平成27年第 3回( 9月)定例会第 1 日 (平成27年9月3日)(1)会議の開閉時刻 開 議 午前 9時30分 解 散 午後 3時16分(2)出席・欠席・遅参または中途退場した議員の番号・氏名議員番号氏 名
出欠別議員番号氏 名出欠別1林田 実出席9金谷高子出席2小林達夫〃10江原耕司〃3左居喜次〃11三船勝之〃4片山 剛〃12松島 啓〃5延原正憲〃13下山和由〃6形井 圓〃14山本宏治〃7松田英二〃15岡田 壽〃8岩野正則〃16貝阿彌幸善〃(3)地方自治法第121条の規定により出席した者の氏名職 名氏 名職 名氏 名町長定本一
友産業課長畝本 一副
町長岡部初江建設課長矢木史朗総務課長木谷正弘会計課長村瀬智子まちづくり課長畑尾周一旭総合支所長難波寛治郎情報交通課長遠藤 透柵原総合支所長森廣恒男税務課長山崎秀仁旭産業建設課長山本 資住民課長高田美智子柵原産業建設課長國宗 順こども課長稲谷雄治福祉事務所長福田芳幸健康福祉課長桑元英昭教育長泉
和男地域包括支援センター長村島眞由美教育総務課長石戸光也上下水道課長山下一巳生涯学習課長鈴鹿 滋(4)職務の為出席した職員の職・氏名 事務局長 神 坂 健 治 書 記 宗 近 由 利(5)日 程日 程議案番号件 名 開 会1
会議録署名議員の指名2 会期決定の件3 諸般の報告4 委員会の中間報告5要望第 3 号
~
陳情第 2 号陳情等の報告並びに上程6議案第 84 号
~
議案第120号議案の報告並びに上程7 提案者の説明8 監査委員の平成26年度美咲町
歳入歳出決算監査の報告9 一般質問
○議長(貝阿彌幸善君) 皆さん、おはようございます。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 議員各位には、公私ご多忙のところ出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 9月を迎え、秋雨前線の北上に伴い悪天候が続き、せんだって大垪和地区では8月の末より稲刈りが始まったテレビ放映もあり、秋の農繁期前で農家の皆さんにとっては大変心配なこととお察し申し上げます。 また、8月25日から27日までの3日間の
議会報告会並びに意見交換会には昨年までとは形を変えた案内方法であり、要領であったにもかかわりませず多くの皆さんにご来場いただき、議会に対しまして多くのご意見、叱咤激励を賜りましたことに厚く御礼を申し上げますとともに、今後の議会活動に生かさなければと考えているところであります。特に、決算審査につきましていただきました新年度予算との関係でどのように生かされるか、しっかり9月議会の決算審査を行ってまいりますことをお約束を申し上げ、また議員としてのモラル、資質、倫理につきましては、今後十分議論していかなければと感じておるところでございます。それぞれの会場でいただきましたご意見、ご要望は整理いたしまして、改めて皆様にご報告させていただきますが、9月議会と重なっておりますので多少時間をいただきますようにお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。 それでは、ただいまから平成27年第3回
美咲町議会定例会を開会いたします。(午前9時30分) ただいまの出席議員は16人です。定足数に達していますので、本日の会議を開きます。 また、美咲町議会では
クールビズ運動を5月より実施しております。その関係で議員章がつかない服装もあるとして名札を着用しておりますので、ご了承を願います。 本日の日程を報告いたします。 第1に
会議録署名議員の指名、第2に会期決定の件、第3に諸般の報告、第4に委員会の中間報告、第5に陳情等の報告並びに上程、第6に議案の報告並びに上程、第7に提案者の説明、第8に監査委員の平成26年度美咲町
歳入歳出決算監査の報告、第9に一般質問、以上のとおり定めますので、ご了承を願います。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、5番延原議員、6番形井議員を指名いたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 お諮りします。 今期定例会の会期につきましては、去る8月26日
議会運営委員会を開き、協議の結果、本日から9月24日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(貝阿彌幸善君) ご異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月24日までの22日間と決定いたしました。なお、議事日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、ご了承を願います。 次に、説明員として出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。 日程第3、諸般の報告を行います。 まず、6月7日、棚田きんちゃいまつりが
大垪和西棚田公園で開催され、議長ほか多くの議員が出席しました。 次に、6月8日、
全国過疎地域自立促進連盟理事会が東京で開催され、議長が出席しました。 6月27日、
津山農業協同組合総代会が津山市で開催され、議長が出席しました。 7月6日、岡山県
町村議会議長会主催の議員研修会が岡山県
市町村振興センターで開催され、議員多数が出席しました。 7月7日、国道429号線
道路整備促進期成会が吉備中央町で開催され、議長が出席しました。 7月9日、
中部高原地域整備促進期成会が吉備中央町で開催され、議長が出席しました。 同日、
主要地方道高梁旭線道路整備促進期成会が吉備中央町で開催され、議長と下山議員が出席しました。 同日、福島県猪苗代町議会の行政視察があり、副議長が対応しました。 同日、
美作岡山道路整備促進期成会ほか合同総会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 次に、7月10日、
片上鉄道沿線地域活性化協議会総会が和気町で開催され、議長が出席しました。 7月14日、国道429
号道路整備促進期成会要望を
国土交通省中国地方整備局に行い、議長が出席しました。 7月15日、
久米地区更生保護大会が
柵原総合文化センターで開催され、議長が出席しました。 7月16日、
空港津山道路整備促進協議会要望を
国土交通省中国地方整備局に行い、議長が出席しました。 7月21日、
津山圏域消防組合議会臨時会が津山市で開催され、左居議員、松島議員が出席しました。 同日、
津山広域事務組合議会臨時会が津山市で開催され、林田議員、形井議員が出席しました。 同日、
津山地区農業共済事務組合議会臨時会が津山市で開催され、片山議員、岡田議員が出席しました。 次に、7月22日、
主要地方道落合建部線改良促進期成会総会が真庭市で開催され、副議長が出席しました。 7月23日、
道路河川関係期成会合同要望を東京で行い、副議長が出席しました。 7月29日、岡山県
北森林林業活性化促進議員連盟総会が津山市で開催され、議長、下山議員が参加しました。 7月30日、岡山県
町村議会議長会役員会が岡山市であり、議長が出席しました。 同日、
津山西川線共同バス運行対策協議会及び
津山柵原線共同バス運行対策協議会が津山市で開催され、議長が出席しました。 次に、7月31日、
津山圏域資源循環施設組合議会臨時会が津山市で開催され、議長、三船議員が出席しました。 8月3日、岡山県
町村議会議長会主催の議員研修会が岡山県
市町村振興センターで開催され、議員多数が出席しました。 8月4日から8月6日にかけて、
美咲町議会議員先進地視察研修を行いました。議員14名により熊本県玉名市の健康なまちづくりの推進について、大分県日田市の6次産業化一村一品運動について、同じく大分県竹田市の定住促進、農村回帰について、現地で視察研修しました。 8月10日、
津山圏域議長協議会役員会が津山市で開催され、議長が出席しました。 8月13日、久米郡
ふるさと夏まつりが美咲町中央運動公園で開催され、議員多数が参加しました。 8月17日、岡山県
後期高齢者医療広域連合議会が岡山市で開催され、議長が出席しました。 8月18日、岡山県
北森林林業活性化促進議員連盟懇談会が津山市で開催され、下山議員が参加しました。 8月20日、21日、
津山圏域資源循環施設組合議会先進地視察研修が行われ、議長が出席しました。山口県周南市の再資源化工場について、同じく山口県萩市の
施設循環施設について、現地で視察研修しました。 8月25日から8月27日まで、町内3会場において、延べ9回の議会報告会を開催し、全議員が参加しました。 8月31日、岡山県
町村議会議長会役員会が岡山市であり、議長が出席しました。 同日、
主要地方道高梁旭線道路整備促進期成会要望を岡山県庁に行い、議長が出席しました。 以上で諸般の報告を終わります。 次に、組合議会などの報告を行います。 まず、
津山圏域消防組合議会について、3番左居議員から報告願います。 3番左居議員。
◆3番(左居喜次君) 皆さん、おはようございます。3番左居でございます。 それでは、
津山圏域消防組合議会の報告をいたします。 平成27年7月21日2時15分より、
津山市議会議場におきまして
津山圏域消防組合7月臨時会を津山市9名、鏡野町2名、勝央町2名、奈義町1名、久米南町1名、美咲町2名の組合議員17名、執行部、事務局17名の出席で開催をいたしました。 まず、
津山圏域消防組合議会議長、副議長選挙を行い、いずれも指名推選により議長には津山市木下健二議員が、副議長には本町、松島啓議員が選出されました。 次に、
津山圏域消防組合議会議会運営委員会委員の選任を行い、津山市2名、鏡野町1名、勝央町1名、奈義町1名、久米南町1名、美咲町1名の委員を選任し、引き続き
議会運営委員会の委員長、副委員長の互選を行い、委員長に鏡野町、岸泰廣議員、副委員長に津山市、森西順次議員が決定いたしました。 次に、議案第1
号ポンプつき救助工作車の購入について、議案第2
号高規格救急自動車購入についてが一括上程され、まず議案第1
号ポンプつき救助工作車の購入でありますが、購入価格が5,972万4,000円で、契約の相手方は
株式会社岡山森田ポンプであります。 続きまして、議案第2
号高規格救急自動車の購入でありますが、購入価格が2,880万3,600円で、契約の相手方は
岡山日産自動車株式会社であります。 審査の結果、第1号議案、第2号議案、いずれも全会一致で原案どおり承認いたしました。 次に、議案第3号監査委員の選任についてでありますが、勝央町浅田剛至議員を意義なく選任いたしました。 続きまして、報告第1号管理者が専決処分した岡山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体数の増加及び岡山県
市町村総合事務組合規約の変更についてでありますが、この専決処分は
津山圏域施設循環施設組合が岡山県
市町村総合事務組合に加入することに伴うものであり、意義なく承認いたしました。 以上で平成27年7月の臨時会の全日程が終了いたしました。 報告は以上でございます。 なお、詳細につきましては資料を事務局に預けておりますので、そちらのほうをごらんいただければと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
津山広域事務組合議会について、6番形井議員から報告願います。 6番形井議員。
◆6番(形井圓君) おはようございます。6番形井でございます。
津山広域事務組合議会が開催されましたので、その報告をさせていただきたいと思います。 日時は平成27年7月21日、場所は津山市議場であります。 議案といたしまして2議案が提出されました。 議案第1号は
津山広域事務組合手数料条例であります。 この条例は、地方自治法第227条の規定により、特定の者のためにする事務について証明手数料300円を徴収するものであります。 議案第2号は監査委員の選任についてでありますが、奈義町選出の芦田一郎議員が選任されました。 次に、報告第1号であります。 この報告は、管理者が専決処分した岡山県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体数の増加及び岡山県
市町村総合事務組合規約の変更についてであります。その中の別表の中に
津山圏域資源循環施設組合を加えるものであります。全会一致で可決、承認されましたので、ご報告いたします。 以上でございます。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
津山地区農業共済事務組合議会について、4番片山議員から報告願います。 4番片山議員。
◆4番(片山剛君) 失礼します。4番片山です。
津山地区農業共済事務組合の平成27年7月21日に
津山地区農業共済事務組合臨時会がありました。 会議は津山市議場です。 管理者から議案第1号、報告第6号、6件の報告が議案に提出されました。 第1号議案につきましては監査委員の選任につきまして、これにつきましては美咲町の片山が選任されました。 報告第1号、第2号、第3号につきましては、評価委員の委託につきましてです。そのうち第3号につきまして、美咲町から元税務課長でありました鳥越道正さんが選任されましたことを報告し、あと津山市の評価委員の方が2名ありました。 報告第4
号津山地区農業共済事務組合農業共済の条例の一部を変更する条例であります。これにつきましては、平成10年
津山地区農業共済事務組合条例第15号の一部を次のように定めるものです。これにつきましては別表があります。ちょっと大変細かい数字です。自治法の改正につきましてです。 続きまして、同じく報告第5
号津山地区農業共済事務組合農業共済条例の一部を改正する条例について。地方自治法第179条第1項の規定による次の通り専決処分をするものであるということを管理者から説明があり、これも
農業共済事務の改定をするものであります。 報告第6号につきましては、ほかの組合も言われましたけど、組合の規約の一部に対する地方自治法第179条第1項の規定によるものです。岡山県
市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の増加及び岡山県
市町村総合事務組合規約の変更です。これにつきましては
津山圏域資源循環施設組合が加入になり、43組合から44組合になったという規約の変更であります。なお、これにつきましては全議員承認しております。 なお、詳しい資料につきましては事務局に提出しておきますので、よろしくお願いします。 以上、
津山地区農業共済事務組合の報告を終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、岡山県
北森林林業活性化議員連盟総会について、13番下山議員から報告願います。 13番下山議員。
◆13番(下山和由君) おはようございます。13番下山でございます。 平成27年度岡山県
北森林林業活性化議員連盟の総会のご報告をさせていただきます。 日時は平成27年7月29日午後4時から国際ホテルで開催しました。 まず、議題でありますが、順を追って報告します。 まず、役員改選に当たりまして、会長に津山市会議員より西野氏、そして副会長に新見市より林議員、真庭市より竹原議員、美作市より山本議員、津山市より河本議員、そして勝田、英田郡より奈義町の小阪議員、苫田、久米郡より鏡野町の小原議員、そして理事として津山市4名、新見市3名、真庭市が2名、美作市が2名、勝田、英田郡として各1名で2名、苫田、久米郡で鏡野町、久米南町で各2名、監事に真庭市の宮田議員、美作市の山本議員が選任され、表記を承認した次第でございます。 それでは、平成26年度事業報告の説明をさせていただきます。かいつまんで主なものだけご報告をさせていただきます。 平成26年5月14日、先進地視察の研修をしてまいりました。愛媛県庁の公共施設等における木材利用の推進について、そして、愛媛県
森林組合連合会の
木材加工センターを視察してまいりました。 続きまして、7月29日、岡山県
北森林林業活性化促進議員連盟の総会を国際ホテルで開催しております。25年度、26年度の事業報告並びに事業計画案についてでございます。 そして、8月8日、岡山県
北森林林業活性化懇談会。これは昨年から初めてしておりますが、岡山県の県北の県会議員8人おられるんですが、この日は7人出席されました。これにつきましては、県産材利用の取り組みについて、補助金、公共建築物等についての県議との懇談会でありました。 そして、10月25日、第15回森を考える岡山県民の集いが開催され、会場は
グリーンヒルズでございます。この機におきましては、議員各位につきましては多数ご出席いただき、まことにありがとうございました。 続きまして、26年度の歳入歳出の決算報告をさせていただきます。 まず歳入でございますが、負担金の84万円は例年どおり4市5町2村での分担金でございます。ちなみに美咲町は6万円でございます。そして、繰越金が前年度より27万9,000円でございます。合計が113万2,000円。 歳出におきましては会議費が26万4,000円、役員会、総会などであります。そして、事業費としまして70万8,000円、第15回森を考える岡山県民の集い先進地の視察研修、表敬訪問等の費用でございます。したがって、事務費、予備費を含めて97万3,000円。 歳入合計の113万2,000円から歳出合計97万3,000円を引き、15万8,000円が次年度の繰越金と相なったわけでございます。 続いて、監査報告があり、承認をしたところでございます。 続きまして、27年度の事業計画書についてでございます。 案として森林林業の
活性化懇談会、これはもう既に8月18日に開催されました。今年度より、県北の県議会の中の県北議員連盟で戸室氏が勇退された後、久米郡選出の青野県議が会長になられ、初めてこの会合に出られて、今後の県産材の利用についていろいろと協議をやったわけでございます。 続きまして、第16回の森を考える岡山県民の集いの開催が10月24日に予定をされております。どうぞこの機にまたご案内があると思いますけど、
例年どおりブルーベリーの苗木の無償提供なども考えておりますので、ご参加のほうもよろしくお願いしたいと思います。 そして、予算書案でございますが、負担金としまして84万円、例年どおり4市5町2村の分担金の合計でございます。繰越金は前年度からの15万8,000円含めて99万9,000円、歳出におきましては会議費が30万円、役員会と総会費、事業費として50万円、第16回森を考える県民の集いの要望活動でございます。そして、予備費を含めて99万9,000円。 以上、26年度及び27年度予算決算につきましても意義なく承認、可決したところでございます。 以上をもちまして
森林林業活性化議員連盟の総会並びに事業報告とさせていただきます。 なお、資料は議会事務局に提出しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上で報告終わります。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
津山圏域資源循環施設組合議会について、11番三船議員から報告願います。 11番三船議員。
◆11番(三船勝之君) 皆さん、おはようございます。 私のほうからは、
津山圏域資源循環施設組合議会7月臨時会を
津山市役所議場において開催されました、その結果をご報告申し上げます。 付議された案件は4件でありますが、いずれも議長、副議長、監査委員の選出でありまして、このことにつきましては組合議会での
申し合わせ事項がありまして、任期は2年、議長は津山市選出議員、副議長、監査委員は各町順に持ち回り交代という申し合わせがございます。それに沿って議事が進められたところでありまして、まず議長に
津山選出議員の西野修平氏が指名推選により承認されました。なお、
勝央町議会議員の和田忠治氏の副議長のまず辞職が承認された後に、副議長に
奈義町議会議員の鷹取渡氏が指名推選により承認されました。次に、
美咲町議会議員、私が監査委員に選任、同意されました。 以上、付議4件でございます臨時会の報告といたします。 以上です。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 以上で組合議会などの報告を終わります。 日程第4、委員会の中間報告。 次に、閉会中に行った委員会の審査結果、視察などについて、最初に
総務常任委員会委員長の報告を求めます。 14番山本議員。
◆14番(山本宏治君) 先ほど、議長のほうから諸般の報告の中にもありましたが、
総務常任委員会では去る8月6日午前10時より、大分県竹田市へ定住対策の先進地視察を行いましたので、ご報告をいたします。 今回の視察先であります大分県竹田市は、内に豊かに外に名高くを基本に、平成21年に農村回帰宣言を行い、歴史と文化、自然などを竹田市のポテンシャルとし、市民全体で共有をし、都会での生活をしている方々に竹田市に回帰を促すことを目標にされております。 竹田市では、一部地域において小学校が複式学級になり、竹田市としても
子育て支援住宅の新築など23年度から取り組み、現在では複式学級も解消され、若者の地域での物づくり、人づくりができており、都会からの移住に向けた取り組み、また
農村回帰推進サポーター19名の地域支援員がIターン、Jターン、Uターンのサポート対応に努力をされておられました。地元企業と共同で回帰する方々の
おもてなし事業も行っており、竹田市では移住、定住に努力をされておられました。 本町美咲町では、世界に羽ばたく元気な美咲町をコンセプトに、定住及び若者向けの政策をしております。竹田市でも同じくIターン、Jターン、Uターンの方に地域の風習、習慣など各地域の実情に合った説明を行い、いつまでも生活の拠点としていただきたいと思っております。 今後、補助金制度の見直しを行い、お試し住宅の利用促進、空き家対策としての家主との連絡網などの充実も今後の課題であるように思います。空き家対策、移住者への就職のアドバイスなど、地元企業、近隣の町村などと連携など、官民挙げての対応が早急な課題であり、今回の視察研修を踏まえ、総務委員会といたしましても今後対応が必要と思われます。 以上、至って簡単でありますが、
総務常任委員会の報告といたします。
○議長(貝阿彌幸善君) ご苦労さまでした。 次に、
民生教育常任委員会委員長の報告を求めます。 12番松島議員。
◆12番(松島啓君) 失礼いたします。
民生教育常任委員会の中間報告をいたします。 平成27年7月2日及び7月7日の両日、2日間で町内の小・中学校全8校の学校訪問をしましたので、まず報告をさせていただきます。 7月2日午前9時から加美小学校、次に柵原西小学校、柵原中学校、柵原東小学校の順で訪問いたしました。各校とも校長先生または教頭先生から学校の概要説明を受けた後、全学年、全学級の授業参観、そして質疑応答などの意見交換を行いました。また、7月7日の訪問も同じ要領で、午前9時から中央中学校、次に
美咲中央小学校、旭小学校、旭中学校の順で訪問をいたしました。特に、今回は全学年、全学級の授業参観ができ、児童・生徒の様子、また昨年から行っている
めだかプロジェクト、水泳の専門家による指導の様子も見ることができました。施設の面では柵原中学校の老朽化、また
美咲中央小学校の教室の手狭であったり、またランチルームの暑さ対策など、今後の課題も確認したところであります。 また、初日は柵原中学校、2日目は
美咲中央小学校で児童・生徒たちと一緒に給食の試食をし、規則、マナーを守って楽しく食べている様子を見ることができました。栄養バランスのとれた食事でありました。 次に、視察研修の報告をさせていただきます。 8月4日午後2時から、健康づくりをテーマに熊本県玉名市の庁舎会議室にて視察研修を行いました。玉名市は熊本県の北部に位置し、平成17年10月に1市3町で合併され、人口約6万8,000人、高齢化率は30.5%、介護認定率21.6%で、平成23年には庁舎の近くに九州新幹線の新玉名駅ができ、また国、県の出先機関も置かれていました。 玉名市は合併後、各地域の課題、ニーズの把握、地域のニーズに合ったきめ細かい福祉サービスの提供ができない状態であり、行政の呼びかけ、特に市長、そして保健師の熱心な呼びかけで地域資源、人材を活用し、地域のニーズに応じた保健福祉サービスの提供体制を構築し、地域力向上を図る高齢者元気ネットワーク事業、たまな元気会の取り組みをお聞きしたところであります。 たまな元気会は平成19年度に発足し、自治区代表者、行政、大学等の多くの参加のもと組織体制や役員、会長、事務局長会議を毎月開催し、情報交換共有しながら各自治区にあった高齢者を中心にした活動を継続しておられます。活動内容は料理教室、シルバーオリンピック、健康体操、パソコン教室、ウオーキングなどさまざまですが、毎月の会議で課題や地域の特性を生かした活動が見えてきた。また、各自治区の努力によって住民参加の活動が定着してきた。また、既存の老人会、ボランティアグループ、サークルなどの参加を得たことなどが大きく前進した理由だと言われていました。また、行政からの補助金には極力頼らず、参加費での運営を基本としており、そのほうが活動もしやすく、事業が継続できると胸を張って言われていたのが印象に残りました。 事業主体は住民、最初の仕掛けと側面的な支援は行政で、住民と行政、また住民同士の連携がうまくとれた取り組みであり、本町のこれからの健康づくり、介護予防にも大いに参考になった視察研修でありました。 以上で
民生教育常任委員会の中間報告を終わりといたします。