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09月02日-一般質問-01号

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  1. 五泉市議会 2020-09-02
    09月02日-一般質問-01号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 2年  9月 定例会(第6回)         令和2年第6回五泉市議会定例会会議録 第1号                令和2年9月2日(水曜日)                                            議事日程 第1号                   令和2年9月2日(水曜日)午前10時03分開会・開議 第 1 会議録署名議員の指名                               第 2 会期日程について                                 第 3 議長報告                                          (1) 監査報告                                       (2) 令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について            第 4 当局報告                                          (1) 7月31日の大雨による被害について                          (2) 政務調査費返還履行請求上告事件について                   第 5 報告第5号 継続費精算報告書について                       第 6 議第63号 専決処分報告承認について(令和2年度五泉市一般会計補正予算(第7号)) 第 7 議第65号 動産の取得について                              議第66号 動産の取得について                          第 8 発議第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税           財源の確保を求める意見書の提出について                第 9 市政一般に関する質問                                                                          本日の会議に付した事件                                   日程第 1 会議録署名議員の指名………………………………………………………………………4 日程第 2 会期日程について……………………………………………………………………………4 日程第 3 議長報告………………………………………………………………………………………4        (1) 監査報告                                       (2) 令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について          日程第 4 当局報告………………………………………………………………………………………4        (1) 7月31日の大雨による被害について                          (2) 政務調査費返還履行請求上告事件について                 日程第 5 報告第5号……………………………………………………………………………………7 日程第 6 議第63号……………………………………………………………………………………8 日程第 7 議第65号、議第66号……………………………………………………………………9 日程第 8 発議第7号…………………………………………………………………………………25 日程第 9 市政一般に関する質問……………………………………………………………………26       19番  阿 部 周 夫 君…………………………………………………………26        4番  松 川 徹 也 君…………………………………………………………30       18番  羽 下   貢 君…………………………………………………………38       12番  伊 藤 昭 一 君…………………………………………………………46        9番  安 中   聡 君…………………………………………………………54        7番  白 井 妙 子 君…………………………………………………………64                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  佐 藤   豊 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  松 川 稔 明 君  市 民 課 長  中 村 康 輔 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  渡 辺   彰 君   高齢福祉課長兼  林     学 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  飯 利 義 孝 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  林   浩 之 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  井 上 雅 夫 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  熊 倉 雅 行 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前10時03分 開会・開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は19名で、定足数に達しておりますので、令和2年第6回五泉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(林茂君) 日程第1、会議録署名議員の指名でありますが、会議規則第88条の規定により、議長指名といたします。  4番、松川徹也君、5番、深井邦彦君、6番、桑原一憲君を指名いたします。 △日程第2 会期日程について ○議長(林茂君) 次に、日程第2、会期日程でありますが、会期は本日より24日までの23日間とし、議事日程についてはお手元に配付の日程表のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。 △日程第3 議長報告   (1) 監査報告   (2) 令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について ○議長(林茂君) 次に、日程第3、議長報告であります。  監査委員より例月出納検査及び定期監査並びに財政援助団体等監査の結果について、市長より令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について、それぞれ議長に報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付してありますので、さようご承知おきを願います。 △日程第4 当局報告   (1) 7月31日の大雨による被害について   (2) 政務調査費返還履行請求上告事件について ○議長(林茂君) 次に、日程第4、当局報告であります。  当局の報告を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。令和2年第6回五泉市議会9月定例会をお願いしましたところ、議員各位におかれましては、ご多用の中、ご参集賜りまして、誠にありがとうございます。また、新型コロナウイルス感染症に対しまして、市民の皆様が落ち着いて感染防止対策、活動をしていただいていますことに、心から感謝と敬意を申し上げる次第であります。  それでは、当局報告を2件申し上げさせていただきます。まず1件、去る7月31日に発生しました大雨による被害についてご報告申し上げます。  このたびの大雨及び河川の増水等による人的被害はございませんでした。当日の降雨の状況ですが、最大雨量は、早出川ダム観測所において、24時間当たり130ミリメートルを記録いたしました。1時間当たりの最大雨量は、午前11時から正午までが48ミリメートル、五泉消防では午前4時から5時までが36ミリメートル、村松消防では同時刻27.5ミリメートルを記録しております。  次に、河川の増水についてでありますが、能代川の千原観測所におきまして、午前6時40分に避難判断水位である11.65メートルを観測いたしました。また、早出川の善願観測所におきましても、午後1時40分に避難判断水位である14.69メートルを観測しております。  本部の設置状況については、午前5時31分に大雨洪水警報が発令され、河川の水位が増水したことにより、6時30分に災害警戒本部を設置いたしました。12時10分には、土砂災害警戒情報が発令されたことを受け、災害対策本部を設置したところです。国土交通省阿賀野川河川事務所、池田所長及び新潟地域振興局新津地域整備部、関部長からはホットラインの電話を通じ、逐次情報提供をいただくとともに、阿賀野川河川事務所の伊藤副所長を派遣いただき、情報共有に努めてまいりました。  このたびの被害状況ですが、泉町地内において床上浸水が2件、馬下地内において床下浸水が3件発生し、公共施設では馬下地内排水路、菅出地内の市道のガードロープの破損等がありました。また、林道において土砂による路肩流出等の被害があり、農作物被害については水稲及び里芋で冠水がありましたが、一時的であったため、影響はないものと考えております。  災害対策本部は、警報等が解除されたことにより危険性が解除されたと判断し、同日午後5時50分をもって解散いたしました。  以上、7月31日、大雨の災害対応につきましてご報告申し上げました。  次に、令和元年12月に安中聡氏より上告された政務調査費返還履行請求事件について、上告が棄却されましたので、ご報告申し上げます。訴状内容の主な事項は、「五泉市議会の各会派が支出した平成20年度から24年度の政務調査費に963万9,360円の違法な支出がある。五泉市が各会派に不当利得返還の請求することを求める」というものであります。  平成31年3月22日に言い渡された第1審新潟地方裁判所の判決は、「認容金額77万6,913円及び判決確定の日の翌日から支払い済みまで年5分の割合による金額を各会派に請求せよ。原告のその余の請求は棄却する。訴訟費用は10分の1を被告、10分の9を原告とする」となりました。令和元年12月19日に言い渡された第2審東京高等裁判所では、「本件控訴を棄却する。控訴費用は控訴人の負担とする」となりました。控訴人はこれを不服として、令和元年12月27日に最高裁判所に上告及び上告受理の申立てをしましたが、令和2年8月20日に決定がありましたので、資料の裏面のとおり、その主文を読み上げさせていただきます。1、本件上告を棄却する。2、本件を上告審として受理しない。3、上告費用及び申立て費用は上告人兼申立人の負担とする。以上の決定により、判決が確定いたしました。  なお、このたびの裁判に要した弁護士への委託料につきましては、現在協議中であります。金額が確定しましたら、成功報酬金としての弁護士応訴委託料等を定例会に補正予算として提案させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、政務調査費返還履行請求上告事件についてご説明申し上げました。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。  誰。安中君か。安中君は当事者だから、発言ご遠慮願います。          〔「水害の件」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 水害の件はあるな。          〔「そうです」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ごめん。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、私は水害の件のみを質問をさせていただきたいというふうに考えております。まず、7月31日には大雨があって、大変な被害が出たというところで、実際に被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げたい、そのように考えます。  それでですね、今回大雨の関係で、避難判断の水位まで上昇したというふうなことを報告されましたけども、それだけで、実際にどこにどういうふうな形で避難を勧告したとか、避難所を開設したとかというような報告が一切載ってないんですが、これは何で報告として載っけていないのか、その辺りご説明いただけますか。 ○議長(林茂君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 避難判断水位は、こういったもののですね、その後の降雨予報、そのときの現状におきまして水位の落ち着くことが十分判断できたため、今議員おっしゃられたような情報等については出しませんでした。 ◆9番(安中聡君) 避難判断水位に達した段階でもう既に、これはもうここで限界でもう落ち着きますよというような話になっていたのか、一応避難所の開設は用意していたんだけども、その後水位が下がっていく、安全だろうということで開設しなかったという話なのか、それはどっちですか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 当然内部的に水位が上昇している段階においては避難所等も視野に入れながら検討しておりましたが、今、今度申し上げましたように、降雨等が落ち着いて、一瞬は千原等でも超えましたけれども、十分その後の落ち着きが判断できたため、開設には至らなかったということでございます。
    ◆9番(安中聡君) 準備していたというところなので、それはそれでしっかりと今後も判断していただきたいというふうに考えます。  それで、次です。今回の大雨についてというのは大分、そのときは取りあえず大丈夫だったんだけども、後日またちょっとした雨が降った段階で崩落したというような話というのが日本の各地でも問題になっていたというところありますけれども、五泉市のほうではこういった7月31日の大雨のときには大丈夫だったんだけども、その後に崩落したとか、そういった状況が発生したことがあるのか。また、そういった危険箇所というのは随時パトロールしていったのか、その辺りをちょっとお聞きしたいんですが、これはいかがでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 今回につきましても、一部土砂災害の情報がまた出された地域がございます。ごく一部で、山間部といいますか、山あいの地域だったものですから、そこについては職員も現地に派遣させていただきまして、地元の町内会長と情報の共有を取りながら現場を見回って、今の現状であれば十分大丈夫だろうということで、意思の疎通を図りながら対応したということでございます。 ◆9番(安中聡君) 実際に後日崩落して、今回は災害指定出るんでしょうかね。その辺りでこの7月31日、それに限りませんけども、大雨の関係で、これがあったから後で崩落したんですよというような形が発生したときに、あるいは、今回は発生していないということでしたので、大丈夫なんでしょうけども、今後はそういった危険箇所というのは随時しっかりと見回っていただいて、市民の安全、住民の安全に寄与していただきたいと思います。  もう一点、最後に聞くんですけども、国のほうで大雨関係は災害指定、災害認定というんですかね、後で国のほうでその費用というのは負担しますよというような話もたしか出ていると思いますけれども、五泉市ではこういったところ、国から手当てしてもらえるような状況というのはあるのかどうなのか、これは最後ちょっとお聞きしたいんですけども、どうでしょうかね。 ○議長(林茂君) 何言われたか分かるか。 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 報告にあったように、林道等の災害もありましたが、国の採択基準に照らし合わせて、災害復旧事業を取るような内容のものはございませんでした。 ○議長(林茂君) いいですか。 ◆9番(安中聡君) はい。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第4を終了いたします。 △日程第5 報告第5号 ○議長(林茂君) 次に、日程第5、報告第5号 継続費精算報告書についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました報告第5号 継続費精算報告書についてご説明申し上げます。  平成29年度から令和元年度まで継続費を設定しておりました五泉市下水道事業特別会計地方公営企業法適用事業が完了しておりますので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、継続費精算報告書を提出し、ご報告いたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、ただいまの報告についてご質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、日程第5を終了いたします。 △日程第6 議第63号 ○議長(林茂君) 次に、日程第6、議第63号 専決処分報告承認についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第63号 専決処分報告承認についてご説明申し上げます。  このたびの専決処分は、令和2年8月3日付で令和2年度五泉市一般会計補正予算(第7号)を専決したものであります。補正の内容は、去る7月31日に発生した大雨による被害に係る緊急対応経費について予算措置を行ったものであります。  それでは、補正の内容について申し上げます。  このたびの補正予算は、歳入歳出既決予算総額に変更はありません。  歳出の6款農林水産業費394万1,000円の追加は、2項治山林業費で、林業施設の災害復旧に係る時間外勤務手当11万3,000円、林道等の修繕料115万円、土砂撤去等委託料267万8,000円であります。  8款土木費100万円の追加は、1項道路橋梁費で、道路施設の災害復旧工事であります。  12款予備費494万1,000円の減額は、歳出を差引きし、減額するものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定をいたしました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決いたします。  議第63号は承認することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、議第63号は承認することに決しました。 △日程第7 議第65号、議第66号 ○議長(林茂君) 次に、日程第7、議第65号から議第66号までの以上2件を一括議題といたします。  当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) ただいま上程になりました議第65号並びに議第66号 動産の取得について、一括してご説明申し上げます。  このたび取得する動産は、ふれあいバス運行に用いるバス車両2台を購入するものであります。現在ふれあいバスは、中型車両1台、小型車両2台の計3台で運行しております。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、ふれあいバスの混雑を緩和し、密を軽減するため、小型車両2台を中型車両へ更新いたします。  入札は、物品入札参加資格者名簿登載者の中から市内業者を選定し、指名競争入札により執行いたしたものであります。議第65号につきましては、11社を選定し、入札の結果、2,585万1,633円で有限会社村松自動車が落札し、8月5日に仮契約を締結いたしました。議第66号では、12社を選定し、入札の結果、2,623万9,240円で株式会社渡倉商会が落札し、8月5日に仮契約を締結いたしました。  地方自治法第96条第1項第8号の規定及び五泉市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議決を求めるものであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、動産の取得、バスの購入の関係についての質問をさせていただきます。  今回1台1台ごと、2台購入する予定で1台1台ごとにそれぞれ指名競争入札というような形にしたというような形らしいですね。1台にはこの業者、2台目はこの業者というふうな形で、業者がかぶらないようにしていくというのが参考資料等でも読み取れるわけでございますけれども、これちょっと疑問に思うわけでありますけれども、当然落札金額がそれぞれ違うということになりますけれども、1台目の落札金額と2台目の落札金額が少し違いがあると。単に違いがあるというだけではなくて、1台目のときには似たような値段で安い入札が行われているというようなことであります。そう考えると、1台1台入札するのはともかくとして、バスの入札に関して1台のみ指名競争入札が、これ1台はこの業者のみ、2台目はこの業者のみというんじゃなくて、全体でこの業者で入札をお願いしたい、あくまで入札できるのは参加できない1台だけですよというふうな形でやったほうが、金額としては少なくなったんじゃないかなと思うわけなんでありますけれども、どうしてこういう形の入札のやり方にしたのか、この辺り説明いただきたいんですけども。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) このたびの入札、2件に分けて行ったわけでございますが、分けた理由といたしましては、受注機会を拡大するということで、2件に分けて入札を執行させていただいたところであります。 ◆9番(安中聡君) 入札機会を増やしたいというのは、先ほども私言いましたけども、いや、それは分かったというところなんですけど。ただ、じゃ実際の指名の関係、指名の業者にお願いするというような形でどういうふうに、何でこういうふうな形で分けたのか、その基準というのはあるんですか。 ◎財政課長(塚野亨君) 先ほども市長のほうからご説明させていただきましたが、今回の入札は物品入札参加資格者名簿に登録されております市内業者の方から、参加していただくということで指名をさせていただきました。23の業者がございましたので、偏りが出ないように11社と12社というふうに分けて執行をさせていただきました。 ◆9番(安中聡君) 23社、正直どういうふうな基準で分けたのかというのは私にはさっぱり分かりませんけれども、要するに私が言いたいのは、23社全部に指名入札に入ってもらって、あくまで入札で関われるのは1台だけですよという形でやってあれば、総額としては今こうやって上程された金額よりも少ない金額で落札されたことというのは確実だというところなんですけれども、何でそういうふうなことをしなかったのか。これは、制度上そういうふうな入札制度ではできないという話なのか、そういった入札制度はできるんだけれども、今回は1台1台、それぞれ指名業者を分けて入札しましたという話なのか、これはどっちなのかちょっと知りたいんですけども、これはいかがでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) 入札のやり方についてはいろいろなやり方があるかと思っております。五泉市ではまだ実施したことございませんけども、2つ、2件入札をやる場合に1件目を落札者を決めたら、2件目をするときに1件目の落札者は参加できないというような形でやる方法もあるかというふうに聞いております。ただ、五泉市ではまだそこまで実際そういうやり方でやったことございませんでしたので、今回は2件に分けて、11社と12社という形で指名をさせていただいて、入札を執行したところでございます。 ◆9番(安中聡君) 分かりました。  それぞれの今回の1台1台の指名入札の関係で、こういうふうに分けた、その基準というのをちょっと曖昧に答えられたような気がしますけれども、明確にこういうふうな形、例えばコンピューターを使ってランダムを発生させて業者を分けましたという話なのか、その辺り、はっきり言えば財政課のほうで独断と偏見で決めましたという話なのか、この辺りをちょっとお聞きしたいんですけども、これはどういう基準で、それぞれ分けていったのか、これはいかがでしょう。 ◎財政課長(塚野亨君) 今回、今回に限らずですが、振り分けるルールというのは特にございませんので、ランダムにといいますか、選ばせていただいたところであります。 ◆9番(安中聡君) 要するにそのランダムというのがどういうふうなやり方でやったのかという話を聞いているわけなんだけど、そこをしっかりと答えていただきたいんですけど。 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。ルール的なものはございませんので、はっきりとしたところと言われましても、ちょっとお答えはできません。 ◆9番(安中聡君) 要するに、それだと財政課のほうで独断と偏見で決めましたという話でしかないですよね。要するに、例えばランダムの発生の方法としては、コンピューターによるランダム発生のやり方もありますし、妙な言い方をすれば、さいころを振って決めるというようなランダム性もあります。あと、くじを引くというのもあるでしょう。そういった、どういったやり方をしたのかというのを聞いているんですよ。あくまで、いや、ランダムに決めさせていただきましたといっても、そのやり方を聞いているわけなんです。これはどうなんですか。 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。本当に基準等ございませんので、今のご質問にはお答えできません。 ○議長(林茂君) 11番、長谷川政弘君。 ◆11番(長谷川政弘君) 指名競争入札で、2者同額による抽せんによる落札ということの今回の結果ですが、指名競争入札で2者同額によるこの抽せんというのは、今までもこういうことあるんでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 物品の入札に限らず、工事等の場合もそうですが、実は最低の方が・・・・          〔「指名競争入札で」と呼ぶ者あり〕 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。物品ではちょっと記憶、今資料等ございませんけども、工事というか測量等の委託で指名をして、同額のものが出て、くじで落札者を決定したというものはございます。 ◆11番(長谷川政弘君) それでは、その抽せんというのはどのように行われた。今まで物品による指名競争入札で記憶にないという今の返答でありましたが、その返答にないことが今までなかった中で、この抽せんというのはどのようにして、どういう基準で行われたのか。 ◎財政課長(塚野亨君) 事前に私どものほうでくじの棒を用意しておりますので、くじ2回を引いていただきまして、1回目はくじの本抽せんの順番を決める予備のくじ、2回目は本番ということで、1回目のくじで決まった順番に従って本番のくじを引いていただくというような形で行っております。 ◆11番(長谷川政弘君) それは、今回よりも額の大きいような一般競争入札であってもその抽せん方法で行われるのか伺います。 ◎財政課長(塚野亨君) 私どもの入札を執行する際に、入札の種類とか金額に限らず、こういったケースが出た場合は同様なやり方をさせていただくことになると思います。 ○議長(林茂君) 3番、波塚静亮君。 ◆3番(波塚静亮君) 素朴な疑問なんですが、2,350万8,870円と2,386万1,000円ですので、素人考えですよ、一番安いところに2台頼めばかなり安かったんではないかというふうに思いますので、その辺の要するに。分かるんですよ。できるだけ機会を増やしたいというのは分かるんですけども、同じメーカーで同じ自動車で金額が違う。それは、逆に言えば余計に払うという、単純に言えばね。入札の方法の問題ではありますけども、少しその辺は検討が必要なんじゃないかなというふうに疑問に思います。その辺はいかがですか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 何回か申し上げさせていただきましたが、今回は受注機会を拡大するというか、広げるということを優先させて考えて、このような形で執行させていただいたところでございます。 ○議長(林茂君) 16番、熊倉政一君。 ◆16番(熊倉政一君) 1点だけちょっと教えていただきたいんですが、2回入札した中で、市のほうから23社に指名したわけですよね。それで、辞退というのが17社ある。実際金額入れてくれた業者が6ということなんですが、大型バスということで乗用車なんかとは違う特殊性でこうなったのか、でもほかに原因があるのか、そこ1点だけ教えてください。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 辞退された業者さんがなぜ辞退されたかということで、個別の理由のほうは正直聞いておりませんが、大型バス等の取扱いがなかなか難しいというふうな業者さんが辞退されたものというふうに考えております。 ○議長(林茂君) 2番、山田正良君。 ◆2番(山田正良君) ちょっとお尋ねいたします。同じバス、今回2回に分けて。ご説明によれば、受注機会を増やすという理由でそれぞれ分けましたと。今回は、先回の補正でコロナ対策の国費が入っている。国費が入っていて、少しでも安く契約をするというのが国費もらう立場としては配慮しなきゃいけない。だけれども、コロナの状況の中で、今回は40万高くなっているけれども、受注の機会を増やす、そこに重点を置いて今回こういうやり方を取ったというふうに私は理解をしております。  あるいは、また今後もこういった機会があれば、受注機会を増やして入札をしていくという方向を、今、これからそういうふうにするんですよという考え方の下やっているのか。道路改良します、1社にすれば距離ここまでできます、でも2社に分けて機会を増やします、そういったこともこれから考えるのか。建物2つ造ります、1棟1棟分けて発注をします、そういったこともこれから考えていくのか。その辺の方向性について、今後の方向性、ちょっとお尋ねをしたいと思います。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 今後の方向性ということに関して明確な考えというか、整理ができているわけではございませんが、コロナに関して言えば、経済が落ち込んでいるという状況の中で、それを回復させていくというのもコロナ対策の一つ大事なことだというふうに考えております。臨時議会でご承認いただきました小規模事業者の修繕工事の発注などもそのような考え方に基づいて事業化されているものでありますが、コロナに関して言えば、できるだけそういった受注機会を増やすというようなことも優先的に考えるようにこれから進めていきたいというふうには思っております。 ◆2番(山田正良君) 今のご答弁によると、コロナであればという条件でありますと。そうすると、経済回復しました、何年かかるか分かりませんが、一刻も早く回復しなきゃいけないわけですけれども、それまでの間、コロナに限らず、とにかく分けるんだという方向性をお示しいただければ、私も考えていきたいなというふうに思いますが、市長、ご答弁お願いします。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) いろいろな事業がございますけれども、分離発注というものとですね、今こういうふうな同じものを2つに分けると。分離発注はなかなか難しいというふうに考えております。建物とか、そういう性質上ですね。そういった機会に、このようにですね、受注機会、市内の業者さんが均等にですね、平等に、普通に入札に参加できるということを考えみますれば、同じものを2つ造るときには1棟ずつ分けるというふうな考えで進めたいと思っておりますし、今現在の住宅も今建設、市営住宅も建設始まっていますが、全て1回で1社入札ではなくて、1棟、年度を置いて、また改めて入札をして次の業者が決定すると。道路でもそうですけれども、たまたま同業者が、同じ業者が2件取ることもありますものですから、そういったものはまたそうやって進めていきたいと思っていますし、その都度その都度業者さんの機会均等を図りながらですね、進めていきたいと考えております。 ◆2番(山田正良君) すみません。しつこいようで申し訳ありません。分かりました。  国費をもらう、今回値段が違う、それについては特に財政としては問題ないよということでよろしいんでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) 国等にもご理解いただけるものというふうに考えております。 ○議長(林茂君) 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) まず、これ確認事項ですけども、この物品の第24号と第25号のバス、これ入札の日にち、同日か同日でないか、その辺をまず確認です。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 同日に行っております。 ◆19番(阿部周夫君) 入札期日が令和2年の8月の5日ということですけども、過去においてですね、同じもの、同じいわゆる商品ですね、物品ですね、全く同一のものを入札において違う価格で買ったことがありますでしょうか。塚野財政課長の記憶の範囲で構いません。同じ日ですね。同じ日に同じ物品、同じメーカー。今回車同じ仕様、全て同じものです。違う金額で買ったことは過去にありますでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) 正確に調べたわけではございませんが、過去に保育園等の通園バスを何台かまとめて買ったことがございますが、恐らくそのときも同一の日に入札したものというふうに、今資料ちょっとございませんけども、同日同じ日に入札をしたというふうに推測をしているわけですが、その際金額が違う契約というのはあったというふうに記憶しております。 ◆19番(阿部周夫君) 今回ですね、先ほど来で受注機会の拡大ということで、当初から財政課としては、値段が、入札金額に差異が出るだろうということを想定した上で、このような形の入札方式を取ったんでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) 2つに分けて入札をするということは、金額に差が出るものというふうに認識をしておりました。 ◆19番(阿部周夫君) 同じものを買う前提でいるときに、もう最初から値段が違うのを想定しながら指名業者を決めるというのは、私はこれ行政のやり方としていかがなものか。結果としてこうなったという話だったら分かりますけども、最初から値段に差異が出るだろう、同じものを同日に買うときにそういうやり方をもし議会が許すんであれば、これからですね、いかようにでも当局の考え方。先ほどはっきりとしたことが言えない。これは安中議員の質問だったと思いますけども、今後の方針もまだ分からないという。明確な基準がない中で今回の入札が行われています。その中で、値段に差異が出るのを前提として指名業者、請負業者といいますか、業者の選定をすること自体、そもそも基本的な考えが私はいかがなものかと思っていますけども、その辺ですね、財政課長、もう一度聞きます。先ほど辞退した理由、これちょっと私もメモし忘れたんですけども、なぜ多くの業者が辞退したのか、それもう一度お聞かせください。 ◎財政課長(塚野亨君) 私どものほうで承知はしておりませんが、大型のバスの取扱いが難しいという業者さんが辞退をされたものというふうに考えております。 ◆19番(阿部周夫君) 大型のバスが取扱いが難しいという業者に対してなぜ指名をさせるのか。今まで、過去、園児バス買う云々となったときに、それなりのデータがあるはずです。あと、市にもバスがあったときに、車検を対応できる業者とか、やはりそういった部分を考えたときに、私は今回の入札制度は根本的に財政課が誤っていると。繰り返しになりますが、もう最初から値段は違うのは仕方がない、差異が出るだろうという下で入札業務を行っていること自体、これ繰り返しになりますけども、これをやっぱりそうならないようにですね、例えばこの40万を、差ですね。たかが40万と思う人と、40万もと思う人が、これいるかもしれない。国のお金だから、関係ないから、国のお金なんだと思う考え方でやっているのか。その辺財政課として、これがもし市の単費のお金だったらどうなるかとか、そういった部分って考えた経緯ありますか。 ◎財政課長(塚野亨君) 当然今回買うお金というのは国から来るお金でございますが、国民、市民が納めた税金でありますので、少しでも安いバスを買うというのは一つの考え方だというふうに思っております。  またその一方で、コロナの景気が落ち込んだ状況の中で、今回1台3,000万以上する車ということで予算予定しておりましたが、それを1社が来て受注すると、2台とも1社で受注するというのがいいのか、それとも機会を分けて1台ずつ2社の方が受注をするほうがいいのかということで、優先順位を考えさせていただいたときに、今回は2社の方で契約していただけるような形を取ったほうがよろしいのではないかということで、このような形をさせていただいたところであります。 ◆19番(阿部周夫君) この振り分け方ですね、第24号の物品と第25号の物品の振り分け方で、これはもう公のあれですので、村松自動車さんが第24号は取っています。第25号は渡倉商会さんが取っています。しかしながら、第25号の渡倉商会さんの入札価格よりも、実際第24号で松尾自動車整備工場さんとナンバ自動車さんがそれより安い札を入れながら、今回入札できていないというのが、これが現実です。その点について、私はこれはやっぱりおかしい、実際本来入札して取るべきなのは村松自動車さんと松尾自動車さんが今回入札してですね、購入できる機会が私は正しいやり方であったかと私は思っております。  そこで、その辺で、やり方として今回のやり方が初めてではなく、先ほど、これどなたかの質問で、ほかの自治体でも、要は2社をまとめてやるやり方について、財政課長お話ししましたけども、P.16こういったやり方というのは近隣の自治体、新潟県内で構いませんけども、これは通常行われるやり方なんでしょうか、同じ物品に対してですよ。同じ物品に対して2つ買いますと。AとBに分けると。一般競争じゃなくて、指名ですよ、指名で。一般競争じゃなくて指名でやるやり方というのは、ほかの自治体とか、ちょっと私も分かりませんけども、そういった事案というのがあるわけでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。具体的にほかの市町村のやり方というところまで調べておりませんので、あるかどうかというのはちょっと把握しておりませんが、五泉市のやり方が特別おかしいというものではないというふうに思っております。 ◆19番(阿部周夫君) これで特別おかしいやり方ではないという財政課長の話が通ってしまうと、今後とも五泉市が、例えば入札で同じものを同日に買ったときに金額の差異が出た場合も、特段おかしい話ではないという。これから複合施設とか、いろんな物品の購入が出てきます。その中あと、事務組合もそうです。先般iPadを億単位でしたかね、買った際に一業者が取ったわけですけども、私は普通一般的な物品の購入の仕方だったと認識していますけど。  ここで教育委員会に聞きますけども、普通iPadですね、iPadを普通に1社で買いましたと、これ普通だと私は思うんですよ。仮に2社で分けて差異が出る云々というのは、財政としてはそれは特に間違ってはいないという認識でいますけども、教育委員会としてはiPadの購入を1社にした理由。これ我々はそれ当たり前だと思っているんですけど、その当たり前の理由をお聞かせください。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) iPadにつきましては、早急に学校に実施したいということで、一括で同じiPadを導入したいということで、そこまで正しいかどうかということではなくて、もう1社でいきたいという考えで入札をしたということでございますので、財政課のやり方が正しいかどうかということについては、私のほうでは・・・・。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆19番(阿部周夫君) やはり今までの大きい中での物品の購入に際してですね、やはり我々議会もそうですし、当局も慎重に購入しないと、今後そういった案件が増えていきます。複合施設もたまたま先般大きいピアノ、2,000万弱ですか、これは議会議決の必要はない範囲ですけども、実際本当2,000万のピアノが500人の会場で適しているかどうかも含めて、やはり物品の購入に関して、当然地元の方が入札するのは私は全く否定しませんけども、物品の購入の在り方で、やはりこのやり方で特に間違いない、受注機会の拡大だという言葉一つで片づけられると、では議会の議決って何だろうと私は思っております。あと財政課長の考え方は分かりました。  それで、佐久間課長が担当しているコミュニティーバスですけども、今回先議案件にした経緯。今バス現実問題走っているわけですよね。車検の関係なのか、どういったあれで早急に入替えをしなければならないというのは、もし以前説明していましたら申し訳ない、私が聞き忘れていたということですけども、今回先議案件にして価格に差異が出るまで入札しなければならない急いだ理由は何でしょうか。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) まず、先議の関係でございますけれども、この前の全員協議会でご説明させていただきましたけれども、バスの納入に約半年間かかるということで、6月議会の最終日を待つと年度内の納入がなかなか難しいというふうな判断をいたしまして・・・・          〔「6月じゃない、9月」と呼ぶ者あり〕 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 9月議会の最終日ですと、なかなか納期が厳しいということで、今回冒頭の、今回の初日に審議をいただいて、議決をいただいて発注をするというようなことでお願いしたものであります。また、財源については今回の新型コロナウイルスの臨時の交付金を活用するものでございますから、そちらを活用してですね、今回購入するということで、今回7月の議会で予算を計上させてもらったところであります。 ◆19番(阿部周夫君) これ発注して納入まで実際どれぐらいかかるのかというのは、当然財政なり・・・・半年ぐらいとなると、例えば5か月でできるのか、7か月かかるのか。今もう9月ですよね、9月1日で。そういった部分でどれぐらい、実際本当どれぐらいで納入が可能なのか、それちょっと確認したいと思います。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) こちらの納期については約半年間というふうなお話をいただいていましたので、9月の末の議決でありますと、ぎりぎり年度に間に合うか間に合わないかということでありますので、9月のこの議会の初日にお願いをするものであります。 ◆19番(阿部周夫君) これ業者が違った場合にどういう発注の仕方になるわけですか。同じバスを同時に納入してくれというのは、市のほうから何月何日に納入してくださいという話なのか、出来上がり次第納入してくださいという話なのか、その辺ちょっと確認します。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 仮契約書において、納期限については3月26日というふうになっておりますので、その業者、2業者になりますけれども、そのご都合で3月26日までが納期限でございますので、別々になるのか、あるいは一緒になるのかはあれでございますけれども、3月26日までに納めていただくということになります。 ◆19番(阿部周夫君) 現況の交換予定の車両の車検の満期日というのはいつでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 車検につきましては、ちょっとお待ちください・・・・車検については毎年になるんですけれども、10月車検ということになりますので、いずれも車検を越えてからの納期ということになります。 ◆19番(阿部周夫君) その車検がちょっと多少遅れても、車検がこの10月に通るということは、まだ令和3年の10月まで車検があるということなので、いろんな意味で安堵しているところであります。  それで、これ最後になりますけども、これいま一度確認ですけれども、この振り分けですね、業者の。24号と25号の振り分け、結果的に40万ぐらい差異が出てしまったということです。この業者の振り分けを財政課長でしたと。ほとんど五泉地域の業者はもう全て辞退ですかね。村松地域の業者さんが全部入れたと。そういった部分で、五泉地区、村松地区等も何か加味しながらやったのか、それこそ本当電話帳で上から見てやったのか、どういった形で。指名のやり方があまりにも何か曖昧過ぎて、明確にやはり答えられないというのが、この2つに分けた理由が我々には伝わってこない。40万の差異があっても、これはもう致し方ないやり方なんだというやり方であればそれなりの納得はするんですけども、先ほどになりますけども、はっきりとしたことが答えられないとか、今後の方針が分からないという話をされるとですね、私ですよ、私はこれをはい、そうですかとは言えないんですけども。もう一回確認、これどういった形で入札、業者選定したのか確認です。 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。明確な区分けのルールというのございませんので、説明はちょっとできないんですけども、結果的には五泉地区、村松地区半々ぐらいずつになったかなというところでしかお答えができません。申し訳ございません。 ○議長(林茂君) 18番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) 先ほどからいろいろ議論されていますけれど、1台1台分けた理由が受注の機会を増やすためという話ですよね。これは、入札のやり方によって全く入札の機会を増やしているとは思えないんですけど、要は同じ全部、23社やって、1番札、2番札ということでやってしまえば、どちらにしろ入札の札を入れるのは1回しか入れられないと、そういうことですよ。だから、私この受注の機会を増やすという理由が非常に不思議に聞こえる。  それともう一つ。先ほどから辞退が17社ありました。辞退する者を指名競争入札で指名するということ自体がもうおかしいと私も思いますけれども、どうしてこれだけ辞退するということに関して理由を聞いていないということ自体が私はもうおかしいと。  大体五泉市のですね、物品の入札はですね、建設等の入札と違って安いんですよね。たたき過ぎです。例えばこの予定価格と入札書比較予定価格はどのようにして決められたのでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 予定価格につきましては、事前に業者等から参考見積もりということでもらっておりましたので、それを参考に決めさせていただいております。 ◆18番(羽下貢君) 業者からですか。業者というか、業者というのはディーラーのことをいうの。業者、ディーラーからですよね。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) 違ったらまた大変だと思います。ディーラーから予定価格をいただいて、何割というかけ方をして、この2,800万ということでしょうけれども。結局皆さんが入れられた二千三百何がしという、大体予定価格からしても450万ぐらい安い。利益が出ない。いわゆる五泉市内の、旧五泉市内の業者の方というのはこんな割の合わない入札はやっていられないということで辞退をされていると、そういうふうに聞いています。ですから、この入札の仕方自体がですね、おかしい。私は、もっとこの入札について考えて入札をしていただきたかったなと。  例えばAのほう1台とBのほうの1台、別にこの業者さんが悪いとかなんとかという問題ではないんですけど、やり方がとにかくまずいんではないかと、こう思っていますけれども、これだけ議員が議論していろいろなことを言っているわけですから、市長、どう思いますか。
    ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 基本的にですね、先ほども申しましたが、業者さんがその数全ての方たちに入札参加をお願いしたということであります。機会均等ということでございますし、入札で1番札、2番札、どういうことができるのか私は分かりませんけども、1番札、2番札に1台ずつ割りますよという入札ができるのか私は分かりませんけども、1つの入札で1つの物品を購入すると。それをお願いすると。これについてはいささかも不備があったとは思っておりません。機会均等、辞退された方がですね、割に合わないということはあれですけども、やはり自分の経営感覚、経営理念に沿ってですね、今回参加できないということで、されなかったと認識しておりますし、機会均等を図るということで2つに分けて、車両も2つの車両の上げさせていただいているんだね。物品の1台の車両じゃなくて、2つの車両、同等品という、同等物ということで、たまたま同じ車両ということになりましたけども、そういう意味合いにおきましてですね、入札を執行させて、機会均等を図ったということでご理解賜れればありがたいと思っています。 ◆18番(羽下貢君) この中型バスはですね、結局いすゞと日野ですけれども、いすゞが造っている。結局同じバスです。ですから、もともとが同じで、出どころも同じなんです。ですから、これだけ本当は金額が違うのはまずい、こう思いますけれども、多分同じような答弁しかされないので答弁は結構ですけれども、ぜひとも今後、山田議員も申し上げていましたけど、考慮願いたいと思います。  以上です。 ○議長(林茂君) 4番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) この中型バスの入替えについては、様々な議員の皆さんから意見がありました。入札についても、今後また様々な方法あろうかと思いますけども、そもそもその23件の業者が名簿で決まっているということの中で、ランダムに24号と25号に当てはめていくという部分に関して、24号で11業者、25号では12、当然23件ですので、どちらかが多くて少ないという部分はありますが、これについてはどういうお決めなされましたでしょうか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) 全体が23件でございましたので、どちらかを11、どちらかを12とすることになるわけですが、それに関しては全く恣意的なものというか、どちらをどういうふうにするという考えはあまり考えずにといいますか、全く意識せずに振り分けはさせていただきました。 ◆4番(松川徹也君) 恣意的なものがあっては困りますけども、そもそもこの名簿をいただいた入札業者の皆さんが、何か疑問を抱いて財政課のほうに、どういうことなんだろうというようなご意見、何かありましたでしょうか。 ◎財政課長(塚野亨君) 入札についての・・・・入札の在り方について、業者さんのほうからは特に問合せ等はなかったというふうに記憶をしております。 ◆4番(松川徹也君) 分かりました。様々な質問等ありましたので、入札に関しては私からはこれ以上質問しませんが、小型のバスを中型に換えるということで、コロナウイルスの関係で密を防止するというような観点からというふうな話がありました。その根拠というか、じゃなぜ中型にすると。当然人員、乗車人数のこともあろうかと思いますけども、その根拠をお答えください。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 密を避けるためということで小型から中型に買い換えるというふうなことでありますけれども、まず小型ですけれども、立ち席も含めましてお客様は36人、中型のほうは58人、20人ほど違いがあります。それで、乗っている状況を見ますと、実際やっぱり30人を超える状況があるので、小型ではやっぱり立つお客様が増えている時間帯があるということで、それを定員、お客様58人にすると20人ほどの余裕が出ますので、お客様の距離は今の小型のバスよりも距離が取れるということで、密状態を避けられるということで買い換えることを考えております。 ◆4番(松川徹也君) 20人の余裕が出るということで、乗車人数に関してはある程度目的は達成できるのか、まだまだ対策が必要なのか、具体的には数値出ていないと思いますけども、そのほか乗車人数を増やすということのメリットもありますけども、そのほかにこのノンステップバスについて何か対策を取っている、特注でしょうかね、壁を作るとか、そうした対策は取っていますでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 今回のコロナ対策の仕様でありますけれども、今回購入するバスでございますが、まず運転席の周りには飛沫防止のビニールフィルムを張り巡らせます。また、併せて乗る場所にですね、消毒液の設置、併せてオゾンのほうの発生装置を備えまして納車していただく予定になっております。 ◆4番(松川徹也君) あくまでも国のコロナ対策の事業ですので、市民の皆さんが安心してこのバスを利用できるように、しっかりと対策を取っていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(林茂君) 15番、鈴木良民君。 ◆15番(鈴木良民君) 後でまた訂正されると困るんですが、確認させていただきたいと思います。  先ほど園児バスをですね、同一購入でやったというような財政課長の話がありました。それは全て、メーカーも、様式も、ステップ、全て一緒のバスだったのか。それ正確に答弁できますか。 ○議長(林茂君) 塚野財政課長。 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。当時の仕様等手元にございませんので、同一かどうかは今ここでははっきりとは申し上げられません。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時11分 休憩                                                      午前11時11分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎財政課長(塚野亨君) すみません。平成26年に通園バス等9台購入しておりますが、それが同一の仕様だったかどうかということまでは、今手元に資料がございませんので、お答えができません。 ◆15番(鈴木良民君) 今、物件24、25については、同じ仕様だということで、メーカーも一緒です。それと、不確かな園児バスのを比較してですね、同一に入札したと、購入したというのは、話が違う話だと思います。そこはきっちりとやはり確証を持って答弁していただきたいと思います。  それともう一点、辞退したというのは、これは入札の日の辞退なんですか、それとも前もって辞退があったのか。時間的な誤差があるのか、そこを確認させていただきたい。 ◎財政課長(塚野亨君) 辞退される業者さんのほうからは、基本的には事前に連絡をいただいて、辞退届等を提出していただいております。 ◆15番(鈴木良民君) その時点で、じゃ入札をしていただきたいということで指名するわけですよね。その時点で、例えば2つに分ける、そのために事業者は23件あるから2つに分ける、それとも今回であれば7件しかないわけですから、7社であれば一括でも、1回で済むという考えに至らなかったのか、そこをはっきりと答弁していただきたいと思います。 ◎財政課長(塚野亨君) 結果的に応札、入札に応じていただいた方は7社ということでございますが、それは指名通知を出してみないとこちらのほうではどなたが参加していただけるかというのは分からない状況にあります。名簿に登録していただく際には車両の購入、一般車両の販売ができますよということで登録をいただいておる業者が今23あったということで、その業者の中から、その業者の皆さんから参加をしていただきたいということで私ども当初考えましたので、どこの業者さんができるできないというのはこちらのほうでは当初考えるべきではないということで、23社全体を当初指名させていただいたということでございます。 ◆15番(鈴木良民君) 本来指名する場合にですね、この物件が入札にできるのかできないのか、その判断もしないでですね、ただ登録してあるから指名しましたという話では、これはもう数合わせにしかならないと思います。この事業者であれば今回の入札物件が扱えるのか扱えないのかというのをきっちりとやっぱり、市が指名するわけですから、判断しなきゃいけないと思っておりますので、その辺が非常にあやふやだったという点がやはり今回17の辞退者があったと。半分以上が辞退するということは、やはり入札の条件として非常にあやふやなものだと思っております。今後やっぱりこういうことのないようにしていただきたいと思いますので、しっかりと入札執行の、入札指名するわけですから、その辺もしっかりと条件を踏まえて、やっぱり入札するべきだと思います。  以上です。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午前11時15分 休憩                                                      午前11時26分 再開 ○議長(林茂君) 再開をいたします。 ◎財政課長(塚野亨君) お時間いただきまして、大変申し訳ございませんでした。  平成26年に、幼児専用車ということでマイクロバス9台を購入をしております。その際は日野リエッセという車種で、9台とも同じでやっておりますが、9件に分けてやっておりまして、同じ業者さんが何台か取ったのはあるんですけども、金額は全部9台同じというものではございませんでした。 ○議長(林茂君) それでは、質疑に入っていますけども、ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りをいたします。本案は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  本案について委員会付託を省略することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、本案は委員会付託を省略することと可決されました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。 9番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) それでは、意見ということで述べさせていただきます。  小型バスを中型バスに換えたい、コロナ対策でというようなことは分かります。また、密を避けるためにもぜひ年度内に導入したいというのも分かります。また、受注機会というのを業者に増やしたいというような形で、1台1台分けて入札したということも分かります。ただ、じゃ実際の入札のやり方はどうだったかというと、はっきり言えば、ランダムで分けましたといっても、その分け方というのをしっかりと説明できない。はっきり言えば、財政課の独断と偏見で決めたんじゃないかというようなことが疑われるようなやり方をやっているし、また、23社で一斉にやって、1台1台、あくまで1台1台の入札ですというようなやり方をすれば、実際に低い金額を入れた1社の方が、金額は低かったけれども、場所が違ったために入札取れなかったというような、本当におかしいような制度というのが今回のバスの制度、入札の制度で見られるというところです。正直、こういったおかしな入札制度、はっきり言えば入札業者が損をするような制度というのは正直おかしいなと思いますし、また公明正大にこういうふうなやり方でちゃんとしっかりと、おかしいやり方はしていませんよというようなことが説明できないような入札のやり方をやっている時点で、私としては今回のこの契約、動産の取得については認められないということで、66もこの後採決すると思いますけれども、65と66について反対いたします。  以上です。 ○議長(林茂君) 10番、佐藤浩君。 ◆10番(佐藤浩君) 私も反対の立場で討論をさせていただきます。  シンプルに同じ仕様のまるっきり同じバス、そのバスが2台入札かかって、そして値段が違う。そのことがどうも引っかかるといいますか、多くの皆様に理解が得られないというふうに考えます。受注の機会を増やす、そのことはよく分かります。そうしたいという気持ち、十分に分かりますが、ただ本当にまるっきり同じ品物を違う値段で買うことが、こういう方式、今回の入札を2本にしたことで金額が違うということが、それがそうなって当たり前、そういうふうな想定でいましたというようなことであれば、それは当局、行政、役所の論理であって、それだけを押し通していくには、どうも市民多くの皆さんの理解が得にくいんではないかと。そして、私も理解がちょっとできません。どうせやるなら、この場合は1社で2台というような形でやればシンプルだったんじゃないかなというふうに考えますので、反対をさせていただきます。 ○議長(林茂君) 13番、佐藤渉君。 ◆13番(佐藤渉君) 議会選出の監査の立場から、一言申し上げたいと思います。  まずですね、皆様方から本当に大事な税金を預かっておる当局の皆さん、この運用というものは、公正で公平でなければなりません。今までの議員の皆さん方の質問を聞いて、どうですか、皆さん。議員が納得していないじゃないですか。議員が納得するような正当な理由はありますか。入札の方法を採ってもしかりでございます。ですから、私はこのような公平性の観点を鑑みて、疑義あると判断し、この議第65号、66号を反対させていただきます。 ○議長(林茂君) 3番、波塚静亮君。 ◆3番(波塚静亮君) 佐藤浩議員の意見に全く同感であります。  時期が違えばね、当然2回に分けるというのはあると思いますけども、同じ時期にこういう方法というのはどうも理解を得るのは難しいのではないかというふうに判断して反対いたします。 ○議長(林茂君) 11番、長谷川政弘君。 ◆11番(長谷川政弘君) 私も反対いたします。  答弁の中で、辞退理由に特殊性のあるバスであるというふうな答弁を課長されましたが、この辞退された数多くの業者さん、市の大型バスの整備、車検、されているじゃないですか。何で購入の辞退理由に中型バスであるから特異性があるという理由が本会議場で答弁なされるのか。あまりにも不審であります。私も反対いたします。 ○議長(林茂君) 2番、山田正良君。 ◆2番(山田正良君) 賛成の立場で討論させてもらいます。  今回は受注機会を増やすというご説明いただきました。全く今のコロナの状況の中では正しい方向だろうと思っております。先ほど休憩後に、過去に9台分けてそれぞれ発注をして、それぞれ差異の契約を行ったという事例もあったということであります。そもそも今回は国のコロナ対策の交付金を利用して、3密を対策するための車両の入替えであると。説明によれば、今発注をしておかないと、その交付金の事業が間に合わないという話というふうに私は理解しております。これを否決したときに、国費もらえなくなった。単費でこれを準備をするとなると、大変な損失になるんだろうと思います。そういう意味から、私は賛成をして、一刻も早く発注すべきだというふうに思います。 ○議長(林茂君) 19番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) 私反対の立場で討論です。  この入札が、仮にですね、否決になった場合、最終日に間に合うように再入札を要望するとともに、これはエールです。エールの意味で、財政課長の一生懸命やっているのは分かる、日々。ちゃんとやっているけども、ほかの職員に対するいろいろ思いとか、いろんな思いをですね、この仮に否決になった場合に、なぜ否決になったか十分考えて、これ期待して言っています、私は。財政課長がやっていることはほぼ正しい。正しいけども、やはり人に伝え方、相手のことを考えることも課長の仕事です。そういった部分で私は反対をしますけども、この反対は財政当局、市当局に対するエールだと思ってください。  以上です。 ○議長(林茂君) 4番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) 反対の立場で討論させていただきます。  コロナ対策ということで3密を防ぐ、先ほど佐久間企画政策課長からも話があったように、20人の余裕があるということでも効果はあろうかと私も思います。そのほかいろんな3密の対策を取って運行するということ、こういった意味でもコロナウイルス対策の資金を利用して国の制度を使うという部分は何ら問題ない部分ではありますが、いろいろな先ほどの議員の皆さんからも話があるように、この入札の制度について我々20名の議員にしっかりとした説明がなかなか届いてこない部分、入札を実際に行った23社の業者に対してもですね、誰にでも説明できるような透明性のある入札制度を要望したいというふうに思っていますので、これについて時期を遅らすことなく、今年度以内に消化できることを私も希望することを付け加えて反対討論とさせていただきます。 ○議長(林茂君) 6番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) 今回この入札に関しては今後改善が必要ではないかというふうに感じましたけれども、山田議員のおっしゃられるとおり、国の交付金を活用したバスの更新というのは必要だと思いますし、また期間に制約もあるということで、本日可決することが望ましいと考え、賛成いたします。 ○議長(林茂君) ほかにありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決いたします。1件ずつ行います。  まず、議第65号 動産の取得については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立少数であります。  よって、原案、議第65号は否決されました。  次に、議第66号 動産の取得については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立少数であります。  よって、原案は否決されました。 △日程第8 発議第7号 ○議長(林茂君) 次に、日程第8、発議第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。 15番、鈴木良民君。 ◆15番(鈴木良民君) それでは、発議第7号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出についてご説明申し上げます。  提出日は令和2年9月2日、提出者は五泉市議会議員、鈴木良民、佐藤浩、羽下貢、伊藤昭一、桑原一憲、波塚静亮、以上で6名であります。地方自治法第99条の規定により、関係機関にそれぞれ提出するものであります。  なお、内容についてはお手元に配付したとおりであります。  以上、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(林茂君) それでは、これより質疑に入ります。ご質疑ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  お諮りをいたします。ただいま議題としております発議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議なしと認めます。  よって、さよう決定いたしました。  討論に入ります。ご意見ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  採決いたします。  発議第7号は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) ご異議がありますので、起立により採決いたします。  発議第7号は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者起立〕 ○議長(林茂君) 起立多数であります。  よって、発議第7号は原案のとおり可決されました。  これより一般質問に入るんですけど・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 入ります。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 何分で終わるって。          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 △日程第9 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) それでは次に、日程第9、市政一般に関する質問であります。  これより一般質問を行います。通告順により一般質問を許します。  通告1番、阿部周夫君。 ◆19番(阿部周夫君) これより、通告していました一般質問を簡潔に行います。  まず、東南環状線について質問させていただきます。新しい道路整備や公共施設、民間の開発事業によって町並みは大きく変わります。南本町から太田、赤海地内を結ぶ東南環状線の工事も着々と進んでおり、先月8月に南本町から寺沢間が開通いたしました。泉田、寺沢地内の東南環状線沿いには、スーパーマーケットの原信寺沢店をはじめとする商業施設建設も10月のオープンに向けて着々と準備が進んでおり、南本町地内の県道五泉村松線と寺沢地内の県道五泉石曽根停車場線が直線で結ばれたことにより、利便性の向上とともに経済効果も生まれています。  そこで、今後の東南環状線早期完成を願いながら、寺沢4丁目地内から赤海フリアンさん交差点間の開通までの工期日程をお聞かせください。また、東南環状線の交通安全対策、東南環状線に接する市道整備、農業用水路を含む側溝整備についても、地域住民から多くの要望が出されております。その地域要望も十分聞き入れながら工事を進めていくことも切に願います。当局の見解を伺います。  次に、新型コロナウイルス抗原検査実施についてであります。これ要旨のとおりでそのまま要旨を読み上げます。五泉市の消防署員、保育士、保健師、学校教職員等に新型コロナウイルス感染拡大予防のために定期的な新型コロナウイルス抗原検査を実施すべきであると思います。当局の見解を伺います。  簡潔でありますが、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 阿部議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、東南環状線についてであります。東南環状線につきましては、市街地の渋滞解消を目的に、市街地外縁部を南から東へ結ぶバイパス道路であります。新潟県が事業主体となりまして、平成27年9月に事業認可を受け、工期は平成27年度から令和4年度までの8か年の予定となっております。延長につきましては、南本町3丁目から赤海1丁目までの約1,500メートルであります。8月7日には、このうち南本町3丁目から寺沢3丁目までの約750メートルの区間につきまして供用開始されたところであります。  今後の工事日程につきましては、現在残りの寺沢4丁目から赤海1丁目までの間について着手されており、今後JRの線路をまたぐ跨線橋工事などが進められることになっております。施工に際しましては、事前に地域の皆様に説明会を開催する予定でありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮しまして見送ったところであります。今後状況が整い次第、説明会を開催して地域の皆様のご理解をいただくとともに、交通安全対策や各種施設整備につきましても、新潟県や関係機関と調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。  続きまして、新型コロナウイルス抗原検査の実施についてであります。新型コロナウイルス感染症の検査については、五泉市東蒲原郡医師会が県の委託を受けて、7月6日からPCR検査センターを設置、週2回開設して、体制の強化を図っているところであります。県では行政検査はPCR検査を主体として実施することとしておりまして、帰国者・接触者外来のほか、県内10か所にPCRセンターを開設しております。  PCR検査は、検体採取から結果判明まで数時間程度要することや専門機関での取扱いとなることから、検査が集中すると対応し切れなくなるおそれがあります。先般、本市に工場を有する企業が発売した新抗原検査キットは15分程度で結果が判明することから、感染拡大時や早急に感染状況を確認したいときなどに大きな効果が期待されております。今後の検査体制については、県が主導しながら各医療機関において整備が進むものと考えております。  職員の感染防止対策については、マスクの着用や職場の換気、毎日の検温や健康状態の把握等を指示しているところであります。また、県をまたいだ往来についても注意を促し、ウイルスに罹患しないよう周知をしております。さらに、消防署員については、救急搬送において発熱や呼吸器症状がある新型コロナウイルス感染症疑いの傷病者に対しまして、感染防護衣、ゴーグル、医療用マスク等で対応しており、万全の対策で感染防御を行うとともに職場内の消毒を毎日実施して、感染防止対策に取り組んでおります。その上で、職員に感染が疑われる場合には、その状況に応じて抗原検査など必要な検査を速やかに受けられることが望ましいと考えておりますので、今後の状況を見ながら、保健所等と協議を進め、検討していきたいと考えております。  なお、学校職員等に対する抗原検査の実施につきましては、教育長がお答えいたします。  以上であります。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 教職員の新型コロナウイルス抗原検査の実施についてお答えいたします。  学校は大勢の子供たちが長い時間を過ごす場所でありますので、学校での感染リスクをできるだけ減らすよう、教育委員会及び各学校において様々な対策を行っております。特にウイルスを校内に持ち込まないために、通学や通勤前の健康観察の徹底を指導するとともに、保護者など外部からの来校者に対しても検温や学校内での行動の制約についてご協力をお願いしているところであります。  さらに、教職員に対しては、教育委員会として感染流行地域への移動については慎重に判断するよう求めており、状況によっては在宅勤務を指示する対応も必要と考えております。その上で、教職員の感染が疑われる場合には、その状態に応じて抗原検査など必要な検査を速やかに受けられることが望ましいと考えております。安全、安心な学校生活のため、関係者のご理解とご協力をいただいて、引き続き感染予防に努めるとともに、検査の実施につきまして関係機関による検討の進捗を注視してまいりたいと考えております。 ◆19番(阿部周夫君) ここで消防長に伺いますけども、先ほど市長の答弁の中で消防に関連した答弁ありましたけども、直近で構いません。以前と同じ質問をしますけども、救急搬送に1日数件あると思いますけども、その際コロナの陽性を疑って出動した件数というのは何件あるのか。月別なのか、それはそちらの集計の取り方によってあれですけども、大体今までコロナ、2月以降コロナ騒動が始まったわけですけども、どういった状況なのか、その辺をちょっと確認です。 ○議長(林茂君) 羽下消防長。 ◎消防長兼消防本部総務課長(羽下幸彦君) お答えいたします。  2月の末から昨日までですが、現在のところ14件でございます。 ◆19番(阿部周夫君) 言葉があれかもしれない、幸いにも五泉市民の患者が出ていないと。神戸市内の女性が仕事でこちらに来たときに、市内の宿泊施設で泊まっていて罹患したと。罹患して来たのか、そこで罹患した云々というのはまだ報道だけでは知る由がないですが、患者としては神戸市内の女性が五泉で感染が確認されただけで、五泉市民がまだいない状態です。いずれいろんな検査を実施することによって、恐らく出てくるだろうということで、今朝のニュースで伊豆大島で、ああいう海に囲まれたところでさえ5名が出たと。今度家族内感染という今言葉が、家庭内感染ですか、はやっているといいますか、前は夜の街感染、今は家庭内感染ということで、新潟県においても高齢者施設でもなってきたと。いつ来てもおかしくない状態であります。  そこで、総務課の対応とかも私も役所来て分かります。消防の対応も分かるけど、支所へちょっと私行く機会あまりないんですけども、支所はコロナ禍において支所としてどういった対応、要はコロナウイルスにかからない対応、あと市民の方と接する際にどういうことを支所として心がけているのか、支所長お答えください。 ○議長(林茂君) 熊倉村松支所長。 ◎村松支所長兼地域振興課長(熊倉雅行君) お答えいたします。  まず、入り口からですけども、アルコールの手指の洗浄用のボトルを置いておきますし、あとロビーですね、ロビーの椅子も1つ置きに使用するように、密を避けるようにしております。また、時間を見ましてカウンター、あるいは手すりなど、人の手の触るところを消毒液で拭いております。今のところはそのようなところでございます。あと、職員のほうもマスク、窓口に出るときは必ずマスクをするようにということでやっております。  以上です。 ◆19番(阿部周夫君) これ最後にします。教育委員会、学校の関係で網戸、予算出ましたけども、もう今、今日も多分36度になるといった中で、網戸の設置というのはいつになるのか。クーラーと網戸を併用しながら、今もうやっているのか、これから準備中なのか、そのことについてちょっと確認したいと思います。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 現在まだ網戸の設置の工事は開始しておりません。これからになると思います。現在換気がどうしても必要なので、窓を定期的に開けながら、部屋が暖かくならないように温度調整をしたりしながら、今進めているところであります。 ◆19番(阿部周夫君) もう一つ、あと確認です。コロナ禍で首都圏、東京、あと大阪、兵庫ということで、コロナ患者はまだ100名以上いる中で、修学旅行、9月に大阪に五泉市内の中学生行くということであったんですけども、そういった行く状況について変わりがないのか、変更があったのか、これちょっと確認させてください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) このコロナ禍の中で、当初予定していた県外への行き先については全ての中学校が変更しております。内容としましては、学校で記念になるようなイベントに変える学校であったり、県内での視察等で計画している学校ということで、全ての学校が県外へ出ることを取りやめております。 ○議長(林茂君) それでは、午後1時15分まで休憩します。          午前11時57分 休憩                                                      午後 1時15分 再開          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。  午前に引き続きまして、一般質問を行います。  通告2番、松川徹也君。 ◆4番(松川徹也君) それでは、議席番号4番、松川徹也、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まずは新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方に対しご冥福をお祈りするとともに、現在療養中の方々におかれましては一日も早い回復を願っています。また、コロナウイルスと闘う医療従事者の方々に対しましてはエールを送りたいと思っています。五泉市の経済界にも大きな影響がありますが、さらなる支援拡充を当局に要望していきたいと思っています。  それでは、一般質問に移ります。現在五泉市において農業は、里芋「帛乙女」、チューリップ、ボタン、キウイ、レンコン、栗など代表する農産物があり、基幹産業の一つとして市民生活に必要不可欠な産業となっています。しかし、農業に関わる諸問題は多岐にわたり、幅広い支援が必要と考えます。担い手不足の解消や若手農業者の育成、作業の効率化など、その問題解決に向け、早急に取り組んでいかなければなりません。  五泉市では今から10年前の2010年、農業経営体が2,239件ありましたが、その5年後の2015年では330件もの経営体が減少し、合計1,909件となっています。この現状を踏まえ、今後の農業に対する五泉市の展望、またそれに対する支援など取組に関して、次の項目について問います。  1つ目、有害鳥獣の被害が市内で多発している。この対策と支援を強化するべきだが、五泉市の考えを伺います。  2つ目、収入が安定し、しっかりと稼げる農業実現のため、作業の効率化や作物のブランド力向上のための戦略を立てるべきと考えるが、市の方針を伺います。  3つ目、農業者の担い手不足の解消について、その取組に対しスピード感ある対応を求めるが、市の考えを伺います。  最後に、新型コロナウイルス禍で五泉の基幹産業である農業にさらなる支援拡充を要望するが、これらの支援策を打ち立てるおつもりはあるか伺います。  以上、壇上より質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、松川議員のご質問にお答えいたします。  初めに、有害鳥獣対策についてであります。有害鳥獣による農作物被害額は、平成30年度で314万円、令和元年度で85万円であります。また、今年度は8月末までで30万円の被害額となっております。被害の把握に当たっては、被害相談を受けて現地確認を行った販売目的の農作物の集計であり、この中には自家用栽培しているものや耕作を諦めた農地は含まれておりません。  有害鳥獣対策に対する市の補助制度につきましては、農作物被害防止として町内会で購入する追い払い用の花火や電気柵、爆音機、威嚇銃などの購入費用に対し、補助率2分の1の助成を行っております。その他、今年度上戸倉町内会で取り組んでおります国の交付金事業で、地域全体で有害鳥獣防止対策を計画し、採択を受けた電気柵の資材費に対する助成制度もあります。また、今年の被害拡大状況を踏まえ、山沿いの集落や過去に有害鳥獣が出没した集落に追い払い用花火の配布を8月末から行っており、地域での取組の強化も図っております。  これまでの市の取組といたしましては、箱わなによる捕獲方法でありましたが、昨年度よりくくりわなを導入し、箱わなとともに猟友会や地域の協力を得ながら、捕獲対策の強化を図っております。また、今年度より鳥獣被害パトロールをシルバー人材センターから猟友会に委託先を変更したことにより、昨年度まで1班体制でのパトロールから4班編成によるパトロールで対応を強化しております。  有害鳥獣による被害を軽減させるためには、集落や農地に寄せつけない対策を取ることが不可欠であり、電気柵や専門家による集落環境診断等を実施し、生息環境の改善を図っていくなど、地域の方々の自主的な取組が重要であると考えております。今後につきましても五泉市有害鳥獣対策連絡会議を中心に関係機関や猟友会、地域の方々とより一層の連携を図りながら、有効な手段を研究し、被害軽減に努めてまいりたいと考えております。  次に、農作物のブランド戦略についてであります。里芋につきましては、10月の第2日曜日をさといもの日と定め、毎年さといもまつりを実施しております。さらに、昨年の令和の大嘗祭においては、本市の里芋の帛乙女が平成の大嘗祭に続き供納されました。秋の収穫時期においては、首都圏や交流都市で開催されるイベントに出向き、販売を実施してまいりました。また、昨年7月に県が掲げた新潟県園芸振興基本戦略において策定された産地育成計画により、里芋の拾い上げ機や株分離機などの機械化を研究し、作業効率化を目指すとともに、市では里芋の連作障害実証事業に取り組んでいるところであります。今後も県や関係機関と連携しながら生産や販売額の拡大を図ってまいります。  次に、担い手対策であります。担い手対策につきましては、農家の高齢化や担い手不足などの課題を地域の話合いにより将来にわたって地域の農地を誰が担っていくか、誰に農地を集積、集約化していくかを地域の皆さんで決めていく実質的な人・農地プランの策定を関係機関と連携しながら進めております。また、将来を担う中心的な経営体の確保と育成を目的とする主なものとして、農業経営基盤パワーアップ事業において、規模拡大や複合化への取組に必要な機械、施設の導入経費に対して支援しております。ほかにも新規就農者を対象とした農業次世代人材投資事業などに取り組んでおります。  次に、新型コロナウイルスの支援についてであります。今年の春先に需要が落ち込んだ花卉の支援といたしまして、花と笑顔の絆事業として、来年の2月から3月に希望する各種施設に切り花や鉢を提供し、消費拡大を図ってまいります。また、国の支援策といたしまして、園芸作物の栽培面積に応じた高収益作物次期作支援交付金や、経営継続及び感染拡大防止に関する取組に要する経費の支援として経営継続補助金があります。いずれも農協が主体となった申請でありますが、多くの農業者が申請手続を行ったところであります。園芸作物につきましては、これまで新型コロナウイルスの影響はあまり聞こえておりませんが、米におきましては外食産業等の消費減少により民間在庫量が増加していることから、引き続き注視してまいります。  今後も本市の農業における現状と課題を的確に捉え、農業所得の向上を目指すため、また効率的かつ安定的な農業経営が実現できるよう関係機関、団体と連携し、各種施策を展開してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆4番(松川徹也君) 農業という幅広い分野の中で、様々な問題が農業には存在しています。有害鳥獣の被害に関しましては、今年度大蒲原地区、十全地区、川東地区、昨年には見られなかった市民の生活域にまで被害を及ぼしている現状があります。また、担当課はまたぎますが、熊、猿の人身についても、人身被害はないにしても、出没がなくならない状況にあります。  ここで、まず確認です。五泉市で発生している鳥獣の被害に対するですね、動物、どんな動物がいるのか、その種類と件数。熊、猿においての人身案件につきましては環境保全課長、過去の数字お聞かせください。 ○副議長(剣持雄吾君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 有害鳥獣の捕獲頭数ということで述べさせていただきたいと思います。令和元年度の捕獲頭数ですが、猿につきましては82匹、イノシシにつきましては18頭、そのほか鳥類につきましては237羽となっております。 ○副議長(剣持雄吾君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 熊、猿等の人身被害につきましては、過去3年ございません。熊の目撃件数でございますが、平成29年度は31件、平成30年度は15件、令和元年度39件であります。今年度は現在8件でございます。 ◆4番(松川徹也君) 全国の鳥獣被害に対する被害総額が平成30年度で158億、新潟県では、昨年の数字ですが、2億4,000万という被害が記録にあります。先ほど市長の答弁にもありましたが、五泉市では平成30年に314万という被害が出ているというふうに答弁がありました。市としてですね、この対策、有識者、猟友会などが組織する対策連絡会議というものが開かれているかと思いますが、この連絡会議、農林課長、お願いします。その内容と支払われる委託料の金額、またその連絡会議等で集まったときに何か意見や要望等あるか。また、併せて様々な問題点、猟友会さんに対する問題点あるかと思いますが、その辺も含めてお願いします。 ◎農林課長(石川聡君) 市と関係団体、また地元町内会、それと猟友会等の役員の方で構成しております有害鳥獣対策連絡会議というものを毎年開催しております。今年度は新型コロナの影響で書面での開催ということになりましたが、年に1回そのような会議を開催しております。その連絡会議の中での事業でありますけども、猟友会への捕獲の委託、またわなの管理の委託ということ並びにわなの購入、また雑木林等の草刈り用の機械の借上料の補助、それと地域での学習会の開催、また威嚇銃の無償での貸出しなど、あと県の補助金や国の交付金の受皿という事業内容で連絡会議を開催しております。その中で、会議の中で出る皆さんの意見としましては、現在の有害鳥獣の発生状況の意見交換であったり、わなの種類による有効性がどうなのかという意見交換、また被害の相談記録を取りまとめて皆さんにお知らせしてほしいというような意見が出ております。  委託料につきましては、市の予算から負担金として160万円会議のほうに支出しておりますが、またほかの関係団体からも負担金をいただいて、この会の事業は成り立っております。 ◆4番(松川徹也君) 対策連絡協議会が非常に重要な機関であることもよく分かりました。相談件数、通報というのが本当に絶えない被害でありますが、市としてですね、害獣を追い払ったり、捕獲して、個体調整というんでしょうかね、をするわけですけども、その具体策として先ほど市長の答弁で様々なわなを仕掛けたり、追い払い花火というものを使ったり、電気柵というお話も出ましたが、対策を取られているということですけども、今現在そのわなに関して農林課さんで所有しているもので、その台数ですかね、何台、箱わな、くくりわなについてお聞かせください。 ◎農林課長(石川聡君) わなにつきましても先ほどの連絡会議で所有しているものになりますが、猿の箱わなといたしまして38基、イノシシ用の箱わなで4基、それとイノシシ用のくくりわなで43台ということで所有しております。 ◆4番(松川徹也君) 連絡会議の所有の個数分かりましたが、環境保全課のほうで、これは人身のほうになろうかと思いますけども、箱わなを6基所有しているというふうなことも事前にお伺いしましたが、この猟友会、有害鳥獣の対策について非常に重要な機関である。しかしながら、会員の担い手不足であったり、高齢化が著しいという話もお伺いしました。この対策については、県の事業で担い手緊急確保補助金というものが事業としてあるというふうに聞きましたが、銃を撃つであったり、わなを仕掛けるということに対して資格が必要だと。それに対しての助成をするというような制度があるというふうに聞いています。この事業の金額と内訳、また実績ですね、環境保全課長、お願いします。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 県の有害鳥獣捕獲担い手緊急確保事業につきましては、上限5万4,000円という内容になっております。内容につきましては、射撃教習受講、健康診断料、あとハンター保険料などが5万4,000円ということで補助しておりますが、市としましてはそれ以外を補う形で、以外のものということで射撃教習受講、あと免許の所持許可申請などを補助しまして、新規狩猟免許の取得費用を県以外のものを補うということで、自己負担はライフル銃とか、そういうものを買うもの以外は市のほうで補助しているという状況であります。また、この補助の関係でございますが、昨年度2名の方へ助成を行っているところでございます。
    ◆4番(松川徹也君) 資格取得であったり、保険の補助とかという話をお伺いしました。実績2名ということで、その数字、まだまだ足りないんじゃないかなというふうに思いますし、それが果たして担い手を確保する方策につながっているのかどうかというのもちょっと疑問ですが、猟友会さん、箱わな、くくりわなについてはですね、農林課のほうでも何基か増やしているというふうに聞きましたが、さらにその数を、エリア広いので、増やしてほしいという要望も上がっていますが、ただちょっと調べると、箱わなであったり、くくりわなを仕掛ける資格ですかね、も当然必要だということで、一般の素人が仕掛けることはできないというふうになっていますけど、この資格助成というのも恐らく今の担い手の確保補助金に入っていないと思うんですよね。この辺もですね、しっかり、今増やしてほしいものなのに、実はそれに対してソフトな対応ができていないというのもしっかり取り組むべきだなというふうに私自身思っています。対策連絡協議会についてもですね、金額どうこうではありませんが、隣の地域の阿賀町では有害鳥獣対策係という係を専属に設けて、委託料1,000万ぐらいでしょうかね、でされているというのにプラスして、害獣確保について1頭8,000円の補助、上限300万円ですけど、そういったものを出しているという、様々なそのやり方があると思いますし、またまだまだ発信も足りていないんじゃないかなというふうに私自身感じたところです。それについてこれから市としてですね、取り組んでいくおつもりはあるかどうか、農林課長、お願いします。 ◎農林課長(石川聡君) 他市の有害鳥獣対策の状況なども参考に聞いているところでありますが、有害鳥獣対策を完全になくすというのはなかなか困難な状況だと思っております。そういったのを踏まえまして、できるだけ軽減できるような対策を関係団体と連携しながら、また地域の皆さんの声を聞きながらこれからも取り組んでまいりたいと思っております。 ◆4番(松川徹也君) よろしくお願いします。  先ほど市長の答弁の中で電気柵というワードが出てきましたが、国の交付事業として上戸倉の地域に総延長5.8キロメートルのエリアを囲うですね、電気柵が設置されて、先月から供用したというふうに聞いています。これは猿、イノシシに悩む地域の声があったのだろうというふうに感じていますが、具体的にですね、この事業内容とそれに伴う金額、また採択要件でしょうか、それも含めてお答えいただけますか、農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 今年度上戸倉が取り組んでおります、国の鳥獣被害防止総合対策交付金というものを使っております。これにつきましては、先ほどの有害鳥獣の連絡協議会の事業という位置づけになっておりますが、今年度、猿の電気柵としまして8段を1.8キロ、イノシシ用としまして電気柵3段を約4キロ設置いたしました。これにつきましては、国の交付金はあくまでも材料費のみということで、設置する手間は地元が出さなければいけないというものであります。今年度の交付金の交付事業費としましては165万円となっております。材料費の10分の10が補助ということであります。採択要件が少しいっぱいあるんですが、ちょっと読み上げさせていただきます。集落内のまず合意が必要だということ、それと販売用の作物を作る農地を守ること、受益戸数で3戸以上、費用対効果の算定、それと電気柵の取付け、取り外し、また草刈り等の維持管理は地元で行うこと、それと耐用年数8年間は必ず行うと、その農地の中に耕作放棄地は出さないという事業計画をつくりまして、国に認められて今回の事業となったものであります。 ◆4番(松川徹也君) この電気柵、先ほど農林課長おっしゃるとおり、やはり地域のご理解、また8年に及ぶこれからのご努力が必要なのかなというふうに思っていますが、その電気柵に対してですね、雑草がかかっては駄目だとか、雑草の除去もしかり、冬期間の撤去、また春先の設置までですね、全て地域の方がやるということになっています。8年間という長いスパンの中で、どこもそうですが、やはり高齢化が進んでいく中でやっていくなんていう気概もあるとは思いますが、やはりこの電気柵は有害害獣にですね、本当に効果があると言われていますし、イノシシはこれからだと思いますけども、その中でやはり五泉市として初の試みとなりますので、ぜひこの取組サポートいただいて、成功例をつくってまたその電気柵事業をですね、エリア拡大してほしいななんていうふうに思っています。  実は、同時にこの電気柵を設置したエリアの外で家庭菜園とかですね、小規模でされているような、野菜の栽培とかされているご家庭が今現在かなり被害に遭っていると。当然電気柵の中は入らないわけですから、その外のエリアで活動を始めるという中でかなり被害が出ていると。そういった部分もですね、目を配っていただいて、ぜひですね、諦めず、やってよかったというふうな地域の声をいただければ最高にいいかなというふうに思います。非常にいい取組ですので、これ何年ぐらいから始まったか、10年ぐらい前でしょうかね、やっと今回始まりましたけど、なぜ今まで取組としてなされてこなかったのか、これだけお聞かせください。 ◎農林課長(石川聡君) 今までこの事業があったのに、なぜ取り組まなかったかということだと思いますが、なかなか地域全体で有害鳥獣対策を行いたいという声が、今まで個人個人ではあったにせよ、地域全体というのは今まであまり見えなかったもんですから、初めて今回上戸倉がこの事業に乗れるような形になった。これを契機にほかの集落の方も、興味を示している集落の方もいらっしゃいまして、現地で一緒に説明を受けたいという集落も出てきておりますので、今後進めていきたいと思っております。 ◆4番(松川徹也君) よくご存じで、新たな拡大に向けてですね、農林課としてやるべきこと、ぜひ取り組んでほしいと思います。  次に、今現在里芋、レンコンを主力とする野菜が五泉市の農業を牽引していると。新潟県では、園芸振興基本戦略としてネギ、イチゴを加える4品目に対して、販売額の増であったり、生産面積の拡大について、今令和6年まで取組がなされるということで、これに併せてになりますが、現在里芋に関する総売上げでしょうか、平成25年で約3億4,000万、その2年後の平成27年は4億600万というふうにありますが、米を除く特産農作物について、その販売額を令和3年までに9億を目指すという総計指標ありますが、いよいよ来年になりますけども、石川農林課長、この辺今の推移も含めて、達成までの道のりでしょうかね、達成率いかがでしょうか。 ◎農林課長(石川聡君) 特産農産物の販売額の集計でありますが、この集計につきましては米を除くJA新潟みらいの販売額ということで集計をしております。昨年の令和元年で約8億3,000万、平成30年度でも8億3,000万、平成29年度で8億8,000万ということで若干下がってきている状況ではあります。目標の令和3年9億円という数字は、少し厳しい状況ではあります。 ◆4番(松川徹也君) なかなか栽培面積を増やす、売上げを上げるというのは並大抵のことではないというふうに思いますが、ぜひですね、目標はあくまでも目標ではなくて、達成するにはどうしたらよいかというのをぜひ考えてもらいたいと思います。  現在里芋に関しては、ブランド化も軌道に乗って、農業のリーディングアイテムとして五泉市の農業を支えています。その拡大の話になりますが、様々な条件や問題等々あろうかと思います。石川農林課長にお伺いしますが、その主な原因というのは何だと感じられますか。 ◎農林課長(石川聡君) 生産拡大が進まない要因といたしましては、里芋につきましては連作が利かなくて、3年から5年で農地を回さなければいけないということでありますので、里芋を栽培する面積の約5倍の農地の確保が必要であるということが1つ。それと、土質条件ということで、水はけのよい土が適している場所。また、作付けする時期、また収穫する時期が米と重複してしまうということ。それと、里芋の株の収穫をするときに圃場から出すのが重労働であるといったことが要因として考えられます。 ◆4番(松川徹也君) 連作障害であったり、土壌環境の調整、収穫出荷時期にかなりの労力が必要だということもよく分かりますし、ただですね、まだまだやはりこの里芋に関しては、五泉市を代表してですね、期待できる一品だと思います。生産量を増やすことができれば冬季の雇用につながったり、また頭芋や茎の利用等々ですね、いろんなアイデアがあると思いますので、ぜひまだまだ利用価値高めていけるなというふうに私も感じています。  魅力あるブランド、野菜、その大きな指標としてふるさと納税というのがあります。佐久間企画政策課長、お答え願いたいんですが、現在のふるさと納税の寄附総額と農作物分野、お酒含めた農作物分野に関して寄附金の合計幾らになりますか。確認です。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) ふるさと納税の寄附金の合計と、そのうち返礼品のですね、農産物の割合でございます。まず、令和元年度におきまして、ふるさと応援寄附金、ふるさと納税の寄附金については8,948万円でございました。そのうち返礼品でございますけれども、農産物のほうお酒を含めますと985万円ということ、985万が返礼品の農産物の合計となっております。 ◆4番(松川徹也君) その985万というのは、寄附額を除いた金額ですね。全体で返礼品を除いた総額に対して農作物の割合、約3割を農作物が占めているという部分では、私はまだまだこの数字伸ばせると思います。ブランド化にうまく成功している阿賀町の例にしてみれば、寄附額は五泉市の8倍の6億8,000万、主力商品は奥阿賀のコシヒカリというもので、農産物の割合は9割を占めているというふうに聞いています。これは、やはり農家さんの収入にも直結しますし、今後ですね、そういったブランド化としての取組、このふるさと納税を活用しながら、またいろんな専門家の意見を聞きながらですね、やはり戦略的に伸ばしていくという取組も必要なのではないかなというふうに思います。  次に、担い手不足という部分で、新規就農者が令和元年、5名という数字が出ています。非常に少ないなと、驚くべき数字だと思いますが、農林課長、この辺の数字ですね、これから伸ばしていく取組、何かありますでしょうか。 ◎農林課長(石川聡君) 令和元年度で5名、平成30年度では7名の方が新たに就農されたということであります。新規就農者の支援につきましては、国の新規就農者の補助事業ということで、国の農業次世代人材投資事業の補助金ということでありますので、そういった補助金を活用しながら、新規就農者を増やしていきたいなというふうに考えております。 ◆4番(松川徹也君) 農業をやりたいといった若い方がどうやったらハードルなく農業に従事することができるか、またいろんな支援を使いながら農業をなりわいにしていくことができるかというのもなかなか分かりづらい部分があるというふうに聞いていますので、またいろんな相談窓口の設置であったりとか、そういった発信をですね、ぜひしてほしいなというふうに思います。  最後の項目で、やはりコロナウイルスの影響というのがこれから広がっていくんではないかなというふうに感じています。五泉市は、いよいよ花と笑顔と絆事業ということで、五泉の花を各施設に飾るという事業が来年2月から始まるということで、本当に施設の皆さんにとっても五泉の花からエールをいただけるということで非常にすばらしい事業ではないかなというふうに思いますが、ただこれからですね、やはり外食産業、なかなか外食に出かける方が、利用が少なくなっている。イコール、お店の仕入れがそれに応じて減ってしまうという現状が今もう既に起きている状況です。これらについてですね、様々な国の支援、農業に対する支援打ち立てていますが、それに対して五泉市として先進的なこれからの取組ですね、これから打ち立てていくおつもりはあるか、伊藤市長、お願いいたします。 ◎市長(伊藤勝美君) 農産物のですね、販売戦略、農家それぞれの所得向上に結びつくわけでありますので、いろいろな先ほど答弁申し上げましたが、県外の販売戦略とか都市間交流ですけども、そういったことがこのコロナ禍でできないということであります。さといもまつりもこのたびは中止せざるを得ない。また、秋、11月の大イベントであります農業まつりにつきましてもコロナ禍ということで中止の方向性を打ち出しております。そんな中におきまして、農産物におきましては販売額が落ちるということはあまり聞いてはおりませんけども、これからこの五泉市の基幹産業であります農業の振興に結びつくわけでありますので、農業の所得向上を含めてですね、万全の対策、また農家の皆さんからお話をお聞きしながらですね、対策を取っていきたいと考えております。 ○副議長(剣持雄吾君) 持ち時間終わりです。  次に、通告3番、羽下貢君。 ◆18番(羽下貢君) さきに通告しておきました2点質問いたします。  1点目の文化財の保護、保全管理と観光の推進についてであります。当市には対外的にも誇れる文化遺産が数多くあると思いますが、まず県や市の指定文化財の数とその保護、保全管理状況をお聞きいたします。  また、そのほか歴史的な価値のある文献や遺物も数多くあると思いますが、その保護、保全管理状況もお聞かせください。  国においても文化財の保存とその活用の在り方が文化審議会で検討されておりますが、当市においても地域振興のため、特に観光の推進に活用するために文化財をどのように生かしていくおつもりか、その方策をお聞きいたします。  次に、2点目の市道等の維持管理についてであります。市内の市道の総延長は、大変な数字になると思いますが、その中で狭隘な道路が生活道路として利用されているところであります。降雪時などは安心、安全に利用できない道路がたくさん目につきます。また、穴が空いていたり、ひび割れてがたがたの道路などが目立ちますが、市道の維持管理はどのように行われているのか。  また、市道認定の基準がございますが、認定基準に満たない市道はどれぐらいあるのか、お分かりでしたらお聞かせください。また、その改良や維持管理はどのように考えているのかお聞きいたします。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 羽下議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、文化財の保護、保全管理についてであります。市内には国指定の小山田の彼岸桜樹林をはじめ、県指定文化財が6件、市指定文化財が35件、国の登録文化財が19件所在し、所有者や地域の皆様によって大切に保護されております。市といたしましては、地域の保護団体等に草刈りや保護監視を委託するとともに、所有者に維持管理の謝礼をお支払いするなど、これまで守り継がれてきた貴重な文化財を後世に伝えるよう努めております。また、資料館等に収蔵している歴史資料や遺跡からの出土品につきましては、台帳や発掘調査報告書により管理しており、展示の内容を変更する際など定期的に内容を確認しております。  次に、文化財と観光についてであります。市内には慈光寺、小山田彼岸桜樹林など魅力ある観光資源となる文化財があり、市や観光協会のパンフレット、ホームページでの情報発信、旅行会社へのPRなどを行っております。また、五泉市観光協会では城下町や寺町の寺院を巡るコースを観光ルート化し、観光ガイドによる城下町案内を行う事業や慈光寺での座禅、写経体験のイベントを実施しております。今後は文化財に限らず、歴史的な景観なども観光に活用できるよう検討してまいります。  次に、歴史を生かした観光への取組についてであります。市内にある文化財や城下町といった魅力ある観光素材で誘客が図れるよう観光協会と連携しながら、各種メディアへの情報発信や観光ガイドの育成など、幅広い体制づくりを進めてまいりたいと考えております。  続きまして、市道等の維持管理についてのご質問であります。道路は、日常生活や社会経済の活動を支える上で重要な役割を担っております。誰もが安全で安心して通行できるよう、市では路面の維持補修や除雪作業を行い、常に良好な状態を保つよう適切な維持管理を行っているところであります。また、市道の整備につきましては、都市計画道路のように国からの認可に基づき改良を進めるほか、地元関係者からご協力をいただき、順次整備を進めております。  また、市道の数字につきましては現在持っておりませんが、今後も地域の生活道路として、安全、安心に利用していただけるよう努めてまいります。  以上であります。 ◆18番(羽下貢君) 歴史のまちということでですね、旧村松町は特にそういうことで売出しをしていたわけでありますけれども、今の文化審議会、いわゆる文化庁、文部科学省の中でもですね、この社会情勢の変化、少子高齢化の中で社会共同体自体がもう脆弱してきているといったことでですね、これ受け売りですけど、文化財は人々が日常生活の中で守り継承してきた貴重な資源。その継承の基盤となるコミュニティー自体が脆弱化する中で地域の文化多様性の維持、発展が脅かされつつある状況である。文化財に求められる役割に対する期待はますます増大している。文化財を保存し、活用することは、心豊かな国民生活の実現に資することはもとより、個性あふれる地域づくりの礎ともなることから、近年地域振興、観光振興等を通じて地方創生や地域経済の活性化にも貢献することが期待されておりますという、審議会の中身ですけども、そういったことであります。  では、翻って五泉市はどうかということでありますけれども、今市長の答弁にありましたけれども、文化財をですね、今後確実に後世に伝えていくためのいわゆる環境整備が今の状況でできているのかどうか、まずそれを問います。 ○副議長(剣持雄吾君) 井上生涯学習課長。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 文化財の保護ですが、今文化財の保護につきましては行政だけではなく、文化財を所有する地域の皆様と一緒になってやっていかなければならないというふうに思っております。今市のほうでは、そういう団体の皆様に補助金や委託料を支出して一緒に取り組んでいるところでございます。 ◆18番(羽下貢君) 市が所有しているそういうようないわゆる歴史的資料とか遺物を私は文化財と呼ばせていただきますけれども、文化財はいわゆる旧家というようなところとか寺社の中にたくさんありますよね。そういった中で、今補助を出していると言われておりますけれども、それでは何件の補助で幾ら出されているんですか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 補助につきましては、慈光寺の杉並木の保全ということで補助を1件出させていただいています。委託料につきましては、小山田の彼岸桜や館之内の大杉など6件の委託料を支出しております。 ◆18番(羽下貢君) そうすると、それは自然の景観というかですね、杉並木とか小山田の彼岸桜という景観に対して地元の方からいろいろご協力を願っている、それに対する謝礼と言うと失礼かもしれませんけど、補助金として出しているということですよね。私が求めているのはですね、それは当然の話なんですけれども、ほかのいわゆる歴史的資料、文献というところの保全管理がこのままであれば、例えばよく言われる、いろいろな古い文献であれば1年に1回風通しさせて虫干しをするとか、ずっと資料館等をきちんと温度管理をして快適な保存の管理の仕方をしているとか、そういうことが五泉市としてできていると思いますかということを聞いているんですが。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 文化財、郷土資料館の収蔵品につきましては4,000点ほどあるんですが、それにつきましても1年に1回薫蒸ということで4日間ぐらい日数をかけてやっているところであります。 ◆18番(羽下貢君) 今の状況では五泉市はそれで精いっぱいだということであればですね、ぜひとも要は破損、損傷しないような、きちんと後世に伝えられるようないわゆる保全管理をしていただきたいと、これは取りあえず要望しておきますけれども。  そこでですね、いわゆる先ほども申し上げましたけど、文化財の一体的活用ですね。これに対して、今市は先ほど市長が答弁しましたけれども、その中でこれで精いっぱいだなという感じでしょうか、それともまだまだこれから一体的活用ができるというふうにお思いでしょうか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 文化財の一体的活用ですが、文化財につきましては今パンフレットで写真や、それからそれまでの歴史などを全部1冊に収めたパンフレットなどを使って皆様にご紹介しているところでありますし、観光と一体となったような活用方法につきましては、五泉市のほうで市のホームページでお勧めしている観光モデル構想が9つありまして、その中でも7つのコースで文化財を入れたコースを設定しておりますので、そのようなことで活用ができていけるのではないかと思っております。 ◆18番(羽下貢君) いわゆる観光コース、まち巡りコースですけれども、現在民間の団体が多分ボランティアというか、観光ガイドとして町外から、町内もそうですけど、町というか、市内もそうですけど、市外から来られた方を案内されていると思いますけれども、そういった中で先ほども市長の答弁で観光ガイド等の育成という、体制づくりをしていきますという話でしたけど、私以前もですね、この歴史文化を浸透させるためにもボランティアの育成が必要だと、このガイドの育成が必要だと、してくださいよという話をしたはずです。ところが、今になっても恐らく市としては何ら関与していないはずですけど、この点はいかがですか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 今市内には既に観光ボランティアのガイドの皆さんがご活躍しております。確かに育成ということがこれから非常に大事になってくると思いますし、なかなか時間のかかることだと思っておりますので、今ご活躍されているガイドの皆様と、また関係する団体などを含めまして、また今後どのようにしていくか検討していきたいと思っております。 ◆18番(羽下貢君) だから、私が前回以前言ったときも検討していきますって言ったんです。だから、その後検討したのって話をした。していないでしょう。というか、実際動いていないでしょう。いかがですか。前の課長でもいいよ。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) なかなか進まなかったことも事実だと思いますので、今後検討してまいりたいと思います。 ◆18番(羽下貢君) 本当にぜひともこの観光ガイドもそうですけれども、文化財の保護に関してもぜひとも人材をつくっていただきたいし、市の職員の中でも勉強をしていただいて専門的な知識を持っていただきたいと。その点を早急につくっていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  それで、いろいろな史跡等々で解説板というのがありますよね。解説板、たくさん今言ったような史跡、名所ございますけれども、解説板があるところとないところがありますけれども、解説板は幾つありますか。 ◎教育委員会生涯学習課長兼公民館長兼村松公民館長兼村松郷土資料館長兼青少年育成センター所長(井上雅夫君) 今先ほど、全部合わせてですが、32か所、古文書とかも文化財になっておりますので、そういうのはちょっと設置できませんが、大体外についてあるものについては、ほぼ解説板はついております。 ◆18番(羽下貢君) その点もですね、私は落ち度があると思っているんで、ぜひともそのような団体の皆さんとご相談をしてですね、解説板なんてそんな高いものじゃないですから、きちんと整備をしていただきたいと思います。  結局ですね、市がどれぐらい市のね、歴史、文化に誇りを持っているかということだと私は思っているんですけれども、例えば兵庫県の篠山市はですね、市の文化財、指定しない未指定の文化財を含む全ての文化財を歴史文化のまちづくり資産として位置づけて、積極的にまちづくりで活用しているという市があります。こういったことを考えるとですね、なかなか五泉市はまだ遅れていると、こう私は思っているんですけれども、先ほど市長最後のほうで景観なども、いわゆる町並みですね、取組もしていきたいという話をされました。特に城下町であった村松は、我々が普通に見ているとですね、狭い道で、かきかきと細い道で、生け垣の枝が出ていたりしていて邪魔だったりしてって思いますけれども、見る人、ほかの市外から来る人から見ると、もうここすばらしいとこだって言うんですよね。つまり地元の人は価値が分からないけれども、ほかの対外的な目で見ると非常に価値があるんだというところがたくさんあると思う。その一つとして、まだ全部の枠組みというか、骨組みというんですかね、残っている武家屋敷というものがありますけれども、これを再興してくれという要請というか、お願い、陳情がずっとなされていると思います。この点、市長はいかがですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 武家屋敷の復元事業につきましては、合併前から、旧村松町時代からの課題でございまして、合併時の新市建設計画の登載事業でございます。いろいろ諸問題があり、それが解決に至らなかったというのが今の現状でございます。しかし、今お話にありますように村松地区におきましては杉ぐねの景観、また宝町、根木町の道路の杉ぐね、また道路が一直線で真っすぐでも、遠近法によって幅が違うという、そういった施された江戸時代の道路であります。そのまんまでございます。また、五泉地区におきましては、黒塀が図書館周辺にありましてですね、それもやはり五泉市の一つの宝だと思っています。そういったものをやはり維持管理するにもなかなか難しいということがありますので、どういった保存事業ができるのか、今後考えなければならないと思っております。 ◆18番(羽下貢君) 市長もですね、あまりこういうとこで本当は言いたくなかったんですけど、まだはっきり言わないので、ちょっと追及させていただきますけれども、市長も顧問であられます歴史の会の総会で武家屋敷のことを言及されました。ぜひともですね、皆さんあの言葉を聞いてですね、非常に安堵しておると。ぜひともその方向で進めていただきたい。つくりますという確約でなくても構いません。ぜひとも今言った一体の中での取組として、それを予算化していただきたい。これを今日はお願いをいたします。追及しませんので、よろしくお願いします。  それであと、観光協会との連携、観光協会だけじゃないですけど、そういった中での市、もしくはそういうボランティア団体との連携でございますけれども、私はですね、全然十分機能しているとは全く見ておりませんというか、思っておりません。きちんと市は何をするのか、観光協会は何をするのか、民間の方には何をしていただくのかという、きちんと役割分担を明確にして活用を図っていただきたい。よろしいですか。この点お願いします。 ○副議長(剣持雄吾君) 林商工観光課長。 ◎商工観光課長(林浩之君) 観光協会との連携についてでございますけれども、観光協会は今一般社団法人として運営されているわけでございますが、市との役割分担という意味に関して申し上げれば、協会の自律的な、主体的な事業運営を支援していくというのが役割になるのかなというふうに思っておりますし、一方で民間の組織等の連携等につきましても、それが五泉市の観光振興に資するものであれば積極的に取り組んでいくべきだと思いますし、そのような視点で今後とも支援をしてまいりたいというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) 今商工観光課長が答弁されましたので、このコロナ禍において五泉市のいわゆる観光も大分打撃を受けていると思いますけれども、その状況は分かる範囲でお教えください。 ◎商工観光課長(林浩之君) 観光に関しましては、おっしゃるとおりかなりダメージを受けておることは間違いないところではございますけれども、幸いなことにこれまで3回の補正予算で咲花温泉の支援ということで補助金をいただいてまいりましたけども、おおむねそれがほぼ予定どおり、4,400万ですけども、達成されそうだという状況でございまして、大変な状況ではあるんですけれども、一定の集客があって、何とかこのコロナ禍の中において奮闘しているという状況でございます。 ◆18番(羽下貢君) 今の答弁、大変喜ばしい答弁であります。ぜひとも市の皆さんには本当に頑張っていただいて、それを市が後押ししていただきたいと。そのほかに新たにこういった歴史を生かした、文化財を生かしたまちづくりということでさらなる観光客を呼んで地元にお金を落としていただきたいと、私はこういうふうに考えております。  2点目、市道ですけれども、市道認定基準以外の道路状況は分からないというか、正確に把握できないということでありますけれども、普通の一般市道も含めてですね、ふだんの維持管理というのはどのように行われているんですか。 ○副議長(剣持雄吾君) 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 市道の維持管理についてでありますが、まずもって利用者の方から連絡を受けて現地を確認に行くというケースが一つございますし、もう一つはですね、日々することは難しいんですが、定期的にですね、パトロールを行って道路の路面状況の確認を行っております。 ◆18番(羽下貢君) そうですよね。要は市民からの情報提供とパトロールですね。パトロールをしているはずであるのにですね、全然ここの場所、穴が空いているよとか、そういった中でずっとほっとかれているところがよくあります。ひび割れて、自動車で通るとですね、あまり分からないんですけど、バイクや自転車等で通ると本当にもうがたがたで危ないというような道路もたくさんあります。そういった道路をですね、本当に総延長が膨大でありますから、順次ということでありましょうけれども、しっかりとですね、市民が安心、安全に使用できるような道路状況にしていただきたいと、こうお願いをいたします。  それでですね、特に旧五泉市内、旧村松地内、狭い道路が本当にたくさんあります。それで、今順次ですね、昔は側溝に蓋がかかっていなかったもんで、ただ蓋をかければいいというだけじゃなく全部やらなきゃいけないので、予算も大変なんですけれども、蓋がけが順次行われてはおりますけれども、ずっと要望しているのに、全然してくれないんさという話もやっぱり耳にするんですね。それを考えますとですね、当然至る町内から、あらゆる町内からですね、してくれという陳情が来ていると思いますけれども、そういった陳情等取扱いは、基本的にどのようにされているんですか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 議員のおっしゃるとおりですね、各町内から多くの要望をいただいております。今ほどの蓋のお話でございますが、状況によっては蓋をかけるだけでなく、下のU字溝から取替えが必要になるケースもございます。そういった中でですね、要望をですね、各所現地確認いたしまして、それらを踏まえて緊急性なんかからですね、優先順位をつけながら予算を対応していければと思っております。 ◆18番(羽下貢君) どの町内もですね、うちのとこ早くしてくれというふうに思っているに違いないんです。だから、優先順位というのは非常につけるのが大変なんですけれども、こんなことを本会議で言うとどうかなと私も思ったんですけど、要は市長をね、移動市長何とかでしたっけ、何といったっけな、あの・・・・          〔「移動市長室」と呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) はい。市長を呼んでお願いをするとすぐしてくれると、そういう話が・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆18番(羽下貢君) そうなのじゃない。そういうだから話があると、今課長が言われたことと矛盾するので、そういうことが言われないようにしていただきたいんですよ。そんげんあるのかという話をするかもしれないんですけど、具体的に言うとまたまずいので、言いませんけれども、市長、一言。 ◎市長(伊藤勝美君) 今年はコロナ禍で一回も呼んでいただいておりませんし、昨年も2度ほどでしょうか、最近移動市長室呼ばれなくなりましてですね、町内会長さんが直接こういったとこ何とかしてほしい、そういった要望のほうが余計になりまして、呼べばすぐとか、そういうことはございませんので、本当に緊急性といいますか、課長が申しましたが、緊急性、また事故等、また通学路等勘案しながらですね、予算の範囲内で精いっぱい修理、補修、改修していきたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) 私もそうだと思っているんですけど、でも市民がそういうね、うわさを、うわさ話をするわけですから、だからそういった誤解のないようにしていただきたいと、こう思いますね。  それでですね、また狭い道路で通るのがやっとだという、もしくは擦れ違うのがやっとだという道路の中でですね、コンクリート塀とか塀が要は道路側に傾いていたり、生け垣の枝がもう道路に出て覆っていたりという道路が目につきます、はっきり言って。そういうところはどのような維持管理方法しているんですかと。 ◎都市整備課長(塚野一也君) まずもって道路上に出ている庭木等につきましては、所有者の方にまずお願いをしております。家のない、見通しが悪くなるようなケースもございますが、危険と判断するものについては、うちのほうで直営で対応する場合もあります。 ◆18番(羽下貢君) なかなか言っても多分していただけないところが多くあると思うんですよ。私も何か所かね、覆っているとか言ってお願いしましたけど、所有者がという話で。ぜひともですね、所有者が見つからない場合は早急に見つけてですね、しようがないから市が本当に安心、安全の道路維持のために出ている枝だったら切っていただきたいし、きちんと整備をしていただきたい。その点ぜひともそうしていただきたいんですけど、どうですか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 庭木、生け垣等もそうですが、それらについては先ほど申し上げましたとおりですね、まずもって所有者の方というふうには思っておりますが、近年ですね、やはりですね、そういった放置されるケース増えてきているのかなというふうに思っております。今のこの状況ですね、またこれからどうなるかもございますが、利用者の方が安心して利用できるような形で努めてまいりたいと考えております。 ◆18番(羽下貢君) 最後にします。それでですね、昔ながらのいわゆる赤線、青線というのがありますよね。ところが、今どういう状況というか、どういうふうになったのか知りませんけど、消えているところたくさんあるんですよ。要はAさんとBさんのとこで赤線があったと。ところが、今はもうないんです。通れない。そういった状況で、例えば市に何とかしてくれという話をするとどうなりますか。どうにもなりません。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 赤線、青線ということでございますが、以前はですね、国有地は国有地なんですが、権限移譲で現在市のほうで底地の管理をするという形になっております。しかしながらですね、まず赤道につきましては昔ながらの村道ということで、これまではですね、村の中で、集落で対応されていたケースが主だったのかなと思っております。青線につきましても、水路ですが、そう考えております。しかしながら、これらにつきましてもやはりですね、高齢化と人口減ということで、ご意見、正直いただいております。まずもって今後の課題かなというふうに思っております。 ◆18番(羽下貢君) 別にね、そこのところが通れないからどうこうというわけでもないんですけれども、今まであって、一般に人が通れて、要は勝手にその隣接する方が通れないようにしてしまうという非常に理不尽な状況というのは見過ごしていいのかなと思ったので、こういう話をしたんですけれども、市民がね、安心、安全で利用できる市道をぜひともつくり出していただきたいと思いまして、質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 暫時休憩いたします。          午後 2時29分 休憩                                                      午後 2時44分 再開          〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。  休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。  通告4番、伊藤昭一君。 ◆12番(伊藤昭一君) 議席番号12番、伊藤昭一でございます。よろしくお願いをいたします。  初めに、今年は年明け早々、中国の武漢を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大から始まり、7月には熊本県を中心に中部地方など、日本各地で100年に1度と言われる豪雨による家屋の流失や多くの犠牲者が出ました。尊い命が奪われました。亡くなられた方にはお悔やみを申し上げますとともに、被災地には一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。さらには8月に入り、非常に遅い梅雨明けではあったんですが、梅雨明けと同時に連日の猛暑というか、酷暑が続いております。昨年7月に国内最高気温41.1度Cと同じ気温が今年も静岡県浜松市で8月17日に観測をされました。振り返ってみますと、今年は雪のない五泉、いわゆる無雪から始まり、そしてコロナウイルスの感染拡大、7月の豪雨災害、さらにはこの毎日のような猛暑と全く異常ずくめであります。今年も残すところあと4か月ほどとなりましたが、これ以上の大きな災害のないことを祈るところであります。また、ちょうどこれから台風シーズンも入るということで、今9号、10号と立て続けに日本に接近、または上陸をするのではないかなと、このように言われておりますが、大きな災害のないことを祈ります。  それでは、通告をしておきました猿害対策並びに有害鳥獣、イノシシ対策について質問をさせていただきます。数年前までは山間地域に出没をし、農作物を収穫前になると食い荒らすと。耕作者は、作っても作っても食い荒らされると、この繰り返しがずっと行われてきました。そして、最後には人間が根負けをし、作付をやめると。そして、いわゆる耕作放棄をするというのが今までの現実でありました。そして、主に今までは農業者が販売を目的として栽培してきたものが食い荒らされてきたわけでありますが、最近はコロナウイルスの関係もあり、3密を避けるという意味もあるのでしょうが、一般家庭でも家庭菜園をし、すぐ庭先で野菜や果物を栽培するのをよく見かけるようになりました。それもまた食い荒らされる。まさに本当に悲鳴を上げているのが今の実態であります。  全国の農作物の被害額は、平成30年度で158億円だと言われております。しかし、最近のこの家庭菜園的なものも、また数字に表れていないものもあります。そういうものも含めると被害面積はさらに大きい。もちろん被害額も相当あるものと推察をされます。当市では、特に猿においては人家の庭にまで堂々と侵入し、20匹、30匹の群れを組み、子供や女性にはもちろんのこと、大の大人にも威嚇をするなど、まさに非常に深刻な問題となっております。そこで伺いますが、猿害、または近年非常に増えてきたイノシシに対し、どのような対策をしているのかを何点か伺います。  1点目として、猿における被害額はどれくらいと見ているのか。また、群れの数、生息数についても伺います。あわせて、出没地域は何集落くらいあると見ているのかも伺います。  2点目として、一番手っ取り早いと言われる追い払い用の爆竹花火の購入費について、一部助成金をしているということでありますが、その補助金申請の事務的な流れはどうなっているのか。また、限度額についても伺いたいと思います。  3点目です。猟友会について伺います。全国的にも猿、またはイノシシによる被害が年々増加傾向にある一方、狩猟免許取得者の数は高齢化によって年々減少し、将来的には有害鳥獣を駆除する要員の確保も危ぶまれていると聞きますが、五泉市の実態はどうですか。猟友会の会員数は何名おられるのか。そして、若手と言われるメンバーは確保できているのかを伺います。  最後、4点目であります。五泉市は、猿、またはイノシシによる被害の相談件数は年々減少傾向であると、捕獲頭数並びに被害額についても数字的には少なくなってきておりますが、しかし猿害、イノシシ対策については、今までもこの議場で幾度も一般質問がされてきました。実際被害面積、被害額は、私はむしろ年々非常に増えてきている、このように思っています。裏を返せば、この議場でもいろんな部分で一般質問されてきましたけども、いろんな事業による結果そのものが効果がなかったなと、このように思っておりますし、思われても仕方ない部分があるのかなと。さらには今まで出没をしていなかった地域、集落からも何とかしてほしいと、この市民の声が聞こえるようになりました。当局は、この状況をどのように捉えているのか。今後さらなる対策の強化が必要と考えるが、市長の見解を伺います。  以上、壇上からの私の質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 伊藤議員のご質問にお答えいたします。  有害鳥獣による農作物被害についてでありますが、令和2年8月末までの農作物被害は30万円でありますが、猿によるものが18アール、20万円、イノシシによるものが10アール、10万円であります。被害の把握に当たっては、被害相談を受け、現地確認を行った販売目的の農地の集計でありまして、この中には自家用に栽培しているものや耕作を諦めた農地は含まれておりません。  現在市で把握している猿の群れや頭数についてでありますが、箱わなで捕獲した大人の雌猿に取り付けた電波発信機の信号や地元住民からの聞き取り情報を基に18群、760頭を把握しております。  有害鳥獣対策に対する市の補助制度につきましては、農作物被害防止として町内会で購入する追い払い用の花火購入費に対し、補助率2分の1、上限5,000円で年2回まで助成を行っております。また、電気柵、爆音機、威嚇銃などの購入費用に対し、補助率2分の1、上限5万円の助成を行っており、補助金を受けるには補助金交付申請と実績報告の手続が必要となります。  これまでの市の取組といたしましては、箱わなによる捕獲方法でありましたが、昨年度よりくくりわなを導入し、箱わなとともに猟友会や地域の協力を得ながら捕獲対策の強化を図っております。また、今年度より鳥獣被害パトロールをシルバー人材センターから猟友会に委託先を変更したことにより、昨年度まで1班体制でのパトロールから4班編成によるパトロールで対応を強化しております。その他、今年度上戸倉町内会で取り組んでおります国の交付金事業で、地域全体で有害鳥獣防止体制を計画し、失礼。すみませんでした。その他、今年度上戸倉町内会、すみません、ちょっと休憩。 ○議長(林茂君) 休憩。          午後 2時57分 休憩                                                      午後 2時57分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎市長(伊藤勝美君) 大変申し訳ございませんでした。  その他、今年度上戸倉町内会で取り組んでおります国の交付金事業で、地域全体で有害鳥獣防止対策を計画し、採択を受けた電気柵の資材費に対する助成制度もあります。さらに、今年の被害拡大状況を踏まえ、山沿いの集落や過去に有害鳥獣が出没した集落に追い払い用花火の配布を8月末から行っており、地域での取組の強化も図っております。なお、イノシシによる被害を受けた田んぼで収穫した米につきましては、農協では被害を受けた部分を除きまして出荷を受けていると確認しております。  次に、猟友会五泉支部の会員数であります。平成30年度は63名、令和元年度は64名、今年度、令和2年度は62名とほぼ横ばいに推移しておりますが、今後高齢化による会員数の減少が懸念されているところであります。市では、平成25年度より狩猟免許取得に係る費用を助成、補助し、有害鳥獣捕獲の担い手である猟友会会員の増加を図っているところであります。また、会員の狩猟免許の所有状況につきましては、散弾銃やライフル銃などの第1種銃猟免許が60名、箱わなやくくりわななどのわな猟免許が15名となっております。有害鳥獣による被害を軽減させるためには、集落や農地に寄せつけない対策を取ることが不可欠であり、電気柵や専門家による集落環境診断等を実施し、生息環境の改善を図っていくなど、地域の方々の自主的な取組が重要であると考えております。今後につきましても、五泉市有害鳥獣対策連絡会議を中心に関係機関や猟友会、地域の方々とより一層連絡を図りながら有効な手段を研究し、被害軽減に努めてまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆12番(伊藤昭一君) 答弁をいただきました。再質問をさせていただきます。  この9月定例会で有害鳥獣対策ということで、先ほど松川議員からも一般質問がありましたが、それだけ被害が多くなっている、被害の声が多くなっていると、市民の声からも多くなっているということをまずは当局からもよく理解をしていただいた上で、前向きな答弁をお願いしようと思います。  まず、補助金の関係でありますけども、今ほど答弁がありましたように、補助金申請、そして補助金交付決定、そして実績報告書という、こういう流れでいくと思うんですけども、その補助金申請をしてから例えば町内会長さん、農家組合長さんに花火が届けられる、届く、いつでもOKですよというのは、どれくらい日にちを要して渡せますか。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 花火の購入につきましては見積り等、またどういった花火を購入するか事前に申請をしていただいて、交付決定が出たら花火を買っていただく。また、その後実績報告を上げていただいて、補助金が交付されるという流れになっております。早くても数日間は要するというふうに思っております。 ◆12番(伊藤昭一君) 今ほど課長のほうから、申請書を出して花火が渡せるまでにはそれだけの日にちを要するということが分かりました。ただ、本当に町内会長さんは、猿が出たから何とか頼む、被害が出たから何とか頼むということで、そういう思いで農林課なり窓口にお願いに来るわけなんですけども、猿だって頭がいいという、学習能力が高いということで、そんなことをしているうちに食べるだけ食べて、またよそに群れが行く。そして、花火が買える時点になったらもう猿はいないと、これが現実だったと思います。そういうことのずっと繰り返しで来た経過がある。なかなか爆竹をしましょう、花火をしましょうと言ってもいない。また何日か、1か月後に、忘れた頃また来るという、その繰り返しで来たのがこれは大きなやっぱりマイナス部分だなと私は思っています。もう切なくて切なくて、何とかしてくれということでお願いに来るわけですから、即渡せるようなやっぱり対応を整えていくというのがこれは非常に大事なんではないかなと思っています。その辺のところはどうなのかちょっと、できるのかできないのか聞かせていただきたいと思います。 ◎農林課長(石川聡君) 今まで補助事業として電気柵や追い払い用の花火に対する50%の補助を出しておりました。それにつきましては、地域の皆さんと市が一緒になって有害鳥獣対策を行っていくという形での補助というふうに考えておりましたけども、近年、特に今年は今まで以上に被害の相談件数も多いですし、また被害の状況を踏まえますと、今まで部分的だった被害が1枚の田んぼ全部農作物被害に遭ってしまったというような状況がありました。それで、今年、今回緊急な対応ということで市のほうで追い払い花火をまとめて買いまして、山沿い、または出没した経過がある集落に対して、町内会長さん宛てに先日花火を市が交付するという形でお知らせをしたところ、昨日、今日という形で取りに来られた集落が20集落ほどありまして、それだけ要望されているところが多かったんだなということで改めて認識したところであります。 ◆12番(伊藤昭一君) 本当に今課長が言われたとおり、何でそういうことが、これがいいか悪いかは別ですよ。役所ですから、いろんな事務的な部分あるかもしれませんけども、本当に切なくて思って来ているのが、渡せるのに数日間かかるなんていうのは、本当にこれは裏を返せば猿、イノシシが増えたのは行政の責任もあったんじゃないかなって、それくらいやっぱり思いたくなると思うんですよ。そして、今言ったように、答弁もありましたけれども、5,000円でしたっけ、例えば爆竹、5,000円のでそんな形の煩わしい手間をかけて云々というのは本当に町内会長も非常に大変だったなと思います。できれば今言ったような形の中で、多くの集落が申込みに来た、もらいに来たということは、それだけ本当に多いんだなというふうに思いますし、これからはやっぱりいろんな部分の中である程度集落の出没する地域、集落というのは大体おおむね分かると思う。山沿いから大体来るわけですから。出る前にそれを渡してやっぱりしていくというのもこれ大事だなって、やっぱり先ほど言いましたように農家だけじゃなくて一般市民の人、一般のそういう人たちも本当に困っている。その辺のところを町内会長さんにいろいろな話をしながら一斉に追い払いをしていくんだと。それがやっぱり粘り強くしていくには、そういう部分じゃないかなと。今までは、町内会長に、はい、渡しましたよ。でも、もらったはいいけども、いなかったなんて、そういう部分ではなかなかこれは追い払いには非常に難しいんではないかな、このように思っております。  それで、先ほど、今ほど言いましたけども、猿もイノシシもカラスもそうですけども、非常に頭がいいと言われております。学習能力も高いと。そして、よく言われるのは耕作放棄地をなくしてくださいというのも、それも全く実際だと思います。ただ、今なかなかそういう部分の中では、山手、いろんな部分ではそういうところがなくせるような状況はなかなか少ないかなというふうに思っています。よく町内会長さんや農家組合長さん、そういう出没する地域の人たちに話を聞きますと、頭がいいから、学習能力が高いから、おまえたちはここから先はこっちは来れねえんだよ、おまえたちの住むところはここだよと。いわゆるすみ分けといいますか、やっぱりそういう部分もしてもらわないと、これからなかなか駆除ができないんじゃないかな、撲滅は非常に難しいんでないかなというふうに、よくそういうことを言われます。ただ、私も素人ですので、その辺のところができるのかできないのか、すみ分けをする、やっぱり教えてやるということは可能なのかどうなのか、その辺のところというのはお考えありますか。 ◎農林課長(石川聡君) 今ほどのすみ分けの形が取れるのかどうかというところなんですけども、集落それぞれに地形であったり、耕作されている場所であったり、いろいろな条件があるかと思います。その中で、ここをこう改善すれば寄ってこなくなるというような、専門家からそういう地域の環境指南といいますか、そういったことも見てもらうのも方法なのかなということで考えているところであります。なかなかそういった専門的な目から見ていただいて、地域でできる部分であったり、また公の補助金なりを使ってのできる部分であったり、そういったものを考えていくのがこれからなのかななんていうふうにちょっと思っているところであります。 ◆12番(伊藤昭一君) ぜひ本当にそういう部分もこれから必要、今まではなかなかそういうことは考えられなかったんで、そういうすみ分け的な部分を、言葉はちょっとあれですけども、そういうものを猿、イノシシ、カラスに教えてやるというのがまた大事なんじゃないかなというふうに思います。ぜひひとつ、できればそういう形の中で考えていただければなというふうに。  あと、実は馬下地区の関係なんですが、福祉施設がそこ3か所あります。菅名の里、まおろしの郷、五泉はじめデイサービスということで福祉施設が3つあるわけですけども、いずれもこの施設の中に猿が入り込んでいるということはお分かりでしょうか。どの課だか、高齢福祉課ですか。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) 事業所さんのほうからそういったお話をお伺いしているところでございます。 ◆12番(伊藤昭一君) 実はですね、今言ったようにこの8月の20日だったと思うんですけども、あそこほとんど何か入り口というか、自動ドアになっているんです。そのドアのところまで猿が来ていまして、職員が追い払おうと思って行ったけども、全然動かない。もう本当ににらみ合いしばらくして、非常に怖かったという話を聞きました。今お話をしましたように、あそこ自動ドアですんで、いわゆるセンサーで開いたり閉まったりするわけですよね。そこにもし万が一開いて猿が侵入をして、当然入ってくれば閉まるわけです。パニックになる可能性も十二分にあったということで、非常に怖かったということで話を聞きました。即話をして、農林課、または花火の手配やらエアガンということで今やっていますと。その後どうですかというけども、やっぱり来ているということで話を聞きました。ただ、まだそういう大事には至っていませんので、あれですけども、そういうことも、お互いに施設の中もパニックになる、もちろん猿もパニックになる、何するか分からないと、やっぱりそういう状況ですんで、そうならないようにひとつ、いろんな部分で、支援といいますか、知恵を授けていただきたいなというふうに思いますし、そのとき何か高齢福祉課、または今エアガンだとか爆竹だとかってありましたけれども、何か対応されてはいませんか、高齢福祉課で。話を聞いたって言うけども、何か対応はしたかだけでも。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) 高齢福祉課として直接事業者さんに何かこうということはございませんでしたけども、市として空気銃ですか、ということでお貸しをして、それで今対応しているというところでございますし、国県の補助とかということで今ちょっと調べておるんですけども、今現在そういった介護事業者さんに対するそういう有害鳥獣等のメニューがないということですので、これからその辺のところをもうちょっと調査したいと思っております。 ◆12番(伊藤昭一君) 環境保全課のほうからもまた猟友会のユニホームのカラーが、ユニホームをちょっと貸していただいたと。やっぱりあのユニホームが何か当初は効くらしいですね。それを持っていく、着たりするとやっぱり一時は逃げると。そういうような、それだけやっぱり警戒心もあるんだろうし、怖さもあるんだなというふうに思っていますけども、そういうような部分で非常に、たまたま馬下地区の話をさせていただきましたけども、本当に五泉市民の方もあそこを多く利用しているというとあれですけども、入所していたり、そういうサービスを受けたりしている人が多いです。猿が入ったとか云々ということのならないようにひとつ今からそういうこともあったんだなと、あるんだなということだけでもやっぱり頭に入れて、高齢福祉課長もぜひその辺のところ例えば見に行くだとか、ちょっとどうだろうかという部分もまた大事なんじゃないかなというふうに思いますんで、ただ聞きましたという部分だけでは、本当にその辺のところをまた配慮していただければなというふうに思っています。  そして、イノシシについてですけども、雑食性というのは大体皆さんもお分かりだと思うんですが、大体何を食べているのかというのはご存じですか。主食として、主食というか、何でも食べるんですけど、主に。農林課長、分かりますか。 ◎農林課長(石川聡君) 主に何を食べるかというところまでなかなか把握しておらないんですが、農地ののり面であったり、畦畔であったり、それを崩すようなこと、被害が多くあるもんですから、ミミズであったり、モグラであったりというものが、食べているのかなというふうに想像しているところであります。 ◆12番(伊藤昭一君) 確かにミミズだとか食べるんでしょう。ただ、見ると春はやっぱりタケノコだそうです。3月から6月頃までタケノコが主食、雑食だから何でも食べるんですけども、胃の内容物を見るとほとんどタケノコが8割入っているそうです。そして、秋になると米、稲穂とドングリだそうです。やっぱり食べるということです。これから米も稲刈り、今そろそろ始まりました。これから本格的になります。ぜひその辺のところも注視しながらやっていっていただきたいと思いますし、先ほどの答弁でありました。イノシシが入った水田、稲穂、稲については検査はできませんよという、そういうことでさっき話がありました。実際五泉市でそういう例があったのか、あればどれくらいの量があったのかお聞かせください。 ◎農林課長(石川聡君) イノシシが入って、耕作者の方が自主的にその部分の米を出さないというふうに聞いております。イノシシの尿とかがあると強烈な臭いがするというふうには聞いております。 ◆12番(伊藤昭一君) 今課長がいろいろと言われたとおり、本当にイノシシが圃場、田んぼに入ってちょっと荒らしたりすると、そこの田んぼが出荷できないということだそうです。その辺のことのないようにいろんな、これから猟友会、いろいろあります。ぜひその辺も含めてやっていただきたいなというふうに思いますし、猟友会についても今までは巡回がシルバー人材センターにお願いしていたのが、今猟友会の皆さんが替わってといいますか、回っている、巡回をしているということであります。なかなか猟友会の皆さんも大変なんだと。一番言われるのはおりが非常に少ない、何とかおりの数を増やしてほしいと。今あるものをあそこにいたからということでこっちから持っていったり、こっち出たからってまたこっちからこうもって、そういう移動がなかなか本当に大変だと。絶対数が足りない。話をすると、なかなか予算の部分でという話も聞きました。ある方から話がありましたけども、あれ1つおりをするのに4人くらいがいないとなかなか持てない、移動できないということなんですけども、それがそこまで、4人までってしないと本当にイノシシは駄目なのかなと、私そのものも思いますけども、もうちょっと軽くしてほしいという、そういうのもできるんじゃないかという、ある人からそういう助言もいただきましたので、その辺も含めてまたおりの確保について、やっぱり猟友会の皆さんもそういうふうに言っておられますので、ぜひその辺も含めて十分検討をしていただきたいと思いますし、今それで猟友会の皆さんは、おりが本当に少ないから困っているんだという話は聞きましたけども、当局、農林課のほうとしてはどのように思っているんですか。 ◎農林課長(石川聡君) おりの数としては、猿のおりが圧倒的に多いんですけども、イノシシのおりはなかなか仕掛けてもかからないということで、昨年度から導入しましたくくりわなのほうを購入することで、イノシシにつきましてはおりよりくくりわなというふうに考えております。また、猿のおりにつきましても、移動しながら出没地域にもかけている状態なんで、不足等の要望があれば、また有害鳥獣の連絡会議の中で、どのわなの購入がいいか検討していきたいと思います。 ◆12番(伊藤昭一君) 猿、イノシシでちょっと大分長くなりまして申し訳ありませんが、それだけ山沿い集落、地域の皆さんは本当に困っているということですので、その辺のところ十分今後考慮していただきながら、撲滅に向けてどうしたほうがいいのか、本当にその辺をよく考えていただいて、撲滅につながるようによろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。最後に市長、一度猿害、そしてイノシシの害、ちょっと現地を見たことがあるそうですので、ちょっとその辺の感想も含めて、これからの対応をひとつお話をしていただければなと、このように思います。 ◎市長(伊藤勝美君) お話を伺いましてですね、被害があったということで現地を見させていただきました。私も猿が食べた稲穂、1枚みんな全滅でありまして、もみが一つもついていなかった。大変なことだなと、あのようによく稲の丈が伸びていてそこに穂がつくところ、穂だけないわけですから、やっぱりこう、ここをしごいてこう食べたんだと思いますけれども、本当にあのような被害は初めて見ましたし、イノシシはまたイノシシで、先ほど課長が言いましたように畦畔のところみんな崩してですね、いるということで、本当に大変な、凶暴なとこがあそこにいるわけではありませんので、みんな先ほど20の集落が花火の交付、配布を受けたということであります。交付申請、先ほどありましたように時間経過じゃなくてですね、すぐ対応できるような体制を考えなければならないと。また、協議会のほうでもですね、議論いただきまして、より一層有害鳥獣の対策に力を注いでいかなければならないと改めて感じたところでありますし、出荷用の被害だけでありますんで、家庭用、家庭菜園、また出荷用も諦めてもう作らない、被害額がないということではない被害でありますので、十分認識しておりますので、対策を十分取っていきながらですね、安全、安心な地域づくりに努めてまいりたいと考えております。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告5番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) 五泉市議会議員、安中聡でございます。通告に従い一般質問させていただきたいと、このように考えております。  まず初めに、このたびの新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に対しまして心よりご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、影響を受け、つらい日々を送られている皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  さて、現在日本では、まだまだ新型コロナウイルスの脅威が去ったとは言い難く、日本各地でも第2波なのか、そうではないのか、詳しい情報が出てこないんじゃないかというようなお話があったり、またワクチンが現状どうなっているんだというような不安の声等も聞こえるというような状況でございます。特に高齢者などにおいては、いつ自分が発症するのか不安に思いつつ、重症化する、そういったことも恐れて外出を控える傾向というのも強いというふうに伺っております。また、日本各地の状況を見るに、まだまだ終息への道のりは遠いと言わざるを得ません。国民の様々な声を聞くに及び、一刻も早く国民の皆様の生活がよくなるよう、危険にさらされないよう、安心、安全な生活が送れるよう心から願ってやまないところであります。  また、某中の国において、自国に不利益になる言動をする者に罪を充てて、その言論を統制する言論統制というものが行われているように、五泉市でも自分たちの不利となる言動に適当な理由を充てて言論を統制する言論統制の動きがあるように聞いております。私としては、住民の不満の声を封じ込めるような、そのような動きがあれば、やはり日本でそういった言論統制の動きを拡大させないためにも日本全国各地で多くの方に言論統制の危険を訴えるなど、住民のためにしっかりと闘う所存でございます。  さて、本日行わせていただく一般質問は、市民から五泉市などに対して様々な意見、また疑問等から構成させていただいております。その意見や疑問点、これらを解消するために一般質問を行ってまいります。まず、1点目でございます。百条委員会結果による五泉市行政のごせん紅葉マラソンへの対応についてお聞きいたします。以前五泉市議会で行われた百条委員会からごせん紅葉マラソンに対する報告結果が出されたというふうに伺っております。五泉市行政は、その後それに対してどのように対応したのか、結果はどうなっているのか、そういったことを疑問に思う市民の声がございます。原水爆禁止五泉協議会の際には、関係者から金銭の返却があっても刑事告発、告訴ですかね、したというふうに聞いておりますけれども、ごせん紅葉マラソンについては結局どのように対応したのか。金銭の返却等、そういったものは要求したのか。また、刑事告発、刑事告訴、そういったものなどは行ったのか。いずれも行わなかったというのであれば、五泉市議会の百条委員会の報告には問題があるというふうに五泉市行政が判断したということになるが、一体どのように判断したのか。そして、そのことについて一体どのように市民に知らせたのか、これについてご回答ください。  2点目については、入札制度についてお聞きいたします。市民から例年同様、関連3社が同一の入札で指名されていることに疑問を持つ声というものをいただいております。関連3社の関係については、以前役員がダブっていた点や、会社を検索すると同一の所在地に出てくる点、敷地に看板があった点などから総合的にこういったことが指摘されております。こうした同一の入札に関連3社を指名するのは、談合防止の観点からもいかがなものかと思うとの疑問を持つ市民の声は、私ももっともと考えております。特に五泉市は、入札に関する情報公開を企業の事業活動に支障を及ぼすことが想定されるなどとして、具体的な根拠を示さずに非公開にするほどの秘密主義というような指摘もあり、市民が疑問を自己解決することは不可能であります。五泉市行政は、この件についてどのように弁明するのか、ご回答ください。  そして、3点目です。市長や議員等の給与、報酬削減についてお聞きします。現在市民は、新型コロナウイルスやその対策によって、日々苦しい生活を送っておりますけれども、以前から加えて五泉市民の中には、市長や議員は自分たちの給与、報酬を以前よりも増やして私腹を肥やし、逆に自分たちは今まで市民に還元されていた補助や減免など、こういったことが見直され、税負担などを増やして自分たちに負担を押しつけているというような考えを持つに至る市民が多数おられます。したがって、以前から申し上げておりますけれども、最低でも私が以前に五泉市議会議員だった頃の給与、報酬水準にまず戻すべきである、そのように考えております。また、日本の多くの自治体では新型コロナウイルス対策を充実させたり、地域住民と苦楽を共にするというような意味を込めまして行政の首長が給与削減を行ったり、議員報酬の削減が行われたりしておられますが、五泉市では削減案が、期末手当満額支給との甘い内容ではありましたけれども、なぜか否決されました。この結果について、市民の税金で生活している者が他地域から見て甘い削減であるにもかかわらずそれにも応じないと、五泉市の恥ではないかというふうに断じ、失望する市民もおられます。その失望をやはり、いや、そうじゃないんだと、五泉市は皆さんと一緒に苦楽を共にするんだというような希望の五泉市に変えるためにも再度報酬等の削減を求める議案を提出するべきだと、そのように考えますが、どう考え、どう行動するつもりなのかご回答ください。  そして、4点目、新型コロナウイルスについてお聞きいたします。一時期収束に向かったというふうに思われた新型コロナウイルスでございますけれども、日本各地において拡大傾向にあるということは周知の事実であります。そのような周囲の状況で、五泉市は現在どのような状況になっているのかということをお聞きします。現在の検査体制などはどうなっているのか。また、市民生活、経済への影響、こういったものは一体どうなっているのかということ、これをご回答ください。  以上、簡単ではありますけれども、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 安中議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、ごせん紅葉マラソン補助金事務調査特別委員会からの調査報告を受けての対応についてであります。平成30年12月定例市議会において調査特別委員会から最終報告をいただきました。議会だよりにより市民に周知されているとおり、補助金の事務執行については今後全庁一体となって当たるようご指摘をいただいたところであります。調査特別委員会が設置されたことに関しましては大変重く受け止めており、議会及び市民の皆様に対して申し訳なかったと考えております。この調査報告を受けた後、補助金に関する研修会を実施するとともに、全職員に対して補助金事務についての指導を徹底してまいりました。今後も引き続き委員会よりご指摘いただいたことを真摯に受け止め、市民の負託に応えられるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、入札制度についてであります。現在市が発注する建設工事等につきましては、入札に必要な資格要件として、同一入札に参加する他の者との間に資本関係、または人的関係がないことを要件としており、指名競争入札におきましては入札前に資本関係、人的関係に関する届出書を提出していただき、同族会社の有無を確認しております。また、情報公開の件につきましては、情報公開条例に基づいて対応しております。  続きまして、特別職の給与や議員報酬についてであります。先ほどの「私腹を肥やす」ということはいかがなものかと思いますが、一応答弁させていただきます。さきの議会でも答弁いたしましたが、平成29年度に3回にわたって五泉市特別職報酬等審議会が開催され、審議の結果、平成18年の合併以前より特別職の給与及び議員報酬の改定がなかったこと、加えて合併後、議員定数の削減に取り組み、職責の重さが増大したこと、また人事院勧告及び社会経済情勢の変化等を考慮し、引上げを行うことが適当であるとの答申を受けたところであります。それを受けて平成30年2月議会において条例の一部改正についてご審議いただき、同年4月1日から改定し、現在に至っております。また、特別職の給与削減につきましては、今後の社会情勢の推移を注視してまいりたいと考えております。  続きまして、新型コロナウイルス感染症についてであります。まず、現在の検査体制についてであります。本市においては、五泉市東蒲原郡医師会が県からの委託を受けて、7月6日からPCR検査センターを設置、週2回、1時間から2時間程度開設し、かかりつけ医を受診され、予約を取られた患者が車に乗ったまま検体を採取するドライブスルー方式で実施しております。県では、行政検査はPCR検査を主体として実施することとしており、帰国者・接触者外来のほか、県内10か所にPCR検査センターを設置し、検査体制の強化を図っております。  次に、新型コロナウイルス感染症による市民生活、経済への影響についてであります。国内で感染が拡大し、都道府県をまたいでの往来の自粛、3密を避けるなどの新しい生活様式の実践による感染予防と休業や営業の自粛など、市民生活は大きく変容することとなりました。市では、小規模事業者に対する支援や宿泊キャンペーンへの支援などを実施しておりますが、経済はいまだ厳しい状況にあると認識しております。今後も経済活性化に向けて取り組んでまいります。  以上であります。 ◆9番(安中聡君) それでは、再質問というふうな形をさせていただきます。  まず一番最初、百条委員会結果関係、ごせん紅葉マラソンへの行政の対応についてですが、私が質問した内容一切答えていないんですけど、何でですか。どういうふうに対応したかって聞いているんですけど、実際に返却を求めるとか、そういった報告って出ていましたよね。それを受けて、一体行政としてどう対応したのかというのを聞いているんですけども、一切その回答がなかったんですけど、これどういうことです。 ○議長(林茂君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 議員からご質問の、その先にあった、設置された百条委員会と紅葉マラソンの百条委員会との関係につきましては、内容が私どもは違うものというふうに認識しての対応でございます。 ◆9番(安中聡君) 内容が違うというのはどういうことです。報告実際に出ていますよね、議会から。百条委員会でこういう報告しますよと。行政としては、要するにその報告は聞いたけれども、特に議会のほうから要請を受けていないんで、行動しませんでしたよという話ということですか。その辺りちょっと知りたいんですけど。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 基本的な部分におきましては、今議員がおっしゃられたとおり、最初のものにつきましては百条委員会のほうから強くですね、要請されたということでございますし、次のものについてはそういう事実はなかったということが一つの要因であります。 ◆9番(安中聡君) 要するに880万でしたかね、それを返しなさいというような要求はあったけれども、そういう880万円を返してもらうような問題のあるようなものは存在しませんでしたよというのが行政の回答ということでよろしいわけですかね。これはいかがでしょう。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) すみません、今議員がおっしゃられたのは、百条委員会からのものがまず最初にあるわけでございます。百条委員会としてのものでございまして、当局に対しては今ほど申し上げましたように、先の、数年前の事件のものにつきましては、当局のほうにですね、法的手段を取るよう強く求められたという事実がございますので、基本的には違うものというふうに認識しているということでございます。 ◆9番(安中聡君) すみません、違うってどういう意味での違うのですか。ちょっと理解、私の頭の問題かもしれませんけれども、違う、違うっておっしゃるんですけども、要するに百条委員会からの報告を見た市民というのは、これはもう大変なことなんだなと。関係者に880万円というものを返却するように求めたんだなと。じゃ、その結果というのは一体どうなったんだろうというのが市民が当然思うことですよね。それについての実際に行政というのがどう動いたのかというのを詳しく知りたいんですよ。ただ、私の質問に対して、いや、私が言ったことは何か内容が違うとかというような話をされていますけれども、ちょっと意味が分からないんですよね。ちょっと分かるように説明していただけますか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 再度を申し上げたいと思います。まず、原水協のときの調査特別委員会からは、報告書の中で市当局のほうにですね、法的手段を取るよう強く求めるというものをいただいた結果がございます。それから、紅葉マラソンの関係につきましては、百条委員会のほうからですね、今議員がおっしゃられた金額の返還を求められた部分はございますが、それで一応終了しているわけでございます。なお付け加えますと、議会だよりのほうにですね、全て最終報告が報告されておりますので、それが報告のあれだというふうに認識してございます。
    ◆9番(安中聡君) 要するに百条委員会の報告であのように終わりましたと、特にそれについて行政にその880万円の返還を要求するようにというようなことが百条委員会にしろ五泉議会にしろ要請が一切なかったので、動いていませんよというような話でいいわけですかね。ちょっと確認ですけど。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 大きなものとしては、それが1つ大きな理由でございます。それから、もう一つは、本会議場での詳細については控えさせていただきたいと思いますけれども、原水協のものの告訴の内容についても考慮いたしますと、紅葉マラソンとの違いはあるというふうに認識してございます。 ◆9番(安中聡君) 要するに原水協のときの百条委員会の報告とその後にあったごせん紅葉マラソンの報告が違うという話をしているということですよね。私が質問している内容は、あくまでごせん紅葉マラソンの百条委員会の報告に対して一体どういう対応を取ったかということを聞いているので、原水協の話をされたらそれは混乱します。それは違うとかって言われても。実際に今ほどお話しいただいたとおり、880万円の返還というものは特に百条委員会のほうから行政のほうに返せというふうな形で要求というものがなかったんで、何もしませんでしたよ。つまり百条委員会のほうで勝手にそう言っていた、報告がこのように出ていましたけども、行政として特にそういった問題は存在しないというような認識ということでよろしいわけですよね。そうしたら、はっきり言えば五泉市民の多くはあの問題、はっきり言えば原水協のときには法的な措置も取る、実際にお金返還というのも入っていると。でも、ごせん紅葉マラソンの案件に関しては、そういった事後の報告というのが一切ないから、一体この件ってどうなっているんだというのは私のところに大分お話として来ていた。つまり行政側が一切、はっきり言えば周知していない。実際にこういうことなんですよと、百条委員会は別に、彼らは880万円返せと言っていたけど、別に行政のほうに言っているわけでもなくて、だから動いていないんですよというようなちゃんとした市民に対する説明というのをしていないというところなんですけども、この説明していない理由って何かあるんですか。あくまで五泉市議会、また百条委員会でやったことで、うちはもう全く関係ありませんよということで市民には一切報告していなかったのか、この辺りを確認したいんですけど、これはいかがです。 ◎市長(伊藤勝美君) 認識が違うと思っております。一般的に百条委員会は罪をつくるわけではないわけでありまして、行政の執行が適正にされていたかどうかということでありまして、先ほど申しましたようにですね、前のものとですね、このたび、先ほど申しましたように補助金の事務執行については今後全庁一体となって当たるようということでしっかり補助金の対応をですね、しなさいという指摘を受けたわけであります。それで、全庁的にそれぞれ研修会を開きですね、より一層市民に疑義がないようにですね、補助金の事務執行をするということで体制を取ったところでございます。 ◆9番(安中聡君) 百条委員会の報告を受けて補助金の審査をしっかりとこれからはやっていきますよ、そのための研修会も開きましたよ、それはその対応でいいと思いますけど、ただごせん紅葉マラソンって物すごく話が大きくなった出来事でもありますし、また大体やっぱり市外の方と話をするときに、ああ、あの紅葉マラソンの件があった、あの五泉市ねなんていうような形で、その結果について、はっきり言えば百条委員会の880万返せと、その結果が出ているから、大変な罪があったんだろうなというふうな形で考えている方というのは大分おられますし、また五泉市民の中でも、その後例えば行政のほうで特にその辺の問題というのは、返還というのは要求されなかった、特に罪ありというわけでもなかったので、例えば刑事告発とか告訴とか、そういったことはやっていませんよというような報告を本来であれば五泉市民に対して、あれだけ大きくニュースで取り上げられた問題ですから、出すべきなのに、それをなぜ出していないのかというのを聞いているんですよ。これは何でですか。 ◎市長(伊藤勝美君) 認識が違うと思っております。議論が違うのは致し方ない。合いませんから。あなたの考えと私の考えは違うかもしれない。ただ、お話ししたように議会だよりに報告されてある、お話も申し上げました。市民には周知されておりまして、市に対しては補助金をしっかり執行しなさいという指導を受けたところでございますので、ご理解賜ります。 ◆9番(安中聡君) だから、その詳しい内容が市民が全然知らないんですよ。だから、市民の中にはその880万円返したという話聞かないから、多分刑事告訴されているんだろうというふうなことを思っている方もいらっしゃいますし、実際にどうなっているのか、本当に多くの方があの件あれで、百条委員会の報告、880万返せで終わったけども、あれ実際どう動いているのというような形で疑問に思われる市民の方というのは多いんですよ。そういった疑問が解消されない中で、今後補助金の話をしっかりやりましょうとか研修会やりましょうって言われても、正直説得力がない。今までやってきたんだったら、実際に行政としてこう動きましたよ、そうすれば市民としても、ああ、そうなんだねというふうに納得して、それで終わる話かもしれません。でも、それをやっていないというのがちょっとおかしいなという話なんです。それをなぜやらないのかという話なんです。そんな義務、はっきり言えば五泉市民にはこの件に関して一切詳しい話ししなくていいや、以上終わりでいいやというような考えなのか、それを聞いているんです。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) だから、行政としてどう対応したかというのをはっきり言えば市民に何で知らせてないのかというのがおかしいんで。 ○議長(林茂君) 休憩。          午後 3時48分 休憩                                                      午後 3時48分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎市長(伊藤勝美君) 裁判をするために百条委員会があるとは私しておりません。行政執行を適正にされたかどうかということで調査特別委員会が設置されたわけでありまして、その結果が議会だより並びにその間のですね、広報等で何回もですね、出ているわけでありまして、その結果を踏まえてですね、行政にしっかり補助金の対応をしなさいという指導を受けたわけでありまして、その指導を受けましてそういう対応を取ったということでありますので、見解が違いますので、ご理解のほどを。 ◆9番(安中聡君) 私も別に罪をつくれとかという話をしているんじゃなくて、行政としてそういうふうに判断して、特に問題ないというような判断できたなら、はっきり言えば五泉市の議会の出しているものと一応行政の出している例えば報告とかって全然違うものでしょう。役割が違うんだから。でも、あなたが言うのは、議会のほうでこういう報告書出ましたと、だから私たちが改めて市民にお知らせする必要はございませんというような話をしているわけですよね。でも、市民としてはそれじゃちょっとおかしいなという話になるんですよ。議会はこう言っているけど、じゃ行政は実際にどう動いたのというのを知りたいと。実際にどう動いているんですかというのが私のところにも質問として来るんです。当然私のとこに来ているということは、行政が実際にこの件は例えば880万円返せと議会のほうでは言っていたけれども、問題がないということでそういったものは要求していません、以上ですというふうな形でも広報で出すべきだというふうに思いますけれども、でもそれは出さないというのが理解できないというところなんですよ。これは、実際に問題が大きくなった以上は、ちゃんと行政の責任で実際にこう動きましたと、こうなりましたということで出すべきだと思うんですけど、それをなぜしないのか。やる気があるのかどうなのか聞きたいんです。 ○議長(林茂君) 要するに議会の判断したことに対して当局が議会に介入なんてできないんだって、それが分からねんだがね。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほどから申しているように見解が違いましてですね、先ほど言いましたように議会側からはですね、ちゃんと補助金の執行をしっかりしなさいという指導を受けたわけであります。市民に対してするんじゃなくて、行政側に対してですね、しっかりしなさいということを受けたわけで、それは議会だよりにもちゃんと載っているはずであります。どういう対応したのかというと、そういう対応をさせていただいたということでありますので、違いますので、話がね。理解してください。 ◆9番(安中聡君) 何度言っても、行政のほうでちょっと五泉市民に対して誠実な対応というのがないようなので、私がここでちゃんと話を整理させて、話させていただきますけれども、五泉の議会が百条委員会で880万円、紅葉マラソン関係者に対して払えというような結果が出ましたけれども、行政のほうで、いや、そういった880万円返さなければいけないというような罪というものが存在しなかったので、880万円返せと要求していませんよという話です。あくまで広報を出さないということなので、私が話をこういうふうにさせていただいております。  もう一点、紅葉マラソンについて、紅葉マラソンというか、百条委員会について話をお聞きさせていただきます。実際に調査したけれども、お金を返す必要がないというようなことで行政が判断されたわけでございますけれども、百条委員会で一体どのぐらい支出したということは市民にお知らせしましたでしょうかね。金額と、実際にどのように広報で、この百条委員会で幾ら幾ら使われましたよというような形でお知らせしたことがあったのかなかったのか、この辺りをお聞きしたいんですけど、いかがでしょう。 ◎市長(伊藤勝美君) 百条委員会は、私ども行政が立ち上げたわけではありませんので、百条委員会は議会側で調査、行政の補助金の執行はちゃんと適正にされたのかと。紅葉マラソンにおきましては、補助金は100万円のときもありましたし、150万のとき、50万もあったのか、ちょっと今私記憶にはございませんけども、大体100万か、市の補助金は100万、150万というのは違いますけども、そういったことでですね、百条委員会はあくまでも議会側が立ち上げて、市の行政執行が適正に行われたかということでありますので、ご理解いただきたいと。 ◆9番(安中聡君) 行政執行が適正に行われたと今おっしゃいましたよね。行政執行、これが適正に行われたと今おっしゃいましたよね。ですよね。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) お聞きしますけども、百条委員会でもないか、その後の議会の中でたしか市長の給与とか、そういったものを減額というような形の議案が出たと思います。それたしか可決されたというふうに考えていますけども、それというのははっきり言えば補助金を適正に管理していなかったというような形の指導の意味があっての減額というふうに考えているのか、その辺りちょっと認識をお聞きしたいんですけども。 ◎市長(伊藤勝美君) 百条委員会と私が減額をお願いしたのは違うわけでありまして、これだけ市民にいろいろな面でご迷惑をおかけしたということでこの責任を取ったわけでありまして、それもやはり理解していただいて、そういうことであります。 ◆9番(安中聡君) 正直その後の対応も市民にほぼすることなく、百条委員会でやっていたことはうち関係ないんですわというような形の反応というのは、はっきり言えばいかがなものかと。市民の中には、あの件って結局どうなったのと、はっきり言えば今でも市外の方、またそういったごせん紅葉マラソンの件を知っている方の中には、五泉市ってああいうところだよねというところの一つの聞き方としてごせん紅葉マラソンの話が出てくる。こっちとしてそれが一体どういうふうに動いていたのか、実際に880万円返せというふうな形で議会が言ったけれども、行政としてどう動いたのかというのを市民に知らされていない。だから、市民としても答えようがないなんていうような、市民にとってひどいような状況というのは本来であれば行政のほうでしっかりと解消するべきだというふうに思っております。今私が代わりに、実際に今この紅葉マラソンの件、その後に一体どうなったのかということは説明させて、まとめさせていただきましたけれども、今後はしっかりと百条委員会なりなんなり、そういった話があったら、ニュースで大きくなった事件というものがあったら、市民に実際にこういうふうな結果になりましたと、はっきり言えば私の裁判の案件なんか取り上げる、一生懸命なさっているようですけれども、そういったことだけじゃなくて、しっかりと市民がニュースでこうなった、その結果って一体どうなったんですかというのをしっかりと今後広報していただきたいということをお願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 今裁判のことをおっしゃられましたが、あなたが私を訴えたんですよ。九百何十万返せよってあんたが訴えて、訴えられたから、やっぱりしっかり対応しなければならないわけですよ。それで、最高裁まで行ったじゃないですか。その間のですね、行政の、これ言うとまたあれですけれども・・・・ ○議長(林茂君) 幾らかかってるか言うてやればいいんだがね。 ◎市長(伊藤勝美君) 大変しっかり対応させていただきました。地方裁判所1審、2審、3審は今度最高裁まで行ったわけですよ。77万という結果はありましたけども、いずれにいたしましても紅葉マラソンもですね、すばらしい大会を開いていただいたと。これは、市民の皆さんも県外の皆さんも認識しているところでございます。ただ、その中の行政の予算執行が適正に執行されたのかということで調査されてですね、結果がちゃんと議会だよりに報告されているわけです。また、行政側にも指導を受けたわけであります。その指導に対してしっかり取り組まさせていただいたということで私から報告させていただきます。ご理解お願いします。 ◆9番(安中聡君) 私の件、私だけには限らないでしょうけども、そういった案件が実際にあって、こういう結果になりました。それは、その行政の責任でしっかりとやるということで、それはそれで結構です。ただ、同じようにはっきり言えばニュースになっても、はっきり言えば五泉市内の市民だけの問題でなくなっているような問題、ごせん紅葉マラソンのような大きな問題に関して、実際に行政がどう動きましたというのを同じようにちゃんと市民、また外部のほうに説明する義務があるというのが私の考えなんですよ。実際にそれをやってこなかったから、市民からあの件一体どうなったんですかと。例えば選挙とかありましたけれども、その際にこういった人たち出ているけれども、彼ら訴えられたんじゃないんですか。はっきり言えばその後の中身が全然誰も知らないから、そういう話が市民から上がってきたりするんですよ。そういった、はっきり言えばそんなことはありませんよというのが結果です。そういったことというのは、やはり市民、行政として実際に百条委員会でこういう報告がありましたと、でも五泉市側、行政側にはこういう話、はっきり言えば補助金を適正にしっかりと審査して出すようにしなさいというような形での内容しかない、いただきませんでしたので、そういった刑事関係の対応とか880万円の返却とか、そういった話というのは一切やっていませんよというふうなことをちゃんと市民に説明しなきゃいけない。だから、今までやってきたんだから、今まで私の案件とか、そういった本当に対処しなきゃいけない、やらなきゃいけないことは、結果として実際にこうなりましたといって報告するぐらいやっているんだから、ちゃんと五泉市の大問題として持ち上がった、多くの市民がそんなに大変なことだったのかと、その後一体どうなっているんだというような知りたいというようなことに対してもしっかりと報告していくというのが行政のやるべき姿だと、本来の姿だと思いますけれども、残念ながら今の五泉市ではそのようなこともなさっていないということですんで、残念なことだと。今後はしっかりとそういった大問題、ニュースになるような問題が出たら、ちゃんとこういう結果です、それに問題がなかったら、こういうことで問題ありませんでしたというふうな形で市民にしっかりと知らせていただきたいということを強く要望します。  最後、時間がないんで、聞いておきますけども、3点目の報酬の、給与報酬削減の話ですけれども、市民の中からは、やはり多くの自治体では新型コロナの対応、市民と苦楽を共にするというような意味合いを込めて、周りはやっているのに、何で五泉市だけ否決されて、市長はその後何も対応していないんだというような話も伺っていますけれども、これについてははっきり言えばもう一度出して、我々はしっかりと市民と共に歩きたいんだということで給与削減の議案を再び出すべきだと思いますけれども、これに対して、いや、注視して今後の状況を見ていくなんていうような曖昧な返答をしていましたけども、しっかりとその辺りやっていくんだと答えていただきたいんですけども、これはいかがですか。 ◎市長(伊藤勝美君) イエスかノーで議論しているわけじゃありませんので、その点さっきの議論もそうですけども、かみ合わないわけですよ。理解していただきたいという、本当にお願いします。ずっと一方的に同じ質問が来ます。でも、私が答えていったら、それちょっと質問も変わるんじゃないですか。だから、行政的にはしっかり対応させていただいて、百条委員会につきましてもしっかり対応させていただいて、その間いろいろ問題があったということで減給を提案させていただいた。その提案理由につきましてもちゃんとしっかりお話し申し上げて、今後補助金にはしっかり対応していきます。  また、報酬の減額につきましては、これはまた情勢を見て考えさせていただきますし、コロナウイルス禍の中のですね、市民の生活を守ると、これ第一義でありますので、十分配慮しながらですね、今議会にもコロナウイルスの予算も提案しております。しっかり議論させていただきまして、ご指導いただきたいと思っています。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告6番、白井妙子君。 ◆7番(白井妙子君) 議席番号7番、清流クラブ、白井妙子です。通告に従いまして一般質問させていただきます。  まず1件目、不登校生徒の支援について伺います。これは、本当に難しいことだとは思いますが、学校の先生がいらっしゃり、指導員がいらっしゃり、その中で相談をされてもなかなか難しかったということで、私がお話を伺ったということでここで質問させていただきます。どのご家庭でも子供が生まれたら健康で元気に育ってほしい。そして、何事もなく楽しく義務教育の9年間を終えてほしい。欲を言えば、子供が目指した高校、または大学へと進んでくれたらと思う親御さんが多いのではないでしょうか。子供たちにとって義務教育の9年間は、同じ教室で同じ教育を受けられ、安心できる大切な居場所でなければならないのです。しかし、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因、背景により登校できなくなった、また登校したくなくなったという子供さんたちが、五泉市もそうだと思うんですが、増えてきているのではないでしょうか。そこで、五泉市の不登校の児童生徒の状況について伺います。  まず、学校に全く行かない児童生徒、生涯学習課で行っている適応指導教室で授業を受けておられる児童生徒、学校には行っているが、自分のクラスには行けず、別室、適応指導教室と言われている教室だと思うんですが、そこで授業を受けている生徒。また、今年コロナの関係で休校が続いた影響で学校へ行けなくなった児童生徒、様々な理由で不登校生と呼ばれる子供がいると思いますが、現在の状況、毎年増加状況にあるのか伺います。  また、五泉市ではもちろん不登校生解決に向けて様々な支援、配慮、そしてサポートが行われていると思いますが、どのようなことが行われているのか伺います。  次に、2件目、西公園の整備について伺います。コロナウイルスが終息しない今、外出もできない日が続き、子供も大人もストレスがたまり、大変な思いをされている方が多く、そんなとき近くにゆっくりできる居場所があればいいと思う人が多いのではないでしょうか。五泉市には村松公園や粟島公園などをはじめ幾つかの公園があり、大人も子供も集える憩いの場です。季節ごとに花が咲き、お祭りがあり、スポーツができる場所があったりで、それもにぎやかな公園です。しかし、西公園はどうでしょう。公園と言われるのかと思うような感じです。最近よく、最近というか、ちょっと何年か前から西公園のことはよく聞いているんですが、西公園には野球場があるのですが、野球人口が減ったためか、使用料の影響なのか、しっかりと整備されていないから危ないという理由なのか、利用者が少なくなっている。また、五泉市営球場での試合があれば、サブグラウンドとして使用することがあるのですが、それも最近少ないのではないかと聞いていますが、それも利用者が少なくなった理由の一つなのでしょうか。これは、立派な市営球場があり、ナイター設備のある西公園の利用者が少なくなるのはもったいないと言う人もおられます。今年は、コロナの影響で少ないのは分かりますが、以前周りの田んぼの方たちの話では、仕事始める前はボール拾いから始まるそうです。すごいときは、20個ぐらい近くに落ちていることもあって、ボール拾いから始まるので、それは大変だ。今それは、最近はここ二、三年あまりないと、そういうように伺っています。  そこで、伺います。ここ二、三年の野球場としての利用状況を伺います。  また、西公園には遊具広場というものがありますが、時々草がひどくて遊べないという話はあるのですが、私が思うに遊具の老朽化もそうですが、配置も点々としていますし、また水はけも悪く、雨が降った後は本当にぶかぶかする場所があったりとかして、遊びにくい場所ではないかと思われます。水場も含めて、整備の予定はありますでしょうか。  そして、一番の問題はトイレです。とても不衛生で、とても利用したくないと思うようなトイレですが、これは本当に造り直す必要があると思いますが、お考えをお聞かせください。また、全ての管理の仕方を伺います。  以上で私の壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 白井議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、西公園整備についてであります。まず、野球場の使用状況についてでありますが、西公園野球場は少年から中高年、社会人まで幅広く野球やソフトホールの練習等で使用していただいているところであります。(次項に訂正あり)野球場の使用は、近年減少傾向にありますが、おおむね5,000人から4,000人であります、ここ数年でありますが。このうち市営野球場で大会実施の際にウオーミングアップ用の練習会場として使用するのは年間大体30日程度でございます。  次に、遊具広場につきましては、現在老朽化した施設について順次更新していくこととしております。また、トイレにつきましても快適に利用していただけるように改修の検討を進めてまいります。引き続き市民の皆様の憩いの場として利用していただける公園として整備に努めてまいります。  なお、不登校生の支援についてのご質問は、教育長がお答えいたします。  以上です。  訂正をさせていただきます。利用者につきまして「中高年」と言いましたが、「中高生」ということで、年と言いました。中高生であります。訂正させていただき、おわび申し上げます。 ○議長(林茂君) 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 白井議員のご質問にお答えいたします。  初めに、五泉市の不登校児童生徒の状況についてであります。今年度7月末現在での状況でありますが、30日以上欠席している不登校の児童生徒は小学校で5人、中学校で11人であります。そのうち全く登校できていない児童生徒は中学校で1人であります。また、別室登校しているなど不登校傾向にある人数については小学校で11人、中学校で19人であります。なお、新型コロナウイルス感染への不安を理由に欠席している児童が1人おります。  次に、不登校生への支援と配慮についてであります。各小中学校においては、児童生徒が3日以上連続して欠席した場合、教員が家庭訪問を実施して状況の確認を行っております。また、その後も欠席が続いた際には、保護者との教育相談やスクールカウンセラーへの相談を設定するなど状況に応じた支援を行い、早期対応に努めております。また、別室登校の児童生徒につきましても、各学校ではそれぞれの状況に応じて相談や声かけ、見守り、また学習指導を行っております。  市といたしましては、不登校児童生徒の学習の保障と居場所の確保ができるよう適応指導教室を設置して、専門の指導員を配置するとともに、スクールカウンセラーの配置に加えて全ての中学校に心の教室相談員を配置して、生徒が気軽に相談できる環境を整えております。また、別室登校や全く登校ができない児童生徒に対して、必要に応じてICTを活用して学びの保障ができるよう、環境を整えてまいります。  今後も引き続き学校と情報を共有し、不登校、または不登校傾向の児童生徒が安心して過ごすことができる環境づくりに努めてまいります。 ◆7番(白井妙子君) もう一度お聞きします。学校には行っているが、自分のクラスにはいけなくて別教室で学習をされている方というのは、毎日は行かない方ももちろんいらっしゃるんでしょうけども、そういう方は全くの不登校生としてのカウントはされないということですか、毎日学校に行っていれば。学校に登校していれば、1時間でも登校していれば不登校生ではないというふうにカウントされることなんでしょうか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今おっしゃられたとおり、学校に来て1時間でも授業に出れば、欠席者というふうにはみなさないということになっております。 ◆7番(白井妙子君) これは、ちょっと中学生の話なんですけども、学校に行っていれば、来ていれば一応・・・・学校に来ていれば・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆7番(白井妙子君) そうそう、登校扱いされる・・・・ ○議長(林茂君) 休憩しようかね。 ◆7番(白井妙子君) ちょっと待ってください。 ○議長(林茂君) 休憩します。          午後 4時17分 休憩                                                      午後 4時17分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆7番(白井妙子君) 学校に来ていれば単位が取れるという、単位が取れるから学校に来なさいという感じで、とにかく孤立をしているという、そういう子供さんがいらっしゃったりするわけなんです。孤立。例えば本人は教室に戻りたいんですけども、戻れない。戻りたいけど、戻れないんですよ。そういう子供さんに対して、クラスの担任というのは、もうその指導員さんにお任せしているという今状況の子もいらっしゃるわけなんですけども、それは学校教育課としてはご存じですか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 多分適応教室に来られている生徒さんのことなのかなというふうに思うんですけれども、担任の先生が適応教室に来ている指導員の方に任せっきりということはございません。その日あったこと、担任と情報共有しながら進めているというふうにこちらのほうでは考えております。 ◆7番(白井妙子君) それができていないということなので、そのお子さんもそうですし、親御さんもそうですし、悩んでおられるわけじゃないですか。そういう事例があるんですよ。だから、結局それは学校と学校教育課との連携というのが、今報告は聞いておりますと言いましたけども、実際されていないわけです。それについてちょっと。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今うまくできていないんじゃないかというお話ですけれども、もしそういうふうに思われている親御さんいらっしゃいましたら、ぜひ学校のほうにそういった意見を言っていただいて、やっぱり先生と家庭の方がうまく話をしていかないと、その一歩先というのは前進がないように思うので、言いづらい雰囲気があるのであればあれですけども、やっぱりそこはぜひ子供さんの大切なことなので、家庭と学校と両輪でやっぱり進めなきゃいけないので、分かってもらえないというより、何回も学校のほうにそういったことを訴えていただければ非常にありがたいなというふうに思っているんですけれども。 ◆7番(白井妙子君) それができればいいわけですよ。不登校生、悪いことじゃないんですけども、やっぱりその子にとっても親御さんにとっても、多少やっぱり引け目というのがあるんですよ。それで、やっぱりなかなか相談したくてもできない。思い切って相談しても、なかなかそれを受け入れられないという立場に今いらっしゃる方もいるんですよ、実際に。それをじゃもっと、要は学校に相談しなさい、学校に相談しているんです。しているにもかかわらず、無理、難しいということでそういうお話を伺っているわけなので、そこで学校教育課という立場として、そういうご指導がないのかと。 ○議長(林茂君) 暫時休憩します。          午後 4時21分 休憩                                                      午後 4時23分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆7番(白井妙子君) それじゃ、そういう細かいことは言わないことにします。  ある教育長の話をしてよろしいですか。ある教育長の話ですが、不登校問題を解決する取組を各学校に電話をかけ、不登校の児童生徒の状況の把握に努め、指導コメントのやり取りを行い、特別活動、キャンプだったらしいんですけども、行い、友達と関わる楽しさを感じてもらい、会話をたくさんして、学校と連携を取り、笑顔いっぱいの学校づくりに取り組んだ結果、参加者24名中20名の子供が学校に復帰したという、こういうお話があるんですが、五泉市でもやっぱり学校と、これちょっと私の考えなんですけど、今こういうお話を伺って、やっぱりそういう取組を教育長としてはどういうふうにお考え、今コロナの関係でそういうことはできないかもしれませんけども、そういうことをやられて不登校の子供たちを少しでも少なくしていこうという努力をされている教育長がいらっしゃったので、ちょっと今お話しさせてもらっているんですけども、お考えをお聞かせください。 ◎教育長(井上幸直君) 大変すばらしい教育長なのかもしれません。ただ、私たち教育長としましては、それぞれの学校、市町村の規模もございますし、単純にその教育長さんと同じことができるかどうかはまだ分からないという考え方もあります。私個人としましては、それぞれ学校の校長先生を中心にしてそれぞれの学校の子供たち、児童生徒に対応しているわけでありますし、五泉市でも過去にはある学校で、全く学校に来なかった子供が校長先生たちとの対応の関係で卒業式にきちっと来て、その後の高校で全く欠席がなく卒業していったという話も、事例もあることはあります。ただ、今の不登校の状況というのは、何でもかんでもこちらから働きかければいいものだとは私たちは思っておりません。子供たちが、やっぱりいろんな機会を我々用意しているわけですが、保護者の皆さんと連携を取りながら用意している、可能な範囲でできるだけいろんなものを用意をしているわけですが、そこにやはり来ていただきながら、子供たちが内側から燃え上がるものをやっぱり時間をかけて醸成していくということが大事だろうと思っています。ただ、今先ほど報告しましたように、欠席している子供たくさんおります。学校や適応指導教室からいろんな働きかけも実際やっておりますけれども、家庭によっては働きかけを全くしないでほしいという家庭もございます。だから、単純に学校から、毎日まではいきませんけど、度々電話をかけるとか迎えに行くとか、そんなことをやって、かえって引き籠もってしまうという場合も考えられますので、子供の状況等をですね、見ながら家庭と連絡を取り、そしてその子供に適したような方法をこちらでいろんなメニューをそろえながら、来てもらうと、子供たちがここに行ってみようかなということをすることが大事だろうと思っていますので、先ほどのすばらしい教育長さんなのかどうか分かりません。いろんな場所で自分が中心になってそういうことをやることも一つの方法かもしれません。ただ、それが全ての解決につながるとは思っておりませんし、最近新潟日報などにも不登校生の記事が大きな欄があるわけですが、しっかり子供の声を聞きながら、寄り添って対応していくということが大事だろうなと思っていますので、一律にそういうことができればいいということじゃないと思っています。 ◆7番(白井妙子君) そうですね。確かにうちの子供が学校行ってくれていれば、本当にそれで安心という考えの親御さんもいらっしゃる中で、なかなか教室に戻りたいけど、戻れないという思いをしていらっしゃる方、様々な不登校生がいると思うので、それをやっぱり相談に乗ってあげてはいられると思うんですけど、もうちょっと相談しやすい、話しやすい雰囲気をつくっていっていただけるといいなって思いますので、お願いします。  あともう一つ、特別教室に、いきなりあれなんですけど、6月議会で今井議員が特別教室のエアコンの話をされたと思うんですけども、そのときの答弁に教育長は、普通教室と特別教室を有効に活用して、支障なく児童生徒が安全に学校生活を送れているという答弁でしたけども、たまたまその子が勉強している教室にエアコンがなくて、その中で、今は何となく親御さんが気づいて訴えられたので、避難されましたけども、ずっとその暑い教室で勉強されていたのはご存じでしょうか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今の白井さんのお話ですと、どのクラスのことであるかというのがちょっと今特定できないので、具体的には何と申し上げたらいいのか、ちょっと今のところ回答に困っているところでございます。 ◆7番(白井妙子君) 別室で、適応指導教室で勉強されている方で、エアコンのないところで授業を受けられていたという、それも学校としては我慢してください、もう少し待ってくださいねという感じだったらしいんですけども、それも子供さんには待ってください。でも、それを市のほうには報告はなかったわけですよね。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 今のお話で確認できたんですけれども、確かに7月中旬にエアコンがないので、エアコンのある部屋に移動して学習するという報告は受けております。 ◆7番(白井妙子君) 新学期が始まってからですね。新しい、空いている教室に移ったのは新学期になってからです。これも学校と教育委員会との連携というか、連携がやっぱり取れていないことの一つだと思いますので、これはやっぱり課題だと思ってください。本当に今は確かに使っていない教室に避難していますけども、またこれからその教室に戻ることになると思います。そうすると、また来年は、もし引き続きそこで、エアコンのないところで勉強しなきゃ駄目という、そういう思いをさせないようにしていただきたいと思います。  最後に、今実際そういう子供たちは教室に戻りたいけど、戻れない。そういうのであれば、教室で今どんな状況で勉強しているのかを知りたいという子もいらっしゃるんですよ。リモートでできますかというお話もしたけども、それもちょっと無理だったらしいので、これから、これまた教育長にお伺いしますけども、コロナウイルスがこの先どうなるか不透明な状況の中で、今までの常識にとらわれない様々な方策を考えるときだと思います。市内で発症したら、また1か月、2か月の休校になる可能性もある中、大切なとき感染し、目指している高校受験も台なしになることがあるかもしれません。全児童生徒にタブレットを備えたのであれば、また一歩先を考えていく必要があると思います。この不登校の方たちに対しても、やっぱりそういうリモートであるとか、そういう勉強方法というのも必要だと思いますので、そういうこともこれからも考えていっていただきたいので、ぜひ一言。 ◎教育長(井上幸直君) タブレットの議会承認いただきまして、タブレットも準備に取りかかっているわけでありますので、タブレットが全部子供たちに配布されたらということにもなるわけですけど、ただ単純に不登校の子供たちにリモートでできるかというと、今の先生たちの状況からいえば、単純にやりますよという、私は簡単には言えないだろうと思っています。先生たちの、今までもコロナの関係で負担が膨大になっている状況でありますので、さらにその状況の中に毎時間毎時間リモートでやってくれということは、確実には私はこれからやりますよという約束はここではできないなと。ただ、新たな機械が設置されるわけでありますから、それを利用していろんな学習ができるということは、その機械の中にいろんなアプリというんでしょうかね、入れていけばできることもできる、それは可能だろうと思っていますけど、毎時間全ての教室からその不登校の子供たちに、例えば家庭でも見れるとか別室でも見れるとかということのリモートというか、そういうことがやれるかどうかは今のところ、ただ私はここでは確約はちょっと難しいなと。申し訳ないけども、それをすることによって先生方の負担が一層増すということで、先生方の数が増えるとかですね、補助員がどんどん増えていくとか、そういうことがあれば可能かもしれませんけれども、今の体制のままでは単純には、はい、分かりましたと、努力はしたいと思っていますけど、努力を学校に要請することはできますが、全ての学校でそれが100%可能になるかどうかは、お約束は今のところはできないなと思っています。 ◆7番(白井妙子君) 分かりました。そういうことも含めてこれから先いろいろ考えていただいて、少しでも不登校がなくなるようにお願いしたいと思います。  次に、西公園なんですけども、西公園の野球場の整備はどのように行っているのか。ちょっと最近利用者が少ないというふうにお聞きしているんですけども、あ、これ違う。違いますよね。 ○議長(林茂君) 公園だけどもな、野球というんならこっちへ来るんだけども。 塚野都市整備課長。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 西公園の野球場についてでありますが、ナイター設備設置されているということで主に野球場として利用いただいております。都市整備課といたしまして、除草作業、あと内野の敷きならし等を維持管理として行っております。 ◆7番(白井妙子君) その野球場も子供たちが使うときに、どうしても傷んでいるために子供たちの野球の中でイレギュラーというのがあって、とても危ないという話も聞いておりますので、できるだけそこの整備をしっかりとしていただければと思います。  あと、遊具広場なんですけども、公園と言っていいのか、とても私が行くと、この間見に行ったら草はきれいに確かに刈られていましたけども、どうしてもあそこで子供たちを遊ばせたいという思いにはならないんですけども、例えばあそこの、今遊具が大分老朽化していますよね。あれだけ広い中に遊具が点々と、もう本当にばらばらな感じで置いてある。そんなところに子供を遊びに行かせるのもちょっと、とても遊ばせられないみたいな雰囲気のところなので、できればちょっと遊具は遊具、あれだけ広いんであれば遊具は遊具、散歩していらっしゃる方もおられるので、そこにちょっと休憩できるようなテーブルがあったり、椅子があったり、東公園みたいにちょっとお花を植えるような、ちょっと話題性のあるような公園広場だといいんですけども、これからその遊具を入れ替えるということなんですけども、そういうふうにお聞きしましたけど、そういうお考えはありますか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 4時38分 休憩                                                      午後 4時38分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 西公園につきましては、近隣公園ということで30年ほどたっているかなと思います。近隣の方に利用していただける公園ということで整備を行ったものであります。整備当初からナイター設備ということで完備をしております。ただ、議員がおっしゃるように遊具につきましても30年過ぎているということで老朽化もしており、更新整備を予定しております。その間ですね、今までのこの30年間なんですが、入り口も以前は能代側からの入り口のみだったと思いますが、今現在駐車場も完備いたしまして、県道から直接乗り入れられる状況にもなっております。そういった中で、建設当初より状況は変わっている部分もあろうかと思いますので、遊具の更新の際にはより利用しやすいような形で更新を心がけていきたいと考えております。 ◆7番(白井妙子君) ぜひお願いします。  あともう一つ、トイレですが、とっても不衛生なトイレなので、それも今、中が透けて見えるようなトイレとか話題になっていますけども、鍵をかけると見えなくなるという、そういう話題性のトイレを造ってくださいとまでは言いませんけども、もっと本当に、誰も寄りつきたくないようなトイレでは、トイレというのはすごく公園を利用するに当たって一番大事なところだと私は思うんですけども、それについてどういうふうにお考えでしょうか。 ◎都市整備課長(塚野一也君) 西公園のトイレですが、トイレにつきましても30年たっているということで、不衛生とは思っておりませんが、今でいう水洗トイレではございません。つきましては、今の子供さんたちが使いやすいかというと、ちょっと使いにくいのかなというふうには考えておりますので、水洗化ということも含めて公園整備の中でひとつ今後検討していく必要があると思っております。 ◆7番(白井妙子君) ちなみにあれですか、公共下水道というのは。 ○議長(林茂君) 齋藤上下水道局長。 ◎上下水道局長(齋藤達哉君) 下水道の管になりますけれど、県道まで来ておりますので、あとそこから公園までつなげば水洗化になる予定になっております。 ◆7番(白井妙子君) 分かりました。じゃ、そこまで来ているんだったら、もう少し頑張ればできるということになりますね。  最後に、市長お願いします。やっぱり西公園、公園とついていますので、やっぱりせめて、荻曽根にも分譲地ができましたし、子供さんがきっと増えてくると思います。使わないからそのままというんじゃなくて、使ってほしいからやっぱり全てきれいに整備して、一人でも多くの皆さんから利用していただけるような公園にしていただければと思うので、ぜひ市長からもひとつお願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほど答弁させていただきました。改修につきましてですね、改修を進めるよう検討しますと答弁させていただきました。公園全体をですね、やっぱり見てですね、どのような改修が必要なのか、主に公園の広場も含めてですね、再検討して事業を進めるということで、快適な憩いの場になるようにですね、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(林茂君) それでは、以上で本日の一般質問を終了いたします。 ○議長(林茂君) 本日はこれにて散会をいたします。              午後 4時43分 散会...