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03月26日-06号

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  1. 萩市議会 2015-03-26
    03月26日-06号


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    平成27年 3月定例会                平成27年3月            萩市議会定例会会議録(第6号)                議事日程第6号         平成27年3月26日(木曜日)午後2時開議第1 会議録署名議員の指名第2 諸報告第3 議案第6号から議案第53号及び議案第55号から議案第58号第4 議案第59号第5 議案第60号から議案第63号第6 議案第64号第7 議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号第8 議員派遣について第9 特別委員会の報告────────────────────〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸報告日程第3 議案第6号から議案第53号及び議案第55号から議案第58号日程第4 議案第59号日程第5 議案第60号から議案第63号日程第6 議案第64号日程第7 議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号日程第8 議員派遣について日程第9 特別委員会の報告────────────────────〇出席議員(25名)       1番  五十嵐 仁 美 君       2番  石 飛 孝 道 君       3番  大 久   勲 君       4番  小 池 太 一 君       5番  佐々木 公 惠 君       6番  松 浦 俊 生 君       7番  美 原 喜 大 君       8番  森 田 哲 弘 君       9番  佐々木 武 夫 君      10番  関   伸 久 君      11番  西 中   忍 君      12番  波多野   勝 君      13番  椋   晶 雄 君      14番  大 村 赳 夫 君      15番  長 岡 肇太郎 君      16番  中 野   伸 君      17番  松 尾 義 人 君      18番  守 永 忠 世 君      19番  斉 藤 眞 治 君      20番  柴 田 保 央 君      21番  西 島 孝 一 君      22番  平 田 啓 一 君      23番  宮 内 欣 二 君      25番  小 林 正 史 君      26番  横 山 秀 二 君〇欠席議員(1名)      24番  諸 岡 皓 二 君────────────────────〇説明のため出席した者 市長        野 村 興 兒 君 副市長       三 原 正 光 君 副市長       和 田 眞 教 君 教育長       中 村 哲 夫 君 総務部長      杉 山 寛 校 君 総務部理事     三 好 正 樹 君 総合政策部長    田 中   裕 君 文化・スポーツ振興部長           中 野 恵 子 君 市民部長      岡 崎 君 義 君 保健福祉部長    梅 尾 一 恵 君 保健福祉部理事   宮 本 英 二 君 市民病院事務部長  中 田 祐 広 君 農林水産部長    大 田 直 志 君 農林水産部理事   貞 光 一 成 君 商工観光部長    岡 本 達 彦 君 土木建築部長    佐々木 康 典 君 歴史まちづくり部長 植 山 幸 三 君 上下水道部長    岡 本   隆 君 会計管理者     田 中 隆 志 君 教育委員会事務局長 伊 藤 富 之 君 消防本部消防長   中 原 滝 雄 君 総務課長      柴 田 一 郎 君 財政課長      齋 藤 英 樹 君 企画政策課長    福 島 康 行 君────────────────────〇事務局出席者 事務局長      藤 岡 敏 彦 君 次長        浜 村 祥 一 君 議事係長      村 本 行 繁 君 調査係長      戸 禰 憲 尚 君────────────────────     午後 2時05分開会 ○議長(横山秀二君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。──────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(横山秀二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、6番、松浦議員、7番、美原議員を指名いたします。──────────────────── △日程第2 諸報告 ○議長(横山秀二君) 日程第2、これより諸報告を行います。 市長の報告を求めます。市長。  〔市長 野村興兒君登壇〕 ◎市長(野村興兒君) 一点、追加して御報告を申し上げたいと思います。 御報告を申し上げますのは、環境行政広域連携に関する協定の締結についてであります。 本市は、萩市東部集中豪雨災害の直後から、国、山口県、県内の各県内自治体、姉妹都市などの関係自治体から、被災ごみの収集、給水活動などの災害対応について、さまざまな御支援をいただきました。 また、山口県や下関、宇部市などの県内自治体、姉妹都市である鎌倉市からは、職員の派遣もいただき、被害を受けた公共施設等の復旧・復興に御協力をいただきました。 こうした経験から、自治体間の連携の大切さを改めて痛感していたところ、このたび下関市を初めとする、県内の自治体5市が締結されている、環境行政広域連携に関する協定の締結について申し入れがありました。 この協定は、被災により発生する膨大な被災ごみ等を、各自治体のごみ処理施設で受け入れるなど、環境の分野で相互に連携することを目的とするものであります。このたび竣工いたしました、萩長門清掃工場はなもゆを共同で設置する長門市におかれましては、既にこの協定を締結されています。また、関係自治体と連携し、生活環境の保全に取り組むことは、地方公共団体の責務であると認識しております。 このような経験から、経緯から、本市も、平成27年4月に、本協定を締結することといたしましたので、御報告申し上げます。 以上であります。 ○議長(横山秀二君) 市長の報告が終わりました。 諸報告を終了いたします。──────────────────── △日程第3 議案第6号から議案第53号及び議案第55号から議案第58号 ○議長(横山秀二君) 日程第3、議案第6号から議案第53号及び議案第55号から議案第58号までの52件を一括して議題といたします。 これより各委員長の報告を求めます。 まず、一般会計予算審査特別委員長の報告を求めます。13番、椋委員長。  〔一般会計予算審査特別委員長 椋 晶雄君登壇〕 ◆13番(椋晶雄君) 一般会計予算審査特別委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案第6号平成27年度萩市一般会計予算について、審査の経過並びに結果を御報告いたします。 本委員会は、3月13日、16日、18日の三日間を要し、慎重審査を行い、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたことを、まずもって報告いたします。 平成27年度一般会計予算額は316億5,400万円を計上し、新市施行後、最大の予算額となった平成26年度一般会計予算額との比較では、48億200万円の減額、対前年度13.2%減となっております。 平成27年度は、地方創生元年と言われるように、新しい時代の始まりであり、萩の魅力ある資源を生かした、萩の創生に向けての幕開けとなる年度と形容されます。本年度予算の特色といたしましては、大河ドラマ「花燃ゆ」の放映や、夏ごろに期待される世界遺産登録を見据え、観光振興はもとより、市勢発展のため、積極的に展開する諸施策とあわせて、平成30年の記念すべき明治維新15年に、向けての施策も積極的に予算化されています。 審査は、平成27年度からの普通交付税の漸減開始など、今後の計画的な財政運営健全化の取り組み、萩市にとって必要な施策等、各予算、事務事業、各般にわたり質疑が交わされ、多様な観点、視点から、意見、指摘、要望に関する発言が多数出されたところであり、その中から見解を求めたものや、市民生活に深くかかわるものなど、代表的な質疑・意見等を申し上げ、以下、予算の順に報告いたします。 まず、歳入についてであります。 第1款市税について申し上げます。 税目別の収納見込み率と滞納処分における自治体間格差の有無について、昨年の誘致企業2社の増収効果等について、固定資産税評価額替えに伴う評価額の動向についてなどの質疑が交わされました。 次に、第2款譲与税から第12款交通安全対策特別交付金まで、各予算内容の確認にとどめ、特筆すべき報告事項はありません。 次に、第13款使用料及び手数料について申し上げます。 萩圏域の医療再生事業の一環で行った、衛生使用料中、医療従事者研修宿泊施設の使用料では、算出根拠となる実績と、利用状況について質疑が交わされました。 次に、第14款国庫支出及び第15款県支出金については、特段報告事項はありません。 次に、第16款財産収入については、不要な不動産は売り払いの促進をされてはとの発言がありました。 次に、第17款寄附金から第21款市債までについては、特段報告事項はありません。 次に、歳出についてであります。 まず、第1款議会費の質疑はありません。 次に、第2款総務費の主な質疑項目について申し上げます。 第2次職員定員適正化により、職員数の減少に伴う行政サービス低下について、総合事務所のあり方検討委員会の各地区からの人数、構成について、経済の活性化、国際化を図る国際交流員の配置人数、勤務体制及び勤務内容について、財産管理費では、固定資産台帳整備支援業務委託先の選定方法について、総務省の制度を活用し、萩市への定住、定着を図る、地域おこし協力隊の活動内容及び研修支援業務委託料の詳細について、ロンドン大学語学研修参加費補助事業の対象者と選考方法について、第3駐車場へゲート式入出管理機設置による適正利用について、薩長同盟150年記念事業の事業内容と今後の取り組みについて、3カ年の旧萩藩校明倫館跡地保存整備事業の工事内容の確認と、魚食普及施設計画策定事業とのかかわりについて、地域移住サポーターの人選と職務内容について、ジオパーク推進委員の人選と、ジオパーク関連施設整備工事の内容について、マイナンバー制度情報流出対策についてなどの質疑が交わされました。 なお、委員からは、第3駐車場適正化事業では、近年問題であった不正利用の抑制が図れるとの評価をする意見、結婚相談所運営事業について、相談者が利用しやすい日曜日の開所をふやせないかとの要望、地籍調査事業では、空き家対策が深刻となる中、市内中心部の境界確認ができるうちに、平行して調査着手すべきではとの意見などの発言がありました。 次に、第3款民生費の主な質疑項目について申し上げます。 生活困窮者自立支援事業生活保護受給者就労支援事業とを対比し、いわゆるグレーゾーンの対応について、社会福祉協議会運営事業補助金の算出根拠と市民の社会福祉協議会事業との連携について、公平・公正な行政執行を求める見地から、特定非営利法人への補助金交付要綱の周知について、須佐保育園解体工事後の利用計画についてなどの質疑が交わされました。 なお、委員からは、予算説明資料概要に、特定非営利法人への補助金交付の算出根拠の記載をされたいとの意見、東部地域の保育園でも、延長保育について検討を求める要望、高齢者を対象に、町内会が主体となり、週2回渡船場まで無償送迎を行う大島交通空白地域外出支援サービスを、他の地域へ拡大する考えはないかとの意見などの発言がありました。 次に、第4款衛生費では、新清掃工場の稼働により、燃やせるごみを対象拡大したことによる搬出量の変化について、萩阿武健康ダイヤル24の相談件数と相談内容について、産科医等確保支援事業では、産科医確保の見通しについてなどの質疑が交わされました。 第5款労働費では、報告事項はありません。 次に、第6款農林水産業の主な質疑項目について申し上げます。 強い集落営農づくり事業新規雇用予定の法人の状況について、人・農地問題解決加速化支援事業の支援内容について、小規模治山事業の未復旧の地域別状況についてなどの質疑が交わされました。 次に、第7款商工費の質疑項目について申し上げます。 企業誘致推進費について、トーフレ株式会社への企業立地奨励金の助成金額について、萩・阿西商工会補助金、萩・阿武商工会補助金萩商工会議所補助金のそれぞれの算出根拠と会員数について、サテライトオフィスプロジェクトの事業内容と実施場所について、大河ドラマ館の今後の入場者数とPR活動について、藤田伝三郎記念館の今後の計画についてなどの質疑が交わされました。 なお、委員からは、トーフレ株式会社への土地取得やふるさと融資、企業立地奨励金等、全体の支援概要を明らかにすべきではないかとの意見、商工関係団体への補助額は、合併後10年が経過しており、見直しが必要であるとの意見、大河ドラマ館駐車場の利用時間を、旧明倫小学校の見学時間を考慮され変更できないかとの意見などの発言がありました。 次に、第8款土木費の主な質疑項目について申し上げます。 旭残土処理場の状況と今後の耐用年数について、萩・津和野線道路改良促進期成同盟会の活動状況及び改良の進捗状況について、老朽危険空き家除却事業では、市内の老朽危険空き家の把握状況についてなどの質疑が交わされました。 第9款消防費では、津波避難計画作成業務委託料では、日本海側の津波規模について、消防施設費では、市内消火施設の計画的な設置について、避難所用機材整備事業では、女性の視点を取り入れた避難所のあり方の検討及び非常食配置の避難所と、その他の避難所の連携について、防災メールと各種SNSとの連携、活用状況について、防災行政無線の新システムへの移行までの間の戸別受信機の運用について、避難所用資機材整備事業では、萩北断層地震の被害規模の想定についてなどの質疑が交わされたところであります。 次に、第10款教育費の主な質疑項目について申し上げます。 学校施設耐震化の進捗状況について、就学援助費について、市内全小中学校児童生徒に占める支給率について、中学校費、生徒支援事業では、萩輝きスクール教育相談員の支援内容と効果について、萩・農下村塾事業の事業目的の確認と、農業体験を通しての学習について、萩城城下町エリア内の野田家、志賀義雄旧宅の今後の整備計画の有無について、文化財管理事業では、世界遺産関連施設に常駐するガイドの体制について、旧萩藩校明倫館復元整備事業保存計画策定委員会の委員構成と保存計画作成について、萩ウェルネスパーク管理運営事業では、相手方を引き続き随意契約とした理由及び前年度と比較して委託料が増加した要因について、学校と併設する明木図書館の建設はどのような検討がなされてきたのか、またそのメリット、デメリットについてなどの質疑が交わされました。 なお、委員からは、図書館司書と学校図書司書の連携により、学校の図書室の利用拡大が図られるのではないかとの意見、大板山たたら製鉄遺跡整備保存修理事業では、鉄の道跡を阿武町と共同で整備されてはとの意見、見島牛は、廃用牛となり売却されたとしても市場価値は高く、萩にしかないものであっても、萩に来て食べることができない。全国的に萩屈指のブランド力を持つ見島牛の商業化には、未開発なところと見受けられる。種の保存は重要なことではあるが、流通実態の追跡調査に着手するなど、今後のビジネススタイルについても、組織横断的な検討の余地はないかの意見、開館40周年を迎える阿武川歴史民俗資料館の記念事業の計画をされてはとの意見、萩ウェルネスパーク管理運営事業では、随意契約とする理由の説明を受けたところであるが、高額な委託料であるがゆえに、他社からの見積もりを徴することなく決定するには、比較考慮する材料もなく、公平性や経済性を追求したとは説得力に乏しいとの意見、明治維新150年に向け、博物館で開催される企画展や特別展により、顧客満足度を上げ、博物館を起点に小売店や旅館等へ効果が波及するよう努められたしとの意見などの発言がありました。 次に、第11款災害復旧費では、須佐歴史民俗資料館・益田館の復旧状況と、今後の開館予定について質疑が交わされました。 第12款公債費、第13款予備費については報告事項はありません。 以上が、委員会審査における質疑、意見等の対応でありますが、このほか、個々細部の事項等についても、そのつど見直し、検討、改善を求めた意見も含め、指摘いたしておりますので、本定例会冒頭に議決した平成26年度補正予算とあわせ、予算執行に当たりましては、費用対効果、経過及び結果などに留意し、事務執行に当たられるよう、お願いを申し上げ報告といたします。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 一般会計予算審査特別委員長の報告は終わりました。 次に、総務委員長の報告を求めます。10番、関委員長。  〔総務委員長 関 伸久君登壇〕 ◆10番(関伸久君) 総務委員会を代表し、今回、本委員会に付託されました議案15件のうち14件について、審査の経過及び結果を御報告させていただきます。 まず、議案第7号平成27年度萩市土地取得事業特別会計予算についてですが、委員からは、土地開発基金の運用利率について、そして萩市が土地を取得する際の手法について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号萩市一般職の任期付職員の採用に関する条例は、任期付職員の年齢制限、募集職種、任期付職員の公募の方法、再任用制度との違い等について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号萩市小川交流センターの設置及び管理に関する条例については、多岐にわたり質疑が交わされました。その例として、使用料の基準について、従前の施設名からコミュニティセンターの名称がなくなる理由について、公民館法の適用があるかについてなどが挙げられます。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号萩市総合事務所、支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例は、萩市小川交流センター内に設置される小川支所の人員体制について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号萩市行政手続き条例の一部を改正する条例では、主だった質疑はありませんでした。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号萩市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例では、管理職員特別勤務手当を、平成25年度に発生した萩市東部集中豪雨災害時に支給されたかの確認が行われました。採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号萩市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例では、退職手当の支給率について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号萩市公民館条例の一部を改正する条例では、特段の質疑はありませんでした。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号萩市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例では、萩市小川体育館が体育施設でなくなることに伴い普通財産になるかや、同施設の払い下げの可能性について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第51号新市建設計画の変更についてでは、新市建設計画が地域協議会へ諮問されるかについて確認が行われました。採決の結果、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第52号辺地に係る公共的施設の総合整備計画についてでは、同整備計画が大島、見島以外の島でも作成されているかの確認が行われるとともに、辺地債、過疎債の交付税算入率等について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第53号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてでは、特段の質疑はありませんでした。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第56号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてでは、山口県内の13市と阿武町の共同事務の取り組み状況について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第57号阿武町と萩市との間における事務の委託に関する規約の変更についてでは、特段の質疑はありませんでした。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査報告とさせていただきます。 ○議長(横山秀二君) 総務委員長の報告は終わりました。 次に、教育民生委員長の報告を求めます。17番、松尾委員長。  〔教育民生委員長 松尾義人君登壇〕 ◆17番(松尾義人君) 教育民生委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案第64号を除く議案24件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、議案第8号平成27年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算であります。予算額は、歳入歳出それぞれ83億5,850万円を計上し、前年度予算と比較し10億6,290万円の増額となっております。 審査では、保険料滞納者に係る差し押さえ件数とその収納額について、特定保健指導取り組み状況についてなどの質疑が交わされました。 なお、参与からは、質疑の各項目に対する答弁を受けるとともに、医療費の抑制対策と、ジェネリック医薬品の利用率についての問いに対し、平成27年度より特定健診が始まる40歳のものを対象に、人間ドックを無料にし、健康に対する意識改革を図りたい、またジェネリック医薬品の利用ついては、平成23年12月は20.4%、平成27年1月は32.3%と伸びている。ジェネリック医薬品に変えた場合の差額通知を該当者に送付し、また、希望シールの配布も引き続き行い、医療費抑制に努めたいと答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号平成27年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算であります。予算額は、歳入歳出それぞれ8億150万円を計上し、前年度予算と比較し、2,150万円の増額となっております。 審査では、弥富診療センターの診療収入が多い理由について説明を求め、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号平成27年度萩市休日急患診療事業特別会計予算であります。予算額は、歳入歳出それぞれ1億690万円を計上し、前年度予算と比較し190万円の減額となっております。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号平成27年度萩市後期高齢者医療事業特別会計予算であります。予算額は、歳入歳出それぞれ8億9,780万円を計上し、前年度予算と比較し3,110万円の増額となっております。 審査では、保険料増額の理由について質疑が交わされ、参与からは、高齢化に伴い被保険者の増加によるものであると答弁を受けたところであります。採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号平成27年度萩市介護保険事業特別会計予算であります。予算額は歳入歳出それぞれ65億4,240万円を計上し、前年度予算と比較し1億2,450万円の減額となっております。 審査では、予算説明書記載事業の説明を求め、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号平成27年度萩市病院事業会計予算であります。平成27年度業務予定量は、一日平均入院患者数が93人、外来患者数で291人を見込み、また主な建設改良事業としては、医療機器等購入事業1億2,155万2,000円を予定しています。 収益的収支における事業収益29億3,505万5,000円、事業費用30億1,141万2,000円を見込み、これによる不足額7,635万7,000円は未処理欠損金として翌年度へ繰り越すこととしています。 一方、資本的収支における資本的収入額2億2,312万6,000円に対し、資本的支出額は4億7,583万円となり、不足額2億5,270万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金により補填するものであります。 審査では、看護師の夜間勤務体制と夜間勤務手当等について、病院経営に占める人件費の状況及び新人看護師の研修について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号萩市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例であります。これは、平成27年度から始まる子ども・子育て支援新制度における施設及び事業の利用に係る使用者負担額等について定めるため、萩市保育の実施に関する条例の全部を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号萩市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例と、議案第28号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の議案については、関連がありますのであわせて報告いたします。 議案第27号については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、教育長の職務に専念する義務が規定されたことに伴い、当該義務の特例を定めるため、条例を制定するものであります。 また、議案第28号については、同法の施行に伴い、本市において整備が必要な5条例について、一括して改正及び廃止するものであります。それぞれ審査を行い、採決の結果、両議案ともに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号萩市保育所条例の一部を改正する条例であります。これは、新川保育園と椿東保育園を統廃合し、新設する園舎に移転すること及び須佐保育園を新設する園舎に移転することに伴い、保育園の位置を変更するため並びに弥富地区の未就学児が減少したことに伴い、弥富保育園を廃止するため、条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号萩市児童クラブ条例の一部を改正する条例であります。これは、被災により暫定的に小川小学校内において行っていた小川小学校区児童クラブについて、平成27年度から正式に小川小学校内で実施することに伴い、当該クラブの位置を変更するため条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号萩市老人作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、小川老人作業所を新たに整備する小川交流センターに機能移転し、当該施設を廃止するため条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号萩市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、須佐老人憩の家を須佐保健センターに機能移転し、当該施設を廃止するため条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号萩市国民健康保険診療施設設置条例の一部を改正する条例であります。これは、当該施設の診療日及び診療時間を規則において定めるため条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第39号萩市介護保険条例の一部を改正する条例であります。これは、平成27年度から平成29年度における第1号被保険者介護保険料率及び介護予防・日常生活支援総合事業の実施時期を定める等のため、条例を改正するものであります。 審査では、保険料基準額の考え方について質疑が交わされ、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第40号萩市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例から、議案第42号萩市指定介護予防支援の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の3議案については、関連がありますのであわせて報告いたします。 これらは、各条例が基準とする省令がそれぞれ改正されたことに伴い、規定を整備する等のため、条例を改正するものであります。それぞれ審査を行い、採決の結果、議案第40号及び議案第41号は全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議案第42号については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第43号萩市廃棄物の処理及び減量並びに地域美化に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、排出者が廃棄物を処理施設に搬入する場合の手数料を改定するため、条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第44号萩市一般廃棄物処理施設等の設置等に関する条例の一部を改正する条例であります。これは、萩清掃工場を廃止するため条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第45号萩市立小学校、中学校設置条例の一部を改正する条例と、議案第46号萩市立学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の2議案については、関連がありますのであわせて報告いたします。 これは、見島小学校及び見島中学校について、小中学校併設の校舎を整備することに伴い、見島中学校の位置を変更するため及び給食調理場についても当該校舎に併設して整備したことから、見島学校給食共同調理場を廃止するため、各条例を改正するものであります。それぞれ審査を行い、採決の結果、両議案ともに全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第50号萩市へき地保育所条例を廃止する条例であります。これは、鈴野川へき地保育園を廃止するため、条例を改正するものであります。 審査では、地元住民の合意の状況について、今後の乳幼児の対応について質疑が交わされ、参与からは、保育所の廃止については、昨年11月に民生委員、行政推進員に説明をし、地域住民に対しても文書で周知を図っている。今後入園希望があった場合は、通園バスによる須佐保育園への送迎を考えると答弁を受けたところであります。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第55号生活困窮者に対する自立の支援に関する措置に係る事務の受託に関する協議についてであります。これは、平成27年度から生活困窮者自立支援法が施行することに伴い、阿武町の生活困窮者に係る当該事務の管理及び執行を山口県から受託することについて、市議会の議決を求めるものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、教育民生委員会の報告を終わります。 ○議長(横山秀二君) 教育民生委員長の報告は終わりました。次に、経済建設委員長の報告を求めます。15番、長岡委員長。  〔経済建設委員長 長岡肇太郎君登壇〕 ◆15番(長岡肇太郎君) 経済建設委員会を代表し、本委員会に付託されました議案13件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、議案第13号平成27年度萩市簡易水道事業特別会計予算についてであります。審査では、平成27年度における水道施設の災害対策関連事業及び耐震化等の状況について質疑が交わされました。これに対し、平成27年度は水道管布設替事業や災害発生時の早期復旧等を目的とした水道施設の一元管理システム構築事業が該当する。施設の耐震化については、今後も計画的に、各地域の施設耐震化及び老朽化の更新を進めていきたいとの答弁がありました。 委員からは、水道施設は重要なライフラインでもあり、計画的に取り組み、対応されたいとの意見がありました。 このほか審査では、施設管理業務の委託内容に関する質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号平成27年度萩市公共下水道事業特別会計予算についてであります。審査では、新堀川の浮遊ごみ等の対策について質疑が交わされ、執行部からは、新堀川は雨水排水施設でもあり、浮遊ごみ対策については、関係課と連携を図りながら、今後対応に当たりたいとの答弁でありました。 このほか、堀内雨水ポンプ場の今後の整備スケジュールや、椿地区の整備計画、平成30年4月に移行を予定している下水道事業の地方公営企業法適用化に関する質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号平成27年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算でありますが、審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号平成27年度萩市農業集落排水事業特別会計予算であります。審査では、椿南地区の事業進捗率及び水洗化促進について質疑が交わされ、執行部からは、椿南1期地区は平成23年度に完成しており、2期地区については、現在、約50%の進捗率である。1期地区については、事業効果の観点からも、引き続き水洗化を促進していく。2期地区も同様に、水洗化促進に努めたいとの答弁がありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号平成27年度萩市漁業集落排水事業特別会計予算、議案第18号平成27年度萩市林業集落排水事業特別会計予算、議案第19号平成27年度萩市特定地域生活排水事業特別会計予算、議案第20号平成27年度萩市個別排水事業特別会計予算でありますが、それぞれ審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号平成27年度萩市駐車場事業特別会計予算についてであります。審査では、新堀、越ヶ浜、大照院の各駐車場における定期駐車の契約状況及び未契約区画の住民周知や、イベント等での活用について質疑が交わされました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号平成27年度萩市水道事業会計予算についてであります。審査では、平成28年度末に予定される上水道事業と簡易水道事業の統合に関連し、合併後10年が経過していることから、水道料金の統一について質疑が交わされました。これに対し執行部より、合併後、料金改定を行ってきた経過について説明があり、今後の料金については、平成27年度の水道事業会計は収支利益が見込まれるものの、使用水量の減少や、施設の更新等により、厳しい経営が懸念されることから、今後の財政状況や、県内の状況を勘案しながら、改定時期及び改定額を慎重に検討していきたいとの答弁でありました。採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号萩市手数料条例の一部を改正する条例であります。これは、建築基準法の一部改正に伴い、新たな事務に係る手数料を定めるなどのため、条例を改正するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号萩市簡易水道事業等の設置に関する条例の一部を改正する条例についてであります。これは、紫福簡易水道及び福川簡易水道を廃止し、新たに福栄簡易水道を創設するため、条例を改正するものです。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第58号市道路線の認定についてですが、これは寄附を受けた私道を市道丸山線として認定するものであります。審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(横山秀二君) 経済建設委員長の報告は終わりました。 以上をもちまして、各委員長の報告は終わりました。 これより各委員長に対する質疑を行います。 まず、一般会計予算審査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、経済建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終わります。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。通告が3件提出されておりますので、順次発言を許します。 まず、議案第6号に関し、反対の立場から、23番、宮内議員の発言を許します。23番、宮内議員。  〔23番 宮内欣二君登壇〕 ◆23番(宮内欣二君) 2015年度一般会計当初予算案に反対の立場から討論いたします。 新年度の、一般会計当初予算案は、歳入歳出316億5,400万円で、前年度比48億200万円、13.2%の減額予算となっています。 萩の創生と言われておりますが、これが萩地区が中心となったのでは困ります。周辺部も含めた、バランスのとれた行政を求めたいと思います。そういう点で、定住支援の事業が、この予算で取り組まれていることは評価しています。移住を考えている都市住民がふえている中で、そのニーズに合致するような事業を進められることが求められています。 萩市は全体として過疎地域だというふうに言われますけれど、その中でも本当の過疎地域である周辺部となった地域は、合併10年間で激しい過疎の波が襲っています。ここにこそ定住施策を講じ、人口を誘導していくことが、今最も大事な定住策ではないでしょうか。田舎のまちではなく、田舎の田舎へという移住者の思いと合致する定住支援策を一気に進めていくことが必要です。 学校耐震化事業と学校建設費、合わせて17億円余り、これが予算化され、耐震化がこの年度で100%完了するということは、喜ばしいことです。この学び舎に明るい子供の声がいつまでも響きわたることを願っています。 また、阿武郡立図書館として設置され、日本でも一番長い歴史を持つ明木図書館が、学校と併設するという形で建てかえられることについては、地域の特徴を生かした、おもしろい取り組みになると期待しています。 ジオパーク推進事業では、萩市の全域にかかわる事業であり、地域の活性化に大きく寄与する可能性を持った事業であります。私たちが暮らしているこの大地が、どのように形成されたのか、壮大な3億年の歴史を語ることによって、地域への思いが一層深くなるのではないでしょうか。ジオパーク、大地の公園に登録するには、市民活動の広がりが決定的です。市民の学習会を各地域で開き、地域の人々がみずからの大地のことを知り、語れるようになることによって、萩市のジオパーク、大地の公園ができ上がるのではないでしょうか。市民と共に事業を進めるやり方、これに期待をしているところです。 総合事務所のあり方検討委員会の設置が行われます。総合事務所の統廃合を進めるためのものであります。合併10年たって、合併当初は野村市長が、合併の弊害、周辺部の衰退、これをなくすために総合事務所を置いたと語っておられました。総合事務所の統廃合を進めるということは、みずから合併による周辺地域の衰退を進めるということに等しいものではないでしょうか。地方交付税の一本算定に向けて漸減が始まるということを大きな理由にしていますが、この間、地方交付税で言えば、支所費の増額など、激変緩和の措置もとられています。また、この漸減、そして一本算定は、合併する前からわかっていたことであります。この支所費の増額は、その裏には周辺部になった旧町村の地域が、合併で坂を転げるように衰退している実態があるわけです。総合事務所は、機能を充実して維持すべきだと私は考えます。 財産管理事業では、第3駐車場の有料化が予定されています。観光施設の駐車場だけではなく、行政財産、しかも市民館、図書館など、教育施設や市役所本庁舎など、市民や、市外からの人々が広く利用する駐車場を有料化することには反対です。市民や利用者が無料だと言いながらも、新たな手続きや確認が必要になり、不自由になることは間違いありません。一部の利用者の問題は、個別の対応で可能です。第3駐車場は広く市民や利用者に開放しておくべきだと思います。 明治維新150年藩校明倫館復元事業、旧明倫小学校校舎活用事業、藤田伝三郎記念館など、明治維新150周年に向けた事業が目白押しとなっています。これからどれだけの予算がつぎ込まれるのか、想像もできないほど莫大な事業が見込まれています。萩地域を中心に、観光が重要な地場産業であるということは十分に認識しております。その振興に市が取り組むことは当然だと思っています。しかし、観光と名がつけば、また世界遺産と名がつけば、いくらでも事業をつぎ込むことは、非常に大きな疑問があります。莫大な事業費をつぎ込む一方で、市民の暮らしの支援はどうなのかということを振り返る必要があると思います。 子供の医療費助成事業が拡大され、重要な前進だと思っています。これはこれで高く評価するものなんですけれど、もろ手を挙げて歓迎したいのに、一部負担金をつけるなど、一定の制限を設けているところはおもしろくありません。観光事業だったら、すかっと金を出すのに、市民の暮らしとなると渋るように思えてなりません。 高校生の通学費助成についても同じです。市内の高校を対象にすると言いながら、阿武町や長門市も含めるように、これもすかっとしません。東部の市民にとって益田市は地元です。むつみの人にとっては、徳佐高校高俣分校があったように、徳佐に通うのは地元に通うという意識です。そういう思いを切り捨てるように、市民の暮らしに直接かかわる事業にはすっきりしない制限がかけられます。 多分に財政問題がかかわっているとは思いますが、明治維新にかかわることでの湯水のごとくと市民が言うような事業費と比べると、市民の暮らしを支えていく事業でのすっきりしない、もやもやした思いを指摘をせざるを得ないと思う予算となっています。 市長は、農林水産業が合併の成否を決めると言いました。2年前には農業再生元年と言って、農林水産業の振興なくして、地域の振興はないという決意を述べておられました。その意気込みは、私も全く同じ思いです。ところが今回の施政方針では、法人化、大規模化ということが言われ、法人化しないところは努力していないというふうに言われてしまいます。農業において、法人化することだけが努力ではありません。実際に個別農家が協力して、地域農業を支えているというのは、農村の現状を知っている人は、だれでもよくわかっています。 法人化、大規模化を否定するわけではありません。ソ連や中国の大規模化、集団化、国営化した農業を取り上げて、なぜ共産党が賛成しないのかと言わんばかりの話が出てきましたけれど、これらの取り組みは破たんしています。 家族農業を大事にし、大きな農家も小さな農家も一緒に地域の農業、農村を守ること、それができるように支援することが、今萩市にとっては必要だと私は考えます。 第一次産業が、崖っぷちを転がり始めていることは、だれもが共通に認識しています。ここに大きなテコ入れしなければ、市長の言うように、合併は大失敗に終わってしまいます。いま一度、法人化、大規模化、一辺倒の農政を転換するよう考え直してほしいと思います。それは地方創生と言いながら、これまで農山漁村が衰退してきた原因と責任を放り捨てている政府にも言えることだと思います。 商工振興費で、企業立地促進奨励金1億円が計上されました。トーフレに交付されると聞いています。 企業誘致に取り組むことに反対するわけでありません。特定の企業に集中して支援することも必要な場合もあると思います。しかし一方で、小規模零細な業者が、万年不況と言われる中で苦しんでいるということにも光を当てていただきたいと思います。そういう事業にこそ、私は予算をふやすべきだと考えます。起業家支援事業は300万円です。住宅リフォーム助成事業は、事業がなくなってしまいました。地方創生というかけ声で交付される地域住民生活等緊急支援のための交付金、これを使うことは可能です。こういう事業の枠を拡大するとともに、復活、これを考えていただきたい。そして、地元の中小、零細業者の経営を支援する取り組みをふやすことを求めたいと思います。 陶芸の村公園整備事業が、今年度も8,050万2,000円予定されてます。これで主なものは完了ということになりますが、1986年の事業開始から、紆余曲折があり、いまだに続いているこの事業は、所期の目的を失っています。ここにまだ投資するということは、市民感情の上からも、財政的にも認めることはできません。 法が変わって、教育委員会制度が新しくなりますが、この際、提案をいたします。社会教育部門も教育長の管轄に戻していただきたいということです。今でさえ、社会教育部門が市長部局になっていて、市長の権限が教育部門に強く影響しています。新しい教育長制度では、市長が教育長を任命するわけです。罷免することもできます。教育委員会の独立性が奪われる可能性があります。今の野村市長は、その点で、良識があると私は思っていますが、どんな独裁市長があらわれるかわかりません。副市長が一人になったということもあり、市長の負担軽減ともあわせて、社会教育部門を教育長部局に戻して、子供の教育から生涯教育まで、教育部門を一括して教育長部局に移すこと求めたいと思います。 また、個人番号制度導入事業にも反対です。個人情報を一元管理し、市民の統制を一段と強めていくということは、基本的人権にもかかわり反対です。個人情報の漏えいがあちこちで起きる現状の中、不安は増大しています。その事業を進めることは反対です。 以上、主な反対理由を述べました。 最後に、一昨年の7.28災害による災害復旧事業の早期終了に向けた努力とあわせて、防災体制の強化、啓発を求めて、討論を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(横山秀二君) 宮内議員の討論は終わりました。 次に、議案第6号に関し、賛成の立場から、22番、平田議員の発言を許します。22番、平田議員。  〔22番 平田啓一君登壇〕 ◆22番(平田啓一君) 議案第6号平成27年度萩市一般会計予算について、賛成の立場から意見を申し上げます。 平成27年度当初予算は、災害復旧・復興関連事業の減少などから、予算規模が前年度対比で13.2%減の316億5,400万円となっています。しかし、予算規模が縮小したものの、地方創生に向けた緊急経済対策を活用した平成26年度3月補正予算とあわせ、平成27年度当初予算と一体となった、切れ目ない13カ月予算として、積極的な予算計上となっています。 予算の財源を見ますと、災害復旧・復興事業の影響により、平成26年度末の見込みでは、市債残高が合併時の平成16年度以来の増加に転じるとともに、平成27年度から普通交付税の漸減が開始されるとの説明がありました。 新市発足以降、自治体経営を安定させるための財政健全化や、財政安定化の取り組みの結果として、基金残高は合併時の額から増額するとともに、新市全体の地方債残高は大幅に削減され、平成26年度末見込みでは、合併時から約210億円の減額が見込まれており、財政健全化への取り組みが、着実にその成果が出ていると言えます。 これからのことは、歳入において、市税や地方交付税の減少する状況の中でも、大河ドラマ「花燃ゆ」の放送や、世界遺産登録を見据えた施策、明治維新150年に向けての施策など、観光振興はもとより、市勢発展のための施策への積極的な予算計上にあらわれており、評価できるものであります。 今回の当初予算の内容については、本会期中の各場面で詳細な説明を受け、萩市が直面する経済状況も考え、さらには当然ながら、市民が安心して生活するための予算措置がなされていると感じたところです。また、財源的にも遺漏のない、慎重な検討がなされたものと確信しております。 特徴的な事項について、いくつか申し上げます。 まず、財源不足に対応するための、財政調整基金からの繰り入れが7億2,057万円余りと、前年度の予算額に比べ、約2億8,000万円の減額となっています。平成27年度予算は、これ以外にも合併特例基金などの繰入金が予算計上されており、基金全体の繰入金で比較しても、9,500万円余り減額されていることとなります。これについても、先ほど申しました合併以降の財政健全化の取り組みの成果であると考えます。 なお、繰入金は減少しているものの、引き続き財源不足を生じており、執行部におかれましては、市財政のさらなる健全化に向け、長期的な視点を持った財政運営をお願いするものであります。 次に、人件費では、定年退職者の増加に伴い、退職手当が増額していますが、退職手当を除くと減額となるなど、職員数は年々減少しています。こうした中、総合事務所の今後のあり方について、検討を開始されるとのことですが、検討に当たっては、住民サービスの維持に十分配慮されつつ、職員数の適正化に努められるよう期待するものであります。 次に、医療費では、子ども・子育て支援新制度の開始や、多子世帯に対する保育料の助成制度の拡充などに伴い、増額となっております。歳入で説明がありましたが、消費税率引き上げ分の税収は、社会保障施策の経費に充当されるとのことですが、まさにこの子育て支援施策は、地方消費税交付金の増額分が活用されたものと言えます。 投資的経費では、災害復旧費が大幅に減少したことにより、前年度の予算額に比べると31.2%の減となっています。一方、災害復旧事業以外の普通建設事業では、平成27年度中の事業完了を目指した学校耐震化関連事業の増加等により、逆に21.4%の大幅な増額となる予算となっています。 投資的経費は、将来に続く市勢発展のためには必要ではありますが、財政健全化の観点からも、特に大型建設事業については、平準化を検討するなど、引き続き計画的な事業着手に努めていただきたいと考えます。 このように、平成27年度当初予算は、市税や地方交付税が減少するなど、限られた財源の中で、創意と工夫によって捻出した財源を、最大限活用し、市政が直面する課題の解決を図るための予算内容となっていると感じたところであります。 災害対応、人口の減少、国の施策の変化等、将来の予測が難しい時代であり、また市民からの要望も多種多様となり、行政が担う役割も日々変化しています。職員におかれましては、これらのことを十分認識され、市民からの要望にこたえられるよう、積極的に職務に取り組まれるよう期待をします。それが、萩市の当面する喫緊の課題を解決するための唯一の手法であると考えます。 以上のことから、私は一般会計に限らず、特別会計を含めた全会計の予算が、これらの課題への取り組みに必要な予算であると判断し、すべての予算に賛成すべきと判断いたしました。 議員各位におかれましては、今回の予算案に計上された各種個別の事業について、さまざまな考えや意見をお持ちだと思います。しかし、多くの事業は、それぞれの分野で市民が期待し、日常生活のためには不可欠な事業であり、また市内の経済対策の上からも、必要な事業が計上されております。議員各位におかれましては、特定の事業で判断するのではなく、市民はもとより、萩市に及ぼす影響やその効果など、当初予算の全体を捉えた、大局的見地から御判断をいただき、予算の成立に賛同賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 平田議員の討論は終わりました。 次に、議案第34号に関し、反対の立場から23番、宮内議員の発言を許します。23番、宮内議員。  〔23番 宮内欣二君登壇〕 ◆23番(宮内欣二君) 議案第34号保育所条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論します。 この条例は、新川保育園を廃止し、新しい椿東保育園を無田ヶ原に設置すること、弥富保育園を廃止し、災害で使えなくなった須佐保育園、これを新築した青葉台に移転設置すること、この二つの中身です。私はこの中で、弥富保育園の廃止について反対いたします。 保育園は、地域にとって必須の子育て機関です。弥富保育園は、昭和32年、1957年に設置されました。この3月で丸60年を経過いたしました。その間、約640人の卒園生を送り出しています。 保育園をなくすということは、地域の未来をなくすことです。地域に対する余命宣告と同じです。地域の人々の中には、子供の姿を見ることができなくなる、声が聞こえなくなって寂しくなる、こういう声がたくさん上がっています。本当にこの気持はよくわかります。野村市長は、断腸の思いでこの提案をしたと言われましたが、地域の人々にとっては、まさに身を切るようなつらいことであります。 しかし、政治に携わる私たちは、そういう感情的なものにとどまるわけにはいきません。地域の未来に責任を持ち、地域の持続発展を進める責務があります。その点で、どんなに少子高齢化が全国の流れであったとしても、この萩市ではそれを食いとめる施策を打ち出して、進めることが求められております。 地域の人々は言っています。子供が少なくなったから廃止するというのは、だれにでもできる。子供をふやす努力がなされたかどうか。その努力を住民がしっかり受けとめることができたかどうか、その点で、住民は否であると言っています。それが行われないまま、少子化の波だと言って廃止されるというのは、切り捨てと同じである。地域の切り捨てと同じであると言っています。そんなことを納得することはできない。こう強く言っています。 私は、この地域の人々の思いを、ここでしっかりと皆さんに訴えたいと思います。そして、自分自身の力不足を嘆き、反省を込めて、この廃止案に対して反対を訴えたいと思います。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 以上で、討論を終了いたします。 ここで、10分間休憩いたします。     午後 3時20分休憩────────────────────     午後 3時30分再開 △表決 ○議長(横山秀二君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 これより採決を行います。 まず、議案第6号平成27年度萩市一般会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号平成27年度萩市土地取得事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号平成27年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は委員長のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号平成27年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号平成27年度萩市休日急患診療事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号平成27年度萩市後期高齢者医療事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号平成27年度萩市介護保険事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号平成27年度萩市簡易水道事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第14号平成27年度萩市公共下水道事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第15号平成27年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第16号平成27年度萩市農業集落排水事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第17号平成27年度萩市漁業集落排水事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第18号平成27年度萩市林業集落排水事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第19号平成27年度萩市特定地域生活排水事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第20号平成27年度萩市個別排水事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第21号平成27年度萩市駐車場事業特別会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第22号平成27年度萩市水道事業会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第23号平成27年度萩市病院事業会計予算に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号萩市一般職の任期付職員の採用に関する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第25号萩市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第26号萩市小川交流センターの設置及び管理に関する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第27号萩市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第28号地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第28号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第29号萩市総合事務所、支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第30号萩市行政手続条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第31号萩市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第31号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第32号萩市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第33号萩市手数料条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第34号萩市保育所条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第34号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第35号萩市児童クラブ条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第36号萩市老人作業所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第37号萩市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第38号萩市国民健康保険診療施設設置条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第39号萩市介護保険条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第39号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第40号萩市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第41号萩市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第42号萩市指定介護予防支援の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第42号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第43号萩市廃棄物の処理及び減量並びに地域美化に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第44号萩市一般廃棄物処理施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第45号萩市立小学校、中学校設置条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第46号萩市立学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第47号萩市公民館条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第48号萩市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第49号萩市簡易水道事業等の設置に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第50号萩市へき地保育所条例を廃止する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第50号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第51号新市建設計画の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第51号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第52号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第53号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第55号生活困窮者に対する自立の支援に関する措置に係る事務の受託に関する協議についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第56号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第57号阿武町と萩市の間における事務の委託に関する規約の変更についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第58号市道路線の認定についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は委員長の報告のとおり可決されました。──────────────────── △日程第4 議案第59号 ○議長(横山秀二君) それでは、日程第4、議案第59号を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、13番、椋議員の退場を求めます。  〔13番 椋 晶雄君退場〕 ○議長(横山秀二君) それでは、これより、総務委員長の報告を求めます。10番、関委員長。  〔総務委員長 関 伸久君登壇〕 ◆10番(関伸久君) 総務委員会に付託されました議案第59号指定管理者の指定について審査の経過及び結果を御報告いたします。 審査では、今回指定管理を行おうとする41施設のうち、萩市総合福祉センターの今後の建てかえの予定について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が、議案第59号にかかわる総務委員会の審査報告です。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 総務委員長の報告は終わりました。 これより、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、総務委員長の報告に対する質疑を終わります。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論に入りますが、発言通告書の提出がありませんので討論なしと認めます。──────────────────── △採決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 議案第59号指定管理者の指定についてに対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は委員長の報告のとおり可決されました。 ここで、除斥議員の入場を求めます。  〔13番 椋 晶雄君入場〕──────────────────── △日程第5 議案第60号から議案第63号 ○議長(横山秀二君) 日程第5、議案第60号から議案第63号までの4件を一括して議題といたします。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論に入りますが、発言通告書の提出がありませんので討論なしと認めます。──────────────────── △採決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 まず、議案第60号教育長の任命については、次の者を任命することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 次の者を任命することに、同意と決することに賛成の方は起立願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第60号は同意と決しました。 次に、議案第61号公平委員会委員の選任については、次の者を選任することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は同意と決しました。 次に、議案第62号教育委員会委員の任命については、次の者を任命することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は同意と決しました。 次に、議案第63号人権擁護委員の候補者の推薦については、次の者を推薦することに同意と決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は同意と決しました。──────────────────── △日程第6 議案第64号 ○議長(横山秀二君) 日程第6、議案第64号を議題といたします。 これより、教育民生委員長の報告を求めます。17番、松尾委員長。  〔教育民生委員長 松尾義人君登壇〕 ◆17番(松尾義人君) 教育民生委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案第64号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 これは、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の賦課限度額の引き上げ及び保険料の減額対象者を拡大するため、所要の改正を行うものであります。 審査では、条例改正による保険料への影響について質疑が交わされ、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、教育民生委員会の報告を終わります。 ○議長(横山秀二君) 教育民生委員長の報告は終わりました。 これより、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、教育民生委員長の報告に対する質疑は終わります。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。通告が2件提出されておりますので、順次発言を許します。 まず、議案第64号に関し、反対の立場から、1番、五十嵐議員の発言を許します。1番、五十嵐議員。  〔1番 五十嵐仁美君登壇〕 ◆1番(五十嵐仁美君) 議案第64号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、反対の立場で意見を述べます。 これは、ことし3月4日に国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、保険料の基礎賦課額、後期高齢者支援金等賦課額及び介護納付金賦課額に係る限度額を引き上げるとともに、被保険者均等割及び世帯別平等額の減額対象者を拡大するために、条例の一部を変えるものです。 つまり、国民健康保険加入者で、所得の多い人の国民健康保険料の最高限度額を引き上げ、その引き上げた分を所得の少ない減額対象者に回すというものです。萩市では、引き上げ対象者が180世帯で、その引き上げ額は累計450万円で、減額対象者は5割軽減が80世帯、2割軽減が30世帯、あわせて460万円の負担軽減になるということです。 しかし、このやり方は間違っています。昭和34年に施行された国民健康保険法第1条には、この法律は国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とする、また第4条には、国は国民健康保険事業の運営が健全に行われるように努めなければならない、2、都道府県は国民健康保険事業の運営が健全に行われるように、必要な指導をしなければならないと明記されています。 国民健康保険は、加入者みんながお金を出し合って助け合う制度ではなく、社会保障制度です。社会で保障されるものであって、市、県、国が責任を持つべきものであると、法で定められています。一部の市民が負担して、一部の市民のためにお金を出す。こういうことがあってはならないということが、法律で明記されています。いくら政令が公布されたといっても、国が正しくないことをしていたら、そこは市民を守る自治体が質すべきです。 よって、国民健康保険法に反する条例と言える、議案第64号に反対します。 ○議長(横山秀二君) 五十嵐議員の討論は終わりました。 次に、議案第64号に関し、賛成の立場から、13番、椋議員の発言を許します。13番、椋議員。  〔13番 椋 晶雄君登壇〕
    ◆13番(椋晶雄君) 私は、議案第64号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で意見を申し上げます。 この条例改正は、平成27年3月4日に、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、萩市国民健康条例の一部を改正するもので、その趣旨は、保険料の基礎賦課限度額、後期高齢者医療支援金等賦課限度額及び介護納付金賦課限度額を引き上げるとともに、保険料の減額対象者を拡大するため、軽減安定所得の基準を引き上げるものです。 国民健康保険事業を取り巻く状況は、まことに厳しいものがあり、山口県の医療費についても、全国的にも高い水準で推移してきています。そのため、国においては、国民健康保険制度の見直しを含めて、平成27年度税制改正の大綱を推進しているところです。 このたびの改正は、社会保障制度改正において、将来にわたる持続可能な医療保険制度を構築するため、保険料に係る国民の負担に関する公平性の確保として、国民健康保険料の賦課限度額の上限額引き上げとともに、低所得者への国民健康保険料の軽減対象世帯の軽減判定の基準を引き上げることとされるものです。 なお、この改正により、2割軽減、5割軽減の対象世帯が拡充され、萩市においても、国民健康保険料の軽減対象世帯が増となる見込みとなっています。 以上のように、国民健康保険の制度改正に伴い上程された本改正は、必要なものと考えるところです。議員諸氏の御賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 椋議員の討論は終わりました。 以上で討論を終了いたします。──────────────────── △表決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 議案第64号萩市国民健康保険条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。  〔起立者多数〕 ○議長(横山秀二君) 起立多数と認めます。よって、議案第64号は委員長の報告のとおり可決されました。──────────────────── △日程第7 議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号 ○議長(横山秀二君) 日程第7、議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号までの2件を一括して議題といたします。 これより、提案理由の説明を求めます。22番、平田議員。  〔22番 平田啓一君登壇〕 ◆22番(平田啓一君) 議員提出議案第2号萩市議会委員会条例の一部を改正する条例及び議員提出議案第3号萩市議会会議規則の一部を改正する規則について、一括して提案理由を申し上げます。 これは、地方自治法の一部改正に伴い行うものであります。 まず、議員提出議案第2号は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律とあわせ、法第121条長及び委員長等の出席義務の改正がされたため。 また、議員提出議案第3号については、法第109条所管事務等の調査の条ずれが生じたため、所要の改正を行うものであります。 以上、提案理由とさせていただきます。 ○議長(横山秀二君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。 まず、議員提出議案第2号萩市議会委員会条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第3号萩市議会会議規則の一部を改正する規則に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了いたします。 お諮りいします。 ただいま議題となっております議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号は、委員会付託を省略することに決定をいたしました。──────────────────── △討論 ○議長(横山秀二君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 討論なしと認めます。──────────────────── △採決 ○議長(横山秀二君) これより採決を行います。 まず、議員提出議案第2号萩市議会委員会条例の一部を改正する条例は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第3号萩市議会会議規則の一部を改正する規則は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は、原案のとおり可決されました。──────────────────── △日程第8 議員派遣 ○議長(横山秀二君) 次に、日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。 お手元に配布いたしました議員派遣一覧のとおり、会議規則第160条の規定により、議員を派遣いたしたいと思います。 お諮りいたします。 議員の派遣について、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議員派遣一覧のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。 続いて、お諮りいたします。 派遣内容に変更が生じた場合は、議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。したがって、派遣内容の変更については、議長に一任されました。──────────────────── △日程第9 特別委員会の報告 ○議長(横山秀二君) 次に、現在設置しております各調査特別委員会委員長より、最終報告をいたしたいとの申し出がありました。よって、日程第9、特別委員会の報告を議題といたします。 まず、主要道路整備促進調査特別委員会委員長より報告を求めます。19番、斉藤委員長。  〔主要道路整備促進調査特別委員長 斉藤眞治君登壇〕 ◆19番(斉藤眞治君) それでは、主要道路整備促進調査特別委員会を代表し、本特別委員会の調査報告をいたします。 本特別委員会は、平成26年4月の萩市議会議員選挙後、平成26年6月定例会で、前期同様に山陰自動車道及び地域高規格道路小郡萩道路の早期整備のための調査、研究、要望活動を目的に設置をされました。 この特別委員会の活動を少し振り返りますと、旧萩市議会で平成7年6月に設置をされて以降、市町村合併後の平成18年9月定例会で、主要道路整備促進調査特別委員会が設置をされ、山陰自動車道(益田~萩間)整備促進期成同盟会並びに萩東道路整備促進協議会、また萩・小郡間地域高規格道路整備促進期成同盟会との歩調をあわせた活動が展開されました。当初の設置以降、まさに20年間もの活動が展開されていることとなります。 これらの道路は、萩市にとって、観光・経済流通の根幹となる、高速交通ネットワークの整備は積年の願いであること。また、平成23年3月11日に発生をした東日本大震災や、一昨年萩市を襲った山口・島根豪雨災害により、切断された国道191号の被害状況等を鑑みると、住民の避難や物資の輸送など、多くの課題も浮かび上がり、改めて災害に強い高速交通ネットワーク整備の必要性を痛感することとなりました。 当該2路線の今日的な状況を見てみますと、まず山口、鳥取を結ぶ山陰自動車道、全長380キロメートルの整備状況は、鳥取県では全長88キロメートルにおいて100%の工事着手、また島根県では全長177キロメートルのうち、工事未着手は13.8%となっています。しかし山口県では、全長115キロメートルのうち、萩三隅道路の15キロメートルが供用開始されており、工事未着手は82%となっており、依然として整備率の低い課題となっています。 しかしながら、長年にわたる本特別委員会や、山陰自動車道期成同盟会及び萩東道路協議会等の早期整備に向けた諸活動、さらには山口県当局が全国ミッシングリンク県知事会への加入など、積極的な取り組みが行われたことにより、国土交通省社会資本整備審議会の道路分科会・中国地方小委員会が開催をされ、現在、山陰道(須子~萩間)が、優先区間絞り込み調査の対象区間として、整備の方針の審議が進んでいます。 一方、小郡萩道路の整備状況は、平成23年5月に美祢東ジャンクションから絵堂インターチェンジの間が供用開始されましたが、絵堂~萩間は未整備であることから、早期整備が課題でありました。しかし、ミッシングリンク解消に向けた要望活動等により、昨年3月に絵堂から萩間、15キロの新規事業化が決定をされ、絵堂インターチェンジから明木間は、バイパス区間として整備されることとなり、現在整備に向けた作業が展開をされています。 以上の情勢をまず御説明をし、続いて、本特別委員会の今年度の活動について申し上げます。 昨年の6月の設置以降、閉会中の特別委員会開催を含め、計8回の特別委員会を開催をいたしました。各委員会では、未事業化区間である山陰自動車道の益田~萩間に重点をおき、調査研究を行いました。 まず、本特別委員会の構成委員8名のうち、5名が初めての就任となったことから、6月23日の第1回の委員会では、これまでの特別委員会の活動状況、各期成同盟会、萩東道路協議会の活動状況、加えて当該2路線の道路情勢と課題について、執行部より説明を受けたところであります。 7月25日には、新谷県議、田中県議と萩市を取り巻く主要道路の整備促進について意見交換会を開催をし、県議会での情勢報告を受け、今後の道路整備について意見交換を交わし、早期整備に向けての連携を確認したところであります。 また、本特別委員会として、山口県知事及び山口県議会、国土交通省の出先機関に対して、早期整備を求めるための面談要請行動も計画をいたしました。しかしながら、昨年8月に発生をした岩国市及び広島市の集中豪雨災害による甚大な被害が発生したことから中止をすることといたしました。 8月29日及び9月17日に、山陰道(益田~萩間)の早期整備に向けた要望議決提案について協議を行い、山陰自動車道が、山陰地域の社会・経済動向の発展を支え、広域的な交流を推進するための必要不可欠な路線であること、また益田~萩間において、国道191号が唯一の基幹道路でもあることから、災害時のリスク分散や、代替機能の確保のみならず、救急医療、防災活動における「命の道」と位置づけ、平成18年12月に提出をされた萩市を取り巻く主要道路整備の促進を求める要望決議以降、改めて山陰自動車道の早期整備を国に要望するものとして、平成26年9月定例会で可決をし、国土交通大臣あてに提出したところであります。 10月7日、8日には、山陰自動車道の整備率の高い、鳥取、島根県を視察することといたしました。この視察は、両県における道路整備促進に対する官民の取り組み状況、整備区間周辺地域の経済・流通・観光・通行量の動向等への影響についてを調査項目として調査を行いました。 あわせて、山陰自動車道の起点となる鳥取市から益田市までの供用開始区間を走行し、道路の整備状況及び路線主要施設の整備、集客状況等を調査をいたしました。 この視察は、本特別委員会として、他県の県議会及び県当局に対して行う、初めてという企画でもございました。しかし、両県とも県議会議員や当局担当者から、丁寧な説明を受けることができました。この中で、地方小委員会が実施をした、沿線住民等へのアンケート調査の結果と、道路整備後の救急医療、防災面での効果、通行料金の現状と、今後の通行料金の設定、新たな道路整備計画など、さまざまな観点から質問し、説明を受けたところであります。 この視察の詳細については、視察の報告書を提出をしていますので、詳細な報告は割愛をさせていただきますが、観光客数や進出企業の増加、税収の増加、救急医療や防災面での効果など、道路整備による周辺地域への波及効果について確認をしたところであります。 また、二日間の視察行程で、供用開始と一般道路との連結箇所では、交通渋滞を体験をし、改めてミッシングリンクの解消の必要性を痛感をしたところであります。 特に、今回の視察では、整備率の差はあるものの、本県と同じく山口県山陰自動車道の整備過程にある島根県において、道路整備は地域の声が重要で、住民や民間団体による活動を推進しているとの説明を受け、益田~萩間の優先区間の絞り込みに係るアンケート調査への対応が、萩市における直近の課題であることを再認識をいたしました。 この視察の調査結果をもとに、12月11日に開催をされた特別委員会では、地方小委員会による優先区間に係るアンケート調査が実施された場合の対応及びアンケート実施の住民周知について協議をしたところであります。 2月23日に、執行部よりアンケート調査が2月24日から3月17日の間に実施されるとの報告を受けたことから、急遽、特別委員会を開催し、2月27日に開催をし、アンケート調査の対象者、実施方法について説明を求めました。 また、このアンケート調査の結果が、今後の山陰自動車道(益田~萩間)の整備方針の決定に大きな影響を与えることから、萩市の対応について説明を求めるとともに、多くの方にアンケートの回答を得られるような環境整備、住民周知を求めたところであります。 加えて、3月2日の議会全員協議会でも、執行部よりアンケートの実施要項と回収率の向上が説明されたところです。 以上が、本特別委員会としての活動状況であります。 最後に、今後の当該2路線の整備促進について、本特別委員会としての考え方を申し上げます。 まず、山陰自動車道は、地方小委員会において、益田~萩間が優先区間の絞り込み対象区間となり、今後の整備方針を決定する上でも、最も重要とも言える地域住民等へのアンケート調査によって、地域住民の声が地方小委員会に届けられたことから、今後の整備方針についての方向性が示されることとなります。今後は、速やかに優先区間絞り込み調査が完了し、引き続き計画段階評価の実績から、早期事業化へという課題が残されているものの、国によるこの路線の整備方針の決定という目的は達成されたものと思慮しています。加えて、かねてより求めてきた山陰自動車道(益田~萩間)の予定路線からの移行につながるものと確認をいたします。 また、小郡萩道路は、絵堂~萩間の事業化が決定をし、絵堂から明木間のバイパス整備の進捗が図られています。今後は、同区間の早期整備、現道活用区間とされる明木~萩間の整備と、山陰自動車道との接続という課題も残されていますが、同路線の整備促進に関する調査研究という特別委員会として所期の目的は達成されたものと考えられます。 以上のことから、本特別委員会の設置の目的は果たされたものと確認をいたしました。 よって、議長におかれましては、山陰自動車道(益田~萩間)整備促進期成同盟会、萩東道路整備促進協議会並びに、萩・小郡間地域高規格道路整備促進期成同盟会に属されていますことから、各会が引き続き整備促進に向け中心的な役割を果たされることを要請されますことをお願いをいたしまして、本特別委員会の最終報告といたします。 以上であります。 ○議長(横山秀二君) 主要道路整備促進調査特別委員長の報告は終わりました。 次に、産廃処分場建設問題調査特別委員会副委員長より報告を求めます。9番、佐々木副委員長。  〔産廃処分場建設問題調査特別副委員長 佐々木武夫君登壇〕 ◆9番(佐々木武夫君) 委員長は入院のため、副の私が報告を行います。 それでは、産廃処分場建設問題調査特別委員会を代表いたしまして、本特別委員会の調査報告を申し上げます。 本特別委員会は、福栄地域においては、不明瞭な状態にある産業廃棄物最終処分場の建設が計画されていることに対し、市民団体を初め、産廃処分場建設問題対策室を設置された市当局と同様、建設絶対反対の立場にある市議会として、建設計画の断念並びに設置許可申請が行われた場合、県当局において適切な対処がされるべく方策を探るため、前期と同様、平成26年6月に定例会において設置され、問題解決に向けての調査研究を行ってまいりました。 この建設問題が浮上し、問題が具体化するにつれて、市民としての共通の問題であるとの機運の盛り上がりもあり、地元地区の方々を初め、大きな影響を受けかねない第一次産業及び商工業関係者などの賛助団体で構成される萩福栄水と命を守る会が設立され、積極的な反対運動が展開されました。 これまでの同会の活動実績を申し上げますと、市内各所に反対看板の設置、全国各地の産廃問題の視察、会報の発行、県知事に対し、建設反対署名簿提出、また、毎年定期的に産廃講演会や研修会の実施、草の根的に大型店舗周辺での募金活動など、今日に至る間、積極的な反対運動が行われてまいりました。これら長期にわたる運動は、産廃施設の進出がないような環境づくりの最たる実践活動として、高く評価されるとともに、関係各位の情熱と熱心な取り組みに対し、敬意を表するものであります。 このことから、当特別委員会といたしましては、信義則に関し、また安全性が不透明である産廃建設事業者に対し、いかなる状況が想定されようとも、断固建設阻止の観点から、調査研究方針として、産廃問題の弊害等の実態及び事例に関することや、これらの関連情報を収集するための視察を初め、萩福栄水と命を守る会の役員の皆様と意見交換を行い、情報の共有化を図るなど、問題解決に向けての活動を行ってまいりました。 その長きにわたる戦いとも言える取り組みの結果、平成26年12月、建設業者が産廃施設建設計画を断念する旨の意思表明があり、萩市、萩福栄水と命を守る会、業者の三者において、基本的な合意に達したため、萩市議会議長を立会人として、産業廃棄物処理施設の設置の禁止等に関する協定が締結されました。 この協定は、協定を締結された三者が、協定の区域内において、産廃処分場を何人にも建設させないことを文書で明示することは、地域住民の方々の健康を守ると同時に、後世に生きる子孫の生活環境を保護する非常に重要な契約の意味を持つものであります。 本特別委員会といたしましては、このたび締結されました協定書の意義を深く理解するものであり、今後におきましては、それぞれの立場において信義を重んじ、誠実に責務を全うされますことを強く期待するものであります。 萩福栄水と命を守る会の皆さんにおかれましては、この協定の締結こそが、会を発足された目的であり、これまで長年にわたる熱心な運動を継続されてこられました皆様にとって悲願であり、環境を保全していくことは、現在に生きる我々の責務であるとの認識のもと、努力を重ねてこられました。今後は、協定の締結者として、新たな立場で活動を推進されることと存じますが、これまでの長年にわたる熱意と御努力に対し、深く敬意を表するものです。引き続き、萩市の環境問題について御尽力をいただきますようお願いいたします。 最後に、本特別委員会が設置されて以来、本日に至る間、調査活動として種々の場において、多様な視点、観点からの情報を提供をいただき、多くの関係者の方々との対話を通じ、大所高所からの意見交換をさせていただきましたことに対し謝意を表するとともに、今後とも住民一人一人の環境意識が醸成され、さらにはこれから運動が有効的に推進され、萩市全体の環境保全が図られますことを期待いたしまして、本特別委員会の調査終結の報告といたします。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 産廃処分場建設問題調査特別委員会の副委員長の報告は終わりました。 これより各特別委員会の報告に対する質疑を行います。 まず、主要道路整備促進調査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)17番、松尾議員。 ◆17番(松尾義人君) ただいま、道路特別委員会委員長から最終報告がされました。 報告された内容については理解できますが、特別委員会での審議過程において、山陰道及び小郡萩道路について、今後、議会としてどのようにかかわるのかについて、考えがあれば委員長にお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(横山秀二君) 19番、斉藤委員長。 ◆19番(斉藤眞治君) ただいまの、この特別委員会の最終報告の内容を説明させていただきました。 特に山陰道及び小郡萩道路については、特別な事項として、特別な委員会という状況の中で、調査研究を目的に設置されたということは説明したところであります。よって、今の経過説明って言いますか、最終報告の中でも申し上げましてが、両路線におけるある程度の役割は果たされたものということでの報告をさせていただきました。 今後の議会としての扱い、かかわり方は、先ほども少し触れましたが、議長が二つの期成同盟会、さらには一つの協議会に属されます。また、萩東道路の整備促進協議会の会員には、萩市議会と萩市議会経済建設委員会というものも会員として属されてます。よって、今後はですね、今特別委員会での調査研究から、本来の所管事項として取り扱う、経済建設委員会での所管事項として取り扱われることが妥当ではないかなというふうに考えてるところであります。そのことにつきましても、この本特別委員会での協議の中で、各議員にも御説明をさせていただいたところであります。 以上のことから、議長におかれましても、今後そのような取り扱いがされるものであるというふうに思っています。 また、今後の進捗状況によっては、必要であればまた特別委員会ということの設置については、検討されるんではないかなというふうに思ってますので、当面は経済建設委員会の所管事項として取り扱われることが妥当であるというふうに私は考えてます。 以上であります。 ○議長(横山秀二君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)ないようでありますので質疑を打ち切ります。 次に、産廃処分場建設問題調査特別副委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(横山秀二君) 質疑なしと認めます。 以上で、特別委員会の報告に対する質疑を終了いたします。 特別委員会の活動期間は、委員会設置時に、調査終結の議決をするまでと決定をいたしております。 ただいまの調査報告をもって、両委員会の調査が終結したこととすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(横山秀二君) 御異議なしと認めます。よって、主要道路整備促進調査特別委員会及び産廃処分場建設問題調査特別委員会は、調査が終結したものとし、特別委員会を廃止することに決定をいたします。 以上をもちまして、平成27年萩市議会3月定例会を閉会をいたします。     午後 4時41分閉会──────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成27年3月26日   萩市議会議 長  横 山 秀 二       議 員  松 浦 俊 生       議 員  美 原 喜 大...