歳入歳出の概要につきまして御説明いたしますので、お手元に資料1として配付いたしております、令和3年度1月
補正予算説明資料を御覧いただきたいと存じます。
1
ページをお開きください。
補正予算の概要でございます。
補正予算(第12号)は、さきに成立した国の令和3年度
一般会計補正予算に関連して、早急な対応が必要となる
新型コロナウイルスワクチン接種事業、
保育士等処遇改善臨時特例支給事業及び
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金支給事業について計上いたしております。
今回の
補正予算の財源は、
全額国庫支出金としているところでございます。
なお、4~6
ページにかけまして、各事業の概要を掲載しております。
以上で、議案第1号の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
4
◯議長(
林田直記君)[13頁]
これより、議案第1号に対する質疑に入りますが、質疑は
歳入歳出、
繰越明許費補正に区分して行い、それぞれ3回までとなっておりますので、御了承願います。
なお、質疑の際には、
予算書または資料の
ページをお示しください。
まず、
歳入全般に対する質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。
(「なし」と言う者あり)
5
◯議長(
林田直記君)[13頁]
なければ、次に、
歳出全般に対する質疑に入ります。
6
◯相浦喜代子君[13頁]
おはようございます。
それでは、頂いた資料の資料1、令和3年度1月
補正予算説明資料、4
ページです。
新型コロナウイルスワクチン接種事業(
繰越事業)の分からです。
いわゆる3回目の
ワクチン接種に関する予算、
補正予算でございますが、
集団接種と
個別接種に今回もなるように、書いてございますが、まず総枠で、
ワクチンが何回分の確保ができているのかということと、それから、
モデルナなのか
ファイザーなのかということを、よく市民の方から聞かれます。そのことについて、集団、個別、それぞれがどのような状況になっているか、また委託は1カ所か2カ所、どのような委託をお考えになっているのかということ。
それから、もう一つ、よく
お尋ねされるのが、3回目の副反応についての御心配です。そのことについての対応をどのようにされているのか。最終的には、1日に
マックス何名の接種を考えていらっしゃるのかを
お尋ねいたします。
次に、
保育士等処遇改善臨時特例支給事業です。これは、5
ページになります。
こちらは
保育士、
保育園等で働いていらっしゃる方に、最前線で働く方への
収入引上げを図るということでございまして、
支給額は
対象者に
給与収入の3%程度(月額9,000円)を支給する。また、
対象月は令和4年2月・3月分となっております。
そこで、まず
お尋ねするのが、「等」ということになっておりますので、事務の方、給食の方、それから
送迎バス等の運転の方もいらっしゃるわけですが、全ての方が対象になるのかということ。それから
勤務期間とか
勤務年数にかかわらず、とにかく2月と3月の給料をお支払いする分については、この9,000円、上限が9,000円ということで、その方の
基本給に合わせた3%程度ということになるのか、その
お尋ねをいたします。
また、数については、資料の中には施設で
配置職員数が総合計1,670人とあります。
2021年の
市政概要でちょっと数を調べたのですが、
保育園に関しては、公立の
保育園が2、私立が56、幼稚園については公立が2、私立が5、それから
放課後児童クラブについては46ということで、そこで働いている方の数のうち、
認定こども園の数が私のほうでちょっと把握ができませんでした。よって、
認定こども園の現状の数と、それから働いていらっしゃる方の数が、ここには数字は入っておりますので、いま一度、そこの確認をさせていただきたいと思っております。
また、高来の
児童館、東と西についての対応は、この
放課後児童クラブの中に入っているのかどうか、そこの
お尋ねをさせていただきます。
次に、6
ページ、
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金支給事業でございます。
こちらについては、
住民税非課税世帯が1万8,480世帯を見込んでいる、もう一つ、
家計急変世帯につきましては、1,294世帯を見込んでいるという数字になっております。
この1万8,480世帯については、おおよそこの数字が出てくる数は分かるのですが、このもう一つの
家計急変世帯1,294という数字が、どういう形で、何を基準に出てきているのか、この根拠について
お尋ねします。
なぜならば、収入の減少について、令和2年の申告があり、その結果が3年に生かされてきますので、仮に3年になって、物すごく収入が落ちたところというのもあるかと思いますが、
申請主義ということでもありますので、どのような形でこの数字が出されてきているのか。
また、先ほど
財務部長がお読みになった、
予算書の中の最後の
ページ、14
ページに、
給与費明細補正というのが出てきております。これは、対応する職員の方の手当ということになりますが、この申請が出された
家計急変世帯について、どのような形で調査というか、申請が送られてきて、申請が届いた後等も含めて、どのような対応を考えていらっしゃるのか、そのことによって、この手当の補正がなされているのではないかと思いましたので、
お尋ねいたします。
7
◯健康福祉部長(関 栄治君)[14頁]
ワクチン接種事業からお答えいたします。
まず、
ワクチン確保の問題ですけども、4月上旬までに、回数でいいますと、9万8,400回分の
ワクチンが供給される予定となっております。
今現在、2回目接種された方が10万8,099人となっております。
供給ワクチンが若干少ないんですけども、
在庫等もありますので、
十分カバーができると思っております。
それから、
モデルナと
ファイザーの
ワクチンの種類のことですけども、
集団接種会場につきまして、
モデルナの
ワクチンを使用する予定です。各
医療機関での
個別接種は
ファイザーを使用する予定としております。それから、ふれあい施設とかの
集団巡回接種についても、今回も予定しておりまして、それは
ファイザーを使う予定といたしております。
それから、副反応につきましては、
厚生労働省から
チラシを頂いておりますので、そういったものを含めながら、
ホームページ等でも市民の皆様に
お知らせをしていきたいと思っております。
それから、
ワクチンの
委託先につきましては、これまでも
コールセンターとか、
配送業務、それから施設の
運営等委託をしておりましたので、同様に手続を踏んで、委託をしていきたいと思っております。
それから、
保育士の
処遇改善の話ですね、
対象者は、
施設長以外は対象ということでございます。勤務時間、
年数等にかかわらず、現在保育に携わっている方は対象となるということでございます。
それから、3%という部分、平均して9,000円ということです。これは、国の基準で、現在の
保育士の
平均給与が、賞与も含めてですけども、月額30万円ということで年間360万円と言われておりまして、その3%相当ということで9,000円となっておりますけども、実際は、施設の判断で、当然、
基本給が高い方もいらっしゃれば、低い方もいらっしゃるということで、3%程度を上乗せしていただくというふうに考えております。
認定こども園の数は12施設で336人ということでございます。
それから、
児童館につきましては、これは
保育施設とは違いますので、対象としておりません。
次、
給付金のほうですね、
家計急変世帯について1,294世帯、この根拠ですけども、
非課税世帯が1万8,480世帯ということで、これは国から予算の算定について、全国一律ですけども、
非課税世帯の7%が
家計急変世帯ということで計算をするように通知が来ましたので、それに基づいて算出した
世帯数でございます。
それから、
家計急変の場合の
受付体制ですけども、今回も
コールセンターをまず設けようと考えておりまして、これは、
ワクチン接種のときと同様に、
民間事業者に委託を考えております。
その中で、
コールセンター等業務委託ということで、そういった
受付業務、これについても民間の方でお願いをしたいと思っておりまして、現在、
事業者とも協議してるんですけども、そういうのも対応可能と聞いております。
それから、
会計年度任用職員、フルタイムを6名、パートタイムを4名
採用予定としておりまして、当然、正職員も必要になりますので、そこは、
福祉総務課を中心に、
健康福祉部内で対応したいと考えております。
8
◯相浦喜代子君[15頁]
ワクチンですが、1日
マックス何人対応可能かというところが漏れているようですので、
お尋ねします。
私も、ホーム
ページ見させていただきました。そうすると、
厚生労働省のサイトに飛んでいくという形になって、こういったSNSとかパソコンとかを駆使されている方たちにはいいのでしょうけど、それ以外の方たちは、やはりいろんな、げなげな話等で不安だけが残る方もいらっしゃるので、その辺りは
十分配慮をしていただきたいと思って、
お尋ねをしたところです。
特に、今回、4月までで確保できているのが約9万4,000回分、10万8,000人が今まで受けているということで、大体どこも16%から20%ぐらいが3回目の
ワクチン接種だということも載っているようではあるのですが、極力、希望者の方には全て行き渡るような形でしていただきたいと思っているところです。
今、集団が
モデルナ、個別が
ファイザー、そして巡回のほうも
ファイザーということでしたが、そうすると、これまでの集団の分と
ミックス接種というか、その辺りのところを御心配される方もいらっしゃるかと思うのですが、その辺りについても、今後はもう
厚生労働省が出しているところを御覧くださいという形になっていくのか、そのことについて
お尋ねをいたします。
保育士のところは分かりました。ただ、何か全体的に総数が1,670人ということで、このくらいしか諫早で関わっていらっしゃる方がいらっしゃらないのかなと思ったものですから、少し
お尋ねをさせていただいたところでした。
次に、この
住民税非課税対象分ですが、先ほど臨時の職員を採用するということでしたので、
一般業務の関わり方ですね、そこには少し余裕ができ、あまり負担がかからないのかなというのは安心しているところですが、これ、さっき申し上げたように、
申請主義で紙だけの対応ではなく、聞き取りとか何とかというのが発生するのかどうか、そこの
お尋ねと、それから、この中に書いてある項目で、
新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し、
世帯全員が
住民税非課税相当となった世帯と書いてあります。
いろんな状況があるのかなと思うのですが、具体的には、3人いらっしゃって、3人の中でお一人でも収入が変わらない状況だとした場合は、これに該当しないというような形になっていくのか、そういった、具体的なやりとりというか、聞き取り調査的なことをなさる予定なのか、紙媒体だけでやっていくのか、その辺りを
お尋ねいたします。
9
◯健康福祉部長(関 栄治君)[16頁]
まず、接種の
供給確保の数値は9万8,400回分ということになります。
それから、
接種会場の
マックスということで、今回、
健康福祉センターは、これまでやっていました、720回の予定にしておりまして、今度は
小野体育館で、
トランスコスモスは今度は使用しません。
小野体育館で大
規模接種ということで、そこが
マックスになりますけど、1,200人規模で接種を行う予定としております。
それから、
ミックス接種についても、議員がおっしゃるように、
厚生労働省から接種に影響はないということで出ておりますので、そういった
チラシもありますので、そういったものを
接種券の中に入れると、それから、当然、
ホームページ等でも
お知らせをしていきたいと思っております。
それから、
保育士関係、質問ではなかったのですけど、
補助金を算出するためには常勤で換算をしておりますので、実際は、非常勤の人数も含めるともっと多いということでございます。
それから、
非課税世帯の
給付金についてでございますけども、これは世帯、
住民票上の
世帯全員が
非課税というのが対象になりますので、令和3年度の
課税情報を基に、書類を発送するというふうに考えております。
当然、
コールセンターをつくりますので、電話での聞き取り、あるいは窓口の対応というのは出てこようかと思いますけども、世帯に1人でも課税されている方がいらっしゃった場合には、そもそも通知を送らないということになりますので、そういったことでの御質問があった場合には、
コールセンターで対応していきたいと考えております。
10
◯中野太陽君[16頁]
2点、お伺いします。
同じ資料の5
ページの
保育士等処遇改善のところで、
保育所の関係で、全ての
保育所という理解でよいのか、
認可外保育所はこれに入っているのか、伺いたいと思います。
それと、6
ページの
住民税非課税世帯に対する
臨時特別給付金の件なのですが、前回、
子育て世帯への10万円の
臨時給付金がございましたけれども、これと重複しても、問題ないのか伺います。
11
◯健康福祉部長(関 栄治君)[16頁]
2点、御質問がありましたけども、まず、
認可外の件ですね、すみません、ちょっと私も詳細に把握しておりませんので、
委員会で報告をさせていただきます。
それから、
子育て世帯の
臨時給付金との重複については、対象となりますので、重複して受給できるということでございます。
12
◯議長(
林田直記君)[16頁]
よろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
13
◯議長(
林田直記君)[16頁]
ほかになければ、次に、第2表
繰越明許費補正に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
14
◯議長(
林田直記君)[16頁]
なければ、これをもって、議案第1号に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第1号につきましては、お手元に配付しております
委員会日程表のとおり、
予算決算委員会に審査を付託いたします。
委員会開催のため、しばらく休憩いたします。
午前10時22分 休憩
午後4時40分 再開
15
◯議長(
林田直記君)[16頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、議案第1号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第12号)」を議題とし、これより
予算決算委員長の報告を求めます。
16
◯予算決算委員長(津田 清君)登壇[16頁]
予算決算委員会に審査を付託されました案件につきまして、審査の結果を報告いたします。
本
委員会は、議長を除く
議員全員が委員でありますので、審査の経過を省略し、結果のみを報告いたします。
議案第1号「令和3年度
諫早市一般会計補正予算(第12号)」につきましては、
教育厚生分科会で審査し、先ほど開催しました全体会において報告を受け、採決の結果、
全会一致により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
予算決算委員会委員長報告を終わります。(降壇)
17
◯議長(
林田直記君)[17頁]
これより
委員長の報告に対し、質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
18
◯議長(
林田直記君)[17頁]
なければ、これをもって質疑を終結いたします。
討論受付のため、しばらくこの場で休憩いたします。
午後4時41分 休憩
午後4時42分 再開
19
◯議長(
林田直記君)[17頁]
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結し、採決いたします。
議案第1号に対する
委員長報告は
原案可決であります。
委員長の報告どおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)