中津川市議会 > 2014-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 中津川市議会 2014-02-27
    02月27日-01号


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    平成26年  3月 定例会(第1回)平成26年第1回中津川市議会定例会会議録(第1号)========================= 平成26年2月27日(木)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2         会期の決定第 3         総務企画委員会所管事務調査報告第 4         文教民生委員会所管事務調査報告第 5         産業建設委員会所管事務調査報告第 6         議会改革特別員会の中間報告第 7         新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員会の中間報告第 8 議第 40号 中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第 9 議第 41号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて第10 議第 22号 中津川市地域総合事務所設置条例の一部改正について第11 議第 23号 中津川市附属機関の設置等に関する条例の一部改正について第12 議第 24号 中津川市各種委員等給与条例の一部改正について第13 議第 25号 中津川市積立基金条例の一部改正について第14 議第 26号 中津川市高等学校の設置等に関する条例の一部改正について第15 議第 27号 中津川市高等学校の授業料の不徴収に関する条例の廃止について第16 議第 28号 中津川市奨学資金貸与条例の制定について第17 議第 29号 中津川市芝居小屋の設置等に関する条例等の一部改正について第18 議第 30号 中津川市看護職員修学資金貸付条例の制定について第19 議第 31号 中津川市看護職員就職準備資金貸付条例の制定について第20 議第 32号 中津川市農業研修センターの設置等に関する条例の一部改正について第21 議第 33号 中津川市家畜診療等手数料条例の一部改正について第22 議第 34号 中津川市加子母ふれあいコミュニティセンターの設置等に関する条例の一部改正について第23 議第 35号 中津川市特定公共賃貸住宅及び地域優良賃貸住宅管理条例及び中津川市若者定住促進住宅管理条例の一部改正について第24 議第 36号 中津川市市営住宅条例の一部改正について第25 議第 37号 中津川市都市公園条例の一部改正について第26 議第 38号 中津川市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定について第27 議第 39号 中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正について第28 議第 49号 中津川市国民健康保険条例の一部改正について第29 議第 42号 中津川市過疎地域自立促進計画の変更について第30 議第 43号 下柏原辺地に係る総合整備計画の変更について第31 議第 44号 北部辺地に係る総合整備計画の変更について第32 議第 45号 和解について第33 議第 46号 平成25年度中津川市病院事業会計資本剰余金の処分について第34 議第 47号 平成25年度中津川市水道事業会計資本剰余金の処分について第35 議第  1号 平成25度中津川市一般会計補正予算(第11号)第36 議第  2号 平成25年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算第37 議第  3号 平成25年度中津川市下水道事業会計補正予算第38 議第  4号 平成25年度中津川市簡易水道事業会計補正予算第39 議第  5号 平成25年度中津川市農業集落排水事業会計補正予算第40 議第  6号 平成25年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計補正予算第41 議第  7号 平成25年度中津川市介護保険事業会計補正予算第42 議第  8号 平成25年度中津川市水道事業会計補正予算第43 議第  9号 平成25年度中津川市病院事業会計補正予算第44 議第 48号 平成25年度中津川市一般会計補正予算(第12号)第45 議第 10号 平成26年度中津川市一般会計予算第46 議第 11号 平成26年度中津川市国民健康保険事業会計予算第47 議第 12号 平成26年度中津川市駅前駐車場事業会計予算第48 議第 13号 平成26年度中津川市下水道事業会計予算第49 議第 14号 平成26年度中津川市簡易水道事業会計予算第50 議第 15号 平成26年度中津川市農業集落排水事業会計予算第51 議第 16号 平成26年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計予算第52 議第 17号 平成26年度中津川市介護保険事業会計予算第53 議第 18号 平成26年度中津川市個別排水処理事業会計予算第54 議第 19号 平成26年度中津川市後期高齢者医療事業会計予算第55 議第 20号 平成26年度中津川市水道事業会計予算第56 議第 21号 平成26年度中津川市病院事業会計予算第57 請願第13号 請願書「特定秘密保護法廃止の意見書を求める請願」 ――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 総務企画委員会所管事務調査報告日程第 4 文教民生委員会所管事務調査報告日程第 5 産業建設委員会所管事務調査報告日程第 6 議会改革特別委員会中間報告日程第 7 新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員会中間報告日程第 8 議第40号日程第 9 議第41号日程第10 議第22号から日程第34 議第47号日程第35 議第1号から日程第44 議第48号日程第45 議第10号から日程第56 議第21号日程第57 請願第13号 ――――――――――――――――――――――◯出席議員 24名   1番        牛田敬一君   2番        吉村浩平君   3番        岡崎隆彦君   4番        柘植達樹君   5番        勝  彰君   6番        田口文数君   7番        櫛松直子さん   8番        吉村卓己君   9番        大堀寿延君  10番        原 昌男君  11番        深谷明宏君  12番        三浦八郎君  13番        粥川茂和君  14番        吉村俊廣君  15番        深谷 勲君  16番        鈴木雅彦君  17番        鈴木清貴君  18番        松浦高春君  19番        鷹見憲三君  20番        伊佐治由行君  21番        吉村久資君  22番        片桐光朗君  23番        佐藤光司君  24番        楯 公夫君 ――――――――――――――――――――――◯欠席議員 なし ――――――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者  市長         青山節児君  副市長        大井久司君  教育長        大井文高君  理事         丸山裕章君  総務部長       田立三博君  企画部長       島崎保人君  定住推進部長     渡邊好夫君  健康福祉部長     早川和子さん  生活環境部長     曽我和幸君  農林部長       鈴木治佐久君  商工観光部長     成瀬博明君  文化スポーツ部長   原 益彦君  基盤整備部長     渡邊弘孝君  水道部長       安彦直之君  病院事業部長     加藤文明君  坂下総合事務所長   氷室 茂君  福岡総合事務所長   内木良治君  消防長        杉本高雄君  教育委員会事務局長  山内鐐司君  市長公室長      西尾謙二君  行政管理課長     伊藤和通君 ――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者  事務局長       勝 宏児君  書記         廣瀬公二君  書記         安田充孝君  書記         嶋崎雅浩君  書記         西尾隆秀君 ――――――――――――――――――――――  平成26年2月27日(木曜日)  午前10時00分開会 ―――――――――――――――――――――― ○議長(鷹見憲三君) おはようございます。 これより平成26年第1回中津川市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長(勝宏児君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出49件、今定例会に提出されました請願1件、合わせて50件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下18名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。 なお、議会事務報告につきましては、お手元に配付いたしました印刷物により報告いたします。以上でございます。 ――――――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(鷹見憲三君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・鈴木雅彦君。  〔議会運営委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆議会運営委員長(鈴木雅彦君) おはようございます。 それでは、1月21日、2月19日及び2月25日の3回議会運営委員会を開催しておりますので、ご報告させていただきます。 まず、1月21日につきましては、押しボタンによる採決についてを議題としております。この議題については、再度会派持ち帰りとなっておりましたが、結論として現在使用し始めたこのシステムが押しボタンにより賛否がよりわかりやすくなるまでの間、現状維持とさせていただくことを確認させていただきましたのでお願いいたします。 その他でございますが、副委員長のほうで作成していただいた平成25年度対話集会における意見、ご質問のまとめをホームページ掲載していただくことの確認と、ここでの報告ということを確認させていただきましたのでお願いします。 次に、昨年12月19日に議会運営委員会会派持ち帰りとなっておりました一般質問のあり方についてでありますが、指摘があったような状態ではなかったことを議事録から確認した上で、各議員時間配分を考えること、またかけ逃げ的な質問はしない旨を確認させていただきましたのでお願いいたします。 最後に、議会報についてでありますが、2月15日、既に済んでおりますが、めどに各会派検討していただくような旨、編集委員のほうから依頼がありましたのでお願いします。 続きまして、2月19日でありますが、最初に3月定例会提出予定議案条例18件、人事2件、その他6件、補正予算9件、当初予算12件、追加予定議案2件、合計49件についてのご説明がございました。 若干の質疑がありましたが、それぞれについては審査をそれぞれ委員会等で深くやっていただきますので、ここで1つは執行部に対して資料等についての要望があった件を報告させていただきます。 予算のうち、特に新規事業については財源も含め、詳細な説明資料を出していただけるよう、できるだけそれも早く出していただけるように要望がありましたことをつけ加えさせていただきます。 続きまして、付託委員会についてでありますが、本日、皆さんのお手元にあります議案付託表のとおり確認しましたのでよろしくお願いします。 その他でありますが、企画部長から災害対応に係る追加の補正予算を25日の議会運営委員会で説明いただくこと、及びこれは議場配付になる旨の報告がありました。 総務部長からですが、市長公室長議場説明員に加わる旨、及び人事案件は初日議決でお願いしたい旨の報告がありました。 事務局長から、当初予算における全体質疑に関する確認がございましたのでお願いします。 副委員長からでございますが、2月17日の全員協議会において、中津川市総合計画に関する質問をもう一度はしておく必要がある旨の提案があり、これを検討しました。結果、3月12日の一般質問が、これはまだわかりませんが、あったとしてもその終わった後に、この全体的な総合計画についての質疑だけをするということを確認しましたのでお願いします。 また、3月24日は予算決算委員会終了後、全員協議会という形でやるということはできておりましたのでお願いいたします。 その他協議事項ですが、要望2件は聞きおくことになりました。 また、3月28日、最終日の部次長送別会ホテル花更紗にて実施すること、またバス等の利用についての時間等がありますので確認をお願いいたします。 事務局における議場撮影についての報告がありましたのでお願いします。 編集委員会からでございますが、これは6月議会からの報告をするということは確認できておりますが、本3月議会をもって各委員長等の報告をつくっていただき、これでその編集要領の再検証をしたいという旨がありまして、これを各委員長等は期日までに編集委員のほうに出していただきましてやる旨を確認しましたのでよろしくお願いします。 続きまして、最後の2月25日のことでありますが、追加議案についての説明がございました。議場配付、初日提案ということであります。 請願1件の付託委員会でありますが、総務企画委員会とすることを確認しましたのでお願いいたします。 次に、3月定例会初日の議事日程でありますが、日程第8、議第40号及び日程第9、議第41号は各議案ごと提案、初日議決でありますのでお願いいたします。 日程第10、議第22号から日程第34、議第47号まで、これは一括議題、一括質疑であります。よろしくお願いします。 日程第35、議第1号から日程第44、議第48号までは一括議題、一括質疑、予算決算委員会にて付託。本日議決でありますのでお願いいたします。 日程第45、議第10号から日程第56、議第21号までは一括議題、一括質疑、それぞれの委員会に付託されますので、よろしくお願いいたします。 日程第57、請願13号は総務企画委員会に付託されますので、よろしくお願いいたします。 その他でございますが、当初予算の予算決算委員会における全体質疑も含めて、市長も出席する旨の報告がありましたので、よろしくお願いします。 既に終わっていると思いますが、議案書の訂正があるということで、本日剥離紙等で訂正を済ませていただいておると思いますが、よろしくお願いします。 それから最終日ですが、退職者代表挨拶で議場においては丸山理事が、湯舟沢においては安彦水道部長がそれぞれされるということで報告がありましたのでよろしくお願いします。 以上、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(鷹見憲三君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において   3番・岡崎隆彦君   4番・柘植達樹君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第2  会期の決定 ○議長(鷹見憲三君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月28日までの30日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、会期は30日間と決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第3  総務企画委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第3、総務企画委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・吉村卓己君。  〔総務企画委員長・吉村卓己君登壇〕 ◆総務企画委員長(吉村卓己君) おはようございます。 ただいま議題となりました日程第3、総務企画委員会所管事務調査報告。市有財産(施設)運用管理マスタープランの取り組みについてを報告させていただきます。 内容といたしましては、執行部が説明をいたしまして、地域説明及び個別説明会パブリックコメントの経過報告について、平成25年7月から10月まで全地域説明を終えました。 説明会からの課題解決の考え方については、施設の必要性自体を再検討する。 次に、年度内に方針を決めることができない施設について、当分の間当該計画をもってマスタープランにかえていくと。 用途廃止予定施設と民間・地域移譲予定施設の考え方については、建設当初の施設目的を達成した施設も、もしくは失われてしまった施設、ほかの目的での有効利用または売却を行う。借地の場合は、土地所有者との賃貸借地契約を解除して返却する。 次に、民間・地域移譲予定施設。施設ごとの独立採算制を原則に民営化、そのほかの合理化を検討する。地域移譲の検討と農産物の加工場は販路がない課題があるということであります。 マスタープランに係る予算の考え方については、中・長期的視点に立ったコスト管理を行い、縮減や予算の平準化を図るということです。 次に、公共施設の更新や統廃合によって残された旧の施設の考え方については、原則再利用しない。 実施計画を進めるための体制については、地域と総合事務所と話し合って決めていく。 市の財産の法的根拠の考え方については、行政財産は補助事業を用いて整備した集会所施設、普通財産として地域移譲をする。 次に、国のインフラ長寿命化基本計画との整合性については、各自治体と遅くとも2016年度までには計画策定する。長寿命化などを計画的に行いながら、財政負担を軽減、平準化する。自治体が地方債を発行して撤去費用に充てる。 次に、今後のスケジュールについては、土地、建物の売却をしながら施設の見直し、5年、10年の計画性を持って行う。 最後ですが、施設更新費用の現状。市有施設を全て更新した場合とマスタープランによる再編後の費用、財政計画の比較。市有施設を全て更新した場合と予算計画の比較、これからの検討、毎年19億円の施設整備費では約36%の施設しか更新ができないという報告がありました。 このような説明を受けまして、質疑に入りました。 質疑の内容といたしましては、市町村合併の引き継ぎについてということで、優先度をつけて施設の目的、機能充実を図っていきたいということでございます。 2つ目といたしましては、今後20年間とは長過ぎるではないかということについては、自主計画で前倒しも検討していきたいということであります。 3つ目といたしましては、地域の集会所施設は、市に寄附した物件について、戻していただけるかということについては、地域の事情により決めていくということであります。 4つ目といたしましては、マスタープランは計画的に進むのかについては、学校教育施設が一番課題であるということであります。 施設の老朽化、農業の加工場については、それぞれの施設、マスタープランにより検討をしていきたいということでした。 6つ目といたしましては、リニアに向けた新しい施設については、都市計画のマスタープランに合わせて見直していきたいという回答でした。 7つ目といたしまして、地域の説明会はこれで終わりかということについては、一区切りで個別の実施計画に入りたいということでありました。 以上の内容で慎重審議をいたしまして、皆様方に報告にかえさせていただきます。以上です。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で、総務企画委員会所管事務調査報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――
    △日程第4  文教民生委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第4、文教民生委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長・大堀寿延君。  〔文教民生委員長・大堀寿延君登壇〕 ◆文教民生委員長(大堀寿延君) それでは、ただいま議題となりました日程第4、文教民生委員会所管事務調査についてご報告をさせていただきます。 調査は1月27日に行いました。資料につきましては、既に皆さん方に配付をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 今回の調査は、中津川市地域防災計画の現状についてであります。 その中で、平成23年から25年度にかけて、市民の生命、身体、財産を守る防災行政無線を統一整備をしております。したがいまして、防災計画の一環として防災無線の現地視察を行程に入れたところであります。 内容は、市役所防災備蓄倉庫にて、戸別受信機を見まして、チャイム、そしてサイレン音のデモ視聴をいたしました。そして、現場では坂本事務所モーターサイレン、そしてサンライフのサイレンなしの子局のアンサーバック機能の説明を受けたところであります。 そしてその後に、地域防災計画の現状についての説明を受けました。 地域防災計画改正のあらましの中で、計画改正の経過としまして、本来なら岐阜県で平成23年度に完成する予定でありましたが、東日本大震災の影響で国の基本計画が2回にわたり改正されました。岐阜県では平成25年3月に地域防災計画が改正されました。中津川市においては、県との整合性を図る必要があったためにおくれたわけであります。新たに追加された主なものは、南海トラフ地震、そして原子力災害関係等であります。 そして、皆さん方のお手元にあります資料3ページから8ページにかけては、大分類、中分類、小分類に分けて記載しておりますので、そこらを少し紹介しまして、後はお目通しをいただきたいと思います。 それでは、別添の資料をご参照いただきますと、1ページを見ますと、南海トラフ地震ということで経緯と背景というところに赤字で入れてありますので、お目通しをいただきたいと思います。 そして3ページからは、大分類、中分類、小分類に分けまして、それぞれ新しく加わったところは、あるいは変更したところは赤字で記載しております。例えば、この3ページの防災関係機関の業務の大綱でありますけれども、前は広報会であったのが今回は区長会というような形で新たに入れております。そして、災害の想定もそれぞれ赤字で新たな数字が記載されております。 あと4ページから8ページにわたりましては、赤字のところでつけ加えたところもありますし、また8ページの資料編の中では、市の状況からその他、災害関連協定関係まで、これは内容の見直しを行っておりますので、ご参照いただきたいと思います。 次に、現地調査をしました防災行政無線の整備事業についてでありますが、これも9ページから14ページをご参照いただきたいと思うわけであります。 9ページにかけましては、この防災行政無線の整備事業の事業費も表にして記載がしてあります。 全体事業費といたしまして4億8,773万1,000円というふうに記載がしてございます。 そして財源については、それぞれ国庫補助金、市債、一般財源ということで記載してございます。 また、これは23年度が低入札であったために補助金は返還しなきゃならないということで、今3月補正で3,839万1,650円計上されておりますので、よろしくお願いしますということであります。 そのほか、10ページから11ページにかけましては、更新前の防災行政無線の状況、そして更新後の防災行政無線の状況というふうに記載されておりますので、ご参照いただきたいと思います。 そして13ページには、この防災行政無線の放送内容、これはサイレンを鳴らさない放送とか、サイレンを鳴らす放送が記載されておりますので、ご参照をいただきたいと思います。そして、現在、防災無線が完備されたところで、いろいろな市民からの意見が拝聴されております。これは電話が主でありますけれども、これも14ページに記載されておりますので、ご参照いただきたいと思います。 そして参考資料としまして、エリアトーク、そして情報弱者の補助の関係が載っておりますので、ご参照をいただきたというように思います。 以上のような説明を受けまして、質疑に入りました。主なものをご紹介させていただきます。 出先等の遠隔操作卓に停電時の補助電源装置はついていますかという質問に対しまして、遠隔操作卓には補助電源はありませんが、親機、中継局には非常用自家発電機、子局にはバッテリーがついておるということであります。 バッテリー、非常用発電機の保守点検の間隔、資料のチェック体制はどうなっていますかという質問に対して、非常用発電機の保守については、無線の維持管理委託に含み、毎月エンジンをかける予定であります。そして防災備蓄倉庫の燃料は軽油を使用しております。1年に1回入れかえすることとして、入れかえたものは消防のディーゼル車へ入れることにしておるということであります。 次に、谷間パンザマストのもとは聞きづらいと聞いておるが、情報はつかんでおるかという質問に対して、あらゆる方面から聞いておりますと。現場を確認し、スピーカー調整を行っておりますと。子局はふやす予定はないために聞こえないところは戸別受信機で対応しておりますという答弁でありました。 次にハザードマップは、実情と合わないものがあると思いますが、修正は市で行えるかという質問に対しまして、区域は県の指定であり修正はできませんが、市の実情に合ったマップ修正については今後検討していきたいと思いますと。 以上のような質疑応答がありました。 以上で、所管事務調査の報告を終わらせていただきたいと思います。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長報告について質疑ありませんか。23番・佐藤光司君。 ◆23番(佐藤光司君) 済みません。今度の一般質問でちょっと考えておったもんですから、この14ページにあります使用開始後の市民等からの意見の中で、とりわけ旧中津川の町の中の人から私は大変聞き取りにくいという話を聞いておるもんですから、今言われたのは恐らく一般論的な話じゃなかったかなというような気がするんですが、今言いました市の中心部的なところの話というのは出たか出ないか、もし出ていましたらそれに対しての対処方があったのかなかったのか、ちょっと教えてください。 ○議長(鷹見憲三君) 文教民生委員長・大堀寿延君。 ◆文教民生委員長(大堀寿延君) その内容は、先ほど申しましたように、現在この防災計画というものは一応でき上がっておるわけでありますけれども、3月に防災審議会がありますので、それにかけてしっかりと報告を皆さんにされるということですので、その内容については細かくはご説明は受けておりません。 そして、いろいろ地区から出ておりますけれども、どの地区からどうかということは受けておりません。全体的なものが、今言った14ページに意見として記載してありますので、そこら辺のところでご理解いただきたいと思います。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で、文教民生委員会の所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第5  産業建設委員会所管事務調査報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第5、産業建設委員会所管事務調査報告を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) おはようございます。 それでは、ただいまより産業建設委員会の所管事務調査報告をいたします。 今回の調査項目は、中津川市の農林業施設の現状と取り組みです。 調査実施日は2月18日火曜日午前9時から開始をいたしました。 当日は執行部から説明を受ける前に、現地視察として3カ所の施設の見学を行っております。 まず1カ所目ですが、2月10日に竣工式が行われました加子母の小水力発電所、名称は加子母小学校の生徒の皆さんに名前をつけていただいた加子母清流発電所です。 施設概要などはお手元の所管事務調査資料の3ページ以降をごらんください。 資料にもございますが、この小水力発電所の発電量は一般家庭の電気量で換算しますと400世帯分の電気の発電が可能となる規模の施設でございます。 この発電電力は電力会社へ売電をいたします。売電収入は土地改良施設建設改良かんがい排水事業とか、ため池事業等に充てられるということでございます。 そもそもこの発電所は県営農村環境整備事業で加子母小郷地区に設置されましたが、中津川市に譲渡され、今後は中津川市で管理を行っていくということでございます。 12月議会では、この売電収入から施設の改修に充てるための基金の設置も議決しておりますが、今議会では、この改良施設建設工事のための積立金条例の改正も上程されております。 2カ所目の見学でございますが、資料の5ページにあります加子母トマト選果場の予冷庫でございます。 こちらの施設は、現在稼働しているトマト選果場に隣接して設置された施設でございます。現在はトマトの品質を保つために、市場へ出荷するタイミングに合わせて農家から集荷されているという状況ですが、収穫のピーク時には農家にとって大変大きな負担となるということで、ただこの予冷庫ができますと、朝どりではなくて前日収穫した分も保冷をしておいて翌日出荷ということで、予冷庫に入れることによってトマトの品質を保つことができ、さらに収穫時間を分散させることができるということで、農家の負担軽減、あるいは市場での高品質の評価という効果や期待が大変大きいという説明を受けております。 次に3カ所目の見学は、平成22年から操業しています森の合板工場です。 資料のほうは7ページにございます。 この合板工場の工場内を見学しながら説明を受けてまいりました。 この合板工場の当初の生産目標としては、年間9万6,000立方の間伐材の利用ということでしたが、現在は10万立方分、枚数にすると300万枚出荷するという規模で稼働をしているということです。 特に、現在は消費税アップを見越した住宅の駆け込み需要などから、合板の需要が大幅に増加しており、フル稼働の状況だという話でした。 現在、この工場には44人の従業員がいらっしゃって、中津川市、下呂市、それから白川町などから通っておられるということですが、4月から3人の新入社員も地元の高校生などの採用があり、47人にふえるということでした。 利用している間伐材は70%が岐阜県内、残りの25%が長野県、そのほかは滋賀県、愛知県、三重県、和歌山県などからの素材を使っているということです。 東北の震災後には岩手県からの材料も林野庁等からの依頼で使っていたということですが、現在は長野県と中京圏ということで100%ということです。 素材はヒノキ、カラマツ、スギなどですが、特にヒノキ100%の合板が人気が高いということでした。 また、ハウスメーカーなどから独自の工法に合った多種多様なサイズの注文があるんですが、その対応に苦慮しているということも伺っております。 加子母の地でこの合板工場の操業が軌道に乗ったことを受けまして、従来は合板工場は港湾の近くに建設するということが多かったんですが、この加子母の森の合板工場をモデルに林野庁が岩手県の山間部にも同様の工場を建設することが決まったということも伺ってまいりました。 以上、3カ所の見学を終わりまして、午後本庁に戻り、5-1委員会室において産業建設委員会を再開いたしました。 再開後は執行部から今回の調査内容についての説明を受けております。 資料は8ページ以降に、説明を受けた内容の資料が載っております。 まず最初ですが、農林部が管轄する農林業施設についてということで、最初に資料の9ページ以降にあります中津川市の農林業施設の29カ所の状況について説明を受けました。 9ページの資料5から、施設の位置図、それから資料7には各施設の現状の写真が載っております。これらは表でまとめてありますけれども、建設から年数が経過しているものもありますし、また利用目的も当初から変更された施設などもあるため、市有財産マスタープランの考え方をもって、地域と調整をして統合整備を行っていくという方向を聞きました。 建設時に受けている補助金などについては、平成18年の適法の改正によりまして建設10年を経た施設の用途変更も可能となっているということです。 次に、資料では19ページ以降ですが、農林部が管轄する農道、林道、ため池についての状況について伺いました。 農道、林道、ため池それぞれの数値は、各地区ごとに表にして19ページにはまとめたものがありまして、地区ごとは20ページ以降、農道、林道、ため池という形で載っております。 大変細かい数値の状況が載っておりますが、特にため池については、中津川全市には828カ所存在しておりまして、大変多い数値で岐阜県内で確認されている総数の約3分の1に当たるということです。 以上、資料をもとに説明を受け、その後質疑を行いました。主なものを報告いたします。 農業施設の利用と廃止について、地元との調整はどうなっているか、市有財産マスタープランにのっとった方向性と地元の要望の違いがある場合はどのように対応していくかという質疑に対しては、地元へは総務部から説明会を開催し、その後は農林部のほうで調整をしている。類似施設が複数ある場合は、継続する施設へ統合をお願いしているが、利用者の意向なども十分確認しながら進めていくという答弁をいただいております。 次に、高峰山荘の利用についてですが、この地元が農産物やイノシシの肉の加工をして、第6次産業化まで支援をする方向で検討をしているが、加工業の許可をとるための施設の改修などについての助成を受けることができるかという質疑に対して、全国的にはイノシシの加工などが注目されており、補助金などを受けられるようにしていきたい。また、ここは市有財産であるため、建物は市が改修し、地元へ貸与する方向で考えているという答弁でした。 次は、農道、林道は路線延長も大変多く、建設から年数が相当経過している路線もあると思われる。今後の補修計画などはどうなっているかという質疑に対しては、合併後もまだ台帳の統一が行われていない状況にあるということで、平成26年度には、統一された台帳とするために調査整備を行うということ。それから農道、林道は大変細かな路線もあり、市道のような道路基本計画を策定するのは困難であるが、まずは台帳統一を行っていくという答弁でございました。 次には、ため池のハザードマップはどうなっているかという質疑に対して、ハザードマップは防災安全課で一度作成はしているが、岐阜県の事業で10万立方以上の貯水量のため池が11カ所、それから1万立方以上のため池14カ所については作成中であるということです。 ただし、災害時にはため池下流域での被害も想定されるため、このハザードマップについてはワークショップなどで修正、検討をしているということでした。 その次の質疑としては、ため池は受益者が管理組合をつくって管理を行っており、行政は台帳で把握をしているという形であるが、災害時には被害などが想定されることもあり、管理方法については行政が指導する義務があると考えるがどうかという質疑に対しては、管理者が判明しているところへは全て点検、維持管理方法マニュアルなどを送付したということです。それで、ため池の管理については、管理者へは適正な維持管理をお願いしていくが、先ほど申し上げたように大変数が多いため、所有者が不明なため池も多数あるので、今後また検討をしていくということでした。 質疑は以上です。 産業建設委員会の所管事務調査報告は以上でございます。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長報告について質疑ありませんか。15番・深谷 勲君。 ◆15番(深谷勲君) 森の合板工場の件ですが、けさの新聞に素材不足で苦慮をしていると。材料が不足をしているというような記事が載っておったわけですが、この合板工場を視察された折に、市に対してそういう素材不足であるというような話ですとか、素材供給をしてほしいというような要望を受けるようなことはなかったのか、お伺いをいたします。 ○議長(鷹見憲三君) 産業建設委員長・櫛松直子さん。 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) 直接そのような要望は伺ってはおりません。要望という形ではいただいておりませんが、ただ素材を在庫としてこのぐらいであったら適正であると考えている量の、大体現在は半分ぐらいしか集めることができないというようなこともおっしゃっておりました。 それについては、工場内を見学しながらの質疑でしたので、細かいところまでは伺っておりませんが、状況ということでそういう話は聞いております。以上です。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 以上で、産業建設委員会の所管事務調査報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第6  議会改革特別委員会の中間報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第6、議会改革特別委員会から、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。議会改革特別委員長・三浦八郎君。  〔議会改革特別委員長・三浦八郎君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(三浦八郎君) おはようございます。 それでは、ただいま議題に上がりました日程第6、議会改革特別委員会の中間報告として、先進都市行政視察のご報告をさせていただきます。 皆さんのお手元に資料の一部が配付されておりますが、ほかにも多くの資料をいただいております。事務局で閲覧できますので、必要な方はごらんをいただきたいと思います。 まず日程でございますが、平成26年1月28日から29日まで、2日間で行いました。 先進地と視察項目は、三重県四日市市議会通年議会について、三重県鳥羽市議会、議会のIT化の取り組みについてとして行っておりますので、よろしくお願いします。 まず、四日市の通年議会についてですが、1月28日に視察をしてきました。 四日市市は31万3,000人を超え、三重県下最大の人口があります。また、中京工業地帯の代表的な 工業都市としても有名なところです。 議会改革についても先進的な取り組みで、第1回のマニフェスト大賞の審査委員会特別賞を受賞されているなど、全国的にも有名なところであります。 通年議会とは、定例会の会期を1年とし、閉会期間を少なくして必要に応じて本会議、委員会を開けるようにする制度のことで、平成20年に北海道の白老町が制定したのが最初と言われております。 四日市市の通年議会は、四日市市議会基本条例を制定する中で検討をされてきたそうです。その条例の中には、新たな取り組みとして、通年議会、反問権、文書質問などが盛り込まれることにより、議会の活性化を目指し、平成23年3月に制定されております。 平成24年の地方自治法の改正より以前に制定したため、地方自治法第102条の2、第1項に基づく通年の会期制の位置づけには伴っておりません。従来型の通年議会となっております。 改訂された自治法では1年の会期を365日としておりますが、四日市市では年4回の定例会を年1回として352日間の会期となっております。 その当時は、全国の町村議会では10団体ほど行われたそうですが、市議会では最初だということでした。 ちょうど三重県議会が2期制を行っておりましたので、参考にしたそうです。 5月から7月を会期としたのは、議員の任期に合わせて行ったそうです。 実際の会期日数ですが、制定前の平成22年では124日でしたが、制定後の平成23年では127日で3日間だけふえたそうです。 通年議会の利点としては、会期を通年とすることによって、議長により速やかに本会議を開くことができ、災害などの突発的な事件や緊急の行政課題に対応できるようになったとのことでした。 また、所管事務調査など休会中に必要に応じて開会でき、緊急な行政課題にも対応でき、常任委員会の活動を活発にし、より専門的な調査を行うことができるようになったそうです。 通年議会のほかにも議会基本条例や市民との対話集会や情報公開、文書質問制度、議会モニター制度などの議会改革の取り組みの説明を受けました。 その後質疑を行いましたので、主な質疑をご報告いたします。 通年議会にすることにより、議員が拘束される日数が多くなるのではないかという質問に対しまして、通年議会になる前の議会と同じで、年中拘束されることはないと思われます。 次に、通年議会にすることにより、事務局体制はどうなりますかということでしたが、所管事務調査など委員会の日数が1.7倍となり、事務局も多くの時間がかかってきます。そのために今年度より1名増員さ れたそうです。 通年議会の導入後の所管事務調査など、委員会活動は活発になりましたかという質問に対しまして、委員会にもよりますが、月3回ほどの所管事務調査をされた委員会もあるそうです。やはり活発になってきたのではないかという話でした。 全ての市長の専決事項はなくしたのですかという質問に対しまして、災害など緊急な場合がありますので、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項は残してあるそうです。 あと、委員会などがふえれば執行部の負担が多くなるのではないかという質問に対しまして、執行部の対応としては、所管事務調査には部長が出席をしなくてもよいと決めましたが、今でも出席される部長が多いとのことでした。 その他通年議会だけでなく文書質問や議会モニター制度、予算委員会、議会報、議会報告などの多くの質疑がありました。 次に、鳥羽市の議会のIT化の取り組みについてを報告させていただきます。 1月29日ですが、視察を行いました。 鳥羽市は西に伊勢市、南に志摩市と接しているので、市域全体が伊勢志摩国立公園に指定され、人口は2万1,000人ほどとなっています。 まず、鳥羽市のIT化についてですが、私たちが思うより進んだ取り組みとなっていることに大変驚きました。 視察の冒頭には、議長さんがiPadを使って自宅から歓迎の挨拶をされました。 その後に議会事務局のほうから資料に基づき、パワーポイントを使った説明を受けました。 導入の経過については、以前は正・副議長と議会図書室にXPのパソコンがあったものを平成23年に議会フロアを無線LAN化し、パソコン3台とiPad2台を導入しました。iPadを使った議員さんが個人でも所有したいとの意見が出て他議会を調査したところ、佐賀県議会が全議員が政務調査費、今は政務活動費ですが、として所有していることがわかり、鳥羽市でもこの方式を取り入れることにより、議員が徐々に政務調査費で通信料のみを契約し、平成24年には全議員が契約し所有されたとのことでした。 iPadを活用した取り組みとしては、パネルを使った一般質問を、議場に46インチのモニターを2台設置し、iPadやパソコンの表示ができるようにしました。 グループウェアの活用についてということで、平成24年からは開会通知や会議資料をメールで送信し、カレンダーを市議会のホームページと同期して、議会の予定を表示したり連絡先も全議員、事務局、執行部の連絡を同期して表示したり、各議員とテレビ会議も行えるようになっています。 災害時の通信手段としても活用が有効ではないかとの話でした。 本会議やその他の議場への持ち込みについては、審議以外にも使えるのでとのことで議論がありましたが、議員のモラルに任せるとして、平成24年9月から許可なく全ての会議での利用が可能となりました。 そのほかにも、ユーストリームやユーチューブを活用して本会議だけでなく委員会もライブ、録画とも配信しているとのこと、ツイッターやラインの活用もされているとのことでした。 確かに一般の会社なら行われることですが、地方議会では非常に先進的な取り組みではないかということを思っています。 鳥羽市議会で年間70カ所ぐらいの視察があるということで、私たち中津川市議会も約1年かかってようやく行ってくることができました。 その中、質疑を行いましたので、主な質疑を報告します。 議案の配付資料の範囲は、またペーパーレスとなっているのかという質問に対しまして、本会議の資料は紙でも配付します。ホームページに電子データとして事前に張りつけてあり、どなたでもダウンロードが可能となっています。委員会の資料については、事前に全議員に電子データとしてメールで送付し、委員会には紙資料として配付もしています。もともとペーパーレスでの取り組みではありませんので、ただことしの3月議会、6月議会の委員会では試験的に紙ベースの資料を配付しないで、議員個人での判断でペーパーレスにするか印刷するかを判断していただくということになっておるそうです。 執行部のIT化は同じように進んでいるのかという質問に対しまして、議会のほうが先行していて執行部のほうは慎重でまだ使用されていないようです。 ただ、答弁のためにパソコンの持ち込みは議会として認めているとのことでした。 パソコンを使用している議員からiPadではなく、パソコンを持ち込みたいという意見はなかったかという質問に対しまして、鳥羽市議会では制限はしていませんが、全議員がiPadと契約して持ち込まれているとのことでした。 傍聴者のiPadやパソコンの持ち込みは許可されているのかという質問に対しまして、鳥羽市議会ではまだそこまでは許可していないと、今後検討していくというようなことでした。 ただ、全会議を録画とライブで流していますので、なかなか傍聴者がふえないというようなことでありました。 以上のように、2日間の日程で行った議会改革の行政視察ですが、今回の調査項目も中津川市議会として早急に取りかかる課題として確認をされております。 この視察を終えて、中津川市議会としてもすぐにでもできることがたくさんんあります。そのことについて、できるところから検討を始めるということになると思います。 以上で、議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、議会改革特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第7  新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員会の中間報告 ○議長(鷹見憲三君) 日程第7、新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員会から、会議規則第44条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員長・吉村俊廣君。  〔新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員長・吉村俊廣君登壇〕 ◆新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員長(吉村俊廣君) それでは、2月21日に新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員会を開催しておりますで、その報告をさせていただきます。 きょう、実は風邪と鼻炎で最悪のコンディションですので、お聞き苦しい部分があるかと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。 今回の委員会の開催につきましては、執行部から2点について中間報告を求めるために委員会を開催させていただきました。 1点目が、現在の環境センターにあります乾燥汚泥施設の稼働率向上への取り組み、これは昨年から行っていただいておりますが、この中間報告。 それからもう1点につきましては、新衛生センター及び汚泥処理施設の候補地の抽出と評価の流れについて報告を受けました。 お手元に資料が2枚あるかと思いますが、この資料に基づいて報告をさせていただきます。 まず、1点目の環境センター汚泥乾燥施設の稼働率向上の取り組み(概要)というものですが、この説明に入る前に1つ、この経緯について執行部から説明がありましたので報告をさせていただきます。 これにつきましては、平成24年3月に会計検査が入ったとき、環境センター開設以来汚泥焼却の実績が5%にとどまっているとのことから、脱水汚泥、これは含水率80%ですが、これを処理をしてはどうかとの提言を受け、翌4月から検討を始め、6月から処理を開始した、こうした説明がございました。 それでは、資料に基づきまして報告をしますが、まず目的でありますが、これは環境センターの有効利用を目指して脱水汚泥(含水率80%)をそのまま投入し、年間1,000トンの処理を行うというものです 。 このことによりまして、現在の稼働率を5%から40%を目指すというものであります。 その下に脱水汚泥処理の計画フローというものが枠の中にありますが、またお目通しいただきたいと思います。 それでその下になりますが、処理の経過になります。 まず、事前協議を行いました。これは地元駒場地区の環境保全委員会との協議を行いまして、下の①、②にある項目について、まずは協議を行ってからテスト稼働に入ったということになりました。 この(2)番目のテスト稼働につきましては、①、②、③、こうしたテストを行いまして、④のテスト稼働の結果でありますが、これは2行目に書いてありますが、当初年間1,000トンの処理を目指したわけ でありますが、施設のストレスあるいはそういったことから考慮しまして年間800トンの処理が行えることがわかったという報告がございました。 次に裏面に参りまして、暫定稼働につきましては、下の表を含めてまた後ほどごらんいただきたいと思います。この表の中に月別の実績がありますが、下のほうに行って25年10月、11月は数字が少ないわけなんですが、これにつきましては施設の法定点検のために稼働がとまった時期があり、少なかったということでありました。 そして一番下になりますが、今後の汚泥処理についてということで、1番の新衛生センター及び汚泥乾燥施設建設候補地の早期決定をこれから目指していきたいということでありました。 この件につきまして質疑を行いましたが、何点か質疑があったわけですが、主なものだけ報告をさせていただきます。 以前は一貫して脱水汚泥のままでは環境センターでは投入することができないということになっておりましたが、今回、会計検査院の指摘を受けただけで焼却ができるようになったというのは、何が変わったのか。また、できるものならなぜもっと早くこれができなかったのかという質疑がありました。 これに対しまして答弁は、当初施設の計画は50%で搬入するようになっており、また補助金の使用の設定もそうなっていたためできなかった。何回か過去に会計検査院の指摘を受ける中、またこうした焼却の提言をいただき、試行錯誤しながら実施をしてきましたという答弁でありました。 次に、もう1枚になりますが、候補地抽出と評価の流れということで説明を受けました。 これは、表1ページ、裏面2ページになっておりますが、表の1ページから裏面の一番上、1次評価、計16カ所と書いてありますが、ここまでは前回までに委員会を開催し報告を受け、皆様方にも報告をさせていただいておりますので、その下からの報告になります。 まず、候補地選定委員会が10月4日に開催されまして、前回までに16カ所に絞られたものについて現地視察を行い、また庁舎に帰ってから候補地の2次評価を実施されたということです。 その下にあります2次評価の条件でありますが、(1)土地利用、(2)環境保全、(3)経済性、こういったことからこの16カ所の中から6カ所に絞り込んでいただきまして、10月9日に候補地選定委員長のほうから市長のほうに報告がなされております。 そしてその下ですが、10月中旬から候補地選定委員、地元の区長さんですか町内会の説明、②として隣接地への説明会、場所によっては先進地視察ですとか、施設が来た場合の地元の要望等を現在聞いている最中であるということでありました。 それから今後の進め方ですが、地元協議、同じようにこれから協議を進めていって、できることなら今年度末、26年3月末までに候補地を選定したいという説明を受けました。 こういった説明の後に質疑を行ったわけですが、何点か質疑がありましたが、主なものだけ報告をさせていただきます。 1つは、3月末に候補地が決定したとして、新しい施設が稼働できるようになるまでにどのぐらいの日にちというか期間がかかるかという質疑がございました。 これに対しては、候補地が決定してから5年かかるという答弁がありました。 もう1点紹介しますが、昨年の秋に候補地が6カ所に絞り込まれ、現在2月の中を過ぎたところでありますが、可能地は何カ所に絞り込まれたかという質疑がありました。 これにつきまして執行部のほうからは、現在までに3カ所断られましたといった答弁がありました。 以上2点について、執行部から説明を受け、質疑を行い、委員会を閉会としました。 以上、報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、新衛生センター及び汚泥処理対策特別委員会の中間報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――― △日程第8  議第40号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第8、議第40号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第40号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてご説明を申し上げます。 これは、同委員の大井文高さんの任期が3月31日に満了となりますので、引き続き同氏を任命することについて、議会の同意を求めるものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第40号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第40号・中津川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第9  議第41号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第9、議第41号・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第41号・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 これは、同委員の本多敬穗さんの任期が6月30日に満了となりますので、本多敬穗さんの後任に三宅秀雄さんを候補者として推薦することについて、議会の意見を求めるものであります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第41号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第41号・人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第10  議第22号から日程第34  議第47号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第10、議第22号から日程第34、議第47号までの25議案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第22号から議第39号及び議第49号並びに議第42号から議第47号についてご説明申し上げます。 まず、議第22号・中津川市地域総合事務所設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。 この条例改正は、山口総合事務所を山口公民館へ移転することに伴い、条例で規定している位置を変更するものであります。 次に、議第23号・中津川市附属機関の設置等に関する条例の一部改正については、昨年12月議会で議決をいただきました中津川市情報公開条例の全部改正に伴い、中津川市附属機関の設置等に関する条例で引用しております中津川市情報公開条例の条例公布番号が変更になったため、改正するものであります。 次に、議第24号・中津川市各種委員等給与条例の一部改正については、公職選挙法の改正に伴い、市内13カ所の指定病院等における不在者投票の外部立会人に対して報酬を支給するため、改正するものであります。 改正の内容としましては、法律の基準に基づき、1日につき1万700円の範囲内で従事する時間に応じ、任命権者が市長と協議して定める額とするものであります。 次に、議第25号・中津川市積立基金条例の一部改正については、県営農村環境整備事業で加子母小郷地区に整備されました小水力発電施設「加子母清流発電所」の稼働に伴い、その売電収入の一部をかんがい排水事業、ため池等整備事業など、土地改良施設建設改良の資金に充てることを目的として、土地改良施設建設改良基金を設置するため改正するものであります。 次に、議第26号・中津川市高等学校の設置等に関する条例の一部改正については、公立高等学校に係る授業料の不徴収制度が廃止され、公立高等学校の生徒についても高等学校等就学支援金の支給対象となりましたが、生徒の保護者の所得が国が定める一定の基準を超える場合には、就学支援金の支給対象とならず、授業料の納付義務が発生することに伴い、条例で規定している授業料の額を月3,500円から月2,700円に引き下げ、岐阜県立高等学校定時制の授業料と同額に見直すほか、所要の条文整備を行うものであります。 次に、議第27号・中津川市高等学校の授業料の不徴収に関する条例の廃止については、議第26号でご説明申し上げましたとおり、公立高等学校に係る授業料の不徴収制度が廃止され、公立高等学校の生徒についても高等学校等就学支援金の支給対象とされることに伴い、条例を廃止するものであります。 ただし、在校生につきましては、高等学校を卒業するまで授業料の不徴収制度が適用されるため、経過措置を設けるものであります。 次に、議第28号・中津川市奨学資金貸与条例の制定については、現在施行されております中津川市奨学資金貸与条例の全部を改正するものであります。 主な改正の内容としましては、昨今の社会経済状況に鑑み、奨学金を返済しやすい環境を整備するため、標準の償還期間を高校生については現行6年から最長12年まで、大学生については現行8年から最長16年まで延長を可能とするものであります。 次に、議第29号・中津川市芝居小屋の設置等に関する条例等の一部改正については、芝居小屋と文化スポーツ施設の管理を指定管理者に行わせることができるよう、必要な条文整備をするものであります。 この条例は中津川市芝居小屋の設置等に関する条例、中津川市アートピア付知交芸プラザの設置等に関する条例、中津川市福岡ふれあい文化センターの設置等に関する条例、中津川市中津川文化会館の設置等に関する条例、中津川市東美濃ふれあいセンターの設置等に関する条例を一括して改正するものであります。 次に、議第30号・中津川市看護職員修学資金貸付条例の制定については、全国的に不足しております保健師、助産師及び看護師の確保が困難な状況であることから、中津川市民病院、坂下病院に就職することを条件に、看護学校等への修学のための資金を貸し付け、看護職員の確保につなげようとするものであります。 この修学資金貸付制度は、これまで市の規則に基づき運用してまいりましたが、本制度の根拠規定を規則から条例に変えることにより、運用の適正化を図るものであります。 次に、議第31号・中津川市看護職員就職準備資金貸付条例の制定については、先ほどご説明申し上げました議第30号と同様に、全国的に不足する保健師、助産師及び看護師の確保が困難な状況であることから、中津川市民病院、坂下病院に就職しようとする者に対し、就職準備資金を貸し付け、看護職員の確保につなげようとするものであります。 この就職準備資金貸付制度につきましても、これまで市の規則に基づき運用してまいりましたが、本制度の根拠規定を規則から条例に変えることにより、運用の適正化を図るものであります。 次に、議第32号・中津川市農業研修センターの設置等に関する条例の一部改正については、消費税法及び地方税法の一部改正により、消費税率及び地方消費税率をあわせて、現行5%であるものが平成26年4月1日から8%に引き上げされることに伴い、使用料の額を改正するものであります。 次に、議第33号・中津川市家畜診療等手数料条例の一部改正については、消費税法及び地方税法の一部改正により、消費税率及び地方消費税率をあわせて、現行5%であるものが平成26年4月1日から8%に引き上げられることに伴い、家畜の人工授精及び診療に係る手数料の額を改正するものであります。 次に、議第34号・中津川市加子母ふれあいコミュニティセンターの設置等に関する条例の一部改正については、消費税法及び地方税法の一部改正により、消費税率及び地方消費税率をあわせて、現行5%であるものが平成26年4月1日から8%に引き上げられることに伴い、使用料の額を改正するものであります。 次に、議第35号・中津川市特定公共賃貸住宅及び地域優良賃貸住宅管理条例及び中津川市若者定住促進住宅管理条例の一部改正については、市内6地区に順次整備してまいりましたUIターン者用住宅について、現行の入居期間は5年以内としておりますが、入居者に対するアンケートや座談会などから、中山間地域においてこの入居期間内での住宅地購入や住宅新築など、地区内定住に向けた準備が困難と予測される状況が一部に見受けられることから、特に必要があると認めたときは、1年を限度に入居期間の延長を認めることにより、さらなる若者定住の促進を図るため改正するものであります。 次に、議第36号・中津川市市営住宅条例の一部改正については、市営住宅苗木団地の2棟4戸について、建築から51年が経過し老朽化が著しいため、用途廃止するものであります。 次に、議第37号・中津川市都市公園条例の一部改正については、現在都市公園10園のうち、苗木公園のみ指定管理者による管理が行われておりますが、全ての都市公園について利用者の利便性の向上及び施設の活性化を図るため、その管理を指定管理者に行わせることができるよう、必要な条文整備をするものであります。 次に、議第38号・中津川市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定については、これまで政令で定められていた消防長及び消防署長の任命資格について、市町村の条例に委任されたため制定するものであります。 次に、議第39号・中津川市消防本部消防手数料条例の一部改正については、消費税率及び地方消費税率の税率引き上げに伴い、地方公共団体の手数料の標準に関する政令が改正され、危険物の製造所等の設置許可、完成検査前検査及び保安検査に係る手数料の額の標準が引き上げられたため改正するものであります。 次に、議第49号・中津川市国民健康保険条例の一部改正について、国民健康保険法施行令の一部改正により、国民健康保険の被保険者間の保険料負担の公平の確保及び中・低所得層の保険料負担の軽減を図るため、保険料のうち後期高齢者支援金分の賦課限度額を14万円から16万円に、介護納付金分の賦課限度額を12万円から14万円に引き上げるものであります。 また、低所得者の保険料を軽減するため、被保険者均等割額及び世帯別平等割額を減額する基準について、当該額の5割を減額する基準については、24万5,000円を乗ずる被保険者に世帯主を含めて単身世 帯も対象とし、当該額の2割を減額する基準については、被保険者数に乗ずる金額を35万円から45万円に引き上げるものであります。 次に、議第42号・中津川市過疎地域自立促進計画の変更については、旧山口村区域の過疎地域自立促進計画を平成22年度に策定し、過疎債を活用した事業を実施しているところですが、誇れるふるさと山口づくり事業を追加するため、計画を変更するものであります。 次に、議第43号及び議第44号の下柏原辺地に係る総合整備計画の変更について、及び北部辺地に係る総合整備計画の変更については、福岡地区の下柏原辺地は平成24年度に、加子母地区の北部辺地は平成22年度に辺地に係る総合整備計画をそれぞれ策定し、辺地債を活用した事業を実施しているところでございますが、辺地対策事業の事業費に増額が生じたため、計画を変更するものであります。 次に、議第45号・和解については、昨年6月の議会で議決をいただき、愛知県弁護士会に申し立てていた協議のあっせん申し立て事件につきまして、相手方が中津川市に和解金として500万円を本年3月末までに支払うことの和解協議が調いましたので、議会の議決を求めるものであります。 次に、議第46号・平成25年度中津川市病院事業会計資本剰余金の処分については、地方公営企業法第32条第3項の規定に基づき、資本剰余金の処分について、議会の議決を求めるものであります。 除却する資産の内容につきましては、耐用年数が過ぎ、修繕用部品の調達ができなくなり、除却したコンピューター放射線画像診断システムで、資本剰余金2,000万円をもって埋めるものであります。 次に、議第47号・平成25年度中津川市水道事業会計資本剰余金の処分については、地方公営企業法第32条第3項の規定に基づき、資本剰余金の処分について、議会の議決を求めるものであります。 除却する資産の内容につきましては、経年劣化などにより除却した投げ込み式水位計のほか、テレメーター計装設備、取水ポンプなどで、資本剰余金、計454万4,722円をもって埋めるものであります。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第22号から議第39号まで、及び議第42号から議第47号まで、並びに議第49号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第22号から議第39号まで及び議第42号から議第47号まで、並びに議第49号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第35  議第1号から日程第44  議第48号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第35、議第1号から日程第44、議第48号までの補正予算10件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) それでは、ただいま議題となりました議第1号から議第9号及び議第48号の補正予算につきまして、一括してご説明申し上げます。 初めに、議第1号から議第9号の補正予算についてご説明いたします。 今回の補正予算は、国の経済対策によります補正予算を受け実施する事業、職員給与費等削減額を活用して実施する事業、寄附金を財源に行う事業、基金積み立てのための事業、緊急対応が必要な事業の経費を対象に編成いたしました。 補正予算の規模は、一般会計19億5,719万8,000円、国民健康保険事業会計(事業勘定)7,7 54万6,000円の減額、国民健康保険事業会計(直営診療施設勘定)172万7,000円の減額、下水道事業会計2億1,994万6,000円、簡易水道事業会計2,641万7,000円、農業集落排水事業会計19万9,000円の減額、特定環境保全公共下水道事業会計431万3,000円の減額、介護保険事業会計470万2,000円、水道事業会計9,383万5,000円、合計で22億1,831万3,000円 でございます。 なお、病院事業会計は、予算規模に増減はありませんが、財源更正による補正予算を計上しております。 以下、一般会計の主な内容をご説明いたします。 総務費では、職員の自己都合などによる退職金3億1,301万6,000円、次年度以降の公共施設整備の財源確保を図るため、公共施設整備運営基金への積立金7億4,112万8,000円、リニア中央新幹線を活用したまちづくりの資金に充てるため、リニア中央新幹線まちづくり基金への積立金3億225万円などを計上いたしました。 民生費では、障がいを持つ方への障害者自立支援給付費の増加による経費2,954万6,000円、職員給与費等削減額を活用して公立保育所のガス設備の安全対策及び複合遊具の更新を行う経費1,143万3,000円、生活保護受給者に対する扶助費の増加による経費4,635万9,000円などを計上いたしました。 商工費では、健康温泉館の再活性化を検討する経費975万円を計上いたしました。 土木費では、国の経済対策による補正予算を受け、通学路の側溝整備、防護柵の設置を行う経費1,50 0万円、下水道整備に伴う下水道事業会計に対し繰出金4,749万9,000円を計上いたしました。 消防費では、平成23年度で交付を受けました防災行政無線整備に係る社会資本整備総合交付金の受け入れ超過分を国に返納する経費3,839万2,000円などを計上いたしました。 教育費では、職員給与費等削減額を活用して小学校、中学校の防犯対策及びガス設備の安全対策を行う経費3,241万7,000円、同じく阿木高等学校のガス設備の安全対策を行う経費121万5,000円、 同じく公立幼稚園のガス設備の安全対策及び複合遊具の更新を行う経費129万円、国の経済対策による補正予算を受け、坂本中学校屋内運動場の大規模改造を行う経費1億4,302万5,000円、寄附金により中央図書館の児童図書を購入する経費5万円、同じく下野小学校及び坂下小学校の備品を購入する経費55万5,000円などを計上いたしました。 公債費では、公債費負担適正化計画を前倒しして、地方債の繰り上げ償還を行う経費3億3,199万1,000円を計上いたしました。 また、退職手当を除く職員全体の人件費としまして、当初予算編成後の異動や退職によります給与、手当、共済費の減額分、合わせて7,632万2,000円を各科目に分別して計上いたしております。 以上が歳出の主な内容ですが、これらの財源といたしまして、分担金及び負担金272万5,000円、 国庫支出金4億488万2,000円、県支出金993万8,000円の減額、財産収入405万7,000 円、寄附金1,327万2,000円、繰入金4,288万4,000円、諸収入2,670万円の減額、市債 9,730万円、財源調整として市税1億893万3,000円、地方交付税12億7,701万6,000円、繰越金4,276万7,000円を計上いたしました。 次に、特別会計について主な内容をご説明いたします。 国民健康保険事業会計のうち、事業勘定分につきましては、療養給付費等負担金などの平成24年度実績による超過交付分を国へ返還する経費9,433万7,000円、保険給付費のうち、一般被保険者の療養給付費が当初見込みを下回ることが予想されることから1億100万円の減額、保険者の高額医療費への支払い負担緩和を目的とした国保連合会の高額医療費共同事業などへの拠出金5,682万円の減額などを計上 いたしました。 下水道事業会計では、国の経済対策によります補正予算を受け、中津川処理区及び坂本処理区の管渠布設工事を行う経費2億1,640万円を計上いたしました。 簡易水道事業会計では、国の経済対策による補正予算を受け、耐震性が見込める配水池に緊急遮断弁を設置する経費4,530万円を計上いたしました。 水道事業会計では、国の経済対策による補正予算を受けて実施する下水道工事に伴い、支障となる区間の仮設及び本設工事を行う経費1億97万円を計上いたしました。 次に、繰越明許費についてご説明いたします。 国の経済対策による補正予算を受けて、前倒しして財源獲得の上で予算化したものの、事業完了が翌年度にわたらざるを得ない事業として、坂本中学校屋内運動場大規模改造事業など7事業。緊急を要するため、3月補正予算で予算化したものの、事業完了が翌年度にわたらざるを得ない事業として、小学校ガス設備改修事業など4事業。地元との調整に不測の日数を要するなど、やむを得ない事情により事業完了が翌年度となる事業として、木曽越林道開設事業など15事業。合わせて26事業につきまして、翌年度に繰り越して事業を進めさせていただこうとするものです。 次に、議第48号の中津川市一般会計補正予算(第12号)についてご説明申し上げます。 この補正予算は、2月8日及び2月15日の大雪により、市道の除雪や融雪剤散布を行う経費2,900 万円、福岡B&G海洋センタープールの屋根が雪の重みで破損したため取りかえを行う経費1,008万8,000円を緊急的に計上させていただきました。 補正予算の規模は、一般会計で3,908万8,000円でございます。 これらの財源といたしまして、全額地方交付税を計上いたしました。これにより平成25年度の当市の総予算規模は742億6,706万8,000円となります。 なお、福岡B&G海洋センターの改修経費につきましては、事業完了が翌年度にわたらざるを得ないため、繰越明許費として翌年度に繰り越して事業を進めさせていただきます。 以上、補正予算についてご説明をさせていただきました。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第1号から議第9号まで及び議第48号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております議第1号から議第9号まで及び議第48号は、予算決算委員会に付託いたします。 なお、予算決算委員会委員の諸君は、休憩中に委員会を開催し、議第1号から議第9号まで、及び議第48号について審査を行い、その結果を報告願います。委員会を開く場所を事務局長から発表させます。 ◎議会事務局長(勝宏児君) それでは、予算決算委員会を本議場において13時、午後1時に開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) ただいまから暫時休憩いたします。  午前11時41分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後 4時30分再開 ○議長(鷹見憲三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長します。 ただいまから暫時休憩をいたします。  午後4時30分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後8時20分再開 ○議長(鷹見憲三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に議会運営委員会が開かれております。よって、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・鈴木雅彦君。  〔議会運営委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆議会運営委員長(鈴木雅彦君) それでは、休憩中に議会運営委員会を開きましたので、その報告をさせていただきます。 既にお手元にあろうかと思いますが、大堀議員を提出者として賛同者伊佐治議員、賛同者深谷明宏議員として、議第1号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)に対する修正が既に提出されておりました。 この進行について、議会運営委員会を開催いたしました。 進行上、この後予算決算委員長の報告を一括して報告していただきます。 また、委員長に対する質疑を一括でお願いいたします。 その後、ただいまのこの議第1号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)に対する修正についての提案説明をしていただき、質疑の後、採決をとっていただきます。 その後、本案に対する採決という運びになりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) 委員長の報告に何か質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 日程第35、議第1号から日程第44、議第48号までの補正予算10件を一括議題といたします。 休憩中に予算決算委員会が開かれております。本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・佐藤光司君。  〔予算決算委員長・佐藤光司君登壇〕 ◆予算決算委員長(佐藤光司君) それでは、ただいま議題となりました日程第35から日程第44、議第1号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)、議第2号・平成25年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算、議第3号・平成25年度中津川市下水道事業会計補正予算、議第4号・平成25年度中津川市簡易水道事業会計補正予算、議第5号・平成25年度中津川市農業集落排水事業会計補正予算、議第6号・平成25年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計補正予算、議第7号・平成25年度中津川市介護保険事業会計補正予算、議第8号・平成25年度中津川市水道事業会計補正予算、議第9号・平成25年度中津川市病院事業会計補正予算、議第48号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第12号)につきまして予算決算委員会での審査の経過並びに結果についてご報告いたします。 議案の審査結果、議第1号・一般会計補正予算(第11号)については、款7商工費、項1商工費、目3観光費の減額修正案が提出されました。 修正案は賛成少数で否決、原案は賛成多数で可決であります。 また、議第2号から議第9号及び議第48号は全会一致、原案可決であります。 補正額につきましては、一般会計(第11号)19億5,719万8,000円、特別会計国民健康保険事業会計(事業勘定)7,754万6,000円の減、国民健康保険事業会計(直診勘定)172万7,000 円の減、下水道事業会計2億1,994万6,000円、簡易水道事業会計2,641万7,000円、農業集落排水事業会計19万9,000円の減、特定環境保全公共下水道事業会計431万3,000円の減、介護保険事業会計470万2,000円、企業会計、水道事業会計9,383万5,000円、病院事業会計増減 なしで総額22億1,831万3,000円です。 また、一般会計(第12号)は3,908万8,000円であります。 執行部からの説明及び審査経過につきましては、議員全員で構成されました予算決算委員会での審査であり、議員周知のとおりでありますので割愛させていただきます。 以上、報告を終わります。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第1号から議第9号まで及び議第48号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 次に、議第1号について、9番・大堀寿延君から修正案が提出されております。 この際、提出者の説明を求めます。9番・大堀寿延君。  〔9番・大堀寿延君登壇〕 ◆9番(大堀寿延君) それでは、議第1号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)に対する修正について。 平成25年度中津川市一般会計補正予算を次のように修正する。平成26年2月27日提出。提出者、中津川市議会議員・大堀寿延。 それでは、提案理由について説明をさせていただきます。 平成25年度中津川市一般会計補正予算案のうち、商工費、目3観光費、節17公有財産購入費に関する予算を減額し、新たに平成25年度中津川市一般会計補正予算案を提出いたします。 クアリゾート湯舟沢再生スキームのマーケティングや販売促進計画、運営計画などの資料を今後の再生計画策定のため、公有財産として購入することは適正な理由とは思えません。 また、事務手続として適切な業務委託契約書も交わされていない。したがって、現段階においては平成25年度中津川市一般会計補正予算案の観光費のうち、関連予算の公有財産購入費の減額を提案いたします。 それでは、内容について説明をいたします。 歳入歳出については、予算説明書の写しを添付しておりますので、提案書の2枚目をごらんください。 最後のページ、印刷では48ページになっております。 款7商工費、項1商工費、目3観光費、節17の公有財産購入費を削除し、補正額を減額いたします。 補正額といたしましては、811万8,000円から975万円を減額し、マイナス163万2,000円になります。 補正額の計として1億9,568万9,000円となります。 商工費の縦の計については、975万円を減額した補正額として294万5,000円、計が8億2,842万7,000円となります。 以上が歳出であります。 次に歳入ですが、1ページに戻ってもらい、印刷では40ページになります。 款19繰越金、項1繰越金、目1繰越金について、4,276万7,000円から975万円を減額し、3,301万7,000円になります。計も975万円を減額した6億4,875万2,000円となります。 以上が歳入です。 よって、修正案としまして、2ページにあります平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)に対する修正についてでありますが、平成25年度中津川市補正予算書の第1表歳入歳出予算、歳入の表の一部を次のように改める。 款19繰越金、項1繰越金について、原案の各額6億5,805万2,000円から修正額の975万円を減額し、6億4,875万2,000円となります。 歳入の合計額は、原案の額385億7,022万から修正額を減額し、385億6,047万円となります。 次に、第1表歳入歳出予算、歳出の表の一部を次のように改めます。 款7商工費、項1商工費について、原案の額を8億3,817万7,000円から修正額975万円を減額し、8億2,842万7,000円となります。 歳入の合計額は、原案の額を385億7,022万円から修正額を減額し、385億6,047万円となります。 以上のとおり修正案を提案させていただきます。 ご賛同のほど、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(鷹見憲三君) これより修正案に対する質疑を行います。 順次発言を許します。  〔「資料がない」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 大変失礼いたしました。資料が配付されていないということで、暫時休憩します。  午後8時33分休憩 ――――――――――――――――――――――  午後8時37分再開 ○議長(鷹見憲三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより修正案に対する質疑を行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって修正案に対する質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより採決いたします。採決は分離して行います。 まず、議第1号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)を採決いたします。 最初に、本案に対する大堀寿延君から提出された修正案について、起立により採決いたします。 大堀寿延君から提出された修正案に賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(鷹見憲三君) 起立少数であります。よって、大堀寿延君から提出された修正案は否決されました。 次に、原案について起立により採決いたします。 原案に賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(鷹見憲三君) 起立多数であります。よって、議第1号・平成25年度中津川市一般会計補正予算(第11号)は原案のとおり可決されました。 次に、議第2号から議第9号まで、及び議第48号の補正予算9件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) ご異議ないもの認め、議第2号から議第9号まで、及び議第48号の補正予算9件は委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第45  議第10号から日程第56  議第21号 ○議長(鷹見憲三君) この際、日程第45、議第10号から日程第56、議第21号までの予算議案12件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) ただいま議題となりました議第10号から議第21号までの平成26年度予算の概要をご説明申し上げます。 来る平成26年度は、後期事業推進計画の最終年度として、また平成27年度からスタートする新たな総合計画に向けた準備段階の年として、非常に大切な意味を持つことになります。 現在、中津川市では平成39年に開業しますリニア中央新幹線の岐阜県駅や整備機能を有する中部車両基地の設置などによる市の知名度アップ、企業等の立地促進や雇用の拡大などへの期待が膨らんでおり、その効果を最大限生かすことができるようリニアを活用したまちづくり、そしてこのまちを担う人材を育てていく仕組みづくりを行っているところございます。 しかし、少子高齢化の進展に加え、人口の流出も増加傾向となっており、地域コミュニティーの維持に大きな影響を及ぼすなど、本市を取り巻く環境はますます厳しくなっているため、人口流出に歯どめをかける定住関連施策を着実に推進し、本市が持続的に発展していくための道筋をつけていくことが必要であります。 平成26年度はこうした課題を解決するため、定住推進に重点を置き、とりわけ後期事業推進計画の柱である産業振興によるまちづくり、リニアを生かしたまちづくり、安全・安心なまちづくりに加え、魅力あるまちを担う人づくりに横断的に取り組み、市民の皆様に中津川市に住んでよかったと思われるようなまちを実現してまいりたいと考えております。 さらに、子どもたちの笑顔が未来につながるまちづくりなどもしっかり取り組むとともに、行財政改革を推進し、当市の課題の解決を図ってまいります。 以上の基本的な考え方を踏まえ編成した平成26年度予算の規模は、一般会計、特別会計及び企業会計で総額765億6,387万1,000円となります。前年度と比べ8.3%の増加となっています。このうち 、一般会計では363億3,300万円で、前年度に比べ1.8%の増加、特別会計では総額217億3,7 55万6,000円で、前年度に比べ3.4%の増加、企業会計では総額184億9,331万5,000円で、前年度に比べ32.3%の増加となっています。 なお、企業会計の予算規模が大きく伸びている要因は、地方公営企業会計制度の改正により、退職給付引当金や賞与引当金等の計上が義務づけられ、特別損失として一括計上したためです。 それでは、一般会計の歳入歳出の概略をご説明申し上げます。 歳入ですが、市税は、対前年度当初比1.0%増の93億4,460万2,000円を計上しました。その うち個人市民税については、政府の積極的な景気対策により徐々に景気が回復傾向を示しており、個人所得についても増加が見込まれることから、対前年度当初比3.9%増、法人市民税については、自動車関連産 業を中心に企業収益の改善が予想されることから、対前年度当初比1.8%増、固定資産税及び都市計画税 については、土地価格が小幅ながら下落していることから、対前年度当初比で固定資産税額は0.6%減、 都市計画税は0.7%減を見込みました。 地方消費税交付金は、4月から消費税率の引き上げに伴い増収が見込まれることから、対前年度当初比31.9%増の10億2,100万円を計上しました。 地方交付税は、国において地方交付税総額が減額されたことを踏まえ、普通交付税を対前年度当初比1. 0%減の111億8,900万円、特別交付税を前年度と同額の8億円計上いたしました。 市債は、対前年度当初比6.2%減の26億980万円を計上いたしました。このうち施設整備のための 借金は継続事業を中心として、対前年度当初比0.7%減の9億2,780万円を計上しました。また、交付税の財源不足分を国と地方が折半して負担するために市が借金を行う臨時財政対策債は、対前年度当初比9.0%減の16億8,200万円を計上しました。 続きまして歳出ですが、退職金を除いた職員人件費は、対前年度当初比2.1%減の53億7,602万6,000円を計上いたしました。 公債費は、対前年度当初比5.9%減の44億789万2,000円を計上いたしました。公債費負担適正化計画の方針に従い、借金残高を計画的に減らしてきた結果、借金の定期償還額は平成19年度をピークに確実に減少しております。 施設整備などの投資的経費は、対前年度当初比7.5%増の38億7,257万1,000円を計上いたし ました。 次に、当市の定住推進に向けて取り組む重点事業について、主な内容を申し上げます。 まず、定住推進施策の1つ目、産業振興によるまちづくりの主な事業といたしまして、リニア関連施設の整備を見据え、企業立地候補地の絞り込みのための調査や県外企業の誘致について情報収集を行うほか、地元企業が行う増設、移設や新たな企業立地に対し、企業立地奨励金などを交付し、雇用の創出と確保を図ってまいります。 また、若者の地元企業への就職支援のため、高校生向け地元企業見学会や大学生などの地元就職サポートバンクによる地元企業求人情報などの提供を行います。 商業振興では、中津川市に潜在しております音楽の力を活用した事業を展開し、中心市街地への誘客を図るほか、特産品などの販路拡大と市内産品の知名度や商品力アップのため、大手小売店舗での特産品フェアや商談会への出展を支援するとともに、中小企業の魅力を広くPRし、販路拡大の支援を行います。 観光振興では、観光客の満足度を高め、リピーターの増加を図るため、馬籠宿トイレの整備や観光案内人育成事業に取り組むほか、見学者の利便性と眺望確保のため、苗木城跡トイレの建てかえと雑木伐採を行います。 農林業振興では、野生鳥獣による農作物への被害軽減を図る目的で、自治会や農業者代表等で組織する協議会等が森林との境界部分に森林緩衝帯を整備することに対する支援や、持続可能な農業の実現に向けた農業の担い手確保ため、新規就農者に対して給付金などの支援を行うほか、森林の健全性の維持と林業経営基盤の安定を図るため、利用間伐材の市内木材加工施設や木材市場への搬出について助成を行います。 定住推進施策の2つ目、リニアを生かしたまちづくりの主な事業といたしましては、周辺地域との連携による広域拠点として持続的発展を図るため、リニアのまちづくりビジョンに沿ったまちづくりに取り組むほか、リニア中央新幹線の岐阜県駅や、整備機能を有する中部車両基地の位置が詳細公表されたことに伴い、都市計画マスタープラン、都市交通マスタープランの策定を行います。 また、リニア中央新幹線駅周辺の秩序あるまちづくりと駅利用者の円滑な移動を確保するため、アクセス道路概略設計などを実施いたします。 ソフト面においては、中津川市の知名度アップと全国へ情報発信する人的ネットワークを形成するため、ふるさと応援隊を創設するほか、市内の地域資源をパッケージ化し、官民一体となって中津川市の魅力を市内外に発信します。 定住推進施策の3つ目、安全・安心なまちづくりの主な事業として、消防力の維持・増強を図るため、更新計画に基づき、消防ポンプ自動車、屈折はしごつき消防ポンプ自動車の更新を行うほか、大規模災害発生時等に防災拠点として機能をさせるため、現庁舎の耐震補強大規模改修のための基本設計を行います。 地域防災では、防災備蓄10カ年計画に基づき、各地域に防災備蓄倉庫や備蓄資器材の整備を行うとともに、大規模地震の発生に備え、木造住宅の耐震化の必要性の啓発と耐震診断及び耐震補強リフォーム工事の支援を行います。 学校施設では、建築基準法の強化に伴い、落合小学校、坂本小学校、西小学校、山口小学校、苗木中学校の屋内運動場のつり天井等、非構造部材の耐震補強のための実施設計を行うほか、坂本保育園舎の耐震改修工事を行います。 道路網の整備では、災害発生時の避難路や緊急輸送路の確保のため、橋梁長寿命化計画に基づき、老朽化した橋梁の補修及び耐震化を行います。また、国道19号と国道257号を直結する幹線道路、手賀野・駒場地域の主要生活道路、そして避難所である西小学校への大型車による物資搬入を可能とする防災道路として青木斧戸線の整備を行います。 定住推進施策の4つ目、魅力あるまちを担う人づくりの主な事業といたしましては、大学と連携し地域資源の発掘や地域の再活性化を促す域学連携に取り組もほか、苗木地域のコミュニティーや地域防災の拠点となる苗木交流センターを建設します。 また、読書による人づくりとして、中津川市子ども読書活動推進計画に基づき、家庭、地域、学校、関係団体が連携をとりながら読書推進事業を行います。 さらには、将来の中津川市を担う個性豊かで広い視野を持った人材を育成するため、中学生を中心とした海外派遣を行うほか、トップアスリートたちが教壇に立ち、小学5年生に夢を持つことのすばらしさや失敗や挫折に負けない心の強さなどを伝える「こころのプロジェクト事業」を行います。 課題解決のための主要な事業では、子育て支援の主な事業として、児童の放課後の安全・安心な居場所の確保や親の就労支援のため、放課後児童クラブの支援と南学童保育所移転新築のための調査設計を行うほか、中学校3年生までの医療費が無料となるよう、自己負担額に対する助成を行います。 また、子ども・子育て新制度の平成27年度スタートに向け、子ども・子育て新制度推進事業の策定及び稼働に向けたシステムの構築を行います。 教育の充実の主な事業としましては、少人数指導や個々に応じた指導の充実により、基礎・基本の定着を図るため、小・中学校にのびのび学習指導助手を配置するとともに、手狭となっている西小学校の保健室、職員室のスペース確保や不足している理科室の確保を図るため、増築工事を行います。 病院の充実の主な事業としましては、市民が安心して暮らせる医療供給体制の確保のため、東濃5市が連携して行う東濃地域医師確保奨学資金貸付事業を初めとする医師、看護師の確保対策を行います。 また、現行の電子カルテシステムの基本ソフトのサポート切れに伴う電子カルテの更新を行うほか、名古屋大学医学部総合診療科と協力・連携して中津川市地域総合医療センターを運営するとともに、地域医療を担う医師の育成と確保、公立病院、診療所への診療支援、地域包括ケアの推進に取り組みます。 なお、ドクターカー・ニーマックにつきましては、1月31日からの試験運用期間中に13回出動し、緊急治療の効果を上げてきております。3月3日から本格運用となり、平成26年度以降も継続して運用してまいりたいと考えております。 福祉の充実の主な事業としましては、就職を希望する障がい者を雇用する企業に対して助成を行い、常用雇用への移行や雇用のきっかけとなるよう、障がい者就労支援を行うほか、がんの早期発見、治療ができるよう、がん検診を実施します。また、検診率の向上を図るため、がんの発症率の高い年齢層を対象に検診無料クーポンを配布いたします。 環境対策の主な事業としましては、循環型社会の形成に向け、ごみの減量化とリサイクル活動を一層推進するため、ごみ減量検討市民会議を設置いたします。 また、自然エネルギーの活用を推進するために、住宅用太陽光発電システム及び小水力発電施設の導入に対して補助を行うほか、「ふれあいのやかた かしも」に木質バイオマスや太陽光を活用した設備を導入し、環境に配慮した施設とするとともに、緊急時の防災拠点としての機能を強化します。 また、水質環境保全を図り、安全・安心で安定的なし尿処理を行うため、周辺の生活環境に配慮した新衛生センターを建設するとともに、循環型社会構築のため、旧中津川清掃センター跡地にリサイクル施設を整備いたします。 史跡・中津川人情を大切にする施策の主な事業としましては、史跡苗木城跡整備基本構想に基づき、苗木城跡を健全な状態で保存するため整備を行うほか、国史跡中山道を構成する落合本陣を保存活用するため、公有財産として購入します。 また、県重要有形民俗文化財である明治座の保存修復及び耐震化を行います。 暮らしや心を豊かにする施策の主な事業としましては、生涯学習の拠点として安全・安心で快適に施設を利用できるよう、中央公民の改修を行うほか、市民のスポーツ活動をより活発にするため、市のスポーツ振興の基本方針である中津川市スポーツ振興計画を策定いたします。 また、読書推進の拠点として快適に施設を利用できるよう、中央図書館の改修を行います。 最後に、健全財政を確保するための行財政改革の取り組みといたしましては、市有財産運用管理マスタープランに基づき、維持管理コストの削減を図るため、老朽化した旧付知総合事務所を解体するとともに、道の駅の活性化を図るため、施設の現状の検証と将来の運営方針について専門的な観点から検討をいたします。 以上、平成26年度予算の概要についてご説明を申し上げました。 少子高齢化が進む中にあっても、本市が持続的に発展していくことができるよう、定住関連施策を重点に予算編成を行いました。 市政運営に当たっては、引き続き皆様からの声を大切にしながら、経費節減などの行財政改革に取り組むとともに、限られた財源をより有効に活用できるよう各部の連携をさらに強化し、事業効果を最大限発揮させてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、提案説明とさせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(鷹見憲三君) これより質疑に入ります。 議第10号から議第21号までの質疑を一括して行います。 なお、本案は委員会に付託いたしますので、質疑につきましては簡潔に願います。 順次発言を許します。 11番・深谷明宏君。 ◆11番(深谷明宏君) 今、26年度予算を提案説明いただきました。 これから審議、審査に入るわけですが、1つだけ確認させてください。 こういう予算を組み立てる中に、秋に26年度の予算編成の方針というのを出されてこの積み上げがされたというふうに思っております。 この予算編成の方針を読ませていただきました。 当然これに従って予算編成をされたというふうに思いますが、この予算編成方針どおりしっかり予算ができたかどうか、まず確認だけしておきたいと思います。 ○議長(鷹見憲三君) 企画部長・島崎保人君。 ◎企画部長(島崎保人君) 予算編成方針どおり、ほぼ26年度予算が編成できたというふうに思っております。 ただ、一般財源につきましては、昨年より1億下げたいという方針の中で、そのとおりにいきました。しかしながら、予算規模といたしましては、昨年より増額したというところでございまして、それにはそれなりの理由があったわけですけれど、そういうところを除けばほぼ予算編成方針どおりの編成ができたというふうに考えております。 ○議長(鷹見憲三君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鷹見憲三君) 質疑なしと認めます。 これをもって、議第10号から議第21号までの質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議第10号から議第21号まではお手元に配付してあります議案付託表のとおり予算決算委員会に付託いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第57  請願第13号 ○議長(鷹見憲三君) 日程第57、請願第13号・請願書「特定秘密保護法廃止の意見書を求める請願」を議題といたします。 ただいま議題となっております請願13号は、お手元に配付してあります文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 大変長い間ご苦労さまでございました。本日はこれにて散会いたします。  午後9時04分散会 ――――――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   鷹見憲三         署名議員 岡崎隆彦         同    柘植達樹...