中津川市議会 > 2015-12-24 >
12月24日-04号

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  1. 中津川市議会 2015-12-24
    12月24日-04号


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    平成27年 12月 定例会(第5回)平成27年第4回中津川市議会定例会会議録(第4号)========================= 平成27年12月24日(木)午前10時開議◯議事日程第 1        会議録署名議員の指名第 2 議第120号 中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について第 3 議第121号 中津川市税条例等の一部改正について第 4 議第122号 中津川市介護保険条例の一部改正について第 5 議第123号 中津川市保育の必要性の認定に関する条例の一部改正について第 6 議第124号 中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正について第 7 議第125号 中津川市国民健康保険条例の一部改正について第 8 議第126号 中津川市中小企業小口融資条例の一部改正について第 9 議第127号 中津川市特定公共賃貸住宅及び地域優良賃貸住宅管理条例及び中津川市若者定住促進住宅管理条例の一部改正について第10 議第129号 指定管理者の指定について第11 議第130号 指定管理者の指定について第12 議第131号 指定管理者の指定について第13 議第132号 指定管理者の指定について第14 議第133号 指定管理者の指定について第15 議第136号 損害賠償の額の決定について第16 議第115号 平成27年度中津川市一般会計補正予算(第6号)第17 議第116号 平成27年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算第18 議第117号 平成27年度中津川市下水道事業会計補正予算第19 議第118号 平成27年度中津川市農業集落排水事業会計補正予算第20 議第119号 平成27年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計補正予算第21 議第134号 平成27年度中津川市一般会計補正予算(第7号)第22 議第135号 平成27年度中津川市病院事業会計補正予算第23 請願第 2号 安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願第24 議第137号 TPP交渉結果の情報開示と万全な国内対策を求める意見書について第25 議第138号 マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体負担軽減を求める意見書について ――――――――――――――――――――――◯本日の会議に付した案件日程第 1 会議録署名議員指名日程第 2 議第120号日程第 3 議第121号日程第 4 議第122号日程第 5 議第123号日程第 6 議第124号日程第 7 議第125号日程第 8 議第126号日程第 9 議第127号日程第10 議第129号から日程第14 議第133号日程第15 議第136号日程第16 議第115号から日程第22 議第135号日程第23 請願第 2号日程第24 議第137号日程第25 議第138号 ――――――――――――――――――――――◯出席議員  21名  1番        吉村孝志君  2番        森 益基君  3番        水野賢一君  4番        島崎保人君  5番        柘植貴敏君  6番        木下律子さん  7番        牛田敬一君  8番        吉村浩平君  9番        岡崎隆彦君 10番        勝  彰君 11番        田口文数君 12番        櫛松直子さん 13番        大堀寿延君 14番        深谷明宏君 15番        三浦八郎君 16番        粥川茂和君 17番        鈴木雅彦君 18番        鈴木清貴君 19番        鷹見憲三君 20番        吉村久資君 21番        佐藤光司 ――――――――――――――――――――――◯欠席議員 なし ――――――――――――――――――――――◯法第121条により出席した者 市長         青山節児君 副市長        大井久司君 教育長        大井文高君 理事         丸山裕章君 総務部長       田立三博君 企画部長       西尾謙二君 定住推進部長     安江裕之君 健康福祉部長     早川和子さん 生活環境部長     曽我和幸君 農林部長       林 友義君 商工観光部長     成瀬博明君 文化スポーツ部長   原 益彦君 リニア都市政策部長  山本高志君 基盤整備部長     渡邊弘孝君 水道部長       塚田一義君 病院事業部長     市岡 清君 坂本事務所長     梅本真人君 消防長        林 一雄君 教育委員会事務局長  勝 宏児君 市公室長       伊藤恵之君 行政管理課長     嶋崎雅浩君 ――――――――――――――――――――――◯議会事務局職員出席者 事務局長       齊藤信広君 書記         廣瀬公二君 書記         安田充孝君 書記         高木 均君 書記         西尾隆秀君 ――――――――――――――――――――――  平成27年12月24日(木曜日)  午前10時00分開議―――――――――――――――――――――― ○議長(深谷明宏君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――― △諸般の報告 ○議長(深谷明宏君) 日程に入るに先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎議会事務局長齊藤信広君) 報告いたします。 本日の会議に提出された議案は、市長提出21件、議員提出2件、請願1件であります。 次に、地方自治法第121条の規定により、議長から説明のため出席を求めた説明員並びにその委任、または嘱託により出席する旨の報告のありました者は、市長事務部局におきましては市長以下18名、教育委員会事務部局におきましては教育長以下2名、消防本部におきましては消防長であります。以上でございます。 ――――――――――――――――――――――議会運営委員長報告 ○議長(深谷明宏君) 本日の議会運営について、さきに議会運営委員会が開かれております。 この際、議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長・勝  彰君。  〔議会運営委員長・勝  彰君登壇〕 ◆議会運営委員長(勝彰君) おはようございます。 12月21日に議会運営委員会を開いていますので、ご報告いたします。 日程第1、意見書についてであります。 TPP交渉結果の情報開示と万全な国内対策を求める意見書、マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体負担軽減を求める意見書について、この2つの案文については、提案どおり全会一致で承認いたしました。 本日の議事日程の中の終わりのほうで案文の朗読をもって提案いたしますので、ご承認のほどよろしくお願いします。 日程第2、12月定例会最終日議事日程についてです。 配付の進行表のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。なお、反対討論の申し出が4件、賛成討論の申し出が1件あります。ご承知いただきたいと思います。 日程第3、3月定例会の日程について、配付されている資料のとおりであります。 通常の日程ですと、3月25日が最終日ですが、この日に議長、市長とも出席しなければならない公務があり、最終日は3月28日月曜日となっています。3月28日には、議会主催の部長、次長送別会を計画していますので予定しておいてください。また、詳細については近くなったらお知らせできると思います。 日程第4、市民と議会の対話集会について、会派持ち帰りの結果、まとめてみますと、本年度の対話集会については、全体としてはよかったという評価が出てきました。まだ検討事項として細かなこととして幾つか出ています。市政懇と似ているのではないか。報告は議会だよりにより必要であるかどうか。地域ごとのテーマを設定したらどうかとか。それから、テーマをもう少し絞ってもよいのではないか。長い発言者の取り扱いについて工夫が必要ではないか。対話集会の対象を分野ごとにしてもいいのではないか。それから、一議員としての意見も発言してもよいのではないか。それから、会場設営のほうで参加者全員の机を用意したほうがいいのではないか。それから、全地域16カ所での開催というのはどうか。同日開催についてもどうか。参加者の年齢が少し高いようですので、若い人の対象の会もあってもいいのではないかというようなことが出されました。来年度の開催の参考にしていきたいということを思います。 皆さんにお願いしましたのは、そのころ記録のほうを配付しておりますので、それについて、その記録の文章の表現の仕方、誤字、脱字等がありましたら、1月12日の議連協まで朱書きして、各会派なり個人で提出してくださいということをお願いしております。 次の日程第5、決算認定の資料及び委員会日程についてということで、会派の検討の結果について発表していただきました。 まず、決算資料については、記載する事業については予算資料の中で主要事業に上げたものは全て。それから、金額の高い事業についても記載をしてほしい。それから、議会から求めた事業についても記載をしてほしいというような意見が、資料の内容については、記載事業についてはありました。 内容についてですけれども、補助金補助率を明記してほしい。それから、統一した形での評価があるとよい。数値による評価、その中で実践項目の注目項目ごとでの評価もできるだけ数値で評価して記載してほしいということ。期間については、今までどおり4日間でよい。ただ、開始時間については9時からという意見と10時からという2つの意見があります。まだ、これはどちらかということは決めていないですけれども、4日間の中で、早くから始めて余裕を持って終わるのか、通常どおりの10時開会に合わせていくのか、その辺についてまだ今後検討する必要があるということを思います。 これらのことについて、執行部のほうで特に様式等についてを検討していただき、その結果が出たところでもう一度検討するということになっていますので、執行部のほうの回答待ちとなっています。 日程第6、その他。私のほうからですけれども、議運の委員長のほうから、議会改革特別委員長三浦委員長よりも陳情、請願の扱いについてということで、申し合わせ事項議会運営委員会で徹底してほしいという依頼がありました。紹介議員委員会出席についてという資料が配付されていると思います。そのことを、会派または個人のほうで熟読いただき、申し合わせ事項として徹底していきたいと思いますのでよろしくお願いします。 2番、議員が出しています個人の議会だよりについて会派での検討ということは前からお願いしてありますけれども、個人名を載せることについて、まだ結論が出ていないところがありますので、これを引き続き検討をしていただきたいということを思います。 それから、議長のほうから2月5日ですけれども、県下の議長会が中津川市で当番市として開催されるということで、クアリゾート湯舟沢を場所としているということが報告がありましたので、ご承知をいただきたいということを思います。 それから、市民クラブのほうからですけれども、議長へのお願いということで、坂本地区の教育施設の経過について、全協を開催して説明してほしいということで、議運としては、議長に執行部にお願いしていただくということに全員で賛同になりましたので、議長のほうにお願いをしてあります。 それから、その他の協議事項ということで、要望について2件新しく出てきています。神坂スマートインター整備に関する要望と、主要地方道中津田立線北野歩道新設の道路計画に関する合意書の提出についてということで、2件が出ております。市内からの要望でありますので、個人、会派のほうで周知徹底のほうをお願いしたいということを思います。ただ、神坂スマートインターの要望について今までと違うのは、今までは神坂馬籠の会のほうでしたけれども、今回は各地域、周辺地域も含めたところの区長さんの名前でもありますので、その点を考慮していただきたいなということを思います。 それから、北野の歩道新設については、県のほうでもう事業化されているということで、順次実施されていくだろうと、市議会や市としても要望しているという内情であるということが、議長のほうから補足説明がありました。 以上で報告を終わります。 ○議長(深谷明宏君) ただいまの委員長の報告について質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 ―――――――――――――――――――――― △日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(深谷明宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において    9番・岡崎隆彦君   10番・勝  彰君を指名いたします。 ―――――――――――――――――――――― △日程第2  議第120号 ○議長(深谷明宏君) 日程第2、議第120号・中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・粥川茂和君。  〔総務企画委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆総務企画委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました議第120号・中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について、総務企画委員会での審査結果並びに経過についてご報告を申し上げます。 まず、審査の結果でございます。賛成多数で原案可決でございました。 資料はお手元の資料の1ページから25ページ、それと委員会資料をご参照いただきたいと思います。 まず、提案の趣旨でございますが、いわゆるマイナンバー法の施行によりまして、庁内に保有してございます特定の個人情報の利用及び教育委員会等への提供に関し、必要な事項を定めるものでございます。提案の背景と理由につきましては、先ほども申しましたようにマイナンバー法の施行によりまして、同法第9条第2項に規定する社会保障・税・災害対策に関する事務を行うためには、当該条例の定めが必要としておるということでございます。また、同法第19条第9号には、当該地方公共団体のほかの機関に対し、事務処理必要最小限特定個人情報を提供するには、条例の定めが必要と規定をしております。 すなわち、本条例を規定、制定しないとマイナンバーを使用する事務ができないと解釈できるわけであります。施行期日は、平成28年1月1日でございます。 主な質疑を2つだけご紹介申し上げます。 同法第19条第9号のほかの機関とは、農業委員会等をいっているのかという質疑でございます。答弁、そのとおりであるという答弁でございます。 次に、提案条例第3条に規定の個人情報の提供に関する適正な取り扱いとはという質疑がございました。これは、セキュリティー対策のことだという答弁がございました。等々質疑はいろいろありましたが、代表的なものを2つご報告申し上げまして委員会の報告にかえさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。21番・佐藤光司君。 ◆21番(佐藤光司君) 済みません、今省略されましたセキュリティーの関係ですけれども、そこのところが一番今回のマイナンバー法でいくと私は疑問に思うわけですが、そこらについてもう少し詳細な問題がありましたら報告をお願いします。 ○議長(深谷明宏君) 総務企画委員長・粥川茂和君。 ◆総務企画委員長(粥川茂和君) この質疑は、提案資料2ページの中段やや下にあります第3条、市は個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関し、その適正な取り扱いを確保するために必要な措置を講ずるとともに云々とありますが、その適正な取り扱いとは何ぞやという質疑でございました。この適正とは、議員ご質疑のように、個人情報であるマイナンバーを漏えいもしくは紛失しないように、セキュリティーをしっかりかけて安全に管理をするということが、適正な取り扱いだという質疑、答弁があったということでございまして、それ以外にこのことに関する深い質疑はございませんでした。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第120号・中津川市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(深谷明宏君) 起立多数であります。よって、議第120号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第3  議第121号 ○議長(深谷明宏君) 日程第3、議第121号・中津川市税条例等の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・粥川茂和君。  〔総務企画委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆総務企画委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました議第121号・中津川市税条例等の一部改正について、総務企画委員会の審査の経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 まず、審査の結果から報告を申し上げます。全会一致で原案可決でございました。 委員会資料と提案書、議案19ページから25ページをご参照いただけると思います。 提案の趣旨でございますが、地方税法及び同法施行規則の一部改正に伴う改正でございます。提案の背景と理由につきましては、同法の猶予制度に申請によるものと分割納入によるものの2項目が新たに加わるものでございます。もう1つは、地方税法施行規則の改正によるものでございます。 まず、猶予制度に係るものについては、まず申請によるものでございます。差し押さえにより生活維持困難となる場合にこれは適用される。 もう1つは、納付期限後1年以内の滞納市税が対象である。 もう1つは、差し押さえ自体差し押さえ資産の換価も猶予するということでございます。 また、同様にこれを分割納付を規定したものもございました。分割は、猶予全般が対象である。分割は原則毎月の分割であることとするということ2点でございます。 いま1つは、地方税法施行規則の改正によるものがあるということでございます。 これは、マイナンバー法の施行に伴い、納付書・納入書に個人番号を記載する規定を削除するものでございます。 それぞれ施行日が違いまして、1番目の猶予に関するものについては平成28年4月1日、それとマイナンバーを書かないと、地方税法施行規則の改正によるものについては、公布の日が施行期日でございます。 質疑がございましたが、代表的なものを2つご報告申し上げます。 1つは、猶予申請の適用にルールはあるかという質疑でございます。ルール化は、生活支援担当部署と今後協議をする、そういう答弁でございました。 いま1つは、納付書・納入書に個人番号を記載しないことは、法の趣旨に反しないかという質疑がございました。答弁としましては、個人に発行する書類のため、紛失などによる番号漏えいのリスクを回避する狙いがあるという答弁でございました。 以上、委員長報告を終わります。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第121号・中津川市税条例等の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第4  議第122号 ○議長(深谷明宏君) 日程第4、議第122号・中津川市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長牛田敬一君。  〔文教民生委員長牛田敬一君登壇〕 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第4、議第122号・中津川市介護保険条例の一部改正について、文教民生委員会の審査経過並びに結果についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、賛成多数、原案可決です。 お手元の議案書26ページ及び文教民生委員会資料をご参照ください。 改正の趣旨は、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものです。 概要は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、番号利用法の施行によるものです。改正の内容は、資料のとおり個人番号を追加するものです。そして、個人番号により所得証明書等添付書類の省略が想定されます。施行期日は、申請書の個人番号の追加に関する事項が平成28年1月1日です。添付書類の省略に関する事項は、平成29年7月1日です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。1点報告を申し上げます。 新たな番号をつけなくても、現行制度で可能ではないかという質疑に対しまして、介護保険法施行規則の一部改正に伴い番号記載が必要ですとの答弁でした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり、賛成多数、原案可決となりました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) この番号を記載するということですが、もし番号が記載していない場合の取り扱いはどうなるでしょうか。 ○議長(深谷明宏君) 文教民生委員長牛田敬一君。 ◆文教民生委員長牛田敬一君) その場合は職権により行政側で番号を追加するとの答弁でした。以上です。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。 6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) この番号を取り扱う職員は、特定をされているのかどうか質疑がありましたでしょうか。 ○議長(深谷明宏君) 文教民生委員長牛田敬一君。 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ありませんでした。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第122号・中津川市介護保険条例の一部を改正する条例に対する反対討論を行います。 この条例改正は、1つ目には、介護保険条例の10条は、保険料納付の猶予が規定されていますが、その申請用紙特定個人番号、いわゆるマイナンバーを書くようにするということ、また第11条は、保険料の免除が規定されていますが、この申請用紙マイナンバー個人番号を書くようにするということ。 2つ目には、第10条の保険料猶予の申請の際に、ただし書きを加えて、もとの法律の第22条第1項に規定してある提供の義務に従って、申請に必要な添付書類で情報提供ネットワークシステムに同じ内容の情報があれば添付書類は必要ない、介護保険条例第11条の免除申請のときも同じように情報提供ネットワークシステムを利用できるようにするという改定の内容です。 ですから、マイナンバーを書いていなくても、地方公共団体システム機構や情報提供ネットワークシステムにつないで情報を取り寄せることができるというわけです。大変便利に使えるわけですが、これはマイナンバーと情報提供ネットワークシステムによって個人情報がファイル化されている、すなわち個人情報のデータがまとまっている、そこから簡単に情報を得ることができるわけです。 既に、個人番号は赤ちゃんからお年寄りまで全ての個人につけられておりますので、個人情報、プライバシー保護のため、マイナンバーは拒否しますと言っても、個人情報はファイル化されているわけです。便利になればなるほど漏れやすく、大もとの情報提供ネットワークシステムがサイバー攻撃を受けて情報が漏れるという可能性はあります。外国の例でもあるわけで、このマイナンバー制度そのものを廃止しない限り、個人で幾ら努力してもプライバシーを守り切れるものではありません。もともと国民がマイナンバーを望んだものではなく、政府が国民の所得や資産を丸ごとつかみ、税金を集めるためのものです。 したがって、個人情報保護の観点から、このマイナンバー制度個人番号制度に反対という立場で議第122号に反対いたします。ぜひ議員の皆さんがご賛同くださいますようお願いをして、討論を終わります。以上です。 ○議長(深谷明宏君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議第122号・中津川市介護保険条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(深谷明宏君) 起立多数であります。よって議第122号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第5  議第123号 ○議長(深谷明宏君) 日程第5、議第123号・中津川市保育の必要性の認定に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長牛田敬一君。  〔文教民生委員長牛田敬一君登壇〕 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第5、議第123号・中津川市保育の必要性の認定に関する条例の一部改正について、文教民生委員会の審査経過並びに結果についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決です。 お手元の議案書28ページ及び文教民生委員会資料をご参照ください。 改正の趣旨は、職業能力開発促進法の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものです。 概要は、職業能力開発促進法の一部改正に伴い、この法律を引用している中津川市保育の必要性の認定に関する条例の第3条第8号の一部を改正します。 改正の内容は、職業能力開発促進法の第15条の4が追加されたため、引用部分の第15条の6第3項を第15条の7第3項に繰り下げるものです。 施行期日は、公布の日から施行し、平成27年10月1日から適用するものです。 以上のような説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はなく、冒頭申し上げたとおり、全会一致、原案可決となりました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第123号・中津川市保育の必要性の認定に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第6  議第124号 ○議長(深谷明宏君) 日程第6、議第124号・中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長牛田敬一君。  〔文教民生委員長牛田敬一君登壇〕 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第6、議第124号・中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正について、文教民生委員会の審査経過並びに結果についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決です。 お手元の議案書30ページ及び文教民生委員会資料をご参照ください。 趣旨は、重症心身障がい児・者への医療短期入所サービスを提供する際の使用料を定めるために改正するものです。 背景ですが、医療的ケアの必要な在宅の重症心身障がい児・者の保護者の精神的、肉体的負担が非常に大きくなっております。国は、障害者総合支援法を定め、医療型短期入所サービスを規定しましたが、中津川市近隣では十分なサービスが受けられない状況です。 市は、医療型短期入所サービスを取り組むこととし、当面、国保坂下病院で重症心身障がい児の日帰りサービスを病床の空き状況や医療スタッフの状況などの調整により受け入れしていくとのことです。 改正の内容は、使用料に障害者総合支援法で定めるところにより算定した額を加える。本人の負担は記載の1割となります。 施行期日は、平成28年1月1日です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 1点報告をいたします。 当面は坂下病院ですが、拡大の計画はありますかという質疑に対しまして、坂下病院と市民病院の機能の調整を図っていく中で検討していきたいとの答弁でした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり、全会一致、原案可決となりました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) この条例によりまして、重い障がいのある人たち、子どもたちに対する短期入所ができるようになって、保護者の負担が軽減されるということだと思いますけれども、その負担についてですね、短期入所で1泊2日で5万2,180円、日帰りで2万4,890円、これの1割負担となると書いてありますし、さらに差額室料や給食費が別途必要ということになると、かなりの負担になるのではないかというふうに思いました。それで、これについての軽減策というような議論があったでしょうか。 ○議長(深谷明宏君) 文教民生委員長牛田敬一君。 ◆文教民生委員長牛田敬一君) 特になかったと思います。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。 6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) それで、この条例の中に5番として前4号の規定によりがたいものは、市長の定める額というふうにあります。どのような場合にこれが適用できるのか、そういう議論はあったでしょうか。 ○議長(深谷明宏君) 文教民生委員長牛田敬一君。 ◆文教民生委員長牛田敬一君) 特にそこまではありませんでした。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。 6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) 議論がなかったというわけですけれども、かなりの負担になるというふうに思うんですね。そういうことからすると、医療の場合は多分障がい者の場合は無料だというふうに思いますが、これは障がい者福祉ということで負担になるということから考えても、この軽減策というのをぜひ考えて実現していただきたいと要望しておきます。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第124号・中津川市病院事業及び国民健康保険診療所等使用料及び手数料徴収条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第7  議第125号 ○議長(深谷明宏君) 日程第7、議第125号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長牛田敬一君。  〔文教民生委員長牛田敬一君登壇〕 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第7、議第125号・中津川市国民健康保険条例の一部改正について、文教民生委員会の審査経過並びに結果についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、賛成多数、原案可決です。 お手元の議案書32ページ及び文教民生委員会資料をご参照ください。 改正の趣旨は、先ほどの第122号と内容は同じなんですが、国民健康保険法施行規則の一部改正に伴い、条例の一部を改正するものです。 概要は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、番号利用法の施行によるものです。 改正の内容は、資料のとおり個人番号を追加するものです。そして、個人番号所得証明書等添付書類の省略が想定されます。 施行期日は、届け書及び申請書の個人番号の追加に関する事項が、平成28年1月1日です。添付書類の省略に関する事項は、平成29年7月1日です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 1点申し上げます。 個人番号を一切拒否した場合、個人の責任で所得証明等必要なものをそろえる制度なのかという質疑に対しまして、詳細の運用についてはまだ決まっていないとの答弁でした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり、賛成多数、原案可決となりました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) この条例改正も、122号の改正と同じようにマイナンバーを使って、本人の意思にかかわらずマイナンバーを使って情報を得ることができるということになるわけですが、そういうところでの質疑はいかがでしたでしょうか。 ○議長(深谷明宏君) 文教民生委員長牛田敬一君。 ◆文教民生委員長牛田敬一君) 特にありませんでした。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第125号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についての反対討論を行います。 この改正は、国民健康保険料の減免、納付猶予の申請書に個人番号を追加して書くようにするものと、倒産や解雇によって失業した場合の保険料減免のために申請書に個人番号を追加して書くようにするというものです。そして、ただし書きをつけ加えて、この申請書に必要な添付書類について、情報提供ネットワークに情報があるものについては、書類の添付は必要はないというものです。個人番号を書かなくても、拒否しても地方自治体は番号をつけた機関である地方公共団体情報システム機構から、番号を取得して利用できると規定されております。民間は、本人から番号の提供を受けなければ番号を取得できませんが、自治体や税務当局などの番号利用機関では、本人からの番号提供に関係なく番号を地方公共団体システム機構から取得し、管理できる仕組みとなっているということです。 本人の番号提供そのものに疑問を持たざるを得ません。仮に番号の提供を拒否しても、番号は自治体などの機関にはそれぞれの個人情報に番号がついて保有されているということです。番号そのものを廃止しない限り、これらの機関からの番号漏えいの危険はなくなりません。 122号と同様、個人情報保護の観点からマイナンバー制度に反対をすると、そういう立場から、議第125号の国民健康保険条例の一部改正に反対をいたします。皆さんのご賛同を期待して、反対討論を終わります。 ○議長(深谷明宏君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議第125号・中津川市国民健康保険条例の一部改正についてを起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(深谷明宏君) 起立多数であります。よって、議第125号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第8  議第126号 ○議長(深谷明宏君) 日程第8、議第126号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) それでは、ただいま議題となりました日程第8、議第126号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についての産業建設委員会での審査経過並びに結果について報告いたします。 議案書の34ページ及び委員会資料をご参照ください。 審査結果を申し上げますと、全会一致、原案可決でございました。 まず、当日執行部から次の内容の説明がありました。 この議案の趣旨は、中津川市中小企業小口融資条例を中小企業信用保険法の一部改正に伴い改正するため、議会の議決を求めるものです。 概要については、お手元の委員会資料をご参照ください。 中津川市中小企業小口融資条例が引用している中小企業信用保険法が改正され、融資対象に小規模NPO法人が追加されましたが、中津川市が準じている国の小口零細企業保障制度では、小規模NPO法人は利用企業対象とされなかったので、整合をとるために条項の改正により現行どおりの対象で運用するよう市の条例を改正するものです。 それぞれの法律の内容については、添付の資料をごらんください。 施行期日は、公布の日となります。 中小企業小口融資制度の概要は、資料の下段に実績等も記載してございます。 以上のような説明を受け、質疑を行いました。 1点だけ質疑を報告いたします。 小規模NPO以外の一般の法人についてはどうかという質疑に対しては、一部の医療法人以外、ほかのNPO法人も対象外であるということでした。 以上のとおり産業建設委員会で慎重審査をし、結果としては、先ほど申し上げたとおり全会一致、原案可決でございました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第126号・中津川市中小企業小口融資条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第9  議第127号 ○議長(深谷明宏君) 日程第9、議第127号・中津川市特定公共賃貸住宅及び地域優良賃貸住宅管理条例及び中津川市若者定住促進住宅管理条例の一部改正についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) それでは、ただいま議題となりました日程第9、議第127号・中津川市特定公共賃貸住宅及び地域優良賃貸住宅管理条例及び中津川市若者定住促進住宅管理条例の一部改正について、産業建設委員会での審査経過並びに結果について報告いたします。 議案書の36ページ及び委員会資料をご参照ください。 審査結果を申し上げますと、全会一致、原案可決でした。 まず執行部から添付の資料をもとに説明がありました。 この議題の趣旨としては、地域優良賃貸住宅及び若者定住促進住宅、以下U・Iターン住宅と呼びます。こちらの入居申し込み時の年齢要件を変更し、さらなる若者の定住促進につなげるため改正するための議決を求めるものです。 概要については、委員会資料をご参照ください。 全国的にもU・Iターン住宅への入居年齢は40歳以下というのが標準になってきており、他の自治体におくれをとらないためにも、今回の改正で中津川市としても対応していきたいとのことです。現在の入居者数等は資料にございます。ご参照ください。 以上のような説明を受け、委員会で質疑を行いました。 その中から主なものを報告いたします。 5歳年齢を引き上げるとどのぐらいの対象者がふえるのかという質疑に対しては、1歳で大体800から850人ぐらいで、掛ける5倍ということで4,000人というふうに類推するが、地域を限定するともう少し人数は絞られてくるということでした。 あと、U・Iターン住宅のある地域で宅地を見つけるのが難しいことがあると、そのような状況を聞いているが、特に農地などは農地転用や農振除外などができなかったり、時間がかかったりして大変困難となっている。農林部などとの連携で対応を考える必要があるのではないかという問いに対しては、実際宅地を見つけるのに苦労をしているという話は聞いている。定住推進部や農林部と連携もとっている。宅地として見通しがついている場合は、入居の5年の期限を過ぎても1年程度の延長も認めているという答弁でした。 以上のとおり産業建設委員会で慎重審査を行いました結果、全会一致、原案可決でございました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第127号・中津川市特定公共賃貸住宅及び地域優良賃貸住宅管理条例及び中津川市若者定住促進住宅管理条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第10  議第129号から日程第14  議第133号 ○議長(深谷明宏君) この際、日程第10、議第129号から日程第14、議第133号までの指定管理者の指定についての5議案を一括議題といたします。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。 最初に、議第129号及び議第130号の報告を求めます。文教民生委員長牛田敬一君。  〔文教民生委員長牛田敬一君登壇〕 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第10、議第129号から日程第11、議第130号までの指定管理者の指定について一括して報告いたします。 指定管理者の指定について、文教民生委員会の審査経過並びに結果についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決です。 お手元の議案書39から40ページ及び文教民生委員会資料をご参照ください。 まず議第129号は、中津川市民運動場など指定管理者を指定するものです。 施設については、中津川市民運動場のほか、中津川市サンライフ、中津川市勤労青少年ホームです。 利用者数、指定管理者の業務は、記載のとおりです。 指定期間は、平成28年4月1日から平成31年3月31日までです。 公募・非公募の別は、公募です。 指定管理者は、三菱電機ライフサービス株式会社中津川支店です。 指定管理料は、平成28年度1,458万円です。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 1点、中津川市民運動場の利用者が減っている原因は何かという質疑に対しまして、平成25年度は1件当たりの利用人数が非常に多かったが、平成26年度は減少している。利用件数、使用料は、逆に微増傾向にあるとの答弁でした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり全会一致、原案可決となりました。 続きまして、議第130号は、中津川市児童館4館を一括管理している指定管理者を指定するものです。 施設については、中津川市東児童館、西児童館、児童センター、坂本ふれあい施設です。 利用者数、指定管理者の業務は、記載のとおりです。 指定期間は、平成28年4月1日から平成31年3月31日までです。 公募・非公募の別は、公募です。 指定管理者は、学校法人恵峰学園です。 指定管理料は、平成28年度2,870万円です。 指定管理料が増加した理由は、記載のとおりです。 以上のような説明を受け、質疑に入りましたが、質疑はなく、冒頭申し上げたとおり、全会一致、原案可決となりました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 なお、整理の都合上、順を追って質疑をお願いいたします。 最初に、議第129号について順次発言を許します。6番・木下律子さん。 ◆6番(木下律子さん) この指定管理者のもとで働く労働者についても、指定管理をした市の責任が問われるというふうに思います。そういう観点から、管理者が雇用契約書を渡していることを確認しているか、賃金などの労働条件が選定基準になっているか、労基法違反でない状態で働いていることなどを確認されているでしょうか。このことを議論に、先ほどは何もなかったということですけど、ならなかったのでしょうか。 ○議長(深谷明宏君) 文教民生委員長牛田敬一君。 ◆文教民生委員長牛田敬一君) 傍聴していただければ多分わかると思いますが、特にありませんでした。 ○議長(深谷明宏君) ほかに質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第130号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 次に、議第131号から議第133号までの報告を求めます。産業建設委員長・櫛松直子さん。  〔産業建設委員長・櫛松直子さん登壇〕 ◆産業建設委員長(櫛松直子さん) それでは、ただいま議題となりました日程第12、議第131号・指定管理者の指定について及び日程第13、議第132号・指定管理者の指定について及び日程第14、議第133号・指定管理者の指定についての産業建設委員会での審査経過並びに結果について一括で報告をいたします。 まず、議第131号・指定管理者の指定について報告いたします。 議案書の41ページ及び委員会資料をご参照ください。 審査結果を申し上げますと、全会一致、原案可決でした。 執行部からの説明は、添付の資料をもとに行われました。 この議題の趣旨としては、こちらは地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。 施設の概要については、委員会資料をご参照ください。 施設名は、紅岩山荘及び紅岩コテージです。 指定期間は、平成28年4月1日から平成31年3月31日までの3年間。 公募・非公募の別は非公募で、理由は地域密着型の管理者であるためです。 指定管理者は、株式会社ひるかわ企画です。 なお、指定管理料についてはゼロ円です。内訳書は資料の裏面をごらんください。 以上のような説明を受け、質疑を行いました。 主なものを報告いたします。 補正予算で歳出した27年度の指定管理料500万について、指定管理協定の途中での要請であった。28年度以降の計画の内容がわからないが、以降の指定管理料はゼロ円で大丈夫かという質疑に対しては、現状としては厳しいが、11月から支配人もかわり、経営改善や新規顧客の開拓に取り組んでいる。今後は売り上げ10から15%の増加を目指しているという答弁でした。 もう2つ報告します。 指定管理料もなくメンテナンスがきちんと行えるかという質疑に対しては、地域で紅岩山荘を守る会が発足し、指定管理料については確認を行ってきた。地域の利用をふやすことや新しい支配人との連携で立て直しのチャンスとしたいという強い要望があり、地元からは出資の検討もしているとの声もあったということでした。 もう1つ、質疑としては、出資者がいるなら地域への譲渡も含めて検討し、三セクを解消することも検討したらどうかという質疑に対しては、出資をいただくことに対しては今後確認をして検討をしていくということでした。 以上のとおり慎重審査をし、結果としては全会一致、原案可決でございました。 次に、議第132号の指定管理者の指定について報告をいたします。 委員会資料を引き続きごらんください。 審査結果は、全会一致、原案可決でございました。 執行部からの説明は、委員会資料をもとに行われました。 この議題の趣旨としては、先ほどと同じ、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。 概要については、委員会資料に記載がされております。 施設名は、中津川市坂下交流促進施設、きりら坂下です。 指定期間等は記載のとおりです。 公募・非公募の別は非公募で、先ほどと同様、地域密着型の管理者にお願いをするということです。 指定管理者、きりら坂下運営協議会の概要は、資料に記載がございます。構成団体の名称もそちらに記載されております。 今回の指定管理料、平成28年度は233万、29年度、30年度は毎年前年比マイナス50万円を目指した金額で運営をしていきたいということでした。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主なものを報告いたします。 指定管理を行う坂下運営協議会の構成を見るとさまざまな団体が入っているが、実際の実働、中で働くのは誰が担当するのかという質疑に対しては、地域住民が中心となって実際に運営していくということでした。 次、もう1つ報告しますと、できればその協議会が今後NPOの形となって運営ができるように指導していってほしいがどうかという質疑に対しては、検討するという答弁でした。 もう1つだけ質疑を報告しますと、この施設の土地は借地であるが、今回地域密着で運営を行うということで、借地料についても何らかの検討がなされているかという質疑に対しては、現在は話はしていないが、今後下げていくように検討、努力をしていくということでした。 以上のとおり慎重審査の結果、先ほど申し上げたとおり全会一致、原案可決でございました。 最後、議第133号の指定管理者の指定について、引き続き報告いたします。 こちらも資料をご参照ください。 審査結果を申し上げますと、全会一致、原案可決でございました。 執行部からの説明は、委員会資料に基づいたものです。 この議題の趣旨は、先ほどと同様、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものです。 概要については、資料にあるとおりです。 施設名は、中津川間ノ根観光栗園です。 入場者数、今後は平成28年からスタートですが、年間1万3,800人を予定しているということでした。 公募・非公募の別は公募で、応募が1件だったということです。 指定管理者は、一般社団法人中津川観光協会です。 指定管理料は、28年度はゼロ円。管理料の内訳書は、裏面に記載されております。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 主なものを報告いたします。 入場者の予定人数の推定根拠はどのようなものかという質疑に対しては、現在、苗木で営業しているいが栗の里の入場者が、平成26年は1万681人、平成27年度が1万2,900人で、クリの木が400本であるところから、間ノ根での人数を推定したということでした。 以上のとおり慎重審査を行った結果、先ほど申し上げたように、全会一致、原案可決でございました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 最初に、議第131号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第132号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 続いて、議第133号について順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 以上をもって、議第129号から議第133号までの質疑を終結いたします。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第129号から議第133号までの指定管理者の指定についての5議案を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、議第129号から議第133号までの5議案は、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第15  議第136号 ○議長(深谷明宏君) 日程第15、議第136号・損害賠償の額の決定についてを議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。文教民生委員長牛田敬一君。  〔文教民生委員長牛田敬一君登壇〕 ◆文教民生委員長牛田敬一君) ただいま議題となりました日程第15、議第136号・損害賠償の額の決定について、文教民生委員会の審査経過並びに結果についてご報告いたします。 結論から申し上げますと、全会一致、原案可決です。 お手元の議案書及び文教民生委員会資料をご参照ください。 趣旨は、中津川市民病院における医療事故の和解合意に伴い、損害賠償額の決定を求めるものです。 事故の概要は、平成26年11月、他院で冠動脈のCT検査を受けたところ、冠動脈が狭くなっていたため、平成27年1月、当院において心臓カテーテル治療を実施しました。その後血圧の低下が起こり、検査の結果、心臓の一部が破れていることが確認されました。同日、愛知県内の病院に搬送されましたが、消化管からの大量出血により死亡されました。 患者は、当時、岐阜県在住の女性69歳、賠償金は2,200万円です。 事故に至る経緯、和解に至る経緯は、ご参照願います。 損害賠償を支払うこととした理由は、治療管理に注意義務違反があったと病院の過失を認めたためです。 事故防止・改善策は、心臓カテーテル治療に当たり、適切な場面で他院心臓血管外科医師による援助を受ける基準書を作成し、再発防止に努める。また、心臓カテーテル治療について、患者、ご家族によりわかりやすく説明ができるようにすることとしたものです。 以上のような説明を受け、質疑に入りました。 質疑2点ほどあります。 今回の心臓カテーテル治療は、熟練された医師が行ったのかという質疑に対しまして、高度治療であり、熟練した医師が行ったとの答弁でした。 もう1つ、改善策の中で同意書を変更するとはどういうことかという質疑に対しまして、カテーテル治療には血管の壁が裂ける、心筋梗塞を合併するという同意は得ておりましたが、今回のように急速に広い範囲の心臓の壁に穴があくという説明がしていなかったということで、患者、ご家族によりわかりやすく説明ができるようにするというものです。 もう1点、他院から援助を受けるとはどのようなことかということで、心臓血管外科医師から早目に指示を受けるとのことでした。 以上のような内容で慎重審査の結果、冒頭申し上げたとおり、全会一致、原案可決となりました。 以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより議第136号・損害賠償の額の決定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、委員長の報告のとおり決しました。 ――――――――――――――――――――――
    △日程第16  議第115号から日程第22  議第135号 ○議長(深谷明宏君) この際、日程第16、議第115号から日程第22、議第135号までの補正予算7件を一括議題といたします。 本案に関し、委員長の報告を求めます。予算決算委員長・鈴木雅彦君。  〔予算決算委員長・鈴木雅彦君登壇〕 ◆予算決算委員長(鈴木雅彦君) ただいま議題となりました日程第16から日程第22、議第115号・平成27年度中津川市一般会計補正予算(第6号)、議第116号・平成27年度中津川市国民健康保険事業会計補正予算、議第117号・平成27年度中津川市下水道事業会計補正予算、議第118号・平成27年度中津川市農業集落排水事業会計補正予算、議第119号・平成27年度中津川市特定環境保全公共下水道事業会計補正予算、議第134号・平成27年度中津川市一般会計補正予算(第7号)、議第135号・平成27年度中津川市病院事業会計補正予算について、12月17日開催、予算決算委員会での審査経過並びに審査結果について、ご報告いたします。 議案の審査結果につきましては、議第115号・平成27年度中津川市一般会計補正予算(第6号)は、賛成多数、原案可決であります。 次に、議第116号から議第119号並びに議第134号及び議第135号については、全会一致、原案可決であります。 補正額につきましては、一般会計1億2,126万7,000円、特別会計、国民健康保険事業会計75万円、下水道事業会計485万9,000円、農業集落排水事業会計345万6,000円、特定環境保全公共下水道事業会計1,368万8,000円、企業会計、病院事業会計2,200万円、総額1億6,602万円の増額補正となります。 執行部からの説明及び審査経過につきましては、議員全員で構成されました予算決算委員会であり、議員周知のとおりでありますので、割愛させていただきます。 以上で報告を終わります。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 議第115号から議第119号並びに議第134号及び議第135号の質疑を一括して行います。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 議第115号・平成27年度中津川市一般会計補正予算(第6号)に対し、討論の通告がありますので、発言を許します。6番・木下律子さん。  〔6番・木下律子さん登壇〕 ◆6番(木下律子さん) 議第115号・平成27年度中津川市一般会計補正予算(第6号)に対する反対討論を行います。 この補正予算は、選挙権が18歳に繰り下げられ、選挙人名簿を整理すること、鳥獣被害防止や恵那北カントリーのエレベーターの改修、さらに、きりら坂下の運営再開に向けた改修、そして個人からの寄附により学校や保育所への図書の購入などが予算化され、前進面もあります。しかし、坂本幼稚園の移転の進入道路の予備設計でございますが、子どもの保育・教育に問題のある子ども園化に向けた事業であると聞きました。また、現在は指定管理になっている高齢者施設をマスタープランに位置づけ、維持管理費の削減ありきの民間移譲を目的とした修繕工事や建物登記の予算案が盛り込まれております。市民にとって安心・安全の施策から後退する予算になっているので、この補正予算案に反対をいたします。ぜひ、ご賛同よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(深谷明宏君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 採決は分離して行います。 まず、議第115号・平成27年度中津川市一般会計補正予算(第6号)を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(深谷明宏君) 起立多数であります。よって、議第115号は原案のとおり可決されました。 次に、議第116号から議第119号並びに議第134号及び議第135号の補正予算6件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、議第116号から議第119号並びに議第134号及び議第135号の補正予算6件は、委員長の報告のとおり決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第23  請願第2号 ○議長(深谷明宏君) 日程第23、請願第2号・安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願を議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。総務企画委員長・粥川茂和君。  〔総務企画委員長・粥川茂和君登壇〕 ◆総務企画委員長(粥川茂和君) ただいま議題となりました請願第2号・安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願につきまして、総務企画委員会での審査結果並びに経過についてご報告を申し上げます。 審査の流れでございますが、まず事務局により請願書の朗読をいただきまして、協議会に切りかえまして、協議会を開催しまして、請願者の方から請願の趣旨の説明を受けました。そのうち、請願者の方への質疑を行いまして、委員会をまた再開したということでございます。 委員会では、委員の発言をそれぞれ行いまして採決をとったということであります。 採決の結果、審査の結果でございますが、賛成少数により不採択と決しました。各委員から賛成、反対の意見をお聞きしておりますので、ここでご報告を申し上げます。 まず、反対意見でございます。本請願には立憲主義及び憲法第9条を守ると、そういう記載がないことが反対理由の委員もいらっしゃいました。また、本請願の文中に、憲法違反が明らか、また憲法に反する法律とありますが、違憲の判断というのは難しいということが理由の委員もいらっしゃいます。 いま1つは、本法案が戦争法案として認識をしていないということが理由の委員、また、我が国を取り巻く国際情勢を鑑みて必要な法律であるという意見もございました。 賛成意見もございます。本法案について、以下の問題があることを理由に賛成であるということでございます。1つは、提案方法並びに議論のあり方に問題がある。いま1つは、憲法に違反している旨の意見があると、この2点でございました。 以上で委員会の報告を終わります。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。21番・佐藤光司君。  〔21番・佐藤光司君登壇〕 ◆21番(佐藤光司君) ただいま議題となりました日程第23、請願第2号・安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願に賛成の討論を行います。 この請願は、本年6月議会で請願された安保法案の廃棄を求める意見書に関する請願と、趣旨はおおむね同様な請願と思います。 請願者は、自分自身が体験した戦争の記憶から戦争を繰り返してはいけないことを総務企画委員会で必死に訴えていたことが印象に残っています。 本年は戦後70年の節目の年です。戦争を体験された方が、今まで自分だけの歴史として戦争の話を心に秘めていたことから、自分の戦争体験を次の世代に伝えるために、戦争の悲惨な事実を語り始めています。戦争に参加した人が自分自身の体験話を新聞に投稿したり、空襲の経験から、家を失い、家族も失い、防空ごうへ入るのも必死だったことや、周りの人たちがみんな死んでいったことを新聞に投稿しています。戦争体験の話が直接聞けなくなっています。戦争体験者が少なくなっています。 マスコミも戦争の歴史を多数報じています。12月20日のNHKスペシャルは、ドイツ、ヒトラーが行ったユダヤ人の殺害を初め、アメリカやソビエトの戦争戦略・武器の売買など複雑な駆け引きから、第2次世界大戦への参加を映像を通して伝えていました。 この中で気づいたことは、ヒトラーの行動に対して、真っ向から対立し、裁判を受け、処刑された人、侵略してきたドイツ軍に親しくしていくフランスの人々など人間としての対応もさまざまと思いました。 日本の政府は、安倍内閣による集団的自衛権の行使を閣議決定で了承から始まり、国会での論議後、9月19日に参議院特別委員会で平和安全保障関連法として成立しました。 疑問点を指摘しますと、議会人なら理解できることと思いますが、参議院の特別委員会での採決で可決されましたという文言がありません。マスコミ報道も議事録にないと報じています。現在でも明らかにされていないと思います。 法案の成立とともに、これからのことを予測しますと、参議院選挙までは具体的な行動はあらわれないかもしれませんが、自衛隊の行動に変化が出てくるものと思います。PKO活動で後方支援としていたものが、法の成立に伴い、直接、銃を持ち、戦闘行為に入る可能性があります。まさしく戦争に加担していくことと思います。 国際情勢の変化、テロに対する脅威も指摘されていますが、血を血で洗う戦争は、何としてでも繰り返してはなりません。自衛隊が海外で人の命を奪ったり、奪われたりすることは許せません。 日本は戦争からの反省として、主権在民、民主主義の確立、基本的人権の尊重を確立し、日本国憲法のもとに戦後を続けてきています。戦後が終わらず、永遠に続くよう、多くの憲法学者や知識人は望んでいることと思います。新聞報道によりますと、安全保障関連法は憲法9条に違反するとして弁護士の有志が来年春に提訴する、こうしたことを報じています。立憲主義に基づき、憲法を大切にする政治が求められています。 こうした訴えは、冒頭に述べました、請願者は、自分自身の戦争体験から安全保障関連2法は日本が戦争に参加できる法案と位置づけていると思います。私も同じ考えを持ちます。 最後に、憲法9条の一部を紹介します。 「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」、以下略します。 こうしたことから、私は、請願第2号・安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願、安全保障関連2法の廃案を求める意見書を国会に提出することに賛成の討論といたします。 中津川市議会各議員の賛同をお願いして、賛成討論といたします。 ○議長(深谷明宏君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより請願第2号・安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。よって、本請願について採決いたします。 本件は、起立によって採決いたします。 請願第2号・安全保障関連2法の廃止を求める意見書に関する請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(深谷明宏君) 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第24  議第137号 ○議長(深谷明宏君) 日程第24、議第137号・TPP交渉結果の情報開示と万全な国内対策を求める意見書についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。10番・勝  彰君。  〔10番・勝  彰君登壇〕 ◆10番(勝彰君) 日程第24、議第137号は、案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。 TPP交渉結果の情報開示と万全な国内対策を求める意見書。 TPP(環太平洋経済連携協定)交渉における閣僚会議は、10月5日に大筋合意を発表した。今回の交渉の大筋合意により、世界の国内総生産合計の4割近くを占め、約8億人の人口を抱える巨大経済圏がアジア太平洋地域に誕生することになり、貿易や投資を成長エンジンとしてきた我が国の経済を底上げすることも期待されている。 しかしながら、農林水産分野の重要5品目のうち、米については、関税を維持したものの米国及び豪州に対する無関税輸入枠を設けるほか、牛肉・豚肉、乳製品においても、関税の撤廃もしくは段階的な引き下げが行われ、5品目以外についてもその大半が関税撤廃されることで安価な外国産農産物の輸入が、国内の農業生産に打撃を与えることは必至であり、生産現場に不安が広がっている。 よって、国においては、国民に対して詳細な情報提供を行うとともに、地方経済に与える影響を分析し、今後のあるべき農業の姿、構築すべき日本の農業の形態を再確認し、必要な対策について速やかに検討することを強く求め、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成27年12月24日、中津川市議会。以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第137号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認めます。よって、議第137号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第137号・TPP交渉結果の情報開示と万全な国内対策を求める意見書についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――― △日程第25  議第138号 ○議長(深谷明宏君) 日程第25、議第138号・マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体負担軽減を求める意見書についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。10番・勝  彰君。  〔10番・勝  彰君登壇〕 ◆10番(勝彰君) 日程第25、議第138号の議案も案文の朗読をもって提案とさせていただきます。 マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体負担軽減を求める意見書。 マイナンバー(社会保障・税番号)制度の導入に伴い、市町村には通知カード・個人番号カードの交付について対応するように求められています。直接のカード交付経費である地方公共団体情報システム機構への交付金については、平成27年度は国庫補助(個人番号カード交付事業費補助金・補助率10分の(10)が措置されている一方、市町村のカード交付事務に係る経費については、個人番号カード事務費補助金が措置されます。 しかし、これは、国が平成27年度に予算化した40億円を、市町村の人口比で案分した額によって交付申請を行うこととされ、本来全額が国庫負担すべきであるところ、非常に低い補助上限額となっており、おのずと市町村は財源負担を強いられることとなっています。 また、平成28年度以降についても、個人番号カードは相当数の交付が見込まれますが、現時点では、これらに対して十分な補助金額が確保されるのか明確ではありません。 そこで、政府において自治体負担の軽減のために以下の事項について特段の配慮を求めます。 記1.平成28年度以降も、地方公共団体情報システム機構に支払う交付金、個人番号カード交付事務を行うための、事務処理に必要な人員の確保やシステム整備経費など、全額を国の負担とし十分な予算措置を行うこと。 2.地方自治体の予算編成等に支障が出ないよう、補助金交付やシステム改修フローなど、円滑な制度導入準備のために必須の情報を適時適切に提供すること。 3.マイナンバー制度のスムーズな導入に向けて、地方自治体職員や地域の事業者に対する研修用ガイドブックの作成、研修会の開催など十分な支援を実施すること。 4.配達できなかった簡易書留郵便(マイナンバー通知)の受取人の所在調査に要する経費の負担軽減を図ること。 5.マイナンバー制度導入時の混乱に乗じた詐欺の防止や個人番号カードの円滑な交付の推進のための周知、広報に対する支援を実施すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成27年12月24日、中津川市議会。以上です。 ○議長(深谷明宏君) これより質疑に入ります。 順次発言を許します。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第138号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認めます。よって、議第138号については委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。 これより議第138号・マイナンバー制度の円滑な運営に係る財源確保等自治体負担軽減を求める意見書についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま可決されました意見書2件の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。 お諮りいたします。常任委員会の閉会中における所管事務調査について、会議規則第72条及び第74条の規定により、総務企画委員長から中津川市の男女共同参画について、文教民生委員長から学童保育の現状と今後について、産業建設委員長から橋梁の耐震化の現状と課題及び今後について、それぞれ申し出があります。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(深谷明宏君) ご異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することに決しました。 ここで市長から特に発言を求められておりますので、これを許可します。市長・青山節児君。  〔市長・青山節児君登壇〕 ◎市長(青山節児君) 12月定例市議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 本議会に提案いたしました重要案件を慎重にご審議の上、いずれも原案どおり可決いただき、ありがとうございました。 補正予算につきましても、緊急対応が必要な事業を初め、全て原案どおり可決いただきましたことに御礼申し上げます。 いただきましたご意見や政策提言はしっかりと受けとめ、市の課題解決とこれからのまちづくりに役立てていくとともに、情報を公開した上、議会での議論を重ね、その実現に向け取り組んでまいります。 さて、年末に当たりことし1年を振り返ってみますと、2月に合併10周年を祝う記念式典を多くの皆様のご臨席のもと盛大に開催することができました。合併後の10年を振り返る中で「かがやく人々 やすらげる自然 活気あふれる中津川」を将来都市像に掲げる新たな中津川市総合計画をスタートさせた年でありました。 市の取り組みでは、医療の充実として、市民限定での里帰り出産の再開、分娩の受け入れ制限を解除し、健康都市宣言も行い、8万人のヘルスアップの取り組みを開始いたしました。また、子育て支援として、南・東・坂下の学童保育施設を整備し、安全・安心のまちづくりとして地域防災とコミュニティーの拠点である苗木交流センターを建設するとともに、将来を見据えた中では、青木斧戸線の建設にも着手いたしました。さらに、歴史と文化を観光資源として活用するために、宿場町や苗木城跡の整備、明治座の改修などを実施いたしました。こうした取り組みにより、市を訪れます観光客は確実に増加している状況であります。 来年は、継続的に取り組んでいかなければならない課題への対応に加え、中津川市まち・ひと・しごと創生総合戦略の取り組みを本格化する年でもあります。また、中心市街地の活性化のための核となる機能について具体的内容を協議したいと考えております。 リニア関連事業では、具体計画を詰め、都市計画決定の準備を進めなければなりません。そのためには、JRとの関係の強化、国や県との連携の強化のほか、市の組織についても強化を図ることが重要であります。市民の皆様にしっかりと説明をし、ご理解を得るとともに、議会とよく議論し、協調して市政運営に当たってまいる所存であります。 市長としての任期も残すところ1カ月となりました。私は、市長就任時、平成24年3月議会の冒頭に 「和と絆を育むまちづくりの推進」からスタートしたいと訴え、皆様の声を受けとめながら、風通しのよい一体感のあるまちづくりをつくりたいと抱負を述べさせていただきました。その思いで本日まで取り組んでまいりました。これまでの4年間、皆様からいただいたご指導やご助言、叱咤激励に心から感謝を申し上げます。そして、現在の心境といえば、中津川市の発展のため、リニアや地方創生のまちづくりを継続するため、次期も市長として市政の先頭に立つことで皆様への恩返しをしたい、そんな思いであります。また、それが自分に課せられました責務ではないかと考えるところであります。 最後になりますが、年末年始で多忙となる時期でございます。議員の皆様におかれましては、健康に十分ご留意をされまして、市政の発展に格別のご協力を賜りますことをお願い申し上げ、平成27年12月議会閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(深谷明宏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 これをもって平成27年第5回中津川市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。  午前11時45分閉会 ――――――――――――――――――――――会議録署名議員 中津川市議会  議長   深谷明宏         署名議員 岡崎隆彦         同    勝  彰...