晋作君      内田美恵子君      飯塚 誠君      西垣一郎君      甲斐俊光君      日暮俊一君      椎名幸雄君      豊島庸市君      佐々木豊治君     坂巻宗男君      早川 真君      木村得道君      茅野 理君      松島 洋君--------------------------------------- △開会  令和3年8月30日(月)午後1時分00分 ○議長(西垣一郎君) ただいまから令和3年第3回我孫子市議会定例会を開会いたします。---------------------------------------議事日程 議事日程(第1号) 令和3年8月30日(月)午後1時開議日程第1.会期の件日程第2.会議録署名議員指名日程第3.議案第1号から議案第19号及び報告第1号から報告第3号     (市政一般報告及び提案理由説明)--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議長の報告 ○議長(西垣一郎君) 日程に先立ち諸般の報告を申し上げます。 去る8月20日に芹澤正子議員から、同日付をもってあびこ維新を解散した旨の届出がありました。 会派の解散により、同日付をもって芹澤正子議員から、議会運営委員会委員議会改革特別委員会委員及び新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員を辞任したい旨の願いが提出されましたので、委員会条例第13条の規定によりこれを許可いたしました。 次に、去る6月定例会において、選挙管理委員に当選されました方を御紹介いたします。 6月29日の選挙管理委員会において委員長に選任されました三浦雄二さんを御紹介いたします。三浦雄二選挙管理委員会委員長。     〔選挙管理委員会委員長三浦雄二君登壇〕 ◎選挙管理委員会委員長三浦雄二君) 皆様こんにちは。 このたび議員の皆様の指名推選によりまして、我孫子市選挙管理委員を拝命させていただきました。また、委員長を仰せつかりました三浦雄二と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、選挙は有権者の皆様にとりまして生活そして社会をよりよくするため、その代表者を選ぶという非常に重要な政治参加の機会でございます。この重要な選挙を管理執行するに当たりまして、このような役職を拝命し、私自身、身が引き締まる思いでおります。これから選挙に当たりましては、公正かつ適正に管理執行できますよう万全を期していくとともに、市民の皆様には感染症対策はもちろんのこと、より投票しやすい環境を整えていきたいというふうに思っております。 また、投票率が低いとされています若年層の有権者に対しては、政治や選挙への関心を高め、そして選挙の際には一人でも多くの方が投票所に足を運んでいただけるよう主権者教育にも積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 甚だ微力ではございますが、誠心誠意取り組んでまいりたいと思いますので、今後皆様の御指導、そして御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願いいたします。 本日はどうもありがとうございました。(拍手) ○議長(西垣一郎君) 続きまして、高橋俊明選挙管理委員。     〔選挙管理委員高橋俊明君登壇〕 ◎選挙管理委員高橋俊明君) こんにちは。高橋俊明と申します。 市議会の選挙により、前期に引き続き選挙管理委員として選んでいただいたことは光栄に思います。今回は選挙管理委員会において、職務代理者を務めさせていただきます。 さて、昨年から今年にかけまして、香港では民主化運動の挫折、アメリカ大統領選挙の混迷、そしてミャンマーでは選挙の不正を口実に軍事クーデターなどがありました。顧みまして我が国では個人の意思により自由に立候補でき、かつ投票することができます。そしてその1票の積み上げた結果にのみ代表者が決まってまいります。これらのことは決して当たり前ではなく、大変すばらしいことであることと、多くの人と共感し、共有していきたいと考えております。 今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 なお、本日はこのような機会を設けていただきありがとうございました。(拍手) ○議長(西垣一郎君) 同じく、根本優選挙管理委員。     〔選挙管理委員根本優君登壇〕 ◎選挙管理委員(根本優君) 皆様こんにちは。 このたび市議会の皆様の御推挙をいただきまして、選挙管理委員となりました根本優でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 委員としての責任を自覚いたしまして、公正な選挙の推進と投票率の向上を目指して、微力ではございますが、尽力したいと存じております。皆様の御指導と御協力をお願い申し上げます。 本日はどうもありがとうございました。(拍手) ○議長(西垣一郎君) 同じく、山口祐子選挙管理委員。     〔選挙管理委員山口祐子君登壇〕 ◎選挙管理委員山口祐子君) 皆さんこんにちは。 このたび皆様に御推挙いただき、新しく選挙管理委員になりました山口祐子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 公正な選挙が行われますよう、また、主権者教育等一層の努力を推進していきたいと思っております。どうぞ御指導、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 本日はどうもありがとうございました。(拍手) ○議長(西垣一郎君) 以上をもちまして、選挙管理委員の紹介を終わります。 次に、監査委員から現金出納検査の結果報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △会期の件 ○議長(西垣一郎君) 日程第1、会期の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から9月27日までの29日間とすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。よって会期は29日間と決定されました。---------------------------------------会議録署名議員指名 ○議長(西垣一郎君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、              茅野 理議員              松島 洋議員にお願いいたします。---------------------------------------
    ○議長(西垣一郎君) 本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、御報告いたします。     (巻末資料に掲載)--------------------------------------- △議案第1号から議案第19号及び報告第1号から報告第3号(市政一般報告及び提案理由の説明) ○議長(西垣一郎君) 日程第3、議案第1号から議案第19号及び報告第1号から報告第3号を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。星野順一郎市長。     〔市長星野順一郎君登壇〕 ◎市長(星野順一郎君) 令和3年第3回市議会定例会の開会に当たり、市政に関する一般報告を行います。 初めは、新型コロナウイルス感染症についてです。 8月2日から31日を期間として再発出されていた千葉県を含む6都府県への緊急事態宣言につきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、8月27日現在で15道府県が追加され、9月12日まで期間が延長されています。 東葛地区においても感染者数の増加に伴い、医療体制が逼迫し、病床の確保が困難となっています。また、自宅療養やホテル療養の方も増え、現在の医療現場は危機的な状況であり、感染者を減らすことがこの状況を食い止める唯一の手段です。市民の皆様、事業者の皆様には、これまでも多大な御協力をいただいておりますが、引き続き不要不急の外出自粛や感染防止の徹底をお願い申し上げます。 新型コロナ対策として期待される市内のワクチン接種状況につきましては、8月24日時点で65歳以上の方の1回目の接種率が89.8%、2回目の接種率が87.5%で、希望する高齢者の方の接種をほぼ終えることができました。64歳以下の方の接種率につきましては、1回目を終えた方が45.1%、2回目を終えた方が29.6%となっています。市全体では、1回目を終えた方が60.5%、2回目を終えた方が49.6%となっています。 予約の受付につきましては、基礎疾患をお持ちの方、高齢者施設などに従事している方が7月7日から、60歳から64歳の方は7月13日からそれぞれ開始をし、59歳以下の方は7月13日に接種券を発送し7月17日から開始をいたしました。なお、59歳以下の方は、職域接種の開始や大規模接種会場での接種など、市外での接種の機会があること、また二十歳から30歳代の患者数の増加や40歳から50歳代の重症化等、各年代で様々な課題があるため、年代を分けることなく、接種対象年齢となる全ての方を対象に予約を受け付けています。 また、日本産婦人科学会等が妊婦の方も時期を問わずワクチンを接種することや、夫やパートナーの方にも接種を勧めていること、また、感染した妊婦を受け入れる医療体制の確保が問題視されていることを受け、市では妊婦の方とパートナーや同居中の方について、妊婦等専用枠での予約受付を8月27日から開始いたしました。予約方法は、市内産科医療機関へ直接予約、それ以外の医療機関につきましてはコールセンターへの電話で行い、コールセンター初回受付で175人分の予約を受け付けました。今後は毎週金曜日に予約枠を追加をしてまいります。 現在、国からのワクチン供給量が少ないため、予約が取れるまでお待ちいただくことがありますが、ワクチン供給量に応じて2回の接種分を確保しながら受付を行い、医師会の協力の下、引き続き接種を進めてまいります。 さらに、海外渡航予定がある方を対象に、新型コロナワクチンを接種したことを証明する新型コロナウイルス感染症予防接種証明書、いわゆるワクチンパスポート申請受付を7月26日から開始をし、8月24日時点で145件を交付いたしました。ワクチンパスポートは郵送のほか、ちば電子申請サービス、市民課、各行政サービスセンター保健センターの窓口で受け付けています。 市内事業者の支援と、国が示す新しい生活様式の一つであるキャッシュレス決済の普及促進を目的として、市内の対象店舗キャッシュレス決済をするとポイントの付与を受けられるキャンペーンを実施いたします。実施期間は、9月1日から9月30日の1か月間です。 本キャンペーンは、市内の対象店舗での買い物などにおいてペイペイによる決済をすることで、最大20%がペイペイボーナスとして戻ってくる大変お得なものです。決済1回当たりのボーナス付与上限は1,000円相当、期間中のボーナス付与上限は1万円相当です。本キャンペーンは、ペイペイユーザーであればどなたでも対象となります。ぜひ、この機会に市内で食事や買い物などを楽しんでいただくとともに、市内事業者の支援に御協力ください。 生活の困窮が懸念される低所得の子育て世帯につきましては、国の緊急支援対策である子育て世帯生活支援特別給付金を支給しています。ひとり親子育て世帯に対する給付金につきましては、新型コロナの影響により家計が急変した世帯等の申請を5月から随時受け付けており、8月16日時点において、39世帯53人の児童へ支給いたしました。ひとり親世帯以外の住民税非課税子育て世帯に対する給付金につきましては、令和3年4月分の児童手当または特別児童扶養手当を受給している令和3年度の住民税が非課税である方に対して、7月28日に368世帯639人の児童へ支給いたしました。 なお、新型コロナの影響を受けた方や、高校生相当年齢のみの児童を養育する方などにつきましては、申請していただく必要があります。受付期間は8月2日から令和4年2月28日までとし、順次、支給を行ってまいります。今後も、ひとり親世帯の給付金や、他市町村での受給状況の確認を行いながら支給をしてまいります。 介護保険施設障害福祉事業所等への支援では、新型コロナの影響により事業収入が前年度と比較して減収となった社会福祉事業所を支援するため、我孫子市社会福祉施設感染症対策サービス継続支援金を創設し、82事業所に支援金を交付いたしました。また、集団感染が発生した社会福祉事業所には、我孫子市社会福祉施設集団感染対策支援金を創設し、6事業所に対して支援金を交付いたしました。 次は、通学路の一斉点検についてです。 八街市において、下校途中に5名の児童が交通事故に巻き込まれるという大変痛ましい事故が発生いたしました。本市におきましても、通学路安全対策プログラムに基づき、国・県、警察、各小中学校、市の関係課で構成する通学路安全推進会議により、通学路の安全確保に関する点検及び対策を実施していますが、今回の事故を受け7月2日に教育委員会から市内の小中学校へ通学路の緊急一斉点検の通知を改めて送付し、89件の危険場所について報告がありました。 教育委員会では、以前から把握している場所も含め、報告のあった全ての危険箇所について状況確認を行い、関係課や関係機関への情報共有及び対応についての検討を依頼いたしました。今後も、子どもたちが安全に安心して登下校できるよう、危険箇所の改善について継続的に取り組んでまいります。 次は、東京2020オリンピックパラリンピックについてです。 オリンピック聖火リレーにつきましては、千葉県では公道での聖火ランナーの走行は中止となりましたが、7月3日にはセレブレーション会場である松戸中央公園点火セレモニーが開催されました。我孫子市区間を走行予定だった12名のランナーも参加し、湖北台中、湖北中卒業で高校1年生の2名が区間最終のトーチキスで聖火をつなぎました。 オリンピックに向けては、スロベニア共和国代表女子柔道48キログラム級のマルーシャ・スタンガー選手など3名が7月14日から20日まで、男子テコンドー80キログラム超級のイヴァン・トライコビッチ選手など4名が7月17日から21日まで、それぞれ市内に滞在し、市民体育館武道場トレーニング室事前キャンプを行いました。 また、女子柔道チームの滞在期間中には、オリンピック公式映画撮影チームが、本市での事前キャンプの様子や嘉納治五郎師範の銅像等の撮影を行いました。 さらに、7月25日には、競技を終えたマルーシャ・スタンガー選手スパーリングパートナーとして来日した姉のアニャ・スタンガーさん、オルガコーチの3名と、我孫子中学校中央学院高校柔道部員や、市内の柔道クラブに通う子どもたち25名との事後交流会を実施いたしました。感染症対策のため、子どもたちとの直接の接触は避け、練習の様子などを見てもらいながら実践的なアドバイスをいただく形となりましたが、子どもたちに素晴らしい思い出を残していただきました。マルーシャ選手への質問タイムでは、モチベーションを維持する秘訣や、柔道が上達するために一番大事な練習、柔道の好きな技などの質問が投げかけられました。 なお、事前キャンプから事後交流会まで、選手を含めアテンドした職員や我孫子市国際交流協会通訳ボランティアなど御協力をいただいた関係者から、新型コロナの感染者を出すことなく無事に実施することができました。 8月24日のパラリンピック開会式に先立ち、8月18日に千葉県聖火フェスティバルが開催されました。聖火フェスティバルでは、県内各市町村の目的に沿って採火されたそれぞれの火が一つに集められ、千葉県の火となり、公道での聖火リレーに代えて行われた点火セレモニーを経て、開催都市の東京に送り出されました。 本市におきましては、聖火フェスティバル当日の朝に手賀沼公園で採火式を実施し、我孫子中学校出身で、つくば国際大学春風高等学校2年生、2021年度一般社団法人日本知的障害者水泳連盟国際大会強化指定選手の上村温さんが、市民を代表して平和の灯から採火いたしました。 採火した火は、我孫子市の平和の火として、上村さんの手によって聖火フェスティバル会場市原スポレクパークへ運ばれました。また、千葉ポートタワー前広場で行われた点火セレモニーには、我孫子第二小学校出身で、全国少年少女レスリング選手権大会で4連覇した木村美海さんがランナーとして参加いたしました。 さらに、パラリンピック競技では、我孫子第四小学校、白山中学校出身今井友明選手が、リオデジャネイロパラリンピックに続き、車いすラグビー日本代表として選出されました。競技は8月25日から29日に国立代々木競技場で行われ、見事、2大会連続で銅メダルを獲得されました。大変うれしい報告でありました。 学校連携観戦チケットによる小中学生競技観戦につきましては、1都3県に会場があるオリンピック競技は無観客での開催となったため中止となりました。パラリンピックにつきましては、8月16日に東京都や国際パラリンピック委員会などを含む4者会談が行われ、無観客での開催となりましたが、学校連携観戦チケットによる観戦は、都道府県をまたぐ移動をしないことなどを条件に実施が可能となりました。この方針を受け、共生社会を考えるよいきっかけであり、子どもたちにとっても貴重な体験となることから、観戦を希望し、保護者の同意を得た小中学生と引率者を含めた約390名が、会場となる幕張メッセにおいてシッティングバレーボールとゴールボールを観戦しています。 なお、観戦に当たっては、新型コロナ対策として会場までの移動手段を貸切りバスに変更して実施をしています。 次は、企業が進出・操業しやすい環境づくりについてです。 柴崎地区産業用地整備を行う民間開発事業者を10月から公募するに当たり、事業者の選考、その他必要な事項について審議する我孫子市柴崎地区産業用地整備事業者選考委員会を設置いたします。選考委員会は、学識経験者2名を含め合計6名で構成いたします。 なお、関連する条例の改正及び経費につきましては今議会に上程をしています。 次は、水害対策についてです。 布佐排水区では、県道千葉竜ケ崎線から上流側の雨水幹線整備工事のうち3工区について11月末の完了を目指すとともに、引き続き4工区の整備を進めてまいります。若松地区では、第4排水区3工区の雨水管布設工事を進めます。柴崎排水区の柴崎幹線整備工事2工区は、3か年継続事業の2年目として雨水管の推進工事に着手しており、下流側の推進工事が6月末までに完了いたしました。引き続き、国道6号及び県道船橋・我孫子線の横断部の推進工事を進め、令和4年度の完了を目指します。 市では、床上浸水が多発している地区の水害対策を優先的に進めていますが、工事には多額の費用と長い年月が必要です。今後も、国の交付金を活用しながら引き続き水害に強いまちづくりに取り組んでまいります。 次は、消防力の強化についてです。 中里地区移転整備を進めている(仮称)湖北消防署の開設に向け、公募型プロポーザルにより事業者を選定し、今年度から令和5年度までの予定で設計業務等の委託契約を締結いたしました。地域住民や自治会の皆様への説明、意見交換を行いながら、令和6年度、7年度に予定する工事に向け、事業を進めてまいります。 また、出動件数の増加に対する救急隊と救助隊の増隊に向けた職員と車両等資機材の拡充につきましては、消防審議会から6月に答申を受けました。 なお、消防職員定数の増員に係る条例改正につきましては、今議会に上程をしています。 次は、白山跨線人道橋の整備についてです。 工事につきましては、JR東日本において6月から実施をしています。7月から9月にかけては跨線橋上の交通規制を行いながら作業を進めており、9月以降は夜間を中心に橋の裏側の補修工事を行い、令和4年5月の工事完了を目指しています。 次は、シティプロモーションの推進についてです。 新型コロナの拡大により、リモートワークの進展など就業形態は大きく変化し、住環境の優れた郊外の住宅地が注目されています。こうした機会を捉えて、令和元年に発行した住み替えPRリーフレット「住み替えあびこナビ」を基に、新しい生活様式に対応した改訂版を制作いたします。紙面では、本市と首都圏における直近の地価比較のほか、リモートワーク中の市民の声など、多彩な本市の魅力を写真も交えて分かりやすく紹介していく予定です。 なお、改訂版は民間企業や市内の不動産店舗などに配布し、市の魅力を発信する取組を進めてまいります。 次は、保育環境の整備についてです。 湖北台保育園の園舎建替本体工事は、6月28日付で本契約を締結し、7月30日から工事現場事務所や仮囲い等の整備を行い、現在、わくわく広場の建物の解体を進めています。10月中旬までに建設地内の擁壁工事を完成させ、その後、園舎の建設に着手する予定です。 次は、小学校プール事業民間委託についてです。 民間のプール施設を活用した水泳指導につきましては、湖北台東小学校をモデル校として6月から7月にかけて実施をいたしました。児童の泳力別にグループ分けを行い、スイミングクラブインストラクターが各グループに合った指導を行うことにより、確実な泳力向上につながりました。児童からも、楽しく指導を受けられてよかった、泳ぎが上達してよかった等の声が多く聞かれ、例年に比べて水泳授業に必要な持ち物を忘れる児童や、見学する児童が少ないなど、より積極的に参加する姿が見られました。インストラクターと教員が協力、役割分担することで、児童の安全が確保され、楽しく学ぶことができました。 今後は、水泳指導の継続を第一に考え、児童の泳力向上や教員の負担軽減及び学校プール維持管理費と比較した費用対効果も期待できることから、来年度も民間施設を活用した水泳指導の実施について拡大することを含め検討をしてまいります。 次は、常磐線・成田線の利便性向上についてです。 成田線沿線7市町で構成する成田線活性化推進協議会では、成田線の増発や常磐線特別快速列車の我孫子駅停車などの実現に向けて、毎年JR東日本要望活動を実施しています。今年度は、10月11日に千葉支社、11月1日に東京支社を訪問し、要望活動を実施いたします。 沿線活性化事業では、成田線開業120周年記念事業の一環として絵はがきコンクールを企画し、沿線7市町の小学5年生と中学2年生に参加を促しました。今後は、提出された絵はがきを各市町で審査を行い、優秀賞などを選定いたします。選定した絵はがきは、12月頃に成田線の各駅に展示していく予定です。 また、JR東日本千葉支社と連携し、自転車をそのまま載せられる特別仕様サイクルトレイン、B.B.BASEが10月16日、17日の2日間、総武線両国駅から千葉、成田を経由し、布佐駅までの区間で初めて運行されます。手賀沼周遊初級者コースや手賀沼と印旛沼を結ぶ上級者コースなど3つのサイクリングコースを用意し、訪れたお客様には我孫子をPRするため我孫水やふるさと産品の白樺派のカレーをお土産に配布する予定です。サイクルトレインB.B.BASEの運行を機に、多くの方に御利用いただき手賀沼周辺の豊かな自然環境を知っていただくきっかけづくりとなるよう準備を進めてまいります。 JR東日本東京支社との連携では、秋の我孫子を堪能していただくため、11月17日から21日の5日間、自然と文学を感じる手賀沼散策コースをテーマに、我孫子駅において駅からハイキングを実施し、多くの訪れるお客様に市の魅力をPRしてまいります。 さらに秋のイベントでは、沿線の松戸市、柏市、我孫子市、取手市の4市合同で、上野駅において産直市を開催し、沿線各市の地元野菜やふるさと産品などを出品する予定です。上野方面にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りいただければと思います。 常磐線沿線の8区市とJR東日本東京支社、東京藝術大学の10者で構成するJOBANアートライン協議会では、アートを機軸とした沿線のイメージアップと地域活性化を図るため、今年度は新型コロナの状況を注視しながら、秋に沿線自治体においてアートアンブレラなどを実施する予定です。また、協議会の活動内容をPRするため、上野駅中央改札口2階にある上野駅アートギャラリーを活用してアートアンブレラの展示イベントを開催し、常磐線の魅力向上につなげてまいります。 今後も、常磐線・成田線の利便性向上に向け、JR東日本に対し粘り強く要望活動を継続するとともに、様々なイベントを通し沿線の活性化に努めてまいります。 次は、我孫子駅構内エレベータの整備についてです。 我孫子駅構内のトイレ改修工事につきましては、12月完了予定が大幅に早まり8月1日に供用を開始いたしました。また、エレベータの整備につきましても、JR東日本からは順調に工事が進んでいることが報告されています。今後も、早期の供用開始に向け、JR東日本と引き続き協議を行い、事業を進めてまいります。 次は、(仮称)シャトルバスの実証運行についてです。 市の東西を結ぶシャトルバスにつきましては、秋からの実証運行開始を計画していましたが、新型コロナの影響により、今月には緊急事態宣言が発出され、感染の収束に見通しが立たないことから、一旦、延期とさせていただきます。開始時期は未定ですが、延期期間中においても新型コロナによる生活の変化などを考察し、事業計画の再検討を行ってまいります。 次は、我孫子駅北口自転車駐車場の一時利用設備導入についてです。 現在のゲート式駐輪設備は、設置から22年が経過し、メーカー生産も終了していることから部品調達が不可能で故障時に対応できないため、新たにロック式駐輪設備を導入いたします。今月中に公募型競争入札による事業者を決定し、早期の完成を目指してまいります。 次は、買い物支援事業についてです。 株式会社カスミとの包括連携協定により、高齢者支援事業の一環として8月2日から市内の商業施設が少ない地域を巡回する移動販売が開始されました。販売場所は、湖北、新木、布佐、久寺家地区を中心に、公共施設や自治会館、福祉施設など37か所となっており、地域の要望に合わせて定期的に追加や見直しを行ってまいります。 次は、特別養護老人ホームの整備についてです。 第8期介護保険事業計画・第9次高齢者保健福祉計画に基づき、特別養護老人ホームを整備・運営する事業者を募集したところ、2者から応募がありました。しかし、我孫子市特別養護老人ホーム整備運営事業者募集要領に定めた書類の提出に不備があったため、審査の結果、2者とも失格といたしました。 来年度の選定に向け、改めて十分な申請期間を設けた上で事業者の募集を行ってまいります。 次は、平和事業についてです。 被爆地への中学生派遣事業では、8月9日から11日に市内中学校の代表12名を広島市に派遣いたしました。出発前には、私をはじめ引率の職員、平和事業推進市民会議委員と参加した全ての中学生がPCR検査を行い、陰性を確認した上で広島市を訪問しています。広島平和記念式典への参列や広島市の独自の対応により休館となった平和記念資料館の見学はできませんでしたが、現地でも感染症対策を講じながら、我孫子から持参した千羽鶴を奉納し、原爆ドームや被爆した小学校の資料館の見学、被爆体験講話の聴講などを通して、原爆の恐ろしさと平和の大切さを学ぶことができました。 なお、派遣事業に際し、参加した中学生をはじめ随行した職員等、新型コロナの感染者を出すことなく無事に終了することができました。8月14日には、我孫子市平和祈念式典を原爆被爆者の会と共催で開催いたしました。式典は、手賀沼公園の平和の記念碑前で実施する予定でしたが、当日は悪天候となったため、アビスタにおいて、新型コロナの影響を鑑み、規模を縮小しての開催といたしました。 また、式典終了後の手賀沼とうろう流しも中止としましたが、原爆被爆者の会や平和事業推進市民会議委員、派遣中学生などによって作成された灯籠はアビスタに展示し、参加者それぞれが平和への思いを祈念いたしました。 派遣中学生は、今後、12月5日に、けやきプラザで開催する平和の集いで派遣報告を行うほか、市内の小学校で実施する広島・長崎派遣中学生リレー講座に講師として参加し、戦争や原爆の恐ろしさ、平和の尊さを次世代に伝えてもらう予定です。 次は、市民のチカラまつりについてです。 市民活動団体が力を合わせ、行政、学校、企業、商店など多様な主体と連携しながら実施するまちづくり交流イベントとして、今年度で5回目の開催となります。昨年度は、コロナ禍におけるイベント開催の試みとして、インターネットを活用した市民活動団体との体験講座、団体活動の紹介動画をユーチューブで配信するなど、たくさんの方に御参加いただきました。 今年度は、9月25日、26日に、インターネットを活用した講座のほか、3つの密を避けながらの参加型によるステージ発表等をけやきプラザ、アビスタで開催いたします。 また、7月から令和4年2月にかけては、感染症対策を講じながら市民活動団体による講演会を随時実施いたします。これにより市民活動団体の活動に関心を持っていただき、市民公益活動への参画を促していきます。 次は、移動図書館の整備についてです。 新型コロナの影響で外出の自粛が続く中、児童に読書に親しんでもらい、また調べ学習に必要な資料を学校に貸し出すため、新たな移動図書館車を購入いたしました。車体には子どもたちに人気の手賀沼のうなきちさんをデザインし、10月から巡回する予定で準備を進めてまいります。 次は、都市計画に関する総合調整についてです。 千葉北西連絡道路につきましては、多くの方々に検討内容を知っていただくため、7月に、あびこショッピングプラザ及びアビイクオーレにおいてパネル展を実施いたしました。また、千葉東葛間広域幹線道路建設促進期成同盟会では、早期事業化に向けて国土交通省、財務省に対し要望活動も行いました。今後も、広く市民の皆様への情報提供を行うとともに、市の発展に寄与する道路の実現に向け、国への要望などを継続してまいります。 都市計画マスタープランにつきましては、7月から広く市内外の皆様の意見を募集しており、主に住宅都市としての魅力向上、活力を生み出す土地利用などに関して寄せられた御意見や、千葉北西連絡道路の検討状況を参考とし、見直しを進めてまいります。 次は、手賀沼公園・久寺家線の整備についてです。 6月末に自治会等の地域の皆様へ工事説明会を実施するとともに、近隣の小中学校、幼稚園、保育園に工事のお知らせをし、事業を進めてまいります。国道356号側の工事につきましては7月から着手し、手賀沼公園側の工事は商業施設による支障物の撤去工事が完了したことから、道路整備工事に着手いたします。 また、手賀沼公園・久寺家線と公園坂通りや国道356号との接続部分における車の通行の切替え方法や時期につきましては、安全性に配慮しながら関係機関と協議を進め、切替え工事に先立ち早い時期に自治会等にお知らせするとともに、広報やホームページなどでも周知できるよう調整していきます。 さらに、公園坂通りにつきましては、7月に、沿道にお住まいの方をはじめ広く市内外の方を対象に、整備の方向性に関するアンケートを実施いたしました。我孫子市のシンボルロードのイメージや無電柱化の必要性等について寄せられた御意見を踏まえながら、都市計画マスタープランの中で示す公園坂通りの将来ビジョンの検討を進めてまいります。 次は、道路整備事業についてです。 狭隘な妻子原地区の道路につきましては、電柱を民地に移設することでこれまでよりスムーズな行き違いが可能となるため、東京電力及びNTTによる工事を進めてまいります。 土谷津地区では、道路整備に必要となる用地の取得や雨水管の整備工事を行います。 我孫子駅北口の西原地下歩道ゲートにつきましては、現在、新しいゲートを設置する工事を行っており、9月中の完了を予定しています。 工事に際しましては、自治会等への回覧や看板の設置等により住民へお知らせをしていきます。工事中は御迷惑をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。 次は、下水道事業についてです。 下水道総合地震対策として、湖北台西小学校と布佐南小学校のマンホールトイレ設置工事及び布佐地区と湖北台地区のマンホール浮上防止工事を9月に着手する予定です。 また、下水道未普及地区の整備では、現在、久寺家地区、下ケ戸西側地区、布佐駅東側地区で工事を進めているほか、湖北駅北口地区につきましては9月に着手する予定です。 久寺家1、2丁目地区の不明水対策は、下水道本管について破損箇所からの浸入水を防ぐため、補修工事を9月に着手する予定です。 次は、小中学校コンピュータ教育の推進についてです。 8月までに全小中学校のネットワーク環境の整備及び学習支援ソフトの導入が完了いたしました。2学期からはタブレットを本格的に活用し、インターネットを使った調べ学習をはじめ、児童・生徒同士の考えの共有や教員と児童・生徒が相互にデータの送受信を行うなど、学びを深める学習にも取り組んでまいります。 また、タブレットの持ち帰りや保護者会での説明等を実施し、各家庭でのインターネット接続環境を確認しながら、1人1台のタブレットを活用した学習について検証を重ね、子どもたちに育むべき資質・能力を育成してまいります。 次は、ジャパンバードフェスティバルの開催についてです。 11月6日、7日に予定していたジャパンバードフェスティバルは、新型コロナの影響により7月7日の実行委員会で会場開催の中止を決定いたしました。今年度も、JBFホームページでオンラインコンテンツを配信し、JBFの魅力を発信してまいります。 次は、企画展鳥のチャンピオンについてです。 鳥の博物館では、東京2020オリンピックパラリンピックの開催に合わせて、第88回企画展、鳥のチャンピオンを7月17日から11月28日まで開催しています。鳥類は、その生活のために驚くべき身体の仕組みや能力を持っています。鳥の大きさ、飛翔能力、視力や寿命などについて、鳥の博物館がチャンピオンを選んで、その記録や能力について紹介をしています。コンドルの飛翔標本など、迫力のある展示を行っておりますので、ぜひ御覧いただければと思います。 次は、マイナンバー制度の普及についてです。 8月8日時点の申請人数は6万3,364人、申請率は48.1%、交付人数は5万2,771人、普及率は40.1%となり、県内6番目の普及率となっています。今後も継続して、平日に来庁できない市民の方のために月2回程度の休日開庁を行う予定です。 また、引き続き、令和4年1月から予定している住民票と印鑑登録証明書及び課税証明書のコンビニ交付にマイナンバーカードが必要であることを周知するとともに、タブレットを活用したオンライン申請のサポートなどを行い、普及率の向上に努めてまいります。 なお、マイナンバーカードを被保険者証として活用し、医療機関窓口で資格を確認するオンライン資格確認につきましては、国が実施したプレ運用でデータの不備によるエラーが発生したため、本格運用は当初予定していた3月下旬から延期されていましたが、10月までには開始される予定です。 次は、お休み処についてです。 お休み処は、平成15年の開所から約18年間、高齢者が気軽に立ち寄れる場所として運営を続けてきました。しかし、新型コロナの影響により、令和2年3月より休止して以降、再開のめどが立たない状況のため、我孫子市社会福祉協議会との協議により閉鎖することといたしました。これまで運営に御協力いただいた方々には心から感謝を申し上げます。 なお、お休み処を補完する役割につきましては、きらめきデイサービス事業の中で実施できるよう、我孫子市社会福祉協議会との調整を進めてまいります。 次は、成人式の開催についてです。 令和4年我孫子市成人式は、1月9日に4部制での式典の実施を予定しています。当日は、入場時の検温や手指消毒など新型コロナ対策を徹底するとともに、会場内の密を避けるため式典の様子を1か月程度録画配信する予定です。 なお、録画配信に係る予算につきましては、今議会の補正予算に計上しています。 次は、小中学校の修学旅行等についてです。 市内小中学校の修学旅行と林間学校につきましては、9月12日までの緊急事態宣言が発出されているため、緊急事態宣言期間中に計画されていた修学旅行等は児童・生徒の健康を第一に考え、延期することといたしました。なお、既に1学期に修学旅行等を予定し、2学期以降に延期したことで発生している中学校2校分の修学旅行等の延期に係る料金につきましては、保護者の経済的負担を軽減するため、修学旅行等の延期又は中止に係る追加費用等補助金としての事業費を今議会の補正予算に計上しています。 また、今後の旅行延期等に係る料金が発生した場合につきましても、市として支援をしてまいります。 次は、小中学校の教育環境の整備についてです。 布佐中学校区では、布佐小学校と布佐南小学校が全学年で単学級、布佐中学校が全学年2学級になっています。今後の学校の在り方につきまして検討していくため、7月17日に布佐小学校と布佐中学校、18日に布佐南小学校の保護者を対象に、布佐中学校区の適正規模と学校の在り方についての教育委員会主催の説明会を開催いたしました。参加者は3校合計で54名でした。説明会では、学校施設個別施設計画、学校の適正規模について、昨年度実施したアンケート結果や小中一貫教育などを説明し、質問や御意見を頂戴いたしました。 今後も児童生徒にとって最適な教育環境となるよう広く意見を伺い、児童・生徒数が減少している布佐地区の学校の在り方について、地域の特性に合わせた施設一体型の小中一貫校を含めて検討を進めてまいります。 次は、中学校体育館エアコンについてです。 整備を進めていた中学校のエアコン設置につきましては、8月19日から全ての中学校で利用できるようになりました。現在、部活動などで熱中症対策として有効に活用しています。 次は、リスクマネジメントの推進についてです。 市では、補助金申請事務処理誤りを根絶するため対応策を整備いたしました。対応策の概要は、国や県からの補助金、交付金、負担金等の申請事務について、あらかじめリスクがあることを前提に、一連の事務作業の中にある不適正な事務処理や事務処理誤りが発生する可能性を把握し、内容に応じて個別の対策を講じることとしています。 今年度新たに設置した行政管理課では、各課がリスクの把握からリスクの評価、対策を整備できるよう、共通の様式と標準的なひな形を作成いたしました。この共通の様式等を活用し、不適正な事務処理や事務処理誤りの防止に全庁的に努めています。 また、7月16日には、職員一人一人における意識の向上と組織全体のマネジメント強化を目的として、全ての所属を対象とした研修会を実施し、管理職を含む91名の職員が参加いたしました。 次は、公共施設の老朽化対策についてです。 我孫子市民プラザでは、老朽化した空調設備の更新工事を11月から12月にかけて実施をする予定です。工事期間中は、会議室や和室、フリースペースなど一部の施設が利用できなくなります。 あらき園は、開園後33年が経過し劣化してきた本館棟の屋根及び外壁の改修工事を令和4年2月末までの予定で行っています。 公共施設の工事等に際し、利用者の皆様には御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。 次は、志賀直哉邸書斎の改修についてです。 書斎は、今から100年前の大正10年に志賀直哉氏の設計で建てられたもので、ここで「暗夜行路」などの名作が生み出されました。平成23年度には我孫子市指定文化財となっています。しかし、近年では天井に張られた網代やしっくい壁が剥がれたり、ひさしや土台などに腐食が認められるなど経年劣化が見られるようになりました。このため文化財としての価値を減らさないように保存修理工事を実施することといたしました。工事に当たっては、志賀直哉氏の名作ゆかりの書斎ということで、広く寄附を募って工事費に充てられるよう、9月1日よりクラウドファンディングを実施することとしています。この事業を通じて、多くの方々が志賀直哉邸跡に関心と愛着を持ち、白樺派ゆかりのまちである我孫子を知っていただきたいと考えています。 最後は、総合計画の策定についてです。 現在、総合計画審議会でいただいた市の取組に対する御意見等を参考に基本計画を策定しています。基本計画案につきましては、パブリックコメントなどを通して広く御意見をいただく予定です。 また、令和4年度から第四次総合計画に基づいて実施する事業につきましては、より市民の皆様に分かりやすく、より適正に効果検証ができるよう、現行の事務事業の集約と事務事業評価表の見直しを行っています。約1,300件ある事務事業につきましては、近隣市を参考に目的が同様の事業を集約し、より効果的な事業手法への変更など柔軟に対応できるようにしてまいります。事務事業評価表につきましては、指標の達成状況と費用対効果を中心とした評価をすることで適切にPDCAサイクルを回せるようにしてまいります。 以上で、市政一般報告を終わりますが、各事業の推進に一層の努力をしてまいりますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 引き続き、提案理由の説明をいたします。 議案第1号は、印鑑登録証明書について、令和4年1月4日からマイナンバーカードを使用してコンビニエンスストア等の端末機により交付を受けられることとするとともに、条文を整備するため、我孫子市印鑑条例の一部を改正するものです。 議案第2号は、市長の附属機関として我孫子市柴崎地区産業用地整備事業者選考委員会を設置するとともに、条文を整備するため、我孫子市附属機関設置条例の一部を改正するものです。 議案第3号は、救急救助体制の充実強化のために、消防職員の定数を増員するため、我孫子市職員定数条例の一部を改正するものです。 議案第4号は、大規模改修工事を実施した我孫子市民体育館のメインアリーナ及びサブアリーナについて、受益者負担の適正化のため使用料を改訂するとともに、条文を整備するため、我孫子市民体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するものです。 議案第5号は、我孫子市鳥の博物館事業の充実を図り、博物館の魅力を向上させるため、我孫子市鳥の博物館基金を設置するため、我孫子市鳥の博物館基金条例を制定するものです。 議案第6号は、開発行為により市に帰属した道路及び道路整備事業に係る道路について、交通の利便性の向上及び安全性の確保を図るために、新たに市道路線を認定するものです。 議案第7号は、土谷津地区の道路整備事業により行う我孫子市道の拡幅に当たり、拡幅部分の一部が柏市の区域内に位置することから、公の施設を我孫子市の区域外に設置することについて柏市と協議するものです。 次に、補正予算について申し上げます。 議案第8号は、令和3年度我孫子市一般会計補正予算(第5号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ7億7,700万円を追加し、予算総額を486億2,200万円とするものです。 歳入の主な内容は、地方交付税、国庫支出金、繰越金、市債などを増額し、繰入金などの減額を行うものです。歳出の主な内容は、財政調整基金及び公共施設整備基金への積立金、手賀沼公園・久寺家線道路改良事業に係る工事費などを増額するものです。また、それぞれの款で、4月の人事異動などに伴う人件費の増額及び減額を行っています。 議案第9号は、令和3年度我孫子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ2,029万2,000円を追加し、予算総額を123億8,229万2,000円とするものです。 歳入は、繰越金を増額し、繰入金などの減額を行うものです。歳出は、一般被保険者後期高齢者支援納付金などを増額し、一般被保険者医療給付費納付金などの減額を行うものです。 議案第10号は、令和3年度我孫子市介護保険特別会計補正予算(第2号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ3億7,695万円を追加し、予算総額を114億4,149万2,000円とするものです。 歳入は、国庫支出金、繰越金などを増額し、職員給与費等一般会計繰入金の減額を行うものです。歳出は、介護保険財政調整基金積立金、償還金、一般会計繰出金などを増額し、一般職人件費の減額を行うものです。 議案第11号は、令和3年度我孫子市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ418万円を追加し、予算総額を23億2,118万円とするものです。歳入は、繰越金の増額などを行い、歳出は予備費の増額などを行うものです。 議案第12号は、令和3年度我孫子市下水道事業会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、4月の人事異動などに伴う職員給与費の増減及び企業債の増額などにより、収益的収入及び支出については、既定の予定額にそれぞれ390万円を増額し、資本的収入及び支出については、既定の予定額からそれぞれ653万3,000円を減額するものです。 議案第13号は、令和3年度我孫子市水道事業会計補正予算(第1号)を定めるものです。 今回の補正は、4月の人事異動などに伴う職員給与費の増額により、収益的支出については、既定の予定額に74万7,000円を増額し、資本的支出については、既定の予定額に35万9,000円を増額するものです。 議案第14号から議案第17号までは、令和2年度の一般会計、各特別会計の歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものです。 議案第18号及び第19号は、地方公営企業法第32条第2項の規定により、令和2年度我孫子市下水道事業会計決算及び令和2年度我孫子市水道事業会計決算に伴う剰余金を余剰金処分計算書のとおり処分し、併せて同法30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものです。 報告第1号は、我孫子市一般会計の継続費に係る継続年度が終了したので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものです。 報告第2号は、令和2年度我孫子市財政健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率について地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものです。 報告第3号は、損害賠償の額の決定について専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。十分な御審議の上に御可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(西垣一郎君) 以上で提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △休会の件 ○議長(西垣一郎君) 明日から9月5日までは議案自宅審査のため休会いたします。来る9月6日は午前10時から会議を開きます。本日はこれをもって散会いたします。     午後2時06分散会--------------------------------------- △本日の会議に付した事件 1.会期の件1.会議録署名議員指名1.議案第1号から議案第19号及び報告第1号から報告第3号  (市政一般報告及び提案理由説明)---------------------------------------出席議員 議長   西垣一郎君 副議長  海津にいな君 議員   西川佳克君        野村貞夫君      澤田敦士君        山下佳代君      江川克哉君        芹澤正子君      岩井 康君        高木宏樹君      戸田智恵子君       久野晋作君      内田美恵子君       飯塚 誠君      甲斐俊光君        日暮俊一君      椎名幸雄君        豊島庸市君      佐々木豊治君       坂巻宗男君      早川 真君        木村得道君      茅野 理君        松島 洋君---------------------------------------欠席議員      なし---------------------------------------出席事務局職員      事務局長            中野信夫      次長              大井一郎      次長              海老原 正---------------------------------------出席説明員      市長              星野順一郎君      副市長             青木 章君      教育長             丸 智彦君      水道局長            古谷 靖君      総務部長            廣瀬英男君      (併)選挙管理委員会事務局長      企画財政部長          小林 修君...