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令和 2年厚生委員会( 9月25日 厚生分科会・予算)
令和 2年産業文教委員会( 9月25日 産業文教分科会・予算)

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  1. 山形市議会 2020-09-25
    令和 2年産業文教委員会( 9月25日 産業文教分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    令和 2年産業文教委員会( 9月25日 産業文教分科会予算産業文教委員会 産業文教分科会予算)   日  時    9月25日(金) 10時00分〜11時12分 場  所    第4委員会室 出席委員    仁藤 俊、荒井拓也井上和行阿曽 隆、田中英子、         川口充律渡辺 元、須貝太郎 欠席委員    なし 当局出席者   商工観光部長農林部長教育長教育部長関係課長等 委員長席    仁藤 俊 審査事項    1 議第72号 令和2年度山形一般会計補正予算      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1 議第72号 令和2年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第5款労働費 第1項労働福祉費   雇用創出課長補佐からの説明を了承し、議第72号の付託部分のうち第5款については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 1 議第72号 令和2年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第7款商工費 第1項商工費   関係課長等から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。
    荒井拓也委員   企業オンラインスキルアップ等応援事業について、タブレット等購入や、ネットワーク等整備は、補助金交付の前提となるテレワーク環境整備にかかわらず導入できるものであるが、どのように認定するのか。 ○雇用創出課長補佐   申請時にネットワーク構築フロー図を提出してもらい、導入後にフロー図に基づいて必要な物品が納入されたか確認を行う予定である。 ○荒井拓也委員   適切な予算の執行をお願いしたい。ソフトウェアの年間使用料対象外となるのか。 ○雇用創出課長補佐   令和3年1月31日までの期間対象となる。 ○渡辺委員   減額補正は致し方ないと思うが、中止したイベント経済損失は把握しているのか。 ○山形ブランド推進課長   経済損失は算定していない。年4回ある七日町のメイン通り開催するイベントのうち、スプリングフェスティバルサマーフェスティバル中止となったが、街なか賑わいフェスティバルと初市は密にならないよう安全対策を行うなど開催方法検討した上で、できるだけ開催したいと考えている。 ○観光戦略課長   花笠まつりなどは、全部中止ではなく、オンライン等で一部開催しており、経済波及効果がまだ見えない部分もある。また、DMO事業で一人当たり観光消費額を調査しているため、減少した人数を基に集計したいと考えている。 ○渡辺委員   経済損失を算出したら教えてほしい。新型コロナウイルス感染症対策経済活動の両立を鑑みながら、経済波及効果が生まれるようなイベント開催方法検討してほしいがどうか。 ○山形ブランド推進課長   対策を取りながら開催できるものは開催したいと考えているが、イベントによっては全国から人が集まるものもあるため、顧客層に合わせた検討を行っていく。 ○観光戦略課長   大規模なイベント東北絆まつり全国でも初めてとなるため、成功できるよう取り組んでいきたい。また、これまでは観光の成果を入り込み数ではかっていたが、少子高齢化影響により国内マーケットが縮小する中では、いかに利益を上げるかが重要となるため、観光消費額が増加するよう努力していきたい。 ○田中英子委員   イベント中止・延期により減額補正を行う予算には、開催準備にかかった事務費などの経費も計上されているのか。 ○山形ブランド推進課長   経費が発生する前に中止の判断をしているため、影響はないものと考えている。 ○観光戦略課長   まるごと山形祭りだワッショイと山形大花火大会にかかる負担金はほぼ全額減額となっているが、事務費については実行委員会負担となっている。花笠まつりについては、代替イベント開催分の差額を減額している。 ○井上和行委員   企業オンラインスキルアップ等応援事業申請件数の見込みはどうか。4月に遡っての申請も可能なことから、予算が不足することも想定されるのではないか。 ○雇用創出課長補佐   事前の企業へのアンケート調査オンライン機器等物品取扱業者からの聞き取りにより、申請件数は50件程度を想定しているが、件数が想定を超えた場合は、追加対応検討したい。 ○井上和行委員   幅広く、平等に企業に案内をしてほしい。 ○川口充律委員   東北絆まつり山形2021プレイベント実証事業について、どのようなイベントを行う予定なのか。 ○観光戦略課長   新型コロナウイルス感染症対応した「新しい生活様式」を踏まえ、会場霞城セントラルに限定し、東北の6祭りアート作品として展示するとともに、オンライン等活用したPR、情報発信を行い、東北絆まつり開催につなげていく予定である。 ○川口充律委員   実証実験を経た後、東北絆まつり開催することになるが、観客の密を避ける対策にも踏み込んだ検証を行うのか。 ○観光戦略課長   そこまで踏み込まなければ実証実験にならないと考えている。観客を制限することで入り込みは必ず減ることになるが、その中でも経済効果を上げることが一つの命題となるため、SNSを使った情報発信なども検討し、どのような運営方法がよいか探っていきたい。 ○川口充律委員   実証実験令和3年1月8日〜11日に開催する予定とのことだが、時期的に新型コロナウイルスのさらなる感染拡大が心配される。そのようなことも含めて開催時期を検討しているのか。 ○観光戦略課長   感染拡大のリスクもあるが、覚悟をもって開催する。感染対策としては、会場霞城セントラルに限定し、事前申込み制を取りたいと考えている。また、開催時期については、6月の東北絆まつり本番に向け、実証結果を踏まえた対応検討準備期間を考えるとぎりぎりの時期となっている。あわせて、初市も令和3年1月10日に開催する方向で検討されているため、情報共有も行いながら開催したいと考えている。  大要以上の後、議第72号の付託部分のうち第7款については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 1 議第72号 令和2年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第6款農林水産業費 第1項農業費   農政課長からの説明を了承し、議第72号の付託部分のうち第6款については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 1 議第72号 令和2年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第11款災害復旧費 第1項農林水産施設災害復旧費   関係課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○須貝太郎委員   今回の豪雨により被災した箇所が、今後の災害発生時に再度被災する可能性があると思うが、どのような対策を考えているのか。 ○農村整備課長   災害復旧後も同じ場所で耕作を続けることが1番ではあるが、近隣農地活用など、ほかの方策についても調査研究したいと考えている。 ○須貝太郎委員   環境部とも連携し、様々な分野から今後の災害可能性を研究してほしい。また、SDGsにも森林に関わる項目があるため、国への予算要求も含め、対応していく必要があると思うがどうか。 ○森林整備課長   森林関係SDGsの多くの項目に関わりがあるため、活用検討していきたい。また、今後の災害対応については、山形県が今年7月の豪雨災害を受けて、山地災害危険地区のマップを作成するとの新聞報道があったため、県とも連携しながら危険地区への啓発を行っていきたいと考えている。 ○阿曽隆委員   農地農業用施設災害復旧事業災害の定義は何か。 ○農村整備課長   降雨については1時間当たり20ミリ以上、累積雨量については1日当たり80ミリを超え、被害があったものを災害としている。 ○阿曽隆委員   災害復旧に対する補助制度周知が不十分だったとの声があったため、周知を徹底してほしいがどうか。また、災害復旧にかかる個人負担割合負担が大きいと、農業を続けることが難しくなる方もいるため、負担割合検討してほしいがどうか。特に、水路や農道個人ではなく集落で使用するものであるため、別のメニューを市独自で考えてほしいがどうか。 ○農村整備課長   農地農業用施設に対する補助制度については、土地改良区と水利組合を通して周知を行ったが、行き届いていないとの声もあったため、8月中旬に再度周知を徹底してもらったところ、追加で報告があり、支援を行っている。個人負担の在り方については、耕作放棄地問題等も含め、今後検討していきたい。農道の中でも生活道路集落集落を結ぶ農道として利用されているものは、都市整備部とも連携しながら対応しているが、別メニューを設けることについては、今後検討していきたい。 ○阿曽隆委員   災害時だけではなく通常の大雨時の個人負担についても検討してほしい。 ○荒井拓也委員   今後も経験したことのない災害が起こる可能性がある中、原形復旧では何度も被災してしまう可能性があるため、整備に対する補助率を上げ、予算を増額してはどうか。 ○農村整備課長   原形復旧が原則であるが、国において整備に対する補助についても災害復旧費での対応が可能か検討しており、情報収集しながら対応していく。 ○荒井拓也委員   災害や人災につながらないよう対策を講じてほしい。補助制度申請期限はどうなっているのか。 ○農村整備課長   国では災害発生から60日をめどとしているが、市では60日を過ぎた場合も支援したいと考えている。  大要以上の後、議第72号の付託部分のうち第11款については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 1 議第72号 令和2年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第10款教育費 第6項社会教育費   図書館長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○阿曽隆委員   予約本24時間受取ボックス設置事業に600万円の予算が計上されているが、受取ボックスとはどのようなものか。 ○図書館長   マンション等設置してある宅配ボックスのようなものであり、市立図書館本館正面玄関に30数個のボックス設置することとしている。予算は、ボックス購入費電源取付工事費を計上しているが、本を入れるボックス部分よりも、本の受け取りを管理するシステムが内蔵されているメインユニット部分が費用の過半を占めるものとなっている。 ○荒井拓也委員   年間の貸出し冊数と予約件数実績はどうなっているのか。 ○図書館長   年間貸出し数は約95万冊あり、年間予約件数は5万件となっている。先行している自治体では、5〜6%がボックス利用している実績を鑑み、山形市では年間3,000件の利用を想定している。 ○荒井拓也委員   分館への受取ボックス設置検討していないのか。 ○図書館長   受取ボックス設置するには、館外で、屋根がかかっている平らな床をある程度確保しなければ設置できないため、今回は本館のみの設置となる。 ○荒井拓也委員   受取ボックス利用方法はどのようになるのか。 ○図書館長   予約本準備ができ次第、図書館から連絡を行うため、その際に受取ボックス利用希望申出をしてもらうことになる。受取ボックスからの本の受け取り方については、操作画面での貸出しカードの番号の入力、またはバーコードの読み取りのどちらかの方法を考えている。 ○荒井拓也委員   インターネット予約をした場合、予約時点ボックス利用を選択できないのか。 ○図書館長   現在の図書館システムでは改修が必要となるため、今後の利用状況を見ながら検討する。  大要以上の後、議第72号の付託部分のうち第10款については、全員異議なく可決すべきものと決定した。...