多治見市議会 > 2021-08-23 >
08月23日-01号

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  1. 多治見市議会 2021-08-23
    08月23日-01号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 3年  9月 定例会(第4回)議事日程 令和3年8月23日(月曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議第65号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて 第4 報第21号 専決処分の報告について 第5 報第22号 専決処分の報告について 第6 報第23号 専決処分の報告について 第7 認第1号 令和2年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定について 第8 認第2号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第9 認第3号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第10 認第4号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第11 認第5号 令和2年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定について 第12 認第6号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第13 認第7号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第14 認第8号 令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第15 報第24号 令和2年度多治見市基金の運用状況に関する調書の提出について 第16 報第25号 令和2年度多治見市継続費精算報告書の提出について 第17 報第26号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率の報告について 第18 報第27号 令和2年度多治見市財政向上指針の実施状況の報告について 第19 認第9号 令和2年度多治見市水道事業会計決算の認定について 第20 議第62号 令和2年度多治見市水道事業会計利益の処分について 第21 認第10号 令和2年度多治見市下水道事業会計決算の認定について 第22 議第63号 令和2年度多治見市下水道事業会計利益の処分について 第23 認第11号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計決算の認定について 第24 議第64号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計利益の処分について 第25 報第28号 令和2年度多治見市水道事業会計継続費精算報告書の提出について 第26 報第29号 令和2年度多治見市水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について 第27 報第30号 令和2年度多治見市下水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について 第28 報第31号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について 第29 認第12号 令和2年度多治見市病院事業会計決算の認定について 第30 報第32号 令和2年度多治見市病院事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について 第31 議第66号 多治見市個人情報保護条例及び多治見市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するについて 第32 議第67号 多治見市債権管理条例の一部を改正するについて 第33 議第68号 多治見市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正するについて 第34 議第69号 多治見市行政財産の目的外使用に関する使用料徴収条例の一部を改正するについて 第35 議第70号 多治見市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正するについて 第36 議第71号 多治見市陶磁器意匠研究所使用料及び手数料徴収条例の一部を改正するについて 第37 議第72号 多治見市都市公園条例の一部を改正するについて 第38 議第73号 多治見市都市公園条例及び多治見市体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて 第39 議第74号 多治見市道路占用料徴収条例の一部を改正するについて 第40 議第75号 多治見市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて 第41 議第76号 多治見市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて 第42 議第77号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第5号) 第43 議第78号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第44 議第79号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 第45 議第80号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第46 議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号) 第47 議第82号 工事請負契約の締結について 第48 議第83号 物品供給契約の締結について 第49 議第84号 多治見市教育委員会委員の任命について 第50 議第85号 多治見市固定資産評価審査委員会委員の選任について 第51 議第86号 多治見市公平委員会委員の選任について 第52 諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見について 第53 本庁舎建設に関する特別委員会中間報告 第54 休会期間の決定    (第3 提案説明~質疑~委員会付託、第4から第48まで 提案説明、第49から第51まで 提案説明~質疑~委員会付託省略)~討論~表決、第52 提案説明~質疑~委員会付託省略)~討論~表決)     -------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり     -------------------------出席議員(20名)          1番    山田 徹君          2番    片山竜美君          3番    玉置真一君          4番    城處裕二君          5番    奥村孝宏君          6番    吉田企貴君          7番    佐藤信行君          8番    渡部 昇君          9番    寺島芳枝君         10番    古庄修一君         11番    柴田雅也君         13番    若尾敏之君         14番    三輪寿子君         15番    若林正人君         16番    林 美行君         17番    加藤元司君         18番    仙石三喜男君         19番    井上あけみ君         20番    石田浩司君         21番    嶋内九一君     -------------------------説明のため出席した者の職氏名         市長         古川雅典君         教育長        渡辺哲郎君         総務部長       富田明憲君         市民健康部長     澤田誠代君         環境文化部長     若尾浩好君         水道部長       村瀬正一君         会計管理者      藤井 憲君         監査委員事務局長         併選挙管理委員会書記長                    加藤泰治君     -------------------------職務のため出席した事務局職員         事務局長       柚木崎 宏         書記         臼武徹也         書記         虎澤智子         書記         宮地久子         書記         阪野広紀     ------------------------- △開会    午前10時01分開会 ○議長(石田浩司君) ただいまから、令和3年第4回多治見市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。     ------------------------- △諸般の報告 ○議長(石田浩司君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告については、お手元に配付いたしましたので御了承願います。 以上で、諸般の報告を終わります。     ------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(石田浩司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、6番 吉田企貴君、7番 佐藤信行君の両君を指名いたします。     ------------------------- △第2 会期の決定 ○議長(石田浩司君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から9月29日までの38日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は、本日から9月29日までの38日間と決しました。     ------------------------- △第3 議第65号 ○議長(石田浩司君) この際、日程第3、議第65号を議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 提出議案に対する市長の説明を求めます。 市長 古川雅典君。   〔市長 古川雅典君登壇〕 ◎市長(古川雅典君) 令和3年第4回多治見市議会定例会の開会にあたり、議員の皆様には御参集を賜りました。 初めに、新型コロナウイルス感染症関係について御報告を申し上げます。 昨日8月22日現在で、多治見市の感染者数は 708名、1日当たりは21名、10名の後半から20名が、ここのところずっと続いています。 感染力の強いデルタ株に、8割から9割が置き換わったと言われております。若者が重症化するリスクも増えています。このまま感染者が増え続けると、一気に医療体制が逼迫をいたします。 県は、自宅療養ゼロを打ち出しておりましたが、ついに、これも無理になりました。多治見市内にありますトヨタ自動車株式会社多治見サービスセンター研修生宿泊施設T-Villageは、既に満床の状況になっております。昨日で、自宅療養が県内で74名、こういった状況になっております。 古田岐阜県知事は、国に向かって緊急事態宣言を要請いたしました。こういった状況で、先週、東濃5市が1つになって、この新型コロナウイルス感染症に対応しよう、こういった緊急の首長の会議を行いました。多治見市だけではなく、東濃5市が一丸となって感染予防対策に取り組みます。 新たな対策として、多治見市は、公民館や体育館など市有施設を、本日8月23日月曜日から9月12日まで閉館といたします。 8月20日から、国のまん延防止等重点措置区域に多治見市が指定をされました。全ての飲食店に20時までの時間短縮、さらに酒類の提供を行わないことを、9月12日まで要請を行いました。 市長自ら防災無線でもお願いをしておりますが、一人一人ができる最大の感染予防の徹底をお願いいたします。これまで1年半、この対応を行ってきましたが、最も厳しい状況に入っております。 新型コロナウイルスワクチン接種は、希望される高齢者への接種をおおむね終了し、64歳以下の接種が進んでいます。7月は新型コロナウイルスワクチンの供給不足がありましたが、8月からは接種が本格化しています。8月末までには、1回目の接種率が約6割となり、9月末までには、1回目の接種率が7割を超える見込みです。 16歳以上の予約を始めています。小学6年生と中学校、12歳から15歳については、9月14日から予約を開始いたします。12歳から15歳の児童・生徒は、学校での集団接種を計画しました。しかし文部科学省が、個々の意向が尊重されない、いわゆる打たない自由、こういったことが妨げられるということで、集団接種は推奨しないということになりました。したがって、クリニックでの個別接種や公共施設での集団接種を進めてまいります。 引き続き、多治見市医師会、岐阜県立多治見病院、多治見市民病院、この正三角形、トライアングルを大切にし、安全を第一として、スムーズに、かつ確実に、全庁的な体制で接種に対応してまいります。 多治見市民病院の今井院長には、多治見市新型コロナウイルス対策本部会議の定例会議に毎回出席いただいております。医師としての専門的知見と的確なアドバイスをいただき、この難局を乗り切ってまいりました。今後とも今井院長のお力を借り、新型コロナウイルスワクチン接種も含めた対応に邁進をしてまいります。 オリンピック、銅メダルの朗報です。 東京2020オリンピックにおいて、男子ボクシングフライ級日本代表田中亮明選手が、見事、銅メダルに輝きました。多治見市第1号のメダリストの誕生です。市制81年、初めての快挙です。 亮明選手は、朝夕、電車通勤で瑞浪市まで通っておりますが、JR多治見駅の「多治見から金メダル」、この横断幕を見て、地元からの熱いメッセージを感じている、このように発言をしていただきました。 8月15日に開催をしました凱旋報告会では、「地元の応援に背中を押され、力を発揮できた」「地元の人たちがメダル獲得を信じていただいたので、何としてもメダルを持ち帰りたい、こういう思いで戦った」このように述べております。 全ての試合において攻め続ける姿勢を崩さず、見ている人に感動を与えました。その栄誉をたたえ、多治見市から顕彰状を贈呈いたしました。 次に、多治見西高等学校ソフトボール部が、インターハイでの優勝となりました。 メンバー全員の活躍で、強豪ぞろいのブロックを勝ち抜いていった決勝でございます。 同校のソフトボール部は、69年の歴史の中、何度も何度も準優勝で止まっていました。立ちはだかる壁を突き抜け、悲願の初優勝です。日本一を実現した、このすばらしい伝統を継承することをお願いいたします。 土岐川・庄内川流域治水について御報告を申し上げます。 今般、多治見市において、堤防高が不足する土岐川豊岡地区堤防かさ上げ工事を、庄内河川事務所が実施することとなりました。工事期間は令和3年から令和5年までの3か年です。 多治見橋から昭和橋の右岸 450メートル、左岸 100メートル、ここにおおむね50センチメートルから90センチメートルの特殊堤、専門用語でパラペットと申しますが、これを国土交通省が設置をしてくれます。 この区間は、土岐川護岸にタイルを使用し、多治見らしさを残しています。水害対策として護岸整備をすることにより、市民の安全を守り、市のど真ん中の川を使ったまちをつくりたい。また、かわまちづくりの協議会を中心として、記念橋上流部において、市民の力、多治見市の特徴を生かした、魅力あるかわまちづくりを進めてまいります。 それでは、議案の説明に入ります。 本定例会には、決算24件、条例12件、補正予算5件、人事は諮問も含め4件、その他で合計50件を提案しております。 初めに、議事日程上、議第65号の説明をさせていただきます。 議第65号は、多治見市手数料条例の一部を改正するもので、法改正に伴うものでございます。 詳細については、総務部長から説明をいたします。 ○議長(石田浩司君) 引き続き、議案の詳細について総務部長の説明を求めます。 総務部長 富田明憲君。   〔総務部長 富田明憲君登壇〕 ◎総務部長(富田明憲君) 議案の詳細を説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 それでは、議案集の1号冊の32ページをお願いします。12号冊は5ページをお願いします。 議第65号 多治見市手数料条例の一部を改正するについてでございます。 いわゆるマイナンバー法の改正により、J-LIS地方公共団体情報システム機構がマイナンバーカードの発行手数料を徴収することとされました。現在、カードの発行手数料については、当初分は無料、再発行分は市が 800円を徴収しておりますが、法改正に伴い、再発行手数料の規定を削除するものでございます。 施行日は法の施行日と同じ令和3年9月1日で、会期途中での施行が必要となってまいります。よろしくお願いいたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 議第65号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) ただいま議題となっております議第65号は、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、厚生環境教育常任委員会へ付託いたします。     ------------------------- △第4 報第21号から第48 議第83号まで
    ○議長(石田浩司君) この際、日程第4、報第21号から日程第48、議第83号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 提出議案に対する市長の説明を求めます。 市長 古川雅典君。   〔市長 古川雅典君登壇〕 ◎市長(古川雅典君) 続きまして、認第1号から認第8号まで、一般会計と特別会計の合計8会計の令和2年度決算の認定です。 一般会計の歳入総額、歳出総額及び実質収支額が、過去最大となりました。この要因は、新型コロナウイルス感染症対策 121億円や大型事業である駅南市街地再開発、小泉小学校建て替え食育センター建設及び小学校・中学校のGIGAスクールによるものです。 歳入は、対前年度比32.5%の増、 570億円余です。歳出は、対前年度32.3%増の 521億円余です。実質収支は、37億 9,200万円となりました。 増加の要因は、市職員の努力による経費削減、新型コロナウイルス感染症の影響による医療の受診控えやイベントの中止や規模縮小によるものです。 財政調整基金の減少や起債残高の5年ぶりの増加により、財政判断指数は、やや悪化となりました。 次に、条例関係です。 本議会では使用料・手数料に関する条例改正を9件提案しています。 本来、昨年度が4年に一度の使用料・手数料の見直しの年でした。しかし、こうしたコロナ禍を含め、1年間見送りとしました。本年度、見直しに向けた検証を行った結果、使用料は半数以上について引上げが必要であり、手数料も引上げが必要なものが多数あります。 しかし、こうしたコロナ禍で経済状況が疲弊をしている、こういうようなことから、全体的な使用料・手数料の見直し、いわゆる値上げについては、政治的判断として行わないとこのように決定いたしました。今回は、極めて限定的な見直しにとどめることとします。 主に事業者が負担する道路占用料について、近隣の都市と比べて著しく低くなっておりましたので、これを適正化します。 また、世界的にも認知度が高い本市の陶磁器意匠研究所ですが、類似機関と比べると、非常に授業内容は卓越しておりますが、金額が高いというようなことで、研修生の人数が減少をしております。実習料を類似機関と同等に引き下げる、こういった提案をさせていただきます。 補正予算についてです。 一般会計補正予算総額は6億 5,000万円余。うち、新型コロナウイルス関連予算として1億 7,000万円余を計上し、新型コロナウイルスワクチン接種を着実に進め、また、影響を受けている市民や事業者を支援してまいります。 令和3年度当初予算編成において、財源確保のために例年以上に起債を増額するなどの対応をしました。令和2年度決算による剰余金が想定以上に発生しました。今般の一般会計補正予算で、この剰余金を使って例年ベースに戻してまいります。 一般会計の補正予算については、次のとおりです。 6月議会では、ビューティーGOという仮称でお話をしましたが、新型コロナウイルス対策というようなことで洒落テGO、これが正式、仮称の名前でございます。新型コロナウイルス感染症の影響を受けている理容・美容・花屋さん、こういったところに、洒落テGOにより支援を行います。 国内外での美濃焼や多治見の魅力を発信してまいります。 本年6月に友好交流覚書を交わしました中国四川省キュウライ市から、来年2月15日にオープン予定の同市のキュウ窯遺跡博物館、ここの中に、美濃焼を販売するスペースを無償で提供していただくことが決定いたしました。展示スペースを設営する多治見陶磁器卸商業協同組合設計費用等を補助いたします。 広さは、セラミックパークMINO国際展示場、あの広さとほぼ同等の場所を、一般の商業の皆さん、中国の商業関係の皆さん、個人向けに売る、こういうようなことについて、キュウライ市と協定を進めております。 次に、「やくならマグカップも」第2期の放送が10月からスタートいたします。アニメとコラボの企画や観光PR動画を作成いたします。 次に、星ケ台運動公園の改修整備です。 昨年の9月、市長自ら大きな公共事業については財源の見通しが厳しいというようなことで、同事業についてはローリングを行いました。当初予算で先送りとなった星ケ台運動公園の改修整備について、財源のめどが立ったというようなことから、今年度、基本設計を行います。 次に、かわまちづくりです。 土岐川かわまちづくりの計画策定にあたり、事前評価するためのイベントができるよう河川敷の広場にトイレや給水設備を整えます。 具体的には、特別養護老人ホームビアンカ裏の大きな広場、ここを使って、かわまちづくりの実証実験を行おう。民間主導でこういった計画が、今、進められております。 次に、公立幼稚園で、初めて医療的ケア児の通園環境、いわゆる受入れを行います。 来年令和4年4月1日から、医療的ケア児2名が精華小学校附属愛児幼稚園に通園できるよう、施設整備を行います。デッキ拡張等の環境整備を行います。これに対応する看護師を採用試験で2名、しっかり採用するというようなことが、今、内定をしております。 次に、 3,000万円の御寄附を頂きました。 名前はどうしても伏せてほしいというようなことで、匿名の個人から 3,000万円の御寄附、このうち 2,000万円を奨学基金に積み立て、新たに奨学生4名分を増やすことといたします。 最後に、新しく進めております笠原小学校中学校一貫校、これに対する通学路、非常に狭隘であるというようなことと、古くなった横断歩道がかかっています。この横断歩道を撤去をする。道路幅を可能な限り広げる、こういうようなことで測量設計に着手をいたします。 この件については、地元の皆さんに事前に説明をしながら了解を得て、笠原小学校中学校新校の新しい通学路、こういったものについてはしっかり整備を行ってまいります。 人事案件以外につきましては、詳細については総務部長から説明をいたします。 ○議長(石田浩司君) 引き続き、報第21号から報第23号までの議案の詳細について総務部長より説明を求めます。 総務部長 富田明憲君。   〔総務部長 富田明憲君登壇〕 ◎総務部長(富田明憲君) それでは、議案集の1号冊、1ページをお開きください。12号冊、議案説明資料も1ページをお願いします。 初めに、報第21号 専決処分の報告についてでございます。 工事請負契約の変更について、令和3年6月15日に専決処分いたしましたので御報告するものです。 TSUCHIYA・新興特定建設工事共同企業体との(仮称)多治見市食育センター建設工事建築工事の契約について、地盤改良工事の変更などにより 873万 7,300円の増額変更を行ったものでございます。 次に、1号冊、2ページをお願いします。 報第22号 専決処分の報告についてでございます。 損害賠償の額を定めた令和3年6月1日の専決処分の報告です。 令和3年5月20日に平和町の診療所において、消防署職員が救急搬送をする際に、ストレッチャーを玄関の自動ドア枠に接触させたもので、損害賠償額は3万 1,680円でございます。 次に、1号冊、3ページをお願いします。 報第23号 専決処分の報告についてでございます。 損害賠償の額を定めた令和3年6月14日の専決処分の報告です。 令和3年3月23日に陶都創造館前の交差点において、職員の運転する公用車が南側から左折しようとした際に、西側から来た普通自動車と衝突しフェンダー等を破損させた事故で、損害賠償額は30万 5,340円、市の過失割合は50%でございます。 私からの説明は、一旦、これで終わらせていただきます。 ○議長(石田浩司君) 引き続き、認第1号から報第27号までの議案の詳細について会計管理者の説明を求めます。 会計管理者 藤井 憲君。   〔会計管理者 藤井 憲君登壇〕 ◎会計管理者(藤井憲君) 私からは、認第1号から認第8号までの決算認定及び報第24号から報第27号までの決算報告につきまして、一括して御説明申し上げます。 なお、これらの決算につきましては、8月3日から5日までの3日間、監査委員による審査を受けたものでございます。 それでは最初に、決算の概要について説明させていただきます。 4号冊、 181ページをお開きください。 会計別の決算額総括表でございます。表中央の決算額(B)欄を御覧ください。 一般会計と特別会計の総額は表の一番下、合計欄で、歳入が 791億 7,688万 5,458円、歳出が 737億 3,611万 2,503円、差引額が54億 4,077万 2,955円です。その右側、前年度決算額との比較では、歳入が 134億 468万 3,777円の増、歳出が 120億 6,306万 1,796円の増、差引額では13億 4,162万 1,981円の増加となりました。 令和2年度は新型コロナウイルス感染症対応により、歳入歳出ともに金額が大きく動きまして、一般会計の決算規模は、歳入総額 570億円余り、歳出総額は 521億円余りと、いずれも過去最大となりました。 続きまして、財政に関する指標等について説明いたします。 同じく4号冊、 202ページの市町村台帳を御覧ください。 中段右側の太枠の財政指数につきまして、上から5番目、財政力指数は、基準財政収入額、基準財政需要額ともに増加しまして、平成30年度から令和2年度の3年平均は0.73で、前年より0.01ポイント悪化しました。 その2つ下の公債費負担比率は11.4%で、前年より 1.3ポイント改善いたしました。 次に、 203ページをお願いします。 性質別歳出の状況の主なものですが、一番上、義務的経費のうち人件費は66億 4,682万 2,000円で、前年度より4億 1,147万 5,000円増加しました。これは制度改正による賃金を会計年度任用職員人件費にて計上したことによるもの等になります。 次に、中ほどの普通建設事業費は82億 7,313万 6,000円で、多治見駅南の再開発事業や小泉小学校や食育センターの建設事業などにより、前年度より14億 6,943万 5,000円の増加となっております。 次に、表の真ん中、右の太枠の中、経常収支比率は目標値の88.0を達成し87.9%となっております。退職手当等の経常経費が減少したため、前年度より 0.4ポイント改善いたしました。 以上、決算の概要説明とさせていただきまして、続いて、会計ごとの決算内容を説明させていただきます。 最初に、認第1号 令和2年度多治見市一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 4号冊の 182ページ、一般会計歳入決算状況に関する調べを御覧ください。 歳入から説明いたします。 左から3つ目の収入済額(C)について、主なものを説明いたします。対前年度増減額は、表の右から2つ目の欄を御覧ください。 一番上、1款市税は、企業誘致の効果や収納率の高水準の維持等があるものの、新型コロナウイルス感染症の影響による法人市民税等の減少により、 150億 9,783万 4,692円です。 7款地方消費税交付金は、令和元年10月からの消費税率の引上げにより増加をいたしまして、23億 5,189万 2,000円です。 14款分担金及び負担金は、幼児教育・保育の無償化による保育料の減少等によりまして、2億 2,514万 9,945円となりました。 16款国庫支出金 183億 5,300万14円は、小泉小学校や多治見駅南再開発の建設事業などと、新型コロナウイルス感染症の定額給付事業の交付金 110億円等によりまして、 137億 2,446万 4,871円の増加となりました。 23款市債は、小泉小学校の建設事業債や減収補てん債などの増加により、42億 7,966万 6,000円となりました。 なお、6款の法人事業税交付金と9款環境性能割交付金は令和2年度からの新規、一番下にあります自動車取得税交付金は令和元年度にて終了をいたしました。 以上、合計は、収入済額が 570億 9,130万 2,562円、不納欠損額 1,999万 7,807円、収入未済額41億 3,184万 3,467円となりました。 次に、歳出でございます。 同じく4号冊の 190ページ、一般会計歳出決算状況に関する調べをお願いします。 左から2つ目の支出済額(B)の欄と、右から2つ目の対前年度増減額を御覧ください。 2款総務費につきましては、 146億 6,395万 8,329円。これは、1人10万円の特別定額給付金や新生児特別定額給付金などの新型コロナウイルス感染症関連事業等により 100億 9,195万 1,311円の増加となりました。 3款民生費は、子育て世帯への臨時給付金事業、ひとり親世帯臨時特別給付金が新規で増額となりましたが、児童手当等の減少や小泉交流センター建設事業の終了などによりまして、 138億 2,737万 2,443円です。 7款商工費は、美濃焼ミュージアムや産業文化センターの施設整備費が減少しましたが、企業誘致費等の増加や緊急経済対策関係費の新規増額等により、13億 7,099万 4,601円です。 8款土木費は、41億 7,284万 9,483円となりまして、多治見駅南再開発事業が増加しましたが、下水道事業会計への負担金補助金・市営住宅施設整備費の減少等によりまして、1億 9,937万 8,922円の減少となりました。 10款教育費は、小泉小学校と食育センターなどの大型建設事業に加えまして、GIGAスクール構想事業などで19億 4,289万 5,593円増加しまして、87億 7,786万 2,851円となりました。 以上、合計は、支出済額 521億 9,664万 7,959円、翌年度繰越額47億 2,272万 5,947円、不用額は32億 7,420万 4,822円となりました。 次に、3号冊、99ページをお願いいたします。 一般会計の実質収支に関する調書でございます。 3の歳入歳出差引額は48億 9,465万円 4,000円、ここから、4、翌年度へ繰り越すべき財源11億 269万 3,000円を差し引いた37億 9,196万 1,000円が5の実質収支額となりました。 6、財政調整基金への繰入額は19億円で、残額18億 9,196万 1,000円を令和3年度へ繰り越しました。 続きまして、特別会計について説明をいたします。 4号冊18ページをお願いいたします。 会計別決算額総括表を御覧ください。決算額(B)の欄で説明をいたします。 認第2号 令和2年度多治見市南姫財産区事業特別会計歳入歳出決算の認定についてです。 歳入合計は 2,307万 8,516円、歳出合計は 1,599万 7,574円です。 次に、認第3号 令和2年度多治見市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 歳入歳出額ともに 3,302万 4,397円で、差引額はゼロ円でございます。 次に、認第4号 令和2年度多治見市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定についてです。 歳入合計 5,511万 7,952円、歳出合計 4,550万 4,864円で、差引額 961万 3,088円となりました。 次に、認第5号 令和2年度多治見市営住宅敷金等特別会計歳入歳出決算の認定についてです。 歳入歳出額はともに 772万 9,445円で、差引額はゼロ円でございます。積立て18件、返還が40件でございました。 次に、認第6号 令和2年度多治見市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてです。 歳入合計 105億 5,171万 4,396円、前年比5億 8,000万 6,436円の減少です。 歳出につきましては、合計額 104億 4,028万 743円、前年比5億 8,704万 315円の減少です。差引額は1億 1,143万 3,653円です。 被保険者数は、前年比 327人減の2万 2,356人、11世帯増の1万 4,277世帯でした。 次に、認第7号 令和2年度多治見市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 歳入合計98億 2,918万 4,209円で、前年比2億 8,096万 1,793円の増加となりました。 歳出合計は94億 4,662万 6,540円で、居宅介護サービス費の増加等によりまして、前年比1億 8,657万 651円の増加です。差引額は3億 8,255万 7,669円となりました。 次に、認第8号 令和2年度多治見市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 歳入合計は15億 8,573万 3,981円、歳出合計は15億 5,030万 981円で、差引額 3,543万 3,000円です。 被保険者数は、 108人増の1万 6,828人となりました。 以上が、令和2年度の一般会計、特別会計決算の説明とさせていただきます。 詳細については、3号冊の各会計決算の事項別明細書、4号冊の成果報告書、 181ページ以降にあります附属資料を御覧願います。 次に、報第24号 令和2年度多治見市基金の運用状況に関する調書の提出についてです。 3号冊の 185ページをお願いいたします。 土地開発基金は、土地の処分が 2,657万 6,000円、取得が 407万 9,000円、年度末の現金は20億 9,950万 9,000円となりました。 次に、国民健康保険高額療養費貸付基金と介護保険高額介護サービス費等貸付基金は、令和2年度の貸付け、返還はありませんでした。 一番下、一般旅券収入印紙等購買基金は、年度末の現金と証紙の合計額が 600万円となっています。 それでは、1号冊の13ページをお願いいたします。 報第25号 令和2年度多治見市継続費精算報告書の提出についてです。 14ページ、15ページに掲げておりますとおり、一般会計で2件、介護保険事業特別会計で1件、継続事業が終了したものを報告するものでございます。 次に、同じく16ページ、報第26号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率の報告についてです。 令和2年度決算の健全化判断比率のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、実質収支が黒字であることから、また、将来負担比率についても充当可能な財源が将来負担総額を上回るため、比率は算出されませんでした。 実質公債費比率は、公債費に充てることができる財源等が公債費を上回りますので、マイナス 3.7%となります。 次に、同じく17ページ、18ページ、報第27号 令和2年度多治見市財政向上指針の実施状況の報告については、1、収入の増加及び支出の抑制について、収納率は高い水準を維持しております。経常経費は、扶助費の増加で前年度より、 3.4億円ほど増えております。 2、市債残高の上限では、一般会計で負担すべき市債残高、市債の実残高とも前年度より増加いたしました。 3、基金の適正な管理では、目標値について(1)から(5)の基金全て達成、または達成見込みでございまして、(5)の地域振興基金の処分額は 0.8億円となりました。 私からの説明は以上です。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 引き続き、認第9号から報第31号までの議案の詳細について水道部長の説明を求めます。 水道部長 村瀬正一君。   〔水道部長 村瀬正一君登壇〕 ◎水道部長(村瀬正一君) 私からは、認第9号から報第31号までの水道事業、下水道事業、農業集落排水事業の決算に関することについて、一括して説明させていただきます。 まず、認第9号 令和2年度多治見市水道事業会計決算の認定についてです。 6号冊、18ページの上の表を御覧ください。 最初に、令和2年度の業務概要でございます。 給水人口は10万 8,874人、前年度比マイナス 886人、給水件数は4万 2,778件、前年度比プラス73件となりました。給水人口は減っておりますが、件数は微増している現状であります。 年間配水量は 1,307万 6,073立米、前年度より 5,753立米増えております。年間給水量は 1,170万 4,441立米で、前年度より20万 8,285立米増という結果となりました。有収率は 89.51%で、令和元年度より1.55%改善された結果となりました。 次に、1ページに戻り、上の表、収益的収入及び支出の収入の部を御覧ください。 第1款水道事業収益の決算額は26億 1,185万 5,508円となり、前年度と比べ 9,984万円ほどの増収となりました。これは、給水量の増加と受託工事収益に伴うものであります。 次に、下の表の支出の部、第1款水道事業費用の決算額は23億 5,697万 7,703円となり、前年度と比べ 3,431万円ほどの増となりました。大部分が受託工事費による支出となります。 次に、2ページの上の表、資本的収入及び支出の収入の部を御覧ください。 第1款資本的収入の決算額は1億 8,465万 9,034円で、前年度に比べ 4,800万円ほどの増収となりました。管路耐震化に伴う国からの補助金と企業債の増額によるものであります。 下の表の支出の部、第1款資本的支出の決算額は8億 2,667万 3,346円で、前年度より1億 3,500万円ほど増額しております。これは有収率向上のため、老朽管更新を強化したためであります。 差し引き不足する額6億 4,201万 4,312円につきましては、過年度損益勘定留保資金等にて補填いたしました。 続きまして、3ページを御覧ください。水道事業損益計算書であります。 下から4行目、当年度純利益は、昨年度より 5,160万円ほどの増収となりまして、1億 9,137万 3,384円の黒字となりました。これは、大きな1番の部分になります営業収益、こちらが昨年度よりも 6,700万円ほど増収となったことが大きく影響しております。 続きまして、6ページから7ページの貸借対照表につきましては、また御確認のほうをお願いいたします。 総括としましては、決算は18年連続の黒字となりました。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により水道の使用量が前年度より20万 8,000立米ほど増え、給水収益は増加しました。また、有収率が向上し支出が減少したことも、黒字の要因となりました。 使用量の増加については、コロナ禍による一過性のものでありまして、今後給水人口が減少している中、今年度以降、増収は見込めません。 計画的に管路を更新し、低下した有収率を令和5年度末までには91%以上に向上させることで不要な支出を抑え、水道事業の健全経営を継続的に運営できるように努めてまいります。 次に、議第62号 令和2年度多治見市水道事業会計利益の処分についてです。 1号冊の20ページ、6号冊の5ページを御覧ください。 多治見市水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、令和2年度の未処分利益剰余金2億 1,898万 2,425円につきましては、全額を減債積立金へ積み立てさせていただきたいので、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、御議決をお願いいたします。 次に、認第10号 令和2年度多治見市下水道事業会計決算の認定についてです。 7号冊の19ページを御覧ください。 令和2年度の業務概要でございます。 整備区域内人口は10万 4,055人、水洗化人口は9万 7,488人で、整備区域内水洗化率は93.7%と、昨年度より 0.3ポイント上昇しました。 年間汚水処理水量は 2,134万 960立米、年間有収水量は 1,055万 6,275立米でありました。昨年度と比較し年間有収水量は25万 4,842立米、約 2.5%ほど増加しました。 次に、1ページに戻り、上の表の収益的収入及び支出の収入の欄を御覧ください。 第1款下水道事業収益は、決算額35億 3,629万 7,170円となり、昨年度決算額よりも1億 2,000万円ほどの減収となりました。 次に、下の表の支出、第1款下水道事業費用は、決算額32億 7,074万 9,395円となりました。前年度より1億 8,800万円ほど減額となっておりますが、これは維持管理のための営業費用が削減できたためであります。 次に、2ページの上の表、資本的収入及び支出の収入の部を御覧ください。第1款資本的収入の決算額は、9億 9,368万 1,900円となりました。 下の表の支出の部、第1款資本的支出の決算額は、21億 4,038万 6,707円となりました。 収入・支出とも前年度より2億円ほど増えておりますが、これは補助対象事業の増加と、それに伴う国庫補助金の増加によるものであります。不足する額11億 4,670万 4,807円は、損益勘定留保資金等で補填いたしました。 続きまして、3ページの損益計算書をお願いいたします。 下から4行目、当年度純利益は2億 1,178万 3,587円となり、黒字決算となりました。この中には、表の真ん中付近にありますが、大きい3番で営業外収益、(2)長期前受金戻入、これは現金を伴わない収益でありますが、この収益が含まれることによるものであります。 続きまして、6ページから7ページにつきましては、貸借対照表を載せておりますので、御確認のほうをお願いいたします。 総括としましては、今年度は水道の給水量の増加に伴いまして営業収益の増加や、降雨災害が昨年度は少なかったということもありまして、ポンプ等の動力費の減少などにより、昨年度に引き続き事業収益は黒字となりました。しかし今後は、下水道の利用人口の減少に併せ、料金収入も減少してまいります。また、施設の老朽化も進み、今後の更新費用は増加してまいります。 市民の衛生的な生活を守るために計画的に事業を推進し、長寿命化・耐震化を進めつつ、健全経営が維持できるよう努めてまいります。 次に、議第63号 令和2年度多治見市下水道事業会計利益の処分についてです。 1号冊の22ページ、7号冊の5ページをお願いいたします。 多治見市下水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、令和2年度の未処分利益剰余金2億 1,178万 3,587円につきましては、全額を自己資本金へ組み入れさせていただきたいので、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、御議決をお願いいたします。 次に、認第11号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計決算の認定についてです。 8号冊の11ページを御覧ください。 最初に、令和2年度の業務概要でございます。 整備区域内人口は 130人、水洗化人口は 129人、整備区域内水洗化率は99.2%、年間汚水処理水量は1万 3,435立米となりました。昨年度から大きな変動はありませんでした。 次に、1ページに戻り、上の表の収益的収入及び支出の収入の部を御覧ください。 第1款農業集落排水事業収益の決算額は 1,615万 9,482円、下の表の支出の部ですが、第1款農業集落排水事業費用の決算額は 1,171万 6,846円となりました。 次に、2ページを御覧ください。資本的収入及び支出です。 収入はゼロ円に対して、支出は第1款の資本的支出、決算額は 768万4円となりました。不足する額 768万4円は、損益勘定留保資金及び当年度利益剰余金で補填いたしました。 続きまして、3ページの損益計算書をお願いします。 下から4行目、当年度純利益は 444万 2,636円と黒字決算になりました。これは、表の真ん中付近の大きな3番、営業外収益、(2)他会計補助金、こちらは一般会計からの補助金による収益が要因となっております。 次に、6ページから7ページにつきましては、貸借対照表を載せておりますので、御確認のほどよろしくお願いいたします。 総括としましては、一般会計からの繰入金があるために純利益 444万円ほどありましたが、廿原地区につきましては市街化調整区域であり、水洗化人口の増加は見込めません。施設につきましては、供用開始後20年が過ぎておりますが、日常点検を行い、現状維持に努めております。 収益の増加は見込めませんが、今後も施設の延命化に努め、持続的で安定した農業集落排水サービスの提供に取り組んでまいります。 次に、議第64号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計利益の処分についてです。 1号冊の24ページ、8号冊の5ページを御覧ください。 多治見市農業集落排水事業剰余金処分計算書(案)のとおり、令和2年度の未処分利益剰余金のうち 263万 888円については自己資本金へ組み入れ、残りの 181万 1,748円については繰越利益剰余金とさせていただきたいので、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、御議決をお願いいたします。 次に、報第28号 令和2年度多治見市水道事業会計継続費精算報告書の提出についてです。 1号冊の26ページ、27ページを御覧ください。 27ページの記載のとおり、継続事業が完了しました滝呂台配水池更新事業(建設工事)につきまして、実績を報告するものであります。 次に、1号冊、28ページから30ページを御覧ください。 28ページ、報第29号 令和2年度多治見市水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、29ページ、報第30号 令和2年度多治見市下水道事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、30ページ、報第31号 令和2年度多治見市農業集落排水事業会計決算に基づく資金不足比率の報告について、3事業とも地方公共事業団体の財政の健全化に関する法律の規定により計算したところ、資金不足はないという結果になりましたので、3事業とも資金不足比率の欄には、バーを記載して報告するものであります。 なお、3事業とも監査委員の審査意見につきましては、10号冊の多治見市公営企業会計決算審査意見書に記載されておりますので、御参照下さい。 水道部からの説明は以上となります。御審議賜り、御認定及び御議決をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(石田浩司君) 引き続き、認第12号及び報第32号の議案の詳細について市民健康部長の説明を求めます。 市民健康部長 澤田誠代君。   〔市民健康部長 澤田誠代君登壇〕 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 私からは、認第12号 令和2年度多治見市病院事業会計決算の認定についてを、9号冊の多治見市病院事業会計決算書により説明いたします。 初めに、8ページの多治見市病院事業報告書を御覧ください。 多治見市民病院は、社会医療法人厚生会による指定管理者制度に移行し11年、また現在の新しい病院での診療を開始してから8年半が経過いたしました。 令和2年度も引き続き、愛知医科大学病院との連携強化を図り、11月に腎臓移植外科を新たに開設して、診療科を30科といたしました。また、6月には回復期リハビリテーション病棟を40床から50床に増床し、全体の稼働病床数は 248床となりました。 新型コロナウイルス感染症の対応として、4月から帰国者・接触者外来を開始しました。また新型コロナウイルス感染症専用病床を確保し、患者の受入れを行いました。 患者数につきましては、10ページの患者取扱状況のとおり、コロナ禍による受診控えから外来は減少しましたが、入院は令和元年度より増加しております。 1ページに戻り、令和2年度多治見市病院事業決算報告書を御覧ください。 (1)収益的収入及び支出の収入で、病院事業収益の決算額は6億 744万 3,439円となりました。内訳として、病院医業収益 8,627万 4,870円は、政策的医療のうち救急医療、保健衛生事業に係る一般会計負担金が主な内容です。医業外収益5億 2,116万 8,569円は、政策的医療のうち小児医療、リハビリテーション医療と企業債償還の利子分に係る一般会計負担金が主な内容です。 次に、支出の病院事業費用の決算額は、6億 2,315万 1,111円となりました。内訳として、病院医業費用5億 5,822万 3,270円は、政策的医療負担金と減価償却費が主な内容です。医業外費用 6,492万 7,841円は、企業債償還に係る利子分が主な内容です。 次に、2ページを御覧ください。 (2)資本的収入及び支出の収入で、資本的収入の決算額は3億 5,842万 1,330円となりました。内訳として、企業債1億 3,340万円は、循環器動画レポートシステム一式や臨床用ポリグラフアブレーション仕様一式等、計13点の医療機器購入にあたり、企業債の借入れを行ったものです。 負担金1億 1,251万 665円は、主に企業債の元金償還に係る一般会計の負担金です。その他の1億 1,251万 665円は、企業債の元金償還に係る指定管理者の負担金です。 次に、支出の資本的支出の決算額は3億 5,842万 1,330円となりました。内訳として、建設改良費1億 3,341万 4,160円は、循環器動画レポートシステム一式ほか、企業債対象の機器の購入費です。企業債償還金2億 2,500万 7,170円は企業債元金分の償還金です。 3ページ以降に、損益計算書、貸借対照表、附属書類を添付させていただいております。また、10号冊68ページ以降に、監査委員による決算審査意見書も添付させていただいておりますので、併せて御確認願います。 最後に、一般会計からの繰入金について、改めて16ページの病院事業収益費用明細書で説明いたします。また、配付資料の病院事業会計の決算に係る参考資料も併せて御覧ください。 初めに、病院事業収益の病院医業収益一般会計負担金 7,583万 4,010円は、政策的医療の救急医療と保健衛生事業分になります。 医業外収益の一般会計補助金1億 8,191万 7,500円は、経営支援補助金1億 7,000万円が主なものです。その下の一般会計負担金1億 3,239万 145円の内訳は、企業債償還の利息分が 2,335万円余りと残りの1億円余りが政策的医療の小児医療とリハビリテーション医療分になります。したがって、令和2年度の政策的医療の合計としては1億 8,487万円となりました。 次に、18ページ、資本的収入の負担金、一般会計負担金1億 1,251万 665円のうち、1億 1,250万円余りが企業債償還金の元金分です。 以上が令和2年度の一般会計からの繰入金で、合計しますと5億 165万円余りとなりました。 以上をもちまして、令和2年度多治見市病院事業会計決算の提案説明とさせていただきます。 次に、報第32号 令和2年度多治見市病院事業会計決算に基づく資金不足比率の報告についてを説明いたします。 1号冊の31ページを御覧ください。 病院事業会計に資金不足はなく、令和2年度多治見市病院事業会計決算に基づく資金不足比率をバーで報告するものでございます。 御審議賜り御認定いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(石田浩司君) 引き続き、議第66号から議第83号までの議案の詳細について総務部長の説明を求めます。 総務部長 富田明憲君。   〔総務部長 富田明憲君登壇〕 ◎総務部長(富田明憲君) それでは、1号冊33ページをお願いします。12号冊は5ページでございます。 議第66号 多治見市個人情報保護条例及び多治見市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正するについてでございます。 2条立てとなっておりまして、個人情報保護条例といわゆるマイナンバー条例の改正でございます。この2つの条例において、マイナンバー法の改正による号ずれ部分を改正するものです。併せて、デジタル庁の設置による国の事務の所管変更に伴う改正も行います。 施行日は、公布の日でございます。 次に、1号冊、35ページをお願いします。 議第67号 多治見市債権管理条例の一部を改正するについてでございます。 地方自治法の改正により用語を整理するもので、具体的には「歳入」という文言を「分担金等」に改めます。 施行日は、法の施行日と同じ日の令和4年1月4日です。 次に、1号冊、36ページをお願いします。 議第68号 多治見市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正するについてでございます。 行政不服審査法等の改正により審査請求書等への押印が不要となったことに準じて、固定資産評価審査申出書等への押印を不要とするものです。現在、全庁的な押印見直しを行っておりますが、大半は規則や要綱での改正で対応できますので、条例改正が必要となるものは本条例のみとなります。 施行日は、公布の日です。 次に、1号冊、37ページをお願いします。 議第69号 多治見市行政財産の目的外使用に関する使用料徴収条例の一部を改正するについてでございます。 笠原潮見の森や児童遊園等の施設においては、適当な目的外使用料の規定がないため、都市公園条例に準じて、物品販売や映画撮影等で使用する場合の料金の規定を新たに設けるものです。 施行日は、令和4年4月1日です。 次に、1号冊、39ページ、12号冊、6ページをお願いします。 議第70号 多治見市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正するについてでございます。 スプリングマットレスの大畑センターへの持ち込みについては、現在は重量制料金で1枚 100円から 200円を徴収していますが、熟練の職員であっても解体に1時間程度要することから、1枚 2,000円の手数料を新設するものです。 施行日は、令和4年4月1日です。 次に、1号冊、40ページをお願いします。 議第71号 多治見市陶磁器意匠研究所使用料及び手数料徴収条例の一部を改正するについてでございます。 多治見市陶磁器意匠研究所の研究生が年々減少傾向にあることから、類似機関と比べて競争力のある金額とするため、研究生実習料、入所料、入所考査料を引き下げるものです。 実習料は、年額31万 4,000円を22万円といたしますので、30%ほどの引下げとなります。 実習料・入所料の施行日は令和4年4月1日で、入所考査料については、令和4年度研究生として志願する者から適用します。 次に、1号冊、42ページをお願いします。 議第72号 多治見市都市公園条例の一部を改正するについてでございます。 都市公園の電柱等の占用料について、現在は一部で金額を直接規定していますが、全てを道路占用料徴収条例の規定を準用するように改めるものです。 施行日は、令和4年4月1日です。 次に、1号冊、44ページ、12号冊、8ページをお願いします。 議第73号 多治見市都市公園条例及び多治見市体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについてでございます。 都市公園条例は議第72号と重複しますが、改正の内容により議案を2つに分けました。 現在、星ケ台競技場、市営球場、総合体育館第1競技場の専用利用料金はプロとアマとで区分して、プロはアマの3倍程度の金額としています。トップアスリートとの交流機会を増やすこと、また、プロとアマの区分が困難な場合もあることから、これらの料金をアマの金額に統一するものです。 施行日は、令和4年4月1日です。 次に、1号冊、46ページ、12号冊、10ページをお願いします。 議第74号 多治見市道路占用料徴収条例の一部を改正するについてでございます。 現在、電柱等の道路占用料の金額は他市の半分程度となっており、電気・ガス等の事業者に対して適正な負担を求めていくため、まずは現行の 1.3倍まで引き上げるものです。 施行日は、令和4年4月1日です。 次に、1号冊、49ページをお願いします。 議第75号 多治見市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについてでございます。 旧精華小学校附属愛児幼稚園には和室があったため、和室の目的外使用料の規定がありましたが、園舎取壊しに伴い不要となったためこれを削るなどでございます。 施行日は、公布の日です。 次に、1号冊、50ページをお願いします。 議第76号 多治見市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについてでございます。 公民館の料理実習室を会議等でも使用しやすくするため料金を引き下げて、料理で使う場合は 100円加算して現在と同額とするものです。 施行日は、令和4年4月1日です。 続きまして、2号冊の1ページをお願いします。12号冊は13ページです。 議第77号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第5号)でございます。 こちらにありますように、歳入歳出予算の総額に6億 5,848万 1,000円を追加し、歳入歳出予算総額を 429億 8,648万 9,000円とするものです。 歳出予算の内容とその財源について、13号冊、14ページの主要内容により説明させていただきます。 補正額 6.5億円余のうち、新型コロナウイルス感染症関連事業費が約 1.7億円、国・県への過年度返還金が 1.6億円、その他事業が 3.2億円という内訳となっています。 まず、新型コロナウイルス感染症関連事業をまとめて説明いたします。 14ページ、2番の文化会館管理費は、文化会館の指定管理者への経営支援補助金 461万 5,000円です。 昨年度に引き続き指定管理者への支援が必要と判断して、9月までの減収見込みの2分の1を支援するもので、同様の補助金が、4番の市民の里管理費など全部で11件出てまいります。 15ページ、15番の生活困窮者自立支援事業費は、住宅確保給付金の延長や再支給が見込まれることから 298万 3,000円の増額です。 17ページ、35番の新型コロナワクチン接種事業費は、新型コロナウイルスワクチンの集団接種の回数を増やしたり、個別接種の国の単価増などで 8,044万 1,000円です。本事業は全額が国庫補助金で賄われます。 19ページ、43番の緊急経済対策関係費は、事業が3つあり、①は県の休業要請協力金(第5弾延長分)の5%の市負担金 1,993万 8,000円、②は駐車場指定管理者等への補助金、③は理美容業や花屋さんを支援する洒落テGOの事業費 2,357万 3,000円です。 20ページ、55番の市街地整備総務事務費は、駅北の市有地を貸し付けている事業者キメラへの補助金64万円で、1年間の土地貸付料の3分の2を補助します。 21ページ、61番の幼稚園管理費は、公立幼稚園1園当たり50万円の消毒液等の購入費に対して、県補助金が2分の1ついたので、財源を充当するものです。 新型コロナウイルス感染症関連事業は以上です。 14ページに戻っていただきまして、新型コロナウイルス感染症関連以外の予算を説明します。 1番の会計年度任用職員関係費と5番の戸籍住民基本台帳関係事務費はセットで、マイナンバーカードの事務費補助金を会計年度任用職員の人件費や専用端末機の整備に充てるものです。 3番の文化会館施設整備費は、継続事業で行っております文化会館の大規模改修について、事業内容を精査した結果、ホール天井内ダクトの落下防止などで事業費を増額するものです。 6番の戸籍システム更新クラウド化関係事務費は、戸籍システムクラウド化のための機器の整備費 425万円です。 7番以下、国県補助金の過年度返還金が数多く出てきます。 8番の後期高齢者医療費のように、過年度分の追加交付がある場合は、財源充当の措置を取っています。 15ページ、11番の地域密着型サービス整備助成等事業費は、高齢者の地域密着型サービス事業所としてのグループホーム2施設、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所1施設の新設に対する補助金1億 1,734万 4,000円です。県補助金を市を経由して支払います。 16ページ、18番の放課後児童健全育成事業施設整備費は、養正小学校・脇之島小学校のたじっこクラブの空調機が古く、他の学校で不要となった比較的新しい中古品を再利用するための取付け工事費の 199万 4,000円です。 18ページ、36番の三の倉センター大規模整備費は、三の倉センター大規模改修工事の内容精査により、予算額を減額するものです。後ほど継続費で説明をいたします。 37番の農業振興事務費は、5年ごとの農業振興地域整備計画の見直しで、協議会の回数を1回増やすための10万 4,000円です。 38番の中山間地域等直接支払事業費は、中山間地域で農業を営む北小木地区の団体に対する交付金で、交付単価の高い急傾斜地を含んでいることが判明したため、交付金を6万 8,000円増額するものです。 39番のため池等整備事業費は、東栄町のため池の土砂しゅんせつを起債を活用して行う 1,000万円です。 40番の有害鳥獣捕獲事業費は、豚熱の感染状況を把握するため、イノシシの捕獲の際に血液採取を行うものです。事業費42万円の財源は、県補助金が10分の10です。 41番の地場産業貿易振興対策費と45番の観光宣伝事業費はセットで、41番の地場産業貿易振興対策費は、中国キュウライ市のキュウ窯遺跡博物館に美濃焼展示場を設置するにあたり、多治見陶磁器卸商業協同組合設計費用等を補助する 250万円です。 19ページ、45番の観光宣伝事業費は、キュウ窯遺跡博物館等に備えつける中国語の多治見市観光パンフレットを作成する費用の 185万円です。 47番のロケツーリズム推進事業費は、10月からの「やくならマグカップも」第2期放送に向けて、アニメとのコラボ企画や観光PR動画制作等の事業費 500万円で、財源は、国の地方創生推進交付金を充てます。 49番の産業文化センター施設整備費は、産業文化センターのイベントプラザの照明を水銀灯からLEDに変える工事で 385万円です。 20ページ、50番の道路橋りょう維持費と51番の橋りょう長寿命化事業費はセットで、橋梁長寿命化の国庫補助金がつくことから科目移動させることを含むもので、一部新たな箇所を追加しております。 52番の道路改良事業費(単独)は、笠原小学校進入路改良事業の設計費のほか、早期に対応すべき道路舗装等の追加で 4,191万円です。 53番の河川維持費は、河川の土砂しゅんせつや護岸整備工事の 2,620万円でございます。 54番の河川改良事業費は、土岐川右岸の記念橋上流部でのかわまちづくり計画を策定するにあたり、イベントを開催して社会実験を行う経費の 200万円です。 56番の奨学基金積立金は、匿名の個人からの 3,000万円の寄附のうち 2,000万円を奨学基金に積み立て、次年度以降に高校生・大学生に給付するものです。残りの 1,000万円は当初予算のふるさと納税で受け入れ、来年度、基金を取り崩して、文化会館の備品購入費に充てる予定としております。 21ページ、57番の学校ICT活用推進事業費は、GIGAスクール関係で、インターネットから著作物を児童・生徒のタブレットに配布するにあたり、授業目的公衆送信補償金の支払いが必要となったもので、10月からの半年分で59万 9,000円を計上しました。 58番の小学校施設改良事業費と59番の中学校施設改良事業費は、当初予算において小学校・中学校の大規模修繕の予算に対して特定財源となる減収補てん債を充てていましたが、今回、この起債を取りやめるため、合わせて1億円を一般財源に変更するものです。 60番の中学校耐震補強事業費は、北陵中学校外壁改修工事の起債を、学校教育施設債から、5年間延長されました防災・減災・国土強靭化緊急対策事業債に変更することによる財源更正です。 63番の医療的ケア児通園準備費は、令和4年度から精華小学校附属愛児幼稚園医療的ケア児を受け入れるにあたり、教室前デッキの拡張等を行うための 264万 9,000円です。 22ページ、66番の学習館施設整備費は、学習館の地下書庫の消火設備の点検にあたり、二酸化炭素のボンベ21本を全て取り替える工事費の 994万 1,000円です。 67番の図書購入費は、株式会社ノア様からの寄附により、図書館の図書を購入する50万円です。 68番の体育施設管理費の②は、星ケ台競技場第2種公認の更新工事による利用停止に対する指定管理者への補償金29万 3,000円です。 69番の星ケ台運動公園整備事業費は、当初予算で先送りとした星ケ台運動公園の整備について、財源のめどが立ったことから、本年度、基本設計を行う予算 750万円を計上するものです。 71番の体育館施設整備費は、総合体育館の受水槽で不具合が生じ始めているため、取りかえ工事を行う 4,862万円で、緊急防災・減災事業債を活用します。 以上が、補正予算の内容となります。 23ページをお願いします。 一般財源の内訳です。 令和2年度決算により18.9億円の繰越金が生じ、本補正予算において、このうち 8.6億円余を予算化します。 令和3年度当初予算編成では、財源が厳しく基金の取崩しや起債の増額で対応しましたが、今回、繰越金を活用して全体的な財源を通年ベースに戻して、令和4年度の予算編成に備える措置を取ることとしております。 具体的には3点ございまして、1つ目が、財政調整基金繰入金(可処分額)を3億円戻すこと。これは、当初予算の繰越金を通常8億円のところ5億円に抑えたことに伴うものです。2つ目は、臨時財政対策債を発行可能額の7割程度とすべく、16億円から13億円に3億円減らすこと。3つ目は、特定財源扱いなのでこの表には出てまいりませんが、減収補てん債の1億円を取りやめるというもので、この3つに7億円を割り当てました。 財政調整基金繰入金は、可処分額3億円の繰入れを取りやめる一方で、コロナ対策事業に災害留保分 9,300万円余を取り崩すため、差し引き2億 686万 1,000円の減額となります。 次に、2号冊に戻っていただき、3ページをお願いします。 第2表、継続費補正です。 先ほど説明しました文化会館改修整備事業では、総額で 8,550万円の増額です。 次の、三の倉センター大規模整備事業は、4年継続を3年継続に1年短縮するとともに、総額を1億 3,546万 7,000円減額いたします。下水道事業会計の減額分と合わせると、2億円以上の減となります。 4ページをお願いします。 第3表、債務負担行為補正です。 住基ネットの機器借上げを5年契約とするための追加と、寄附を受けて大学生の奨学金の給付人数を1人分増やす変更の2件でございます。 5ページをお願いします。 第4表、地方債補正です。 文化会館施設整備事業以下6件は、事業費や起債メニューの変更で限度額を増額するもので、一番下の臨時財政対策債は3億円の減額です。廃止は、減収補てん債1億円を取りやめるものでございます。 次に、2号冊、27ページをお願いします。12号冊は26ページです。特別会計です。 議第78号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 歳入歳出予算の総額に 6,148万 9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を 109億 5,582万 6,000円とするものです。 補正の内容は、12号冊、26ページを御覧ください。 全て国庫補助金等の過年度精算に伴うものでございます。 次に、2号冊、33ページをお願いします。 議第79号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億 4,206万 2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を 104億 7,683万 4,000円とするものです。 12号冊、27ページ上段を御覧ください。 1番は、令和2年度決算剰余金等を基金に積み立てるもので、2億 5,199万 4,000円です。 2番から4番は、令和2年度決算に伴う国庫支出金等の精算です。 次に、2号冊、39ページをお願いします。 議第80号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございます。 歳入予算の款項の金額の変更で、総額の変更はありません。 12号冊、27ページ下段を御覧ください。 後期高齢者医療広域連合から過年度返還金が 260万 8,000円ありました。一般会計繰入金を同じ額減らしてございます。 次に、2号冊、45ページをお願いします。 議第81号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 一般会計と連動しまして、三の倉センター基幹改良工事を3年継続に1年短縮し、総額を 7,417万 7,000円減額します。年割額は、令和3年度分は変更せず、令和4年度・令和5年度分を増額して調整しています。 補正予算の最後に、2号冊、47ページをお願いします。12号冊は30ページです。 財政判断指数です。 補正前と比較して、償還可能年数は 0.3年改善していますが、今回の補正から令和2年度の起債の額を実借入れ額で再計算したことによるものです。 経費硬直率と経常収支比率は、 0.1ポイント、 0.3ポイント悪化して基準値に接近しています。今回の補正で一般財源となる臨時財政対策債を減額したことなどが影響しています。財源に少し余裕ができて借金を減らすことで、指数が逆に悪化することになりますが、長期的に見れば借金の返済がその分なくなりますので、指数には好影響を与えることになります。 財政調整基金充足率は、決算剰余金による基金積立て19億円の影響で、大きく7ポイント改善しております。 次に、1号冊に戻っていただき、52ページをお願いします。12号冊は31ページです。 議第82号 工事請負契約の締結についてでございます。 多治見市三の倉センター焼却施設第2期基幹改良長寿命化工事(後期)について、日鉄エンジニアリング株式会社と21億 1,310万円で随意契約するものです。 次に、53ページをお願いします。 議第83号 物品供給契約の締結についてでございます。 ききょうバス中心市街地線バス車両購入につきまして、令和3年8月4日に3者による指名競争入札を行った結果、 2,144万 1,764円で協和自動車工業株式会社が落札いたしましたので、契約しようとするものです。 私からの説明は以上でございます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。     ------------------------- △第49 議第84号から第51 議第86号まで ○議長(石田浩司君) この際、日程第49、議第84号から日程第51、議第86号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 提出議案に対する市長の説明を求めます。 市長 古川雅典君。   〔市長 古川雅典君登壇〕 ◎市長(古川雅典君) 最後に、人事案件3件を説明いたします。いずれも再任でございます。 議案集1号冊、54ページから56ページを御覧ください。 議第84号は、教育委員会委員 大嶽和好氏が任期満了となるため、引き続き任命するものです。 議第85号は、固定資産評価審査委員会委員 宮嶋英治氏が任期満了となるため、引き続き選任するものです。 議第86号は、公平委員会委員 笠鳥早苗氏が任期満了となるため、引き続き選任をするものです。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 最初に、議第84号 多治見市教育委員会委員の任命について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第85号 多治見市固定資産評価審査委員会委員の選任について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第86号 多治見市公平委員会委員の選任にについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議第84号から議第86号までは、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、議第84号から議第86号までは委員会付託を省略することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) それでは、これより採決を行います。 最初に、議第84号 多治見市教育委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案に同意することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第85号 多治見市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案に同意することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第86号 多治見市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案に同意することに決しました。     ------------------------- △第52 諮第2号 ○議長(石田浩司君) この際、日程第52、諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見についてを議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 人権擁護委員については、市長から別紙甲号のとおり意見を求められましたので、別紙乙号のとおり答申するものでございます。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 本案について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) お諮りいたします。ただいま議題となっております諮第2号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、諮第2号は委員会付託を省略することに決しました。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって討論を終結いたします。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) それでは、これより採決を行います。 諮第2号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見については、原案どおり答申することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり答申することに決しました。     ------------------------- △第53 本庁舎建設に関する特別委員会中間報告 ○議長(石田浩司君) この際、日程第53、本庁舎建設に関する特別委員会中間報告を議題といたします。 本庁舎建設に関する特別委員会から、会議規則第44条第2項の規定による中間報告を行いたいとの申出がありますので、これを許可いたします。 本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴君。   〔本庁舎建設に関する特別委員長 吉田企貴君登壇〕 ◆本庁舎建設に関する特別委員長(吉田企貴君) これより、本庁舎建設に関する特別委員会に関する中間報告をいたします。 本庁舎建設に関する特別委員会では、令和2年9月定例会において、議第4号 多治見市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例が審議未了の後、廃案となって以降、本件に関する議論を継続してまいりました。 令和3年5月13日の本委員会において私が委員長に就任し、6月14日の本委員会においては、会派を代表する形での小委員会を設立することを決し、論点の整理と具体的な議論とを区別して進めていくこととなりました。 その間、実に委員会を3回、協議会を4回、小委員会を7回開催し議論を深めてまいりました。 係る中、去る8月18日の本委員会において、今後の議論を進めていく上での前提条件について、改めて合意形成が図られたこともあり、会議規則第44条第2項の規定に基づき、委員会の中間報告をするものであります。 議員諸賢はもとより、執行部におかれましても本庁舎建設に関する特別委員会における議論について御承知の上、今後の議論が一層有意義なものとなるよう、御理解と御協力のほどをお願い申し上げます。 さて、既に述べたように、本庁舎建設に関する特別委員会では会派代表の小委員会を設立した上で、全議員参加の本委員会において、本庁舎建設に関する議論を進める上での論点整理を行いました。この際に出された論点を小委員会において整理し、それぞれ合意形成の必要なもの、論点整理が必要なもの、調査の必要なものの3つに整理いたしました。 また、これらの枠組みにのっとり、おおむね12月を目途に議論を進めていくことも、併せて本委員会の合意が得られましたことも申し添えておきます。 さて、本庁舎建設に関する特別委員会においては、まずもって合意形成の必要なものについての議論を重ねてまいりました。その結果、1つ、本庁舎の建て替えは必要であること。2つ、視察も含めた事例調査を実施すること。3つ、行政による十分な広聴活動を前提とすること。4つ、場所選定後の議会の関わり方を前提とすることの4点について、全会一致で合意が図られました。 なお、上記のうち、行政には十分な広聴活動と場所選定後の議会の関わり方については、議案提出後の表決における前提とはするものの、具体的な達成条件等を設定するものではないことは、御留意いただきたいと思います。 まちづくりの主役は市民一人一人であるという前提に立ち返り、十分な取組がなされることを期待します。 また、建て替えの必要性についても、全会一致で必要であることが確認されましたが、建設時の安全性、2庁舎体制のコスト比較、建て替えと修繕における費用対効果の検討等も議論されました。 これらの論点については、引き続き、本庁舎建設に関する特別委員会においても調査研究を進めてまいりますが、執行部におかれましても、鋭意取り組んでいただきますよう、お願いを申し上げます。 本庁舎建設に関する特別委員会としては、今後、一層の議論を進め、本庁舎の建て替えが多治見市民にとって有益なものとなり、市民一人一人が主体的に考えていけるよう努力してまいります。引き続きの御理解と御協力を、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)     ------------------------- ○議長(石田浩司君) ただいまの報告について、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 以上で、本庁舎建設に関する特別委員会中間報告を終わります。     ------------------------- △第54 休会期間の決定 ○議長(石田浩司君) 日程第54、休会期間の決定を議題といたします。 お諮りいたします。議事の都合により、明日から8月26日までの3日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、明日から8月26日までの3日間は休会することに決しました。     ------------------------- △散会 ○議長(石田浩司君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これをもって散会いたします。   午前11時50分散会     ------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和3年8月23日               多治見市議会議長   石田浩司               多治見市議会議員   吉田企貴               多治見市議会議員   佐藤信行...