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  1. 廿日市市議会 2020-06-17
    令和2年予算特別委員会 本文 開催日:2020年06月17日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~○~~~~~~~      開会 午前9時28分 ◯委員長 ただいま出席委員が26名であります。定足数に達しておりますので、これより予算特別委員会を開きます。今次定例議会において本委員会に付託されました案件は、議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の1件であります。ここで委員会の進め方について確認ですが歳出及び歳出に伴う歳入は予算書の事項別明細書の各款ごとに質疑します。後戻りはしません。なお、その他の歳入繰越明許費債務負担行為債務負担行為補正及び地方債補正に対する質疑は歳出の後に一括で行います。質疑終結後必要であれば議員間討議を行い討論及び採決を行います。   ~~~~~~~○~~~~~~~    日程第1 議案第59号 令和2年度    廿日市市一般会計補正予算(第4号) 2 ◯委員長 日程第1、議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。直ちに当局の説明を求めます。 3 ◯財政課長 議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)について、歳入歳出補正予算事項別明細書により、その内容を御説明いたします。  補正予算書の11ページをお願いします。  1の総括、歳入でございます。15款国庫支出金から22款市債まで、20億3,653万9,000円を追加するものでございます。  12ページをお願いします。  歳出でございます。1款議会費から12款予備費まで、20億3,653万9,000円を追加するものでございます。  続いて、14ページをお願いします。  2の歳入でございます。  15款国庫支出金、1項国庫負担金から、16ページの16款県支出金、2項県補助金につきましては、一部を除きまして歳出のところで説明させていただきます。  14ページをお願いします。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、5目土木費国庫補助金、補正額2億5,189万8,000円の減額でございますが、このうち15ページ説明欄道路メンテナンス事業費補助金4,977万5,000円の増額につきましては、道路の橋りょう等の老朽化対策として、新たな補助制度が創設されたことによるもので、同じく国庫支出金である社会資本整備総合交付金から同額を振り替えたものでございます。  次に、7目教育費国庫補助金、補正額2億6,865万4,000円についてでございますが、このうち小学校費補助金学校施設環境改善交付金、117万7,000円の減額及び中学校費補助金学校施設環境改善交付金、84万4,000円の減額につきましては、小学校リニューアル事業及び中学校リニューアル事業において、今年度の補助金が一部不採択となったことから減額するものでございます。なお、この補助金の補正及び後ほど説明する市債の補正などにより、歳出の該当事業において、財源更正をさせていただいております。  16ページをお願いします。  19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、補正額3億9,150万4,000円でございます。これは今回の補正財源として充当するものでございます。2目公共施設等整備基金繰入金、補正額1,500万円の減額につきましては、歳出のところで説明させていただきます。
     3目ふるさと応援基金繰入金、補正額1,455万3,000円でございます。これは、令和元年度のふるさと寄附金の額が確定したことに伴い本年度事業の財源として活用するため、ふるさと応援基金からの基金繰入金を追加するものでございます。なお、基金の充当により、歳出予算の該当事業において財源更正をさせていただいております。  21款諸収入、6項雑入、2目雑入、補正額437万3,000円につきましては歳出のところで説明させていただきます。  18ページをお願いします。  22款市債、1項市債、1目総務債につきましては、歳出のところで説明させていただきます。  2目民生債、補正額30万円でございます。これは児童館管理運営事業の財源として、充当率及び交付税措置率の高い公共施設等適正管理推進事業債を活用することとしたため、市債を追加するものでございます。なお、この市債の補正により、歳出の該当事業において財源更正をさせていただいております。  6目土木債につきましては、歳出のところで説明させていただきます。  8目教育債、補正額710万円でございます。これは、小学校リニューアル事業の財源として、充当率及び交付税措置率の高い緊急防災・減災事業債を活用することとしたこと、また、小学校リニューアル事業及び中学校リニューアル事業において、国の補助金である学校施設環境改善交付金が一部不採択となったことに伴い、事業の財源として地方債を追加するものでございます。  20ページ、21ページをお願いします。  3の歳出でございます。  1款議会費、1項議会費、1目議会費、21ページ、説明欄001議員報酬等、補正額506万5,000円の減額でございます。これは、5月29日の臨時市議会で議決された市議会議員の期末手当の特例に関する条例に係るもので、6月分の議員期末手当を減額するものでございます。減額の割合は、議長100分の25、副議長100分の20、議員100分の15でございます。同じく説明欄003議会運営費、補正額705万6,000円の減額でございます。これは、新型コロナウイルス感染症対策として、本会議場や全員協議会室などにおいて、入場制限を行い、密状態を回避するもので、全員協議会室の放送設備等をデジタル化するための委託料89万7,000円及び全員協議会室などに本会議中継用のテレビモニターを配備するための備品購入費203万8,000円を計上するものと、5月29日の臨時市議会で議決された廿日市市議会政務活動費の特例に関する条例に基づき、令和2年6月から令和3年3月までについて、月額3万円から2万4,000円を減じた額により算定及び返還される政務活動費の減額648万円及び令和2年度の行政視察の中止による旅費の減額351万1,000円でございます。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、説明欄001特別職給与費、補正額158万7,000円の減額でございます。これは、5月29日の臨時市議会で議決をいただいた市長、副市長及び教育長の期末手当の特例に関する条例に係るもので、市長及び副市長の6月分の期末手当を減額するものでございます。減額の割合は、市長100分の30、副市長100分の20でございます。  6目企画費、説明欄013地域医療拠点等整備事業、補正額1億500万円でございます。これは、国の補助金である都市構造再編集中支援事業費補助金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、JA広島総合病院南側の国道2号をまたぐ横断歩道橋整備に係る工事請負費の追加7,600万円と、JA広島総合病院の新棟と官民複合施設を結ぶ立体遊歩道を整備するための工事請負費2,900万円でございます。財源は、国庫支出金都市構造再編集中支援事業費補助金4,120万円及び市債の地域医療拠点等整備事業債5,740万円でございます。  同じく、説明欄015筏津地区公共施設再編事業、補正額16億6,170万6,000円でございます。これは、国の補助金である都市構造再編集中支援事業費補助金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、令和3年度に予定していた再編整備工事の一部を前倒しして実施するため、工事請負費を追加するものでございます。財源は、国庫支出金都市構造再編集中支援事業費補助金5億5,441万円及び市債の筏津地区公共施設再編事業債9億8,380万円でございます。  10目行政システム推進費、説明欄004行政ネットワーク推進事業、補正額997万7,000円でございます。これは、市職員が在宅勤務を実施する際などに、庁舎外から行政ネットワークへの接続を可能とするリモートワーク用端末を導入するもので、端末の設定等に係る委託料29万5,000円と、端末40台を取得するための備品購入費663万8,000円及び周辺機器や通信料などの管理運営費の追加304万4,000円でございます。  22ページ、23ページをお願いします。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、23ページ説明欄007生活困窮者自立支援事業、補正額1,285万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による休業等に伴い、収入が減少し、住居を失うおそれが生じている方に対して支給する住居確保給付金925万6,000円及び一時生活支援359万4,000円を追加するものでございます。財源は、国庫支出金生活困窮者自立支援等事業費負担金694万2,000円及び生活困窮者就労準備支援事業費等補助金239万6,000円でございます。  2目老人福祉費、説明欄011地域介護・福祉空間整備事業、補正額616万円でございます。これは、介護施設等における防災・減災対策を推進するため、利用者等の安全性確保等の観点から老朽化に伴う修繕等を行うもので、廿日市地域で運営している認知症対応型共同生活介護事業所の冷暖房設備の改修費用を補助するものでございます。財源は、全額、国庫支出金の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金でございます。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、説明欄008出産育児特別応援金給付事業、補正額453万円でございます。これは国による家計支援策として実施されている特別定額給付金の給付対象とならない4月28日から5月31日までの間に生まれた子どもを対象とし、1人につき5万円を給付する出産育児特別応援金450万円及び事務費3万円でございます。  24ページ、25ページをお願いします。  4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、25ページ説明欄002予防接種事業、補正額1,289万1,000円でございます。これは、乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因とされているロタウイルス感染症に係る予防接種ワクチンが、令和2年10月1日から定期接種化されることによるもので、医薬材料費の追加881万5,000円、予防接種業務委託料の追加407万3,000円及び事務費の追加3,000円でございます。  9目上水道費、説明欄002水道事業会計負担金、補正額1億4,240万3,000円でございます。これは、緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛や営業自粛など、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、市民及び企業等への生活支援、経済支援を目的として実施するもので、4月、5月分の水道基本料金等を免除することに伴う減収額を水道事業会計へ負担金として支出するものでございます。財源は、全額、国庫支出金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。  5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、説明欄005地産地消推進事業、補正額200万円でございます。これは、中山間地域で栽培された酒米を使用し、試験的に地酒を製造するなど地産地消商品の開発を推進するための委託料でございます。  26ページ、27ページをお願いします。  3項水産業費、2目水産業振興費、27ページ説明欄010漁業災害特別対策資金利子補給金、補正額96万8,000円でございます。これは、広島県が実施する漁業振興資金利子補給補助事業に基づくもので、令和元年8月からの高水温によるカキの生育不良に伴い、収入の減少等により経営が悪化したカキ養殖漁業者に対し、経営の維持安定に必要な資金を融通する金融機関に利子補給を行うものでございます。貸付予定総額は1億2,000万円を予定しており、これに伴う利子総額は864万4,000円で、今回の補正額96万8,000円を差し引いた767万6,000円は令和3年度から令和9年度までを期間とした債務負担行為を設定しております。財源は、県支出金の漁業災害特別対策資金利子補給費補助金48万4,000円でございます。  6款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、説明欄018新型コロナウイルス感染症対策産業振興緊急支援事業、補正額1億3,105万円でございます。補正の内容でございますが、まず1つ目が、花き等需要促進業務委託料200万円でございます。これは、緊急事態宣言に基づく外出自粛要請など、コロナ禍という困難な状況の中、結婚された市民への祝福と市内産品の消費拡大による事業者支援を目的として実施するもので、4月8日から9月30日までの期間に婚姻届を提出した市民に対し廿日市産の花と、ハツカマルシェの商品を贈呈するための委託料でございます。 2つ目が、廿日市市新型コロナウイルス感染症対策産業振興実行委員会補助金の追加1億1,100万円でございます。これは、市の経済産業の早期回復を目指し、官民協働により組織する実行委員会が実施する事業に対し補助するもので、市民とその同行者を対象とした、市内の旅館、ホテル等への宿泊助成事業のほか、市内各店舗で利用できるプレミアムチケットの販売事業、宿泊施設が実施する感染症予防対策経費の助成事業、新しい生活様式などに対応した新サービスの開発支援事業などを予定しています。 3つ目は、宮島水族館事業特別会計繰出金1,805万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響で、修学旅行を計画している学校の多くが、内容の見直しを検討されていることから、令和2年7月から令和3年3月までの期間、市内に宿泊した修学旅行生の入館料を免除することで、引き続き本市を修学旅行先として選んでもらえるよう取り組むもので、この入館料の免除による減収額を宮島水族館事業特別会計への繰出金として支出するものでございます。財源は、国庫支出金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4,205万8,000円でございます。  7款土木費、2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう維持費、説明欄001道路維持管理事業、補正額840万円の減額でございます。これは、令和2年度当初予算のうち国の令和元年度一般会計補正予算(第1号)に対応するため、令和2年3月定例市議会補正予算において前倒しして計上した事業であり、予算額が重複していることから、委託料を減額するものでございます。また、事業費の減額に伴い、財源である国庫支出金社会資本整備総合交付金を462万円、市債の道路整備事業債を370万円それぞれ減額するものでございます。  2目道路橋りょう新設改良費、説明欄002道路整備事業、補正額1億円の減額でございます。これは、国の補正予算の対応により予算額が重複している事業であるため、委託料などを減額するものでございます。また、事業費の減額に伴い財源である国庫支出金社会資本整備総合交付金を5,000万円、市債の道路整備事業債を4,500万円、繰入金の公共施設等整備基金繰入金を500万円、それぞれ減額するものでございます。  28ページ、29ページをお願いします。  4項都市計画費、2目街路費、29ページ説明欄001街路畑口寺田線4工区整備事業、補正額6,300万円の減額でございます。これは、国の補正予算の対応により予算額が重複している事業であるため、工事請負費を減額するものでございます。また、事業費の減額に伴い財源である国庫支出金社会資本整備総合交付金を3,465万円、市債の街路整備事業債を2,550万円、それぞれ減額するものでございます。  5目公園整備費、説明欄001公園整備事業、補正額6,475万6,000円の減額でございます。これは、国の補正予算の対応により予算額が重複している事業であるため、工事請負費を減額するものでございます。また、事業費の減額に伴い、財源である国庫支出金社会資本整備総合交付金を3,262万8,000円、市債の都市公園整備事業債を2,910万円、それぞれ減額するものでございます。  説明欄002大野東部公園整備事業、補正額2億6,000万円の減額でございます。これは、国の補正予算の対応により予算額が重複している事業であるため、工事請負費を減額するものでございます。また、事業費の減額に伴い、財源である国庫支出金社会資本整備総合交付金を1億3,000万円、市債の都市公園整備事業債を1億1,700万円、繰入金の公共施設等整備基金繰入金を1,000万円、それぞれ減額するものでございます。  9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、説明欄001特別職給与費、補正額37万9,000円の減額でございます。これは、5月29日の臨時市議会で議決をいただいた市長、副市長及び教育長の期末手当の特例に関する条例に基づき、教育長の6月分の期末手当を減額するものでございます。減額の割合は、100分の20でございます。  30ページ、31ページをお願いします。  2項小学校費、2目教育振興費、31ページ説明欄003小学校ICT活用教育推進事業、補正額2億5,303万5,000円でございます。これは、国の掲げるGIGAスクール構想の実現に向け、1人1台端末環境の整備を行うもので、市内全小学校の児童用タブレット端末を整備するための備品購入費でございます。財源は、国庫支出金公立学校情報機器整備費補助金1億8,535万5,000円、及び、繰入金のまちづくり推進基金繰入金500万円でございます。  3項中学校費、2目教育振興費、説明欄003中学校ICT活用教育推進事業、補正額1億1,223万円でございます。これは、小学校と同様に、公立の市内全中学校の生徒用タブレット端末を整備するための備品購入費でございます。財源は、国庫支出金公立学校情報機器整備補助金8,532万円でございます。  32ページ、33ページをお願いします。  6項保健体育費、3目学校給食費、33ページ説明欄006学校給食継続支援事業、補正額4,198万2,000円でございます。これは、市内小・中学校の臨時休業に伴い、学校給食の停止や食数の減少等により損失が生じた事業者などを支援するための負担金でございます。財源は、諸収入の学校臨時休業対策費補助金437万3,000円でございます。  12款予備費、1項予備費、1目予備費、説明欄001予備費、補正額5,000万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止等に係る対策を的確に行うため、また、コロナ禍においても安定的かつ継続的に行政サービスを提供するため、これらに係る経費を速やかに支出できるよう、予備費を追加するものでございます。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いします。 4 ◯委員長 これより質疑を行います。それでは1款議会費について質疑はありませんか。少しお待ちください。暫時休憩いたします。   ~~~~~~~○~~~~~~~      休憩 午前9時56分      再開 午前9時58分   ~~~~~~~○~~~~~~~ 5 ◯委員長 暫時休憩を解きます。 6 ◯栗栖委員 議会運営費のモニター等の分あえて聞かせてください。今回コロナの関係等で本会議場全ての議員が入れないということがあって、実際この場をプロジェクターを使ってモニターで見るというのを実際やったのですがこのモニターの購入はイメージ的にはそれの延長という形で捉えていいのかというのをまず確認させてください。それからモニターの使い方ですよね今後の、想定される状況というのはこれだけではないので、やはり購入する以上しっかりといろんな部分に使っていきたいと思うのですが、その想定としてどのようなこと考えていらっしゃるのか、その辺についてをお答えください。それともう1件、議員全員協議会室の放送設備の更新です。これは今までアナログで、なかなか対応が難しかったのですけども、これをすることによって例えば今カメラもついていますけども、委員会等の中継ができるようになるのかならないのか、その点について3点確認させてください。 7 ◯委員長 暫時休憩いたします。   ~~~~~~~○~~~~~~~      休憩 午前9時58分      再開 午前9時58分   ~~~~~~~○~~~~~~~ 8 ◯委員長 暫時休憩を解きます。 9 ◯事務局次長 まず中継用モニターの件でございますけれども、今年度、年初めから新型ウィルス感染症が流行しております。3密を回避するということで本会議におきましては議員の方々にはこちらの全員協議会室もしくは会派室のほうで本会議を視聴していただくという形で参加をいただいております。このたび購入しようとしておりますモニターでございますけども、大体50インチ程度のものを5台で可動式の台に乗せたものを想定しておりまして、テレビ中継等の回線をつなぐことで視聴していただける環境を整えようというものでございます。利用方法につきましては、こちらの部屋と委員会室等に分かれて見ていただけるような環境を整備する。あるいは傍聴席の補助的な使い方というものをイメージしておりますけども、具体的な使用方法につきましては、これから議会運営委員会で御協議いただければと考えております。もう一つ御質問がありました全員協議会室の修繕のことでございますけども、現在のマイクシステム平成26年に既にアナログ化からデジタル化に変更はいたしております。ただし、今行おうとしている整備をやるにはもう一つ改修が必要ということで89万7,000円の修繕費を今回計上させていただいております。これにつきましても今後の、今回は感染症ということがございましたけども、今後の議会のあり方を含めてどういった汎用ができるかということを、また議会運営委員会で御検討いただければと思っております。 10 ◯栗栖委員 今回想定外のコロナのことがあったりしたので、議会側を対応してこういう予算をつけてくれたというのは大変ありがたいことです。ただ、今言われたように今後の想定いろんな部分あって、やはりそれをクリアしていくために今回やったことによってまたさらに無駄な費用がかかってくる可能性もあったりしたので、それすごい心配だったのです。だからせっかくやる以上、いろんな部分あらゆる想定を組んだ形で取り組んでいただきたいなということは付け加えておきます。それともう1個、実際今回リモートで実際体験してみて分かったのですがネットの中継は雑音がすごくて聞き取りにくかったという問題がありました。これらについてもやっぱり改善をしていかなきゃいけないということがありますので、しっかりと議員並びに執行部側のほうとかも、いろんな意見を聞いて改善をしていただきたいと思うのですが、その点についてお願いします。 11 ◯議会事務局次長 インターネットの聞いていただく状況があまりよくなかったことを把握いたしております。ここにつきましても庁舎全体の環境もございますので今後協議を重ねていきたいと思います。 12 ◯委員長 ほかに議会費ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯委員長 ないようでしたら議会費を終わります。続きまして、2款総務費に入ります。質疑はありませんか。 14 ◯林委員 横断歩道橋整備工事請負費追加7,600万円ということですけども、今まで入札が不調になったことを確認しているのですけども、その7,600万円追加される根拠をお聞きいたします。 15 ◯地域医療拠点企画室長 平成31年度の予算要求時に、平成30年度に実施した検討業務を元に横断歩道橋の工事請負費として3億1,197万5,000円としておりましたが、当初、橋梁・土木・建築の複合工事として一括発注をしておりました。一昨年の災害復旧工事等による影響によって、一括管理監督できる配置技術者が不足している等によって入札が不調となっておりました。この不調による時間の経過で現場状況等変わりまして、当初予定していた隣接する土地の作業ヤードが確保できなくなったことや、杭工事において限られた狭い現場内で施工可能な工法への見直しを行う必要がやむなく生じてまいりました。さらに不調の原因についてヒアリングを行った結果、当初歩道橋の幅員が一般的な幅である約2.5メートルのものに対しまして4.3メートルと広いため、これに係る製作工数の補正などが標準積算単価では反映されておりませんで、市場単価との乖離があることが判明をいたしております。そのため広島県に確認を行いまして、国土交通省の基準に基づきまして見積りを活用することで適切な予定価格へ見直しをした結果、それらの増額になったものでございます。 16 ◯林委員 今状況はお聞きしたのですけど、ヒアリングをされたということなのですけど、入札がうまくいきそうなのかどうかということの見通しと、それからいつ頃入札を予定しておられるかお聞きいたします。 17 ◯地域医療拠点企画室長 一括発注というのが非常に今回一括管理をする技術者は非常にいないということで、今回それぞれ分離をして発注する予定にしております。まずは橋梁の上部工、下部工、そしてエレベーター、上屋工事、建築工事ですね、建築・土木・橋梁と電気工事、これらに分割して6月から8月にかけて順次入札を行っていきたいと考えております。 18 ◯林委員 今の件は理解しましたけど同じページでよろしいですかね。リモートワーク用端末購入費ということで60台と言われたのですかね。あったのですけど既に今回、いろいろ職員の密を避けるということで、在宅等の勤務をされたと思うのですけど、その辺の状況とこれがリモートワークを端末購入された場合の利用方法についてお聞きします。 19 ◯情報推進課長 このたびのリモートワーク端末40台でございます。現状での在宅勤務ということになりますと端末を持って帰って仕事ができる状況ではございません。あくまで紙文書持って帰るなりの対応になってございます。これをリモートワーク端末を導入することによりまして、自席、普段職員がおります庁舎内の自席にある端末と同じ環境をいろいろなところで利用できるようにしようとするものでございます。利用の状況としては、在宅勤務でありますとか、あとはサテライト。要は市のネットワークが行ってない場所に事務所を構えてそちらで仕事をするとかそういったことにも利用できるように考えております。また、災害時等いわゆる大雨とか、台風、地震等、避難場所等で市のネットワーク届いてない場所も何か所かございますので、そちらにも設置をして使うことも想定には入っております。 20 ◯栗栖委員 今のリモートの関係なんですけど、大変いいことでぜひ推進をしていただきたいというのがあるのですが、実際今現状市もいろんなリモートではないのですがテレビ会議みたいな形で試験的にもやられている話を聞いたのですが、実際にどこまでやられているのかまず確認させてください。 21 ◯情報推進課長 テレビ会議につきましては我々市のネットワークについてはまだ動画を常に配信できるだけのスペックを持っておりませんので、離れた部分でインターネットの別契約をする中で、例えば情報推進課であれば部屋の中に3つぐらいブースを設けさせていただいて、各課の方に来ていただいて利用するということもやっております。今後に向けては大きな部屋を利用したテレビ会議ということも視野に入れながら準備を進めているとこでございます。 22 ◯栗栖委員 ほんとにやってほしいのです。以前から例えば言っていたのですけど、吉和支所から会議があるたびに、この本庁に来るのに片道1時間、帰りで1時間、会議の時間が何時間か知りませんけど30分程度で終わるのだったら大変無駄な時間を過ごすわけです。本当にこのリモート会議というのはぜひ進めていただきたいし、今回もこれだけ大変なお金かけて使わなかったら全く意味ないので。かといって、どんどんフェーズも下がってきています。中国が心配な状況もありますけども。結局金をかけて整備したけど使わなかったとなるのが一番怖いのです。だからいくらフェーズが下がろうともこれ導入する限りは実際にしっかり使う、会議も行うということを徹底してやっていただきたいのですけども、その点について。 23 ◯情報推進課長 当然今回のコロナ対策ということの利用が前提ではありますけども、それ以外の平時もしっかり利用していこうと想定はしております。ただあまりにも広げ過ぎてしまうと緊急時に集められなくなる問題もありますので、そのバランスを見ながら扱っていきたいと思っております。またテレビ会議についても、できる限りインターネットの利用環境を使ってやっていきたいと思っております。 24 ◯栗栖委員 すみません、聞き忘れ。これ行政側のはあったのですが、学校は予算が例えば教育費になっちゃうのかもしれないのですけど、例えば学校の教員がリモートワークとなった場合にはここで上がるのか、学校のほうに上がるのか、県の費用になるのか。その辺分かれば教えていただきたい。 25 ◯委員長 ちょっとお待ちください皆さん。 26 ◯栗栖委員 教育委員会のところで聞きます。 27 ◯委員長 では答弁後で教育費のところでお願いします。ほかありませんか。 28 ◯大畑委員 今のすぐ隣の筏津地区公共施設再編事業なのですが、追加で工事そのものが変わることがあるのかどうかということと、こうやって市にお金が入って、SPCがするわけですが、資金の流れがどのように動くのかというのが私よく分からないのですが、説明をお願いいたします。 29 ◯行政経営改革推進課長 このたびの筏津地区公共施設再編事業の補正でございますが、こちらについてはあくまで内示額の増額によるものでございまして、全体の額が変わるものではございません。なぜ事業費が変わったかということでございますけど、国が補助金の額を把握する中で、令和3年、4年に全国的に事業が固まっていると。で、なるべく2年度に予算を前倒しできないかという打診がございまして、それで対応できる額については、一旦令和2年度予算に計上して同額を繰越しということで予算書4ページ、5ページに掲げているものでございます。 30 ◯大畑委員 それで専門家は分かるのかもしれませんが、私として分からないところが市にお金が入りますよね。資金を提供するわけですよね、SPCに。そういう流れがどういうような形で行われるのかということをお願いします。 31 ◯行政経営改革推進課長 資金の流れでございます。あくまでも工事の出来高によりまして、こちらからSPCに工事費なり一旦全額お支払いして、SPCの中からお金を下の下請け事業者等に流れるような形になっていきます。ただあくまでも市としてはSPCとだけのやり取り。ですからこちらが事業費これぐらいを考えますよと国の補助金を頂いて、それも全部ひっくるめてSPCにお支払いをするという形になろうかと思います。 32 ◯委員長 ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯委員長 ないようでしたら総務費を終わります。3款民生費に入ります。 34 ◯山田委員 1項の社会福祉費と2項の児童福祉費があるのですが2項のほうなのですが、児童福祉総務費出産育児特別応援金給付事業なのですが、これ恐らく一過性のもので継続性が見込めない事業ではないのかなと思うのですが、これの事業を始めようとしたその根拠、事業根拠、事業目的を教えてください。 35 ◯子育て応援室長 このたびのコロナウイルス感染拡大に関して、国において緊急事態の宣言が出され、4月27日まで国の特別定額給付金が支給されることに決まりました。その後に生まれた子どもたちを養育する家庭も同じく5月31日までは緊急事態宣言に伴い、例えばお仕事がなかったり、そういった感じで家計の支援を必要とする者がいると考えたところでございます。そのため対象児童を令和2年4月28日から5月31日までに生まれた子を養育する世帯主に対し、子育てに対する応援をしたいということで出産育児特別応援金をお支払いしようと決めたところでございます。 36 ◯山田委員 確認をさせてください。ですから国の事業の給付対象からわずかながら漏れた方に、その給付を影響はやはりあるだろうから給付をしていこうと解釈してよろしいですか。 37 ◯子育て応援室長 そう解釈していただいて大丈夫です。 38 ◯中島委員 今の山田委員からの中で、緊急事態宣言5月31日までということだった。結構県内他市は令和2年度までやられるということで、そういった中で内部での議論とかをされたのでしょうか。 39 ◯子育て応援室長 コロナウイルスに関しての影響はまだまだ続いているとは思います。ただどこかで区切りといいますか、期限を設定する必要があり、こういった緊急事態宣言を解除された日にちを基準日とさせていただいているところでございます。 40 ◯高橋委員 本会議場でも初日に市長にお伺いはしたのですけども、国の特別定額給付金の対象にならなかった1か月ぐらい後に生まれた子どもたちを支援したいということだったので、それならば何で10万円定額給付金と同額の10万円の支給をしなかったのか本会議で聞きました。改めてお伺いするのですが、10万円を支給しようという議論はなかったのかということお伺いします。 41 ◯子育て応援室長 やはり多くの5万円頂くよりは10万円頂くほうがありがたいところではあるのだけど、限られた財源でございます。そういった中で5万円。どちらがいいだろうかという議論もしたところでございますが5万円ということで決めさせていただいております。 42 ◯高橋委員 限られた財源というふうに、市長もばらまきはしたくないとおっしゃってましたけど今回5万円でも450万。10万にしても900万なんですね。1,000万にいかない金額のあれなので、そういう意味で財源が足らないというのは少しいかがなものかなという思いがあるのですが。たかがと言ったら言葉が悪いけれども、本当に今回支援を直に支援するという意味では倍額でも国と同じ金額でもよかったと思うのですが、改めて財源が足らないという認識についてお伺いをいたします。 43 ◯子育て応援室長 実に子育てをしている家庭からは本当に5万でもありがたいなという声を聞きました。子育て応援をしている部署であります。本当にたくさんの応援金をお渡ししたいところではあるのですが、すみませんこの金額にさせていただいております。 44 ◯高橋委員 担当課はいろいろ財源も含めてどっから引っ張ってこようかという思いはあったでしょうが、まああとは市長の政策判断かなと考えて終わります。 45 ◯栗栖委員 今の関連のあるのですが、今の関連先に行こうか。5月末まで緊急事態のという部分は筋も通っておりますし、確かにあれなんですけど。先般特別定額給付金の給付状況という部分を本会議でも報告ありましたが、6月12日時点で70%、申請は95くらい来ていると聞いたのですが、そういう状況なんです。それで5月末で切っているというのはどうなのかなと思っているのですけども、実際状況を考えて今後延長というのはあり得るのかどうなのかという部分をまずお答えください。 46 ◯子育て応援室長 支給対象児の生まれは5月31日までで決定しております。   (栗栖委員「いやいや、今後の状況で伸ばすことはあり得るのか」と呼ぶ) 47 ◯子育て担当部長 先ほど金額の問題御質問もありましたけども、今回は特に緊急事態宣言が出た月ということで、家計に大きな影響が出ているだろうということで先ほど栗栖委員が言われたように4月5月ということで限定をさせていただいております。今後このコロナ状況がどういう状況に向かっていくかというのがまだ見えない中で、今後そういった家計に大きな影響出るような状況が出れば、また改めて検討していきたいと考えております。 48 ◯栗栖委員 分かりました。では社会福祉費のほうです。生活困窮者自立支援事業ということで1,285万円ほど組まれました。コロナで結局家賃も払えないという方もいてということで住居確保給付と、また一時生活支援という形なのですが、実際先般の先決の部分、また第3号の補正予算のときなんかも生活保護受給費自体は増やしてないのですが、実際に市の状況として生活保護への移行の状況とか、その辺がどのような状況なのかという部分についてお伺いします。それと今ネットの環境ですごく誹謗中傷、一般質問でもいろいろねいわれのない差別というのがあったのですけど、今生活保護受給者に対する特別定額給付金10万円を受け取るなというふうな、すごくあるらしいです。自治体に対してもそういうところに給付をするなということもあったりという話を聞いているのですが、廿日市市でそういうことがあったかどうか。市にそのような中傷的なような電話等があったかどうかこれ確認させてください。 49 ◯生活福祉課長 生活保護者の申請件数なのですけど、今の状況としては例年と同様、大きな申請の増はありません。リーマンショックのときの状況も確認させていただいたのですけど平成20年9月のときにリーマンショックが発生したと思うですけど、そのときも生活保護については大体3か月か6か月後以降から申請件数が増えているという形になっていますので、今後の状況に注視させていただければと思います。今の状況では申請件数は増えていない状況にあります。誹謗中傷なのですけど、生活福祉課のほうには話は入ってきておりません。 50 ◯栗栖委員 誹謗中傷、廿日市ないということで廿日市はモラルがあったということで大変よかったと思います。生活保護の移行がもっと時間が経ってからと言われたのですけど、これほんとにしっかり見ておいていただきたいと思います。やはり倒産件数がなかなか出てない会社とかの部分と一緒で、結局今なんとかへばりついて頑張っている状況なんだと思います。この生活困窮のほうに移行するのも、我慢しているような状況なんだろうと思うので、本当に実態をよく見ていかないと、突然この生活困窮を飛び越えてということも考えられますので、実際に実態の状況をよくよく見ていっていただきたいと思います。それについてだけ答えてください。 51 ◯生活福祉課長 今委員さんが言われるように今後の状況を注視しておきたいと思います。また生活困窮者自立支援も平成20年にはない制度になっております。平成27年からの新しい制度になりますので、そちらも有効活用してそちらも利用していただこうと思います。
    52 ◯大畑委員 今と同じところなのですが、重なるところもあるのですが、住居がないだとかということに収入が断たれるとかいうことになると、これまでだと生活保護の支援の対象になると思うのですが、ためらわずに自立するということから考えると生活保護よりはこちらでということではなくて、生活保護もためらわずにしてほしいな受給してほしいなと思うのですが、生活保護をなるべく受給させたくないなということはないですよね。 53 ◯生活福祉課長 そのようなことはありません。 54 ◯委員長 ほかありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯委員長 ないようでしたら民生費を終わります。それでは4款衛生費に入ります。質疑はありませんか。 56 ◯高橋委員 衛生費の水道事業会計の負担金の件なのですけど、企業もそれから一般家庭も救いたいということです。企業が大体どれぐらいで一般家庭がどれぐらいでというような内訳についてをお伺いいたします。 57 ◯水道局長 本市の料金体系は用途別の料金設定ではございませんけども、家庭と業務、営業、工場で分類をしております。その中で家庭が全体の約94%で営業・工場系が約6%という状況でございます。 58 ◯高橋委員 実際の金額としてどれぐらいになるかということは分かりますか。 59 ◯水道局長 このたびの補正額1億4,240万3,000円の内訳でございますけども、基本料金ということで約5万件の件数でございます。そして量水器の使用料というのがございまして、これは個別に口径が違うということで、そこの口径別の使用料までは把握はしておりませんけども、内訳としましては基本料金が1億7,080万4,000円、そして量水器使用料が1,459万9,000円でございます。 60 ◯委員長 ほか衛生費ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯委員長 ないようでしたら4款衛生費を終わります。ここで説明員の入れ替えのため休憩いたします。   ~~~~~~~○~~~~~~~      休憩 午前10時28分      再開 午前10時44分   ~~~~~~~○~~~~~~~ 62 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。5款農林水産業費について質疑はありませんか。 63 ◯大畑委員 25ページの地産地消推進事業なのですが、酒米を使用して酒を造るということなのですが、もう少し具体的に銘柄だとかメーカーが分かっていれば。それから中山間地といってもいろいろありますので、どこで栽培する予定なのか伺います。 64 ◯農林水産課長 まず今回造る酒米の銘柄ですけど千本錦を栽培するように考えています。場所につきましては、佐伯地域の津田の田んぼをお借りしましてやることとしております。 65 ◯委員長 メーカー等が決まってますか。委託先等の。 66 ◯農林水産課長 銘柄につきましては中国醸造さんでお願いしようと思っておるのですけど銘柄も含めまして中国醸造さんで新たに考えていただこうと思っております。 67 ◯委員長 ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯委員長 ないようでしたら5款農林水産業費を終わります。続きまして6款商工費に入ります。商工費について質疑ありませんか。 69 ◯栗栖委員 宮島水族館事業特別会計の繰出金です。修学旅行生等を無料にするということだったのですが、市内の小中学生・高校生あのあたりは無料にならないものなのか。よそから来る人は無料にするのに、地元の人はお金を取るというのは理不尽な気がするのですが、その点についてのお考えを。 70 ◯宮島水族館企画室長 今回の修学旅行の支援事業につきましては、市内で宿泊をして宮島水族館を訪れる学校について入館料を免除するものでございます。市内の小中学校につきましても、今聞いている中では市内の宿泊所を使って宿泊をする学校とかも今年度あると聞いてますので、そういう学校につきましては同じく免除という形の対応になると考えております。 71 ◯栗栖委員 新たな財源確保の話でも宮島の住民は取らない、よそから来る人は取るということもあったりして、そことつなげてはいけないのですけども、これはコロナ云々の考え方以前にやはり地域の方に多少なりとも軽減するような話というのは考えていってもいいのではないかなと思いますので、その点再度お答えください。 72 ◯宮島水族館企画室長 水族館の運営に当たりましては、原則入館料等の収入をもって運営費用の全てを賄う独立採算を前提とした経営を行っております。そのため入館料につきましては、基本的に受益者負担を原則としていただくこととしております。通常であれば毎年5月5日の子どもの日に無料であるとか、水族館としては今の各市内の学校や市民センターを対象に講演会や触れ合い講座を実施するなど、様々な社会教育活動の実践をしております。今後も市民の方に対しましては、料金による優遇でなくこうした取り組みをさらに充実させるとともに、新たな企画を実施するなど生き物を通じての各種サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。 73 ◯高橋委員 新型コロナウイルス感染症対策の1億1,100万の実行委員会の補助金の件なのですけども、今こそチケットとか宿泊チケットとかというのは聞いたのですが、すみませんもう一回内訳を、どこどこに幾ら、どの事業にどれぐらい使うかということ。国においてはいろんな委託において事務費がかなり問題になっていたりはするのですが、廿日市の商工会議所についてはそんな事務費の問題はないとは思うのですけど、事務費も含めてどれぐらいの補助になっているのかお伺いいたします。 74 ◯観光課長 1億1,100万円の内訳でございますが、まず大きく2種類に分かれてまして一つはディスカバーハツカイチという宿泊関連のものでございます。宿泊助成、それから再発見のツアー、それと感染症対策をする施設への補助を合わせて約6,500万程度を見込んでおります。もう一つプレミアムチケット、今こそチケットのほうは3,500万程度を見込んでおります。その他広告宣伝、事務局費が900万円。それと新たな提案ということで新しい生活様式、社会様式に対応した提案で200万円ということで、合わせて1億1,100万円。これ実行委員会で実施をいたしますので、若干の動きはあるかもしれませんが、今の見積りではこういう形でなっております。事務局費につきましては、先ほど言いました広告宣伝と事務局費で約900万円ということで、これにはチラシの作成費であったり、広告宣伝費、でチラシの作成を全て市内事業者で回るようになっておりまして、事務局が商工会議所にありますので、大きな事務費がかかっているとは思っておりません。 75 ◯大畑委員 今のところなのですが、プレミアムチケットですね30%還元ですかね、いいことではあるのですけども、消費税も上げられたしでしばらく巣ごもり生活をしていたせいで消費意欲がなくなっている方が多いのですよね。今収入をなるべく抑えたいという気持ちも市民の中にあるかと思うのですが、効果があるかどうかどのように見込んでおられるか伺います。 76 ◯観光課長 今こそチケットでございますが、1枚1,000円が1,300円使えるということで一応10万枚を想定していまして、1億3,000万円の直接的な効果、それに併せましてその他の誘発効果がやっぱり出てくると思います。それらあるの付加価値の誘発効果とか雇用の効果を合わせますと3億1,000万程度は、効果としては出てくるのかなと思っております。積極的に使っていただけるようにしっかりPRをしていきたいと思います。 77 ◯大畑委員 その上の花き等需要促進業務委託料なのですが、具体的にどのようなことをされているのかということと、状況ですよね。フラワーフェスティバルがなくなったりとか、いろいろなお祝い事だとか、お葬式も簡素になっているとかで本当に影響を受けているのはよく分かるのですが、その状況とそれから具体的にどのようなことで振興を図られるのかということと、もう一つはこれに絡んで花屋さんなんかも大変だと伺ったのですが、もし状況をつかんでおられたらその辺もお願いいたします。 78 ◯農林水産課長 まず花卉生産者の状況ですけども、やはりダメージですね、取引単価及びその需要ともに落ち込んでおりますので、例年の40%程度売上げが落ち込んでいるというのは伺っております。花屋さんもやはり聞いたところによりますと、その影響で需要が減ってきているので、例年に比べれば落ちていると伺っております。こうしたことを受けまして今回私どものほうでは4月7日に東京で緊急事態宣言が発令されました。そのことによって、対象地域の住民の方が外出自粛を要請されましたので、結婚式等なかなかお祝い事ができないいうところで、4月8日以降に婚姻届を出された方を対象者として、生産者の多い切バラ、バラ、それから胡蝶蘭そういった花卉類を贈呈するのと、及び今地産地消として昨年おととしからつくり続けておりますハツカマルシェの贈答セットを合わせてお渡しするように考えております。 79 ◯大畑委員 さくらぴあの階段のところにきれいに飾ってあるのですが、それはその一環ですか、伺います。 80 ◯農林水産課長 あちらは国の補助事業で、広島の中央卸売市場、花の市場があるのですけど、株式会社花満さんがやっておられるのですが、そこの方が県内のそういった花屋さんに声をかけられて、県内でうち以外ですと県庁ですとか、広島市役所、呉市、それにうち廿日市市が加わって、こういったところでこういう花を見ていただいて花のある生活を、ゆとりのある潤いのある生活をしていだたきたいということでやられている事業です。 81 ◯大畑委員 はい分かりました。最初の答弁でそれで市の支援でどの程度、助かるのかなと思うのです。しばらくお祝い事、急に増えるわけではないですし、業者の方が個々に国や県の支援策で助かる部分と市の支援策で助かる部分とあるのですが、どの程度営業が、生活が守っていけるのかなと思うのですが、どのように見ておられるのか、お伺いします。 82 ◯農林水産課長 確かに今回の事業、予算にして200万円ということですので、いわゆる影響を受けました花卉生産者等への直接的支援という部分もあります。その支援の効果というのはその金額ということになってくるのですけども、どちらかといいますとそれに加えまして、今後アフターコロナに向けまして、花のある暮らしの浸透と市民の方々の花卉購入意欲、こういった醸成を図りまして、ある意味この機会を借りまして、花の需要を伸ばしていきたい。むしろアフターコロナに向けての需要大の効果を期待しております。 83 ◯山田委員 すみません、先ほどの今こそチケットの関連なのですけど、1点目としてそのチケットの販売方法、2点目としてチケットを使って買い物なり飲食なりしてくださったらいいわけですけども、業者さんのほうですよね、受けた。そのチケットを現金化できるのにどのぐらいの時間がかかるのでしょうか。 84 ◯観光課長 まずこのチケットのスキームですけど、まず事業者、店舗から登録をいただきまして、そこの店舗にチケットを交付いたします。ですので、そこの店舗でお客様に買っていただくということで、売ったその日に現金の1,000円、1,300円のうち1,000円が入るという仕組みでございます。プレミアム分の30%1枚につき300円ですので、これは7月8月終わって9月に請求を頂いてお支払いする。9月末にプレミアム分の額が入るということで、1店舗200枚を上限という形になっておりますので、最大6万円が9月、20万円が売ったその日ということで、売るのにどれぐらい時間がかかるか。早いところでは恐らく初日に売り切れることも想定がされますが一応2か月7月8月で販売いただくという形にしておりますので、その間にお金が入るということでございます。 85 ◯山田委員 プレミアム分が9月ということだったのですが、事業者さんからすればたとえ1,000円頂いても、1,300円分のサービスをしないといけないわけであって、その差額の300円というものが9月ということになると時間的に遅いのではないかなと思うのです。というのも、やっぱりこの事業自体がコロナによって影響を受けた事業者への救済策なわけであってコロナの影響で困っている人というのは一刻も早く現金化したいというのが本音としてあると思うのですよね。ただそれは9月というのではなくて、もっと細かにできないものかと思うのですが。 86 ◯観光課長 このチケットを販売したタイミングと使われるタイミングというのがあると思います。売ったときは1,000円なのですけど、その日に使うかどうかは分からない。使った後に、要は使うときに1,300円使うということですので、その後に300円分を請求いただくという形です。これが7月、8月を待たないと請求できないということで今はスキームがされてますが、そのあたりは実行委員会の事務局が商議所にありますので、そのあたりとしっかり話をさせていただいてどういう対応ができるのかは少し柔軟に考えていければ。そういった御意見があったということはお伝えできればと思います。 87 ◯山田委員 ちょっと疑問に思ったのですが、制度的に今のところだったら9月まで待たないとできないということなのですかね。というのが、確かにいろんな方に関係していただいてこの事業行っていくわけであって、市の考えるとおりにはならないところもあるのではないかと思うのですが、そのプレミアム分を市があらかじめ補填しておくという考え方とかは持てないのですかね。例えば9月まで待たずとも7月区切り8月区切りというような形で。 88 ◯観光課長 事前のプレミアム分のお支払いだと思うのですが……   (山田委員「ではなくて、7月区切り8    月区切り、月末区切りぐらいで」と呼    ぶ)  それについては実行委員会等でしっかり話をさせていただいて当初そういう話もないことはなかったのですが、要するに1枚300円で何枚売れるか分からない状態の中で、3枚分900円請求するのかという要は手数料の部分など、いろいろ事務局の手間のことも含めていろいろありまして、一応これで事業者もいいのではないかという話もありましたが、もう一度しっかり議論していただいてなるべく早く手元に届くようにお願いをするようにいたします。 89 ◯堀田委員 山田委員の関連になるのですが、実はこの話を業者さんにお話をした。でうちは商品が300円とか400円なんだと。簡単に言ったら喫茶店、その場合に1,300円をお客さんが使うのに時間がかかるわけよね。最大12月31日までということになれば、今山田委員が言われたように、前払いでもらっているのだけど、1,000円で買っていただいているので。お客さんから見れば1,300円使い切るまでに日数がかかるわね、300円のコーヒーだったら毎日飲む人はいいのだけど。そうなったときになかなか店主としたら、その今日が300円で何月何日が300円でトータルこれだけで残りがこれだけありますよということを、このチケットに書けるようになってないから、そういうことはどのようにしたらいいのでしょうかと相談を受けたのだけど。 90 ◯観光課長 このチケットお釣りが出ない仕組みになっておりまして、多くのチケットはお釣りが出ない仕組みになっておろうかと思います。確かに単価的に安い単価であれば使いにくいという話もあろうかと思うのですが、できるだけその日に一緒にほかのものをお食べいただいて、できれば1,300円を超える消費をしていただくと一番よろしいのかなと。お誘い合わせとか、いろいろそういった消費を伸ばしていただきたいということの趣旨でございますので、できるだけそのような対応でお願いできればと思います。1,000円は1,300円のチケットでいきたいと思います。 91 ◯堀田委員 私の思いよ。もし利用するとしたら昼食定食が650円だったと、2回分よね。これが1,300円が1,000円で食べれるわけだからいいのだけど、そのチケットを買っているのを店主に渡さないといけんよね。ただ2分の1残るわけよね、仮に650円なら。この扱いはできるのかどうか。 92 ◯観光課長 このチケットはお釣りが出ない仕組みでございますので、ぜひ消費を伸ばすという視点でお願いしたいと思います。 93 ◯高橋委員 ざっと計算したら500事業者ぐらいを対象にでいいのですかね、ということなのだと思うんですが。あと参加対象の要件が前年同月と比較し減収となった者と書いてあるのですが、何パーセントとかいうのは上限なし。とにかく去年と比べて減収になったでいいのか。あと比べられない事業者があると思うのです、というのは去年の今時期に開業してなかった事業者、そういう事業者についてはどうなるのかお伺いいたします。 94 ◯観光課長 何パーセントという基準はありません。できるだけ多くの事業者の方に使っていただきたいということで、昨年に比べて影響があったというコロナの影響があったところと位置づけをしておりまして、誓約をしていただくという形になります。それと新たにできた店舗でいうと予想していたよりも大幅に少なかったと、これもコロナの影響があったということで一応みなして対象の店舗ということで誓約書に影響があったと誓約いただいて、申込みいただくという流れになっておりますので基準が何パーセントからということではありませんのでお願いします。 95 ◯高橋委員 少しでも多くの事業者を救いたいという気持ちと事業者についても業種も一切制限しないということでよろしいのですか。 96 ◯観光課長 事業者について基本制限はないのですが、今回行う宿泊の割引と一緒に使うというのはお断りするというか、おやめいただくと。旅館さんが登録されるのは構わないのですが、例えばお土産とかそういったもので売店で使っていただく。ですからそういう形で宿泊費の中に入れるのは一応勘弁していただくということでつくっております。 97 ◯委員長 ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯委員長 ないようでしたら商工費を終わります。続きまして7款土木費質疑ありませんか。 99 ◯山田委員 土木費全般なのですけど、国からの補正に伴い予算が重複しているということなのですが、前定例会で可決したばっかりの予算なのに何でこういうことが起こるのか、ちょっと疑問に思うのでそこを教えていただけますか。 100 ◯建設部長 令和2年度の予算要求につきまして、令和元年度の秋口から作業をしてまいりまして、12月1月を経てほぼ次年度予算を素案を決定するわけですけど、その中で国の補正予算、この話が12月頃から起きてまいりまして、その決定がやはり2月3月にずれ込むということで、次年度予算と重複するような格好になります。常に次年度予算要求書ができた頃に、国の3月補正があった分が決まるとか、またその後に上乗せ分の予算を消化できなかったという償還とかありまして、そういう関係でやはり次年度予算と重なってしまうとこは発生するわけでございます。 101 ◯委員長 ほかありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯委員長 ないようでしたら土木費を終わります。続きまして9款教育費に入ります。最初に先ほどの栗栖委員の質疑に対する答弁をお願いします。 103 ◯学校教育課長 それでは教職員の在宅勤務、そして教職員によるウェブ会議の状況についてお答えをいたします。教職員の在宅勤務につきましては、このたびの広島県の外出自粛要請を受けまして、県教委の指導を受け校長が校務運営上、支障がない範囲で適切に在宅勤務を命じることができると、市でもさせていただいて、既にそういった運営をしております。その際、教員が個人情報を含まない業務内容を書類、あるいは公的USBに入れて管理職の許可を得て在宅で業務に向かうというような形にしております。教員の仕事の特性からいって、そういった全てを持ち帰るということにはなかなかなじまないわけですけど、現行の枠の中で適切に管理職の判断をしつつ、在宅でも業務ができるような体制は今後とも引き続き取り組んでまいりたいと考えています。続きましてウェブ会議の状況ですが、御指摘にもありましたようにやはり長時間の移動でどのぐらいのこの会議をやってまた帰っていただくかということからいきますと、非常にやはりそういったことについては配慮や工夫が必要だと思っております。そういった観点から、スカイプによる学校と教育委員会との会議ができる環境を5月中に整えましたので、5月末に校長会を1回、6月に教諭による会を1回既に持ちました。持ちましたが、初めてのことなのでカメラが映らないとか質問の声が届かないとかということがございました。そういったものは後日チャットとかメールで補足しながら、今後やはりこういったものは引き続き充実していくべきだと思っておりますので、今回の課題を踏まえて、このスカイプによる学校と教育委員会との会議については充実を図ってまいりたいと考えております。 104 ◯栗栖委員 実際スカイプでやられているのは大変いいことだなと思います。ぜひフェーズが下がっていっても、これは今後に重要ですし、逆に子どもに教えるという意味でもしっかりと使っていただきたいなと思います。で、在宅ワークの関係なのですが、先ほど執行部の話では要は市のサーバーに接続するためのセキュリティー云々の中で40台を確保するということだったのですけど、学校も今回GIGAスクールの関係で、ネット環境の整備とかいう部分とサーバーの関係の整備もあったので、そっちに接続する今の執行部今回の先ほど総務費に出てきたようなものというのは必要ないのかというのが疑問にありましたので、その点についてはどうなるのでしょうか。先ほど家に個人情報云々持って帰れないというのあったのですけれど、将来的な考え方として。 105 ◯学校教育課長 まずGIGAスクールによる校内の高速ネットワーク整備は、1人1台端末で例えば子どもたちが動画を見ようとしたときに、現行の回線では十分見れませんのでここを高速化していくという趣旨のものでございます。そもそも教職員は学校の校務系のネットワークに接続することはリモートからはできませんので、先ほど繰り返しになりますがあくまでも教育用の情報を個人情報を含まないものを持ち帰るということにしておりますから、いわゆる市役所と同じような、そもそも校務用のサーバーにリモートからつなげることは現時点では考えておりません。 106 ◯栗栖委員 分かりました。では次、小学校ICT活用と中学校ICT活用の生徒用タブレット端末の購入です。一般質問等でもいろいろと出てましたので繰り返しになるかもしれませんが、まず1点確認したいのは、現時点で考えてるOSまた内部の容量ですよね、その辺の仕様がどのぐらいで考えてるか。4万5,000円ぐらいだといったので、なんとなく想像はつくのですが。考えている機種等があるようでしたらお答えください。 107 ◯学校教育課長 これは様々なメーカーがGIGAスクールモデルというものを既に設定しておりますので、価格も4万5,000円とそろっています。スペック等もそんな大きく変わるものではないということですけども、ただ問題はそもそものGIGAスクールの考え方は学校で1人1台端末を使って子どもたちに分かりやすい授業を展開するという趣旨でしたが、このたびのコロナ対策でそれを家庭に持ち帰って、リモートで子どもの学びを止めないということに使ってもらいたいというのが、文部科学省の補正予算の趣旨であります。そういった観点から、学校でそういった高速LANのWi-Fi環境に接続できるモデルで、引き続いてそれを家庭に持ち帰って家庭のWi-Fiにも特段設定変更なくつながるということで言えば、現在はクロームブックを最優先で考えているところです。 108 ◯栗栖委員 グーグルのクロームだと思うのです。私は個人的にはiOSはマックのほうが、いろんな使い勝手もいいのかなと。あとアンドロイドはちょっとううんという部分もあったので、安易に機種設定というのはしてほしくないなと。例えば今議会なんかでもこういったタブレットをやってますけども、ある議会がこれを安いからといってアンドロイドの日本製というのはいいのですけど、利用したところ大変使い勝手が悪くて困っているという話も聞きます。学校の部分一度にこれだけの数を入れるというのがあるので、やはりこれについてはクロームブックがどうなのかなというのもあるのですが、しっかり考えていただきたいと思います。それと台数がかなり大きいのでクロームブックだと必ず入るのかという部分もありますよね。その点についてはどうなのですか。 109 ◯学校教育課長 これは導入スケジュールにもなると思うのですけども、現時点で最短で文部科学省の情報によりますと、正式な交付決定は早くても7月中旬。そうするといわゆる指名通知であるとか、入札等の手続きもそれ以降となります。また御指摘のようにクロームブックに限らずウィンドウズモデルであっても、アイパッドであっても、全国がそもそも令和5年度までに段階的に導入するはずだった端末を、この年に全ていくということになりますからこれ全国的に端末が不足している状況でございます。そういう中で、ある程度入れるだけではなくて、それは当然保守であったりとか、使いやすい運用ができるようなサポートも必要ですので、そういったことが可能な業者に幾らか情報を求めておりますけども、現実的な問題からいくとどうしても年をまたいで、2月であるとか3月であるとか、今年度中に入れるのがぎりぎりのスケジュールになることは聞いています。ですがこれは少しでも早く調達ができるように調整をしてまいりたいと考えておりますし、これはほかのメーカーであっても状況はあまり変わらない。非常に厳しい状況で、各メーカーとも努力していると聞いております。 110 ◯栗栖委員 最後です。こうやって子どもたちにタブレットを渡すということになると、教職員自体もタブレットに慣れていないといけないというのがあるのですが、実際に今の教師職員のタブレットの保持率であったり、今のグーグルブックになるという話になると、マックを使っている方からするとまたゼロからという話になるのですが、その辺の対応というのはどのように考えてますか。 111 ◯学校教育課長 まずそもそも論でいきますと、現在既に学校に導入している端末はウィンドウズモデルになりますので、本来はこれを1人1台分、導入したかったわけですけども、家に持ち帰るということになった場合に、それでは家庭のWi-Fiに安易に接続できないという条件があるので今クロームブックを考えていると申し上げました。ということで、学校に複数の端末が存在することになります。御指摘のように教育指導に使う場合には、教職員にある程度慣れていただかないといけないですし、そういった支援が必要だと思っています。現在学校に対しては、これまで取り組んできた、いわゆるイーボードであったり、それから県が進めておりますグーグルの無料サービスのジースイートについてアカウントを取得し、学校にはジースイートのアカウント、組織アカウントは既にお渡しをしていて、児童生徒用アカウントを近々に渡すことにしておりますので、まずはこれに登録して授業の中で必ず1回使ってくださいというところから始めようと思っております。また、その後本格的な導入になってきた場合には、本市に措置しておりますICT指導員であるとか、そういった者を学校に派遣してその運用について適切に教職員を支援してまいりたいと考えております。 112 ◯大畑委員 今の関連なんですけどICT指導員ということなのですが、当分の間は慣れるのはなかなか難しいと思うのです。教員もたけた人ばかりではないので、だからもう少し人数を増やして困ったときにすぐ対応できるような人材が要ると思うのですが、そういう用意はないのか伺います。 113 ◯学校教育課長 現在も年間そして月別で学校から要望を受けて計画的にICT指導員を学校に派遣はしておりますけども、今後1人1台タブレットが学校に整備された以降につきましては、当然学校からのニーズは高くなってくると予想されますので、例えば次年度以降について、そういった専門的職員についても検討してまいりたいと考えております。 114 ◯大畑委員 分かりました。違うところで学校給食継続支援事業なのですが、これは納入業者だけなのですかね。委託している先の事業者は対象外ですか伺います。 115 ◯学事担当課長 こちらから聞いてちょっと申し訳ないんですが、今言われてるのはシダックスとかハーベストとかいう意味ですか。   (大畑委員 「ええ」と呼ぶ)  こちらにつきましては年間の委託という形で、この期間給食がなかったからといってそれによって支払いを減額するというようなことはしておりません。 116 ◯大畑委員 委託業者の状況はそれぞれが国、県に何か支援を求めてもらえるんでしょうかということと、もう一つはちょっとこの支援事業だけではないんですけれども、いろいろと学校給食が夏場もされるということで、コロナ感染症対策が大変だということで、先生も大変、子どもも大変ということで、何らかの補助の方がいるのではないかということと、調理員さんですね、夏場大変暑く、まあ普段でも暑いそうです。25度ぐらいに冷房も下げてもそれでも火をたくので暑いということなんですが、健康対策といいますか、そういうのは考えておられるのかどうか伺います。 117 ◯学事担当課長 前半のところ、少しちょっと分かりにくかったんですが、委託業者に関しては先ほども申しましたように、市からの支払いという形では損失を受けておりませんので必要ないかなと思っております。それから夏期の給食につきましては保護者の負担軽減ということで、できる限り授業を行う日については給食を提供しようと。その際に食中毒等に十分配慮した形で行おうということを各給食センターで工夫しております。それから調理員の状況につきましては、課内のほうでもこれは確かに問題があるということで、一つはクーラーの設置で設定温度を下げるという形、あるいは場合によっては今ある施設を少しでも風が本人に当たるような形が取れないだろうかというようなことを今検討しているところでございます。 118 ◯委員長 はい、ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯委員長 ないようでしたら教育費を終わります。続きまして12款予備費について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯委員長 質疑なしと認めます。款をまたぐ質疑を認めます。 121 ◯岡本委員 様々な新型コロナウイルス対策の補正予算が、メニューが上がっておりますが、今回は特別に議員あるいは会派からの意見、要望、事業のメニュー等が補正予算どれが議員、議会関係から上がっている事業なのかお知らせください。 122 ◯経営政策課長 このたび5月末に国に既に提出しておりますけども、第1弾の交付金の実施計画に当たりまして各議員、会派を通じて48項目にわたる様々な提案を頂いております。感染予防対策、あるいは市民生活、事業者を支える取組、こういった大きな観点から48項目にわたる提案を頂いて、庁内各部局でもこの提案内容を共有させていただき、このたびの6月補正の編成に当たっても参考とさせていただいております。少し御質問のありました点を大きく7点ほど説明をさせていただきたいと思います。このたびの6月補正の絡みで申し上げますと、一つかなり具体的な提案も頂いておりまして、少し紹介いたしますと、子育て世帯への臨時特別給付金を給付したらどうかと。あるいは水道料金の減免、これは4か月半額というような御提案でしたけれども、こういった取組をしたらどうか。あるいはプレミアム商品券、これは数多くの議員の方からいろいろ提案を頂いておる案件でございます。これに対しては全く同種の取組ということにはなっていないかもしれませんけれども、先ほど補正予算の説明で御紹介したように、出産育児特別応援金あるいは水道料金の基本料金等の4、5月分の免除、そして先ほどいろいろ質疑がありましたプレミアムチケット、こういった形で6月補正に反映をさせていただいております。あと、これは令和2年度の既存予算での対応ということで、この6月補正では少し見えにくい部分になっておりますけども、議員さんから図書館の充実ということで、図書の消毒機の購入をしてはどうか。あるいは小中学校の夏対策、あるいは市の奨学金の猶予、貸付けこれの拡充、こういった御意見も頂いておりまして、これは令和2年度の既存予算での対応を予定しておりますけども、書籍の消毒機に図書館3館、あるいは就学援助制度の拡充、あるいは臨時奨学金の貸付け、こういったことで対応させていただいております。 123 ◯委員長 ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯委員長 ないようでしたらその他の歳入、繰越明許費、債務負担行為補正、地方債補正の一括質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯委員長 ないようでしたら質疑を終結いたします。ここで山田委員ほか2名から修正案が提出されておりますので、タブレットに配信いたします。また、修正動議が出された場合の質疑から採決までの流れも御確認ください。ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~○~~~~~~~      休憩 午前11時31分      再開 午前11時44分   ~~~~~~~○~~~~~~~ 126 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算に対しましては配信しましたとおり山田委員ほかから修正案が提出されております。直ちに修正案の説明を求めます。 127 ◯山田委員 それでは議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の修正案について説明をさせていただきます。議案の朗読をもって説明に代えさせていただきます。廿日市市議会会議規則第101条の規定により、次のとおり修正案を提出する。令和2年6月17日、予算特別委員長荻村文規様、発議者予算特別委員山田武豊、賛成者同じく田中憲次、同じく高橋みさ子。議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の修正案。議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の一部を次のように修正する。第1条第1項中、20億3,653万9,000円を21億2,653万9,000円に、672億5,944万4,000円を673億4,944万4,000円に改める。第1表歳入歳出予算補正の歳入の表中、19款繰入金、1項基金繰入金、21億4,997万2,000円を22億3,997万2,000円に、歳入合計672億5,944万4,000円を673億4,944万4,000円に改め、同表歳入歳出予算補正の歳出の表中、6款商工費、1項商工費、18億2,147万7,000円を19億1,147万7,000円に、歳出合計672億5,944万4,000円を673億4,944万4,000円に改める。本修正に伴う令和2年度廿日市市一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書(第4号)の修正は別紙のとおりとする。次に修正理由です。修正の主な理由は新型コロナウイルス感染症による影響を受けている事業者の感染拡大防止対策への支援、または事業継続を下支えするために支援を拡充することにより、地域産業の維持継続に資することである。このたびの新型コロナウイルスの事業者支援については、国が事業継続のための給付金として、持続化給付金を措置し、広島県は緊急事態宣言の期間中に休業や営業時間の短縮の要請に従った事業者に対して、感染拡大防止のために広島県感染拡大防止協力支援金を交付している。さらに廿日市市としては、このたびの補正予算において宿泊事業者向けに宿泊費補助、飲食店事業者等向けに割引チケットを提案したところである。これらの国、県、市の事業者支援の効果は大きいものと考えられるが、これらの支援のはざまで依然厳しい状況に置かれている事業者が存在している。帝国データバンクの調査によると、新型コロナウイルス関連倒産の業種別上位はホテル・旅館39件、飲食店28件、アパレル・雑貨小売店17件、食品製造15件、食品卸12件、建設8件と発表されている。この状況を見ると、衣料・雑貨事業者や食品製造事業者などその他の中小企業者は感染防止に協力し、自主休業、または休業を余儀なくされても支援がない場合がある。例えばある衣料・雑貨の個人小売事業者は生活必需品の商業施設として県の休業要請の対象外施設ではあったが、外出自粛によって実質休業状態となり、売り上げが最大40%減少した。しかしこの場合、国の持続化給付金、法人上限200万円、個人100万円の対象にも、県の広島県感染拡大防止協力支援金20万円の支給対象にもならず、失礼、最大50万円の支給対象にもならず、新型コロナウイルス。   (「20万円」と呼ぶ者あり)
     20万の支援、支給対象にもならず、新型コロナウイルス特別貸付によってなんとか急場をしのいではいるが、毎月の家賃等の固定費の支払いはしなければならず、結局借金が増えただけという実態もある。このため、これらの中小企業者に対するこれからの感染防止対策への協力の強化及び事業継続への下支えを目的に一定の要件の元に早急に廿日市市独自の支援金を交付することが必要と考えられるため、修正案を提出するものである。本修正案における事業内容は以下のとおりである。1支給対象者、廿日市市内に事業所を有する広島県感染拡大防止協力支援金交付要綱に定める中小企業者(宿泊施設または食事提供施設運営者を除く)で、令和2年3月31日以前に開業または設立、(以下「開業等」という)し、営業実態があり、下記の1から3までの要件を全て満たすものとする。(1)令和2年3月31日時点で廿日市市内に事業所を有していること、(2)令和2年4月または5月の売り上げが前年同期間比で40%以上減少していること、(3)協力支援金の支給対象でないこと。2支給額、1中小事業者につき20万円。3事業費9,000万円、450事業者掛ける20万円。該当事業者数450。小売事業者約700のうち休業要請を受けておらず、かつ40%以上売上げ減少した事業者が半数の350者と推計し、それに加えてその他休業要請を受けていないサービス業(理美容店等)が100者として推計し、450者とした。不足する場合は予備費または追加補正で対応する。以上、説明とさせていただきます。 128 ◯委員長 以上で山田委員の説明は終わりました。これより修正案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。 129 ◯大畑委員 国、県の支援の対象にならないということで、その対象にならないというのが40%と対象を決めておられますけど30%減少、20%減少など対象者いっぱいおられると思うのですが、40%ということに、50%から比べると10%ですよね。40%にされた理由と20万円という金額はどのような理由でされたのか、考えられたのか伺います。 130 ◯山田委員 なぜ40%としたのかということですが、先ほど出産育児特別支援金の話もありましたが、あの事業は国の給付期間にぎりぎり間に合わなかった、でも影響が出ているという方に対しての給付であるという説明が執行者からなされたわけですが、これと同様と考えていただいて結構です。国の給付金は50%以下に減ったところでありますけども、やはり40%の減少というのはかなり大きな影響です。そこでかつかつ、影響あるのに給付の対象にならなかった。こういった事業者、そしてその給付対象ならなかった県の休業要請の協力にですね。そういった方たちを下支えするためのものとして考えております。そして20万円はなぜなのかということなのですけど、先ほど20万と言いましたが県の休業要請が最低10万円から最高額50万円となってますが、これは経営している施設数や従業員数と非常に関連してまいるわけですけども、廿日市市内においてそういった事業者数そして従業員数を調べていくということに関しましては、時間もかかりますし、そういったこと考えましたら県の最低レベルの10万円の給付掛ける2ということで全事業者さんに適用したほうがスピード感があると思いまして、こういった算式にさせていただいております。 131 ◯大畑委員 20万円のほうは分かったのですが40%減というところで、30%減でも厳しいところは厳しいと思うのですが、その30%が20%ではなくて40%減にされたというところがちょっと分かりにくいのですが、もう一度お願いします。 132 ◯山田委員 確かにコロナの影響で30%減少した20%減少したという事業者の方もおられるとは思いますけど、やはりこれまで国の給付対象であります50%というところから、20%、30%といえばやはりかけ離れている感があるのではないかと思います。しかし40%ということになりますと、全体100%の中の僅かな差でしかないと思うんですね。その事業形態にもよりますけども、やはりそんなに差がないところでその給付対象から漏れたという方と、そしてその給付対象にならなかったという方を支えていこうというのが本議案の趣旨でございますので御理解いただきたいと思います。 133 ◯細田委員 これを出したところで、大変中小企業とかフリーランスですか、はざまに置かれている大変苦労されている企業とか個人経営の人とかたくさんおられることも承知してますし、大変いい提案だとは思うのですけど、これを修正案を出して今国県をいろんな対策支援金を出したり、持続化給付金なんか出してますけども、マスクにしても給付金にしても何か月もかかっておりますよね。それを見たときに、これを出したときどれぐらいの日にちで出せると想定されていますか。 134 ◯山田委員 どれぐらいの時期でこれが給付できるのかということですけども、執行者と議会というところの役割を考えたときに、こういった事業を行っていくことができるという器をつくるのが我々議会の役目だと認識しております。実際にこの議案が可決されたときには、その予算を使うことが執行者はできるわけでありまして、その事務的な手続をするのは我々議会ではございません。そして役割分担のことも考えますと、まず我々議会としてはこういった事業を行っていくだけのその土壌をつくる、そしてその時期はやはり執行者のスピード感にかかるものと認識しております。 135 ◯細田委員 先ほど補正もたくさん出させていただいて、岡本委員からの質問もございましたけども、そのためにいろんな意見を個人、会派からの意見を集約してその中から答弁の中からたくさんの支援をしていただいたということを先ほどの答弁で分かったように思います。今までこういう増額の修正案というのを今まで聞いたことがないというのが驚きなのです。今までだったら、一般質問でもやって、いろいろ執行者に提案して、そこでのやり取りの中からそういう要望を聞いてもらえるとかいうようなことで今まで来たと思うのですけど、これを一般質問にしなかった理由というのがあるのですか。 136 ◯山田委員 先ほど執行者と議会の役割というもの述べさせていただいたのですが、必要なときに必要な議案を出すという権利権限は議会は持っているわけでありまして、それを一般質問をした、しなかったというところで議論の俎上に上がるというのは私はこれはナンセンスだと思います。やはりこのコロナ禍による影響というものは、先ほど細田委員も言われましたとおり国で補正をつくったからといっても、やはり地方でそれを実施するのはかなり時間もかかりますし、そのかかった時間によって時期的にどうなのかもう遅いというようなこともあると思います。だから早期にその事業を推進できるように今ここで市の事業者さんへの支援をする受け皿をつくっておきたいということもありますし、まだまだこのコロナ禍、先行きどのようになるのかというのは本当に誰も予想がつかないと思うのですね。今後市内の事業者さんを、やはりまだまだ救っていかなければならないという、リスク的なことも我々が考えておかなければならないと思うのです。今回事業者さん向けの支援の議案というものをつくっておくと、変な言い方をすれば、ここで潰しておくと次にその必要性が出たときに、議会としてはその議案を廃案にしたり、また持ち出したりというちょっと迷走してしまうと思うのですね。そういったことを考えたら、今実際に困っておられる事業者さんもおるのも事実ですし、ここで対応しておいて今後の動向を見ながら必要に応じて増額していく。こういったことを考えてもいいのではないかと思っております。 137 ◯細田委員 もう一つなんですけど、この修正動議がもし通過したとします。この修正動議の増額というのが今後も使われる可能性があると思われますか。 138 ◯山田委員 増額補正が、増額の修正案が出ることがあるかないかということを今この場で聞かれましても、正直あるとも言えますし、ないとは言えないとしか答えようがない。というのも、制度として増額補正というのは執行者の権利権限を侵さない範囲ではできることになっておりますので、議会が必要と認めたものが規定の賛同数がおれば、やはりこうやって俎上に上がることもあるでしょうし、必要であれば恐らく可決される。不必要と思われれば否決されることになるのではないでしょうか。 139 ◯委員長 ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯委員長 質疑なしと認めます。ここで暫時休憩をします。   ~~~~~~~○~~~~~~~      休憩 午後0時03分      再開 午後0時05分   ~~~~~~~○~~~~~~~ 141 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。これより議員間討議を行いたいと思いますがいかがでしょうか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 142 ◯委員長 なしと認めます。これより討論を行います。なお、委員長において議事整理のため討論は分けて行います。討論は修正案、修正部分を除く原案の順に行います。それではまず、修正案に対する賛成討論はありませんか。 143 ◯角田委員 まずはいろいろと意見があると思うのですけども、その中でやはり私のほうも結構いろんなところを調べてまいりました。その中でいろんな応援給付金とかいうものがどんどん入っております。ほとんどのところは5月に全て終わっております。いかに廿日市が遅いかというのをまず一言言っておきます。そして呉市を見ましたら、その中でやはり1事業者1回限り10万円。それについては20%以上減少していることとなっております。呉市は22万8,000人の人口がいますから、廿日市とはだいぶ違うと思います。大津市これ人口34万ですけど、50%以上の減少があれば30万、30%以上の減少があれば20万というふうな給付金がございます。静岡県の伊東市では人口6万5,000人ですけど、20%から50%のところで10万円。群馬県の渋川市これは人口7万3,000人ですけども、事業者1回当たり3万円ぐらいです。ですから今の20万でという話でいけば、廿日市は決して少ない額ではございません。そして商工費、補正のときにお話がありましたように、花卉業者が今廿日市約40%の減少であると課長が言われました。ですからやはり50%の減少は切らないけれど40%ぎりぎりで非常に苦しいという業種がたくさんあると思っております。今議員の中で48件ほどこの中でいろんな意見を出して、その中で約7件ほど今この予算補正の中で生かされたというのがございますけども、やはり今一番業者が欲しいのは真水であります。そして国と一緒で、これ返さなくていいから頑張ってよというのが本当は要るのです。それに対しての補正はまだございません。やはり各地域、各市町村でいろんな対策が立っております。廿日市は40億の基金がありながら、まだそれができていない。確かにこの補正予算は出たことは非常にありがたいです。しかしもう少しそういうふうな隙間で苦しんでいる業者に対して、しっかりと対策を立てていただきたい。そういう意味で賛成いたします。 144 ◯委員長 次に修正案に対する反対討論はありませんか。 145 ◯岡本委員 市の独自施策による一律の金銭給付を行うのではなく、国、県の支援策と支援を必要とする者を漏れなくつなぐための施策を実施するというのがコロナ対応の基本方針でしたが、市長は地方創生臨時交付金の実施計画策定に当たり、議員あるいは会派からの意見を聞き、そこであった意見の趣旨を踏まえた補正予算案を今定例会に上程をされたと思うし、また国の次の2次補正への対応についても参考にされるものと思っております。本来、市と市議会は政策議論を行い、施策、事業を組立てていくものであり、こうした理念は議会基本条例にもうたわれております。意見照会の際にも私も提案したところでございますが、我々議員は市が計画する事業、提案についてチェックし、判断し、そして提言などを行い、それらを通して共に市政を推進していくべきだと考えます。このたびの修正動議にある事業はこうした経緯、経過をもって市により予算が編成されていくべきであり、市域の事業として市長の発案権の侵害に及びかねない形で提案すべきものではないと思います。したがって、このたびの修正動議には反対でございます。 146 ◯委員長 次に修正案に対する賛成討論はありませんか。 147 ◯高橋委員 私は修正理由に賛成でありますので賛成者となりました。新型コロナウイルス感染症による経済活動は停滞し、市内の事業者も大きな影響を受けています。国も県も様々な支援策を行っていますが、その枠から外れる事業者があるということは事実です。国の持続化給付金制度は前年比売上げが50%減少した事業者に限られておりますし、県の感染拡大防止協力支援金制度も対象業種が限られておりました。こうした国、県の支援策の対象とならない事業者の中には通常どおりの営業を行っていても外出自粛の影響を受けて利用者がほとんどなく、実質休業状態になった事業者もあります。我々の会派の調べによると、理容院、美容院、アパレル関係、雑貨小売店などがまさにそういう例だと聞きました。また卸売業者も商品を卸す対象の業者が休業状態で需要がなく、大きな打撃を受けているそうです。本市は今回の補正予算でディスカバーハツカイチという宿泊チケットやプレミアム付応援チケット、今こそ廿日市を提案しています。大きな打撃を受けている宿泊事業者や飲食事業者にとっては効果的な支援策になることが予想されます。しかし市民の消費意欲は即座に戻るとは思えず、中には引き続き経営が困窮する事業者も発生すると考えられます。本当に困っている事業者があるのだろうか、これから先、国、県の新たな支援策があるので大丈夫ではないか等の声を耳にしますが、市内の事業者が行き詰まって店を畳んでしまったり、倒産してしまったりしてからでは遅過ぎます。支援策はスピード感を持って行う必要があります。声が届かないのではなく、市民の痛みを想像し、先の一手を打っていくことこそ議会の役目だというふうに思っております。今後予想される第2波、3波の感染拡大で先行き不透明で不安を抱えている市民に安心感を与えるのも議会の役目です。今回の市の支援策に修正案による給付金制度を加えれば、市の独自支援策が強化され、きめ細かな対策を講じることができます。よって私は今回提案されている増額修正案に賛成をいたします。 148 ◯委員長 続きまして、反対討論はありませんか。 149 ◯新田委員 私は反対の立場で討論させていただきます。事業者が大変厳しいのは本当は私も理解をしております。そして1円のお金でもありがたいということは本当分かっております。ここで事業を継続していくか、やめていくか、そういった判断に迫られているという状況も十分把握をしているつもりでございます。事業を継続していくという方にとっては一時的なお金も大事だと思いますけども、それよりも継続していくための資金の貸付け、そういったものが今後事業を続けていく源になっていくんじゃないかと思っております。ですので今回の一時的なものよりも、これに関しては反対とさせていただきます。 150 ◯委員長 続いて賛成討論はありませんか。 151 ◯広畑委員 私は修正案に賛成いたします。賛成の理由ですけども、今言われた縷々な事情、高橋委員が調べたのも商工会等で持続化給付金を受けた業種、要は50%以上の業種で協力金が受けられないという業種を、引き抜いていきました。実際に県の協力金を廿日市の事業者は現在681の事業者が県に申請済なんですね、6月18日現在。ということで、私が一番思うのは、休業要請の対象外の理由の多くは社会生活を維持する上で必要と判断されて、感染防止なんだけども、必要だからあなたは休業しなくていいよということで、休業の要請がされなかったと。されなかったのに結果として休業を余儀なくされたり、休業によって大きな痛手を被ったところが県の協力金が受けられないでいるっていうのが、私にとっては公平でない、公平でないのではないかという考え方があります。簡単に言うとさっき言ったように、協力金の対象外でも売り上げが減少して非常に厳しい事業者がおられるわけですから、県の制度から漏れた事業者には基礎自治体として、廿日市市が独自に支援策を講じることができれば、一番きれいな形だと私は思ったので、これについては賛成です。この休業要請外支援金制度というのは、大阪府や福岡市などでもう既に実施されております。金額についての制度設計でございますが、前年比40%以上の減少を条件としています。その辺はさっき新田委員がおっしゃって、私も思うんですけども、40%というのはその微妙な数字ですけども、真に影響の大きい中小企業者に今届けなければいけないと考えられる程度の被害がある業者かなと思います。最後に、こういう今の真水の政策というのは、これから先は分かりませんけども、緊急支援フェーズ、第一段階の問題だと思いまして、一刻も早い対策が必要であるということから、いろいろやり方もありますけども、今議会の成立を求めたいと思いまして、以上の理由で賛成といたします。よろしくお願いします。 152 ◯委員長 続きまして反対討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯委員長 ないようでしたら討論を終わります。続いて修正部分を除く原案に対する反対討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯委員長 反対討論なしと認めます。次に修正部分を除く原案に対する賛成討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯委員長 討論なしと認めます。討論をここで終結いたします。 156 ◯委員長 これより採決をいたします。初めに議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の修正案を挙手により採決いたします。議案第59号の修正案に賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 157 ◯委員長 はい、お直りください。挙手少数であります。よって修正案は否決すべきものと決定いたしました。次に議案第59号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)の原案を挙手により採決いたします。本件は原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 158 ◯委員長 お直りください。挙手多数であります。よって本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上で本委員会に付託された案件の審査は全部終了しましたので、本日の予算特別委員会を閉会いたします。   ~~~~~~~○~~~~~~~      閉会 午後0時20分 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....