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  1. 新発田市議会 2020-03-12
    令和 2年 2月定例会−03月12日-04号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 2年 2月定例会−03月12日-04号令和 2年 2月定例会         令和2年2月新発田市議会定例会会議録(第4号) 〇議事日程 第4号 令和2年3月12日(木曜日) 午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 議第159号 提案理由説明・質疑・常任委員会付託 第 3 議第106号 新発田まちづくり総合計画基本構想の策定について     議第108号 新発田地方創生基金条例制定について     議第112号 新発田固定資産評価審査委員会条例及び新発田行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について     議第113号 新発田職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第114号 新発田職員の退職管理に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第115号 新発田行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第116号 新発田差別のない人権が尊重されるまちづくり条例の一部を改正する条例制定について     議第117号 新発田印鑑条例の一部を改正する条例制定について     議第127号 新発田市議会議員及び長の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について     議第128号 新発田監査委員に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第131号 胎内との定住自立圏形成協定の変更について     議第132号 聖籠町との定住自立圏形成協定の変更について
        議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち総務常任委員会所管分     議第137号 令和元年度新発田土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第143号 令和元年度新発田コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第144号 令和元年度新発田藤塚浜財産区特別会計補正予算(第1号)議定について     議第149号 令和2年度新発田土地取得事業特別会計予算議定について     議第155号 令和2年度新発田コミュニティバス事業特別会計予算議定について     議第156号 令和2年度新発田藤塚浜財産区特別会計予算議定について     議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち総務常任委員会所管分     請願第 4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願 第 4 議第109号 新発田ふれあい福祉センター設置条例制定について     議第118号 新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について     議第119号 新発田市立保育園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第124号 新発田市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第125号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第126号 新発田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について     議第129号 新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について     議第135号 専決処分の承認について(令和元年度新発田一般会計補正予算(第6号))     議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分     議第138号 令和元年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について     議第139号 令和元年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定について     議第140号 令和元年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について     議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分     議第150号 令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計予算議定について     議第151号 令和2年度新発田介護保険事業特別会計予算議定について     議第152号 令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計予算議定について     議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分 第 5 議第107号 和解及び損害賠償の額の決定について     議第110号 新発田工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定について     議第111号 新発田森林環境譲与税基金条例制定について     議第120号 新発田有機資源センター条例の一部を改正する条例制定について     議第121号 新発田建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について     議第122号 新発田下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第123号 新発田水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について     議第130号 新発田企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について     議第133号 市道路線の廃止について     議第134号 市道路線の認定について     議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分     議第141号 令和元年度新発田宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第142号 令和元年度新発田食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について     議第145号 令和元年度新発田下水道事業会計補正予算(第4号)議定について     議第146号 令和元年度新発田水道事業会計補正予算(第3号)議定について     議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分     議第153号 令和2年度新発田宅地造成事業特別会計予算議定について     議第154号 令和2年度新発田食品工業団地造成事業特別会計予算議定について     議第157号 令和2年度新発田下水道事業会計予算議定について     議第158号 令和2年度新発田水道事業会計予算議定について     議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分 第 6 一般質問  ─────────────────────────────────────────                 一 般 質 問 通 告 書                            令和2年2月定例会(2.3.12) ┌──┬───────┬────────────────────────────────┐ │順番│ 質問通告議員 │      通     告     項     目       │ ├──┼───────┼────────────────────────────────┤ │ 9 │渡 邉 葉 子│1 新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策について     │ │  │       │2 「しばたの心継承プロジェクト」について           │ ├──┼───────┼────────────────────────────────┤ │10│宮 村 幸 男│1 公共交通について                      │ │  │       │2 商店等リフォーム助成について                │ │  │       │3 広域消防豊浦出張所の移転場所について            │ │  │       │4 鳥獣被害対策について                    │ └──┴───────┴────────────────────────────────┘ 〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ  ───────────────────────────────────────── 〇出席議員(25名)   議 長   比  企  広  正       副議長   渡  邊  喜  夫    1番   板  垣     功  議員    2番   水  野  善  栄  議員    3番   五 十 嵐  良  一  議員    4番   板  倉  久  徳  議員    5番   小  川     徹  議員    6番   若  月     学  議員    7番   今  田  修  栄  議員    8番   湯  浅  佐 太 郎  議員    9番   小  柳     肇  議員   10番   宮  崎  光  夫  議員   11番   青  木  三 枝 子  議員   12番   渡  邉  葉  子  議員   13番   阿  部     聡  議員   14番   石  山  洋  子  議員   16番   中  野  廣  衛  議員   17番   中  村     功  議員   19番   加  藤  和  雄  議員   20番   三  母  高  志  議員   21番   小  林     誠  議員   22番   佐  藤  真  澄  議員   23番   宮  村  幸  男  議員   24番   小  坂  博  司  議員   25番   入  倉  直  作  議員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        市長         二 階 堂       馨        副市長        下   妻       勇        教育長        工   藤   ひ と し        総務課長       鶴   巻   勝   則        人事課長       原       祐   司        財務課長       伊   藤   純   一        みらい創造課長    山   口   恵   子        地域安全課長     中   野   修   一        環境衛生課長     坂   場   賢   一        市民まちづくり支援課長渡   邉   誠   一        健康推進課長     阿   部   博   子        こども課長      沼   澤   貴   子        社会福祉課長     坂   上   新   一        産業戦略監      清   田   稲 盛 樹        商工振興課長     樋   口   茂   紀        農林水産課長     長 谷 川   英   一        会計管理者      星   野   芳   郎
           水道局長       倉   島   隆   夫        教育次長       佐   藤   弘   子        学校教育課長     萩   野   喜   弘        選挙管理委員会事務局長佐 久 間       康        監査委員事務局長   関       利   直        農業委員会事務局長  海 老 井       修  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        事務局長       青   木   孝   夫        次長         古   田   潤   子        係長         岩   村   康   生           午前10時00分  開 議 ○議長(比企広正) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  ───────────────────────────────────────── △日程第1、会議録署名議員の指名 ○議長(比企広正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において板垣功議員、阿部聡議員、小林誠議員を指名いたします。  ───────────────────────────────────────── △日程第2、議第159号 提案理由説明・質疑・常任委員会付託 ○議長(比企広正) 日程第2、議第159号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) おはようございます。それでは、提案理由をご説明申し上げます。  議第159号議案は、令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)の議定についてであります。  補正の内容は、新型コロナウイルス感染症の全国的な流行に伴うイベントの自粛や小学校、中学校の臨時休校など、臨時、特別の事態が生じていることから、この対策に要する経費について補正するとともに、予算の繰越しが必要な経費について繰越明許費を追加するものであり、歳入歳出それぞれ1,685万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を427億1,551万9,000円にしたいというものであります。  歳出についてご説明申し上げます。2款総務費では、広報発行事業において、ウイルスの感染拡大防止チラシの印刷経費として26万6,000円を追加するものであります。  3款民生費では、児童クラブ運営事業において、小学校の臨時休校に伴う児童クラブの開設に要する経費として669万9,000円を追加するものであります。  4款衛生費では、職員給与費において、コールセンターの運営等に要する経費として70万円、環境衛生総務費において、ウイルス感染施設等が発生した際の消毒に要する経費として300万円を追加するものであります。  7款商工費では、商工振興制度融資・支援事業において、県が行っている新潟県セーフティネット資金を利用する際の信用保証料をが全額補給することに要する経費として100万円を追加するものであります。  10款教育費では、職員給与費において、コールセンターの運営や給食費の返金事務等に要する経費として50万5,000円、中学校教育運営事業において、修学旅行のキャンセル料を助成する経費として228万6,000円、学校給食管理運営事業において、小中学校の臨時休校による給食中止に伴う食材の買取り及び給食費の返金事務に要する経費として239万8,000円を追加するものであります。  以上が歳出であります。  これに対する歳入としまして、国庫支出金310万円、繰入金1,375万4,000円をそれぞれ追加するものであります。  次に、繰越明許費の追加についてご説明申し上げます。蔵春閣移築関連事業において、ウイルス感染拡大防止の観点から委託業務の一部を延期することとし、年度内に事業が完了しないため、また学校給食管理運営事業においては、食材の買取り、給食費の返金事務について年度内の完了が困難であるため、それぞれ予算を繰り越したいというものであります。  以上が補正内容の概要であります。現在、新型コロナウイルス感染症の流行により、月岡温泉をはじめとした宿泊業や市内飲食業等において予約キャンセルが相次ぎ、多大な損失が発生している状況にあります。この状況は、これらの業種の方々だけの問題ではなく、新発田全体の経済、ひいては市民の暮らしにも支障を来すおそれのある災害と言うべきものであり、としてもしっかりと対策を講じ、消費喚起対策としてキャンペーンなどのご支援をしていかなければならないと考えております。  対策経費に係る財政措置に当たっては、ウイルスの流行状況に応じて適切なタイミングを見極める必要がありますが、新年度において必要と判断した段階で臨時議会を招集し、財政支援策等の予算をご審議いただくことも想定しておりますので、議員各位のご理解、ご協力をお願いいたします。そして、一刻も早く市民の皆様が安心して暮らせるまちを取り戻したいと願っているところであります。  以上、提案理由について、概略を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(比企広正) これより質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。  中村功議員。 ◆17番(中村功議員) 今ほどは新型コロナウイルスの関係で追加補正ということでございますけども、今ちまたで話題になっていますけども、今回も児童クラブの指導員の報酬ということで、地元ではマスクが足りないとかという話がありますけども、指導員の皆さんと現場ではマスクどんな状況なのかなと。あわせて国会でも備蓄とか非常用のものがあれば困っているところにそれ優先的に出したらどうだという話もありますけども、当市ではそういう状況があるのかどうか、お聞かせいただければと思いますけども、もしもあればそういう備蓄から補填するとかお願いしたいと思いますが。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) マスクが大変な高値で何か取引されているようなニュースもお聞きをいたしますと、まさにマスク等、あるいは消毒液等が市場に不足をしているということは承知をいたしております。おかげさまでといいましょうか、小学校や保育園あるいは幼稚園、認可保育園も含めてそうでありますが、何とか私どもの公立に関しては一応一定の期間までは十分ストックがあるということでありますし、のほうにももちろんございます。ただ、全職員に配るほどはございませんので、窓口だとかそういう接する業務に担当する職員には支給は十分まず何とか確保できるんではないかなと思っております。とてもそんな状況でありますので、市民のほうに私どもの持っている今在庫を放出するというほどの余裕は今のところございません。 ○議長(比企広正) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議第159号は、お手元に配付の議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  ─────────────────────────────────────────               令和2年2月新発田市議会議案付託表                                      (2.3.12)  〇総務常任委員会  議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち総務常任委員会所管分  〇社会文教常任委員会  議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分  〇経済建設常任委員会  議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分  ───────────────────────────────────────── ○議長(比企広正) これよりただいま付託となりました議案について、所管の常任委員会で審査をお願いいたします。  それでは、暫時休憩いたします。           午前10時09分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 1時00分  開 議 ○議長(比企広正) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ───────────────────────────────────────── △日程第3、議第106号 新発田まちづくり総合計画基本構想の策定について       議第108号 新発田地方創生基金条例制定について       議第112号 新発田固定資産評価審査委員会条例及び新発田行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について       議第113号 新発田職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第114号 新発田職員の退職管理に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第115号 新発田行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第116号 新発田差別のない人権が尊重されるまちづくり条例の一部を改正する条例制定について       議第117号 新発田印鑑条例の一部を改正する条例制定について       議第127号 新発田市議会議員及び長の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について       議第128号 新発田監査委員に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第131号 胎内との定住自立圏形成協定の変更について       議第132号 聖籠町との定住自立圏形成協定の変更について       議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち総務常任委員会所管分       議第137号 令和元年度新発田土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第143号 令和元年度新発田コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第144号 令和元年度新発田藤塚浜財産区特別会計補正予算(第1号)議定について       議第149号 令和2年度新発田土地取得事業特別会計予算議定について       議第155号 令和2年度新発田コミュニティバス事業特別会計予算議定について       議第156号 令和2年度新発田藤塚浜財産区特別会計予算議定について       議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち総務常任委員会所管分       請願第 4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願 ○議長(比企広正) 日程第3、議第106号、議第108号、議第112号から議第117号まで、議第127号、議第128号、議第131号、議第132号、議第136号、議第137号、議第143号、議第144号、議第149号、議第155号、議第156号、議第159号及び請願第4号を一括議題といたします。  総務常任委員会委員長の報告を求めます。  板垣功委員長。           〔1番 板垣 功議員登壇〕 ◎1番(板垣功議員) それでは、令和2年3月2日に開催された総務常任委員会の審査の結果を報告いたします。  分割付託の一般会計補正予算を含め、議案が19件、請願が1件の合計20件であります。  最初に、議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。
     財政調整基金が5億円ぐらい積立てということであるが、どんな財源が余ったのかという質疑に、普通交付税が4億7,000万の増額で、今回財調5億1,000万の積立てということで、ほぼその分であるとの答弁があった。  また、油井廃坑事業での事業費や補助金、の実質負担額についての質疑に、今年度の決算見込額として総事業費が2億11万6,000円、国の補助金が1億5,000万、県の補助金が1,250万、の一般財源が3,668万となっている。また、平成30年度分の内訳については、総額が約7,800万ほどかかっている。補助金については、国庫補助金が約5,700万、県補助金が470万で、の一般財源が1,659万9,000円となっている。昨年と今年を合わせると約5,000万ほどの一般財源がかかっているが、来年も事業が残っているので、確定した数字ではないとの答弁があった。  ほかにさしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第136号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第106号 新発田まちづくり総合計画基本構想の策定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑、討議、討論なく、採決し、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第108号 新発田地方創生基金条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑、討議、討論なく、採決し、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第115号 新発田行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑、討議なく、討論に入り、加藤委員から、森林環境税及び森林環境譲与税の事務を追加するということでマイナンバー制度の拡大につながる。マイナンバー制度は、国民の個人情報流出やプライバシーの侵害に対する危険性と問題点を抱えている。私どもはこの制度の持つ危険性から制度の廃止を求めており、反対とするとの討論があった。  ほかに討論なく、採決し、挙手多数で議第115号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第116号 新発田差別のない人権が尊重されるまちづくり条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  平成28年の12月に法令が施行された。新発田は人権のまちを自負しているが、なぜスムーズに条例に反映できていなかったのか。また、今回の条例の中で相談体制の充実ということがうたわれているが、この条例制定によってどのようにやっていくのかとの質疑に、28年に部落差別解消推進法等の法律ができたが、この背景にはインターネット等様々な社会情勢の変化があったのではないかというふうに考えている。私どもとしては、その社会情勢の推移を見守っていた中、またこの条例の附則の中で、人権が侵害された場合における被害者の救済に関する法律が施行した場合は見直しを行うとあることから、国の状況を待っていたところであった。しかし、なかなかそういった整備がされていないという状況で社会情勢見たときに、それを待つわけにはいかないということで今回の条例改正をしたいというものである。また、相談体制の充実については、当課の窓口や隣保館の相談体制の充実、各課に配置している人権啓発・男女共同参画推進員の資質向上、庁内関係各課との連携強化、また部落解放同盟、法務局、人権擁護委員、労働基準監督署、近隣自治体等の関係機関、団体との連携強化により、相談体制の充実を図りたいとの答弁があった。  ほかにさしたる質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第116号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第155号 令和2年度新発田コミュニティバス事業特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長の説明後、質疑に入る。  企業版ふるさと納税や補助金、まちづくり総合計画での位置づけなどについての質疑があり、その後、討議、討論なく、採決し、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願を議題とし、紹介議員である小林誠議員からの補足説明の後、執行部からの意見を求めた。  執行部からは、本請願については、国会等における日本国憲法の改正議論に関わることであり、当市として意見は特に持ち合わせていないとのことであった。  その後、さしたる質疑なく、討議に入る。  日本国憲法や請願趣旨の慎重に進めるべきという点などについて、中村委員、湯浅委員、加藤委員、小柳委員、小坂委員、三母委員から討議があった。  討論では、湯浅委員は、慎重審議は当然のことであるが、国会が議論していない中、慎重審議を求めるという請願については反対する。  加藤委員は、国権の最高機関として、憲法遵守、擁護義務を負う国会が憲法発議に当たっては慎重でなければならない。よって、賛成する。  中村委員は、憲法論議に対して逃げることなく、またいたずらに先延ばしするようなことはすべきではないと考える。慎重かつ丁寧に行うのは当然であり、国会において大いに議論を交わして、よりよい日本国憲法となることを願い、賛成をする。  小柳委員は、表題のとおり、慎重で丁寧な議論を求めることについては賛成であるが、請願の文書自体が憲法論議をできれば上げないでほしいという願いがにじみ出ている。今回の文章では反対する。  青木委員は、消極的な立場で賛成する。  比企委員は、早急には賛同できないため、反対するとの討論があった。  その後、採決し、挙手多数で請願第4号は採決すべきものと決しました。  なお、議第112号 新発田固定資産評価審査委員会条例及び新発田行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第113号 新発田職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第114号 新発田職員の退職管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第117号 新発田印鑑条例の一部を改正する条例制定について、議第127号 新発田市議会議員及び長の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について、議第128号 新発田監査委員に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第131号 胎内との定住自立圏形成協定の変更について、議第132号 聖籠町との定住自立圏形成協定の変更について、議第137号 令和元年度新発田土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第143号 令和元年度新発田コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第144号 令和元年度新発田藤塚浜財産区特別会計補正予算(第1号)議定について、議第149号 令和2年度新発田土地取得事業特別会計予算議定について、議第156号 令和2年度新発田藤塚浜財産区特別会計予算議定については、さしたる質疑なく、討議、討論なく、挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  その後、令和3年2月定例会までの閉会中の継続審査項目を案のとおり議長に申し入れることとし、午後2時29分会議を終了しました。  次に、本日開催された総務常任委員会での審査結果を報告いたします。付託審査のため、全委員出席のもと、委員会を開会しました。  議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題としました。  質疑では、財政調整基金を繰り入れるが、後から国から補填する等のフォローはあるのかの質疑に、今回の補正は、3月10日、国が発表した財政支援について反映していない。今回の歳出に充当できる歳入もある。なお、給食関係については、国が財政措置をすると言っているとの答弁がありました。  その後、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、詳細につきましては、委員会記録をご参照願います。  以上で総務常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。  湯浅佐太郎議員。           〔8番 湯浅佐太郎議員登壇〕 ◆8番(湯浅佐太郎議員) 令和会の湯浅佐太郎であります。請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願につきましては、反対の立場で討論をさせていただきます。  そもそも憲法改正発議に当たってはとありますが、発議以前に憲法改正の議論さえなされていないのが現状であります。国会議員の皆様の活発な議論を待ちたいと願っております。  また、案文には、政治課題は社会保障と暮らしの安定とありますが、今最大の懸案事項は国民の安心と安全であります。昨今の新型コロナウイルスのパンデミック騒ぎや隣国からの度重なるミサイル発射や領土、領海の侵犯、それに伴って国民生活の安全と安心が危険にさらされております。その現実から目をそらしてはいられません。責任を持って議論し、国民のそこにある危機を、そこにある課題に対して真っ先に解決をせずに社会保障も、その上にある暮らしの安定もありません。  また、案文には、改憲については、決して高い関心事にはなっていないとか、必ずしも国民の多数が改憲についての必要性を認めていないとありますが、現実をしっかり見据えていただきたいと思います。民意はどこへ行ってしまったのでしょうか。国民が一度も国民投票もせずに押しつけられた憲法であることは、周知の事実であります。  日本国憲法はすばらしい平和憲法であり、美しい国をつくる平和憲法であります。自由と権利を守り、国民主権、基本的人権の尊重、永久平和主義という基本原理において他国に勝るとも劣らぬ基本法であります。その憲法も70年以上継続していることは、全く奇跡に近いことであります。しかし、その憲法も民意をきちんと反映されていればこそのものであり、民意としてひとしく与えられた国民投票をする権利を行使したい人がいるのも現実であります。未来の日本を創造するために、平和憲法を未来に引き継ぐためにすべきことは少なくありません。  国会議員の皆様におかれましては、我が国を取り巻く安全保障環境の変化やこれまでに経験したことのない緊急事態への対応をすべく、しっかりと議論をしていただきたいと考えます。民主主義や立憲主義を高めるために、知見に加え、謙虚さと深い議論を求めます。  憲法改正は、本質的に日本の国家観を新たに構築することであり、個人の尊厳に基づく人権保障という現行憲法の価値を十分尊重するのであれば、国家としていかにあるべきかを考えることこそが大事であると考えます。そもそも市議会で憲法論議をすべきかどうかも含めて、情報と状況を見極めてしっかりと意見書を提出すべきだと考えます。  以上のことから、請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願については反対といたします。 ○議長(比企広正) 加藤和雄議員。           〔19番 加藤和雄議員登壇〕 ◆19番(加藤和雄議員) 請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願については、日本共産党を代表して賛成の立場で討論します。  安倍首相は、昨年の臨時国会終了後の記者会見で、改憲について、必ずや私の手で成し遂げていきたいと語り、自らの自民党総裁任期の2021年9月までに実現する決意を語っています。また、新年の年頭の記者会見の中でも、憲法改正を私自身の手で成し遂げていくという考えに全く揺らぎはないと述べ、改憲に強い執念を示しています。  安倍首相の目指す改憲は、自衛隊を9条2項に書き込み、自衛の名のもとに個別的自衛権だけでなく、集団的自衛権の行使をも可能とするもので、恒久平和と戦争放棄をうたった日本国憲法を根本から変えてしまい、日本を戦争ができる国にするものです。  戦後日本は憲法9条のもと、1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も出さずにやってきました。世界に誇れる憲法です。自民党の9条を含む4項目改憲案は、いずれも改憲の必要性、合理性を欠く上に、日本国憲法の基本原理である平和主義、国民主権、基本的人権の尊重を破壊するものです。  1月に共同通信が行った世論調査では、安倍政権下での憲法改正については、反対が52.2%、賛成は35.9%でした。ほかの世論調査でも、安倍政権での憲法改正については否定的なものが多数となっています。憲法改正が国民的要求となっているという状況とは到底言えません。  言うまでもなく、憲法制定権は国民にあり、憲法改正の発議が立法府の特別多数に委ねられているのは憲法改正手続の一部にすぎません。このことは、最終的な憲法改正の是非が国民投票の結果によって決することからも明らかです。国権の最高機関として憲法尊重擁護義務を負う国会が、拙速な審議によって憲法改正を発議されることはあってはなりません。言うまでもなく改憲問題は、立憲主義、基本的人権、平和主義、国民主権など、大切なことを定めた国の最高規範としての憲法を大きく変える問題であり、憲法改正発議に当たっては国民の意向を十分尊重し、かつ丁寧な議論が求められます。  以上のことを述べまして、賛成討論といたします。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。           〔12番 渡邉葉子議員登壇〕 ◆12番(渡邉葉子議員) 渡邉葉子でございます。請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願につきまして、反対の立場で討論させていただきます。  初めに、制定についてですが、私たち日本国民はと請願書にございますが、正確には現憲法は国民の議論を待たずに性急に制定されたものであり、多数の民意が反映されたものではございません。よって、大戦による惨禍の反省が根底にあったものでもございません。憲法制定の直接の原因は、ポツダム宣言の受諾であったことをいま一度ご確認いただきたいところでございます。1945年、日本政府は憲法問題設置委員会を設置し、翌1946年、日本国憲法として公布いたしました。  また、憲法改正をめぐる議論が起こっていますとの記載がございますが、改正の必要性を多くの方々が感じているからこそ議論が起こっているのであり、決して高い関心事になっていないのであればそもそも議論など起きようがなく、矛盾した論理を感じるところでございます。  加えて、国民の多数は改憲についての必要性を認めておりませんと述べられておりますが、それについての客観的根拠が一切提示されておらず、請願者の主観によるものと考えます。国内では、これまでにも様々な世論調査がなされ、その中で改憲が必要と考える割合が過半数を超えたものも数多くございます。主観で世論を判断することこそ、慎重さを欠いていると言えるのではないでしょうか。  占領下に制定された日本国憲法が、七十数年もの間1度も改正されることもなく現在に至っているということが妥当なことであるとは言いがたいのではないでしょうか。  国際情勢、日本を取り巻く情勢は激変しております。中国の覇権主義、拡張主義や北朝鮮問題など、国防強化の必要性は迫ってきております。  憲法改正に当たっては、慎重で丁寧であることが求められるのは当然のことでございます。国会において3分の2以上の賛成が必要であり、加えてその後国民に提案した後、国民の過半数の賛成を必要としています。これらのことは、慎重で丁寧な手続を経ることをまさに証明しております。  憲法改正に当たっては慎重で丁寧という抽象的な概念ではなく、国民の生命、生活、安全、発展のためには何が必要で何を優先すべきかという視点が最重要と考えます。何が問題で、何を込めるか、何が重要なことかを議論すべきではないでしょうか。  憲法は国の形を規定する最高法規でございます。公布から七十数年経た現憲法をいま一度見直し、むしろ改正に向けた政策論争をすべきと考えます。  以上のことから反対といたします。 ○議長(比企広正) 青木三枝子議員。           〔11番 青木三枝子議員登壇〕 ◆11番(青木三枝子議員) 青木三枝子でございます。請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提出に関する請願に対し、賛成の立場で討論いたします。  私は、現段階での憲法発議そのものに反対の立場です。現政権は、記憶を変え、記録を変え、日本国憲法や法律解釈を変え、反社会的勢力の定義を変え、日本語を変えてしまいます。  民主主義をないがしろにする政権のもとでは、慎重審議ができるはずがありません。また、この政権に憲法を語る資格はないと思うからです。  私は、請願書の仮に憲法を改正するにしてもという文言は、改正が前提になっていると感じ、素直に賛成できない自分があります。しかし、そうであったとしても、憲法改正の流れを少しでも止めるには、請願によって日本国憲法を守ること、特に憲法9条の大切さを国民一人一人に訴える必要があると考えました。  よって、この請願に対しては、消極的立場での賛成といたします。  次に、議第106号 新発田まちづくり総合計画基本構想の策定についてに対する反対討論を行います。新発田まちづくり総合計画構想についての審議会を5回にわたって傍聴させていただきました。現場で日夜頑張っていらっしゃる委員の皆様の真摯な発言に感動いたしました。しかし、そこで頂いた資料には、これまで産業という基本構想の下位の政策に明記されていたエネルギーという項目がなくなっていました。  パブリックコメントでまちづくり総合計画ができ上がってしまう前に、新発田にとって再生可能エネルギー政策を推進する項目を掲げることは重要と考え、提案いたしました。しかし、産業としてではなく、生活・環境の中にエネルギーに関することを入れ、学校や地域などで新エネルギー推進の取組の機運を築くよう啓発していくとの方向性が担当課から委員の方々に説明され、深く審議されることなく文言は入れられませんでした。  東北大震災の後、当市はいち早く新エネルギービジョンを策定しました。しかし、賦存量はあるものの利用可能量が少ないとのことで、今後の実質的な新エネルギー推進は民間に任せるとのことです。このことは、当市のエネルギー政策の実質的後退と考えます。新エネルギービジョンを策定したときに比べ、技術も大きく進歩しています。畜ふんバイオマス発電を進めることにより、新発田が長年抱える上中山豚舎の悪臭問題解決のための糸口を探ったり、来年度から始まる森林譲与税導入に合わせて、木質バイオマス発電の道を探るなど、行政主導によって地産地消の再生可能エネルギー推進を行ってほしいと思います。  外国人観光客に依存したまちづくりには未来がないと思います。外国人観光客に依存した経済政策は、コロナウイルス感染症を拡大させ、日々の暮らしが成り立たなくなるような結果を招いているからです。未来につながるのは、新発田の自然資源を最大限に活用した再生可能エネルギー推進によるまちづくりであると考えます。まちづくり総合計画の中に明確な再生可能エネルギー推進という文言を入れ、二階堂市長のリーダーシップによりこの政策を推進していただきたかったと思います。  一般質問で二階堂市長の目指す健康田園文化都市について述べたように、健康とは市民の命を守ること、田園とは自然と豊かな大地を大切にし、農業を中心とした第1次産業を活力あるものにし、所得を向上させ、市民の暮らしを守ること、文化は過去の歴史に学び、今何が必要かを考え実行し、未来につなげていくことのこれらを三方によしにするのは、再生可能エネルギー推進だと考えます。まちづくり総合計画は、今後8年間の新発田のまちづくりの根幹をなすものです。そこにエネルギーという文言が掲げられなかったのは残念です。  以上、反対討論といたします。 ○議長(比企広正) 討論を終結することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議題のうち、議第112号 新発田固定資産評価審査委員会条例及び新発田行政不服審査関係手数料条例の一部を改正する条例制定について        議第113号 新発田職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第114号 新発田職員の退職管理に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第116号 新発田差別のない人権が尊重されるまちづくり条例の一部を改正する条例制定について        議第117号 新発田印鑑条例の一部を改正する条例制定について        議第127号 新発田市議会議員及び長の選挙公報発行条例の一部を改正する条例制定について        議第128号 新発田監査委員に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第131号 胎内との定住自立圏形成協定の変更について        議第132号 聖籠町との定住自立圏形成協定の変更について        議第137号 令和元年度新発田土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第143号 令和元年度新発田コミュニティバス事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第144号 令和元年度新発田藤塚浜財産区特別会計補正予算(第1号)議定について        議第149号 令和2年度新発田土地取得事業特別会計予算議定について        議第156号 令和2年度新発田藤塚浜財産区特別会計予算議定について  以上14件に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。
     よって、議第112号から議第114号まで、議第116号、議第117号、議第127号、議第128号、議第131号、議第132号、議第137号、議第143号、議第144号、議第149号及び議第156号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第106号 新発田まちづくり総合計画基本構想の策定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第106号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第108号 新発田地方創生基金条例制定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第108号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第115号 新発田行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第115号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第155号 令和2年度新発田コミュニティバス事業特別会計予算議定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおりに決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第155号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、請願第4号 憲法改正発議に当たっては慎重で丁寧な議論を求める意見書提                  出に関する請願  に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、請願第4号は委員長の報告のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第4、議第109号 新発田ふれあい福祉センター設置条例制定について       議第118号 新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について       議第119号 新発田市立保育園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第124号 新発田市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第125号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第126号 新発田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について       議第129号 新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について       議第135号 専決処分の承認について(令和元年度新発田一般会計補正予算(第6号))       議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分       議第138号 令和元年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について       議第139号 令和元年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定について       議第140号 令和元年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について       議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分       議第150号 令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計予算議定について       議第151号 令和2年度新発田介護保険事業特別会計予算議定について       議第152号 令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計予算議定について       議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分 ○議長(比企広正) 日程第4、議第109号、議第118号、議第119号、議第124号から議第126号まで、議第129号、議第135号、議第136号、議第138号から議第140号まで、議第147号、議第150号から議第152号まで及び議第159号を一括議題といたします。  社会文教常任委員会委員長の報告を求めます。  宮崎光夫委員長。           〔10番 宮崎光夫議員登壇〕 ◎10番(宮崎光夫議員) それでは、2月定例会、社会文教常任委員会の委員長報告を始めます。  初めに、3月5日に開催された社会文教常任委員会での審査結果を報告いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案の審査に先立ち、新型コロナウイルス感染症に関するの取組状況について、議会としても承知しておく必要があるため、担当主管である健康推進課長及び教育次長から説明を受けました。その後、当常任委員会が付託を受けた分割付託の一般会計補正予算案を含め、16件の審査に入りました。  なお、報告順序については、質疑、討論等があったものを先に、なかったものをまとめて後で報告することをお許しいただきたいと思います。  議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、埋蔵文化財発掘調査面積が減になっているが、圃場整備の進捗に支障はなかったか。また、今年度の発掘物の内容はとの質疑に、圃場整備事業において盛土等で対応し、遺跡に手をつけない工法に変更したための減額である。平安及び室町時代の集落跡で、土器類や鉄の加工くず等が出土したとの答弁があった。  介護基盤整備事業補助金の減額について、なぜ応募者がなかったのか。また、事業者の倒産が全国的に問題となっている。介護報酬が低く抑えられていることが影響していると思われるが、どのように対応していくのかとの質疑に、小規模多機能型の施設整備を見込んでいたが、事業者の整備志向とのタイミングが合わなかった点があったと考えている。福祉人材不足は全国的なものであり、国県の対策に期待するところであるが、としても福祉人材への何らかの支援を行っていきたいとの答弁があった。  公立保育園の園児減少の要因についての質疑に、公立保育園が周辺部にあることから、周辺部人口、子供の減少がそのまま影響しているためと答弁。また、国庫補助金増額の要因については、私立保育園に対する公定価格の増額があったためとの答弁があった。  養護老人ホーム入所支援事業で実績減による減額補正の理由は。また、生活保護費について、車上生活者という説明があったが、状況はどうかとの質疑に、それぞれの施設の新発田分の定員を実績に基づいて予算計上してきて、余裕があるので、条件が合えば入所可能な状況である。現時点で減額が大きいので、決算見込みとして計上したもの。車上生活については、道の駅で生活している車上生活者であれば、当該道の駅を居住地として保護する制度となっている。今回の場合は、市内の知人宅を頼ってきた方が病気になり、生活保護適用となったケースであるとの答弁があった。  他に質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第125号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当館長の説明の後、質疑に入り、公民館の機能に変化はあるのか、市民の利便性が変化するのかとの質疑に、文化芸術については文化行政課が所管し、文化会館はそこに属する。公民館は生涯学習課で所管していく。市民の利用については従前と何ら変わらない。今回の組織変更によって機能強化をしていくという考え方であるとの答弁があった。  他に質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第126号 新発田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当所長の説明後、質疑に入り、資格未取得の支援員の数と今後の見込みについての質疑に、4名おり、認定資格研修受講要件を満たしているが、現段階では未受講であるという答弁があった。  他に質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第109号 新発田ふれあい福祉センター設置条例制定についてを議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、相談員の体制、また相談員は学齢期の相談に対応できる人材かとの質疑に、身体障がい担当2名、精神障がい担当2名、計4名の配置を予定し、教職経験者を配置する予定であるとの答弁があった。  他に質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第118号 新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、税の減免条項に生活困窮の文言がなくなった影響の質疑に、減免範囲については従前と変わらないとの答弁があった。  他に質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第139号 令和元年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定についてを議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、給付事業の減額について、介護認定が厳しいためということはないかとの質疑に、介護認定員の調査及び主治医の意見書に従った1次判定、医療関係者による2次判定を行って介護認定がなされるもの。調査テキスト、マニュアルによって統一された1次判定、主治医の意見書、専門職による2次判定と適切に審査されているとの答弁があった。  他に質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第151号 令和2年度新発田介護保険事業特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入るも質疑なく、討議なく、討論で佐藤真澄委員から、制度が次々改悪されていると考え、反対であるとの討論があり、他に討論なく、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  議第150号 令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、保険税の据置きを評価するが、国保運営協議会での協議内容はどうか。また、国のペナルティーはあるのか。新型コロナウイルスの問題等が心配だがどうかとの質疑に、運営協議会では今年度末の基金残高約8億6,000万円から1億7,000万円を繰り入れることに対して心配される意見があったが、被保険者の負担を抑えたい旨の説明を委員に理解いただき、据え置いたもの。国からのペナルティーはない。コロナウイルスについては、基金残高からの危惧という点では、国保改革2年目で基金残高の基準を定めるに至っていないこと、不測の疾病等発症、流行時への対応は保険給付費の県負担が制度化されたことから、財政に対する影響は少ない状況であるとの答弁であった。  前年度比マイナス予算の原因はとの質疑に、後期高齢者医療などへの移行が背景にあるとの答弁があった。  他に質疑なく、討議なく、討論で佐藤真澄委員から保険税据置きを評価し、賛成との討論があった。  他に討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  議第152号 令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計予算議定についてを議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、2月24日に開催された広域連合議会の結果についての質疑に、保険料額の増額改定が図られ、議決が得られたとの答弁であった。  他に質疑なく、討議なく、討論で佐藤真澄委員から、後期高齢者医療制度自体に反対であるとの討論があった。  他に討論なく、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  なお、議第135号 専決処分の承認について(令和元年度新発田一般会計補正予算(第6号))については、質疑、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で承認すべきものと決しました。  また、議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分、一括議題とした議第119号 新発田市立保育園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議第129号 新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、議第124号 新発田市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第138号 令和元年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について、議第140号 令和元年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定についての6件の議案については、質疑、討議、討論ともなく、挙手全員で可決すべきものと決しました。  当常任委員会に付託された議案審査については以上で終了し、続いて継続審査項目について協議し、意見の一致を見たので、議長にその旨申し入れることと決しました。  終了時刻は、午後1時50分でした。  続いて、本日開催された社会文教常任委員会での審査結果について報告します。  分割付託を受けた議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち社会文教常任委員会所管分を議題とし、担当課長の説明の後、質疑に入り、質疑では、修学旅行のキャンセル状況や児童クラブの利用状況等の質疑があり、それぞれ担当課長からるる答弁があった。  他にさしたる質疑なく、討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  なお、ただいま申し上げた2日間の審査の詳細については、議事録をご参照願います。  以上で社会文教常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。  佐藤真澄議員。           〔22番 佐藤真澄議員登壇〕 ◆22番(佐藤真澄議員) 議第150号 令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計予算議定については、賛成の立場で討論いたします。  新年度の県への国保事業費納付金の本算定結果が示されたことで、値上げされることを心配しておりました。2月10日に開催された新潟県国保運営協議会で市町村別納付金が決定されました。政府は、4人家族に当てはめた試算によりますと、単純平均で年5万3,000円増となるなど、今でも高過ぎる国保税の大幅値上げとなります。試算結果では、26都府県872市区町村の77.3%に当たる474市区町村で値上げとなりました。新潟県で見ますと、新年度値上げされる自治体は26自治体であり、値上げ割合は86.7%であります。そうした中、国保財政調整基金の活用により、保険料を据え置く方向を示されたことに対して、高く評価いたし、敬意を表するものであります。これが賛成の理由です。しかし、国保税が据え置かれても、高過ぎて払いたくても払えないことに変わりはありません。今後は、公費の投入による国保税の協会けんぽ並みの保険税への引下げ、資格証、短期証発行の中止、均等割、平等割の廃止による国保税の抜本的な引下げ等を要望し、賛成討論といたします。  次に、議第151号 令和2年度新発田介護保険事業特別会計予算議定につきましては、反対の立場で討論いたします。2000年4月に介護保険制度が始まってから実に20年。制度開始から変遷を続けてまいりましたが、この20年はまさに変質の歴史でした。ケアは在宅でと言いながら、自宅で生活するための在宅サービスを締めつけ続け、利用者への負担増と利用抑制をもたらす改悪の連続でありました。2005年の最初の法改定で見直しの柱に据えられたのは、新予防給付であります。訪問介護での掃除、洗濯の支援を、利用者ができることまで介護で担い、自立を妨げているなどと攻撃し、新予防給付によって本人の意欲を引き出し、介護を必要としない自立した生活に戻すことができるとしました。要支援、要介護1の人の給付を抑制いたしました。2014年の法改定では、要支援の人を軽度者として保険給付から外し、自治体が運営する総合事業に移行しております。多様なサービスが実現したと言いますが、運営もサービス内容も自治体任せであります。これまでと同様のサービスをただでさえ低い介護保険よりさらに低く設定された単価で事業者が提供せざるを得ない場合が多く、採算が取れずに多くの事業者は総合事業から撤退。事業者がサービスを打ち切れば、介護を必要とする人の生活は成り立たなくなります。東京商リサーチによりますと、昨年の老人福祉、介護事業の倒産は、2017年の過去最多に並ぶ111件、4年連続です。最大の要因は、言うまでもなく介護事業者が受け取る介護報酬を国が引き下げ続けてきた結果であります。事業者が受け取る介護報酬は、開始当初は一番高かったという異常な事態です。改定のたびに報酬が下げられては、まともな運営ができません。予防が悪いわけではありませんが、予防の名で介護と言えないものに介護保険制度そのものが変質させられ、人の営みを支えられない制度にしたことが反対理由であります。  次に、議第152号 令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計予算議定について、反対の立場で討論いたします。去る2月24日に開催された後期高齢者広域連合2月議会で、令和2年から3年度の保険料が決定いたしました。保険料率は1人当たり3,596円値上げされ、年間5万3,989円となりました。ご承知のように、75歳以上のほとんどは収入が少なく、暮らしも大変です。そのような人たちを年齢で差別した一つの独立した医療制度に押し込め、費用負担を求めるやり方自体に無理があります。消費税増税や年金の実質引下げで市民生活が厳しい中での値上げには、反対せざるを得ません。対応策として平成30年度決算の基金残高を繰り入れるなど、減額されてきた高齢者医療への国庫負担の抜本的な増額を求めるものであります。  以上で討論を終わらせていただきます。 ○議長(比企広正) 討論を終結することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。
     議題のうち、議第109号 新発田ふれあい福祉センター設置条例制定について        議第118号 新発田国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について        議第119号 新発田市立保育園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第124号 新発田市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第125号 新発田公民館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第126号 新発田放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について        議第129号 新発田市立ひまわり学園設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について        議第135号 専決処分の承認について(令和元年度新発田一般会計補正予算(第6号))        議第138号 令和元年度新発田国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)議定について        議第139号 令和元年度新発田介護保険事業特別会計補正予算(第5号)議定について        議第140号 令和元年度新発田後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)議定について        議第150号 令和2年度新発田国民健康保険事業特別会計予算議定について  以上12件に対する委員長の報告は可決、承認であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第109号、議第118号、議第119号、議第124号から議第126号まで、議第129号、議第135号、議第138号から議第140号まで及び議第150号は、委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第151号 令和2年度新発田介護保険事業特別会計予算議定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおりに決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第151号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第152号 令和2年度新発田後期高齢者医療特別会計予算議定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第152号は委員長の報告のとおり決しました。  ───────────────────────────────────────── △日程第5、議第107号 和解及び損害賠償の額の決定について       議第110号 新発田工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定について       議第111号 新発田森林環境譲与税基金条例制定について       議第120号 新発田有機資源センター条例の一部を改正する条例制定について       議第121号 新発田建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について       議第122号 新発田下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第123号 新発田水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第130号 新発田企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について       議第133号 市道路線の廃止について       議第134号 市道路線の認定について       議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分       議第141号 令和元年度新発田宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第142号 令和元年度新発田食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について       議第145号 令和元年度新発田下水道事業会計補正予算(第4号)議定について       議第146号 令和元年度新発田水道事業会計補正予算(第3号)議定について       議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分       議第153号 令和2年度新発田宅地造成事業特別会計予算議定について       議第154号 令和2年度新発田食品工業団地造成事業特別会計予算議定について       議第157号 令和2年度新発田下水道事業会計予算議定について       議第158号 令和2年度新発田水道事業会計予算議定について       議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分 ○議長(比企広正) 日程第5、議第107号、議第110号、議第111号、議第120号から議第123号まで、議第130号、議第133号、議第134号、議第136号、議第141号、議第142号、議第145号から議第147号まで、議第153号、議第154号、議第157号から議第159号までを一括議題といたします。  経済建設常任委員会委員長の報告を求めます。  水野善栄委員長。           〔2番 水野善栄議員登壇〕 ◎2番(水野善栄議員) こんにちは。3月6日開催された経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算を含め、議案が20件であります。  議案審査に先立ち、当委員会が所管する観光と商工の観点から、現在発生、拡大しています新型コロナウイルス感染症の影響について、産業戦略監から説明を受けた。  議案審査は、初めに議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長などから説明の後、質疑に入る。  月岡温泉環境整備事業と街なみ環境整備事業に関し、どのような場所での整備なのかの質疑に、月岡温泉は泉慶前道路での環境整備事業を今年度、令和2年度行い、大通りに出たら地元の人と協議しながら進めていきたいと考えている。街なみ環境整備事業については、今年度中央町2丁目福勝寺裏あたりの護岸を整備しているとの答弁があった。  プレミアム付商品券発行事業の残の理由についての質疑に、全国的に低い状況になっており、国のほうも調査をしている状況にある。としては精いっぱいできるPRもさせていただいた。申請率は、全国的だと42%、県平均だと43.9%だが、当市は57.9%である。当市は、全国的には高いとの答弁があった。  板山放牧場の解体撤去工事には何が残っているのかの質疑に、建物に関しては新しい状態で残っていた牛舎でトラクターなどの機械を入れる格納庫として活用している。板山放牧場の今後の使い道は、今現在酪農の方々に草地としてお貸ししている部分もあり、今後の活用にしっかりと計画していきたいとの答弁があった。  木造耐震が期限とあるが、単年のためなのか。この事業全部廃止なのかの質疑に、木造住宅耐震化支援事業は平成19年から取り組んでいる事業であり、内容をバージョンアップしたり、件数を調整したりしている。今年度並みに令和2年度も要望していくとの答弁があった。  除雪費に関し、非常に出動回数が少なかったため、産業の点から非常にこたえている業者もあるが、新年度予算の前倒しを含めてこの考えはの質疑に、今年度については本来融雪後に発注するような工種、ライン引きであったり、舗装工事であったりというものを2月から前倒しするような形で順次発注を続けている状況であるとの答弁があった。  自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第136号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。  圃場整備の補正増額地区はどこかの質疑に、今回事業を進めている地域は、米倉地区、中曽根地区、松浦地区、姫田川右岸地区、荒川地区、虎丸地区、滝沢地区であるとの答弁があった。  また、国土調査の前倒しにより、圃場整備がどのように早く終了するかの質疑に、今年度までに上中山で行ってきたが、新たに八幡新田と小戸地区で開始したいとの答弁があった。  自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第147号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第111号 新発田森林環境譲与税基金条例制定についてを議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。  森林環境譲与税はどの程度交付され、基金として積み立てられるか。また、新発田の民有林及び人工林の森林面積はの質疑に、譲与税の額は令和元年度は977万円、令和2年度から3年までは2,060万円、令和4年から5年は2,673万円、令和6年度から定額となり、3,280万円を予定している。民有林の面積は1万1,980ヘクタールで、そのうち人工林は3,241ヘクタールで人工林の整備を進めていくとの答弁があった。  自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第111号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第120号 新発田有機資源センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。  搬入物の割合についての質疑に、平成31年度の見込量で畜ふんは1万5,029トン、食品工業団地及びその関係する汚泥は計2,262トンであり、生ごみは残渣の扱いで1,783トン、受入れの見込みであるとの答弁に続き、搬入農家数と堆肥料金の改定による農家への影響についての質疑に、料金改定については、搬入している畜産農家は26件で、市内3か所の有機資源センターに搬入している。料金改定については、農家の方々にできるだけ負担をかけない料金の改定をお願いしながら、畜産農家や食品工業団地などの方々と一体となって取り組んでいく事業の一つの施設であることもご理解いただきながら進めていきたいとの答弁であった。  自由討議なく、討論では、渡邊喜夫委員から、有機資源センターの経年劣化と維持管理費にますます経費がかかるのは理解するが、農家も厳しい実情があり、農家とすれば改定は反対すべきであるが、施設を維持していくことについては今後も新発田の農地の有機資源を供給していくことや農産汚泥等の産業廃棄物を資源化していくことについてもかなり機能している施設であるので、その部分を併せて賛成するとの討論があった。  その後、採決し、挙手全員で議第120号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第110号 新発田工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定についてを議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。  国の規定ではどの程度の緑地面積で、またどの程度の緩和をしたのかの質疑に、国の基準では甲地域では25%以上、うち緑地が20%であり、乙地域は20%以上、うち緑地が20%以上である。当市の緩和率に変更はなく、甲地域では15%以上、緑地では10%以上、乙地域では10%以上、緑地は5%以上であるとの答弁があった。  また、過去の工業団地については、国の基準が準用されてきたものがあるのかの質疑に、現在の経過措置ではこの5年間で計6社が対象となり、緩和措置をしている。法が失効すると継続できなくなるおそれがあるので、新たに条例制定をして過去のものを継続し、新規のものも同様に緩和していくとの答弁があった。  自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第110号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第157号 令和2年度新発田下水道事業会計予算議定についてを議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。  接続戸数の見込み、年間有収水量には徴収対象とならないものもあるのか。一般会計からの繰入れが高額となっている高資本費対策に要する経費及び分流式下水道等に要する経費についての説明をの質疑に、接続戸数はこれを目指して頑張りたいという目標数である。有収水量については、不明水と呼ばれるお金にならないものがある。管が割れて、地下水の流入や蓋が割れて雨水が流れ込むなどであるが、全面的な調査はしていなく、実態は掌握していない。分流式と高資本費は、国で定められた基準での繰入れであるとの答弁があった。  また、下水道工事全体の進捗率と下水道と合併槽の接続率についての質疑に、下水道事業は平成30年度末で約60%完了している。合併浄化槽の設置率は掌握していないが、基数は平成29年度末に4,492個、平成30年度末には4,550個、令和元年度1月末の時点で4,575個と増えている。公共下水道から合併処理浄化槽エリアにしたところもあり、そこに補助して設置してもらっている分である。合併処理浄化槽エリアについては、合併浄化槽を入れてもらうよう活動を続けているとの答弁があった。また、農集排処理場を公共下水道接続に切替えが終了し、残っている農集排施設の処分についての質疑に、今後の利用については腐食するようなものは撤去し、災害時の下水に関する備蓄倉庫に使いたいと考えているとの答弁があった。  自由討議なく、討論では、渡邊喜夫委員から、下水道収益35億円ほどの中で、国県の補助金を充てながら資本をそろえていくということで、かなり大変なことがうかがえる。ぜひともこの予算が予算どおりに執行できることを期待して賛成するとの討論があった。  その後、採決し、挙手全員で議第157号は可決すべきものと決しました。  次に、議第146号 令和元年度新発田水道事業会計補正予算(第3号)議定についてを議題とし、担当局長から説明の後、質疑に入る。  水道の使用減少は、昨年の6月の値上げや消費税の引上げによる消費の落ち込みによるものなのかの質疑に、給水収益の減少の理由は、料金改定と消費税の改正は今のところ料金や給水量のデータを見ても極端な使用減少は見られない。一番大きな変動としては暖冬による使用減少であり、昨年より減少している。この年度が終わってから要因について検討をしていくとの答弁があった。  その後、自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第146号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第158号 令和2年度新発田水道事業会計予算議定についてを議題とし、担当局長からの説明の後、質疑に入る。  第5条の業務委託は1年契約か、それとも債務負担行為のある多年契約なのかの質疑に、料金徴収業については5年単位での契約であり、今後も今のところ5年を予定しているとの答弁があった。  また、委託業者との契約方法についての質疑に、契約方法はプロポーザル方式を考えており、様々な企業提案を含め、審査委員会で決める。新たにプロポーザル方式の契約をした上で新規契約するとの答弁があった。  自由討議なく、討論なく、採決の結果、挙手全員で議第158号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議第107号 和解及び損害賠償の額の決定について、議第121号 新発田建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第122号 新発田下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第123号 新発田水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第130号 新発田企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について、議第133号 市道路線の廃止について及び議第134号 市道路線の認定について、議第141号 令和元年度新発田宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第153号 令和2年度新発田宅地造成事業特別会計予算議定について、議第145号 令和元年度新発田下水道事業会計補正予算(第4号)議定について、議第142号 令和元年度新発田食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について、議第154号 令和2年度新発田食品工業団地造成事業特別会計予算議定については、さしたる質疑なく、自由討議、討論なく、採決の結果、挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  その後、令和3年2月定例会までの閉会中の継続審査項目を案のとおり議長に申し入れることとし、午後2時20分会議を終了しました。  それでは、本日開かれた常任委員会についてであります。本日3月12日に開催された経済建設常任委員会の審査結果を報告いたします。  当委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算の1件であります。  議第159号、令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定のうち経済建設常任委員会所管分を議題とし、担当課長からの説明の後、質疑に入る。  旅館や飲食業など観光への影響はの質疑に、商工会議所が3月2日に行ったアンケートで、既に影響があるとの回答が4割ある。ほかの業者も間違いなく影響が出るだろうとのことであった。また、かっぽうなど団体客が100%キャンセルされている状況。大手住宅機器関連では、中国の物流が止まっており、影響が出ている。また、宿泊では、例年の1割の宿泊状況にとどまっている。4月、5月も予約が入っていない状況であるとの答弁があった。  次に、今後予定している消費喚起対策の内容はの質疑に、時期を見計らって割引などの対策を予定しているとの答弁があった。  自由討議、討論なく、採決し、挙手全員で議第159号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  詳細については、委員会記録をご参照ください。  以上で経済建設常任委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(比企広正) ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ある議員の発言を求めます。
              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議題のうち、議第107号 和解及び損害賠償の額の決定について        議第111号 新発田森林環境譲与税基金条例制定について        議第120号 新発田有機資源センター条例の一部を改正する条例制定について        議第121号 新発田建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について        議第122号 新発田下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第123号 新発田水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第133号 市道路線の廃止について        議第134号 市道路線の認定について        議第141号 令和元年度新発田宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第142号 令和元年度新発田食品工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)議定について        議第145号 令和元年度新発田下水道事業会計補正予算(第4号)議定について        議第146号 令和元年度新発田水道事業会計補正予算(第3号)議定について        議第153号 令和2年度新発田宅地造成事業特別会計予算議定について        議第154号 令和2年度新発田食品工業団地造成事業特別会計予算議定について        議第157号 令和2年度新発田下水道事業会計予算議定について        議第158号 令和2年度新発田水道事業会計予算議定について  以上16件に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第107号、議第111号、議第120号から議第123号まで、議第133号、議第134号、議第141号、議第142号、議第145号、議第146号、議第153号、議第154号、議第157号及び議第158号は、委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第110号 新発田工場立地法に基づく緑地面積率等に関する準則を定める条例制定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第110号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議題のうち、議第130号 新発田企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例を廃止する条例制定について  に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立多数であります。  よって、議第130号は委員長の報告のとおり決しました。  次に、分割付託の議第136号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第7号)議定について、討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に関する各委員長の報告は可決であります。各委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第136号は各委員長の報告のとおり決しました。  次に、分割付託の議第147号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第8号)議定について、討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第147号は各委員長の報告のとおり決しました。  次に、分割付託の議第159号 令和元年度新発田一般会計補正予算(第9号)議定について、討論ある議員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(比企広正) 討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長の報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 ○議長(比企広正) 起立全員であります。  よって、議第159号は各委員長の報告のとおり決しました。  この際、2時45分まで休憩いたします。           午後 2時25分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 2時45分  開 議 ○議長(比企広正) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ───────────────────────────────────────── △日程第6、一般質問 ○議長(比企広正) 日程第6、これより一般質問を行います。  渡邉葉子議員。           〔12番 渡邉葉子議員登壇〕 ◆12番(渡邉葉子議員) 渡邉葉子でございます。  初めに、このたびの新型コロナウイルスに対しまして、市長をはじめ職員の皆様、小中学校をはじめ各教育機関の教職、担当職員の皆様、関係機関の皆様、連日ご対応にご尽力いただき、本当にありがとうございます。また、罹患された皆様の一日も早い回復を祈念するとともに、亡くなられました皆様には心よりお悔やみ申し上げます。  通告に従いまして質問させていただきます。1項目めは、新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策についてでございます。昨年末、中国から発生した新型コロナウイルスの感染が世界的に広がり、国内での感染者も増え、感染拡大が止まらない状態が続いております。情報も錯綜し、混乱と不安が広がっております。今後も今回のような新興感染症をはじめ、様々な感染症の発生が考えられます。海外交流人口も増えておりますので、今回のように他国で発生したウイルスも容易に流入してしまいます。未知の感染症に対しては知識や情報も乏しく、ウイルスへの免疫もできていないため、大流行することも多く、健康被害、社会的影響も大きくなります。加えて、冬期間は毎年インフルエンザの流行もございます。ふだんからの防疫対応や迅速、的確な対応がますます重要になってくるかと考えます。免疫力の低下とともに罹患率は高くなります。様々な要因もございますが、メンタルと健康や免疫力は連動しております。恐怖心や不安は免疫力を低下させます。不用意に住民の不安や恐怖心をあおることのない正確な情報の伝達と迅速な対応を今後も引き続きよろしくお願いいたします。   (1)、新興感染症が発生したときや今回の日本において新型コロナウイルス感染発覚時の対応として、次の2点についてお聞かせください。市民へ向けての情報共有の方法。予防方法や発症時または発症したと思われる際の対処に関する窓口などの周知、告知について。   (2)、集団生活を行う幼稚園や保育園、小中学校での感染症対策の取組について、次の2点についてお聞かせください。  感染症予防に向けての指導や実践方法はどのようにされたか。ふだんの予防教育はどのようにされているか。  2項目め、令和2年度より導入される新事業「しばたの心継承プロジェクト」について伺います。   (1)、導入初年度の具体的な事業の内容についてお聞かせください。   (2)、児童生徒、地域住民への事業の見える化について、具体的にお聞かせください。   (3)、しばたの心継承プロジェクトを導入するに当たり、契機となったとする全国学力・学習状況調査では、ほかにも平均ポイントを下回っている教科、項目が幾つかございます。学力の向上への対応も必要と思うが、どのようにお考えでしょうか。   (4)、小学校の英語教育導入も加わり、教職員の皆様の多忙に拍車がかかっているかと思います。プロジェクト導入により、さらに負荷がかかるのではないかと思いますが、どうお考えでしょうか。   (5)人を大事にする心、ふるさとへの誇りを持つためには、新発田の歴史や先人を敬う心を育てる教育、取組なども必要かと思いますが、どうでしょうか。   (6)、歌、虹の橋をわたっての定着への具体的な計画をお聞かせください。  以上、1回目の質問とさせていただきます。           〔12番 渡邉葉子議員質問席に着く〕 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) 渡邉葉子議員の新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策についてのご質問にお答えをいたします。  初めに、新興感染症が発生したときや今回の日本においてコロナウイルス感染発覚時の市民へ向けての情報共有の方法についてであります。会派代表質問で日本共産党の加藤和雄議員にも答弁いたしましたとおり、当市では県内未発生期の2月17日に県内他市町村に先駆け、警戒本部を立ち上げ、感染拡大に備え、準備を進めてまいりました。その後、2月29日に新潟県内で初となる新潟市内での新型コロナウイルスによる感染者が確認されたことを踏まえ、いち早く同日11時30分に警戒本部から新型コロナウイルス感染症に関する対策本部に移行し、日々刻々と変化する状況に適切に対応しております。県内未発生期の段階から、市民の皆様への正確で迅速な情報提供は非常に重要なことと考え、ホームページやあんしんメール、エフエムしばたで市民の皆様に情報発信をしているところでもあります。中でも、2月25日に出された政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を受け、感染症予防の手洗いやせきエチケットのイラストやが主催するイベントの対応等について記したチラシを作成し、翌日の2月26日には自治会連合会の役員、民生委員、児童委員の地区会長へ配布するとともに、広報しばた3月2日号に折り込み、全世帯へ情報提供したところであります。いずれにいたしましても、といたしましては感染拡大の防止に万全を期すため、引き続き今後の感染拡大の動向を注視しながら、市民の皆様に必要な情報をリアルタイムにお伝えしてまいりたいと考えております。  次に、予防方法や発症時または発症したと思われる際の対処に関する窓口等の周知、告知についてであります。厚生労働省のホームページによれば、感染予防のためにできることは、石けんやアルコール消毒液による手洗い、正しいマスクの着用を含む咳エチケット、人混みを避けるとあります。また、厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状の目安としては、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている、強いだるさや息苦しさがある、高齢者や基礎疾患のある方などについてはこのような症状が2日以上続く場合と定めており、これに該当する場合は新型コロナウイルス感染症帰国者・接触者相談センターに相談し、感染の疑いがある場合には必要に応じて新型コロナウイルス感染の診察ができる帰国者・接触者外来を紹介するとしております。さらに、先ほど申し上げましたとおり、2月29日、新潟県内で初の感染者が発生したことから、3月2日付の広報しばたの配布に合わせて感染症対策等に関するお知らせと新型コロナウイルス感染症に関する緊急のお知らせのチラシを配布し、感染拡大防止のため、不要不急の外出を避けることや手洗いの徹底、せきエチケットの実施などを市民の皆様にお願いしました。また、3月1日から独自のコールセンターを設置し、新型コロナウイルス感染症の公共施設の休館等について、ご相談やご不明な点についてのお問合せを受け、不安の軽減を図っております。  次に、集団活動を行う幼稚園や保育園での感染症対策の取組のうち、感染症予防に向けての指導や実践方法についてであります。新型コロナウイルス感染症の発生を受けて、市内保育園等においてはインフルエンザ等と同様に、厚生労働省の定める、保育所における感染症対策ガイドラインに従い、対策を進めております。感染症にかかりやすい生理的特性を持つ乳幼児の飛沫感染や接触感染のリスクを減らすため、保育士が子供たちの触るドア、テーブル、遊具や使用後のトイレ等について、次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒を小まめに実施するとともに、園だより等を通して、外出後の手洗い、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取、人混みや繁華街への外出の自粛等を保護者に呼びかけるなど、感染拡大の未然防止に努めているところであります。しかし、このたびの県内での感染者発生を受け、さらなる感染拡大防止策が必要と判断し、各保育園で行っている子どもデイサービスの利用を必要最小限の受入れとするとともに、子育て支援センターの利用を休止しております。  次に、ふだんの予防教育はどのようにされているのかについてであります。ふだんの感染症予防教育は、日常の保育の中で行われるものであります。保育所保育指針や幼稚園教育要領では、年齢に応じた健康支援や衛生管理等を定めており、各園では学年ごとに身につけたい衛生習慣の年間目標を定め、指導に当たっております。具体的な例としては、未満児クラスであれば、毎日登園後に保護者と一緒に手洗いやうがい、検温を行い、感染症予防を行っておりますが、幼児クラスに進むと保育士の呼びかけや絵本等の教材を用いた衛生教育により、小学校に入るまでに身につけておきたい衛生習慣と知識を日々の生活の中で習得してもらっております。また、家庭でも衛生習慣が身につくよう、連絡帳や園だより等を用いた保護者への呼びかけや情報提供についても併せて行っているところであります。今後も子供たちがその年齢相応に感染症に対する自己防衛力が身につくよう、日々指導してまいります。  以上、答弁といたします。 ○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。           〔教育長 工藤ひとし登壇〕 ◎教育長(工藤ひとし) 渡邉葉子議員の新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策についてのご質問にお答えいたします。  初めに、小中学校における感染症予防に向けての指導や実践方法についてであります。今回の新型コロナウイルスの感染症予防措置として、小学校、中学校は休校となりましたが、一般的な感染症の流行があった場合は、小中学校には次の4点について指導及び要請をしております。1点目は、児童生徒及び教職員の手洗い、うがい、マスクの着用の励行です。定期的な換気を行い、予防の徹底に努めること。2点目は、全校集会等の全校児童生徒が一堂に会する集会について、内容を精査し、可能な限り時間の短縮を図ること。3点目は、休日において、部活動等で多くの児童生徒が集まる大会等の参加について検討すること。また、4つ目には、休日において、不要不急の外出を避け、人混みに行かないなどの自衛策をとるよう保護者や教職員に要請しております。  次に、ふだんの予防教育はどのようにされているのかについてであります。ふだん学校では、今ほどお答えしました感染症流行期における予防対策とは別に、次の2点について児童生徒に指導しております。1点目は、早寝、早起き、朝御飯に代表される基本的な生活習慣の確立であります。2点目は、適度な運動の奨励であります。感染症は病原体が主な要因となって起こる病気ですので、病原体に負けない抵抗力を持った体づくりが重要です。また、小学校では体育の保健分野で、中学校では保健体育の授業で感染症の予防のために病原体の発生源をなくしたり、感染経路を断ち切ったりして病原体の体内侵入を防ぐことを学習しております。新型コロナウイルスなどの感染症対策には絶対的な予防策はありませんが、教育委員会としましては今後も児童生徒の健康、命を守るために最善を尽くしてまいります。  次に、しばたの心継承プロジェクトについてのご質問にお答えいたします。初めに、導入初年度の具体的な事業の内容についてであります。しばたの心継承プロジェクトは、学校教育と社会教育の両面から子供たちのふるさとへの愛着や誇りを育む取組であります。学校教育の取組の1点目は、プロジェクト単元の設定です。この単元を中心にふるさとへの愛着や誇りが育めるよう、学びの場や学習活動の内容を工夫する取組を進めます。この取組を充実させるために、地域コーディネーターを全小中学校に配置することも計画しております。2点目は、学校ごとに学校の日を設定し、取組の見える化を図り、児童生徒、保護者、地域への意識づけを進めます。しばたの心継承プロジェクトの学習の成果を発表する日などに校章と学校名をプリントしたのぼり旗を立て、保護者、地域に発信していきます。3点目は、歌を教育活動の中で歌い、親しんでいく機会をつくります。子供が歌を口ずさむようになり、いつでも誰でも歌えることを目指しております。社会教育においても様々な事業を計画しておりますが、一例として歴史図書館では、歴史に関する図書資料を活用した調べ学習の支援や企画展における解説などを学級単位で行うことを考えております。また、中央図書館では、新発田に関する内容で夏休みの自由研究に取り組めるよう、職員が本の活用についてアドバイスすることを考えております。また、公民館では、小学生を対象に新発田の伝統文化を体験する活動などを予定しております。  次に、児童生徒、地域住民への事業の見える化についてであります。今ほどお答えしました各学校の日の取組で、地域に発信するほかに学校だよりで各学校の日を保護者や地域に周知することを考えております。また、新年度より、広報しばたにおいて、毎月1回、わたしの学校じまんと題して、市内の小中学校などの取組を紹介するコーナーを市長部局と連携して新たに掲載していく予定としております。
     次に、学力の向上への対応も必要であると思うが、どのように考えるかについてであります。しばたの心継承プロジェクトで児童生徒が新発田の歴史、自然、文化、産業等について体験したり、調べたりすることを通して、例えば情報を効果的に活用し、まとめる力や調査したことを多角的、多面的に分析、考察する力、そして学んだことを自分の生活や生き方に生かし、地域に関わっていこうとする心や態度を育ててまいります。これらの資質や能力は、国語や算数、数学、英語等の各教科を横断する学力であり、学力の向上に大いに資するものと考えております。一方で、各教科固有の資質、能力の育成も重要であることから、引き続き学力の実態を分析し、課題を明確にして改善を図ってまいりたいと考えております。  次に、教職員の多忙に拍車がかかっていると思うが、プロジェクト導入によりさらに負荷がかかるのではないかについてであります。各校では、以前から総合的な学習の時間を中心に、例えば地域のお祭りや歴史に関する調べ学習や地域の企業と連携した職場体験など、地域の歴史や自然、文化、産業等についての学びを行っております。しばたの心継承プロジェクトの取組は、こうした学びをベースに新発田への愛着と誇りを育むという目的に合わせて取組を工夫するもので、各校に過度な負担をかけるものではないと考えております。また、地域コーディネーターを全小中学校に配置し、地域の人材活用を担ってもらうことで、教員が児童生徒の指導に専念でき、効率化が図れるものと考えております。  次に、人を大事にする心、ふるさとへの誇りは、新発田の歴史や先人を敬う心を育てることも不可欠ではないかと思うが、どうかについてであります。しばたの心とは、新発田の人であります。人が互いに敬意を払い、お互いを大事にする心であり、これは新発田の歴史、自然、文化、産業の中で、先人によって連綿と育まれてきた心であります。渡邉葉子議員がご指摘のとおり、先人を敬う気持ちは大切であると考えております。教育委員会としましては、しばたの心継承プロジェクトの取組を通して、新発田の歴史も含めて各地区の特色に合わせた学習を進め、新発田のよさやそこに携わる人々の思いを知り、それらを大切にしていこうとする子供たちが育成できるよう、各学校を指導してまいります。  次に、歌、虹の橋をわたっての定着への具体的な計画についてであります。歌の具体的な指導としましては、各校のいずれかの学年の音楽の指導計画に位置づけ、音楽の時間で指導を行います。音楽の時間以外でも、例えば全校朝会や学校行事の場を利用するなど、歌う機会の確保を図ってまいりたいと考えております。  以上、答弁といたします。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) 様々にご答弁いただきましてありがとうございました。  まずは、新型コロナウイルスに関することでちょっと再質問させていただきます。先ほど新発田で警戒本部立ち上げてくださったのが2月の17日ですよね。県内で感染者が発生したのが2月29日なんですけれども、国内で初の感染者が出たのが1月16日。小さいお子様をお持ちのお母様とか小学校のお子様をお持ちのお母様に2月25日の時点でちょっとお聞きしたんです、何人かの方に。その時点で学校のほうから何か新型コロナウイルスに関するご案内とか注意喚起とかありましたかと言ったら、一切ないとおっしゃったんです。既に国内で感染者が出てから1か月近くもたっていて、でも世の中ではいろんな情報が飛び交っていてお母様方どうすればいいか分からないという状態だったんです。それに対してはどのようにお考えというか、どうでしょうか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) どなたも新型コロナウイルスがこのような形になるとは、あの日本で発症事例が報告をされた時点ではまだ予想はされていなかったんではないかなというふうに、これは推測ですけど、そう思います。ここまでパンデミックになるような状況になるとは思わなかったんじゃないでしょうか。それは国もそうだろうし、ある意味国民の皆さん方一人一人もそうだったんではないでしょうか。ちょっと変わったインフルエンザが出たのかな、困ったもんだなという程度はあったかもしれませんけれども、そんな状況だったんじゃないでしょうか。それはどなたを責めることもできませんし、まあまあこういうことというのはそれこそ、そうあることでありませんので、なかなか推測できなかったんだろうと思います。でも、何か自分としては胸騒ぎといいましょうか、ちょっとこれは感覚としか言いようがないんだけども、これはもしかしたらなというような気があったもんですから、他の市町村より先駆けてすぐ警戒本部を設置をして準備にかかるように指示をしたんです。何か根拠があったわけじゃ決してないんで、感覚的なものだったんでありますけども、そこで県内で1例でも発症した時点ではすぐ対策本部を設置をするよう、もうできていましたので、もしかしたら発症した新潟よりも対策本部は早かったかもしれません。11時半に中原市長が発表するという情報は保健所のほうから入っていましたので、それは間違いなく発症したんですかと聞いたら、間違いなく発症した、発表は11時半にするということだったもんですから、発表と同時に立ち上げたということでありますので、おかげさまで他に先駆けて対策は取らせていただいているという現状であります。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) 2月13日の時点で既に帰国者・接触者相談センターというのができておりまして、新発田の保健所内にもそれはもうできていたかと思うんです。大体のお母様方は、どのような状態になったらどこに行けばいいのか分からない。37度5分が4日以上続いたらと、当時はそういう情報だったんです。でも、37度5分が出た時点で行く場合もあるじゃないですか。でも、その時点で感染しているかどうか分からない。普通にお医者さんに行っていいのかどうなのか分からない。だけど、この帰国者・接触者相談にまずは連絡してくださいという、そういうのを特に告知とかはなかったように思うんですけれども、その点についてはどうですか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) そこは国といいましょうか、厚労省からのこのガイドラインがあるわけです。例えば普通の医院の皆さん方でそういう疑わしいからといってすぐ、PCR検査と言うんでしたっけ、それが受けられる状態ではなくて、まずはその帰国者・接触者相談センターのほうで何か受けて、それから初めて県立病院のほうに検査を受けるという、こういうことでありますので、この辺については一応国のほうからのガイドラインとしてのあれは来ておりますけれども、私どもが直接的に何かその検査を受けるとか受けないだとか、そういうことの作業ではないということです。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) それは分かるんですけども、何か国からとか新たな情報が入ったときにすぐ市民の皆様に告知いただけるとよかったなと思うんですけども、それは置いといて、そのPCR検査というのは当市でも受けられるところが何カ所かございますか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 私の知っている範囲内では、県立病院だというふうに思っております。県立病院だけなんです。ただ、そこに受けてもいいという何かあれを出せるのがその保健所というか、相談窓口がそこだということですね。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) マスクのことでお聞きします。  今、市中にマスクが全然足りておらず、本当にお困りのお母様方、お困りの一般市民の皆様たくさんおられます。全然入ってこなくてお困りで、同じものを繰り返し使っていたりとか、本当に必要な人のところに手が届かない状態なんです。2月の27日のときに、の担当課にお問合せしたところ、今こんな状態ですけど、どうですかと言ったらば、もう流通として流れていないので、もうどうしようもない。そこから先何か例えば新発田で、のほうで備蓄しているものとかありますかと、全然ないということだったんです。どうすればいいんですかとお聞きしましたらば、もうどうしようもないというご返事だったんです。ただ、マスクは飛沫感染においてとても有効だと思うんですけれども、何も使い捨てだけではなくて、ハンカチを代用するとか、布とか、いろんな代替案がたくさんあると思うんです。なので、今ないではなくて、その窓口に問い合わせたときに市民の皆様にこういう代替案があるとか、こういう策がありますよとか、せめてそういうご案内いただければよかったのではないかなと思うんですけども、本当に皆さんなくてお困りでいらっしゃるんですけども。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) まず、マスクの関係、午前中にも総括質疑を頂きましたけども、わずかでありますけども、私どものほうに備蓄はございます。しかし、それも全職員に渡せるほどのものではなくて、せめて窓口と、それから幼稚園、保育園で現場で立っているそういう保育士たちの支給分ぐらいは何とか、夏までもつかどうかはともかくとしても、まあまあある一定の間までは何とかできると思いますけども、全職員を充てるほどのやつになりますともう何日も持たないぐらいでありますので、とても市民の皆さん方に喜んでいただけるような状況で、放出できる状況ではないということはご理解を頂きたいというふうに思います。  それから、その後、飛沫感染も含めいろんな、せきエチケットもそうでありますけれども、実は先ほど申し上げましたように、全区長さん方を通じて事前にお話をし、そして広報しばたにもその代替すべきティッシュのやり方、あるいは駄目なときは手でやるとか、いろんなことについての、それから手洗い、うがい、この辺の徹底についてはチラシで市民の皆さん方に配らせていただいて、できるだけの市民の皆さん方に注意喚起は促したつもりでおります。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) 今後もまた同様なことが起きるやもしれませんので、ぜひ次回に向けてのほうで備蓄をいただいたりとかしていただければと思います。 ○議長(比企広正) 要望でよろしいですか。 ◆12番(渡邉葉子議員) のほうでもぜひ備蓄をしていただければと思います。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) まさかこんなことになるとは思わなかったもんですけども、さすが阿部課長だなと思いますけれども、これを見越したわけではありませんけれども、マスクの備蓄を2年前にきちっとしていたということでありますので、これはお手柄だなというふうに思っております。もしそれがなければ、もう私どもも実はいろんなところで、ネットでは買いませんけれども、相当あちこちの市町村にお願いをせざるを得なかったかもしれませんけども、今回はまあまあ私どものほうとして仕事に支障を来さない程度の備蓄があったということで大変喜んでいるところでありますし、こういうことがありますからやっぱり相当の消毒液だとかマスクはある一定の量はもう備蓄をするもんだというふうに覚悟を決めたほうがいいかもしれません。渡邉葉子議員からのご提案でもありますので、これを一つの学びとして備蓄をさせていただきたいというふうに思っています。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) 今度しばたの心継承プロジェクトについてお聞きいたします。  そのしばたの心継承プロジェクトの取組の契機になった全国学力・学習状況調査でございますけれども、その授業や課外活動で地域のことを調べたり、地域の人と関わったりする機会があったかへの質問に対して、肯定的評価が県平均二、三ポイント下回っていたということでこのしばたの心継承プロジェクトの契機になったかと思われるんですけれども、それよりもうんと下回っているところが幾つかございまして、例えば相手や場面に応じて適切に敬語を使うということに関しましてはマイナス5ポイントでございます。しばたの心、先ほど人を大切にするとか、そういうあれがありましたけれども、言葉の乱れというの心の乱れでもありまして、ちょっと人を大切にするとか、先祖を敬うとか、そういうところからかけ離れているんではないのかなと思って、これすごく気になるところではございますけども、これに対しては何かお考えありますか。 ○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。 ◎教育長(工藤ひとし) 渡邉葉子議員のご質問にお答えします。  渡邉議員のおっしゃるとおり、人のことを大事にしないところは、やはりこれから私たち大人も含めて反省していかなくちゃいけないと思うんです。子供たちというのはやはり大人のまねをするんです。これは明確なんです。今のは効率がいい、早く迅速にということに目が置かれて、やはりゆっくり取り組むとか、あるいは一人一人のことを大事にしていくということが何かなおざりになってきているんではないかなと私自身思っておりました。そういう意味で、しばたの心継承プロジェクトというのは、私たち新発田の先人の皆さんのすぐれた業績だけではなく、一般の皆様が仕事をする上で一生懸命、自分の仕事に誇りを持って一生懸命やっている、そういうこともきちんと評価をする、そういうことも正しいことなんだよ、取り上げられているすばらしい人たち、偉業を成し遂げた方たちがすばらしいだけではなく、一般に苦しい中でも一生懸命生活している人もすばらしいんだよ、だから君たちも大事なんだよというふうに思っていきたいと自分は考えております。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) 今ほどのその調査の結果の中で、もう一点、学力のところで特にまたすごく気になるところがございまして、それは中学の数学なんですけれども、ひし形が線対称か点対称か、これは理解がマイナス5.7です。もう一点は、絶対値が6である数を書く、これがもうマイナス9.3でございました。中学に進んで中学数学に入るとプラスマイナスの概念が入ってきまして、ここでつまずくとその先数学の学習において大きな障害になるかと思われるんです。これはすごい大事なところだと思いますけれども、これについてはどう考えますか。 ○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。 ◎教育長(工藤ひとし) その結果は、全国のレベルのものだと思っております。新発田は大変学力的にも全国平均を上回っておりますし、そういう面では確かにその数値だけではありませんけども、今取り組んでおります。特に数学については、小学校からの積み重ねが一番大事なんです。そういう意味では、小学校、中学校の連携を取りながら、そういう学習の研修会及び情報交換会を密にして今やっております。  以上です。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員。 ◆12番(渡邉葉子議員) そのしばたの心継承プロジェクトの中で、見える化について何かのぼりを立てて地域の皆様に認知していただくということだったんですけれども、これも何人かのお母様方に聞いたら、丸々小学校の日とかちょっとなじまない感じがすると。別に見える化というのは視覚に見えるだけではなくて、のぼりとかではなくて、さっきおっしゃったように発表とか、もうちょっと違う形での見える化をしたほうがよいのではないのかなと。のぼりを作るのもちょっと経費かかりますので、何か違う工夫のほうがむしろいいのではないのかなと考えますが、どうでしょうか。 ○議長(比企広正) 工藤ひとし教育長。 ◎教育長(工藤ひとし) 渡邉議員のおっしゃるとおり、その行動だけを見てもらうだけでなくて、いろんなところで発表会とか、あるいは校内での作品を展示するとか、あるいは図書館で自分たちの研究を、研修を発表するブースを設けるとか、そういうことも企画しております。なぜのぼりを作ったかといいますと、以前勤めた学校でお城の清掃をしておりました。していたんですけども、一般の方が通ったときに何してんだろうって顔をされたので、子供たちは、僕たちはこれ掃除しているんですよと一生懸命PRした。そのときの考えで、私たちの学校はこういうことをやっておりますということを伝えるのも、一般の市民のことだけでなくて、来られた観光客の方とか、あるいは一般の方にも知っていただく意味で、今私たちのこの中学校はこの仕事をしています、ボランティア活動していますということを知っていただこうというのが狙いなんです。これはなぜかというと、子供たちというのは一生懸命やっていても評価をしていただかないと、自分たちがやっていることが本当にいいのかどうか、あるいは褒めていただくことによって、自分たちの活動や行動を認めてもらったことによって自信を持って次のステップに進みます。そういう意味では、多くの人から称賛の言葉を頂けるような一つの仕組みとして学校の日ののぼりを考えました。  以上です。 ○議長(比企広正) 渡邉葉子議員、残り時間少ないですので、まとめてください。 ◆12番(渡邉葉子議員) はい。様々にご答弁いただきましてありがとうございました。本当に子供たちにしばたの心が継承していくように、今後もよりよい教育に力を尽くしていただければと思います。ありがとうございました。  以上で終わらせていただきます。  ───────────────────────────────────────── ○議長(比企広正) 次に、宮村幸男議員。           〔23番 宮村幸男議員登壇〕 ◆23番(宮村幸男議員) それでは、日本共産党の宮村幸男ですが、今回の最後の一般質問であります。どうぞよろしくお願いします。  4点通告しておりますけども、1つは、公共交通についてであります。新発田公共交通は、全域の見直しが突然見送られて、今後の実施区域拡大も考え方そのものも道半ばだということを示したもんだと思います。しかし、高齢化が進み、深刻な毎日の買物や通院など、足の確保が地域全域どこでも求められているのに、そういうことを考えますと残念としか言えません。どれくらいの遅れが出るのか分かりませんけれども、松浦デマンド乗り合いタクシーの3年目の結果を見たいとしておりますが、一番肝心な試行をしないのは意図的であり、時間の無駄遣いでないでしょうか。豊浦地域公共交通検討委員会が昨年の11月に最初の会議を開催されましたけれども、今度の新年度に運行方法を決定するものと思いますけれども、松浦デマンドの実証をもう一年見極めるというふうになりますと計画が遅延されると予想されます。ですと、豊浦地域の運行方法の決定に影響が出てくるのでしょうか。住民が要望する運行方法が採用されるのが妥当でありますし、民主的であるかなと思いますが、採用しない運行方法は現在考えてあるのか、伺いたいと思います。  次に、豊浦検討委員会の予定では、運行開始は令和3年度の上期ということでございますけれども、年度の4月の運行開始はできないのか、今後のスケジュールや構想等を伺いたいと思います。  2つ目は、商店等のリフォーム助成についてであります。中小企業及び小規模企業活性化推進基本条例をが制定されましてからはや4年経過しております。各集落に必ず1軒はあった農村の商店等も全く今はなくなっております。コンビニがジャンボの店舗になったり、購買の空白区域が広がっていると思います。中心市街地や商店街のシャッターが増えているのが現状でないかと思いますけれども、しかし市街地や農村でこれからも営業を続け、市民の生活に寄与しようと考える方はまだ多いと思います。経営する皆さんの商店活力をが後押しする必要が今あるのでないでしょうか。商店のみでなく、くっついた車庫や簡易倉庫も対象とした商店等リフォーム助成制度をインフルに負けないためにも創設すべきと、そう思いますけれども、市長の決断を伺います。  3番目であります。広域消防豊浦出張所の移転場所についてであります。1つは、広域消防豊浦出張所の老朽化あるいは消防機械更新等の手狭さから移転計画を立てたと思いますけれども、豊浦中学校の校地内プール跡地を移転候補地にしました。幾ら日当たりや風通しもよいものだといっても、なぜよりによって学校内を適地と選んだのでしょうか、伺いたいと思います。  2つ目は、現在の豊浦小学校の誕生は、中浦村と本田村が合併して豊浦町になりましたけれども、そして中浦中学校と本田中学校を統合することになったところでございますが、いろんな候補地の中から当時の議会は、山を背景にし、松の緑豊かであり、静寂な教育環境を求めてのことでございました。生徒たちの勉学に励む最適地として統合中学校が建設され、現在に至っているわけでございます。隣地には県立南高校の豊浦分校があり、今月3月で閉校になる予定であります。豊浦地域唯一の中学校として今後も凛として豊中の校風を堅持し、存続することになります。しかし、住民の意に反し、学校内の静けさを切り裂くサイレンの音を発する消防署はあってはならない建造物でないでしょうか。ほかに最適地がある中で、学校内に移転させるのは納得できませんが、変更できないのか、伺いたいと思います。  4番目は、鳥獣被害対策についてであります。市内鳥獣対策の電気柵が関係者の努力によって延伸し、効果を上げております。その一方で、被害量や金額が減ってはいるけれども、ゼロにはほど遠いものがございます。鳥獣災害として捉えるべきであると思います。昨年は豊浦地域でクマ2頭を捕獲したり、初めてイノシシが出没することになり、今後に危機意識を持たざるを得ません。クマは山中の餌不足が深刻だったことが考えられます。クマやイノシシなどが人間の生活圏に入らないように、最大限努めなければなりません。田畑や森林などとの人の生活圏を区別することが必要であり、緩衝帯をはっきり構築することが大事でございますけれども、今後の助成金を含め、実効性のある明確な対策を伺いたいと思います。  次に、イノシシの市内頭数が3,000頭を超えたのではないかと思いますけれども、クマの危険性とは違ったイノシシ対策が今後頭数拡大の初期の今こそ市民の命と安全、安心、そして被害を最小限に抑え込むことからも大事な局面であろうと思います。集落などからの要望に即応可能な捕獲態勢と頭数半減策をどのように実行に移していかれるのか、お伺いいたします。  以上でございます。           〔23番 宮村幸男議員質問席に着く〕 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。           〔市長 二階堂 馨登壇〕 ◎市長(二階堂馨) 宮村幸男議員の公共交通についてのご質問にお答えをいたします。  初めに、豊浦地域の公共交通運行方法はいつまでに決定するのか。採用しない運行方法はあるのかについてであります。豊浦地域における公共交通の見直しについては、令和3年4月の豊浦小学校開校に伴う通学支援とは別の課題として検討を進めることとし、昨年4月に豊浦地域の全世帯を対象に実施した日常生活の移動に関するアンケート調査、その結果を踏まえ、昨年11月に豊浦地区区長会役員及び既存の公共交通に不便を感じている住民が多い集落の区長等で構成する豊浦地域公共交通検討委員会を立ち上げたところであります。検討委員会では、令和3年4月の豊浦小学校開校に合わせて、豊浦地域の実情に応じた新たな公共交通体系をスタートできるよう検討を進め、本年10月頃までには運行形態を含めた具体的な運行方法を決定したいと考えておりました。しかしながら、本定例会初日に行政報告をさせていただいたとおり、全域における公共交通整備の方向性については、もう一年かけて松浦地区デマンド乗り合いタクシーの実証運行を通して検討することとしておりますことから、その方向性をもって検討委員をはじめ地域の皆様方のご意見をお聞きしながら、豊浦地域に適応する効率的で持続可能な運行方法を模索してまいります。  次に、豊浦公共交通は、2021年4月運行はできないか、スケジュール等構想を伺いたいについてであります。豊浦地域における新たな公共交通体系の運行開始時期についても、先ほど申し上げましたとおり、全域における公共交通整備の方向性に基づき、事業者との協議や調整の進捗を踏まえて最終的なスタート時期を決定してまいりたいと考えております。令和2年度につきましては定期的に検討委員会を開催し、地域の皆様のご意見をお聞きしたいと考えておりますので、宮村幸男議員におかれましては、検討委員会の相談役として建設的なご意見を頂戴できれば大変ありがたいと考えております。  次に、商店等のリフォーム助成についてのご質問にお答えをいたします。今、商店活力を引き出し、暮らしに寄与するための商店等リフォーム助成制度の早期創設をすべきではないかについてであります。宮村幸男議員からは以前よりご指摘いただいておりますとおり、各地域のなじみのある商店が減少していることは確かであり、地域住民の皆様は身近な生活に不便さを感じられていることと思います。時代の流れとはいえ、地域に愛され、地域に根づいた商店がなくなることは、議員や地域住民の皆様と同様、私も残念に感じております。国では、平成25年度から、販路開拓に取り組む店舗の改装等に活用できる小規模事業者持続化補助金を創設し、当市でも制度開始から現在までの6年間で延べ144件が採択されております。店舗のリフォームについては、売上げや集客力の向上に一定の効果があることから、まずは国の制度を大いに活用していただきたいと考えており、単独での助成制度の創設は考えておりません。議員ご指摘の各商店の活力を引き出した地域の活性化については、今後も商工会議所、各商工会、そして地元商店街等と連携しながら各種施策を活用し、推進してまいりたいと考えております。  次に、広域消防豊浦出張所の移転場所についてのご質問にお答えをいたします。初めに、豊浦中学校地のプール跡地をは移転候補にしたが、学校内がなぜ適地なのかについてであります。議員ご承知のように、当市は胎内と聖籠町と21町で構成する新発田地域広域事務組合に参画し、消防本部を設置し、構成市町の住民の生命、身体、財産を守るため、施設の資機材、人員等必要な体制を整え、運営しております。消防の各庁舎につきましては、経年による老朽化に加え、施設全体が狭隘なため、車両の大型化や資機材の増加への対応が難しくなってきており、また女性消防職員に配慮した仮眠室や救急搬送後の感染予防設備が十分でないなど、職場環境、衛生面においても様々な課題を抱えております。広域事務組合では、平成29年3月に新発田地域広域消防庁舎再編整備計画を策定し、消防庁舎の再編整備を推進しております。消防庁舎の敷地については、庁舎が所在する、町が確保することとなっており、で複数の候補地を提示し、広域事務組合と協議した結果、当該地を選定しております。当該用地の選定理由といたしましては、豊浦出張所救急隊出場区域の中心地であることや浸水区域外であること、車両点検スペースや各種訓練スペースを勘案した面積であること、さらには費用対効果も考慮し、新たに土地を求めるのではなく、市有地の中から選定することとし、豊浦中学校プール跡地を選定をいたしました。  次に、騒音を発する消防署は一番不適格な建物と思う、変更はできないのかについてであります。豊浦出張所の移転先を検討するに当たり、緊急車両のサイレンについて、広域消防本部に確認したところ、令和元年の豊浦出張所の救急出場件数は453件であり、1日平均約1.2件であったこと、生徒が在校中の時間帯での出動件数は177件であり、約2日に1回の割合との報告を受けております。また、豊浦中学校への配慮として、サイレンは住宅モードに切り替え、音を小さくすることやサイレンの鳴り始めの音量を最初は小さくし、徐々に大きくなるフェードイン機能を利用したいとの回答がありました。  このことを教育委員会や豊浦中学校、さらには豊浦出張所の救急車両出動エリアでもある豊浦地区区長会会長、佐々木地区区長会の役員及び松浦地区区長会会長への説明をし、ご了解を頂いておりますことから、変更する予定はございません。  次に、鳥獣被害対策についてのご質問にお答えいたします。初めに、人の生活圏に害獣が入らないようにするには、緩衝帯を構築しなければならないが、助成を含めた対策についてであります。近年は、ブナの実等の凶作などの自然要因に加え、中山間地域の過疎化などにより里山の管理が十分になされず、野生動物の生息域と人の生活域の境界が以前と変わってきたことでクマやイノシシなどの有害獣が人里にも頻繁に出没するようになったと言われております。有害獣が人里に出没しにくい環境をつくるためには、野生動物の生息域と人の生活域を分ける電気柵や緩衝帯の整備などの対策が有効と考えられております。といたしましても、有害鳥獣対策に対する考え方の基本である自助、共助、公助を踏まえ、行政の役割である公助として電気柵の導入に当たっては国の交付金を活用し、新発田鳥獣被害防止対策協議会を通じて支援を行っております。また、緩衝帯の整備や維持管理費支援においては、国の森林・山村多面的機能発揮対策事業や中山間地域等直接支払制度及び多面的機能支払交付金制度での活用が可能となっておりますことから、独自の新たな支援については考えておりません。これらの制度等を有効に活用いただくとともに、それぞれの役割を実践していくことが被害防止につながるものと考えております。  次に、イノシシ対策に係る集落要望に即応可能な捕獲態勢や頭数半減策をどうするのかについてであります。議員ご指摘のとおり、当市で平成25年に初めてイノシシが捕獲されて以来、これまでの目撃情報や捕獲実績等から、市内山間部を中心に2,000頭前後のイノシシが生息しているものと推測しており、昨今の異常気象などから今後も増えていくものと私も大変危惧しております。このような状況において、獣害対策の要を担っていただいております市内猟友会においては、会員の高齢化や担い手不足が喫緊の課題となっており、新発田鳥獣被害防止対策協議会を通じ、わな免許の取得や狩猟免許取得経費の補助行うことで、新たな狩猟者の確保を進めているところであります。県外のわなメーカーに毎年研修生を派遣し、捕獲指導者の育成を図っているところであり、研修修了後は受講者を講師としてわな設置講習会を開催するなど、捕獲従事者の拡大に努めているところであります。いずれにしましても、繁殖力の強いイノシシには、頭数の半減策などの捕獲強化が急がれる状況であります。今後もがより指導力を発揮するとともに、関係集落や猟友会、関係機関との連携を図り、夏場のわなによる捕獲、行動域が制限される冬場の銃捕獲といった季節に応じた対策を徹底することで捕獲を強化してまいりたいと考えております。あわせてイノシシの行動範囲が当にとどまらないことから、県内全域での対策が必要であり、県が中心となった捕獲強化策について、県へ強く働きかけてまいります。  以上、答弁といたします。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) 答弁ありがとうございました。  それでは、公共交通からお聞きいたします。松浦のデマンド方式ということで、もう一年ということになりますと、その結果を見てということになると、私ども市長から回答いただいているのが来年、令和3年の4月からの新年度から運行を開始するというふうになりますけれども、そうしますとぎりぎりの線でございますけれども、私どもの豊浦地域でこれから検討をし、それから運行内容が決まる、新しい年度、令和2年度で決まると思いますけれども、運行はそうしますといつ頃になると推察されますでしょうか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 松浦で行ったこのデマンドタクシーであります。この制度の設計については、私どもでそれなりにやったつもりでおります。しかし、結果としては、こういう状況でございます。やはりもう一度制度設計のし直しもまず第一なんだろうと思うんです。宮村議員と同じように公共交通をやりたいんです。本当なんです。自分も村部出身ですから、ましてやあのコミュニティバスの関係では率先してやったわけでありますので、そこで苦しんでいる住民の皆さん方の気持ちはよく分かるんです。その一方では、財政を預かる身でもあるわけですから、先ほど言ったような状況の中でこれを全市に広げていくということは、財政を預かる責任者としてはそれはやっぱりどうしてもちゅうちょせざるを得ない部分が出てまいりますので、今の松浦でやっているその制度設計をもう一度見直すということがまず第1点。そういう中から全市でやれるかどうかをはかっていきたいというふうに考えているんであって、決してしないということじゃないと。むしろ私はどちらかというと、ここに私と皆さんはこういう対峙になっていますが、私の脇にいる連中はどちらかといえば消極的かもしれない。私一人が一生懸命、そうはいかないだろう、行政の責任においてやるべきだということで頑張っているんです。ただ、そうはいっても先ほど申し上げましたように、むしろタクシーで利用するよりも高い経費がかかるようなこの制度設計のまま全市に広げることは、これは財政を預かる者としてできないということで、もう少し時間をくださいということでありますので、その上でやりますので。ただ、今軽々に推測で、あるいは予定で話をして後でお叱りを頂くよりは、むしろこの辺はぼやかしたほうがいいのかもしれませんが、しかしそれではまた不誠実でありますので、まずこの1年とは言いますけど、この真ん中あたりで、このまんまで4月以降もまずやりますけども、一応真ん中あたりで制度をちょっと変えてみたいなと思っているんです、今のようなやり方でいいのかどうか。そこでまた半年間検証してみて、よし、これならばという状況になったときに今度はある程度の全体スケジュールが示せるんではないかなと、こんなふうには考えています。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) まず、松浦の点につきましては、私は利用者が少ないということでいち早く見直しを要求したところでございますけれども、1年間見るというのが市長の態度で、それがずっと来たわけですよね。私はなぜやっぱり目的地にデマンドが行けないのかというのが、それが1番の欠点だと思いますので、それを解消して運行していただければいいんじゃないかなと思います。と申しますのは、隣のやっぱり胎内ののを見ますと、非常によくできておりまして、片道300円で全体の予算の2割を利用料としてもらっているんです。ここの新発田はどれぐらいだか分かりますか。計算されてますか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 私どもが今回のデマンド導入に当たっては、胎内を絶対的な基本ベースにしてやったんです。ちょっと違うのは、ドア・ツー・ドアから地域の1カ所の停留所という、そこは違いますけど、基本的にはそこがあるんです。でも、胎内で全体で6,000万かけています。人口規模からいくと約掛ける3にしたほうが一番いいと思いますけども、そうすると1億何千万という金が実はそこに行くんです。実は豊浦の皆さん方にも昨年の4月にアンケート調査をやりました。6割の方は別に公共交通に不便を感じていませんよというアンケートでした。4割の方が不便を感じているということであります。去年の8月に松浦にもまたアンケート調査をさせていただきました。すると、7割の方はまあ不便は感じていない、3割の方が不便を感じているという、そういうアンケート結果が出たんです。3割もあるじゃないか、4割も不便を感じている人いるじゃないかと言いますけれども、3割の方が公共交通、デマンドタクシーを利用していただいているかというと、実は思ってはいるけれども、使ってはいない。1便に1人しかもう行っていないぐらいなわけです。ですから、ないよりあったほうがいいということはそうかもしれませんが、現実に利用している人はそういうことで、そしてそれも固定しているんです、もうほぼ。ある人に固定をしてしまっているということなんです。ですから、もう少し、今例えば予約制ですけども、例えばもう定期路線としてやるという方法も、もしかしたらあるかもしれません。こういうふうな制度をもう一度見直してみるということがとっても大事だなと思っています。決して私はこれからの高齢化社会を迎えて公共交通の必要性は絶対だし、行政の責任においてやるべきだと思っておりますので、もうちょっと時間いただけませんか。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) 豊浦ののは来年の春が、4月スタートというふうになっていますので、上期スタートというふうになっていますので、まだ時間ありますのであれですが、やっぱり公共交通は限りなくやっぱり自分の目的地に近づくというのであれば、やっぱりデマンドタクシーというのが一番じゃないかなと。それで、全体の2割の収入を得ている隣のところが、胎内が一番やはりいいのであろうと。豊浦も多分そこに行き着くんだろうと思います。それでどうするかというふうに市長に聞くわけでございますけれども、やっぱり皆さんが利用したいという、利用したくないというんであればほとんどさっき言ったような1人当たり6,000円とかというふうになると思いますけれども、胎内のような自分の目的地に行くんだというふうになれば乗換えも必要ありませんし、心配がないんであります。だから、そういう住民の願うものを、システムをつくっていただければ必ず採算も合うと私は確信しますので、豊浦の場合はやっぱり住民の皆さんの意向を私もよく聞いて市長にも聞いていただきますので、ぜひいいものを、デマンドタクシーをつくっていただきたいということを要望して1番目を終わりたいと思います。  それから、商店街のリフォームでございますけれども、これが一貫して国の制度を利用して、やらないということなんでございますけれども、やはり今ウイルスが蔓延してきて、経済が非常に今までに経験したことのない、とてつもないやはり影響が出るんではないかなと、こんなふうに思っております。そういう中に、やはり窓口である商店が閉鎖をするということが極力ないようにやっぱり努力をするというのは、いろんな面で財政出動を自治体がやっていくと。もしニーズがなけりゃできませんけども、ニーズがあったらやはりすべきでないかと、私はこう思いますけども、市長の答弁お願いします。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 宮村議員とは長いお付き合いをさせていただいて、常に皆さん方のグループが弱い立場の皆さん方に立ってご質問を頂いているという点では十分に理解をしております。さりとて私どももそうそう金のなる木があるわけではありませんので、そんな制度、いろんな仕組みを使ってやっているわけです。先ほど申し上げましたように、国の制度で小規模事業者持続化補助金というのがやっぱりあるわけです。結局は同じようなの重複しても、新発田版をつくれと、こういうことを言っているわけですけども、まずは国の制度、その補助金をまず使っていただくということ。しかし、一方では私どもにできる範囲内もあるわけですから、私どもとしては小規模企業活性化推進基本条例というのを持っていますので、それに従って女性雇用促進職場環境整備支援制度もあります。あるいは、制度融資の信用保証協会への助成金あるいは新規創業者への支援制度、こういう私どものできる制度と国の制度、こういうものをかみ合わせていくというのが大事なんであって、国は国、はそれと同じものという重複するよりは、こういう形でやっていったらいかがでしょうか。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) 私執行者じゃなくて、物を言うだけのことでございますので、それは市長がコーディネートするということで、今のところ駄目だというわけでございますので、今は、今回は納得したいと思います。  では、3番目の消防署の移転でございます。これについては、どうも納得できないんです。もう何十年も前に、私が議員に出る前の議会でしたけれども、あそこに中学校を統合するということを決めてきたところでございますが、そこに幾ら声を小さくするといっても消防署はやはり不適格だろうなと思います。それで、あの隣には今月、3月でもう終わりになります豊浦分校がございますけども、だからあそこに体育館があって、あそこもいい面積の敷地ですし、私一番最適地なのは、松浦も豊浦も佐々木もエリアだということになれば、広域農道というのがそこにあるんですが、広域農道のやはり三角というか、角ですよね、あそこがやっぱり私は最適地だというふうに思いますので、再考願いたいなと思っているところでございます。とにかく学校というのは、市長も分かるように、みんなやはり小さいころからの学校ですので、みんな大切に思って、特にやっぱり消防署はないろというのが私もよく聞くわけなんです。だから、最適地をもう一回考えてもらいたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) まず、宮村議員が一番最初に言った県立の高校の跡地であります。実は私どももそこを何とかできるのかなと、県有地でありますので、最初はうまくいくかなと思ったんですけど、実は県であの建物を使って、ある事業所として使いたいということでそこがかなわなかったわけでありますけれども、ただ今おっしゃるバイパスのところになりますと、これ今度民有地になります。そこを買収しなければ駄目だということになります。それでも今現在新発田で持っている土地も、また遊休地もたくさんあるわけですので、そしてそこから大体350メートルぐらいしか離れていないと思いますよね、そのバイパスから今言っているプール跡地は。ですから、距離的にも、そして私どもの今ある土地でもありますし、それから子供たちが学んでいるときには大体2日に1遍ぐらいの出動件数しかないということ、それから先ほど申し上げましたように、サイレンも何かだんだん大きくなっていくというんですか、出たときはほとんど音しないんだそうですけども、ある程度の時間というか、距離行くと大きくブーという、サイレンをするという、そういう仕組みもあるそうなんで、今そういうような形でぜひ宮村議員からもまあまあいろいろあるけれども、今回はそこのところで一応了解をすると言っていただくと、他の松浦あるいは佐々木、そして豊浦の区長会の皆さん方にもご同意を頂いているわけでありますので、宮村議員からもご同意を頂いたということになればどれだけ区長さん方が皆さん喜んでいただけるか分かりませんので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) いや、ここはやっぱり同意は駄目です。学校と鳴り物入りの建造物というのは相反するものでございますので、やはり松風が聞こえるような環境をつくっていくと、私はそういう考えでございますので、市長のほうからひとつバイパスの、広域農道のあそこのところ選んでいただきますようお願いをしたいと思います。  最後、鳥獣の問題でございますけれども、やはりイノシシの問題がやっぱりここに来て緊急な重要問題でございますが、猿もそうですけども、頭数を半減するというのが国の方針であります。でありますので、これをどういうふうにして実施隊を結成しながらやるのか、どういう態勢で半減あるいは即応態勢で持っていくのかというのの考え方をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 彼らは基本的には夜行性でありますので、日中多少は動く、活動するそうですけれども、そこを銃で捕獲するということはまずほとんど不可能であります。でありますので、まずは基本的には季節ありますけども、冬場以外はくくりわなをやる以外にはないだろうと思っております。やはりこれは一番実績があるのは糸魚川でありますけども、そのイノシシの密集度が違うと言えば違いますけども、群を抜いていますよね、やっぱり糸魚川のほうが。そして、やっぱりその半分はもうほとんどくくりわなだということですし、そして銃で撃つのはやっぱり冬場だと思います。冬場様々に入ったイノシシを、集団でいるところを上から撃ち落とす、この季節の冬場は銃、そして夏場を中心にくくりわなでやる、これが一番効果的なんではないかなというふうに思っております。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員。 ◆23番(宮村幸男議員) そうですね、くくりわなもあれですけど、やっぱり箱わなも考えてください、六、七万かかりますけども。相当のやっぱり耐久性ありますので、よろしくお願いしたいと。
     それで、やはりわなをかけるのも人でありますし、餌を入れるのも人でありますので、その体制をやっぱり専門の方々にお願いするというような格好で、やっぱり集中的に捕獲する期間も設けなければならないと思いますが、実施隊ではどうなんでしょうか。できないんでしょうか。 ○議長(比企広正) 二階堂馨市長。 ◎市長(二階堂馨) 先ほど申し上げましたように、糸魚川群抜いているということなんですが、幾ら密度が高いからといって、やっぱりこれだと思います。やっぱりわなをかける人のこれなんだと思うんです。ただかければいいというもんではなくて、どれだけその獣道を知り、そして通るところにかけていくかという、ここになるのかなと思っているんですけども、私どもはこれ佐賀県に株式会社三生だと思いますね、メーカーがある。ここに猟友会の皆さん方にお願いをして、そこで行っていただいて、わなの指導、仕掛け方を聞いて、そして指導者になっていただいて帰ってきていただいて、私どもに猟友会を中心に広めていただいていると。毎年派遣をしているところでありますので、だんだん、だんだん年数を超えてきましたので、ここも上がってきたんではないかなと思っていますんで、まあまあ十分な成果が現れるのを期待をしているところであります。 ○議長(比企広正) 宮村幸男議員、残り時間少ないので、まとめてください。 ◆23番(宮村幸男議員) はい。とにかく鳥獣問題はやっぱり災害ですよね、同じようなところが毎年やられるんですから。だから、災害をなくするという本腰を入れてもらって、やっぱりこれイノシシは人間の生活圏を脅かしますので、ひとつ力を入れられてよろしくお願いします。ありがとうございました。  ───────────────────────────────────────── ○議長(比企広正) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。  ご苦労さまでした。           午後 4時12分  散 会    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      令和2年  月  日        新発田市議会 議 長   比  企  広  正               議 員   板  垣     功               議 員   阿  部     聡               議 員   小  林     誠...