羽島市議会 > 2013-06-25 >
06月25日-06号

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  1. 羽島市議会 2013-06-25
    06月25日-06号


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    平成25年  6月 定例会(第2回)平成25年第2回          羽島市議会定例会会議録                          第6号 6月25日(火曜日)---------------------------------------◯議事日程 第6号 平成25年6月25日午前10時開議 第1       会議録署名議員の指名 第2 議第48号 羽島市税条例の一部を改正する条例について 第3 議第49号 羽島市子ども・子育て会議条例について 第4 議第50号 羽島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について 第5 議第51号 羽島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 第6 議第52号 羽島市介護保険条例の一部を改正する条例について 第7 議第53号 羽島市下水道条例の一部を改正する条例について 第8 議第54号 羽島市公共下水道事業受益者負担金等徴収条例の一部を改正する条例について 第9 議第55号 平成25年度羽島市一般会計補正予算第(第1号) 第10 議第56号 包括外部監査契約の締結について 第11 請第1号 TPPへの参加に反対する請願 第12 報第7号 専決処分の報告について(専第5号 損害賠償の額を定めることについて) 第13 議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 第14 発議第3号 慢性疲労症候群筋痛性脳脊髄炎)患者の支援を求める意見書 第15 発議第4号 TPP協定交渉参加に関する意見書 第16       羽島市農業委員会委員の推薦について 第17       職員派遣について---------------------------------------◯本日の会議に付した事件 第1       会議録署名議員の指名 第2 議第48号 羽島市税条例の一部を改正する条例について 第3 議第49号 羽島市子ども・子育て会議条例について 第4 議第50号 羽島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について 第5 議第51号 羽島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 第6 議第52号 羽島市介護保険条例の一部を改正する条例について 第7 議第53号 羽島市下水道条例の一部を改正する条例について 第8 議第54号 羽島市公共下水道事業受益者負担金等徴収条例の一部を改正する条例について 第9 議第55号 平成25年度羽島市一般会計補正予算第(第1号) 第10 議第56号 包括外部監査契約の締結について 第11 請第1号 TPPへの参加に反対する請願 第12 報第7号 専決処分の報告について(専第5号 損害賠償の額を定めることについて) 第13 議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 第14 発議第3号 慢性疲労症候群筋痛性脳脊髄炎)患者の支援を求める意見書 第15 発議第4号 TPP協定交渉参加に関する意見書 第16       羽島市農業委員会委員の推薦について 第17       職員派遣について---------------------------------------◯出席議員(18名)    1番  南谷佳寛君    2番  安藤隆弘君    3番  豊島保夫君    4番  川柳雅裕君    5番  堀 隆和君    6番  藤川貴雄君    7番  花村 隆君    8番  安田孝司君    9番  山田紘治君   10番  大橋勝好君   11番  味岡 弘君   12番  星野 明君   13番  大鐘康敬君   14番  糟谷玲子君   15番  安井善保君   16番  近藤伸二君   17番  加藤英輔君   18番  奥田三郎---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長    松井 聡君   副市長   河出弘行君  教育長   伏屋敬介君   総務部長  堀 哲郎君  企画部長  柴田政行君   市民部長  安藤勝幸君  福祉部長  古川裕之君   経済部長  柴田 稔君  建設部長  藤田政美君   水道部長  山田勇一君  教育委員会事務局長     消防長   日比野典康君        吉田清一君  市民病院事務局長      監査委員事務局長        岩田泰夫君         村田太一君  会計管理者 田村孝司---------------------------------------◯職務のため出席した事務局職員の職氏名  事務局長  永田幸弘    課長    山田清隆  係長    安田裕治    主事    田中貴大---------------------------------------          午前10時00分開議 ○議長(大鐘康敬君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから、本日の会議を開きます。 日程に入る前に、感謝状の伝達並びに諸般の報告をいたします。 初めに、さきに開催されました全国市議会議長会において評議員としての感謝状の伝達を行います。 星野 明議員さん、ご登壇をお願いいたします。     〔12番 星野 明君 登壇〕 ○議長(大鐘康敬君)                  感謝状 羽島市 星野 明殿 あなたは、全国市議会議長会評議員として会務運営の重責に当たられ、本会の使命達成に尽くされた功績はまことに顕著なものがありますので、第89回定期総会にあたり深甚な感謝の意を表します。 平成25年5月22日                        全国市議会議長会会長 佐藤祐文     〔感謝状授与〕(拍手) ○議長(大鐘康敬君) 以上で、感謝状の伝達を終わります。 次に、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、土地開発公社並びに地域振興公社経営状況の説明書が提出されましたので、ご報告いたします。 以上で、諸般の報告を終わります。 ここで、先ほど開催されました議会運営委員会の結果報告を願います。 議会運営委員会委員長 安井善保君。     〔議会運営委員会委員長 安井善保君 登壇〕 ◆議会運営委員会委員長安井善保君) おはようございます。 議会運営委員会は、6月14日と先ほど委員会を開催し、追加議案等の取り扱いに関する議事運営について協議いたしましたので、その結果をご報告いたします。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してありますように、現在審議中の案件を採決まで進めます。その後、報第7号及び議第58号を議題とし、理事者から説明を求め、議案に対する質疑を行い、議第58号については委員会付託を省略し、討論、採決まで進めます。 続いて、発議第3号及び発議第4号を議題とし、提案者からそれぞれ説明し、質疑を行い、委員会付託を省略し、討論、採決と進めます。 最後に、議員派遣についてを議題として、採決まで進めることが適当であるとの結論となりました。 また、当委員会行政視察についての協議を行い、日程は7月下旬をめどに調整、視察項目は委員からの希望等を検討精査し、進めることになりました。 以上、議会運営委員会結果報告を終わります。 ○議長(大鐘康敬君) 本日の日程は、ただいま議会運営委員会委員長の報告のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 これより日程に入ります。 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大鐘康敬君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、12番 星野 明君及び14番 糟谷玲子さんを指名いたします。---------------------------------------              総務委員会審査結果報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則109条の規定により報告します。                   記事件の番号件名議決の結果議決の理由議第48号羽島税条例の一部を改正する条例について原案のとおり 可決すべきもの 議第55号平成25年度羽島市一般会計補正予算(第1号)原案のとおり 可決すべきもの 議第56号包括外部監査契約の締結について原案のとおり 可決すべきもの  平成25年6月18日                       総務委員会委員長 安田孝司 羽島市議会議長 大鐘康敬殿            民生文教委員会審査結果報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則109条の規定により報告します。                   記事件の番号件名議決の結果議決の理由議第49号羽島市子ども・子育て会議条例について原案のとおり 可決すべきもの 議第50号羽島後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について原案のとおり 可決すべきもの 議第51号羽島国民健康保険税条例の一部を改正する条例について原案のとおり 可決すべきもの 議第52号羽島介護保険条例の一部を改正する条例について原案のとおり 可決すべきもの  平成25年6月19日                     民生文教委員会委員長 豊島保夫 羽島市議会議長 大鐘康敬殿            産業建設委員会審査結果報告書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則109条の規定により報告します。                   記事件の番号件名議決の結果議決の理由議第53号羽島下水道条例の一部を改正する条例について原案のとおり 可決すべきもの 議第54号羽島公共下水道事業受益者負担金等徴収条例の一部を改正する条例について原案のとおり 可決すべきもの  平成25年6月20日                     産業建設委員会委員長 味岡 弘 羽島市議会議長 大鐘康敬殿            産業建設委員会請願審査結果報告 本委員会に付託の請願は、審査の結果下記のとおり決定したから、会議規則第142条第1項の規定により報告します。                   記請願番号受理年月日件名請願者の住所及び氏名紹介議員審査結果理由第1号平成25年5月22日TPPへの参加に反対する請願下呂市金山町 菅田桐洞160 中島気付 農民運動岐阜県連合会(岐阜農民連
    代表者 小寺 徹花村 隆不採択  平成25年6月20日                     産業建設委員会委員長 味岡 弘 羽島市議会議長 大鐘康敬殿 △日程第2 議第48号 羽島市税条例の一部を改正する条例について~ △日程第11 請第1号 TPPへの参加に反対する請願 ○議長(大鐘康敬君) 日程第2、議第48号から日程第11、請第1号までの10件を一括議題といたします。 上程の案件は、いずれも関係常任委員会において審査願いましたので、その経過及び結果について委員長から報告を願います。 総務委員会委員長 安田孝司君。     〔総務委員会委員長 安田孝司君 登壇〕 ◆総務委員会委員長安田孝司君) おはようございます。 総務委員会は、去る18日に委員会を開催し、付託案件の審査を行いましたので、その概要と結果をご報告いたします。 まず、議第48号については、質疑なく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第55号について、委員の質疑に対し理事者から、堤防草刈り委託金については境川、桑原川の堤防除草地元自治会に委託するものであるが、契約手続としては県と市が委託契約を締結した後、市が地元自治会に再委託している。 今年度、羽島商工会議所が行うプレミアム付商品券事業の内容は、商品券発行総額は1億1,000万円で、有効期間は10月1日から12月31日の3カ月間で、1人3口までの購入制限を設ける予定である。 平成24年度末、財政調整基金の現在高は26億2,968万円であるなどの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第56号について、委員の質疑に対し理事者から、包括外部監査人の選定には指名型プロポーザル方式を採用し、応募者が事前に提出した企画提案書及び各人のプレゼンテーションについて、事前に定めた履歴、実績、業務遂行能力、総合的な人物評価などの10項目の選定基準により評価を行い、副市長を初めとする包括外部監査人選定委員5人の合議制により採点を行ったものである。 包括外部監査のテーマは、契約締結後、外部監査人による調査を経て8月当初までには決定する予定であるが、市の状況等を十分説明し、最適なテーマを選んでいただく考えであるなどの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で付託案件の審査は終了しましたが、引き続き協議会を開催いたしましたので、その概要をご報告いたします。 まず、総務部より、今定例会閉会後に県議会議員羽島市選挙区選出議員に欠員が生じた場合、県議会議員補欠選挙の執行に必要な補正予算について、専決処分を行うとの報告がありました。 次に、企画部より、地方公共団体における給与減額措置に係る要請について、国からの要請経緯、国の給与減額措置の内容及び市への影響などの説明がありました。 その内容は、市の交付税の影響額は試算であるが約5,200万円のマイナスである。市のラスパイレス指数は、国が給与を減額する前は97であったが、給与減額後は105となり、国から5ポイント分の給与減額を求められている。国は、給与減額措置を平成25年7月1日から平成26年3月31日まで取り組むよう要請しているとの説明があり、この説明に対し委員から、給与水準は今までの経緯をもとに判断するべきであるので、過去のラスパイレス指数がわかる資料をいただきたい。また、ラスパイレス指数を根拠に給与を上げ下げすることに疑問を感じるなどの意見があり、理事者から、現在市は給与を減額する方向で進んでおり、減額内容や減額率などは影響が少ない範囲で精査するとの報告がありました。 最後に、当委員会行政視察についての協議を行い、日程は10月初旬をめどに調整し、視察項目は委員からの希望等を検討し進めることになりました。 以上、総務委員会結果報告を終わります。 ○議長(大鐘康敬君) 民生文教委員会委員長 豊島保夫君。     〔民生文教委員会委員長 豊島保夫君 登壇〕 ◆民生文教委員会委員長豊島保夫君) おはようございます。 民生文教委員会は、去る19日に委員会を開催し、付託案件の審査を行いましたので、その概要と結果をご報告いたします。 まず、議第49号について、委員の質疑に対して理事者から、子ども・子育て会議を設置するのは市民の子ども・子育てに関する意見を聞いて子ども・子育て支援事業計画に反映するためである。公募委員2人については、広報はしま7月号及びホームページで募集する予定で、保護者の選定については未定であるなどの答弁があり、一委員から、条例をつくる際には法律で定められた市の役割を考え作成してほしいとの要望があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第50号について、委員の質疑に対して理事者から、平成24年度末の後期高齢者保険者数は6,930人、滞納者は16人で、全体に占める割合は0.23%であり、現在、短期被保険者証の交付は14人、資格証明書の交付はないなどの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第51号について、委員の質疑に対して理事者から、この改正は国民健康保険税を賦課する場合の所得割額等に係るもので、東日本大震災により滅失した住宅の敷地の納税義務者が敷地を譲渡した場合に受けられる特別控除が相続人にも適用されることとなったものであるなどの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第52号について、委員の質疑に対して理事者から、この条例は市税における延滞金の割合の見直しが行われたことによる改正で、今回の改正によって納期の翌日から1カ月間は3%へ、それ以降は9.3%になる。平成25年3月末現在、介護保険料の滞納者は878人で、滞納金額は2,605万7,810円であるなどの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で付託案件の審査は終了いたしましたが、引き続き協議会を開催いたしましたので、その概要をご報告いたします。 当委員会行政視察についての協議を行い、日程は10月後半をめどに調整し、視察項目は委員からの希望等を検討し進めることになりました。 以上、民生文教委員会結果報告を終わります。 ○議長(大鐘康敬君) 産業建設委員会委員長 味岡 弘君。     〔産業建設委員会委員長 味岡 弘君 登壇〕 ◆産業建設委員会委員長(味岡弘君) 産業建設委員会は、去る20日に委員会を開催し、付託案件の審査を行いましたので、その概要と結果をご報告いたします。 まず、議第53号につきましては、委員の質疑に対し理事者から、この条例は市税において延滞金の割合が見直されることに伴い同様に金利の引き下げを行うものであるとの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第54号につきましては、委員の質疑に対し理事者から、この条例による受益者負担金の延滞金の割合は、貸出約定平均金利が1%の場合で納期の翌日から1カ月までは3%で、1カ月経過後は9.25%であるとの答弁があり、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、請第1号について、委員から、TPPについては、それぞれメリット・デメリットがあることから、TPPに参加しないことを求めるのではなく、守るべき国益をはっきりさせ、それから国益をどんなように守るか、明確な方針と十分な情報を開示の上、その国益が守れない内容であれば即刻撤退することを国に求めるべきだと考えるので、この請願には反対であるとの意見があり、採決の結果、不採択とすべきものと決しました。 以上で付託案件の審査は終了しましたが、引き続き協議会を開催いたしましたので、その概要をご報告いたします。 当委員会行政視察についての協議を行い、日程は10月をめどに調整し、視察項目は委員からの希望等を検討し進めることになりました。 以上、産業建設委員会結果報告を終わります。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で委員長報告を終わります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑のある方はご発言願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) 以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 暫時休憩をいたします。 討論のある方は、休憩中に発言通告書の提出をお願いいたします。          午前10時17分休憩          午前10時25分再開 ○議長(大鐘康敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、順次発言を許可いたします。 7番 花村 隆君。 ◆7番(花村隆君) 議第48号 羽島市税条例の一部を改正する条例について反対の立場で討論を行います。 羽島市税条例の一部を改正する条例では、市民税に関することのうち、住宅借入金等特別控除について、対象期間を平成26年4月1日から平成29年12月31日までの間で4年間延長するとしたうち、平成26年4月1日から消費税が8%に、そしてさらに10%に引き上げられた場合、平成26年4月1日から平成29年12月31日まで住宅借入金等特別控除限度額を所得税の課税総所得金額の7%、最高13万6,500円とするものです。消費税が増税された場合に限り控除限度額が拡充される意味は、住宅新築着工件数消費税増税により減らしたくないという政府の思いです。 こういった措置をとることにも見られるように、消費税の増税は民間の消費動向に大きな影響を及ぼします。消費税の増税により、国民の財産、財布のひもはかたく締めつけられ、消費が冷え込むことは明らかです。消費税の増税はするべきではなく、消費税が増税された場合を市税の改正要件にしているので、今回の改正案に反対します。 続きまして、請第1号 TPPへの参加に反対する請願に対する賛成の立場で討論を行います。 政府は、TPPに参加すれば国内総生産(GDP)は3兆2,000億円の経済効果がある一方で、農業生産額で約3兆円減ると政府ですら試算しております。日本がTPPに参加することは、米などの農産物輸入品に対する関税が撤廃され、国内農業に大きな打撃となります。 ましてや、後からTPPに参加する形になる日本は、既に進んでいる交渉内容については見直しや修正を求めることもできません。素案や交渉経過について7月までは見ることもできないという立場に立っています。 農業だけでなく、食の安全、政府調達知的財産権、保険など、特にアメリカの要求は日本に対して大きく、食品添加物大幅緩和、地方自治体を含む公共事業など入札への外国企業の参加、ジェネリック医薬品に対する規制などについてもアメリカはごり押しをする構えです。1つ譲ればもう一つ、もう一つ譲れば根こそぎとられる。これがTPPに参加したときの日本の姿です。 たとえ輸出企業の業績がよくなっても企業は従業員にもうけを分配いたしません。一部の輸出大企業の利益だけを優先させ、国民の命、暮らしも国土も犠牲にするTPP参加への道です。参加して様子を見てから撤退など悠長なことは言っておられません。初めからTPPには参加するべきではないので、請第1号に賛成いたします。 以上。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で討論を終わります。 これより議第49号、議第50号、議第51号、議第52号、議第53号、議第54号、議第55号及び議第56号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、議第49号、議第50号、議第51号、議第52号、議第53号、議第54号、議第55号及び議第56号は原案のとおり可決されました。 次に、議第48号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大鐘康敬君) 起立多数であります。 よって、議第48号は原案のとおり可決されました。 次に、請第1号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大鐘康敬君) 起立多数であります。 よって、請第1号は不採択と決しました。--------------------------------------- △日程第12 報第7号 専決処分の報告について(専第5号 損害賠償の額を定めることについて)~ △日程第13 議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について ○議長(大鐘康敬君) 次に、日程第12、報第7号及び日程第13、議第58号を一括議題といたします。 議案の説明を願います。 市長 松井 聡君。     〔市長 松井 聡君 登壇〕 ◎市長(松井聡君) ただいまは、今議会に提出をさせていただきました多くの議案につきまして、適切なるご決定を賜りまことにありがとうございました。 それでは、お許しを賜りましたので、追加議案のあらましにつきましてご説明を申し上げます。 お手元の追加議案書の1ページをお願い申し上げます。 報第7号 専決処分の報告についてでございます。 このことにつきましては、専決処分により損害賠償額を17万2,575円と定めましたので、ご報告をするものでございます。 次に、2ページをお願いいたします。 議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてでございます。 このことにつきましては、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正するものでございます。 以上、追加提案提出いたしました議案につきまして、そのあらましをご説明いたしました。よろしくお願いいたします。 各議案の詳細につきましては、引き続き所管部長からご説明を申し上げます。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(大鐘康敬君) 総務部長 堀 哲郎君。 ◎総務部長(堀哲郎君) 私からは、総務部所管の報第7号につきましてご説明申し上げます。 追加議案書の1ページをお開きください。 報第7号 専決処分の報告についてでございます。 地方自治法第180条第1項の規定により、平成25年6月10日付で専第5号のとおり専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により、これを報告させていただくものでございます。 専第5号 損害賠償の額を定めることについてでございます。 平成25年5月2日午後3時ごろ、羽島市竹鼻町狐穴3182番地先において、公用車が停車中の自動車に衝突し、相手方車両の右側前部が破損いたしました。 この関係の損害賠償額は17万2,575円でございます。 損害賠償の相手方は、羽島市在住の個人の方でございます。 以上、総務部所管の報第7号のご説明とさせていただきます。 ○議長(大鐘康敬君) 企画部長 柴田政行君。 ◎企画部長柴田政行君) 私からは、議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてご説明をさせていただきます。 それでは、お手元の追加議案の2ページをお開きください。 国は、平成24年4月1日から国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づき給与減額支給措置を実施しているところでございます。 地方公共団体に対しては、平成25年1月24日の閣議決定及び平成25年1月28日の総務大臣通達並びに総務大臣書簡により、この国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく国家公務員の給料減額支給措置を踏まえ、速やかに国に準じた処置を講ずるように要請のあったところでございます。 当市におきましては、法律の趣旨、岐阜県及び県内の他の自治体の動向等も踏まえた結果、国の要請に基づいた関係条例の改正を行いたいと考えております。 なお、今回の条例改正につきましては、表題の条例の中において関係条例を条立てて改正させていただいており、時限的措置でありますことから、附則の改正とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 また、説明中、羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、改正条例と略させていただき、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間を特例期間とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、順次ご説明を申し上げます。 お手元の追加議案書3ページ及び議案要綱1ページ、要綱の第1をごらんください。 改正条例第1条は、羽島市職員の給与に関する条例の一部改正でございます。 附則に4項を加えるものでございます。 まず初めに、附則第16項、議案要綱では第1の(1)といたしております。特例期間において、医療職給料表(1)を除く全ての給料表の適用を受ける職員の給与月額を職務の級に応じて減額するというものでございます。 減額の場合は、行政職給料表(1)の適用を受ける2級以下の職員を2%の減額、3級から5級までの職員を3.6%の減額、6級以上の職員を5.2%減額とし、行政職給料表(2)の適用を受ける2級以下の職員を2%の減額、3級の職員を3.6%の減額とし、医療職給料表(2)の適用を受ける3級以下の職員を2%の減額、4級及び5級の職員を3.6%の減額、6級以上の職員を5.2%の減額とし、医療職給料表(3)の適用を受ける3級以下の職員を2%の減額、4級の職員を3.6%の減額、5級以上の職員を5.2%の減額とするものでございます。 続きまして、附則第17項、議案要綱では第1の(2)といたしまして、特例期間において、休職者の給与の支給に当たっては、休職者に支給される給与の額から、休職の区分に応じて定められた額に相当する額を減額するというものでございます。 休職者の給与のうち、公務上または通勤により負傷もしくは疾病にかかった場合、結核性疾患にかかった場合、心身の事故、刑事事件に関し起訴された場合に休職されたときに、その休職期間中に休職の理由に応じて給与が支給できることとなっていますので、支給される給与に関して減額するというものでございます。 続きまして、議案書4ページ、附則第18項、議案要綱では第1の(3)といたしまして、特例期間において、給与の減額、時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当の算出に用いる勤務1時間当たりの給与額から、勤務1時間当たりの給与額に職務の級に応じた割合を乗じて得た額を減額するというものでございます。 続きまして、附則第19項、議案要綱では第1の(4)といたしまして、特例期間において、55歳を超える医療職給料表(1)を除いた行政職給料表(1)の6級相当以上の職員に対する給与月額、休職者の給与、勤務1時間当たりの給与額について、読みかえをするというものでございます。 勤務1時間当たりの給与は、欠勤等給与の減額、時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当について減額するものでございます。 現在、55歳を超える行政職給料表(1)の6級相当以上職員は、給料月額、期末手当、勤勉手当及び休職者の給与から1.5%を減じた額を支給することとなっていますが、これに加え、給料月額に連動する給与について、読みかえをすることにより減額するというものでございます。 次に、改正条例第2条は、羽島市教育長の給与、その他の勤務条件に関する条例の一部改正でございます。 議案要綱は第2をごらんください。 附則に第1項を加えるものでございます。 特例期間において、教育長の給料月額の支給に当たっては、給与の月額から、給料月額の5.2%を減額するというものでございます。 次に、改正条例第3条は、羽島市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正でございます。 議案要綱は第3をごらんください。 附則に1項を加えるものでございます。 特例期間において、市長、副市長の給料月額の支給に当たっては、給料月額から、給料月額の5.2%を減額するというものでございます。 次に、改正条例第4条は、羽島市職員の育児休業等に関する条例の一部改正でございます。 議案要綱第4をごらんください。 附則に第1項を加えるものでございます。 特例期間において、部分休業の承認を受けて勤務しない場合は、勤務1時間当たりの給与額から、勤務1時間当たりの給与額に勤務の級に応じた割合を乗じて得た額を減額するものでございます。 次に、改正条例第5条は、羽島市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正でございます。 議案要綱は2ページ、第5をごらんください。 附則に4項を加えるものでございます。 まず初めに、附則第3項、議案要綱では第5の(1)といたしまして、特例期間において、特定任期付職員の給与月額の支給に当たっては、特定任期付職員給料表の適用を受ける1号級から4号級の者は、給料月額から、給料月額に3.6%を乗じて得た額を減額するものでございます。また、同表の5号級及び特別の事情により同表に掲げる号級によりがたい者に対する給料月額の支給に当たっては、給料月額から、給料月額に5.2%を乗じて得た額を減額するものでございます。 続きまして、附則第4項、議案要綱では第5の(2)といたしまして、特例期間において、医療職(1)を除く全ての一般任期付職員給料表の適用を受ける職員の給料月額を職務の級に応じて減額するというものでございます。減額の割合は、改正条例第1条でご説明申し上げました割合と同じ割合でございます。 続きまして、議案書6ページ、附則第5項、議案要綱では第5の(3)といたしまして、特例期間において、特定任期付職員業績手当の支給にあたっては、給料月額から、給料月額に相当する額に号級に応じて定められた割合を乗じて得た額を減額するというものでございます。 続きまして、附則第6項、議案要綱は第5の(4)といたしまして、特例期間において、改正条例第1条附則第17項の休職者の給与及び附則第18号の給与の減額、時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当の算出に用いる勤務1時間当たりの給与額について、特定任期付職員及び一般任期付職員について準用するものでございます。 続きまして、第6条は、端数処理についてでございます。 改正条例の規定により、給与の支給に当たって減ずることとされる額を算定する場合において、1円未満の端数が生じたとき、これを切り捨てるというものでございます。 以上で議第58号の議案説明を終わります。 以上でございます。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で議案の説明を終わります。 議案精読のため、暫時休憩いたします。          午前10時46分休憩          午前11時01分再開 ○議長(大鐘康敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑に入ります。 質疑のある方は発言願います。 7番 花村 隆君。 ◆7番(花村隆君) まず、報7号の損害賠償の額を定めることについてで、今回の事故の状況を、右側の前部が破損しているということでありますが、前のほうが破損しているというような衝突事故についての詳細を説明報告をお願いいたします。 次に、議第58号 職員の給与に関する条例についてでは、まず市長にお尋ねをしたいんですけれども、県内の市を見てみますと、今回の給与削減は、やるところもあるし、やらない市もあります。これに対して、全国市長会など地方六団体も、条例で自主的に決められるべきである地方公務員の給与に対して、地方固有の財産である地方交付税を給与引き下げの要請手段として用いたと受けとめざるを得ない今回の措置は、あってはならないこととした要請文を総務大臣に対して提出しております。 このような中にあって、今月18日の総務委員会が行われる日に、市長は引き下げの決断をしたようでありますけれども、どうして羽島市も同調をしなくてはいけなかったのか、市長の考えをお尋ねいたします。 ○議長(大鐘康敬君) 総務部長 堀 哲郎君。 ◎総務部長(堀哲郎君) それでは、議員のご質問にお答えいたします。 事故の原因でございますが、道路に面する駐車場からバックで反対車線に出ようとした際、対向車に気をとられ、路駐したばかりの車に衝突したというものでございます。 以上でございます。 ○議長(大鐘康敬君) 市長 松井 聡君。 ◎市長(松井聡君) 議第58号に関します給与減額を実施する判断をしたことにつきます私の所見につきましてのご質問にご答弁を申し上げるところでございます。 ご案内のとおり、国家公務員におきましては、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づき、既に平成24年4月から減額措置を実施しており、地方公共団体に対しては、平成25年1月以降、国に準じた減額措置を実施するよう国から要請があったところでございます。 今回の減額要請を実施することについては、震災復興を柱とした臨時特例法の趣旨、地方公務員給与における均衡の原則、地方交付税削減の経緯、地方分権の推進等、これまで当市が取り組んできた行政改革に加え、減額を実施した場合の職員の士気の低下等、さまざまな問題があったところでございます。 さらに、地方固有の財源である地方交付税を地方公務員給与削減のための政策誘導手段として用いた今般の措置を受け入れることができるかについて、慎重に検討をしてまいったところでございます。 結果的には、地方交付税削減による市民サービスの低下は回避しなければならないこととあわせ、職員の士気の低下も避けなければならないとの判断のもと、管理職手当及び期末勤勉手当の減額は実施をせず、地方交付税の削減額分のみを確保することとして、このたびの条例案提出に至ったものでございます。 昨今の情勢も慎重に判断をいたしました。判断材料とさせていただきました。その中で、一部の県内自治体におかれましては、ラスパイレスそのものが100を割っておるということでの給与削減を行わなかった自治体も複数あるように私は理解をいたしております。 今回の羽島市の議第58号の提案につきましては、ラスパイレスを考慮することをさておきまして、まず優先課題として、地方交付税の5,200万円の減額措置、削減措置が既に実施済みであること、この関係が当市の予算編成上にも重大な財源不足を来すのではないかという懸念のもとでのぎりぎりの判断をしたところでございますので、ご理解を賜れると幸いでございます。 以上でございます。 ○議長(大鐘康敬君) 7番 花村 隆君。 ◆7番(花村隆君) それでは、今回の給与削減に関して、対象職員とその総数、削減の総額、1人当たり削減平均額は幾らでありますか。また、羽島市の職員数の推移についても報告をお願いいたします。 そして、削減前において、県内21市中、羽島市のラスパイレス指数は何番目に位置しておりますか。そして、羽島市の職員1人当たりの市民の数と、県内他市と比較した場合、どの辺に位置するのか、報告をお願いいたします。 ○議長(大鐘康敬君) 企画部長 柴田政行君。 ◎企画部長柴田政行君) それでは、議員お尋ねのことについて順次お答えをさせていただきます。 まず、対象職員の総数でございますが、医師を除く全職員662人と市長、副市長、教育長の3人を含めた合計665人が対象でございます。 削減の総額につきましては、職員662人分が約5,200万円で、1人当たりの削減平均額は約7万9,000円でございます。特別職3人の削減総額につきましては、約100万円でございます。 次に、職員数の推移についてでございますが、平成14年度との比較になりますが、平成14年度当初の職員数は779人で、このうち一般行政職は270人でありました。その10年後であります平成24年度当初の職員数は704人で、そのうち一般行政職は219人でございます。平成14年度から平成24年度までの10年間で、全体の職員数は75人、そのうち一般行政職は51人の減少となっております。 次に、平成24年4月1日における羽島市のラスパイレス指数につきましては100.5(後刻訂正有)で、県内の21市中10番目となっております。これは高いほうから10番目ということでございます。 市の人口を一般行政職員の職員数で割った1人当たりの市民の数につきましては、平成24年4月1日現在、当市は314.3人で、県内の21市中1番目となっております。 以上でございます。 ○議長(大鐘康敬君) 7番 花村 隆君。 ◆7番(花村隆君) 今回の給与の減額措置が、平成26年3月31日までとしておりますけれども、平成26年4月1日から元に戻すのかについての見解を報告お願いいたします。 ○議長(大鐘康敬君) 企画部長 柴田政行君。 ◎企画部長柴田政行君) それでは、ご質問についてお答えをいたします。 国の臨時特例法では、減額の期間を平成24年4月1日から平成26年3月31日としているところで、これに伴います国からの要請は、条例改正等の手続が必要なことを考慮して、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの期間となっていますので、当市におきましても同期間の給与減額を行うものでございます。 平成26年4月1日以降、国が継続するか否かは不明でございますが、今後このような措置をとることは問題があると認識をしております。同時に、公務員の給与及び定数のあり方や地方行財政のあり方等、地方にかかわる重要な課題については、国と地方の協議の場における十分な協議を経て決定すべきものであると考えております。 それで、先ほどラスパイレス指数を私100.5と言いましたが、105の間違いでございます。おわびをして訂正をさせていただきますので、よろしくお願いをします。 以上でございます。 ○議長(大鐘康敬君) ほかにございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 議第58号は委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、議第58号は委員会付託を省略することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。 討論のある方は、休憩中に発言通告書の提出をお願いいたします。          午前11時12分休憩          午前11時20分再開 ○議長(大鐘康敬君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、順次発言を許可します。 反対討論通告者、6番 藤川 貴雄君。 ◆6番(藤川貴雄君) それでは、議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について反対の立場から討論をさせていただきます。 財政健全化にはデフレからの脱却が重要と位置づけ、現在、国はデフレ脱却を目指しております。このことは、G8、主要8カ国首脳会議の場に出席された安倍首相がお話しになられてもおりますが、このような折に、デフレを促進しかねない給与費の引き下げが行われるというのは、かえって国の進める経済政策の妨げとなってしまうのではないか。そのような懸念がありますことから、この案件については慎重な姿勢を保持するべきであると主張をいたします。 よって、議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について反対の意見を述べるものであります。 ○議長(大鐘康敬君) 反対討論通告者、7番 花村 隆君。 ◆7番(花村隆君) 同じく議第58号 羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について反対の立場で討論を行います。 羽島市職員給与の削減に関しては、平成22年第5回市議会定例会にも上程され、成立しております。55歳を超える職員の給料月額を1.5%減額することや期末勤勉手当の0.2カ月分の引き下げなどが行われ、これらの影響額はおおむね6,800万円ありました。平成23年の第6回市議会定例会においても給与表の改定が行われ、平均2.3%、40歳代以降の職員の給与が引き下げられ、おおむね548万円の影響があり、現給保障額についても平成24年度支給額では2分の1に、平成25年度は廃止する条例が改正されました。これらも50歳代の職員への影響が大きく、現給保障に関係する影響額は、平成24年度、年間約692万円、平成25年度は年間約755万円です。 今回の条例改正案では、若い職員も含めて全職員を対象に削減をしようとしており、問題であります。 羽島市職員の給与を下げるということは、地域の経済にも悪影響を及ぼし、結果的に市税収入が減ります。また、公務員給与を引き下げれば、それを見た民間企業が従業員の給与をさらに引き下げ、働く人々の給与は下がる一方です。 今回は、質疑で申し上げたように、国は一方的に地方交付税の削減と給与の引き下げを要請してきました。これは地方の財産である地方交付税を給与引き下げの手段に使っていること、また、地方公務員の給与はそれぞれの自治体が自主的に条例によって決めるものであるにもかかわらず国が要請をしてきたという点でも異常です。 国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律では、給与の改定が東日本大震災に対処するためだと理由づけられておりますが、こうして減らされた公務員の給与や地方交付税がどのように東日本大震災の復興に役立っていくかは不透明です。東日本大震災の復興にお金がかかるのなら、公務員の給与を減らさなくても、高速道路の建設やスーパー港湾の整備など、東北地方の復興を優先して後に回しても差し支えない事業があるはずです。証券優遇税制をやめることや巨額の軍事費を削ることをすれば、給与を引き下げなくても、より一層復興を進めることができます。 羽島市職員は、少ない人数で、決して多くない給与で、公共サービスを提供しています。これ以上の引き下げは、職員のやる気、士気にも影響を及ぼし、新しい職員の採用に当たっても不利になり、本議案に反対します。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で討論を終わります。 これより議第58号を採決いたします。 議第58号は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大鐘康敬君) 起立多数であります。 よって、議第58号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第14 発議第3号 慢性疲労症候群筋痛性脳脊髄炎)患者の支援を求める意見書 ○議長(大鐘康敬君) 次に、日程第14、発議第3号を議題といたします。 提案者安井善保君から提案理由の説明を願います。 ◆15番(安井善保君) 発議第3号 慢性疲労症候群筋痛性脳脊髄炎)患者の支援を求める意見書について、提案理由の説明をいたします。 慢性疲労症候群につきましては、健康に生活していた人が、ある日突然原因不明の激しい倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感とともに、微熱、頭痛、脱力感、思考力の障害、抑鬱等の精神神経症状が長期にわたり、健全な社会生活が送れなくなるという原因不明の比較的新しい疾病であり、治療法も確立されていないものであります。 彼らは、社会からの偏見や理解不足に苦しむ一方で、介護や就労支援等が受けられず、制度の谷間で苦しんでいる状況であります。 そこで、1つとして、原因究明と治療法確立のための研究の一層の推進。 2として、医療関係者や国民に周知するとともに、患者が診察を受けられる環境を整えること。 3として、介護・就労支援等が受けられるような必要な整備等を国に対して求める意見書を提出したいと思いますので、議員各位の賛同を賜りますようよろしく願います。 以上です。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で議案の説明を終わります。 これより発議第3号についての質疑に入ります。 質疑のある方はご発言願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 発議第3号は委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第3号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論のある方はご発言願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) 以上で討論を終わります。 これより発議第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第3号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第15 発議第4号 TPP協定交渉参加に関する意見書 ○議長(大鐘康敬君) 次に、日程第15、発議第4号を議題といたします。 提案者味岡 弘君から提案理由の説明を願います。 ◆11番(味岡弘君) 発議第4号 TPP協定交渉参加に関する意見書について、提案理由の説明をいたします。 TPPにつきましては、政府は平成25年3月15日に交渉参加を表明し、同年4月12日に交渉参加に向けた日米協議に合意したほか、20日には既に交渉を進めている11カ国全てから日本の交渉参加支持を取りつけられました。 TPPは、原則として関税を撤廃することとされており、農業のみならず、国民生活の全てにわたって影響を及ぼし、我が国の暮らしを一変させることも懸念される問題であります。 一方政府は、TPP協定交渉参加に当たり、「守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めて、日本の国益を最大限に実現する」としているが、守るべき国益が何か、またいかにして守るのかについて、その具体的内容をいまだに明らかにしていない状況であります。 想定される影響は多々あるところでございますが、国民生活に直結し、国家の主権を揺るがしかねない重大な問題も含めておりますので、最終的な協定締結に当たっては、国民に対して明確な説明を行い、国民合意を得た上で判断すべきであると考えております。 よって、国におかれましては、守るべき国益を認識し、それをどのように守るか、明確な方針と十分な情報を開示した上で、その国益が守れない、国民的合意が得られないと判断した場合は即刻交渉から撤退することを明確に国民に確約することを求める意見書を提出したいと思いますので、議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で議案の説明を終わります。 これより発議第4号について質疑に入ります。 質疑のある方はご発言願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 発議第4号は委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、発議第4号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論のある方はご発言願います。 7番 花村 隆君。 ◆7番(花村隆君) この発議に反対の立場で討論を行います。 この意見書には、我が国の暮らしを一変されることも懸念される問題であるとか、国民生活に直結し、国家の主権を揺るがしかねない重大な問題であるというふうに書かれておりまして、TPPの危険性、問題点について大いなる認識をされておられます。そういう立場でありましたら、初めから参加しないほうが得策であると考えます。この意見書ではTPPへの参加ありき、参加を前提とした意見書でありますので、これに反対します。 ○議長(大鐘康敬君) 以上で討論を終わります。 これより発議第4号を採決いたします。 賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大鐘康敬君) 起立多数であります。 発議第4号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第16 羽島市農業委員会委員の推薦について ○議長(大鐘康敬君) 次に、日程第16、羽島市農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。 本件は、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により選任されました委員から辞任願いが提出され、同法第16条に規定する同意がありましたので、その後任者を推薦するものであります。 お諮りいたします。 選出の方法は、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、選出の方法は指名推選によることに決しました。 さらにお諮りいたします。 指名の方法は、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 お諮りいたします。 本件は、質疑、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思いす。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略することに決しました。 それでは、議会が推薦する農業委員会委員には、羽島市小熊町西小熊1413番地、西川ひとみさん、羽島市福寿町平方2643番地、佐藤文恵さん、羽島市下中町市之枝2丁目428番地、浅野喜代子さん。以上3人の方々を指名いたします。 ただいまの指名にご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、以上3人の方々を指名することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま指名した3人の方々を農業委員会委員に推薦することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、農業委員会委員には、ただいま指名した3人の方々を推薦することに決しました。--------------------------------------- △日程第17 議員派遣について ○議長(大鐘康敬君) 次に、日程第17、議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議員派遣については、会議規則第166条の規則により、お手元に配付したとおり、市町村議員議会セミナーに派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大鐘康敬君) ご異議なしと認めます。 よって、議員派遣の件については、お手元に配付しましたとおり、市町村議会議員セミナーに派遣することに決しました。--------------------------------------- ○議長(大鐘康敬君) 以上で今定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 ここで、市長から挨拶がありますので、許可いたします。 市長 松井 聡君。     〔市長 松井 聡君 登壇〕 ◎市長(松井聡君) 平成25年第2回羽島市議会定例会を閉会されるに当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 去る6月4日に開会以来、22日間にわたりまして平成25年度羽島市一般会計補正予算を初め条例の制定、一部改正、契約の締結、専決処分の報告、人事案件、その他の重要案件につきましてご審議をいただき、適切なるご決定を賜りました。厚くお礼を申し上げます。 また、追加でご提案をいたしました給与の削減に関する条例の一部改正案等につきましても、慎重なるご審議をいただき、適切なるご決定を賜りました。重ねてお礼を申し上げます。 今後とも、議員各位には市政への一層のご支援とご協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(大鐘康敬君) 閉会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 去る6月4日に招集されました今定例会は、本日までの22日間にわたり開催され、各種案件に極めてご熱心にご審議賜り、ここに議了の運びとなりました。 議員並びに執行部各位には、議事の円滑なる運営に格段のご協力を賜り、まことにありがとうございました。 これにて平成25年第2回羽島市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでございました。          午前11時37分閉会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              羽島市議会議長  大鐘康敬                 12番議員  星野 明                 14番議員  糟谷玲子           本会議に提出された事件及び審議結果議案番号件名提出年月日審議結果議決年月日報第1号専決処分の報告について(専第4号 損害賠償の額を定めることについて)平25.6.4報告平25.6.17報第2号平成24年度羽島市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について〃〃〃報第3号平成24年度羽島市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について〃〃〃報第4号平成24年度羽島市インター北土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について〃〃〃報第5号平成24年度羽島市駅北本郷土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について〃〃〃報第6号平成24年度羽島市上水道事業会計予算繰越計算書の報告について〃〃〃承第1号専決処分の報告並びにその承認について(専第1号 平成24年度羽島市一般会計補正予算(第9号))〃承認〃承第2号専決処分の報告並びにその承認について(専第2号 羽島市税条例の一部を改正する条例について)〃〃〃承第3号専決処分の報告並びにその承認について(専第3号 羽島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)〃〃〃議第47号羽島市固定資産評価員の選任について〃同意〃議第48号羽島税条例の一部を改正する条例について〃原案可決平25.6.25議第49号羽島市子ども・子育て会議条例について〃〃〃議第50号羽島後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について〃〃〃議案番号件名提出年月日審議結果議決年月日議第51号羽島国民健康保険税条例の一部を改正する条例について平25.6.4原案可決平25.6.25議第52号羽島介護保険条例の一部を改正する条例について〃〃〃議第53号羽島下水道条例の一部を改正する条例について〃〃〃議第54号羽島公共下水道事業受益者負担金等徴収条例の一部を改正する条例について〃〃〃議第55号平成25年度羽島市一般会計補正予算(第1号)〃〃〃議第56号包括外部監査契約の締結について〃〃〃請第1号TPPへの参加に反対する請願〃不採択〃議第57号羽島市監査委員の選任について平25.6.4原案同意平25.6.4報第7号専決処分の報告について(専第5号 損害賠償の額を定めることについて)平25.6.25報告平25.6.25請第58号羽島市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について〃原案可決〃発議第3号慢性疲労症候群筋痛性脳脊髄炎)患者の支援を求める意見書〃〃〃発議第4号TPP協定交渉参加に関する同意書〃〃〃 特別委員会の設置について平25.6.4〃平25.6.4 議長辞職許可について〃許可〃 議長選挙について〃選挙〃 副議長辞職許可について〃許可〃 副議長選挙について〃選挙〃 各常任委員会委員、議会運営委員会委員の選任について〃選任〃 閉会中の継続審査について〃原案可決〃 羽島市農業委員会委員の推薦について平25.6.25推薦平25.6.25 議員派遣について〃原案可決〃...