令和 4年 9月 定例会(第3回)〇 議 事 日 程 (9月1日〔木〕午前10時開会)第 1
会議録署名議員の指名第 2 会期の決定第 3
議会閉会中の
調査事項報告 (
総務文教常任委員長報告~了承)第 4 (報告第29号) 令和3年度
健全化判断比率等の状況について (報告第30号) 令和4年度熊谷
市教育委員会の事務に関する点検・
評価報告 (令和3年度対象) (報告第31号)
専決処分の報告について (熊谷
市手数料徴収条例の一部を改正する条例) (報告第32号)
専決処分の報告について (
損害賠償の額の決定及び和解について) (報告第33号)
専決処分の報告について (
損害賠償の額の決定及び和解について) (報告第34号)
専決処分の報告について (
損害賠償の額の決定及び和解について) (報告第35号) 令和4年度
都市整備部定期監査の結果について (報告第36号) 令和4年度
上下水道部定期監査の結果について (報告第37号) 令和4年度
出納室定期監査の結果について (報告第38号)
例月出納検査報告(令和3年度
出納整理期間4月分) (報告第39号)
例月出納検査報告(令和4年度4月分) (報告第40号)
例月出納検査報告(令和3年度
出納整理期間5月分) (報告第41号)
例月出納検査報告(令和4年度5月分) (報告第42号)
例月出納検査報告(令和4年度6月分) (
報告~了承)第 5 市長の提案理由の説明第 6 (議案第56号) 令和3年度熊谷
市一般会計歳入歳出決算 (議案第57号) 令和3年度熊谷
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 (議案第58号) 令和3年度熊谷
市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算 (議案第59号) 令和3年度熊谷
市駐車場事業特別会計歳入歳出決算 (議案第60号) 令和3年度熊谷
市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳出 決算 (議案第61号) 令和3年度熊谷
市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 (議案第62号) 令和3年度熊谷
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 (議案第63号) 令和3年度熊谷
市水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への 組入れについて (議案第64号) 令和3年度熊谷
市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金へ の組入れについて第 7 (議案第65号) 令和4年度熊谷
市一般会計補正予算(第3号) (議案第66号) 令和4年度熊谷
市水道事業会計補正予算(第2号)第 8 (議案第67号) 熊谷
市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正す る等の条例 (議案第68号) 熊谷
市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条 例 (議案第69号) 熊谷
市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 (議案第70号) 熊谷
市手数料徴収条例等の一部を改正する条例 (議案第71号) 熊谷
市下水道条例の一部を改正する条例 (議案第72号) 熊谷
市水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する 条例 (議案第73号) 熊谷
市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条 例 (議案第74号) 熊谷
市定住人口増加のための
固定資産税等の課税免除に関する条例の一 部を改正する条例 (議案第75号) 熊谷
市債権管理条例 (議案第76号)
工事請負契約の締結について ((仮称)道の駅「くまがや」
外周道路整備工事) (日程第6~日程第8 上程)第 9
議案説明 〇本日の会議に付した事件
議事日程のとおり 〇議長及び副議長 議 長 28番 福 田 勝 美 議員 副 議 長 7番 山 下 一 男 議員 〇
出席議員(30名) 1番 小 林 國 章 議員 2番 白 根 佳 典 議員 3番 中 島 千 尋 議員 4番 沼 上 政 幸 議員 5番 新 島 一 英 議員 6番 田 中 正 議員 7番 山 下 一 男 議員 8番 影 山 琢 也 議員 9番 鈴 木 理 裕 議員 10番 千 葉 義 浩 議員 11番 腰 塚 菜 穂 子 議員 12番 小 島 正 泰 議員 13番 権 田 清 志 議員 14番 石 川 広 己 議員 15番 小 鮒 賢 二 議員 16番 守 屋 淳 議員 17番 林 幸 子 議員 18番 関 口 弥 生 議員 19番 野 澤 久 夫 議員 20番 黒 澤 三 千 夫 議員 21番 須 永 宣 延 議員 22番 小 林 一 貫 議員 23番 桜 井 く る み 議員 24番 三 浦 和 一 議員 25番 大 山 美 智 子 議員 26番 森 新 一 議員 27番 富 岡 信 吾 議員 28番 福 田 勝 美 議員 29番 大 久 保 照 夫 議員 30番 栗 原 健 曻 議員 〇欠席議員(なし) 〇説明のための出席者
市 長 小 林 哲 也 副
市 長 長 谷 川 泉 副
市 長 大 島 英 司
市 長 公 室 長 高 柳 勤 危 機 管 理 監 鯨 井 英 明 総 合 政策部長 荻 野 秀 夫 総 務 部 長 本 多 俊
市 民 部 長 田 島 尚 栄 福 祉 部 長 植 原 利 和 環 境 部 長 髙 橋 秀 之 産 業 振興部長 増 田 和 昭 都
市 整備部長 武 田 敏 男 建 設 部 長 山 下 克 巳 消 防 長 金 井 秀 行 上 下 水道部長 丸 山 英 道 会 計 管 理 者 腰 塚 育 子 教 育 委 員 会 野 原 晃 教 育 長 教 育 次 長 権 田 宣 行
選挙管理委員会 森 田 洋 子 事 務 局 長 監 査 委 員 吉 川 勝 己 事 務 局 長 農 業 委 員 会 浅 見 和 彦 事 務 局 長 〇
事務局職員出席者 事 務 局 長 大 熊 宏 之 副 局 長 長 谷 川 正 次長兼庶務係長 久 保 田 聡 美 主 幹 兼 茂 木 健 議 事 調査係長 主 査 野 間 謙 治 主 査 森 哲 也 主 査 中 山 亜 紀 主 査 根 岸 友 絵 午前10時00分 開 会
○
福田勝美議長 出席議員が定足数に達しましたので、令和4年第3回
熊谷市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。
△諸般の報告
○
福田勝美議長 この際、報告いたします。 去る6月定例会において可決されました命と生活と事業を守るために
原油価格高騰への対処を求める意見書につきましては、6月22日付で関係機関に送付いたしました。 その他、議会が閉会中の主な事項につきましては、その都度送付いたしました。 本定例会の議案等は、前もって配付したとおりであります。 なお、
議案説明のため市長をはじめ関係者の出席を求めております。 開会前
タブレット端末に配付いたしました文書は、1つ、本日の
議事日程、以上1件であります。
△
会議録署名議員の指名
○
福田勝美議長 これより日程に入ります。 日程第1、
会議録署名議員の指名。 会議規則第78条の規定により指名をいたします。 2番 白 根 佳 典 議員 3番 中 島 千 尋 議員 以上の議員にお願いいたします。
△会期の決定
○
福田勝美議長 次、日程第2、会期の決定。 会期については、
議会運営委員会で協議願いましたので、
議会運営委員長から報告願います。 〔石川広己
議会運営委員長登壇〕
◆石川広己
議会運営委員長 おはようございます。令和4年第3回定例会の運営につきまして、
議会運営委員会を8月26日に開催いたしました。協議の結果、会期は、本日から9月22日までの22日間と決定いたしました。 なお、詳細につきましては、前もって配付しております審議日程のとおりでございます。 定例会の運営につきまして、皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げ、報告といたします。
○
福田勝美議長 お諮りいたします。 会期については、
議会運営委員長の報告のとおりとすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は、本日から9月22日までの22日間と決定いたしました。
△
議会閉会中の
調査事項報告
○
福田勝美議長 次、日程第3、
議会閉会中の
調査事項報告、本件を議題といたします。 閉会中に
総務文教常任委員会においては、「
スマートシティ及び
地域公共交通について」調査をしていただいております。 この際、
総務文教常任委員長の報告を求めます。 〔
沼上政幸総務文教常任委員長登壇〕
◆
沼上政幸総務文教常任委員長 総務文教常任委員会における
議会閉会中の調査の概要について、御報告いたします。 本委員会に付議された
議会閉会中の
調査事項は、「
スマートシティ及び
地域公共交通について」であります。 本委員会では、この調査の参考とするため、去る8月1日に富山県富山
市を訪問し、「
スマートシティ推進事業」及び「
地域公共交通」について、翌2日は新潟県上越
市を訪問し、「
地域公共交通」について、それぞれ視察を行いました。 そして、去る8月22日に委員会を開催し、委員から意見を求めたところであります。以下、その概要を御報告いたします。 初めに、富山
市の「
スマートシティ推進事業」について申し上げます。 富山
市は、富山県のほぼ中央から南東部分までを占め、人口約42万人、面積約1,242平方キロメートルの中核
市でありますが、大きな課題は人口減少であり、特に
生産年齢人口が約15%減少することが想定されたため、介護・福祉問題を念頭に、平成17年度から
コンパクトシティを推進してきたとのことでした。 富山
市は7つの市町村が合併したこともあり、各拠点を
ライトレールなどで結び、その沿線に人口を緩やかに集約していこうということで、ICT・デジタル技術を利用した効率的で持続可能な
まちづくりを進め、民間主体の
データ流通による新たなビジネスの創出が可能にならないかということで
スマートシティ推進事業を開始しました。 具体的には、「富山
市センサーネットワーク事業」では、
IoTセンサーを設置し、
市のエリアをほぼ全てカバーする
ネットワーク網により
人流データなどを取得・集積し、地域との連携による子供の見守り活動や
民間事業者による実証実験、
スマート農業、
河川水位監視システム等の庁内業務に生かしているとの説明がありました。 また、「富山
市ライフライン共通プラットフォーム事業」では、水道や電気などの
ライフラインの
地中埋設物は、大規模災害時に情報共有されていないと復旧に時間がかかるということで、データの保有方法を工夫し、市道の情報や電気、ガス、水道、通信等の情報を一元的に管理して情報の共有化を図っているとの説明がありました。 現地視察した
スケッチラボにおいて取り組まれている「未来共創とやまシティラボプロジェクト」は、多様な主体として若者を巻き込み、新たなビジネスにより多様化する
地域課題を解決する手法を取り入れた
産学官民連携の
プラットフォームであり、議論ではなく対話を行い、失敗を恐れずに実験を繰り返して価値創造につなげていくことを目的としたものであるとのことでした。 委員の主な意見では、「現在のコロナ禍にあって、全国の事業者が大変な時期でもあり、これまでは直接的な金銭による補助が多かったが、今後自走できるような経済環境をつくるためには、情報を提供して情報共有することがとても重要なことだと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「
IoT技術を活用して子供を見守る
地域連携事業が特に印象的であり、同意を得た児童に
GPSセンサーを貸与して、登下校の実質的な状況の見える化に成功していて、それを関係者と共有して安全対策の最適化につなげられているということがとても画期的に感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「行政が支援するプロジェクトは結果重視であり、ハードルが上がってしまう傾向だが、富山
市では失敗を恐れずに学生も含めてみんなでチャレンジしており、それで残ったものが成功であるという考え方であって、民間と手を取り合って連携していく上では、それを受け止める
行政関係者の心の広さ、姿勢が大切であると感じた。」旨の意見が述べられました。 次に、同じく富山
市の「
地域公共交通」について申し上げます。 富山
市では、持続可能な
まちづくりを進めるために
ライトレールを活用して各拠点を結んでいるとのことで、
ライトレールをはじめとする鉄道などの
公共交通の活性化がキーポイントであるとのことでした。 委員の主な意見では、「老若男女問わず、多くの市民に利用されていて、地域の
公共交通の一環としてしっかりとした役割を果たしている、市民の移動の足として役割を果たしているという印象を受けた。こうした
地域公共交通の構築ができたのも、早い段階から
市民ニーズをしっかり把握、調査しての実現であるということが分かった。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から「停留所の
バリアフリー化が行き届いており、また、車両も低床化されており、騒音の影響についても極力抑えられている点などが印象的であった。」旨の意見が述べられました。 最後に、上越
市の「
地域公共交通」について申し上げます。 上越
市は、新潟県の南西部で日本海に面して位置し、古くから交通の要衝として栄え、重要港湾である直江津港や複数の高速道路・鉄道を有し、さらに、平成27年3月には
北陸新幹線が開業するなど、三大都市圏とほぼ等距離に位置する中で、陸・海の
交通ネットワークが整った有数の地方都市であります。 上越
市は14の市町村が合併したこともあり、
都市基盤分野の基本施策として、「機能的・効率的な
交通ネットワークの確立」を掲げ、令和2年度には第2次上越
市総合公共交通計画を策定し、効率的で利便性の高い
地域公共交通網を地域の実情に即して整備を進めているとのことでした。 具体的には、上越
市地域公共交通活性化協議会を立ち上げ、
利用促進事業の審議、再編方針の協議など、非常に多岐にわたる協議を進めているとのことでした。 また、第2次上越
市総合公共交通計画の策定に当たり、市民約6,000人や高校生を対象とした
公共交通に関する
アンケートを実施するとともに、実際に職員がバスに乗車しての利用者への聞き取り調査や様々な地域団体からの聞き取り調査も行い、
地域住民のニーズの的確な把握に努めたとの説明がありました。 また、市内の鉄道、路線バス、新幹線、高速バスも含めた
公共交通の
運行時刻や路線図のほか、観光情報、
市の窓口業務の手続等を掲載して一冊にまとめた
総合時刻表「上越
市公共交通とくらしのガイド」を作成するとともに、市民の求めに応じて、自宅の最寄りのバス停や駅から日常的に訪れる場所までの路線名、
発着時刻、料金等を記載した
ポケットサイズの
個人用時刻表「
上越市内公共交通「
マイ時刻表」」を作成しており、
公共交通の利便性の向上、利用促進に努めているとの説明がありました。 また、「
上越妙高駅
周辺整備事業」では、古くから交通の要衝と言われてきたこともあり、新潟県のゲートウェイ的な役割とするため、新幹線駅である
上越妙高駅周辺の利便性を高め、
上越妙高駅を拠点として生かすような施設を誘致する補助制度を創設して整備を推進しているとの説明がありました。 委員の主な意見では、「
マイ時刻表は職員が自前で作成しているという説明があり、この取組自体はすばらしいと思ったが、
デジタル化が進み、
マニュアル化が図れればさらによいと感じた。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「
総合公共交通計画の
策定プロセスの中で、
利害関係者に当たる市内の大半の高校生に対しても
アンケートの協力を得ていた点が特に印象的であった。」旨の意見が述べられました。 また、別の委員から、「
地域公共交通のいわゆる空白地帯において、
住民主体の有償運送が行われているということが印象に残った。いわゆる過疎地域で
住民主体の
地域公共交通の体制ができていることと、今後の取組として、タクシー、バスを用いての
デマンド交通の仕組みも検討しているということで、
交通弱者に関しての意識が非常に高いと感じた。」旨の意見が述べられました。 本件については、ほかにも意見等が述べられましたが、以上で調査を終結すべきものと決定しました。 以上で、本委員会に付議された
議会閉会中の調査の概要について報告を終わります。
○
福田勝美議長 以上で
総務文教常任委員長の報告は終わりました。
△
議会閉会中の
調査事項報告に対する質疑
○
福田勝美議長 それでは、
総務文教常任委員会における
議会閉会中の
調査事項報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
△採決
○
福田勝美議長 これより本件を採決いたします。 採決は
投票システムにより行います。
総務文教常任委員会における
議会閉会中の
調査事項報告について。
参加ボタンを押してください。 本報告については、
総務文教常任委員長の報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・
反対ボタンにより投票〕
○
福田勝美議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、
総務文教常任委員会における
調査事項報告については、
総務文教常任委員長の報告のとおり了承することに決定いたしました。
△(報告第29号)ないし(報告第42号)の一括上程、質疑、了承
○
福田勝美議長 次、日程第4、報告第29号 令和3年度
健全化判断比率等の状況についてから報告第42
号例月出納検査報告(令和4年度6月分)まで、以上14件を一括議題といたします。 14件について質疑がありましたらお願いいたします。
◆
大山美智子議員 25番、
大山美智子です。報告第32号についてお願いしたいと思います。 野球部の活動中にボールが校外に飛び出して車両を損傷させたこととあります。この近くは住宅の密集地でもありますので、ほかにも起こり得るのではないかと思います。ただ、住民の方にけがをさせずに済んだということでは安心をいたしました。 2つお願いいたします。ボールが校外に飛び出さないような十分なネットというのは、これまで設置していなかったのかどうか。また、この事故後、何か改善策等話し合われましたか、お願いいたします。
◎
権田宣行教育次長 ただいまの御質疑にお答えをいたします。 校庭の
野球グラウンドには住宅地に面した内野付近に高さ7メートル、外野付近に高さ5メートルの
防球ネットを設置していましたが、たまたま大きな
ファールボールが
防球ネットを越えて校外に飛び出したものです。新たにより高さのある
防球ネットの設置は考えておりませんが、学校には打撃等の練習や活動場所を配慮するなど、再発防止に努めてもらっています。 以上です。
◆
大山美智子議員 力のある生徒さんがいらしたということの証明でもあるかなというふうに思います。一部にはうれしいことだと思います。生徒が、こうした事故があったということで萎縮をすることなく、伸び伸びと練習できるようにぜひ環境を整えていただきたいと思います。また、こうしたことはほかの学校でも起き得ることだと思いますので、ぜひ調査を行っていただければと思います。 終わります。
○
福田勝美議長 ほかに。 〔「なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これより14件を一括して採決いたします。 採決は
投票システムにより行います。
参加ボタンを押してください。 14件については、いずれも報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・
反対ボタンにより投票〕
○
福田勝美議長 変更等はありますか。 〔「なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、報告第29号から報告第42号まで、以上14件についてはいずれも報告のとおり了承することに決定いたしました。
△市長の提案理由の説明
○
福田勝美議長 次、日程第5、市長の提案理由の説明。 説明の要旨を
タブレット端末に配付いたします。 〔職員配付〕
○
福田勝美議長 配付漏れ等はございませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 市長の発言を求めます。 〔小林哲也市長登壇〕
◎小林哲也市長 9月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様には御健勝にて御参会いただき、当面する諸案件について御審議いただけますことは、市政進展にとりまして誠に喜ばしく、感謝申し上げます。 今年の梅雨明けは、観測史上最も早い6月27日頃と気象庁から発表され、例年と比べると約3週間も短い期間となりました。梅雨明け直後は、日中の気温が40度に迫る日が多く、体が暑さに慣れていない中、熱中症が心配されるとともに、少ない降雨量による水不足が懸念される夏のスタートとなりました。7月に入りますと様相は一変し、梅雨のような天候に逆戻りとなり農作物に被害が生じるなど目まぐるしく変わりました。また、本格的な夏が到来してからは、例年以上の猛暑日が記録されるなど、厳しい暑さの日々が続きました。 全国的に見ると、猛暑日の記録を塗り替える地域がある一方で、1か月間の雨量が過去最大となり、大規模な水害に見舞われた地域があるなど、豪雨災害や土砂災害への備えに対する必要性を改めて認識したところでございます。被災された地域の方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を願うものでございます。 さて、こうした中ではありましたが、うちわ祭では3年ぶりに山車・屋台の巡行が行われ、8月14日には市内10か所での分散型で花火大会が、また一部ですが、それぞれの地域のお祭りなど、夏の風物詩である行事が開催されました。歴史ある行事が実施できたことに対し、伝統をつないでいく重要性と、それを実行できた幸せを改めて感じたところであり、開催に御尽力を頂きました関係各位に対しまして深く感謝を申し上げる次第でございます。 次に、新型コロナウイルス感染症の状況でございますが、全国的にオミクロン株BA.5型に置き換わり、この夏、日本は最も感染状況が悪化している国として、連日数十万人の感染者が出るほど猛威を振るいました。本
市における発生状況も、7月半ば頃から新規陽性者が急増し始め、7月下旬から8月までには1日当たり300人以上が連続して確認されるなど感染拡大が進み、感染者数は累計で2万人を超え、市民の10人に1人の方が感染したという状況となりました。 この感染症については、人類が免疫を持つまでにはまだ数回の罹患を繰り返すなど、あと数年を要するのではないかという専門家の意見もあり、長い期間にわたる対策が必要なのではないかと懸念されます。ワクチン接種を多くの皆様が継続してくださることにより、その免疫力を高めていき、効果が発揮されるまで繰り返していくことが必要なのかもしれません。 また、厚生労働省からオミクロン株対応ワクチン接種を初回接種完了者全員を対象として、10月半ば以降から開始することを想定し、準備を進めるようにとの要請がございました。今後、国が接種に関わる詳細を確定していく中で、皆様には接種計画をお示しし、医師会をはじめとする医療従事者の皆様と協力して、市民皆様の接種が順調に実施できるよう取り組んでまいります。 引き続き、市民の命、健康と暮らしを守るため、感染症の抑え込みにつなげていくよう努めるとともに、社会経済活動との両立を実現する社会づくりに全力で対処してまいる所存でございますので、議員皆様の御理解、御協力をお願いいたします。 それでは、今定例会に提案いたします諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 初めに、今回の補正予算でございますが、
一般会計補正予算のうち、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。 総務費につきましては、庁舎間を映像と音声でつなぎ、複数庁舎にまたがる窓口での相談や協議ができるオンラインシステムを導入し、来庁者の利便性向上を図るとともに、行政事務の効率化を推し進めるため、早期に
デジタル化を図ってまいります。 農林水産業費におきましては、肥料、飼料等の価格高騰による影響を受けている地域農業の担い手である認定農業者及び認定新規就農者に対して、支援を行う経費を計上するものでございます。 商工費におきましては、原油価格・物価の高騰により影響を受けている輸送サービスを担うトラック運送事業者に対して、支援を行う経費を計上するものでございます。 次に、歳入でございますが、今回の補正の財源として、国・県支出金及び地方債などの特定財源のほか、前年度繰越金を充てることといたしました。 続きまして、
水道事業会計の補正予算案でございますが、安定供給の確保に向け、令和4年度から5年度にかけて東部浄水場の配水ポンプを更新するため、工事請負費の補正を行うものでございます。 以上が補正予算案の概要でございます。 このほか、令和3年度の一般会計、特別会計、
水道事業会計及び
下水道事業会計の決算の認定につきまして、議決を賜りたく決算議案を提案申し上げます。 令和3年度につきましては、おかげさまをもちまして全ての会計において収支の均衡を保ち、その執行を終了することができました。ここに厚く御礼申し上げます。 なお、本決算につきましては、監査委員から貴重な御意見をいただいておりますので、これを尊重してまいりますとともに、議員皆様の一層の御指導をお願い申し上げます。 また、一般議案といたしまして、地方公務員法等の一部改正に伴い、職員の定年年齢を引き上げるなどの熊谷
市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する等の条例などを提案しております。 議員皆様におかれましては、何とぞ慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 以上でございます。
○
福田勝美議長 以上で市長の提案理由の説明は終了いたしました。
△(議案第56号)ないし(議案第64号)、(議案第65号)及び(議案第66号)、(議案第67号)ないし(議案第76号)の一括上程
○
福田勝美議長 次、日程第6、議案第56号 令和3年度熊谷
市一般会計歳入歳出決算から議案第64号 令和3年度熊谷
市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについてまで、以上9件、次、日程第7、議案第65号 令和4年度熊谷
市一般会計補正予算(第3号)及び議案第66号 令和4年度熊谷
市水道事業会計補正予算(第2号)、以上2件、次、日程第8、議案第67号 熊谷
市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する等の条例から議案第76号
工事請負契約の締結について((仮称)道の駅「くまがや」
外周道路整備工事)まで、以上10件、以上合計21件を一括議題といたします。 申し上げます。新型コロナウイルス感染対策のため、理事者におかれましては、この後、最小限の出席者での対応をお願いいたします。 同様に、議員におかれましては、議席番号1番から18番までの議員にあっては偶数の方、議席番号19番から30番までの議員にあっては奇数の方は、会派控室等におきまして待機いただきますようお願いいたします。 なお、引き続き議場に出席を希望される議員におかれましては、議場にお残りください。また、退席に際し、席札は立てたままとしていただきますようお願いいたします。 暫時休憩いたします。 午前10時33分 休 憩 午前10時35分 再 開
○
福田勝美議長 休憩中の会議を再開します。
△
議案説明
○
福田勝美議長 次、日程第9、
議案説明。 上程中の決算議案9件及び補正予算議案2件について順次提出者の説明を求めます。
◎荻野秀夫総合政策部長 ただいま議題となりました令和3年度一般会計、特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。表紙にナンバー1と表示のあります熊谷
市一般会計・特別会計歳入歳出決算書を御覧いただきたいと存じます。 それでは、3ページをお願いいたします。議案第56号 令和3年度熊谷
市一般会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額は789億8,855万6,053円、歳出決算額は724億2,727万5,601円でございます。歳入歳出差引残額は65億6,128万452円でございますが、この全額を翌年度へ繰り越すものでございます。なお、この歳入歳出差引残額から繰越明許費に充てる財源を差し引きました実質収支額は約62億8,000万円でございます。 続きまして、歳入歳出の概要につきまして申し上げます。 最初に、歳入につきまして申し上げますので、4ページ及び5ページを御覧いただきたいと存じます。この表は、歳入の款及び項別の内訳表でございます。主なものにつきまして御説明いたしますが、参考として収入済額を前年度の決算額と比較して申し上げます。 初めに、一番上の1款
市税でございますが、収入済額は300億5,279万6,109円で、前年度と比較いたしまして約6,000万円、率にして0.2%の減であり、前年度並みの収入確保となっております。 次に、下から4番目、7款地方消費税交付金でございますが、収入済額は46億4,348万円で、前年度と比較いたしまして約3億5,000万円、率にして8.3%の増でございます。これは、コロナ禍による消費の冷え込みが回復傾向にあり、県税である地方消費税の収入が増加したものによるものでございます。 次に、6ページ及び7ページに参りまして、一番上の11款地方交付税でございますが、61億4,872万2,000円で、前年度と比較いたしまして約10億8,000万円、率にして21.4%の増でございます。これは、国税収入の補正等に伴い、国の補正予算において地方交付税が増額されたことによるものでございます。 上から5番目の15款国庫支出金でございますが、181億257万9,172円で、前年度と比較いたしまして約157億2,000万円、率にして46.5%の減でございます。これは、特別定額給付金に係る国庫補助金の皆減が主な要因です。 次に、8ページ及び9ページに参りまして、上から2番目の21款諸収入でございますが、28億7,782万276円で、前年度と比較いたしまして約15億7,000万円、率にして35.3%の減でございます。これは、「STOPコロナ」地域応援プレミアム付商品券売払収入の皆減が主な要因です。 歳入の合計でございますが、一番下の欄、予算現額802億1,580万5,252円に対し、収入済額は789億8,855万6,053円で、収入率は98.5%でございます。前年度と比較いたしますと約149億4,000万円の減となっております。 以上が歳入の概要でございます。 続きまして、歳出の概要につきまして申し上げますので、10ページ及び11ページをお願いいたします。この表は、歳出の款及び項別の内訳表でございます。歳入と同様に、主なものにつきまして支出済額を前年度と比較しながら御説明を申し上げます。 初めに、2番目の2款総務費は78億7,892万4,755円で、前年度と比較いたしまして約183億3,000万円、率にして69.9%の減でございます。これは、「STOPコロナ」特別定額給付金給付事業の皆減が主な要因です。 その下の3款民生費は334億563万1,517円で、前年度と比較いたしまして約47億6,000万円、率にして16.6%の増でございます。これは、令和3年度の新型コロナウイルス感染症対策に係る事業、例えば子育て世帯臨時特別給付金給付事業の増加や、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業の皆増が主な要因です。 その下の4款衛生費は66億3,534万1,816円で、前年度と比較いたしまして約14億円、率にして26.7%の増でございます。これは、新型コロナウイルスワクチン接種事業の増額が主な要因です。 下から2番目の7款商工費は22億2,801万5,865円で、前年度と比較いたしまして約26億6,000万円、率にして54.4%の減でございます。これは、「STOPコロナ」地域応援プレミアム付商品券発行事業の皆減が主な要因です。 次に、12ページ及び13ページに参りまして、一番下の欄を御覧いただきたいと存じます。歳出合計につきましては、予算現額802億1,580万5,252円に対し、支出済額は724億2,727万5,601円で、執行率は90.3%でございます。前年度と比較いたしまして約157億6,000万円の減となっております。 以上が一般会計決算の概要でございますが、主な施策の執行状況などにつきましては、資料ナンバー4の熊谷
市歳入歳出決算説明書に記載してございますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。 次に、15ページに参りまして、議案第57号 令和3年度熊谷
市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額、歳出決算額ともに193億8,954万6,394円で、歳入歳出同額でございます。 18ページ及び19ページをお願いいたします。歳出の主なものでございますが、保険給付費のほか、平成30年度から広域化された県の国保特別会計に対して被保険者から徴収した保険税等を納付する事業費納付金となっております。 次に、23ページに参りまして、議案第58号 令和3年度熊谷
市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額、歳出決算額ともに500万5,518円で、歳入歳出同額でございます。新星川改修事業用地を先行取得するために借り入れた
市債の定期償還を行ったものでございます。 次に、29ページに参りまして、議案第59号 令和3年度熊谷
市駐車場事業特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額、歳出決算額ともに1,807万8,758円で、歳入歳出同額でございます。市営本町駐車場の維持管理を行うものでございます。 次に、35ページに参りまして、議案第60号 令和3年度熊谷
市熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額は12億9,536万9,287円、歳出決算額は10億7,475万9,986円で、歳入歳出差引残額2億2,060万9,301円を翌年度へ繰り越すものでございます。本会計では、健全な市街地の発展と公共施設の整備改善、宅地の利用促進を図るため、籠原中央第一、上石第一及び上之の3か所で事業に取り組んでおります。 次に、41ページに参りまして、議案第61号 令和3年度熊谷
市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額、歳出決算額ともに4億137万9,132円で、歳入歳出同額でございます。17地区の農業集落排水施設の維持管理を行うものでございます。 次に、47ページに参りまして、議案第62号 令和3年度熊谷
市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。 歳入決算額は24億1,675万5,245円、歳出決算額は23億9,518万1,095円で、歳入歳出差引残額2,157万4,150円を翌年度へ繰り越すものでございます。なお、繰越しを行う理由でございますが、前年度中に歳入された保険料のうち、
出納整理期間中に収納した分を翌年度に埼玉県後期高齢者医療広域連合へ支払うためでございます。 以上で一般会計、特別会計決算につきましての説明を終わります。 なお、決算関係の書類といたしましては、ただいま御説明を申し上げました決算書のほか、地方自治法に定める附属書類といたしまして、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び歳入歳出決算説明書をナンバー2からナンバー4までの資料にまとめてございますので、御参照いただきたいと存じます。 説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
◎丸山英道上下水道部長 続きまして、公営企業会計決算のうち、議案第63号 令和3年度熊谷
市水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて御説明を申し上げますので、表紙にナンバー5と表示のあります決算書並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについての1ページ、決算報告書を御覧いただきたいと存じます。 水道水の供給に伴い発生した収益と費用を表します(1)の収益的収入及び支出について申し上げます。初めに、収入でございますが、第1款
水道事業収益は、決算額欄のとおり49億3,617万338円で、その内訳は給水収益等の第1項営業収益と長期前受金戻入などの第2項営業外収益でございます。 2ページをお願いいたします。次に、支出でございますが、第1款
水道事業費用は、決算額欄のとおり37億9,388万9,239円で、その内訳は、施設の維持管理に要する経費や減価償却費等の第1項営業費用と支払利息等の第2項営業外費用でございます。 次に、令和3年度の営業状況について申し上げますので、5ページと6ページにわたりますが、損益計算書の6ページをお願いいたします。下から4行目、当年度純利益は9億7,217万7,745円でございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして3ページをお願いいたします。施設の整備、改良等に係る支出及びその財源となる収入を表します(2)の資本的収入及び支出について申し上げます。 初めに、収入でございますが、第1款資本的収入は、決算額欄のとおり10億6,678万3,469円で、その内訳は、第1項企業債、第2項出資金、第3項負担金、第4項補助金、そして新規加入者分担金の第5項その他収入でございます。 なお、備考欄の翌年度繰越額に係る財源充当額は、第2項出資金が1億9,800万円、第4項補助金が3,800万円でございます。 4ページをお願いいたします。次に、支出でございますが、第1款資本的支出は、決算額欄のとおり31億8,159万5,142円で、その内訳は、第1項建設改良費と第2項企業債償還金でございます。なお、地方公営企業法第26条の規定による翌年度繰越額は9億2,227万8,409円でございます。 次に、下の欄外でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対しまして23億5,081万1,673円の不足となりますが、これにつきましては過年度分及び当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金で補填しました。 次に、工事の概要について主なものを申し上げますので、19ページをお願いいたします。(1)建設工事の概要は21ページにわたりますが、施設の老朽化対策として、
江南浄水場や東部浄水場など浄配水場施設の更新、改修等の工事を実施したほか、各給水区域内の管網整備のため配水管の布設等の工事を実施しました。 21ページをお願いいたします。(2)改良工事の概要でございますが、久保島、玉井地内をはじめ、各給水区域で老朽化した配水管の改良工事等を実施しました。 末尾の52ページをお願いいたします。剰余金の処分及び資本金への組入れでございますが、令和3年度未処分利益剰余金29億8,637万1,984円のうち2億円を減債積立金に積み立て、令和2年度に積み立てた減債積立金2億円に相当する額を資本金に組み入れることについて提案するものでございます。 なお、この内容につきましては、8ページの剰余金処分計算書(案)にも記載しておりますので、御参照いただければと存じます。 以上で
水道事業会計決算の説明を終わります。 続きまして、議案第64号 令和3年度熊谷
市下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて御説明を申し上げますので、表紙にナンバー6と表示のあります決算書並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについての1ページ、決算報告書を御覧いただきたいと存じます。 下水の処理に伴い発生した収益と費用を表します(1)の収益的収入及び支出について申し上げます。初めに、収入でございますが、第1款公共
下水道事業収益は、決算額欄のとおり36億9,178万6,586円で、その内訳は下水道使用料等の第1項営業収益、そして長期前受金戻入、一般会計からの負担金や補助金等の第2項営業外収益、そして第3項特別利益でございます。 2ページをお願いいたします。次に、支出でございますが、第1款公共
下水道事業費用は、決算額欄のとおり32億8,898万5,399円で、その内訳は施設の維持管理に要する経費や減価償却費等の第1項営業費用と支払利息等の第2項営業外費用でございます。 次に、令和3年度の営業状況について申し上げますので、5ページと6ページにわたりますが、損益計算書の6ページをお願いいたします。下から4行目、当年度純利益は2億9,216万3,144円でございます。 恐れ入りますが、前に戻りまして、3ページをお願いいたします。施設の整備、改良等に係る支出及びその財源となる収入を表します(2)の資本的収入及び支出について申し上げます。初めに、収入でございますが、第1款資本的収入は、決算額欄のとおり21億3,259万6,657円で、その内訳は第1項企業債、第2項国庫支出金、そして、一般会計からの繰入れである第3項他会計負担金、そして、受益者負担金等の第4項工事負担金等でございます。 4ページをお願いいたします。次に、支出でございますが、第1款資本的支出は、決算額欄のとおり34億646万179円で、その内訳は、第1項建設改良費と第2項企業債償還金でございます。なお、地方公営企業法第26条の規定による翌年度繰越額は4億644万6,700円でございます。 次に、下の欄外でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対しまして12億7,386万3,522円の不足となりますが、これにつきましては、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金及び当年度分利益剰余金処分額で補填をしました。 次に、工事の概要について主なものを申し上げますので、18ページをお願いいたします。(1)建設工事の概要は21ページにわたりますが、下水道未普及対策として、広瀬、拾六間、大原四丁目、上之地内等の汚水管渠布設工事等を実施しました。 22ページをお願いいたします。(2)改良工事の概要でございますが、合流区域である熊谷第2処理分区において老朽化した管渠の更生工事を実施しました。 末尾の52ページをお願いいたします。剰余金の処分及び資本金への組入れでございますが、令和3年度未処分利益剰余金3億8,979万8,861円のうち2億9,216万3,144円を減債積立金に積み立て、令和2年度に積み立てた減債積立金9,763万5,717円に相当する額を資本金に組み入れることについて提案するものでございます。 なお、この内容につきましては、8ページの剰余金処分計算書(案)にも記載しておりますので、御参照いただければと存じます。 以上で
下水道事業会計決算の説明を終わります。 公営企業会計決算の説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
◎荻野秀夫総合政策部長 続きまして、補正予算につきまして御説明を申し上げます。表紙にナンバー11と表示のあります令和4年度熊谷
市一般会計補正予算書を御覧いただきたいと存じます。 1ページをお願いいたします。議案第65号 令和4年度熊谷
市一般会計補正予算(第3号)につきまして申し上げます。 第1条は歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に5億618万9,000円を追加し、総額を707億6,197万2,000円とするものでございます。この内容につきましては、後ほど御説明を申し上げます。 第2条は債務負担行為の補正、第3条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表により申し上げますので、5ページをお願いいたします。 第2表、債務負担行為補正でございますが、電子決裁・文書管理システム整備事業は、社会全体でデジタル技術の応用による様々な分野の効率化、高度化が求められる中、
デジタル化、ペーパーレス化を推進するため、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。第3表、地方債補正でございますが、スポーツ振興施設整備事業は、
江南体育館耐震化事業の財源とするため、限度額を記載のとおり変更するものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、別冊でナンバー12と表示のあります令和4年度熊谷
市一般会計補正予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。 初めに、1ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、15款国庫支出金、16款県支出金、18款寄附金、20款繰越金、22款
市債をそれぞれ追加するものでございます。 2ページに参りまして、歳出でございますが、2款総務費、3款民生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、10款教育費をそれぞれ追加するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序といたしまして歳出から申し上げますので、9ページをお願いいたします。内容につきまして事業ごとに御説明いたしますので、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。 初めに、2款総務費でございますが、上から3番目の「STOPコロナ」
地域公共交通支援事業は、感染防止対策を実施した上で運行を継続するタクシー事業者に対し、燃料費高騰による経営の負担を軽減するための補助金を追加するものでございます。 一番下の
江南体育館耐震化事業は、耐震診断に基づき必要な耐震補強工事を実施するため、工事請負費を計上するものでございます。 11ページに参りまして、3款民生費でございますが、一番上の児童福祉業務経費は、令和3年度分の国の補助金確定に伴い、返納金を計上するものでございます。 その下の特別保育事業は、延長保育や病児保育事業などを行う民間保育所等、その下の「総合戦略」地域子育て支援拠点事業は、民間の地域子育て支援拠点における新型コロナウイルス感染症防止対策等に係る経費への補助金を追加するものでございます。 一番下の放課後児童対策事業は、民間学童クラブにおける新型コロナウイルス感染症対策のための簡易施設改修やICT機器の導入に係る委託料を追加するものでございます。 12ページに参りまして、6款農林水産業費でございますが、一番上の委員会運営経費は、国の方針を踏まえて農業委員等による農地の現況調査等に活用できるタブレットの導入に係る経費を計上するものでございます。 その下の農業災害支援事業は、県条例の特別災害の指定に基づき、農薬、肥料、次期作付用の種や苗の購入費用について、被害を受けた農家に対する補助金を計上するものでございます。 一番下の省エネ型施設園芸産地育成緊急対策事業は、施設園芸農家に対し、灯油等の使用量を削減するために必要な省エネ機器、資材、種、苗等の導入に要する費用への補助金を計上するものでございます。 15ページに参りまして、10款教育費でございますが、小学校図書館図書等整備事業及び16ページに参りまして、中学校図書館図書等整備事業は、子供たちの教育充実のための寄附を頂きましたことから、全ての小・中学校が図書を購入する経費を追加するものでございます。 続きまして、歳入につきまして申し上げます。お戻りいただきまして、3ページを御覧いただきたいと存じます。このページの15款国庫支出金から4ページの16款県支出金につきましては、今回の歳出予算の補正に関連して、それぞれ定められた額を補正するものでございます。 5ページに参りまして、18款寄附金につきましては、それぞれの目的でお受けいたしました寄附金を補正するものでございます。このうち基金への寄附金につきましては、歳出予算においてそれぞれの基金へ積立てを行うものでございます。 7ページに参りまして、20款繰越金につきましては、今回の補正に係る事業の一般財源分として前年度繰越金を追加するものでございます。 8ページに参りまして、22款
市債につきましては、先ほど補正予算書の第3表、地方債補正で御説明したとおりでございます。 以上で補正予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
◎丸山英道上下水道部長 続きまして、議案第66号 令和4年度熊谷
市水道事業会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げますので、表紙にナンバー13と表示のあります補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則でございます。 第2条は資本的収入及び支出の予定額でございます。支出の第1款資本的支出、第1項建設改良費は、安定した給水体制の整備を目的に、先日東部給水区で起きた断水等の原因になったものを含めまして、東部浄水場の配水ポンプ2台の更新工事を行うため、本年度分の工事請負費を計上するものでございます。 なお、この増額分につきましては、2条本文のとおり、補填財源として繰越利益剰余金等を充てるものでございます。 第3条は、この更新工事に用いるポンプが受注生産となり、令和5年度まで1年半程度の工期を要することから、債務負担行為を設定するものでございます。 なお、3ページ以降に補正予算に関する説明書及び参考資料を添付しておりますので、御参照いただければと存じます。 以上で
水道事業会計補正予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○
福田勝美議長 以上で提出者の説明は終わりました。
△(議案第67号)ないし(議案第76号)の説明省略
○
福田勝美議長 お諮りいたします。 ただいま説明のありました議案のほか議案第67号 熊谷
市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する等の条例から議案第76号
工事請負契約の締結について((仮称)道の駅「くまがや」
外周道路整備工事)まで、以上10件についても、いずれも提案理由の説明が記載されておりますので、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○
福田勝美議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第67号から議案第76号まで、以上10件については、提出者の説明を省略することに決定いたしました。
△散会について
○
福田勝美議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 午前11時12分 散 会...