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  1. 廿日市市議会 2013-12-03
    平成25年第4回定例会(第1日目) 本文 開催日:2013年12月03日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開会 午前9時30分 ◯議長(有田一彦) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が30名であります。定足数に達しておりますので、これより平成25年第5回廿日市市議会(第4回定例会)を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申し出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  定例会招集に当たり、市長から挨拶があります。 2 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 3 ◯議長(有田一彦) 市長。 4 ◯市長(眞野勝弘) 皆さんおはようございます。  平成25年第5回廿日市市議会の開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には公私とも大変ご多忙の中、ご参集を賜りまして大変ありがとうございます。  まず初めに、本年5月に起きた市立中学校の3年生女子生徒が自死を図り、亡くなるという痛ましい出来事を受けて設置された調査委員会から先日報告書が提出をされました。ご遺族からは、この報告書の提出は一区切りであるが、ゴールではないというお話がありました。私たちもこれは新たなスタートと捉えております。ここで改めてご遺族のお悔やみを申し上げるとともに、再発防止に向けて教育委員会の取り組みを支援し、あわせて全市的な取り組みを進めていく決意を申し上げたいと思います。  次に、9月議会でご報告しました固定資産税、都市計画税等の課税誤りについて、対象者への戸別訪問などにより謝罪と状況の説明を行い、還付金等の支払いが完了しましたので、ご報告をいたします。  また、10月21日の建設常任委員会でご報告しました下水道使用料の請求漏れにつきましては、戸別訪問などにより謝罪、説明をし、現在約半数の方にご理解いただき、徴収予定の金額の75%が納付見込みとなっております。引き続き、まだ了解がとれていない対象者を訪問し、ご理解をいただくとともに、議員の皆様方には機会を見てご報告をいたしたいと考えております。  さて、11月10日に執行されました広島県知事選挙では湯崎知事が再選を果たし、2期目の県政がスタートいたしました。広島県とはこれまで同様、緊密な協力関係のもと、まちづくりを推進してまいりたいと考えております。  次に、先般東日本大震災の復旧のため、本市から職員を派遣しております宮城県松島市を訪問してまいりました。派遣職員は精力的に職務に当たっており、高い評価をいただいております。復旧は計画どおりには進んでおらず、依然として大変な状況下にあると認識しており、今後市としてどのような支援ができるか考えなければならないと感じております。  次に、来年3月21日から10月26日まで、広島県と愛媛県が共催する瀬戸内しまのわ2014が開催されます。多彩なイベントが瀬戸内海の各地で行われ、そのオープニングが宮島で開かれることになっております。地域一体となって本市の魅力を発信してまいりたいと考えております。  さて、本日の市議会に提案をいたしております案件は、専決処分の報告が1件、廿日市市手数料条例等の一部改正する条例など条例案が2件、平成25年度一般会計など補正予算案が4件、工事請負契約の締結などその他の議案が22件、以上合わせて29件でございます。議案の内容につきましては、後ほど詳しく説明させていただきますが、何とぞよろしくご審議をいただきまして、速やかに議決をいただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、開会に当たりましての挨拶といたします。
    5 ◯議長(有田一彦) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  廿日市市監査委員から、平成25年8月分、9月分及び10月分の例月出納検査報告書が提出されております。その報告書は事務局に保管しておりますので、適宜閲覧されますようご報告いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 6 ◯議長(有田一彦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第25番岡本敏博議員、第26番三分一博史議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 会期の決定 7 ◯議長(有田一彦) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月17日までの15日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第111号 廿日市市教育委   員会委員の任命の同意について 9 ◯議長(有田一彦) 日程第3、議案第111号廿日市市教育委員会委員の任命の同意についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 10 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 11 ◯議長(有田一彦) 市長。 12 ◯市長(眞野勝弘) 議案第111号廿日市市教育委員会委員の任命の同意について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の49ページをごらんください。  1の提案の要旨でございます。  教育委員会委員の定数は6名でございますが、そのうち中尾好美氏の任期が平成25年12月24日をもって満了することになりますので、中尾氏を引き続き委員に任命することについて、市議会の同意を求めるものでございます。  中尾氏は、昭和36年3月12日生まれの52歳で、廿日市市天神2番14号にお住まいでございます。  略歴を申し上げますと、昭和56年、全日空客室乗務員として入社、昭和63年、バージンアトランティック航空客室乗務員として入社され、ロンドン在住を経て、平成2年、日本ビジネススクールを初め、専門学校のエアライン科講師として多数の客室乗務員養成の英語や教養、社交儀礼などの教鞭をとられ、平成6年、広島商業高校国際教養の英会話講師、平成14年、マツダ株式会社英語講師などを務められました。現在は接遇マナー研修講師の傍ら、通訳士、通訳ガイド国家資格を生かして、広島通訳・ガイド協会会員としての通訳や講師などの活動をされております。  なお、平成21年12月から本市の教育委員会委員を務めていただいております。  任期は、平成25年12月25日から平成29年12月24日まででございます。  2の根拠法令でございますが、教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項でございます。  以上で議案第111号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご同意のほどよろしくお願いをいたします。 13 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 14 ◯9番(山本和臣) 議長。 15 ◯議長(有田一彦) 第9番山本和臣議員。 16 ◯9番(山本和臣) 本年6月の第2回定例会で教育委員の任命についての議案が審議された際にも、私は同様の質疑をさせていただきました。重複することになりますが、再度お聞きしたいと思います。  市長の提案理由、説明をお聞きして、中尾氏の人格が高潔であり、教育に関しても一定以上の見識をお持ちであることはよく理解できておりますし、私自身も何度か教育現場で中尾氏とお話をさせていただいたことがあります。非常にすばらしい方だと思いますし、聡明な方であると感じております。そういった方を任命することについて、通常であれば全く問題がないと考えるんですけども、しかし昨今の本市の教育行政における課題を鑑みたときに、もっとほかのスキルを持った人材登用があってもよいのではないかと考えます。具体的に申し上げますけども、1つは、本市市内の生徒の死亡に係る件及びその調査委員会報告書に関する件、また1つは、市内の小規模小学校を統合する方針を教育委員会が表明した件、また今回の一般質問でも3名の議員の方が取り上げるだけでなく、以前から多くの議員がその効果や運営方法について質疑をして取り上げてきた小中一貫校化などです。こういった中、中尾氏が再任ということですから、今までレイマンとして重要な職責を担ってこられたことは私も十分理解をしております。先ほど申し上げたような本市における重要課題に対して、もっと専門的なスキルや地域的な理解度の高い方などを教育委員会という本市の教育行政をつかさどる合議体のメンバーとして求めることは必要、必然であるし、本市の状況から見ると急務ではないかと思います。また、国のほうも、教育委員会の組織に関しての首長権限を高めることなどの改正を検討されているとも聞いております。こういった中、先んじて廿日市市から今回の人事を通して前向きな発信をしていくことも必要だと考えるんですけども、この件について委員の任命権を持つ市長のお考えを問いたいと思います。よろしくお願いいたします。 17 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 18 ◯議長(有田一彦) 市長。 19 ◯市長(眞野勝弘) 中尾氏の登用につきましては、先ほど申し上げましたように、今までさまざまな意見を頂戴しておると聞いておりますが、保護者という立場、また先ほど申し上げたように、社会的なマナーの知識、そして子どもが他者を思いやる人間関係づくりの知識等幅広い意見を頂戴しております。そういうことで、今山本議員がもっと専門的な人材を登用してはということでございますが、これは大所高所から議論、教育委員会で議論をいただくために教育の専門家、そして大学教授、あるいは企業関係者、そして保護者という立場、そういう観点から選任をお願いをしておりますが、今回のいじめ問題というような事象が発生した場合は、そういう専門家を委員をお願いして、そして調査、そして再発防止に取り組むというような事案、事案によってそうした委員会を設置しなければいけないというように考えております。そういうことで、今回いじめ防止対策推進法が施行されておりますが、そういうことに基づいて委員会の設置も廿日市市において検討したいというように思っておりますんで、山本議員のご提案というか、意見はお聞きをして、今後に考えたいというように思っております。 20 ◯9番(山本和臣) 議長。 21 ◯議長(有田一彦) 山本和臣議員。 22 ◯9番(山本和臣) ただいま市長の答弁いただいてて、中尾氏が保護者としても貴重なご意見を下さっているというようなことだったと思うんですが、現在小中学校のお子様をお持ちではないですよね。現役のそういう意味では本市の課題における直接の保護者ではないというふうに考えますし、これは私の記憶が間違っていたら後ほど訂正いたしますけども、公立の学校に当時お子様が通われてなかったというようなこともあります。ただ、今回私が申し上げているのは、そういう個人のことを申し上げているんではなくて、全体として、市長としてどのようにお考えになっているかということをお聞きしているんです。実は先ほどの質疑では、本年の6月議会のときに教育委員の任命のときに同じような質疑をさせていただいたというふうなお話をしましたけども、私、平成24年の第4回定例会で、2名の教育委員の人事案件が出されました。このときにも実は同様の質疑を行っております。このとき、ちょうど1年前になりますよね、このときやはり私の議事録を見ていただければわかるんですけども、当市におけるいじめの問題、小規模校統合などの問題に対して、我々議会や市民からの要望、質問に答えられると考え、市長の責任において行う再任人事なのかとお聞きしました。これに対して市長の答弁は、みずからの責任で行うとご答弁をいただいております。残念ながら、わずかこの半年後に生徒が亡くなるという事案が発生してしまいます。また、11月22日に行われました全協では、この件の調査委員会からの報告書の説明があったわけですけども、これに対しての質疑、組織の構成だとか運用、こういったものがもっとほかに適切なものがあったんではないかというような質疑が私以外からも多く出されたと思います。こういったことに考えて、当時私も異議なしということでその人事案件を承認したわけですけども、今回はもう既にそういう事案が起こっており、本市の教育現場の状況はもう本当に安穏としていられない、このように考えておりますので、もう少し専門的なスキルを持った委員さんを登用して、しっかりと教育委員会さんの組織を固めていくことは必要ではないかと、このようにお聞きしております。 23 ◯議長(有田一彦) 今のは質疑になってませんが。 24 ◯9番(山本和臣) このようにお聞きしておりますので、そのことについて市長のお考えを再度問います。 25 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 26 ◯議長(有田一彦) 市長。 27 ◯市長(眞野勝弘) ただいま答弁したとおりでございまして、現在の委員をもって十分にそういう、先ほど言いましたが、各観点、各分野から適切な大所高所からのご意見を賜れるものと思っておりますし、また必要あらばそうした委員会の設置というものを、専門家による設置というものも考えていきたいと思っております。 28 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。 29 ◯14番(藤田俊雄) 議長。 30 ◯議長(有田一彦) はい、14番藤田俊雄議員。 31 ◯14番(藤田俊雄) ちょっと市長の答弁の中で、ちょっと二、三、お聞きしたいことがありまして、私も中尾さん自身がどうのこうのと言うつもりは全くないんです。特に、子どもが自死をしたということで、報告書の中には学校、家庭、地域ですか、が今後協力して取り組むと。ただ、私はそこに教育委員がどういう形で取り組んでいくのか、はっきりした報告の内容というのが私には酌み取れなかったと。何を申し上げたいかというと、要は子どもが自死したという中で、教育委員という果たす役割は非常に大きなものがあるんだろうと思うんです。そういう中で、今後どうしていくのかと、一体どうやってやっていくのかと。それもただいま市長が今後やっていきますと、流行語大賞じゃないですが、今でしょう。要は今回のこの委員の選任ということは、ある意味、自死した子どもの、これ非常に悲しいことではありますが、その上に成り立ってこの先どうするかということを明確に示す必要が私はあるんじゃないかというふうに思うわけです。どういうことかと言えば、例えば専門家を各学校に配置するというふうに報告書には書いてありましたが、じゃ教育委員の中に臨床心理士がいて、例えばそういうことを専門的に教育委員会教育委員自身がバックアップしていくという体制も私は非常に大切なことじゃないかと思うんです。これはまさに市長が委員を選ぶ、どういう考え方で選んでいくのか、やっぱりそこにつながってくるんだろうと思うんです。ですから、このことは平常時の委員を選ぶ、そういう場合とは全く私は違うと思うんです。まさにここで市長が教育委員会にあるメッセージをやはり出さなきゃいけないときだと思うんですが、その点いかがでしょうか。 32 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 33 ◯議長(有田一彦) 市長。 34 ◯市長(眞野勝弘) 今、地方教育行政ちょっと見ようと思ったんですが、すぐ出ないんでありますが、教育委員会の職務権限と自治体の長の職務権限は異なります。しかし、市長は何といいましても、この問題、私は市を挙げて取り組む社会的な問題である、課題であるというように認識をいたしておりまして、市を統括する、市を代表する市長としてそういうメッセージを発しなければいけないということでございますが、そういう私の職務権限からして、先ほどご挨拶で申し上げたように、教育委員会の取り組みを十分に支援するとともに、私も市を挙げて地域社会がきずなを強め、そして教育をしっかりしたものにしていくということに取り組んでいきたいというように思っておりますんで、今まで以上の市民の皆さんにメッセージを発して、そして二度とこういう痛ましい事件が起こらないようにしていきたい。そして、手をこまねいておるわけではないですが、先ほどの防止法についても首長部局で設置をするというものでございますので、そういう施策等も速やかに取り組みたいというように考えております。 35 ◯14番(藤田俊雄) はい、議長。 36 ◯議長(有田一彦) 藤田議員。 37 ◯14番(藤田俊雄) 私も教育委員会へ市長が関与できないと、その活動内容についてはそれは十分わかってるんですが、ただ今国のほうでは、首長と教育委員会の関係の見直しも熱く議論されているところであります。ただ、今回の場合は、市長としてできる範囲の中で私はできることがあるんだろうと思うんです。それがまさに今回の委員の任命であります。委員の任命は間違いなくこれは市長が行うわけですから、ある意味任命責任もあるわけです。だからこそ、今回の───子どもの自死のことをよくよく考えられて、やはり私は教育委員会を本当にバックアップしていくんだという姿勢を示す本当にいい機会だと思うんです。市長もそういうふうに言われているわけですから、この機会を逃したらやはり発信力というのはかなり小さくなるんじゃないかというふうに思うわけです。ですから、もう一度申し上げますが、今回の委員の選任については、今までの選任とは全く意味合いが違うんだと私は思うわけです。もう一度そのあたりはどうでしょうか。 38 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 39 ◯議長(有田一彦) 市長。 40 ◯市長(眞野勝弘) 先ほど臨床心理学の専門家をということでございますが、こうした専門性、いろんな角度の専門性が問われます。そうしたことにおいて、そのことについてはそうした集団を、委員会なりをつくって、そして検討するということが好ましい、そういう提案も一理ございます。そうしたことも今後踏まえていきたいと思いますが、今まで申し上げたように、各角度から検討いただける委員に就任いただいておるというように確信を持っております。 41 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。 42 ◯23番(高橋みさ子) 議長。 43 ◯議長(有田一彦) 23番高橋みさ子議員。 44 ◯23番(高橋みさ子) いじめ等に関しては、常設の委員会なり何なりを市長また検討していただけるというような発言だったんで、それはそれでお任せしたいとは思うんですが、教育委員会の委員の構成なんですが、以前は例えば民間の方を入れる、学識経験者というか、学校経験の学識経験者を入れる、女性を入れる、それから途中で保護者を入れるというようなことも国のほうでも意見がありまして、保護者も入れるというような、そういう廿日市もそれなりのこう指針というか、選任の構成に関しての基準みたいなのがあったように思うんですが、今回中尾委員が保護者であられたのが保護者でなくなるとかというようなこともありますし、という立場がね、なると、山川委員しか保護者がおられないということになると、やはり私はこの間の自死の調査委員会の件でも、やはり家庭教育、家庭とのやっぱり連携を強めていかなければならないというふうにすごく感じてますので、そういう意味でもっとやっぱり保護者を、家庭教育ということを考えるならば保護者を入れていただきたいなというふうな思いがありますが、そういうふうに構成が変わっていくことに関して市長のお考えをお伺いいたします。 45 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 46 ◯議長(有田一彦) 市長。 47 ◯市長(眞野勝弘) 先ほども山本議員のとこでご答弁を申し上げたと思いますが、現在教育関係者、学識経験として大学教授、今おっしゃった山川委員、この方は中学1年生の保護者でございます。それから、企業関係者、そして中尾委員は、前回のときは中学生でございましたが、現在は高校生と大学生の保護者ということでございまして、現在も5名を6名に教育委員をいたしましたが、そうした観点で各分野から選出というか、選任をお願いをしておるという状況でございます。今後とも、今のようにいろいろ専門分野の心理学とか、そうした専門臨床とか、そういったいろんな分野の要請がございますが、そういうことについても今後は検討をしてみたいと思いますが、委員の構成からしてどう考えるのか、大変難しいところでございますんで、次はそうした人を入れるということは確約できませんが、そういうことにも意を注いでいきたいというように思っております。 48 ◯23番(高橋みさ子) 議長。 49 ◯議長(有田一彦) はい、高橋議員。 50 ◯23番(高橋みさ子) 教育委員の任期が4年間ということで随分長いんで、また次の方を新たに入れるというまでに、やはりその期間の中には先ほど言いました保護者の方がだんだん一人もいなくなるとか、そういう状況もなりかねない。そういう意味で、任命されるときには、全体の長い目で見た構成メンバーがどうなるかということをぜひ検討していただきたいなというふうに思いますので、何かあれば再度お願いします。 51 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 52 ◯議長(有田一彦) はい、市長。 53 ◯市長(眞野勝弘) 確かに成長してまいりますんで、学校保護者でないという立場になられると思いますが、そういうことも一応含んでこのたびも選任をお願いをしておりますし、教育委員会でこういういろんな教育課題、あるいは社会的な課題がある中で、1期4年の経験を生かして、さらにその経験を積んでいただいた人に継続して教育行政をお願いしたいという思いでございますんで、理解をお願いをしたいと思います。 54 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(有田一彦) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき討論を省略したいと思いますけれども、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あ     り〕 57 ◯議長(有田一彦) 9番山本和臣議員、これは討論に、反対討論ですか。     (9番山本和臣「はい、反対討論です」     と呼ぶ)  人事案件ですので、発言には十分ご留意されてお願いします。 58 ◯9番(山本和臣) はいわかりました。 59 ◯議長(有田一彦) どうぞ。 60 ◯9番(山本和臣) 私は本議案に対して反対の立場で討論をいたします。  まず初めに、申し上げておきますが、この反対討論は、今回市長より推薦されている中尾氏の人格や能力を否定するものでは一切ないということをご理解ください。また、種々の教育課題が山積している本市の状況の中で、個々の案件を例示して討論を行うことは際限もありませんし、現実的ではないと考えますので、1点の課題に対してのみ取り上げ、例示させていただき、討論させていただきたいと思います。  先ほどの質疑でも申し上げましたが、私は本年第2回定例会で市長に、本市の首長としての責任において、本市の教育課題に、これは本市の生徒の死亡に係る件を具体的に、滋賀県大津市の生徒がいじめにより自死した事案等を例に挙げて対応できる人事なのかと問いました。残念ながら、このとき市長からは、この問題は市民挙げて社会に向き合う課題であるという答弁をいただきまして、みずからの責任については言及されませんでした。しかし、この件だけではございません。私は平成24年の、これ先ほど申し上げましたけども、第4回定例会で2名の教育委員選任についても同様の質疑を行っております。このときも、いじめの問題、小規模校統合などの問題に対して、我々議会や市民からの要望や質問に答えられると考え、市長の責任において行う再任人事なのでしょうかと問うております。このときは眞野市長は明確にみずからの責任でとおっしゃいましたので、私も本件の同意に対して異議なしの立場をとりました。言うまでもなく、これは市内生徒の死亡に係る事案が発生する以前です。しかし、わずか半年後の本年5月に本当に残念ながら先日の事案が発生してしまい、若いとうとい命が失われてしまいました。そして、6月の定例会、再三申し上げております教育委員の再任人事のことですけども、このときの質疑、やりとりを経て、このときも異議は申し立てず、委員の再任を認めました。そして、この後、このとき設置されていた、もう既に設置されておりましたけども、生徒の死亡に係る調査委員会からの報告書が教育委員会に提出され、そのときの記者会見では一部のマスコミから、委員会の組織や運営が適切であったのかを問う質問がありました。死亡については誘因との報道もこのときありました。死亡については、いじめが誘因との報道もこのときありました。その後、我々議員は11月22日の議員全員協議会の場で説明を受けることとなりましたが、このときも複数の議員から、委員会の組織や運営が適切であったのかを問う質疑が出され、少なくとも私を含む数人の議員や一部マスコミの関係者らは、もっと適切な委員会の設置や運営の形態があったのではないかとの疑問を抱くことになりました。これら一連の本事案にかかわる推移を見た場合、その予防からその後の対応について適切に運営されてはいないと判断せざるを得ず、先ほどの質疑、答弁を経て、議員としての責任において、今回の教育委員人事について、中尾氏とは異なるベクトルのスキルを持つ人材の登用、例えば人権関係に造詣の深い法務関係者、医師や心理士、いじめ問題に対応した経験があり、一定の成果を出した実績ある教員経験者ら、こういった方々の登用があってしかるべきですし、国の教育委員会に対する方針も変わってきたことから、本市として先んじて市長の権限を発揮すべきと結論しました。私の討論に対し、教育の独立性や中立性を侵害するのではないかや、レイマンの影響力が矮小化されるのではないか等を挙げ異を唱える方がいらっしゃるかもしれませんが、まず教育の独立性、中立性、継続安定性の確保の原則は十分に理解した上で、しかし教育委員の人事、教育にかかわる予算の提案権は首長たる市長の権限として保障されているものであります。レイマンの影響力についても、この数についての規定はなく、また通常は原則5名の教育委員が本市は6名ということもあります。現在のレイマンは3名であると考えておりますけれども、仮に今回レイマンが2名になったとしても、全体としての数が極端に少ないとは言えませんので、ご批判には当たらないと思います。先ほど常設の委員会をつくるというお話をお聞きしましたけども、これはこれでありがたいとは思いますが、今回の人事案件とは別の問題です。  以上から、市長は生徒の死亡に係る事案の一連の結果に対して、今回の人事についての正当性の説明責任をもっと果たすべき、つまり現状では説明責任が十分に果たされていないと判断するものですし、もっと真摯に今回の事案に取り組み、またみずからの権限においての市の前向きな方針を発信すべきだと考え、本議案に明確に反対するものであります。  以上。 61 ◯議長(有田一彦) 次に、賛成討論はありませんか。 62 ◯19番(栗栖俊泰) 議長。 63 ◯議長(有田一彦) 19番栗栖俊泰議員。 64 ◯19番(栗栖俊泰) ただいま反対討論がございましたんで、賛成の立場での討論をさせていただきます。
     結論からいいまして、本提案については賛成の立場でございます。ただ、今回提案を聞いた段階では、やはり先ほど来質疑の中でもありましたように、残念な事案が発生した、その中で再任ということが果たしてこれからの廿日市の教育にとっていいことなのかという疑義は私自身も持っておりました。しかしながら、先ほど来の質疑応答の中で、市長ご自身もそれらはしっかり受けとめた中での選任である、また今後の対応もしっかりと行っていく、そういう旨の発言もございました。それらを考えますと、今回の人事案件につきましては、非があるというわけではございませんので、やはりこれまでの4年間の経験を生かして、このことが起こったからこそ、これからの廿日市、このような形で教育行政に取り組んでいくんだということをしっかり示していただきたいというふうに期待をしております。今回残念ながらこのようなことが起こったわけでございますけれども、この6名の教育委員がこのことをしっかりと受けとめて、心新たにこれからの廿日市の子どもたちの教育を担っていただくことを心から期待して、賛成の立場での討論とさせていただきます。 65 ◯議長(有田一彦) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(有田一彦) はい、それではこれをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第111号廿日市市教育委員会委員の任命の同意についてを起立により採決いたします。  本件に同意することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 67 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 諮問第4号 人権擁護委員の推薦   につき意見を求めることについて 68 ◯議長(有田一彦) 日程第4、諮問第4号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 69 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 70 ◯議長(有田一彦) 市長。 71 ◯市長(眞野勝弘) 諮問第4号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由及び内容の説明を申し上げます。  議案説明書51ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  本市から選出されております17名の人権擁護委員のうち、平成26年3月31日をもちまして石社京子委員が任期満了となるため、後任委員の選定につき、広島法務局から推薦の依頼がございました。後任委員として石社京子氏を引き続き再任とし、推薦いたしたく、人権擁護委員会法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  石社京子氏は、昭和20年7月26日生まれの68歳で、廿日市市津田1674番地にお住まいでございます。  同氏は、保育園に永年勤務し、本市の保育園園長を歴任され、退職後の現在、病児保育に係る仕事についておられます。また、佐伯地域人権啓発推進協議会の設立時から理事を務められ、人権意識の普及向上に向け精力的に活動され、特に子どもの人権問題について積極的に取り組んでおられます。今回3期目でございます。  以上のことから、氏は地域住民からの信望も厚く、人権の擁護に深い理解と強い熱意をお持ちの方で適任者と考えており、ここに推薦について市議会の意見を求めるものでございます。  2の根拠法令でございますが、人権擁護委員会法第6条第3項でございます。  以上で諮問第4号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 72 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(有田一彦) はい、ご異議なしと認めます。よって、本件は討論を省略して、採決いたします。  諮問第4号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(有田一彦) はい、ご異議なしと認めます。よって、本件については、これに同意することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 報告第19号 専決処分事項の報   告について(工事請負契約の変更について) 77 ◯議長(有田一彦) 日程第5、報告第19号専決処分事項の報告について(工事請負契約の変更について)を議題といたします。  直ちに報告を求めます。 78 ◯総務部長(西村元伸) 議長。 79 ◯議長(有田一彦) 総務部長。 80 ◯総務部長(西村元伸) 報告第19号専決処分事項の報告についての内容をご説明申し上げます。  議案説明書の1ページをお開きいただきたいと思います。  1の専決処分した理由でございますが、平成24年12月定例会におきまして、平成24年議案第85号により契約を締結することについて議決をいただきました市営金剛寺住宅新築工事の請負契約につきまして、工事内容の一部変更に伴う設計変更により、請負金額を変更する必要が生じましたので、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をさせていただいたものでございます。  2の専決処分の内容でございますが、当初請負金額2億2,857万1,560円を2億2,703万6,250円に変更したもので、請負金額の減少額は153万5,310円で、減少率は約0.7%でございます。  減額変更した理由でございますが、旧建物に残存していましたくいの撤去工事が11本から9本に減ったこと、これは今回新築をしております建物のくいの打設に影響する残存していたくい11本を撤去する予定でございましたが、旧建物を撤去した際に、残存するくいの位置が設計図と相違をしており、再検討した結果、撤去を要するくいが2本減少して9本になったものでございます。また、今回新築をしています建物のくい工事で、くいの先端を到達させるかたい層、支持層が想定より高い位置に出現した部分があったため、くいの打設総延長が92メートル減ったこと、設備用の天井点検口の追加、内装の一部を変更したことなどを行ったものでございます。  3の専決処分年月日は、平成25年11月7日でございます。  4の根拠法令は、市長の専決処分事項第3号でございます。  以上で報告第19号の説明を終わります。 81 ◯議長(有田一彦) 以上で報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、第11番林忠正議員の発言を許します。 82 ◯11番(林 忠正) 議長。 83 ◯議長(有田一彦) 11番林忠正議員。 84 ◯11番(林 忠正) 先ほどご説明いただきまして、仕様変更が何カ所かありますけれど、その仕様変更ごとの影響金額がどのようになっているか、まずお聞きします。  そして、結構今までだったら掘削すると岩盤がかたいのがあったとかということで増額になるケースが多いかったんですけど、今回は減額ということになっておりまして、くい撤去や今のかたい支持基盤が高いところにあったということでありますけれど、こういうのが要するに契約書でどういうことで担保されているかどうかということと、実際にその確認が具体的に現場と含めてどのような形で確認しておられるか、その点を確認します。 85 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議長。 86 ◯議長(有田一彦) 都市・建築局長。 87 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) まず、変更の内容ごとの金額についてご答弁させていただきます。  既存くいの撤去に係る部分でございますけども、約50万5,000円となっております。それから、2点目のくい長の減少についてでございますが、約123万9,000円の減額となっております。それから、点検口の追加、内装等の仕様の変更でございますけども、約20万9,000円の増額となっております。  それから、どのように図面の中で担保し、また現場のほうを確認したかということでございますけども、工事に着手しますと、監督員は現場に行きまして、契約書どおりの工事ができているかどうかなどを確認すると、これは工事約款などに記載はされております。それからあと、支持地盤でございますけども、今回支持地盤が浅く出現をしております。これにつきましては、確認をするためにチェックボーリング2カ所追加して、浅いところで支持地盤が出現したということを確認をさせていただいております。 88 ◯11番(林 忠正) 議長。 89 ◯議長(有田一彦) はい、林議員。 90 ◯11番(林 忠正) 今の支持基盤の件で再度ご確認なんですけど、要は建物を維持する上でその支持基盤が高いところで結果的に浅くくいを打ったということで、建物の強固が確保されているということなんですけど、その点について再度そういうことで問題ないのかどうか、その点を再確認します。 91 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議長。 92 ◯議長(有田一彦) 都市・建築局長。 93 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 変更につきましては、構造計算をしっかりやり直しております。 94 ◯9番(山本和臣) 議長。 95 ◯議長(有田一彦) はい、山本和臣議員。 96 ◯9番(山本和臣) 先ほどからの説明を聞いていて、当初の予定のあの古い住宅を撤去する際の当初の予定のくいの数が実は少なかったということで、一見これはほいじゃ旧住宅の工事が手抜きだったのかなというふうに聞こえたんですが、そのことについての認識をちょっと生産性はないんですが、お聞かせください。 97 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議長。 98 ◯議長(有田一彦) はい、都市・建築局長。 99 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 当時の工事につきましては、建築確認、それから完了検査全て受けておりまして、適切に工事は完了しているものと考えております。ただ、くいを施工する際にはどうしても何センチかのずれは出てまいります。ずれが出てきた場合には、その時点で必ず構造の見直しとかのチェックをかけております。そういったこと、それからあとどうしても図面の精度等も古い図面を焼いておったことなどもありまして、今回このような残存くいの撤去が2本減ったということになったものと考えております。 100 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(有田一彦) はい、これをもって質疑を終結いたします。  以上で報告第19号専決処分事項の報告について(工事請負契約の変更について)を終わります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 議案第85号 廿日市市手数料条   例等の一部を改正する条例 102 ◯議長(有田一彦) 日程第6、議案第85号廿日市市手数料条例等の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 103 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。 104 ◯議長(有田一彦) 分権政策部長。 105 ◯分権政策部長(大島博之) 議案第85号廿日市市手数料条例等の一部を改正する条例について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の3ページをごらんください。  この条例は、受益者負担の適正化を図るために、7条例の手数料及び使用料等を改めるもの、並びに消費税法等の一部改正により消費税率が引き上げられることに伴い、9条例の手数料及び使用料等を改めるものを1つの改正条例として提案させていただくものでございます。  1の提案の要旨でございます。  使用料、手数料等について、受益者負担の適正化を図る目的で、原価計算による見直しを行い、表の左側に掲げております7つの条例に定める使用料等の規定を改正しようとするものでございます。  改正内容について、別紙A4判横の新旧対照表によりご説明をさせていただきます。  新旧対照表の1ページをごらんください。  この表は、左側が改正案、右側が現行となっておりまして、それぞれアンダーラインの部分が改正箇所でございます。使用料等の改定額の説明に当たりましては、各条例とも1つまたは主要なものをピックアップし、その例示によりご説明をいたします。  最初に、廿日市市手数料条例の一部改正でございますが、これは長期優良住宅建築等計画(計画の変更を含む。)の認定の手数料でございます。  2ページの中ほどをごらんください。  耐震性の基準に係る審査では、申請建築物の種類が戸建て住宅の場合、現行の手数料1件1万6,000円を1万7,000円に改めるものなどでございます。
     次に、11ページでございます。  廿日市市公民館条例の一部改正でございます。14の廿日市市吉和公民館の大会議室の使用料では、9時から12時30分までの場合、現行の使用料1,360円を1,610円とするなどの改定を行うものでございます。16の廿日市市大野西公民館の大研修室の使用料でございます。9時から12時30分までの場合、現行の使用料3,940円を4,030円とするなどの改定を行うものでございます。  次に15ページ、廿日市市漁船等巻揚施設設置及び管理条例の一部改正でございます。漁船等巻揚施設につきましては、指定管理者制度の対象施設でありますので、利用料金の上限、下限の額を定めるものでございます。船舶の総トン数、5トン未満の場合、現行の利用料金の範囲を1日につき3,500円から7,500円までを、3,710円から7,950円までに改めるものなどでございます。  次に16ページ、廿日市市火葬場設置及び管理条例の一部改正でございます。これは火葬場使用料の改定で、大人(12歳以上)の場合、現行の使用料1万円を1万3,800円に改めるものなどでございます。  次に17ページ、廿日市市廃棄物の減量の推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持に関する条例の一部改正でございます。事業系一般廃棄物処分手数料及び産業廃棄物処分費用を現行の手数料10キログラムまでごとに105円を150円に改定しようとするものでございます。  次に25ページ、廿日市市立学校施設使用条例の一部改正でございます。この条例は、学校基本法第137条の規定に基づき、小中学校施設を社会教育等に使用する場合についての使用料の額などを定めた条例でございます。使用料は、廿日市小学校の屋内運動場を1時間利用した場合、現行の使用料1,460円を770円に改めるものなどでございます。  次に27ページ、廿日市市大野体育館等設置及び管理条例の一部改正でございます。専用して使用する場合、主競技場で3時間以内の場合、現行の使用料5,670円を3,120円に改めるものなどでございます。  なお、減免制度につきましては、条例事項となっておりませんが、平成26年4月1日からは、平成20年度の使用料改正時に行った激変緩和の経過措置を廃止するとともに、サンチェリーなど体育施設等の高齢者の使用料はこれまで全額免除しておりましたが、市民の4人に1人が高齢者という状況を踏まえ、高齢者の利用者が増加しており、現役世代と高齢世代の世代間負担の公平性や受益者負担の適正化の観点から、子どもと同等の2分の1の減額にすることとしております。これらについては規則等で定めることとしております。  以上のことを踏まえ、手数料条例ほか6条例の改正についての影響額は、総額で約4,719万円となる見込みでございます。  続きまして、議案説明書3ページに戻っていただきまして、提案の要旨の(2)消費税法等の一部が改正され、消費税等の税率が8%に引き上げられることに伴い、使用料等の額を改定しようとするものでございます。  新旧対照表の12ページをごらんください。  廿日市市宮島桟橋旅客ターミナル条例の一部改正でございます。業務用施設の店舗として使用する場合の売上額に応じて加算する使用料について、文中の100分の105を100分の108に改めるものでございます。  次に17ページ、廿日市市廃棄物の減量の推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持に関する条例の一部改正でございます。旧宮島町の区域のし尿処理手数料につきましては、これまで18ページにございますように、条例の附則に規定をいたしておりましたが、これを25条の2として新設するものでございます。内容といたしましては、公共下水道処理区域外の家庭等から排出されるものにつきましては、これまで手数料の額を10リットルまで150円に105を乗じた額としていたものを162円とし、公共下水道区域内の家庭等から排出されるものなどについては、10リットルまで200円に100分の105を乗じた額としていたものを216円とするものなどでございます。  次に19ページ、廿日市市道路占用料徴収条例の一部改正でございます。占用料の額を定める条文中、1.05を1.08に改めるものでございます。  次に20ページ、廿日市市公園条例の一部改正でございます。1の公園施設を設置して土地を使用する場合の使用料については、一時的使用の場合等について規定の整理を行い、2の公園施設の管理の許可を受けて土地等を使用する場合の使用料については、文中の100分の105を100分の108に改めるものでございます。  次に21ページ、廿日市市行政財産の使用料に関する条例の一部改正でございます。建物を使用する場合の使用料については、使用料月額を定める文中、100分の105を100分の108に改め、土地を使用する場合の使用料については、一時的使用の場合等について、規定の整理を行うものでございます。  次に22ページ、廿日市市下水道条例の一部改正でございます。使用料について、基本排除量一月につき10立方メートルまでの基本料金を一月につき現行1,050円を1,080円に改めるものなどでございます。  次に23ページ、廿日市市小規模下水道条例の一部改正でございます。使用料について、基本排除量一月につき10立方メートルまでの基本料金を一月につき現行1,050円を1,080円に改めるものなどでございます。  次に、24ページでございます。廿日市市農業集落排水処理施設設置及び管理条例の一部改正でございます。使用料について、基本排除量一月につき10立方メートルまでの基本料金を一月につき現行の1,050円を1,080円などに改めるものでございます。  最後に、廿日市市上水道事業給水条例の一部改正でございます。第25条、水道料金、第33条、メーターの使用料、第33条の2、施設整備納付金について、それぞれの条文中、100分の105を100分の108に改めるものでございます。  なお、簡易水道事業につきましては、上水道事業給水条例を準用しておりますので、水道料金、メーターの使用料及び施設整備納付金は同様に改めることとなるものでございます。  以上、宮島桟橋旅客ターミナル条例ほか8条例の改正に伴う影響額は、総額で約9,823万円となる見込みでございます。  再び議案説明書の4ページをお願いをいたします。  (3)その他必要な規定の整理を行おうとするものでございます。  次に、2、施行期日でございます。  施行期日は、平成26年4月1日でございます。ただし、(1)の表の一般廃棄物処分手数料及び産業廃棄物処分費用に係る額を改定する改正規定は、平成27年1月1日でございます。  3、根拠法令でございますが、地方自治法第225条、第227条及び第228条並びに下水道法第20条、水道法第14条でございます。  以上で議案第85号の提案理由並びに内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 106 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 107 ◯27番(植木京子) 議長。 108 ◯議長(有田一彦) はい、27番植木京子議員。 109 ◯27番(植木京子) 4点ほどお聞きします。  その1つは、(2)の消費税法等の一部が改正され、消費税率の引き上げに伴ってというふうに書かれているわけですけれども、我々は、4月からの値上げを国会のほうでは決めたものの、今も反対の署名を集めておりますし、国会でも食いとめるために頑張っているところであります。仮に消費税増税を4月からしないということになった場合、今回議決をするということになって、今後の扱いはどうなるのかということが1つです。  それからもう一つは、先ほどの1番目の使用料、手数料の引き上げのところなんですけれども、ここは市民に直接かかわる負担が大きくなるところでありまして、先ほどの説明の中で4,719万円の額が見込まれるということでした。9月の全員協議会でも説明がありましたけれども、公民館の使用料、そして学校施設の使用料が日常的に市民が利用する部分であって、ここの料金値上げ、激変緩和も含めて、撤廃するということも含めてどれだけの影響額になるのかということを聞いておきたいと思います。  それから、これまでも激変緩和をしたり、引き上げになったところもありというようなちょっとでこぼこがあったわけですけれども、料金がかかるようになったところは使いにくくなったと、これまでは使っていたけど、もうこれ以上たびたび使えないから、使いにくくなったという声がある一方で、激変緩和をされたところは助かったと、今までどおり利用できるという声もありました。しかし、それらが今度一遍になくなると、引き上げになると、両方が引き上げになるということで、市民のほうは負担感を感じて、上げないでくれという声も出し、思いも持っているわけですけれども、これに対してどういうふうに考えているのかというところが3つ目です。  4点目が、決して市民のほうは給料が上がり、経済状況が改善し、料金もそろそろ上げても仕方がないというような社会情勢ではない中で、市民負担を与えるということに、ふやすということに対してどのように考えているのか、その4点をお聞きいたします。 110 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。 111 ◯議長(有田一彦) 分権政策部長。 112 ◯分権政策部長(大島博之) 4点ほどいただいたんですが、まず公民館とか小中学校の影響額ということがお尋ねの中にありました。これは全体では約700万円になるというように見込んでおります。  それから、負担感……     (27番植木京子「激変緩和、激変緩和」     と呼ぶ)  ですから、激変緩和も含めて700万円という。  それから、負担感の話でございますが、実際に公の施設を使っていただく場合には、もちろん使っておられる人と、それから使っていない人もおられるわけで、そういった意味では先ほど提案のときにも申し上げましたが、受益者負担の適正化という観点から、使われない人のこともありますから、負担をお願いをしたいというふうに考えております。  それから、現状の中で負担をそんなに、景気とかそういった状況を見てもなかなか負担が難しいといいますか、負担感を感じられとるんじゃないかということですが、これは公の施設を維持というか、使われる際には当然経費もかかってくるわけですから、それにつきましては原価計算等を行って、一定の金額がかかるものについては見直しをさせていただいているということでございます。  それからもう一点は、消費税だったと思うんですが、これにつきましては、地方財政法の第2条の中に、地方公共団体はその財政の健全な運営に努め、いやしくも国の政策に反し、または国の財政もしくは他の地方公共団体の財政に累を及ぼすような施策を行ってはならないというような地方財政運営の基本がございますので、国のほうでも既に消費税率の改正決まっておりますから、それに従って粛々と市のほうの条例も変えていくということでございます。もし仮にその消費税の話がまた変われば、そのときにはその検討をさせていただくということになろうと思います。 113 ◯27番(植木京子) 議長。 114 ◯議長(有田一彦) 植木議員。 115 ◯27番(植木京子) 今の消費税についてですけれども、市行政としてはそういうことになるだろうと思うんですね。ただ、今回議決をして、それから8%に4月から上がらなくなったということになると、あと数カ月で、私たちはそれでも頑張っているわけですから、全くないことはないわけですね、共産党だけではなくてほかの政党もそのことを主張しているわけですから。なので、さっき簡単にそうなればそういう扱いになるということだったわけですけれども、例えば3月議会でどうこうするというようなことになるのか、事務的なことですけれども、お聞きしておきたいと思います。  それから、先ほどの料金の問題ですが、これは経費がかかっているのでと、考え方をこれまでも何度も聞いてきました。何度も聞いてきたけれども、市民が払えるような財布なのか、経済状況なのかというところで、私たちは市民の暮らしを守るという立場から使用料も手数料も考えていきますので、しかもその箱を実際に活発に使って市民が生き生きと使うという状況をつくるために私たち頑張っているわけですから、やはりそこのところをどう考えるのかということを、これは答えてもらわなければいけないところだと思うんですね。これはどなたが答えてもらうのかわかりませんけれども、それについてお聞きをしたいと思うんです。  議会とそれから市当局のほうにも、連署で廿日市文化協会の廿日市支部長、佐伯支部長、吉和支部長、大野支部長、事務局長の連名で、今回の使用料に関する陳情というのが出ました。この文化協会というのは、廿日市の文化芸術の振興発展に寄与すること、郷土の文化を尊重し、次世代に継承することなどを目的として日々活動されているという団体であります。この文化芸術の活動の場として市民センター等の公共施設は欠かせないと、その陳情書の中で訴えられているわけですね。これらが激変緩和措置も含めて、今度の3月をもってなくなると、打ち切りになるということになると、利用料は今の2倍になって、これでは今までのような活動ができないということがここに書かれております。そして、今後使用料の負担が重くなることは、こうした活動に大きな支障を来すものと懸念されると、ぜひこれまでどおりにしてほしいということが、これまでどおりの措置を考えてほしいということを訴えてこられたわけですけれども、これに応えられるような動きになるのかなと私は期待しましたけれども、そうではなく、今回の条例が出されたということです。一体こういう陳情に対してどういう扱いをされ、どういうふうに検討されたのかというところを聞きたいと思います。 116 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。 117 ◯議長(有田一彦) 分権政策部長。 118 ◯分権政策部長(大島博之) 消費税の件につきましては、先ほど植木議員さんもおっしゃられましたけど、そういう状況になったときには、3月議会とか、機会を捉えて変更をすることになろうかとは思います。  それから、負担の話でございますが、これにつきましては、手数料を定める中では、設置目的等も勘案して、負担割合というようなものも設定をしながら原価計算をやって行っておりますので、これまで最初は激変緩和3年というようなことでスタートいたしましたが、既に6年ほどですね、これは激変緩和措置も続けてまいりましたので、先ほどちょっと申し上げたかとは思いますが、やはり受益者負担の適正化という観点から、今回の改定をさせていただきたいと思っております。 119 ◯27番(植木京子) 議長。 120 ◯議長(有田一彦) 植木議員。 121 ◯27番(植木京子) 同じ答弁でありますけれども、この陳情書というのは眞野勝弘様と、廿日市市長宛てに出されております。もちろん教育長も議長もありますが、これ括弧がついておりまして、これは市長に求めているということがはっきりしているわけですけれども、市長はこの陳情書をどういうふうに受けとめて、どう検討されたのかというところをお聞きしたいと思います。 122 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 123 ◯議長(有田一彦) 市長。 124 ◯市長(眞野勝弘) ただいまも分権政策部長がご答弁申し上げましたが、6年間の激変緩和措置をとってまいりましたが、やはり将来施設を維持管理するという観点から見直しを行ったわけで、この文化協会からのご意見については重く受けとめておりますが、そうした公平、公正、あるいは施設管理の上からもぜひご理解をいただきたいというふうに考えております。 125 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。 126 ◯7番(中島康二) 議長。 127 ◯議長(有田一彦) 7番中島康二議員。 128 ◯7番(中島康二) 先ほど事業系一般廃棄物処分手数料とか産廃の処分手数料のほうの改定が105円から大幅に150円というふうに1.5倍の提示されているんですけども、この辺は余りにもちょっと急激に5割も上がったということで、かなり事業者にとって圧迫されるんではないかという危惧もされるんですけども、その辺の背景をちょっと説明をお願いいたします。 129 ◯環境担当部長(河崎浩仁) 議長。 130 ◯議長(有田一彦) 環境担当部長。 131 ◯環境担当部長(河崎浩仁) 確かに1.5倍というふうな値上げ幅になっておりますが、この手数料につきましては、かなり据え置いていた期間も長くございまして、今回実際試算しますと、原価で言うと400円程度になる、それの2分の1で200円ということになるわけですが、そこまでを今の事業者さん、収集業者さんに求めるというわけにいかないので、50%上限の150円という設定をさせていただいております。それと、そういう周知の期間、いろいろ契約の状況を見まして、27年1月1日の施行ということもございまして、その間にいろんな周知なり、いろんな説明会、事業者さんにもしていこうというふうに思っています。  以上でございます。 132 ◯7番(中島康二) 議長。 133 ◯議長(有田一彦) はい、中島議員。 134 ◯7番(中島康二) 先ほどありましたけども、据え置いて、長年ということなんですけど、具体的には何年間の据え置きで、例えば他市と比べた場合、この辺の価格は上げた場合が適正なのかどうかということをお伺いいたします。 135 ◯議長(有田一彦) よろしいですか。 136 ◯環境担当部長(河崎浩仁) 議長。 137 ◯議長(有田一彦) はい、環境担当部長。 138 ◯環境担当部長(河崎浩仁) 期間についてのお問い合わせだと思うんですが、廿日市地域におきましては、平成12年から105円、そのまま現在まで105円そのまま、それと佐伯地域におきましては17年から105円、吉和地域も同じく17年4月から、大野、宮島地域は合併後の18年に一度上げておりまして、105円になったのが平成21年からということで、廿日市地域においてはかなり、12年ですからかなり据え置いとるというような状況も踏まえまして、今回150円という値上げをお願いしているところでございます。  以上でございます。 139 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(有田一彦) はい、これをもって質疑を終結いたします。  本件は総務常任委員会に付託し、産業厚生常任委員会及び建設常任委員会との連合審査会といたします。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時57分     再開 午前11時15分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 141 ◯議長(有田一彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 議案第86号 廿日市市市営住宅   設置、整備及び管理条例の一部を改正する条   例 142 ◯議長(有田一彦) 日程第7、議案第86号廿日市市市営住宅設置、整備及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 143 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議長。 144 ◯議長(有田一彦) 都市・建築局長。 145 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議案第86号廿日市市市営住宅設置、整備及び管理条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の7ページをお開きください。  1の改正の理由でございます。  原子力災害による被害からの復興を支援し、及び市営住宅の提供による災害復興支援が暴力団への利益供与とならないようにし、並びに配偶者からの暴力の被害者等を支援するため、公営住宅の入居者資格に関する規定を改正しようとするものでございます。
     公営住宅への入居に際しましては、原則として6つの入居者資格要件がございます。1、同居親族があること、2、収入が一定額を超えないこと、3、現に住宅に困窮していること、4、市内に住所または勤務場所を有すること、5、市町村での税、使用料の滞納がないこと、6、暴力団員でないこと、これら全てを満たしていただく必要がございます。ただし、その例外として、高齢者等については、入居者資格を緩和する措置を講じております。この緩和措置の新設及び既存の緩和措置の一部見直しを行おうとするものでございます。  2の改正の内容でございます。  (1)としまして、原子力災害により避難指示を受けている者に係る公営住宅の入居者資格を、現に住宅に困窮していることが明らかであること及び暴力団員でないことに緩和するものでございます。  次に、(2)としまして、現に住宅に困窮していることが明らかであることとしている大規模災害の被災者等に係る公営住宅の入居者資格に、暴力団員でないことを加えるものでございます。  次に、(3)としまして、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律による保護の対象者のうち一定の者については、これまでは同居親族があることとする要件は免除しておりましたが、それに加えこのたびの改正で、市内に住所または勤務場所を有することとする入居者資格要件も免除するものでございます。  次に、(4)としまして、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部が改正され、同法による保護の対象に、生活の本拠をともにする交際相手からの暴力の被害者が加えられたことに伴い、当該被害者のうち一定の者についても、同居親族があることと及び市内に住所または勤務場所を有することとする入居者資格要件を免除するものでございます。  これまで同法の対象は、婚姻関係または事実婚関係にある相手からの暴力を受けた者とされておりましたところ、ことし7月に同法の一部改正が行われ、生活の本拠をともにする交際相手から暴力を受けた者、これは婚姻意思がないが共同生活を送っている相手によるDV被害者も同法の対象とされたことから、公営住宅の入居者資格要件についても、同法の取り扱いに倣い、従前のDV被害者と同様に入居者資格を緩和するものでございます。  3の施行期日は、公布の日でございますが、2の(4)につきましては平成26年1月3日、これは配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律の施行日でございます。  4の根拠法令でございますが、地方自治法第244条の2及び公営住宅法第48条でございます。  以上で議案第86号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 146 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 147 ◯17番(井上佐智子) 議長。 148 ◯議長(有田一彦) はい、17番井上佐智子議員。 149 ◯17番(井上佐智子) 2点ほどお聞きします。  暴力団員をどうやって見分けるのかということと、もう一点は、DV法の施行に伴い速やかにこういう形でやるのはとても好ましいと思いますが、とても窓口での配慮が必要と思いますが、その点についてはどのように対処するようになっていますか、その2点をお聞きします。 150 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議長。 151 ◯議長(有田一彦) 都市・建築局長。 152 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) まず、暴力団員の件でございますけども、入居申し込みをしていただく際に警察のほうへ照会をさせていただいております。  それから、DVの被害者の方への窓口での配慮ということでございますけども、窓口の配慮につきましては、二次被害の防止が非常に重要なことだと考えております。そのため過去には住宅の担当のほうで、住宅課のほうで二次被害の防止についての研修を実施した経緯もございますし、また今回の条例改正に当たりまして、今指定管理者制度を導入しておりますが、指定管理者のほうにも二次被害の資料を渡して指導を改めてしたところでございます。 153 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯議長(有田一彦) はい、これをもって質疑を終結いたします。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第87号 平成25年度廿日   市市一般会計補正予算(第4号) 155 ◯議長(有田一彦) 日程第8、議案第87号平成25年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 156 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。 157 ◯議長(有田一彦) 分権政策部長。 158 ◯分権政策部長(大島博之) 議案第87号平成25年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  平成25年12月定例市議会補正予算の概要をごらんください。  平成25年度一般会計補正予算(第4号)でございます。  1の歳入歳出予算補正、8,443万6,000円の追加補正でございます。  (1)の障害児通園等事業7,109万4,000円でございます。これは障がいのある児童に対し、日常生活における基本的な動作の指導や集団生活への適応、生活能力の向上のための訓練などを行う児童発達支援、放課後等デイサービスといったサービスの利用者増加などにより、障害児通所給付費等を追加するものでございます。  (2)の魅惑の里管理事業369万6,000円でございます。これは魅惑の里について、老朽化に伴う施設修繕の必要な箇所が多く見られることや、施設の用途が多岐にわたり、一体的な管理が困難な状況であることから、今後の施設の運営方針を検討するため、施設の現況調査などの業務を委託するものでございます。  (3)の防災情報システム管理事業964万6,000円でございます。これは宮島の弥山山頂に設置している防災行政無線設備について、このたび環境省と広島県が弥山休憩所の建てかえを行ったことを機に、世界遺産にふさわしい景観の形成を目的として、現在の防災行政無線設備を移設するため、電波伝搬調査設計業務を委託するものでございます。  次に、2の債務負担行為補正については、議案書でご説明をいたします。  平成25年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の4ページ、5ページをごらんください。  第2表債務負担行為補正。  1の追加でございます。  1行目の廿日市市総合健康福祉センター指定管理委託料から最後の行、廿日市市スポーツセンター峰高公園多目的広場、佐伯総合スポーツ公園体育館、佐伯総合スポーツ公園野球場、佐伯総合スポーツ公園陸上競技場及び佐伯総合スポーツ公園テニスコート並びに廿日市市サッカー場指定管理委託料までは、指定管理者制度導入施設の指定管理委託料でございます。  11行目の廿日市市福祉健康増進保養センター(スパ羅漢)指定管理委託料につきましては、期間を平成25年度から平成28年度まで、そのほかにつきましては、期間を平成25年度から平成30年度まで、限度額は15件の合計で28億2,766万円でございます。  以上で議案第87号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 159 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  本件は予算特別委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第88号 平成25年度廿日   市市国民健康保険特別会計補正予算(第2   号)   日程第10 議案第89号 平成25年度廿   日市市介護保険特別会計補正予算(第2号) 161 ◯議長(有田一彦) 日程第9、議案第88号平成25年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び日程第10、議案第89号平成25年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 162 ◯福祉保健部長(迫本孝昭) 議長。 163 ◯議長(有田一彦) 福祉保健部長。 164 ◯福祉保健部長(迫本孝昭) 一括議題となりました議案第88号、第89号についてご説明申し上げます。  まず、議案第88号平成25年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。  平成25年12月定例市議会補正予算の概要をごらんください。  中ほどの表の平成25年度国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございますが、1億2,555万8,000円の追加をお願いするものでございます。  (1)の一般被保険者国保税過誤納還付金及び還付加算金210万円は、国保加入者の資格移動や国保税の所得割算定の基準となる所得金額に減額更正が発生したことなどによる一般被保険者分国保税の過誤納還付金等が不足するため、所要額を追加するものでございます。  (2)の療養給付費負担金返還金1億2,036万3,000円は、平成24年度一般被保険者に係る療養給付費等の確定に伴い超過交付となった国庫負担金の返還金でございます。  (3)の特定健康診査等負担金返還金306万4,000円は、平成24年度特定健康診査及び特定健康保健指導に係る事業費の確定に伴い、超過交付となった国庫負担金及び県負担金の返還金で、金額はそれぞれ国庫負担金、県負担金とも153万2,000円ずつの同額でございます。  (4)の高齢者医療制度円滑運営事業費補助金返還金3万1,000円は、これも平成24年度の高齢受給者証の再交付に係る経費が確定したことに伴い、超過交付となった国庫補助金の返還金でございます。  以上で議案第88号の提案理由及び内容の説明を終わります。  続きまして、議案第89号平成25年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)でございます。  同じく補正予算の概要の3つ目の表でございますが、介護保険特別会計歳入歳出予算66万円の追加補正でございます。  (1)の第1号被保険者保険料還付金及び還付加算金、補正額66万円は、65歳以上の高齢者の介護保険料過誤納による還付金及び還付加算金でございますが、このたび介護保険料の賦課額を減額する場合の取り扱いが示され、還付の時効が2年から5年になったことにより、当初予算で見込んでいた以上の還付金が発生したことによるものでございます。  以上で議案第89号の提案理由及び内容の説明を終わります。議案第88号、89号ともご審議のほどよろしくお願いいたします。 165 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 166 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  本2件は産業厚生常任委員会に一括付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 議案第90号 平成25年度廿   日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計   補正予算(第1号) 167 ◯議長(有田一彦) 日程第11、議案第90号平成25年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 168 ◯建設部長(加藤律男) 議長。 169 ◯議長(有田一彦) 建設部長。 170 ◯建設部長(加藤律男) 議案第90号平成25年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容をご説明します。  平成25年12月定例市議会補正予算の概要をごらん願います。  平成25年度廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、1の繰越明許費、廿日市駅北土地区画整理事業でございます。  平成25年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の2ページ、3ページをお開き願います。  第1表の繰越明許費でございます。  1款土地区画整理費、1項土地区画整理費、事業名、廿日市駅北土地区画整理事業工事請負費、金額3,300万円でございます。  繰り越しの理由でございますが、地元関係者との調整に不測の日数を要したことから、年度内の完了が困難となったため繰り越すものでございます。工事の完了は、平成26年10月末の予定でございます。  以上で議案第90号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 171 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~
      日程第12 議案第109号 公の施設の指   定管理者の指定について(はつかいち文化ホ   ール及びはつかいち美術ギャラリー) 173 ◯議長(有田一彦) 日程第12、議案第109号公の施設の指定管理者の指定について(はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリー)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 174 ◯教育部長(鈴木準市) 議長。 175 ◯議長(有田一彦) 教育部長。 176 ◯教育部長(鈴木準市) 議案第109号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書45ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により公益財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーでございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称でございます。廿日市市下平良一丁目11番1号、公益財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団理事長細川匡氏でございます。  (3)の指定期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間でございます。  2の根拠法令は、議案説明書の議案第94号に記載のとおり、地方自治法第244条の2第6項でございます。  以上で議案第109号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 177 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 178 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第13 議案第110号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市スポーツ   センター、峰高公園多目的広場、佐伯総合ス   ポーツ公園体育館、佐伯総合スポーツ公園野   球場、佐伯総合スポーツ公園陸上競技場及び   佐伯総合スポーツ公園テニスコート並びに廿   日市市サッカー場) 179 ◯議長(有田一彦) 日程第13、議案第110号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市スポーツセンター、峰高公園多目的広場、佐伯総合スポーツ公園体育館、佐伯総合スポーツ公園野球場、佐伯総合スポーツ公園陸上競技場及び佐伯総合スポーツ公園テニスコート並びに廿日市市サッカー場)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 180 ◯教育部長(鈴木準市) 議長。 181 ◯議長(有田一彦) 教育部長。 182 ◯教育部長(鈴木準市) 議案第110号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書47ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  廿日市市スポーツセンター、峰高公園多目的広場、佐伯総合スポーツ公園体育館、佐伯総合スポーツ公園野球場、佐伯総合スポーツ公園陸上競技場及び佐伯総合スポーツ公園テニスコート並びに廿日市市サッカー場の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市スポーツセンターを初めとするこれらの施設の指定管理者につきましては、公募により2者から申請を受け、10月7日、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月15日付で選定委員会委員長から、ポラーノグループ廿日市を指定管理者とすることが適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市スポーツセンター、峰高公園多目的広場、佐伯総合スポーツ公園体育館、佐伯総合スポーツ公園野球場、佐伯総合スポーツ公園陸上競技場及び佐伯総合スポーツ公園テニスコート並びに廿日市市サッカー場でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称でございます。ポラーノグループ廿日市でございます。代表者は、広島市中区南吉島一丁目2番37号、特定非営利活動法人ポラーノ理事長松村公市氏、構成員、広島市中区南吉島一丁目2番37号、株式会社ユニサス代表取締役松村公市氏、構成員、広島市中区基町5番44号、三栄産業株式会社代表取締役米山民男氏でございます。  (3)の指定期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間でございます。  2の根拠法令は、議案説明書、議案第94号に記載のとおり、地方自治法第244条の2第6項でございます。  以上で議案第110号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 183 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 184 ◯6番(新田茂美) 議長。 185 ◯議長(有田一彦) はい、6番新田茂美議員。 186 ◯6番(新田茂美) 今の提案の趣旨についてちょっとお聞きします。  公の施設が今7つあります。これは廿日市に全域にわたってある施設でございますが、これを一括して今の指定管理にされたというご理由をお聞かせください。 187 ◯教育部長(鈴木準市) 議長。 188 ◯議長(有田一彦) 教育部長。 189 ◯教育部長(鈴木準市) 個別単体に指定管理を委託するよりは経費面で当然、人的な面とかも受託者のほうで効果的な配置ができる。それから、維持管理につきましても、それぞれ効果的といいますか、一体的な管理ができるということで、そういう部分でかなり有効な面があるのではないかということで、これもそういう形で前回からさせていただいております。 190 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 191 ◯議長(有田一彦) これをもって質疑を終結いたします。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 議案第92号 工事請負契約の   締結について(宮島桟橋旅客ターミナル耐震   改修工事) 192 ◯議長(有田一彦) 日程第14、議案第92号工事請負契約の締結について(宮島桟橋旅客ターミナル耐震改修工事)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 193 ◯総務部長(西村元伸) 議長。 194 ◯議長(有田一彦) 総務部長。 195 ◯総務部長(西村元伸) 議案第92号工事請負契約の締結について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の11ページをお開きください。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市宮島町1162番地18において施工します宮島桟橋旅客ターミナル耐震改修工事の請負契約を締結しようとするものでございます。  本工事は、平成22年度に実施をしました耐震診断の結果を踏まえ、宮島桟橋旅客ターミナルの耐震性能を高め、利用客の安全性を向上させるための耐震改修を実施するものでございます。  また、この本工事に係る入札の経緯でございますが、去る5月9日に入札を実施いたしましたが、応札者がなかったため、再度入札を6月20日に実施をいたしました。しかしながら、再度入札におきましても応札がなかったため、本工事の積算を見直しを行い、また同時に7月に公布をされました建築基準法施行令の改正によります大規模空間における天井落下対策の基準の変更を反映した設計の修正を行い、去る9月市議会において予算の増額の補正をお願いしたところでございます。  発注に当たりましては、さらに工事着手の延長に伴い、当初の請負契約を解除しておりました電気設備工事を含めたものとし、53.6%を増額した積算により、11月7日に条件つき一般競争入札を実施し、落札をしたものでございます。  2の請負契約の内容でございます。  (1)の工事内容でございますが、耐震改修工事一式でございます。詳細につきましては、後ほど図面によりご説明を申し上げます。  (2)の請負金額2億2,658万4,000円で、(3)の請負者、広島市中区上八丁堀4番1、五洋建設株式会社中国支店常務執行役員支店長長富理氏でございます。  なお、請負金額につきましては、引き渡しが来年4月以降となりますので、新消費税率の8%を適用したものとなっております。  (4)の工期につきましては、議決の日の翌日から平成27年2月27日までとさせていただいております。  3の根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条でございます。  それでは、次のページ以降の図面によりまして、工事内容についてご説明を申し上げます。  図面1枚目の位置図をお開きください。  宮島桟橋旅客ターミナルの位置図でございます。今回の工事場所は、廿日市市宮島町1162番地18で、太線で囲んでいるところでございます。  次のページをお開きください。  配置図でございます。図面の左側に方位を示しております。斜線を引いておる建物が今回耐震改修を行う宮島桟橋旅客ターミナルでございます。  次のページをお開きください。  1階の平面図でございます。図面の上側が現況の平面図で、図面の左側と右側に補強工事を行うため撤去する部分を斜線で示しております。図面の下側は、耐震改修後の平面図でございます。建物の耐震性を高めるため、四角で囲っておりますコンクリート壁とあらわしております箇所に鉄筋コンクリート造の耐震壁を設置をし、また三角で示した箇所に壁と柱を構造的に切り離す耐震スリットを入れる工事を行います。  次のページをお開きください。  2階の平面図でございます。この階は主にフェリーに乗下船するためのコンコースとなっております。図面の下側は、耐震改修後の図面を示しており、耐震改修工事後は外部の柱の間8カ所に鉄骨ブレースを設置をし、耐震補強を行うとともに、さらに縦格子を新たに取りつけをいたします。  次のページをお開きください。  3階の平面図でございます。宮島支所の環境産業グループ、建設グループ及び宮島観光協会などが入居をいたしております。図面の下側が耐震改修後の図面で、建物の外側の柱やはりの吹き抜けがある斜線部分を鉄筋コンクリート造の床で接続をし補強するものでございます。  次のページをお開きください。  屋根の小屋組みの図面でございます。図面上側の斜線部は、3階天井の撤去範囲を示しております。図面の下側は、耐震改修後の図面でございます。屋根の耐震改修工事は、建物全体で地震に耐えられるよう鉄筋コンクリート造のはりの間に鉄骨ブレースを設置するものでございます。また、撤去しました天井の復旧につきましては、本年の7月に公布されました建築基準法施行令の改正に対応した耐震天井で行うものでございます。工事の施工におきましては、2階のコンコースを観光客等が安全に通行できるよう仮設通路を設置をいたします。  次のページをお開きください。  立面図でございます。東西南北各方面から見た立面図を3ページにわたり掲載をいたしております。図面上側が現況でございます。図面下側が鉄骨ブレース及び縦格子を設置した図となっております。  以上で議案第92号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 196 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 197 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 議案第94号 公の施設の指定
      管理者の指定について(廿日市市産業交流セ   ンター) 198 ◯議長(有田一彦) 日程第15、議案第94号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市産業交流センター)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 199 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 200 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 201 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第94号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明を申し上げます。  議案説明書15ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市産業交流センター、これは廿日市市商工保健会館の1階部分でございますが、指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市産業交流センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により廿日市商工会議所から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、廿日市商工会議所を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市産業交流センターでございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市本町5番1号、廿日市商工会議所会頭細川匡氏でございます。  (3)の指定期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間でございます。  2の根拠法令は、地方自治法第244条の2第6項でございます。  以上で議案第94号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 202 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 議案第95号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市宮島商工会   館) 204 ◯議長(有田一彦) 日程第16、議案第95号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市宮島商工会館)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 205 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 206 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 207 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第95号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書17ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市宮島商工会館の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市宮島商工会館の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により宮島町商工会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、宮島町商工会を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市宮島商工会館でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市宮島町527番地1、宮島町商工会会長梅林保雄氏でございます。  (3)以降は、先ほどの議案第94号でご説明いたしました内容と同様でございます。  以上で議案第95号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 208 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第17 議案第96号 公の施設の指定   管理者の指定について(はつかいちアルカデ   ィア(ふれあいの森、さくらの里及びふるさ   と会館))   日程第18 議案第98号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市岩倉ファー   ムパーク) 210 ◯議長(有田一彦) 日程第17、議案第96号公の施設の指定管理者の指定について(はつかいちアルカディア(ふれあいの森、さくらの里及びふるさと会館))及び日程第18、議案第98号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市岩倉ファームパーク)の2件を一括議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 211 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 212 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 213 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第96号及び議案第98号の2件を一括してご説明を申し上げます。  初めに、議案第96号公の施設の指定管理者の指定についてでございます。  議案説明書19ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますが、はつかいちアルカディア(ふれあいの森及びさくらの里)の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了すること、及び指定管理者不在のため休館となっておりますはつかいちアルカディア(ふるさと会館)を平成26年度から再開させることに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  はつかいちアルカディア(ふれあいの森、さくらの里及びふるさと会館)の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により一般社団法人はつかいち観光協会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、はつかいちアルカディア(ふれあいの森、さくらの里及びふるさと会館)でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市本町5番1号、一般社団法人はつかいち観光協会代表理事塩田均氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  続きまして、議案第98号公の施設の指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。  議案説明書は23ページになります。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市岩倉ファームパークの指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市岩倉ファームパークの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により一般社団法人はつかいち観光協会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市岩倉ファームパークでございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市本町5番1号、一般社団法人はつかいち観光協会代表理事塩田均氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  以上で議案第96号及び議案第98号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 214 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本2件は産業厚生常任委員会に一括付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第19 議案第97号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市福祉健康増   進保養センター(スパ羅漢)) 216 ◯議長(有田一彦) 日程第19、議案第97号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市福祉健康増進保養センター(スパ羅漢))を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 217 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 218 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 219 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第97号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明を申し上げます。  議案説明書21ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市福祉健康増進保養センター(スパ羅漢)の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  指定管理者の申請状況でございますが、公募により3者から申請を受け、10月23日及び24日の指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、廣島緑地建設株式会社を指定管理者とすることが適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市福祉健康増進保養センター(スパ羅漢)でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、広島市佐伯区五日市町大字皆賀329番地2、廣島緑地建設株式会社代表取締役坂本竜二氏でございます。  (3)の指定の期間は、平成26年4月1日から平成29年3月31日までの3年間でございます。  2の根拠法令は、議案第94号と同様でございます。  以上で議案第97号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 220 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 221 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後0時4分     再開 午後1時0分
      ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 222 ◯議長(有田一彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第20 議案第99号 公の施設の指定   管理者の指定について(国民宿舎(みやじま   杜の宿)) 223 ◯議長(有田一彦) 日程第20、議案第99号公の施設の指定管理者の指定について(国民宿舎(みやじま杜の宿))を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 224 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 225 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 226 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第99号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明を申し上げます。  議案説明書25ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますが、国民宿舎(みやじま杜の宿)の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  指定管理者の申請状況でございますが、公募により7者から申請を受けまして、10月24日及び25日の指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、株式会社共立メンテナンスを指定管理者とすることが適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、国民宿舎(みやじま杜の宿)でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、東京都千代田区外神田二丁目18番8号、株式会社共立メンテナンス代表取締役佐藤充孝氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  以上で議案第99号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 227 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 228 ◯27番(植木京子) 議長。 229 ◯議長(有田一彦) はい、27番植木京子議員。 230 ◯27番(植木京子) この杜の宿についてですけれども、随分議会でも大きな議論をしてきたものでありまして、指定管理者のほうも注目をしていたわけですが、この杜の宿を存続し、そして指定管理者にするということを決めたときに、共産党としては、一体指定管理者にして、副市長が説明をされていたように、この宮島の観光を全国に発信する、そしてそれを宮島の中で全体として盛り上げていくためのその発信地になれるような杜の宿になっていくんだということを明言されたわけですけれども、しかし直営から指定管理に移るということになった場合、その指定管理者の姿勢というのは、そこのところがどういう姿勢を持っているのか、また市とどういう話をしたのかというところは大きな課題であろうと、私たちに報告をしてもらわなければならないところであろうというふうに思いますので、その点についてしっかりとお聞きをしておきたいと思います。 231 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 232 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 233 ◯環境産業部長(井原泰彦) 指定管理者制度に切りかえた趣旨、まずですね、というのが確かに観光戦略の宮島観光の核となる施設として今後も運営したいということを申し上げたことにあわせまして、指定管理者制度に移行したというのは、1つは健全な運営ということを主眼として、効率的な運営を目指すという2つがございます。あとの宮島観光の核となる施設としてどのような観光戦略をしいていくのかということは、これはあくまで市の政策になってまいりますので、市の政策のもとに杜の宿を活用していくと。このたび指定管理者のほうから提案がありましたのは、全国に構築している指定管理者となる者の全国的なネットワークから、そういった宮島に誘客を図るといったような提案をいただいておりますけれども、実際に今後どのような観光戦略をしいていくのかというのは、観光振興計画などで議論をしながら、市としての方針を打ち出して、それを施設管理者のほうにもいろいろと協議をして実施していくということになろうかと思っております。  以上です。 234 ◯27番(植木京子) はい、議長。 235 ◯議長(有田一彦) 植木京子議員。 236 ◯27番(植木京子) 一般の施設ではなく、宮島の中にある杜の宿、国民宿舎ということで、私どもは観光の拠点になるというか、そういう環境をつくっていく、宮島の中に。そういう意味で、市の姿勢と、そして杜の宿を運営する側、この姿勢が随分大きなポイントを占めるというふうに考えました、もちろん市のほうも考えたんでしょうけれども。それが指定管理者に移行されるとなると、その市の考えていること、本当にキャッチボールをしながらしっかりとこう一丸となってやっていかないといけない、市がこう考えて指定管理者のほうが受けてくれればいいとかということではなくて、積極的な姿勢が要るわけですけれども、その辺が今の答弁ではちょっとわかりにくいですね。宮島がどれだけ、ほかの観光の名所ではなく、宮島がやりたい、宮島で指定管理を受けたいというふうにどれだけそのことを大事に思ったのか、またこれからそういう観点に立って市と一緒にやっていけるのかというところがもうちょっと伝わるような、あれば伝わるような答弁をしていただきたいわけですね。そうでなければそうでないというふうに、今後のことがありますので、きちんとこの場でお聞きしておきたいと思います。  以上です。 237 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 238 ◯議長(有田一彦) はい、環境産業部長。 239 ◯環境産業部長(井原泰彦) みやじま杜の宿につきましては、これまでも幾度となく議論を進めてまいりました。そのたびにこの施設は宮島観光を推進する、振興する拠点施設として活用していくんだという答弁を申し上げました。そういった趣旨に沿って事業者を、指定管理者となる事業者を募集をいたしました。その表現としては、市とのパートナーシップに基づき宮島観光を推進していくんだという趣旨のもとに提案を募ったわけでございますが、あと個々にそのみやじま杜の宿を、基本的な精神はそういったことです。ただ、個々にじゃどういった事業展開をしていくのかということは、先ほど申しましたように、そういった大きな姿勢の中で、市と指定管理者が思いを同じにして今後の議論を進めていくということに現時点ではお答えはとどまります。  以上でございます。 240 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 241 ◯議長(有田一彦) これをもって質疑を終結いたします。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第21 議案第100号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市宮浜温泉   グラウンド・ゴルフ場) 242 ◯議長(有田一彦) 日程第21、議案第100号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 243 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 244 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 245 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第100号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明を申し上げます。  議案説明書27ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により宮浜温泉旅館組合から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月28日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市宮浜温泉二丁目5番4号、宮浜温泉旅館組合組合長檜谷博敏氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  以上で議案第100号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 246 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 247 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第22 議案第101号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市漁船等巻揚   施設)   日程第23 議案第102号 公の施設の指   定管理者の指定について(大野漁船等巻揚施   設)   日程第24 議案第103号 公の施設の指   定管理者の指定について(宮島漁船等巻揚施   設) 248 ◯議長(有田一彦) 日程第22、議案第101号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市漁船等巻揚施設)から日程第24、議案第103号公の施設の指定管理者の指定について(宮島漁船等巻揚施設)までの3件を一括議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 249 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議長。 250 ◯議長(有田一彦) 環境産業部長。 251 ◯環境産業部長(井原泰彦) 議案第101号から議案第103号までを一括してご説明を申し上げます。  まず、議案第101号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明を申し上げます。  議案説明書の29ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございます。  廿日市漁船等巻揚施設の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市漁船等巻揚施設の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により地御前漁業協同組合から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、地御前漁業協同組合を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市漁船等巻揚施設でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市地御前五丁目10番8号、地御前漁業協同組合代表理事黒田勝敏氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  続きまして、議案第102号公の施設の指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。  議案説明書の31ページになります。  1の提案の要旨でございます。  大野漁船等巻揚施設の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  大野漁船等巻揚施設の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により大野町漁業協同組合から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、大野町漁業協同組合を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、大野漁船等巻揚施設でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市沖塩屋三丁目4番21号、大野町漁業協同組合代表理事松本清隆氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  続きまして、議案第103号公の施設の指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。  議案説明書の33ページになります。  1の提案の要旨でございます。  宮島漁船等巻揚施設の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  宮島漁船等巻揚施設の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により宮島漁業協同組合から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、宮島漁業協同組合を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、宮島漁船等巻揚施設でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市宮島町974番地9、宮島漁業協同組合代表理事森脇賢氏でございます。  (3)以降は、議案第94号と同様でございます。  以上で議案第101号から議案第103号までの3件について提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    252 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 253 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本3件は産業厚生常任委員会に一括付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第25 議案第104号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市総合健康   福祉センター)   日程第26 議案第105号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市吉和福祉   センター)   日程第27 議案第107号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市宮島福祉   センター) 254 ◯議長(有田一彦) 日程第25、議案第104号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市総合健康福祉センター)から日程第27、議案第107号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市宮島福祉センター)までの3件を一括議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 255 ◯福祉保健部長(迫本孝昭) 議長。 256 ◯議長(有田一彦) 福祉保健部長。 257 ◯福祉保健部長(迫本孝昭) 一括議題となりました議案第104号、105号、第107号の3つの公の施設の指定管理者の指定につきましてご説明いたします。  提案の要旨といたしましては、いずれの施設も指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  議案説明書35ページをお開きください。  議案第104号は廿日市市総合健康福祉センターでございます。  廿日市市総合健康福祉センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により社会福祉法人廿日市市社会福祉協議会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市総合健康福祉センター。  (2)の指定管理者となる団体は、廿日市市新宮一丁目13番1号、社会福祉法人廿日市市社会福祉協議会会長蛯江紀雄氏。  (3)の指定の期間は、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間でございます。  2の根拠法令は、議案第94号でご説明いたしましたので、内容と同様でございます。  議案説明書37ページをお開きください。  続きまして、議案第105号は廿日市市吉和福祉センターでございます。  廿日市市吉和福祉センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により社会福祉法人廿日市市社会福祉協議会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理することについて適当との報告を受けております。  1の(1)の公の施設の名称は、廿日市市吉和福祉センター。  (2)以降は、議案第104号でご説明いたしました内容と同様でございます。  飛びまして、議案説明書41ページをお願いいたします。  議案第107号は廿日市市宮島福祉センターでございます。  廿日市市宮島福祉センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により社会福祉法人廿日市市社会福祉協議会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)の公の施設の名称は、廿日市市宮島福祉センター。  (2)以降は、議案第104号でご説明いたしました内容と同様でございます。  以上で議案第104号、議案第105号及び議案第107号の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 258 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 259 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本3件は産業厚生常任委員会に一括付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第28 議案第106号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市大野福祉   保健センター) 260 ◯議長(有田一彦) 日程第28、議案第106号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市大野福祉保健センター)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 261 ◯福祉保健部長(迫本孝昭) 議長。 262 ◯議長(有田一彦) 福祉保健部長。 263 ◯福祉保健部長(迫本孝昭) 議案第106号公の施設の指定管理者の指定について、廿日市市大野福祉保健センターでございますけれども、提案の理由及び内容をご説明いたします。  議案説明書39ページをお願いいたします。  1の提案の要旨でございますけれども、廿日市市大野福祉保健センターの指定につきましても、指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市大野福祉保健センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により社会福祉法人いもせ聚楽会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月30日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、廿日市市大野福祉保健センターでございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称でございますが、廿日市市大野1680番地3、社会福祉法人いもせ聚楽会理事長蒲田正之氏でございます。  (3)以降は、議案第104号でご説明いたしました内容と同様でございます。  以上で議案第106号の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 264 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 265 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第29 議案第91号 工事請負契約の   締結について(地御前1号幹線築造工事) 266 ◯議長(有田一彦) 日程第29、議案第91号工事請負契約の締結について(地御前1号幹線築造工事)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 267 ◯総務部長(西村元伸) 議長。 268 ◯議長(有田一彦) 総務部長。 269 ◯総務部長(西村元伸) 議案第91号工事請負契約の締結について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の9ページをお開きください。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市阿品一丁目及び阿品三丁目地区内において施工します地御前1号幹線築造工事の請負契約を締結しようとするものでございます。  地御前1号幹線は、地御前地区以西の阿品、阿品台地区、さらには宮島口地区及びその後背地の団地を含む区画約400ヘクタールの公共下水道を計画的に推進するため、宮内交差点から宮島口までの幹線管渠を順次整備しているところでございます。  2の請負契約の内容でございます。  (1)の工事内容でございますが、汚水管路施設工、工事延長、588.5メートル、推進工、内径800ミリメートル、人孔工1基でございます。詳細につきましては、後ほど図面によりご説明を申し上げます。  10月31日に地域実績評価型総合評価方式による条件つき一般競争入札を行った結果、(2)の請負金額1億7,895万6,000円で、(3)の請負者、廿日市市桜尾二丁目8番3号、占部建設工業株式会社広島支店取締役支店長川本定則氏に落札をしたものでございます。  なお、請負金額につきましては、引き渡しが来年4月以降となりますので、新消費税率の8%を適用したものとなっております。  地域実績評価型の総合評価方式の入札は、応札額によってのみ落札者を決定するのではなく、市との災害協定締結や市内道路の維持などの請負実績、市内企業の活用計画など、地域貢献項目を加点項目として評価をいたしまして落札者を決定する方式の入札でございます。  また、この請負金額は、入札に際し設定をした税抜きの調査基準価格2億2,001万円を下回っていたため、低入札価格調査を実施をいたしました。請負者は昨年度の地御前1号幹線築造工事を施工しており、近隣環境や現地に即した施工方法を熟知しており、配置予定技術者が昨年度の工事を経験していることから効率よく現場運営ができること、また協力会社が所有する推進機器を使用することによって機械器具損料の縮減が図れること、さらに手持ちの安全資機材等の活用などによる企業努力により履行可能であることが確認されたことにより落札決定をしたものでございます。  (4)の工期につきましては、議決の日の翌日から平成26年9月30日までとさせていただいております。  3の根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条でございます。  それでは、次のページ以降の図面によりまして、工事内容についてご説明を申し上げます。  1枚めくって位置図をお開きいただきたいと思います。  今回の工事場所は、図面の中央に太線を引いた箇所でございます。  1枚めくっていただき、平面図でございます。  図面の右側の市道沖山田尻線の広電阿品東駅前から、図面左側のフジスポーツクラブフィッタナタリー横の市道3差路までの間でございます。  施工内容といたしましては、図面の平面図の中央に示しておりますが、おあがり場公園前の市道内に推進機材の搬入や掘進機を発進させるための両発進立て坑を築造し、また広電阿品東駅前の市道内に、平面図右側に示しております直径2.5メートル、深さ約6.8メートルの到達立て坑を築造をいたします。  両発進立て坑につきましては、1枚をめくっていただき、両発進立坑詳細図に示しておりますような幅3.2メートル、長さ7.439メートル、深さ約6.8メートルのものとなります。  先ほどの平面図に戻っていただきまして、その後、両発進立て坑から平面図右側の広電阿品東駅前の到達立て坑まで延長242.5メートル区間を推進工法によりまして、ヒューム管内径800ミリメートルの管路を市道の下5.1メートルから5.3メートルの位置に埋設をいたします。また、この推進工事中に、平面図左側に示しておりますが、フィッタナタリー横の市道3差路内に直径2.5メートル、深さ約5.8メートルの到達立て坑をもう1基築造をいたします。広島側の推進工事完了後、発進設備を反転をさせて、この到達立て坑までの延長346.0メートルの区間に、ヒューム管内径800ミリメートルの管路を市道の下4.4メートルから5.4メートルの位置に埋設をするというもので、推進工事の総延長は588.5メートルでございます。推進工事完了後には、両発進立て坑内に内径1.5メートルの人孔を1基築造いたします。  以上で議案第91号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 270 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 271 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第30 議案第93号 工事請負契約
      締結について(大野浄化センター汚泥処理機   械設備工事) 272 ◯議長(有田一彦) 日程第30、議案第93号工事請負契約の締結について(大野浄化センター汚泥処理機械設備工事)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 273 ◯総務部長(西村元伸) 議長。 274 ◯議長(有田一彦) 総務部長。 275 ◯総務部長(西村元伸) 議案第93号工事請負契約の締結について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の13ページをお開きください。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市沖塩屋四丁目4番100号において施工します大野浄化センター汚泥処理機械設備工事の請負契約を締結しようとするものでございます。  本工事は、大野浄化センター内にあります汚泥処理施設の老朽化に伴い改築更新をするものでございます。  2の請負契約の内容でございます。  (1)の工事内容でございますが、機械設備工事一式でございます。詳細につきましては、後ほど図面によりご説明を申し上げます。  11月7日に条件つき一般競争入札を行った結果、(2)の請負金額2億2,680万円で、(3)の請負者、広島市南区稲荷町4番1号、住友重機械エンバイロメント株式会社上下水プラント統括部広島営業所所長加島喜裕氏に落札をしたものでございます。  なお、請負金額につきましては、引き渡しが来年4月以降となりますので、新消費税率の8%を適用したものとなっております。  (4)の工期につきましては、議決の日の翌日から平成27年3月5日までとさせていただいております。  3の根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条でございます。  それでは、次のページ以降の図面によりまして、工事内容についてご説明を申し上げます。  1枚をめくって、位置図をお開きください。  今回の工事場所は、沖塩屋四丁目にございます大野浄化センター内でございます。  1枚めくっていただき、配置図をお開きください。  大野浄化センターの配置図でございます。この配置図の図面中央でございますが、汚泥処理棟内の汚泥処理機械設備になります。汚泥処理とは、下水中の汚泥分を濃縮と脱水を行い、泥土壌にし処理をするものでございます。  1枚めくっていただき、汚泥脱水機概要図でございます。  左側上部から入った凝縮汚泥は、スクリュー濃縮部においてさらに濃縮をされ、その後スクリュー脱水部において、ろ液と脱水ケーキに分離され処理をいたします。老朽化の進んでいる汚泥処理機械設備でございますが、汚泥脱水機及び下部の汚泥処理フロー図に記載をしております薬液供給ポンプ、汚泥供給ポンプに加え、フロー図には掲載をしておりませんが、薬品溶解タンク、薬品供給装置、ケーキ搬送コンベヤー、床排水ポンプ、汚泥貯留槽撹拌機についても更新をするものでございます。  以上で議案第93号の提案理由及び内容のご説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 276 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第31 議案第108号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市駅前自転車   駐車場外12施設) 278 ◯議長(有田一彦) 日程第31、議案第108号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市駅前自転車駐車場外12施設)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 279 ◯建設部長(加藤律男) 議長。 280 ◯議長(有田一彦) 建設部長。 281 ◯建設部長(加藤律男) 議案第108号公の施設の指定管理者の指定について、その提案理由及び内容についてご説明申し上げます。  議案説明書の43ページをお開き願います。  1の提案の要旨でございます。  市で管理している廿日市駅前自転車駐車場外12カ所の指定管理者の指定期間が、平成26年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  自転車駐車場の指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により公益社団法人廿日市市シルバー人材センターから申請を受け、廿日市市指定管理者選定委員会において審査が行われ、10月15日付で選定委員会委員長から、公益社団法人廿日市市シルバー人材センターを指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  1の(1)公の施設の名称は、有料施設が廿日市駅前自転車駐車場ほか2カ所、無料施設が山陽女子大前自転車駐車場ほか9カ所で、合計13カ所でございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称でございますが、廿日市市下平良一丁目1番5号、公益社団法人廿日市市シルバー人材センター理事長岡崎美彌子氏でございます。  (3)の指定の期間は、平成26年4月1日から平成29年3月31日まででございます。  2の根拠法令ですが、議案第94号と同様でございます。  以上で議案第108号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 282 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 283 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第32 認定第1号 平成24年度廿日   市市一般会計歳入歳出決算認定について   日程第33 認定第2号 平成24年度廿日   市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定   について   日程第34 認定第3号 平成24年度廿日   市市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第35 認定第4号 平成24年度廿日   市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第36 認定第5号 平成24年度廿日   市市漁港管理特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第37 認定第6号 平成24年度廿日   市市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第38 認定第7号 平成24年度廿日   市市小規模下水道事業特別会計歳入歳出決算   認定について   日程第39 認定第8号 平成24年度廿日   市市工業団地下水道事業特別会計歳入歳出決   算認定について   日程第40 認定第9号 平成24年度廿日   市市墓地管理事業特別会計歳入歳出決算認定   について   日程第41 認定第10号 平成24年度廿   日市市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第42 認定第11号 平成24年度廿   日市市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決   算認定について   日程第43 認定第12号 平成24年度廿   日市市港湾管理事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第44 認定第13号 平成24年度廿   日市市包ヶ浦観光事業特別会計歳入歳出決算   認定について   日程第45 認定第14号 平成24年度廿   日市市市営住宅事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第46 認定第15号 平成24年度廿   日市市宮島水族館事業特別会計歳入歳出決算   認定について   日程第47 認定第16号 平成24年度廿   日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計   歳入歳出決算認定について
      日程第48 認定第17号 平成24年度廿   日市市水道事業会計決算認定について   日程第49 認定第18号 平成24年度廿   日市市国民宿舎事業会計決算認定について 284 ◯議長(有田一彦) 日程第32、認定第1号平成24年度廿日市市一般会計歳入歳出決算認定から日程第49、認定第18号平成24年度廿日市市国民宿舎事業会計決算認定についてまで、以上18件を一括議題といたします。  直ちに決算特別委員長の報告を求めます。 285 ◯決算特別委員長(小泉敏信) 議長。 286 ◯議長(有田一彦) 決算特別委員長。 287 ◯決算特別委員長(小泉敏信) それでは、決算特別委員会報告をいたします。  去る9月25日の会議におきまして、10人の委員をもって構成された決算特別委員会が設置され、平成24年度廿日市市各会計歳入歳出決算認定18件が付託され、閉会中の継続審査に付されておりましたが、10月29日及び30日に本委員会を開催し、主要施策の成果に関する説明書、各会計決算審査意見書及び事業シートを参考に慎重に審査をいたしましたので、その結果をご報告いたします。  審査の主な質疑、答弁は次のとおりでございます。  初めに、一般会計について。  歳入では、市民税の未回収分の回収方法並びに回収額の予想はどのくらいかという質疑に対し、未回収分は翌年度に滞納繰越分として計上し、年2回の文書催告とともに、催告に応じない場合には財産調査を行い、預金や給与等の債権を中心とした滞納処分を実施している。平成25年度の滞納繰越分の徴収見込みは、現時点で収納率約25%、約6,800万円であるという答弁がありました。  次に、滞納繰り越しの不納欠損について、市民税、法人市民税の現年課税分がほぼ回収されており、残りの滞納分はほとんど回収不能ではないかと感じるが、回収不能額はどのぐらいと試算しているのかという質疑に対し、平成22年度以降の執行停止額が市税滞納繰越額約6億3,000万円の約4分の1に当たる約1億5,900万円あり、平成25年度以降に順次不納欠損となることから、この額が現時点での回収不能額であるとの答弁がありました。  次に、市債残高のうち臨時財政対策債は、その全額が合併特例債や過疎対策事業債などの事業債は、一定割合が後年度普通交付税措置され、その額は約420億3,500万円あるということだが、これは返してもらえるものなのかという質疑に対し、お見込みのとおり後年度に普通交付税として措置されるものであり、それ以外の市債残高は市が順々に償還していくものであるとの答弁がありました。  歳出に入り、総務費では、職員給与費の時間外勤務手当について、平成24年度は時間外勤務を削減する目的で初めから減額していたが、目標達成できたのか、また講じた対策や働き方の見直しをどのように考えているのかという質疑に対し、一般会計の予算編成時は5,500万円が減額目標で、決算では約800万円の減額にとどまっているため目標達成できていないが、特別会計を含む全会計では1,500万円余りの削減となっている。対策としては、管理職による組織マネジメントを徹底し、業務の見直しや改善を図り、新たに7、8月をロー残業月間として、20時に一旦消灯することを実施した。また、以前から行っている毎週水曜日のノー残業デーにより水曜日は早く帰って余暇を楽しむなど、働き方を見直すことが一定程度定着したのではないかと認識しているとの答弁がありました。  次に、男女共同参画推進事業について、まちづくり指標のワーク・ライフ・バランスに取り組んでいる企業が59団体となっているが、対象となっている企業数と、各企業がどの程度取り組んでいたら基準に達していることになるのかという質疑に対し、基準は一般事業主行動計画を策定していることで、計画の策定は次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員数101名以上の事業所に義務づけられているものである。対象となっているのは、廿日市商工会議所、佐伯商工会、大野町商工会、宮島町商工会から提供された名簿の数値で、従業員20名以上の186事業所であるとの答弁がありました。  次に、定住推進事業について、まちづくり指標の大規模団地のゼロ歳から39歳の人口の平成24年度現況値は5,032人で、平成27年度目標は5,600人だが、どのような施策でこのような数字になるのかという質疑に対し、第5次総合計画の後期基本計画における団地元気再生モデル事業の実施と、団地への移住住みかえのための支援を具体的施策として空き店舗や空き家を活用した団地活性化のための取り組みを掲げており、現在空き家バンク制度の適用を大規模団地を含め市街地にも拡大しており、これから日赤看護大学の学生にシェアハウスとして住居を提供するような仕組みを研究してみたいと考えているとの答弁がありました。  民生費では、社会福祉一般事業について、災害時要援護者台帳管理システムを自主防災組織へ積極的に開放、共有化すべきではないかという質疑に対し、このシステムは災害時に高齢者や障がいのある人の避難支援を迅速かつ的確に行うため、協定支援団体に名簿等を提供し、共有するもので、現在市内28のコミュニティー地区のうち、協定支援団体となっている16団体に名簿を提供しているとの答弁がありました。  次に、保育園耐震化事業について、耐震化していない保育園がどのくらいあり、全保育園の耐震化の終了時期はいつかという質疑に対し、現在耐震化されていない保育所が6園ある。この6保育園について、保育をしながらの耐震補強工事が可能か、また仮園舎の整備等が必要となった場合のその整備場所等の確保などの検討課題もあり、今後の保育サービスの提供体制とあわせて具体の検討を進めているところであるとの答弁がありました。  衛生費では、塵芥処理場管理運営事業について、6,041万8,000円の減額になっているが、その理由はという質疑に対し、福山リサイクル発電によるRDFの処理委託料、トン当たり単価が平成23年度の1万409円から6,720円に下がったため約6,000万円の減額になったもので、特定規模電気事業者による競争入札により売電価格が上がったことが処理委託料単価が下がった大きな要因であるとの答弁がありました。  農林水産費では、地産地消推進事業について、当初予算と比べて決算額がふえた理由と旬彩市場さくら館での活動の成果はどうかという質疑に対し、旬彩市場さくら館を運営する任意協議会に対し、販売額を7,000万円と見込んで補助金を決定したが、野菜価格の低迷などの理由で販売額が5,018万円と少なく、約360万円の赤字を計上した。運営を安定経営と指導体制を持つJAに移管することとし、その赤字分を市が清算金として負担したことにより決算額がふえたものである。成果としては、事業を開始した平成21年に比べ、年間販売額は約2.5倍、来客数は約2倍に増加しており、農業者の所得確保と安心・安全な農産物の提供に一定の成果を上げたものと考えているとの答弁がありました。  商工費では、住宅・店舗リフォーム助成事業について、試験導入だったと思うが、期待する成果であったのか、また本格導入に向けた考えはあるかという質疑に対し、平成23年度、24年度の2年間で住宅と店舗のリフォームを合わせて67件補助金を交付し、約1億円のリフォーム工事が行われ、地域経済の活性化に一定の効果があったと考えている。また、本格導入については、この事業は景気の低迷時に特別対策的な意味で行った事業であり、この形のまま続けるべきではなく、景気が回復してきた段階においては制度を見直しする必要があると考えているとの答弁がありました。  土木費では、宮島口地区整備事業について、行楽シーズン等に渋滞対策を行っているが、その効果と今後の対策をどのように考えているかという質疑に対し、シャトルバスや電車との組み合わせによるパークアンドライド、宮島口地区内に分散している各駐車場へ効果的に誘導案内するための誘導員の配置等を実施し、対策を行わなかった平成21年11月に国道2号上下線合わせて12.3キロメートルあった渋滞が、対策を行った平成24年11月には渋滞が7.1キロメートルと減少し、一定の効果が得られている。今後の対策については、宮島口地区環境整備事業素案に基づき、市営駐車場の立体化や国道2号の交差点改良などハード対策を行うこととしているが、それらが完了するまでは引き続き関係機関と連携をとりながら、現行の渋滞対策を実施していくとの答弁がありました。  消防費では、消防団活動運営事業について、全消防団員数635人のうち女性団員は何名か、また年間の応募数はどれくらいかという質疑に対し、女性団員は19人である。平成24年度に応募された新入団員は総数34人で、そのうち女性団員が2人であるとの答弁がありました。  次に、自主防災組織育成支援事業について、補助金の交付が当初予算額913万円に対し、決算では17団体に250万円で、予算に比べて少ないがどうなのかという質疑に対し、決算額が減少したのは自治総合センターの宝くじコミュニティ助成金の対象である自主防災育成事業補助金が不採択となり200万円減額したこと、また補助金交付の対象となる自主防災組織が補助金の上限額を一括申請しても全額交付できるよう予算措置をしていたが、申請団体が当初見込みを下回り、不用額が生じたことによるとの答弁がありました。  教育費では、小学校、中学校施設耐震化事業について、耐震化が終わる予定年数と耐震診断、耐震工事の状況はどうなっているのかという質疑に対し、小学校、中学校ともに耐震診断は全て終わっているが、小学校については補強が終わった何校かを除きほとんどの学校が終わっておらず、中学校については七尾中学校の3棟、廿日市中学校の1棟、佐伯中学校の1棟が補強が終わっており、廿日市中学校、阿品台中学校、佐伯中学校、大野中学校の4校は補強が終わっていない。耐震化の完了は平成27年度を考えているとの答弁がありました。  次に、成人式開催事業について、会場をスポーツセンターからさくらぴあに変えたことによりどのような成果や課題があったのかという質疑に対し、成果は、さくらぴあで開催する場合、舞台設営や音響装置が不要で予算減額になったということ、課題は、市役所の中庭に玄関口として何らかの会場づくりをしたらよいという意見が実行委員会から出ており、そうした対応への取り組みが必要なことであるとの答弁がありました。  続きまして、国民健康保険特別会計から国民宿舎事業会計までの17会計について一括審査をいたしました。  その主な質疑、答弁は次のとおりでございます。  国民健康保険特別会計では、特定健康診査の受診率は徐々に上がってはいるが、余りよいと言える数値ではない。課題と今後の対応についてどう考えているのかという質疑に対し、特定健診対象者のうち、生活習慣病のレセプトがあり、既に治療を受けている方は治療中ということで健診を受ける意識が低い。また、レセプトがない方は、健診に対して無関心な方も多いことが受診率が低い要因として考えられる。受診率の向上に向けては、引き続き医師会の会議などを通じて協力を要請するとともに、わかりやすい形で市民や各種団体に対して周知を図り、多くの方に受診をしてもらうようPRするとの答弁がありました。  市営住宅事業特別会計では、市営住宅の維持管理や指定管理者へ委託したことによりどういった成果や課題があるかという質疑に対して、修繕、補修、管理業務等を含め、24時間、365日の受け付け体制の確保及び緊急対応、職員の事務量の軽減化等が図られるとともに、指定管理者導入前の直近3年間の家賃の平均収納率と比較して0.99ポイント向上するなど成果が上がっている。今後の課題としては、委託している事務を市が十分に把握していないと、万一指定管理者が倒産といった事態になったときの対応が困難になると考えているとの答弁がありました。  全18会計の総括質疑では、決算審査の時期について、今回はこれまでの11月上旬から10月下旬に前倒ししたが、決算の審査を次年度の予算に反映させる観点からも、時期をもう少し前倒しする必要があるが、対応についてどう考えているかという質疑に対し、決算額が確定する6月中旬から財政的な統計処理や分析、決算書及び主要な施策の成果に関する説明書を調製している。これらの作業量は膨大であり、8月中旬に書類が完成して、監査委員による決算審査及び決算意見書の決定を経ているのが現状であり、決算特別委員会の開催を前倒しすることは困難と考えている。しかしながら、当初予算の編成は例年10月上旬から着手し、具体的な査定作業が始まるのは12月であり、現状でも決算特別委員会でのご意見、議会における一般質問の内容などを各査定の段階で議論して当初予算へ反映させるよう努めているとの答弁がありました。  質疑に続きまして議員間討議を行い、歳入では、市税の滞納繰越分の収納目標値について、もう少し具体的な対策を練った上で目標値の設定を上げるべきである。また、固定資産税の課税誤り及び下水道使用料の未請求について、今後同じことがないように注意するとともに、市民に対して誠意を持って対応する必要があること。歳出では、職員の時間外勤務について、ワーク・ライフ・バランスの観点から、長時間残業を減らすとともに、市の目標設定に向けて最大限努力すべきである。また、商工費の緊急雇用対策事業について、事業成果を次の事業に生かし、今後の継続雇用につながる事業に発展させることが大切であること。総括としては、決算審査を次年度予算に生かすために、9月議会中の審査を目標に最大限努力すべきであること。  以上の5点を平成24年度の決算の認定に当たり、全委員の意見を取りまとめております。  一括討論に入り、討論はございませんで、一括採決に移り、本件は全委員でいずれも認定すべきものと決定いたしました。  以上、決算特別委員会の審査結果報告を終わります。 288 ◯議長(有田一彦) ここで休憩をとります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後2時2分     再開 午後2時10分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 289 ◯議長(有田一彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 290 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。 291 ◯27番(植木京子) はい、議長。 292 ◯議長(有田一彦) 27番植木京子議員。 293 ◯27番(植木京子) それでは、私は11の会計のうち、一般会計と国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、市営住宅事業特別会計に反対をしたいと思います。予算のときにこれ問題のあるものが含まれているということで原案に反対し、それが執行されたことから、そういう立場で反対をするわけです。  主なものをまず言います。一般会計です。  我々市民や日本共産党が要望して、それが予算に反映されているものもあるということは重々認めているわけですけれども、しかしながら地方自治法第1条という市の第一義的な役割、市民福祉の向上、これが全てにおいて最優先されなければなりませんけれども、その観点から見たときに問題がある予算だったと、それが執行されているということであります。その1つは、不要不急の事業はどうだったのかという点ですけれども、下平良の二丁目の埋立事業です。私どもはあそこに二十数億円もお金をかけて埋め立てるべきではないということを当初から申し上げてきました。あの地を埋め立てて大型店が誘致されたということで、今既に道路など工事が始まっております。しかし、何度も例にとりますけれども、市のほうが総合計画を立てるときに市民の皆さんにアンケートをとっておりますけれども、このアンケートの中で、大型店舗の誘致、そしてにぎわいの場は、市民要求からして一番下に位置された、一番後、必要とされなかった事業でありました。これは2度にわたるアンケートで同じように出されております。これは廿日市地域だけではなく、大野、宮島、佐伯、吉和、全てにおいて同じ結果が出ております。それを市のほうは進めたわけですけれども、幾らこの店舗がまたさらに大きくなるということも報告されましたけれども、どんなに大きくなっても法人税は廿日市に入るものではなく、固定資産税のみが入ってまいります。雇用を創出するということで、これは私どもも来るんなら期待をいたしますが、しかしながら一方で地域にある、もう市民にとって、共存共栄をしながら市民の暮らしを支えているスーパーだとか商店街に与える影響はどうなのかということを考えた場合、一層疲弊をしていくことは既に明白であります。今団地の問題や過疎の問題などがありますけれども、こういう事業に力を入れて一極集中するということで、そういう商店街や地域を支えているスーパーなどが撤退もしくは倒産するようなことになれば、ますます雇用の創出とはいえ、マイナスが大きいのではないかというふうに私は考えます。予想される交通渋滞は、今度の店舗規模を大きくすることで一層懸念が膨らむわけですけれども、その辺の解決策もまだ十分示されているわけではありません。私はこういう問題、そしてこれまで予算のときには出てきていたスマートインターチェンジについても、それはあれば便利かもしれないけれども、しかし不要不急の工事、市民のほうには、今回も手数料、使用料の引き上げなどを出してきておりますけれども、こういう市民への負担をふやすぐらいなら、こういうところをお金の使い方を正すべきだというふうに考えているわけです。  市長は、地域間競争に勝つためということをこの下平良二丁目の埋立事業について言われましたけれども、しかしながら真に地方自治体が地方自治法第1条の観点に立てば、地域間競争をすべきなのは、本当の意味でのよい競争というふうに考えたときには、やはり福祉や保健、医療、市民が市のアンケートに答えた一番の願いだったわけですけれども、こういうことにしっかりと力を入れるべきだというふうに考えます。  さらに、教育問題では、全国学力テスト、今回のいろいろな学校、教育制度、教育のあり方の問題の中でも触れましたが、やはり学力テストが大きな学力テストが多過ぎて生徒たちに負担をかけているという、いろんな教育制度の背景もありますが、この学力テスト、これはやめるべきでありますし、大野西小と大野中学校との一貫教育、一体型教育というふうに表現したほうが正しいかと思いますけれども、こういう教育制度の問題や、さらにはこれに伴って大野で行われている、西小でも行われていた自校給食が消えてしまうという問題、今からでも自校給食できるような土地はあるようですけれども、今の段階ではとてもそういう答弁にはなっておりませんので、消えてしまうことが十分懸念される。であれば、やはりこの一体型の小中一貫教育も問題が大き過ぎるというふうに考えます。  それから、教員の忙しさの問題です。子どもたちにしっかりと目を向けるためには、教員の不要な仕事を減らしていく、そして子どもたちの笑顔が出るような向き合った教育ができるような、これが市としての、本来国や県が大きな責任があるわけですけれども、今こういう中で市としてのさらに力を入れる、今回少し予算をつけられましたけれども、焼け石に水という可能性もあるので、十分な支援をするような方向という意味では不十分であると言わざるを得ません。  それから、職員の問題です。市民サービス、市民の皆さんに本当に市民にとってよい仕事を進めていくためには、正職員の職員さんをしっかりと雇用するということがあるかと思いますけれども、この間職員数はどんどん減ってきており、それにかわって非常勤、臨時がふえています。官製ワーキングプアも生まれかねないという、生まれかねない、既に生まれているわけですけれども、こういう状況を市みずからがつくってはならない、一般企業のワーキングプアを正す立場にある市のほうが官製ワーキングプアをつくるようなことをしてはならない、同一賃金同一労働を原則として、特に保育現場では、子どもの命とそして発達に責任を持つ、そういう保育の現場ですから、そこでの臨時がどんどんふえているということは大きな問題であろうというふうに指摘をしておきたいと思います。  一般会計については、主なものはそういうところを以上上げておきますけれども、あとは国民健康保険のほうですが、3年連続引き上げをした後のやっと値上げがストップした年でありましたが、しかし市民にとってはこの値上げによって大変厳しい国保税を支払わなければならなくなっている。よく例に出しますが、例えば192万円の所得の4人家族、子どもさん2人がいる家庭で、年間の所得が192万円で、国保税が三十数万円ということになっているわけですけれども、今の国保の実態は市民の生活を圧迫するような国保税を徴収しているということであります。これは本当に暮らしを、また健康、命にかかわる重大問題だと考えます。もちろん国保税を引き上げると、国保会計が大変だというのは国の補助率をひたすら削減してきた、国が削減してきたことに大きな原因があるわけですが、しかしそれを市民にそのまま犠牲を押しつけてはいけない。一般会計からの繰り入れの努力もされましたけれども、やはりこのような今のような実態を生むようなことがあってはならないというふうに考えるわけでありまして、さらなる市の努力、国保、大事な3割もの人が市民が入っている国保会計ですから、努力をもっとすべきだったというふうに考えます。  介護保険のほうは、料金の引き上げをしました。他市に比べて引き上げ率は基金を使ったおかげで、引き上げ率は抑えることができたわけですけれども、やはり第1段階で3,243円のアップをしましたし、第8段階では1万1,349円のアップをしております。今でも高くて払えない、保険あって介護なしと言われているこの引き上げはすべきではなかったというふうに考えます。  後期高齢者医療制度についても、やはり引き上げが行われました。市が決めるということではありませんけれども、しかし廿日市市内では払えないと、1万5,000円以下の普通徴収の高齢者の方が払えないという方が県内でも高い市となっております。やっぱり負担感が大きいかというふうに思います。  最後に、市営住宅です。市営住宅、一番主な理由は、指定管理者制度に移行させたという問題であります。新聞やいろいろなところでこの市営住宅を指定管理者制度に移行するというのは二重の無駄だというような記事も、非効率だというような記事もよく目にするわけですけれども、本市でも県営に続いて市でやりまして、いろいろな話も市民から入っております。私どもはこの指定管理者は、市営住宅、住宅は福祉という立場から市が直営で行うべきだというふうに考えております。導入した年ですから、これはあえて反対をしたい。しかももう一点としては、市営住宅が入居したくても入れないと、数が少ない、住みよいところに数が少ないということで、15倍もの倍率で何年も待っているという人がいまだにいるわけですが、これらの解決のために力が尽くされているとは言えないということから、この決算については市営住宅も反対をいたします。  以上です。 294 ◯議長(有田一彦) 次に、賛成討論はありませんか。 295 ◯21番(堀田憲幸) 議長。 296 ◯議長(有田一彦) はい、21番堀田憲幸議員。 297 ◯21番(堀田憲幸) ただいまの植木議員の反対討論に対しまして、私は賛成の立場で討論を述べさせていただきます。  まず、一般会計におきましても、るる反対を言っておられましたけれども、24年度の施政方針に従いながら予算を執行してこられた。その成果を決算特別委員会の中でご報告もされた。中には当初の目的どおり達成できなかった部分もあるやにもお伺いをいたしましたけれども、おおむね予定どおり執行された。そうした中において、いつもこの場での討論の闘いの場となる福祉、福祉という言葉が多様化されております。しかしながら、市政を運営していく中では福祉だけが、そのことだけが予算執行していく上で優先するというものでもなく、市民一人一人に平等にその税が使用されることが一番大事なことであるというふうに私は捉えております。今国の中でもそういった福祉の問題については、経済状況の中でいろいろな部分で援助もし、また応援もし、そうした福祉対策が実施もされておりますし、それを受けて地方自治体である廿日市市においても最大限の配慮をされてきておると、このように私は受けとめております。しかしながら、植木議員のほうからあったように、でももっともっとというそういったこともあることは私も認識いたしておりますけれども、何もかもができるというものではないわけですから、ある部分では我慢も必要だろうと思いますし、さらに自主努力も必要なんだろうというふうに思います。そういった多方面から全体的に見たときに、一つ一つを私は指摘はいたしませんけれども、市政運営に当たっては、今年度25年度の予算についても現在執行中ですけれども、努力を重ねておられる。さらに、そのことについて廿日市市が掲げておる協働のまちづくり、これに従いながら市民も参画をし、3者がともになりながらその実現に向かって今予算執行もされておりますし、住んでよかった、住みよいまちにしたい、そんな皆さんの思いが一つ一つ積み上げられているというふうに私自身は評価いたしておりまして、この一般会計におきましては賛成をするものであります。  また次に、国保会計についても、これまでの保険料の値上げ、3年間値上げをしてきたけれども、24年度においては据え置きにした、そんな表現もされておりましたが、これは本市が努力に努力を重ねて、生活習慣病を初め予防医療をしようじゃないかということ、あるいはジェネリック医薬品を使うことによって少しでも医療費の削減をしよう、こういったことが市民の皆さんに少しずつ伝わりながら、その結果がこうして保険料の値上げをストップさすこともできたということも評価をするべきことであるというふうに私は思っております。  さらに、介護保険の引き上げ、まさしくこれは本市だけが運営しておるわけではないわけですから、県内で運営しておる中においても、本市は最小限にその上げ幅を控えることができた、これは私は高く評価すべきであろうと思いますし、この介護保険も先ほど申し上げましたような生活習慣病を含めて市民一人一人が自覚することによって少しでも削減できた、その成果のあらわれであるというふうに評価をいたすものであります。  また、後期医療費保険につきましても、同じようなことが言えるんだろうかと思いますが、そういったさまざまなことを今まさに協働のまちづくりの中で一つ一つ着実に進められているんだろうというふうに思っております。  最後に、市営住宅についてのことでございますけれども、これは指定管理者制度に落とした最大の要因というのは、経費を少しでも節減していく、ここが大きな問題であったわけですけれども、当時も議論を重ねた結果、職員の削減をせざるを得ないんじゃないか、民間のノウハウを借ることによって市民サービスがより向上するんであろうというような大きな目標を立てて実施をされましたけれども、確かに当初の計画よりも少しは難はあったにしても、成果は着実に上がってきておる。先ほども365日、24時間体制でのサービス、このことについても少しのジャッジもありましたけれども、事実このことはこの指定管理者制度にすることによって、利用する我々市民サイドから見れば安心してそのサポートが受けれる、そういった体制が整っているというふうに評価をせざるを得ない、いえ評価をすべきであるというふうに私は思っております。  以上のことを申し上げまして、一般会計、あるいは国民健康保険会計、介護保険会計、後期医療会計、市営住宅、以上5点について植木議員の反対に対しまして、私は賛成の立場で討論をし、これを承認することに賛成するものであります。 298 ◯議長(有田一彦) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 299 ◯議長(有田一彦) それでは、これをもって討論を終結いたします。  ただいま議題となっております18件のうち、反対討論がありました認定第1号平成24年度廿日市市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号平成24年度廿日市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号平成24年度廿日市市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号平成24年度廿日市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、そして認定第14号平成24年度廿日市市市営住宅事業特別会計歳入歳出決算認定について、これらを除く13件を一括採決いたします。  お諮りいたします。  本13件に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 300 ◯議長(有田一彦) はい、ご異議なしと認めます。よって、本13件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第1号平成24年度廿日市市一般会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 301 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第2号平成24年度廿日市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 302 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  続いて、討論がありました認定第3号平成24年度廿日市市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 303 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第4号平成24年度廿日市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
        〔賛成者起立〕 304 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第14号平成24年度廿日市市市営住宅事業特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 305 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第50 請願第3号 米軍機騒音への監   視体制の強化・充実を求める請願 306 ◯議長(有田一彦) 日程第50、請願第3号米軍機騒音への監視体制の強化・充実を求める請願を議題といたします。  本請願はお手元に配付しております請願文書表のとおり、総務常任委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     散会 午後2時38分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    有 田 一 彦    廿日市市議会議員    岡 本 敏 博    廿日市市議会議員    三分一 博 史 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....