△日程第5議案第129号 (提案説明、質疑、討論、表決)
○議長(福田文治議員) 日程第5、議案第129号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔市長、島津幸男君登壇〕
◎市長(島津幸男君) 議案第129号、人権擁護委員候補者の推薦につきまして、御説明を申し上げます。 人権擁護委員につきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市議会の議決を得て市長が推薦し、法務大臣より委嘱されておられます。現在、本市の人権擁護委員は14名で、そのうち松村利男委員、大木洋子委員、岩田悦子委員の3名が平成21年12月31日付で任期満了となり、後任の推薦が必要となります。 松村委員におかれましては3期9年に、大木委員と岩田委員におかれましては1期3年にわたって、それぞれ人権相談活動、人権啓発活動に御活躍をいただき、人格、識見にすぐれ、人権擁護委員として適任であると思われますので、引き続き推薦いたしたく、市議会の御意見をお伺いするものでございます。よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。なお、別紙に履歴を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。以上です。
○議長(福田文治議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで議案第129号について質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第129号は、会議規則第35条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。議案第129号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 討論なしと認めます。これで討論を終了いたします。 これより議案第129号を採決いたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 御異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決定いたしました。──────────────────────────────
△日程第6議案第130号から第156号まで (提案説明、質疑、委員会付託)
○議長(福田文治議員) 日程第6、議案第130号から第156号までの27件を一括議題といたします。 議案第130号から順次登壇の上、提案理由の説明を求めます。 〔財務部長、磯部恒明君登壇〕
◎財務部長(磯部恒明君) 議案第130号、平成21年度周南市一般会計補正予算(第6号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正でございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14億6,486万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ650億9,953万6,000円とするものでございます。その内容の主なものは、国の第1次補正予算に伴う経済対策関連事業、平成20年度決算に伴う繰越金の計上や補助金の返還などでございます。 それでは、歳入歳出予算の主なものにつきまして、歳出から御説明いたします。 国の第1次補正予算に伴う経済対策関連事業につきましては、地域活性化・
経済危機対策臨時交付金事業、
緊急雇用創出事業臨時特例交付金事業、地域活性化・公共投資臨時交付金事業及びその他の経済対策関連事業がございますが、それぞれの款に計上しておりますことから、まとめて御説明申し上げます。 まず、地域活性化・
経済危機対策臨時交付金事業でございますが、本事業は国の経済対策として地方を支援するための臨時交付金を活用し、地方の実情に応じた事業を実施するもので、8月補正に引き続き、追加で予算措置をするものでございます。今回は老朽化した旧西三田川市営住宅や旧鹿野診療所の解体工事費等、総額8,832万9,000円を計上し、財源として臨時交付金7,065万3,000円を充当することといたしております。 次に、
緊急雇用創出事業臨時特例交付金事業でございますが、この事業も国の経済対策として追加配分された補助金を活用して実施するもので、今回は福祉、子育て、農業の各分野について3事業、総額316万1,000円を計上し、新たな雇用4人の創出を予定いたしております。 次に、地域活性化・公共投資臨時交付金事業でございます。この地域活性化・公共投資臨時交付金は、経済危機対策として公共事業等の追加に伴う地方負担の軽減を図り、地域における公共投資を円滑に実施するために創設されたもので、8月に第1次分の交付限度額1億600万円の内示があったことから、この交付金を活用して事業を実施するものでございます。事業につきましては、徳山中央浄化センター改修に伴うし尿処理場の能力増強工事1億700万円、漁港建設県事業負担金3,712万円、公営住宅ストック改善事業2,450万円の3事業で、総額1億6,862万円を計上いたしております。 次に、その他の経済対策関連事業でございますが、国の経済対策に位置づけられた各種の事業として、子育て支援のため平成21年度限りの緊急措置として、平成15年4月2日から平成18年4月1日の間に生まれた児童、約4,600人に1人当たり3万6,000円を一時金として支給する
子育て応援特別手当支給事業1億7,332万7,000円、県が設置する安心こども基金の拡充により創設された地域子育て創生事業として地域子育て支援システムの導入や家庭の日普及促進事業等、地域の事情に応じた子育て支援活動事業に1,626万7,000円、国の補助事業の追加に伴う港湾県事業負担金3,000万円及びN7号埋立県事業負担金2,000万円、住宅を喪失した離職者等に対して住宅費の給付を実施する住宅手当緊急特別措置事業2,125万6,000円など、総額2億6,085万円を計上いたしております。 それでは、そのほかの補正予算につきまして、事項別明細書によって主なものを御説明申し上げます。16ページをお願いいたします。右の説明欄に沿って御説明申し上げます。 総務費でございます。総務管理費、財政管理費の1、基金管理事業費8億6,551万3,000円は平成20年度決算において前年度繰越金が15億5,384万8,000円見込まれることから、地方財政法第7条の規定に基づき財政調整基金に積み立てるものでございます。この積立により財政調整基金の21年度末現在高見込額は17億7,788万3,000円でございます。 諸費の9,749万2,000円は、平成20年度における障害福祉、老人福祉、児童福祉及び生活保護関係事業費の確定に伴い、国庫補助金等の返還金を増額するものでございます。 民生費でございます。20ページをお願いいたします。障害者福祉費、障害者支援費の3、事業運営安定化事業費879万7,000円は、障害者自立支援法施行に伴い、設置事業者の報酬が定額月払いから日額実績払いとなったことにより収入源が生じた場合、これを解消するため県が基金による一部助成を平成23年度まで延長して行うことから、新たに計上するものでございます。 介護保険費の2、地域介護・福祉空間整備等事業費1,593万円は、介護施設整備計画に基づきスプリンクラー設備を整備する
認知症高齢者グループホーム3施設に対して整備費補助金を新たに計上するものでございます。 衛生費でございます。24ページをお願いいたします。保健衛生費、救急医療対策費の1、救急医療対策事業費590万円は、救急医療に携わる医師の処遇改善を目的に創設された救急勤務医手当に対する補助金を新たに計上するものでございます。対象医療機関は、徳山中央病院で、休日・夜間の救急勤務医に対し、周南市、下松市の2市で1日1人当たり5,000円の助成を行うものでございます。 清掃費、塵芥処理施設費の1、ごみ燃料化施設管理事業費1,267万円は、施設の緊急補修、修繕が多く発生したことにより修繕料及び脱臭装置の活性炭入れかえ経費について増額するものでございます。 ごみ対策推進費の1、ごみ対策推進事業費86万8,000円は、各小中学校等で収集したペットボトルキャップの販売収益をNPO法人へ寄附するため、各施設へ回収ボックスを整備するための経費を新たに計上するものでございます。 農林水産業費でございます。26ページをお願いいたします。農業費、農業振興費の1、道の駅調査事業費1,229万2,000円は、西部戸田地区の道の駅について、国土交通省との間で一体型施設としての調査を行う合意がなされたことから、国の行う測量設計にあわせ、用地測量、建物等の調査を行うための経費を新たに計上するものでございます。 水産業費、漁港管理費の1、漁港管理事業費700万円は、夜市川河口付近に土砂が堆積し、漁船の航行に支障を来していることから、しゅんせつを行うための経費を新たに計上するものでございます。 商工費でございます。28ページをお願いいたします。商工費、動物園費の2、
動物園リニューアル調査事業費264万6,000円は、動物園リニューアル事業に関する有利な事業手法について、国及び県と協議を進める中、国庫補助事業導入のための事前調査として、都市公園としての費用便益分析を求められたことから、大規模公園費用対効果分析手法に基づく調査、解析を行うための経費を新たに計上するものでございます。 土木費でございます。都市計画費、公園緑地費の1、公園整備事業費(単独)1,000万円は、長田団地第2期における公園整備について地元との協議が整ったため、土地開発公社からの受託事業として公園整備費を新たに計上するものでございます。 教育費でございます。30ページをお願いいたします。社会教育費、青少年教育推進費の1、
青少年団体等活動助成事業費300万円は、商店街の振興及び若者の人材育成を目的に、商店街で
若者中心のイベントなどを行う事業が
財団法人地域活性化センターの助成事業として採択されたことから、実行委員会への交付金を新たに計上するものでございます。 保健体育費、学校給食費の1、
学校給食センター建設事業費1億3,635万2,000円は、栗屋及び新地学校給食センターにつきましては、実施設計において事業費が確定したことから、本年度と平成22年度の事業費の見直しを行い、それぞれ9,234万円と8,065万4,000円を減額するものでございます。また、高尾学校給食センターにつきましては、建設用地を整備するための測量設計委託料や旧高尾保育園及び高尾市営住宅の解体工事費など3,608万6,000円を増額するものでございます。その他、熊毛学校給食センターの実施設計に伴う諸手数料55万6,000円の増額を合わせまして、
学校給食センター建設事業費全体を減額するものでございます。 災害復旧費でございます。公共土木施設災害復旧費は、平成21年7月、中国・九州北部豪雨による被害について、被災者支援の目的でいただきました寄附金の計上に伴う財源補正でございます。 公園災害復旧費の1、公園災害復旧事業費(単独)200万円は、7月の豪雨により、永源山公園の第3駐車場への連絡園路の路肩のり面が崩落したため、復旧に要する経費を新たに計上するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。前に戻っていただきまして10ページをお願いいたします。分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、諸収入及び市債につきましては、歳出のそれぞれの事業に対応した特定財源を計上いたしております。 12ページをお願いいたします。寄附金のふるさと周南応援寄附金67万円は、このたびの災害による被災者支援目的のため4件の寄附がございましたので、ふるさと応援基金に積み立てるものでございます。繰入金のふるさと周南応援基金繰入金は、この4件の寄附金額を取り崩し、公共土木施設災害復旧費へ充当するものでございます。 以上が歳入歳出予算の補正でございます。 前に戻っていただきまして4ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正でございます。変更分の栗屋学校給食センター建設事業と新地学校給食センター建設事業は、実施設計において事業費が確定したことにより、全体事業費を栗屋学校給食センターは3,212万7,000円、新地学校給食センターは5,658万4,000円を増額するとともに、本年度事業費及び平成22年度事業費を見直したことに伴い、それぞれの限度額を変更するものでございます。 第3表、地方債補正でございます。今回の市債の補正に伴い、それぞれの限度額を定めたものでございます。変更分3件でございますが、合計で2,310万円減額し、地方債の合計額を96億5,823万6,000円とするものでございます。 以上で議案第130号、平成21年度周南市一般会計補正予算(第6号)について説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第131号、平成21年度
周南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、出産育児一時金及び高額療養費特別支給金などの国民健康保険制度の改正に伴いますものと、介護従事者の処遇改善に伴う臨時特例交付金が交付されることに伴いますものと、平成20年度の決算見込みにより、繰越金が確定しましたことによる補正が主なものでございます。 それでは、1ページをお願いいたします。第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億8,915万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ159億122万6,000円にしようとするものでございます。 内容につきましては、事項別明細書によって、歳出から御説明申し上げます。事項別明細書の10ページ、11ページをお願いいたします。 まず、総務費、総務管理費、一般管理費の871万5,000円の増額でございます。一般管理費の委託料でございますが、高額療養費特別支給金システム及び特定疾患自己負担限度額システムの改修は、国民健康保険制度の改正に伴うものであり、また給付適正化データ連携対応システムの改修は、介護保険サービス給付の適正化を図るために保険者資格情報を提供する必要があるためのもので、いずれも電算システムの改修費でございます。 次に、保険給付費、出産育児諸費、出産育児一時金の370万円の増額でございます。出産育児一時金負担金は、平成21年10月から出産育児一時金が4万円引き上げられ39万円となりますので、その92件分の増額と、また被保険者が医療機関等の窓口において出産費用を支払う経済的負担の軽減を図るため、保険者が国民健康保険団体連合会等を通じて、出産育児一時金を医療機関に直接支払う直接支払制度が実施されますことから、この国民健康保険団体連合会への手数料2万円を計上するものでございます。 次に、介護納付金の財源補正でございますが、平成21年度から介護従事者の処遇改善を図るため介護報酬の改定が行われ、平成22年度までの措置として、介護従事者処遇改善臨時特例交付金が交付されることになりました。これにより、介護納付金の財源として、この臨時特例交付金1,111万6,000円の財源内訳を補正するものでございます。 次に、基金積立金、国民健康保険基金積立金の3億7,645万9,000円の増額は、平成20年度の決算見込みにより生じます前年度繰越金の3億6,534万3,000円と、介護従事者処遇改善臨時特例交付金の交付により、財源補正をする1,111万6,000円をあわせて基金積立金に充てるものでございます。 次に、諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金の7,000円の増額は、平成20年度の決算見込みにより超過交付となりました国庫補助金7,000円を返還するものでございます。 次の高額療養費特別支給金でございますが、平成20年度から後期高齢者医療保険制度が創設されましたが、平成20年4月から同年12月までの間に75歳になられた方は、その誕生月には誕生日以後の長寿医療制度と誕生日前の国保等の医療保険制度の2つの制度に加入されており、それぞれの制度で一定額を超えて医療費を支払われた場合には、他の月に比べて負担が増加することがありました。この負担増を解消するため、高額療養費特別支給金として27万1,000円を計上するものでございます。 次に、歳入について御説明で申し上げます。事項別明細書の8ページ、9ページをお願いいたします。国庫支出金、国庫補助金、出産育児一時金補助金の184万円の増額でございますが、歳出で御説明いたしました出産育児一時金の増額分に対する国庫補助金でございます。 次に、介護従事者処遇改善臨時特例交付金の1,111万6,000円の増額は、介護従事者の処遇改善に対する国の財政措置でございます。 次に、繰入金、一般会計繰入金、職員給与費等繰入金の871万5,000円の増額は、歳出で御説明いたしました国民健康保険の制度改正に伴うシステム改修委託料相当分で、また出産育児一時金等繰入金の122万7,000円は、歳出の出産育児一時金負担金に対する市の負担分で、それぞれ一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、基金繰入金、国民健康保険基金繰入金の91万1,000円の増額は、出産育児一時金負担金、手数料、国庫負担金等返還金、高額療養費特別支給金について、国庫補助金等を除いた額を基金から繰り入れるものでございます。繰越金、その他繰越金の3億6,534万3,000円の増額は、前年度の決算見込みによる本年度への繰越金でございます。 以上で、議案第131号、平成21年度
周南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 引き続きまして、議案第132号、平成21年度
周南市国民健康保険鹿野診療所特別会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、外来患者数の増加に伴います臨時看護師賃金等の増額、国の第1次補正予算に伴います地域活性化・
経済危機対策臨時交付金事業における旧鹿野診療所解体事業費の増額が主なものでございます。 それでは、1ページをお願いいたします。第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,147万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,861万円とするものでございます。 内容につきましては、事項別明細書によって、歳出から御説明いたします。事項別明細書の10ページ、11ページをお願いいたします。総務費、施設管理費の一般管理費でございます。まず、1、一般管理事務費174万6,000円の増額でございますが、看護師賃金95万8,000円の増額は、診療所が平成21年2月、コアプラザかのに移転してから、外来患者が増加しておりまして、4月から7月での1日当たりの平均患者数は、前年度の30.4人から47.8人へと、約1.5倍となっておりますことから、臨時看護師を1名増員し3名にするためのものでございます。また、社会保険料の7万4,000円の減額は、社会保険料率の引き下げに伴うものでございます。診療報酬請求業務委託料64万2,000円の増額は、外来患者数の増加に伴います受付事務と診療報酬請求業務の委託料の増額でございます。手数料、施設改修工事及び庁用器具費は、レセプトオンライン請求業務が平成22年4月診療分から開始されますので、オンライン請求に伴います電子証明発行手数料、配線工事費及び専用パソコンの購入費で合わせて22万円を増額するものでございます。 次に、2、
経済危機対策臨時交付金事業費(旧鹿野診療所解体事業)2,973万1,000円は、国の第1次補正予算に伴います地域活性化・
経済危機対策臨時交付金事業でございますが、老朽化した旧診療所施設を解体する経費として、医療機器移設処分等の手数料、設計業務委託料及び施設解体工事費を新たに計上するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。8ページ、9ページをお願いいたします。まず、診療収入、外来収入、後期高齢者診療報酬収入175万3,000円の増額は、歳出で御説明申し上げましたように、外来患者数の増加に伴います診療報酬の増額でございます。繰入金、一般会計繰入金2,973万1,000円の増額は、旧診療所施設解体事業にかかる一般会計からの繰入金でございます。次の諸収入、雑入、被用者負担労働保険料収入7,000円の減額は、本人負担分の保険料率の引き下げにより減額するものでございます。 以上で、議案第132号、平成21年度
周南市国民健康保険鹿野診療所特別会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第133号、平成21年度
周南市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、診療報酬の過誤に伴います再請求に係る医療給付費と平成20年度の決算見込みに伴います国庫補助金等の返還の補正が主なものでございます。 それでは、1ページをお願いいたします。第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,142万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,971万6,000円とするものでございます。内容につきましては、事項別明細書によって、歳出から御説明申し上げます。事項別明細書の10ページ、11ページをお願いいたします。まず、医療諸費、医療給付費、老人医療費の1億1,722万4,000円の増額は、過誤請求が判明しました過年度の診療報酬220件分の再請求に伴う医療給付費でございます。 次に、諸支出金、償還金、補助金等返還金の1,420万円の増額は、平成20年度の決算見込みにより、超過交付となりました国庫負担金等を返還するもので、その内訳は国庫負担金1,360万8,000円、支払基金交付金47万1,000円、審査支払手数料12万1,000円でございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。事項別明細書の8ページ、9ページをお願いいたします。まず、下から2番目のところにあります雑入、返納金の1億925万円でございますが、これは歳出で御説明いたしました診療報酬の再請求に係るものでございまして、診療報酬が再請求されることに伴いまして、医療機関から国保連合会等を通じて返納されるものでございます。 次に、一番上の支払基金交付金、医療費交付金の432万3,000円、国庫負担金、医療費負担金の243万4,000円、県負担金、医療費負担金の134万6,000円のうち60万8,000円、一般会計繰入金、老人医療費繰入金の60万9,000円の増額は、診療報酬の再請求に係る診療報酬の再請求額と返納額との差額797万4,000円に対するものでございます。また、県負担金の134万6,000円のうち、再請求分に係る60万8,000円を除いた73万8,000円の増額は、平成20年度の決算見込みにより、不足分が追加交付されるもので、前年度繰越金1,346万2,000円の増額は、超過交付となりました国庫負担金等を本年度に繰り越すものでございます。 以上で、議案第133号、平成21年度
周南市老人保健特別会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 次に、議案第134号、平成21年度
周南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正は、平成20年度分の保険料を、平成21年度へ繰り越し、山口県後期高齢者医療広域連合に納付するためのものでございます。 それでは、1ページをお願いいたします。第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3,447万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億5,540万8,000円とするものでございます。内容につきましては、事項別明細書によって歳出から御説明申し上げます。事項別明細書の10ページ、11ページをお願いいたします。後期高齢者医療広域連合納付金の3,447万3,000円の増額でございます。長寿医療制度の保険料につきましては、市が徴収し、山口県後期高齢者医療広域連合に納付することとなっておりますことから、平成21年の4月と5月に徴収いたしました平成20年度分の保険料を平成21年度へ繰り越し、山口県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。事項別明細書の8ページ、9ページをお願いいたします。前年度繰越金3,447万3,000円は、平成21年の4月と5月に徴収しました平成20年度分の広域連合納付保険料を平成21年度に繰り越すものでございます。 以上で、議案第134号、平成21年度
周南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔福祉事務所長、豊岡正行君登壇〕
◎福祉事務所長(豊岡正行君) 議案第135号、平成21年度
周南市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の補正でございます。第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億1,232万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ94億2,045万2,000円と定めるものでございます。その主な内容につきましては、前年度の決算見込みによる繰越金、国庫支出金等返還金及び基金積立金などの増額でございます。 それでは、歳出から御説明いたします。事項別明細書の10ページ、11ページをお願いいたします。総務費、総務管理費、一般管理費の210万円は、介護保険サービス給付の適正化を図るための介護保険電算処理システム改修委託料でございます。基金積立金、介護給付費準備基金積立金の1億4,311万5,000円は、今後の介護給付費に備えるために、前年度決算見込みによる余剰金を積み立てるものでございます。諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金の1億6,710万9,000円は、前年度に交付された国庫負担金等を精算し、超過交付分を返還するものでございます。 次に、歳入でございます。前に戻っていただきまして8ページ、9ページをお願いいたします。財産収入、財産運用収入、利子及び配当金の18万円は、歳出で説明いたしました介護給付費準備基金の増額に伴う同基金利子でございます。繰入金、一般会計繰入金、その他一般会計繰入金の210万円は、歳出で説明しましたシステム改修委託料相当分でございます。繰越金の3億1,004万4,000円は、前年度決算見込みによる前年度繰越金の増額でございます。 以上で、議案第135号、平成21年度
周南市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願いいたします。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第136号、平成21年度
周南市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、平成20年度決算により生じた前年度繰越金を計上するものでございまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ851万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,944万6,000円とするものでございます。 それでは、歳入歳出の概要について、事項別明細書により御説明をいたします。最初に、歳入の5ページをお願いいたします。繰越金でございます。平成20年度決算によりまして7,630万7,000円の繰越金が生じましたことにより、当初予算との差額851万2,000円の増額を行うものでございます。 次に、歳出の6ページ、7ページをお開きください。前年度繰越金の増額分851万2,000円を予備費に計上いたしますことから、予備費の総額は6,594万8,000円となるものでございます。 以上で、議案第136号、平成21年度
周南市交通災害共済事業特別会計補正予算について説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願いいたします。 〔環境下水道部長、住田英昭君登壇〕
◎環境下水道部長(住田英昭君) 議案第137号、平成21年度
周南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、平成20年度決算により生じました前年度繰越金を計上するものでございます。 まず、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ179万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,021万7,000円とするものでございます。補正の内容でございますが、平成20年度決算におきまして329万2,000円の繰越金が生じましたことから、当初予算150万円との差額179万2,000円を追加し、同額を予備費に計上するものでございます。 以上で、議案第137号、平成21年度
周南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔産業観光部長、山下敏彦君登壇〕
◎産業観光部長(山下敏彦君) 議案第138号、平成21年度
周南市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、前年度繰上充用金の確定に伴うもので、歳入歳出予算の総額の補正はございませんが、歳出予算の款、項の区分ごとの金額を補正するものでございます。 それでは、その内容につきまして、事項別明細書によって御説明いたします。6ページをお開きください。補正前の前年度繰上充用金3,833万7,000円につきましては、平成20年度の歳入不足額を補てんするため、補正予算(第1号)として、5月15日付で専決処分をさせていただき、5月25日開催の第4回市議会臨時会において御承認をいただいたものですが、前年度繰上充用金の額が確定いたしましたので、今回の補正によりまして518万7,000円減額し、予備費を518万7,000円増額するものでございます。 続きまして、議案第139号、平成21年度
周南市国民宿舎特別会計補正予算(第2号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、平成20年度決算見込みに伴う繰越金を計上するもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ66万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,299万3,000円とするものでございます。 それでは歳入歳出の内容につきまして、事項別明細書によって御説明いたします。8ページの歳入でございますが、前年度からの繰越金として66万7,000円を計上するものでございます。 次に、10ページの歳出でございますが、予備費として繰越金と同額を増額補正するものでございます。 以上で、議案第138号及び議案第139号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) 議案第140号、平成21年度
周南市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、平成20年度決算により生じた前年度繰越金を計上するものと、路外駐車場省エネルギー化事業におきます削減目標の超過達成にかかるものでございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,200万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,833万7,000円と定めるものでございます。 それでは、歳入歳出の概要について、事項別明細書により御説明をいたします。歳入の8ページ、9ページをお願いいたします。繰越金でございます。平成20年度決算により繰越金が生じましたので1,200万6,000円の増額補正を行い、総額で1,200万7,000円とするものでございます。 次に、歳出の10ページ、11ページをお開きください。路外駐車場省エネルギー化事業でございますが、エネルギー削減目標の超過達成分といたしまして、委託料11万8,000円を計上いたしております。 また、前年度繰越金の増額分1,200万6,000円のうち1,000万円を駐車場事業基金積立金に、残りの188万8,000円を予備費に計上いたしておりますことから、予備費の総額は1,196万7,000円となるものでございます。 以上で、議案140号、平成21年度
周南市駐車場事業特別会計補正予算について説明を終わります。 引き続きまして、議案第141号、平成21年度
周南市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ35万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,021万4,000円とするものでございます。 それでは、歳入歳出の概要につきまして、事項別明細書により、御説明をいたします。10ページ、11ページをお願いいたします。歳出からでございます。公債費でございますが、元金28万円及び利子7万2,000円の減額は、前年度末に行いました起債の繰上償還に伴うものでございます。 次に、歳入でございますが、8ページ、9ページをお願いいたします。繰越金319万円は、前年度からの繰越金を増額するものでございまして、平成20年度の決算見込みにおきまして、歳入の貸付金元利収入が増額となったことによるものでございます。繰入金は、公債費に充てる貸付金元利収入の不足分を補うため、一般会計から繰り入れるものでございますが、先ほど御説明いたしました繰越金が増額となったこと、及び歳出の公債費が減額になったことから354万2,000円を減額するものでございます。 以上で、議案第141号、平成21年度
周南市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、説明を終わります。 続きまして、議案第142号、平成21年度
周南市同和福祉援護資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ106万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ612万5,000円とするものでございます。 それでは、歳入歳出の概要につきまして、事項別明細書により御説明をいたします。8ページ、9ページをお願いいたします。歳入からでございます。繰越金106万1,000円は、前年度からの繰越金を増額するものでございまして、平成20年度の決算見込みにおきまして、歳入の貸付金元利収入が増額となったこと、及び歳出の一般管理費の執行額が減額になったことによるものでございます。 続きまして、歳出でございます。10ページ、11ページをお願いいたします。諸支出金の償還金及び還付加算金の償還金52万円は、平成20年度の歳入の貸付金元金収入が増額となったことによる県への補助金等返還金の増額分でございます。諸支出金の一般会計繰出金54万1,000円は前年度からの繰越金の増額分から県への補助金等返還金の増額分を控除した額を一般会計へ繰り出すものでございます。 以上で、議案第142号、平成21年度
周南市同和福祉援護資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきまして説明を終わります。 以上3件につきまして、どうかよろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔競艇事業部長、椎木雅信君登壇〕
◎競艇事業部長(椎木雅信君) 議案第143号、平成21年度
周南市徳山モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)について、提案の御説明を申し上げます。 この6月、平成22年度の全国発売のGIレースの中の競艇名人戦が、平成22年4月13日から18日にかけまして、徳山競艇場において開催されることが決定いたしました。山口県のスター選手である今村豊選手が来年度より名人戦への出場資格を得ることから、ぜひとも徳山競艇場において、名人戦を開催したいと強く要望しておりましたので、大変うれしく思っているところでございます。 今回の補正予算は、その名人戦を来年4月に開催することに伴い、今年度中から名人戦開催に向けた準備が必要となりますので、そのための経費を補正するものでございます。また、地方財政法に基づく地方公共団体金融機構への公営競技納付金につきまして、平成20年度の決算見込みから試算をいたしました結果、納付義務が生じましたので、あわせて補正するものでございます。 それでは、補正の内容につきまして、補正予算書により御説明いたします。1ページの第2条でございますが、収益的収入及び支出の予定額におきまして、支出の第1款、事業費用の第1項、営業費用を6,730万9,000円増額補正し、事業費用の支出予定額を185億1,218万円とするものでございます。 補正予定額6,730万9,000円の内訳につきましては、8ページの補正予算明細書をお願いいたします。ファンサービス用品購入等の報償費、発売依頼のための各場を回る旅費、ビジュアル作成の委託料及びピットやターンマークでの名人戦表示のための工事請負費などの名人戦関連経費が1,663万4,000円、また平成20年度決算に基づく公営競技納付金が5,067万5,000円でございます。 1ページに戻っていただきまして、次の第3条でございます。資本的収入及び支出の予定額におきまして、第1款、資本的支出の第1項、建設改良費を250万円増額補正し、資本的支出の支出予定額を1億8,331万8,000円とするものでございます。この補正予定額は、名人戦にあわせて開設する今村豊記念コーナーのショーケースなどの備品購入費でございます。また、資本的収入が資本的支出額に対して不足する額の財源補てんにつきましても、これにあわせたものに改めております。 次に、第4条でございます。競艇事業は、今年度から地方公営企業法の一部を適用する地方公営企業会計といたしましたので、移行の初年度におきましては、前年度の未収金及び未払金につきまして、特例的収入及び支出として、当該事業年度に属する債権及び債務として定めることになっております。この前年度の未収金及び未払金の額が確定したことにより、改めるものでございます。 次に、第5条でございますが、債務負担行為の補正でございます。来年度開催いたします名人戦は、先ほど申しましたが、平成22年4月13日から開催いたしますので、次の2ページに記載しております名人戦の広告宣伝、式典・イベント等の業務、名人戦ホームページの開設につきまして、今年度内に事業着手し、来年度に事業が完了することになりますことから、これらの経費につきまして、債務負担行為として、期間、限度額を補正予算書のとおり定め、追加するものでございます。 なお、予算に関する説明書として3ページに実施計画、4ページに債務負担行為に関する調書、5ページに資金計画書、6ページに予定開始貸借対照表、7ページに年度末の予定貸借対照表、8ページに補正予算の明細書を掲載しておりますので、御参照いただきたくお願いいたします。 以上で、議案第143号、平成21年度
周南市徳山モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)の説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔市民生活部長、中村研二君登壇〕
◎市民生活部長(中村研二君) それでは、議案第144号、周南市大津島ふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定について、御説明申し上げます。 本条例は、先月の臨時市議会におきまして、周南市大津島ふれあいセンター研修棟、宿泊棟の冷暖房設備設置予算案の御決定をいただきましたことから、このたび冷暖房使用料の設定及び当該施設の設置目的を考慮した上で、使用料減額の規定を加えるものでございます。 それでは、2ページの新旧対照表に沿って御説明をさせていただきます。第8条で冷暖房使用料を別表第2に定めることとし、同条第3項におきまして、これまで免除規定のみであったものを改正案のとおり減額につきましても規定するものでございます。冷暖房設備の充実とともに、減額・免除規定を拡大いたしますことから、施設利用者の増加が見込まれますとともに、ひいては離島振興につながるものと考えております。 以上で、議案第144号、周南市大津島ふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定について、説明を終わります。以上、よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第145号、周南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、提案の御説明を申し上げます。 本議案は、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が平成21年5月22日に公布されましたことに伴いまして、必要な改正を行うものでございます。国は緊急少子化対策の一つとして、出産に係る被保険者等の経済的負担を軽減し、安心して出産できるようにと本年10月1日から平成23年3月31日までの暫定措置として、この期間での出産について、出産育児一時金を4万円引き上げることといたしました。この健康保険法施行令等に改正に伴いまして、本条例、附則第26項に、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間に出産したときに支給する出産育児一時金の支給額を35万円から4万円引き上げ39万円とする旨の規定を加えるものでございます。なお、施行日は平成21年10月1日としております。 以上で、議案第145号、周南市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についての説明を終わります。よろしく御審議、御決定をいただきますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、福嶋崇男君登壇〕
◎都市建設部長(福嶋崇男君) 議案第146号、周南市児童遊園条例の一部を改正する条例制定について、御説明申し上げます。 本条例は、児童に健全な遊び場を提供する周南市の児童遊園の設置について定めておりまして、市内の児童遊園の名称及び位置を掲載しているものでございます。このたびの一部改正は、新町西児童遊園、川手児童遊園1)の2カ所を当該児童遊園条例から削除するものでございます。 新町西児童遊園につきましては、地元自治会総会での児童遊園返還決議による廃止要望を受けまして廃止するものでございます。また、川手児童遊園1)につきましては、借地により整備をしておりましたが、土地所有者から返却の申し出があり、地元自治会と協議した結果、存続の意向がないことを確認いたしましたので、廃止とするものでございます。 以上、よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔産業観光部長、山下敏彦君登壇〕
◎産業観光部長(山下敏彦君) 議案第147号、字の区域の変更について、提案の御説明を申し上げます。 本件は、山口県が施行しております中山間地域総合整備事業による鹿野大潮地区の圃場整備に伴い、整備後の土地にあわせた字界の変更を行うもので、地方自治法第260条第1項の規定により、市議会の議決をお願いするものでございます。 字の区域を変更しようとするのは、小河内換地区及び芋掘換地区でございまして、変更の内容は2ページ、3ページの字の区域の変更明細書のとおりでございます。なお、参考として4ページに県営中山間地域総合整備事業の計画一般図、5ページ以降にそれぞれの換地区ごとの字界変更箇所図及び字区域変更図を添付いたしております。 以上で、議案第147号の説明を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、福嶋崇男君登壇〕
◎都市建設部長(福嶋崇男君) 議案第148号及び次の第149号につきましては、市営住宅の管理上必要な事項について、訴えの提起をするものでございまして、関連しておりますので一括して御説明申し上げます。 議案第148号及び第149号につきましては、市営住宅の入居者で家賃を長期間滞納し、市の督促、催告、臨戸訪問等の納付指導に応じない滞納者に対しまして、公営住宅法第32条及び周南市営住宅条例第41条の規定に基づき、滞納家賃等の支払い及び住宅の明け渡しを、またその滞納者の連帯保証人に対しまして、滞納家賃等の支払いを求め、訴えの提起をするもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定によりまして議会の議決をお願いするものでございます。 詳細につきましては、各議案に参考資料を添付しておりますので、よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 〔消防長、山本恭正君登壇〕
◎消防長(山本恭正君) 議案第150号及び第151号、動産の買入れについて、一括して御説明を申し上げます。 まず、議案第150号でお願いします屈折はしご自動車は、中層アパートの多い周陽地区の火災などに活用してきたものでありますが、昭和63年に東消防署に配備して以来21年間使用しているもので、老朽化が著しいため更新するものでございます。 参考図を添付させていただいておりますが、この車両の特徴としましては、直進式はしご自動車とは異なり、はしご部分が「く」の字に曲がりますので、電線等の障害物を避けながら建物に近づくことができ、人命救助が行えるものでございます。また、先端に装備しておりますバスケット内から放水あるいは屋内に進入して消火活動ができるように、高圧の噴霧消火装置を装備しております。今回の車両と現行の車両を比較しますと、車両の長さが1.1メートル、幅も20センチ小さくなることにより、狭い道路や中層アパートが密集している場所でも使用できるなど、機動性にすぐれている車両でございます。 次に、議案第151号の水槽付消防ポンプ自動車は、今年度、須々万地区に整備を進めております消防出張所に配備するため、新たに整備するものでございます。 この車両は、少人数で迅速な消防活動ができるように、後部にホースカーを装備するとともに、空気呼吸器や油圧の救助器具などの資機材を積載し、各種の災害に対応できるように配慮をしております。 2台の消防車両につきましては、県内3社による指名競争入札の結果、屈折はしご自動車は買い入れ金額6,814万5,000円、水槽付消防ポンプ自動車は買い入れ金額4,116万円、ともに株式会社ハツタ山口が落札したものでございます。 よろしく御審議、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。次の会議は10時55分から再開します。 午前10時43分休憩 ────────────────────────────── 午前10時55分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 提案説明を続行いたします。 〔水道局副局長、重永武千代君登壇〕
◎水道局副局長(重永武千代君) 議案第152号、平成20年度周南市水道事業会計決算について、御説明申し上げます。 まず、水道事業におきます業務量の概要から御説明申し上げます。恐れ入ります。決算書18ページをお願いします。平成21年3月31日現在におきます徳山水道事業、新南陽水道事業、夜市戸田湯野水道事業、徳山簡易水道事業、新南陽簡易水道事業、おのおのにおきます事業別の業務量でございまして、5事業合計いたしました周南市水道事業といたしましての年度末給水人口は12万4,964人、前年、平成19年度と比較いたしますと725人の増、給水戸数は6万165戸と前年度より297戸増加いたしました。年間総配水量は1,793万9,446立方メートルで、対前年度より52万3,732立方メートルの減少でございます。料金収入の対象となります有収水量におきましても1,563万9,526立方メートルとなりまして、前年度より25万1,807立方メートルの減となりました。年間有収率は87.2%、前年度と比べまして1.1ポイントの上昇でございます。また、給水区域内における水道普及率は97.3%となっているところでございます。 それでは、決算書、最初のページにお戻りいただきまして、1ページ、2ページでございます。平成20年度周南市水道事業決算報告書につきまして、収益的収入及び支出から御説明申し上げます。 まず、収入でございます。第1款、徳山水道事業収益以下5事業を合わせました収入の決算額は36億7,168万77円となりまして、予算額に対し3,353万3,923円の減収となりました。その内訳でございます。営業収益、これは主に水道料金収入でございまして34億1,448万9,228円、営業外収益は預金利息、一般会計補助金、また雑収益、加入金等々でございまして2億5,719万849円、特別利益はございませんでした。 続きまして、支出でございます。5事業合わせました支出の決算額は32億9,831万6,332円となりまして、予算額に対し1億5,797万5,668円の経費節減となっているものであります。内訳でございます。営業費用が人件費、動力費、委託料、また修繕費等の維持管理費及び減価償却費等で28億65万7,882円でございます。営業外費用は企業債借入利息、支払消費税及び地方消費税、協議会(周南都市水道水質検査センター)費用等々で4億7,680万3,738円、特別損失は2,085万4,712円は、水道料金の時効等による不納欠損金等々でございます。収入の決算額36億7,168万77円から支出の決算額32億9,831万6,332円を差し引きいたしました3億7,336万3,745円、これは消費税及び地方消費整理前の利益額でございます。 3、4ページに移っていただきまして、資本的収入及び支出でございます。 まず、収入でございます。第1款、徳山水道事業資本的収入以下4事業を合わせました資本的収入の総額は15億5,787万5,009円となるものであります。新南陽簡易水道事業における資本的収入額はございません。内訳でございます。企業債の借入金といたしまして14億2,830万円、これは送配水設備、浄水設備等改良事業、また老朽管更新事業、北山配水池建設事業、工業用水共同施設改良事業負担金などの財源及び平成20年度におきます企業債の補償金免除繰上償還にかかる資金としての借換債であります。出資金といたしまして、一般会計より1億478万6,728円の繰り入れをしていただいております。これは、今日までの水源開発事業にかかる借入企業債の償還元金の一部に充当いたすものであります。そのほか負担金1,112万5,096円、固定資産売却代金291万9,185円、国庫補助金500万円、受託金574万4,000円でございます。 次に、支出でございます。徳山水道事業以下5事業合わせました資本的支出の総額は29億5,420万6,354円で、翌年度、平成21年度へ3億329万872円の繰り越しをいたしまして、予算の不用額は2億9,413万3,432円となるものでございます。内訳でございます。建設改良費で8億1,948万6,439円、これは送配水設備、浄水設備等改良費、北山配水池建設事業費、工業用水道共同施設負担金などでございます。企業債償還金は補償金免除の繰上償還額9億3,600万円を含めまして21億3,471万9,915円でございます。 なお、繰越額3億329万872円につきましては、去る平成21年第5回周南市議会定例会において、予算繰越計算書及び継続費繰越計算書として御報告申し上げましたとおりでございます。 欄外に記載してございます資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額13億9,633万1,345円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額をもって補てんをいたしたものでございます。 追って資本的支出の建設改良費につきましては、その工事の実施内容の概況を13ページから16ページにかけまして、また企業債の償還状況等につきましては、その明細書を41ページから48ページにかけて記載してございますので御参照いただきたいと存じます。 続きまして、財務諸表関係について御説明申し上げます。5ページ、6ページの損益計算書でございます。さきに決算報告書の中で収益的収入及び支出の決算額について御説明を申し上げましたところでございますが、ここでは消費税及び地方消費税抜きにて、徳山水道事業以下5事業を合わせました損益の計算をいたしております。 まず、営業収益は32億5,563万9,101円、営業費用が27億5,666万1,150円、営業外収益は2億5,450万9,930円、営業外費用が3億9,707万9,459円でございまして、平成20年度の経常利益は3億5,640万8,422円となるものでございます。特別利益はございませんので、特別損失1,986万1,639円を減じまして、6ページ、下から3行目にございます当年度純利益3億3,654万6,783円が周南市水道事業会計の平成20年度決算におきます純利益でございます。 次の行でございます前年度からの繰越利益剰余金3億6,192万1,847円と合わせまして、最終行の当年度(20年度)未処分利益剰余金は6億9,846万8,630円となるものでございます。なお、徳山簡易水道事業及び新南陽簡易水道事業におきましては不採算事業ということでございますので、一般会計よりそれぞれ事業の運営費といたしまして、徳山簡易水道事業に7,952万5,645円、新南陽簡易水道事業に3,597万9,643円を補助金として繰り入れていただきましたが、簡易水道事業におきましては、合計で796万1,406円の純損失となっているところでございます。 追って損益計算書の収益及び費用の詳細につきましては、決算書25ページから39ページにかけて記載しております収益費用明細書を御参照のほどお願い申し上げます。 続きまして、7、8ページの剰余金計算書でございます。まず、利益剰余金の部でございます。先ほど御説明いたしました損益計算書にて毎年度の営業活動の結果の純損益の額を、どのように処分または処理したかの経過を記載するものでございまして、減債積立金は前年度の利益のうち449万9,091円を積み立ていたしまして7,370万2,326円、利益積立金、建設改良積立金は変動はございませんで、積立金合計額は1億8,815万8,779円であります。未処分利益剰余金におきましては、さきに御説明申し上げましたとおり前年度繰越利益剰余金に当年度純利益を合算いたしまして6億9,846万8,630円となるものでございます。 次の資本剰余金につきましては、国庫補助金、工事負担金、受贈資産寄附金、他会計補助金等、建設改良事業の財源として営業活動以外の収入及び資産の除却等により処分した額を記載いたしておるものでありまして、各項目ごとの年度末残高の合計額が、8ページの中ほどにございます翌年度、21年度に繰り越す額103億7,673万2,699円となるものでございます。 続きまして、8ページ下の段の剰余金処分計算書(案)でございます。平成20年度決算におきます未処分利益剰余金6億9,846万8,630円のうち2億円を減債積立金に積み立てて利益処分をし、翌年度への繰越利益剰余金を4億9,846万8,630円といたすものでございます。これは翌年度におきまして、企業債の償還元金の一部に充当いたしまして、自己資本の充実とともに、資本勘定、すなわち4条予算の財源となります内部留保資金の充実を図るものでございます。 次に、9ページ、10ページ、平成20年度貸借対照表につきまして御説明申し上げます。平成20年度末現在の企業の財政状況を明らかにするためのものでございます。平成21年3月31日におきます資産の合計額は、9ページ、資産の部の最下行にあります293億8,509万8,380円となるものでございまして、内訳でございますが、固定資産が有形固定資産及び無形固定資産で271億5,663万4,133円、流動資産が現金預金、未収金、貯蔵品、その他流動資産で22億2,846万4,247円でございます。 対しまして、負債の合計額は10ページでございますが、9億8,462万3,935円、その内訳は固定負債が退職給与引当金、修繕引当金で2億773万3,506円、流動負債が一時借入金、未払金、その他流動負債で7億7,689万429円であります。また、資本の合計額は下から2行目でございます。284億47万4,445円でございまして、内訳は、資本金が自己資本金及び借入資本金で171億3,711万4,337円、剰余金が資本剰余金及び利益剰余金で112億6,336万108円でありまして、負債及び資本の合計額は293億8,509万8,380円と相なるものでございます。前ページにあります資産合計額に合致いたすものでございます。 なお、流動負債にございます一時借入金5,270万円は、政府資金であります財政融資資金からの長期借入金、すなわち企業債にかかる起債前借によるものでございまして、一般の期中におきます一時的な資金不足を補うための短期の借入金ではございません。 また、注釈といたしまして、退職給与引当金及び修繕引当金の取崩額、計上額を記載いたしております。固定資産におきましては、期中における増減また減価償却額等を固定資産明細書として、決算書40ページに記載しておりますので、御参照のほどお願い申し上げます。 以上、議案第152号、平成20年度周南市水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。どうかよろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げます。 〔健康福祉部長、上田秀利君登壇〕
◎健康福祉部長(上田秀利君) 議案第153号、平成20年度周南市病院事業会計決算の認定につきまして御説明を申し上げます。 新南陽市民病院は「市民に奉仕する医療」を基本理念に、周南西部地域の中核医療施設として、隣接の介護老人保健施設と合わせ、福祉と医療の一体となったサービスを提供しているところでございます。 病院事業を取り巻く環境は大変厳しく、医療費抑制の流れの中、診療報酬の引き下げ等で、厳しい経営状況が続いております。また、患者数につきましても、平成16年度をピークに減少が続いており、平成20年度は入院患者数が1日平均117.8人で、前年度比2.6%の減少、外来患者数が1日平均320.1人で、前年度比6.5%の減少となっております。 当年度純損失につきましては、患者数は減少したものの在院日数の短縮や加算等による単価の上昇によりまして、前年度に比べ約4,500万円ほど改善しておりますが、それでもなお1億4,000万円程度となりまして、厳しい経営状況が続いております。このため現在、平成20年度に作成いたしました病院改革プランに沿って、経営改善に鋭意努めているところでございます。 それでは、平成20年度周南市病院事業会計決算書により御説明いたしますので、決算書の1ページをお願いいたします。決算報告書の(1)の収益的収入及び支出でございます。 まず、収入につきまして、病院事業収益の決算額は25億7,792万3,829円となりました。その内訳は、医業収益が23億9,188万5,008円、医業外収益が1億8,603万8,821円でございます。 一方、支出につきましては、病院事業費用の決算額は27億1,858万1,689円になりました。内訳は、医業費用が25億9,803万4,806円、医業外費用が1億1,987万5,153円、特別損失が67万1,730円でございます。 2ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出でございます。収入につきまして、資本的収入の決算額は3億7,488万6,000円となりました。内訳は、企業債が1億2,810万円、一般会計負担金が2億4,463万4,000円、県補助金が215万2,000円でございます。 一方、支出につきましては、資本的支出の決算額は5億5,288万8,765円になりました。内訳は、建設改良費が1億3,945万2,600円、企業債償還金が4億1,343万6,165円でございます。これにより、資本的収入額が資本的支出額に不足する1億7,800万2,765円は過年度分損益勘定留保資金等で補てんしております。 なお、決算報告書の金額は実際に出納した金額で消費税を含んでおりますが、3ページの損益計算書や18ページからの明細書等の金額には、経営の実態を正確に示すということから、消費税を除いた金額を掲載するようになっておりますので御留意いただきたいと思います。 3ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1の医業収益につきましては、入院収益、外来収益及びその他医業収益の総額が23億8,821万2,752円となりました。2の医業費用は職員の給与費、経費、減価償却費、資産減耗費の総額が25億9,795万8,846円になりました。その結果、医業収支は2億974万6,094円の損失となりました。 一方、医業外収支は、他会計負担金等の医業外収益が1億8,574万1,683円。医業外費用が1億1,620万6,835円で、医業外収支は6,953万4,848円の利益となり、2月と3月の診療報酬の減額分である過年度損益修正損の特別損失を加えた当年度純損失は1億4,088万2,976円となりました。 4ページをお願いいたします。剰余金計算書でございます。利益剰余金の部のうち、Ⅲの欠損金でございますが、前年度未処理欠損金7億3,022万7,747円に、当年度純損失1億4,088万2,976円を加えた8億7,111万723円が当年度未処理欠損金となっております。 5ページをお願いいたします。資本剰余金の部のうち、当年度の増減でございますが、Ⅰの受贈財産評価額の当年度処分額25万円は、開院当時からの救急車を廃車したもので、Ⅲの県補助金の当年度発生高215万2,000円は資本的収支にかかる新型インフルエンザ対策補助金で、Ⅳのその他資本剰余金の当年度発生高2億4,463万4,000円は、資本的収支にかかる一般会計の負担金で、企業債償還元金の一部を市から繰り入れたものでございます。 7ページをお願いいたします。平成21年3月31日現在の貸借対照表でございます。資産の部のうち、1の固定資産の合計は、7ページの真ん中あたりに記載していますとおり56億3,268万9,358円で、主なものは土地、建物、器械備品等でございます。また、2の流動資産でございますが、現金預金10億3,298万3,208円、未収金4億3,088万2,806円、短期貸付金7,000万円で、流動資産の合計は15億3,386万6,014円となっております。医業未収金の主なものは2月と3月分の診療報酬で、これは2カ月後に入金されるものでございます。また、医業外未収金は、病院群輪番制にかかる県補助金及び新型インフルエンザの県補助金等でございます。他会計貸付金は、介護老人保健施設事業会計に一時貸付をしているものでございます。 8ページをお願いいたします。資産の合計につきましては、72億1,742万8,774円でございます。 次は負債の部でございます。4の流動負債の未払金合計は8,859万7,667円でございます。医業未払金は医療公社に支払う交付金等で、その他未払金は消費税の後期支払分と3月納入の医療機器未払分でございます。 次は資本の部でございます。5の資本金の合計は61億4,528万833円、6の剰余金の合計は9億8,353万977円で、資本合計は71億2,881万1,810円でございます。 10ページ以降は、決算附属書類として事業報告書、収益費用明細書等を添付しておりますので御参照いただければと存じます。 以上で、平成20年度周南市病院事業の決算に関する説明を終わります。 続きまして、議案第154号、平成20年度
周南市介護老人保健施設事業会計決算の認定につきまして、御説明を申し上げます。 介護老人保健施設ゆめ風車は、平成16年4月の開設以来、利用者の方々が自立した日常生活を営むことができるよう在宅復帰を目指した取り組みを行ってまいりました。平成20年度の利用者数につきましては、入所者数が1日平均47.4人で、前年度と比較して1.3人減少し、短期入所は1日平均4.7人で、前年度と比較して0.5人の減少となり、施設入所者合計の1日平均は52.1人となっております。 一方、通所リハビリテーションは1日平均25.7人で、前年度と比較して2.3人増加しております。通所リハビリテーションの利用者は、前年度に比べ増加しておりますものの、施設入所者は1.8人減少しており、このため当年度純損失は、前年度より約890万円増加し2,921万円余りとなっております。厳しい経営状況が依然として続いておりますことから、現在、各所のケアマネジャーや施設等を訪問し、入所案内に努め経営改善に努めているところでございます。 それでは、平成20年度
周南市介護老人保健施設事業会計決算書により御説明いたしますので、決算書の1ページをお願いいたします。決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。 まず、収入につきまして、介護老人保健施設事業収益の決算額は2億8,569万2,167円となりました。内訳は、事業収益が2億7,981万1,381円、事業外収益が588万786円でございます。 一方、支出につきましては、介護老人保健施設事業費用の決算額は3億1,490万5,971円となりました。内訳は、事業費用が2億9,064万1,448円、事業外費用が2,426万4,523円でございます。 次に、2ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出でございます。収入につきまして、資本的収入の決算額は2,255万4,649円となりました。内訳は、一般会計の負担金が2,231万6,469円、その他収入が23万8,180円でございます。 一方、支出につきましては、資本的支出の決算額は3,259万6,662円となりました。内訳は、企業債償還金が3,235万8,482円、投資が23万8,180円でございます。これにより、資本的収入額が資本的支出額に不足する1,004万2,013円は、当年度分損益勘定留保資金で補てんしております。 なお、決算報告書の金額は、実際に出納した額で消費税を含んでおりますが、3ページの損益計算書や16ページからの明細書等の金額には経営の実態を正確に示すということから、消費税を除いた金額を掲載するようになっておりますので、御留意いただきたいと存じます。 3ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1の事業収益につきましては、施設療養費収益、施設利用料収益及びその他の事業収益の総額が2億7,959万5,702円になりました。2の事業費用は職員の給与費、経費、減価償却費の総額が2億9,062万8,066円になりました。その結果、事業収支は1,103万2,364円の損失となりました。 一方、事業外収支でございますが、3の事業外収益が他会計負担金等で609万6,465円、4の事業外費用が2,427万7,905円で1,818万1,440円の損失となり、当年度純損失は2,921万3,804円となりました。 4ページをお願いいたします。剰余金計算書でございます。利益剰余金の部のうち、Ⅲの欠損金でございますが、前年度未処理欠損金1億8,130万6,812円に、当年度純損失2,921万3,804円を加えた2億1,052万616円が当年度未処理欠損金となっております。 5ページをお願いいたします。資本剰余金の部のうち、Ⅲのその他資本剰余金でございますが、増減は当年度発生高の2,255万4,649円でございます。内容は、資本的収支にかかる一般会計の負担金で企業債償還元金の一部を市から繰り入れたものでございます。 7ページをお願いいたします。平成21年3月31日現在の貸借対照表でございます。資産の部のうち、1の固定資産の合計は7ページの真ん中あたりに記載しておりますとおり14億9,782万1,313円でございまして、主なものは土地、建物、器械備品等でございます。また、2の流動資産でございますが、現金預金3,414万4,246円、未収金4,143万2,790円で、流動資産の合計は7,557万7,036円となっております。事業未収金の主なものは2月と3月の介護報酬で、これは2カ月後に入金されるものでございます。資産の合計につきましては、7ページの一番下にあるとおり15億7,339万8,349円となっております。 8ページをお願いいたします。次は負債の部でございますが、3の流動負債の一時借入金7,000万円、未払金は543万2,320円となっております。一時借入金は病院事業会計から一時借入をしており、事業未払金は主に医療公社に支払う交付金でございます。 資本の部でございますが、4の資本金の合計は16億833万8,479円、5の剰余金の合計はマイナス1億1,037万2,450円で、資本合計は14億9,796万6,029円でございます。 9ページ以降は、決算附属書類として事業報告書、収益費用明細書等を添付しておりますので御参照いただきたいと存じます。 以上で、平成20年度周南市介護老人保健施設事業の決算に関する説明を終わります。よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。 〔都市建設部長、福嶋崇男君登壇〕
◎都市建設部長(福嶋崇男君) それでは、議案第155号、工事請負契約の締結について、御説明申し上げます。 本工事請負契約につきましては、平成20年度に周南第1住宅の52棟から58棟までを解体した跡地にK・L棟を平成22年度にかけて建てかえるもので、周南市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。 建物の概要でございますが、鉄筋コンクリートづくり地上3階地下1階建てで、建設戸数は2DK、3DKそれぞれ18戸の計36戸となっております。建物の延べ床面積は2,694.08平方メートルで、住宅1戸当たりの専用面積は、2DKが56.13平方メートル、3DKが69.58平方メートルでございます。また、この建物の建設にあわせて駐車場、自転車置き場等を整備いたします。 去る8月26日に、いしまる・アキタ建設特定建設工事共同企業体、三和建設・徳島工業特定建設工事共同企業体、日光組・チューケン特定建設工事共同企業体及び洋林建設・福谷産業特定建設工事共同企業体の4者で公募型指名競争入札を行いました結果、3億3,408万9,000円で、洋林建設・福谷産業特定建設工事共同企業体に落札決定したものでございます。 また、この工事の期間は、本契約を成立させる旨の意思表示をした日の翌日から平成22年10月29日までを予定いたしております。なお、本工事のほか機械設備工事、電気設備工事、植栽工事につきましては、別途に発注いたすこととしております。 以上で、議案第155号の提案説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願いいたします。 〔教育部長、原田光広君登壇〕
◎教育部長(原田光広君) 議案第156号、工事請負契約の締結について、提案理由を御説明申し上げます。 現在の岐山小学校の屋体は、昭和38年建築の鉄骨づくり平屋建てでありますが、近年、経年劣化により建物本体の傷みが進み、体育の授業等にも支障を来している状況にございます。このため、平成21年度に現在の屋体と隣接する校舎の一部を解体して、平成21年度、平成22年度の2カ年度事業として、同位置に屋体を建設しようとするもので、完成の予定は平成22年7月30日でございます。 構造は、鉄筋コンクリートづくり、一部鉄骨づくり、平屋建てで建築面積1,389.51平米、延べ床面積1,094.47平米となっております。なお、本主体工事には、屋体改築主体工事のほか、渡り廊下、及び既存校舎の連絡ひさしの建築が含まれております。メインのアリーナは、バレーボール及びミニバスケットボールなら2面、バドミントンなら3面とれる面積を有しておりまして、完成後は学校行事や体育の授業のみならず、地域のスポーツ団体や各種団体が活用できる施設としても期待しているところでございます。 去る8月26日に、国沢建設株式会社、三和建設株式会社、株式会社日光組、濱田建設株式会社、福谷産業株式会社、洋林建設株式会社の6社で公募型指名競争入札を行いました結果、1億9,140万4,500円で株式会社日光組に落札決定したものでございます。 参考資料として、工事概要のほか、位置図、配置図、平面図及び立面図を添付しておりますので、御参照の上、御審議、御決定のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(福田文治議員) これより質疑に入ります。 まず、議案第130号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆31番(小林雄二議員) 31ページなんですが、学校給食費の関係で説明では減額があるわけなんですけども、全体的な事業の見直しというふうに説明をされました。それで、あと債務負担行為の部分も補正前と補正後で金額、これは増額ということなんですが、その何か大きな要因というんですか、そういうのがあって事業の見直しということになってるんでしょうか。 去る5月に、これは建築基準法に係る部分の建築審査会を開催をされて、順調に行きよるんかなというふうにも理解をしてたんですが、その大きな事業の見直しというような部分について説明をしてほしいというふうに思いますし、その危惧する部分は、給食センターの建設、給食センターの基本計画ですが、これは平成24年度でしたかね、24年度エンドでもって10カ所を建設というふうに計画は出されております。このたびの2カ所と、あと熊毛のことも若干説明されましたが、全体的な基本計画にのっとった事業計画の中での全体的な事業の見直しなのか、部分的な事業の見直しでこのたびの減額ということになったのか、そこら辺のところをちょっと説明をしておいてほしいというふうに思います。
◎教育部長(原田光広君) 工事請負費が今回、減額になっておりますが、栗屋と新地の給食センターの建設につきましては、御承知のとおり平成21年度及び22年度の2カ年度で建設するということにいたしております。 今回の工事請負費の減額の要因は大きく3点ございます。まず、第1点は地元意見聴取会、あるいは建築審査会からの意見を踏まえまして、騒音・臭気対策を当初の設計よりも強化したということと、平成22年度に屋外附帯工事とあわせて整備を予定しておりました除外施設──除外施設といいますのは、公共下水道法に基づいて給食センターで使用しました水を公共下水に流す前の前処理をする施設でございますが、その施設を22年度に整備をしようとしていたものを、今回の機械設備と一体的にやったほうがいいだろうということで、設計の見直しをしたということで、この見直しによりまして、事業費がそれとこの2つの事業費を膨らましたと、それとそれを含めて実施設計がほぼ確定をしたということでございます。 それから、2点目は、今言いましたように、工事内容を見直したことによりまして、設計の完成の時期が多少ずれました。この完成の時期がずれましたことによって、当初から2カ年で事業を行うということでやっておりました当初の建築費の実績配分を21年度の65%、22年度の35%という形で予定しておりましたものを21年度に40%、22年度に60%という形で、事業費の中身を変えたということでございます。 それから、もう一点は、高尾の給食センターの整備でございますが、市営住宅を取り込んで建設をしようということにしておりました。高尾の市営住宅3棟ございますが、その中に入居者が2世帯ございます。この2世帯の方のほぼ同意が得られる見通しになったことから、今回、高尾の給食センターの解体の工事費をこの工事費の中に入れ込んだということで、今回、一番最初に申しました建設費の増額分で21年度の事業費といたしましては、3,856万4,000円が増加をした、それから事業費を見直したことによって2億1,155万8,000円減額をしたと、それから高尾の造成の工事で2,857万7,000円増加をしたと、この3点の理由で工事請負費が1億4,441万7,000円ほどことしは減額になったということでございます。 もう一点の給食センターの大きな変更があったかということでございますが、私どもは昨年の7月に建設の整備基本計画をお示しをしております。その建築の基本計画に基づきまして、多少工事費の増減、あるいは工期の延長等がございますが、その計画に基づいて粛々と事業を進めているところでございまして、大きな変更はないというふうな形で認識をしております。 したがいまして、当初の整備計画に基づいた確実な事業の進捗にこれからも努めていきたいというふうに思っております。
◆31番(小林雄二議員) 財務のほうが説明されたんで、財務のほうが答えられるかなと思うて、財務のほうばっかり向いて質疑しましたから、申しわけありませんでした。 多少の工事費の変更ということをおっしゃいましたけども、それ予算として議会でもって通るわけですよね。それでもって、あとで事業費が見直されて、こう変わった、ああ変わったとか言われても、極めて私にとっては厳しい部分があるんで、そういった部分で言えば、ある程度やっぱりこの基本計画と、それと建築審査会等も開かれておりますし、それとか学校給食センター運営審議会の中でもいろんなことを提案されています。山口県の循環型農業事業を積極的に展開していくんだと、それはすべてのセンターにおいて展開していくんですよと、そういったような設問というんですか、提案もされているわけで、そういった部分が入ってくれば、今後、その予算は予算でもって提案はされたが、いやそれぞれ地域の中で地域住民との話の中でこういうふうに変わった、ああいうふうに変わった、減額になった、増額になったという部分は、どんどん出てくる部分で言えば、判断が極めて難しい部分があると思うんですね。 そういう意味では、じっくりそういう部分も含めて、その新たな山口県の循環農業事業もすべてのこれはセンターについて展開していくんだというふうにおっしゃってますし、そういった意味では、すべての方針をきちっと精査されて提案をされるべきではないかというふうに思うんですが、その辺について一言答弁お願いできますか。
◎教育部長(原田光広君) 給食センターの整備に当たりましては、地産地消、あるいは食育ですね。そうした形のものは当初の整備計画の中に入れております。この辺を変更しようという考え方は持っておりません。 したがいまして、今回、増額となった部分は、新地のセンターは特に市街地に立地をしているということで、通常の防音・防臭対策というものは行われておりましたが、地元の意見聴取会等、あるいは建築審査会のほうで、さらにその強化をしたほうがいいという、してほしいという要望が出ましたので、その意見をもとにその建築費を増額をしたということでございまして、当初から考えておりますすべて米飯を設置をしていくとか、地産地消に努めていくとか、アレルギー対策ができるような設備をつくっていくとか、そうしたものについての基本的な考え方の変更はしておりませんし、今回もそうした面での予算の変更はしていないというのが状況でございます。
◆31番(小林雄二議員) 最後になりますが、それぞれ建築審査会の会議録とか、給食センターの運営審議会の会議録とかというのを読ませていただきました。 大筋は、この計画で行くということなんですけれども、その中でもやっぱり給食センターが防災の拠点になるとか、いざというときの避難所になるとか、それとか炊き出し施設にもなるんですよと。そういうふうな説明をされるならば、住民説明会のときに、建築審査会の部分で言えば、ある程度、建築基準法の48条に載ってる部分で言えば利害関係者ということになりますけども、ある意味、センターをこれから建設していく段階の中では、地域住民に説明をするという意味では、用途変更だけの利害関係者の説明会だけじゃなしに、もっと幅広く、自治会、連合自治会等含めた防災の拠点とおっしゃるならば、そういった説明会なり意見聴取をされながら進めていくというのが、よりソフトランニングするんじゃないかというふうに思うんですが、その辺についてだけ御答弁のほどよろしくお願いいたします。
◎教育部長(原田光広君) 議員さんおっしゃるとおりだというふうに思っております。我々もこの新地のセンターの整備に当たりましては、当然、用途変更するということで、利害関係者の方に集まっていただきまして、意見聴取会も行いました。 しかし、その前に保護者の方、あるいは地域の代表の方、学校関係者の方、そういう方にお集まりいただきまして、そうした説明も行っております。今後とも、そうした整備に当たっては、建築場所等が決定いたしましたら、決定をするに当たっても、決定をしてもそうした意見といいますか、そうした説明会は進めていかなくちゃいけないというふうに認識はいたしております。
◆34番(古谷幸男議員) 単純に聞きたいと思うんです。現在、政権が変わるということで、国の補正予算等について、凍結が公然と出ております。これは政府及び与党関係者から公然と出ておるわけですが、今回、周南市のこの補正予算の中にその凍結の可能性がある予算というものが予測されるかどうか、聞いておきたいと思います。
◎財務部長(磯部恒明君) 政権が変わって、景気対策にかかわる国等からの交付金等がどうなるかという御質問でございますが、これにつきましては、私どもは新聞報道しかございませんけれども、基本的には今、きょうもちょっと御説明いたしましたけれども、地域活性化・経済危機対策臨時交付金、これは8億7,325万円という、一応交付限度額の内示をいただいてます。そして、きょう御提案しました地域活性化・公共投資交付金についても1億600万円という形での交付限度額の内示をいただいてます。 そういうことで、どうなるかというのはちょっとわかりませんけれども、一応内示はいただいてるんで、こういうような形で議会にも上げて、予算化してるわけですから、私どもはこれは執行していけるという理解をしています。国がどうなるかというのは、また政権変わって、また具体的に出ると思いますけれども、現在ではそういうふうな考え方をしております。
◆34番(古谷幸男議員) 農水関係が直接もうストップしてるんですね。現実的に西のほうで起きた話なんですが、入札の前日、農水のほうからストップかかって凍結ということで、入札も延期されたと、こうした状況があります。それは約2,000万円ぐらいの事業です。 私がなぜ聞くかと言いますと、この事業の中で予算を組まれて、この議会で決まったとしましても、国からの内示が凍結されてしまって、予算がこなくなったら、その事業はどうなるかということですね。 そうした財源の根拠になるものがどうなるかということをやはり私はある程度予測した中で対応せざるを得ないんじゃないかということでお聞きしてるわけです。非常に重要な予算ですので、本当にしっかりした考え方を持っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
◎財務部長(磯部恒明君) いろんな形で経済対策の交付金なり補助金等がございます。そういう場合に、凍結等が起これば、当然、私どもは事業はできません。 そういうことで、今までの申請もそれはなかったということにしか、財政的にはできませんので、その辺は私どもはまた実際にそのような凍結があった時点でもって判断をさせていただきたいと思います。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆12番(藤井直子議員) 26ページ、27ページの農林水産費の農業費、農業振興費のところですが、道の駅でありますけれども、周南再生戦略会議の答申では、東西2つの道の駅とか、それから農産物の供給やananステーションということで、例えば遊休農地、耕作放棄地をあっせん借り上げをして、道の駅農園を経営するとか、学校給食とも連携する。そして道の駅が営農指導員を雇用して、出荷農家の生産、出荷、加工をアドバイスするとか。 それから、防災では入浴施設や仮設住宅用地、炊き出しや飲料用の貯水槽、食料品の備蓄室やヘリポート、そして応急処置室、そしてその他のものとしてリハビリの場の提供だとか、障害のある人の雇用の場、そして子供たちには道の駅農園での体験学習だとか、温泉の提供とか、海外交流機能、こういうものが包含された道の駅が望まれるという答申をされていますが、こういうものをつくるということでしょうか。
◎産業観光部長(山下敏彦君) この補正予算には、道路管理者であります国のほうで一体型の道の駅の整備ということで、国のほうは簡易パーキング事業ということでありますけども、今回、そういう設計の事業費がついたということで、私ども国と一体となってこの事業を進めたいということでありまして、用地測量、それから建物の調査、そういうのを計上しているところでございます。 当初予算にも計上しておりますように、今、西部道の駅の基本計画の策定業務ということで取り組んでいるわけでございます。道の駅、東西2カ所ということでありましたけど、まずは先ほど言いましたように、国のほうでもそういう一体化の整備をされるということで、西のほうから取り組んでいるというような状況でございます。 それから、再生戦略会議のほうの答申いただきましたことでございますけども、今、先ほど言いましたように、基本計画の策定を進めるということで準備をしております。安心安全のananステーションということで、こういう道の駅を位置づけております。そういった中で、どういうことで盛り込まれるかということもございます。そういう中で、策定の中でしていきたいというふうに思っております。
◆12番(藤井直子議員) 同じところですが、この説明の中では国の調査にあわせて用地、建物の調査をするということでありましたけれども、この国の調査はどういうもので、市の調査とどこが違うのかというところを教えてください。
◎産業観光部長(山下敏彦君) 国のほうは簡易パーキング事業ということで、この測量設計ということで国のほうの補正予算で上げてらっしゃいますけども、私どもは道の駅というのは休憩施設、それから情報発信機能、それから地域振興機能という、この3つの機能があるわけでございまして、私どものほうは地域振興機能ということを受け持つわけであります。ただ、単に車がとまるパーキングということじゃなくて、そういった意味で言いますと、もう少し面積の広いと。国のほうの事業は駐車場、トイレとか、そういうところになろうかと思いますけども、それよりは面積が広いところになりますので、そこの用地の測量、それから建物の調査をするということでございます。
○議長(福田文治議員) 議員の皆さんに申し上げます。申し合わせにより、予算議案については大綱質疑となっておりますので、よろしくお願いいたします。
◆12番(藤井直子議員) だから、この西部道の駅の予定地の中の簡易パーキングの所は、この面積は国が調査をして、地域振興施設の部分はそこにある用地や建物については市がするという、そういう面積分けということですか。
◎産業観光部長(山下敏彦君) 今、御存じのように、国のほうでは国道2号の戸田拡幅ということで事業を進めておりますけども、それの進捗ということもあります。国のほうではそれに合わせたということもありますので、そういうことで簡易パーキング事業ということをされております。 市のほうでは、先ほど言いましたような、それのもう少し大きくなりますけども、そういうところをやろうということであります。
◎市長(島津幸男君) 議員にもう少しわかりやすく申し上げますと、今、国が特に国土交通省の国道関係の皆さん頑張っていただいているのは、戸田のほうから──戸田といいますか、椿峠から来ますと、大型トレーラーが右折するのが大変なんですね。そこは国道上の問題なんで、国のほう、かなり熱を入れてやっていただいてます。 それからもう一つは、裏側にあります河川ですね、夜市川です。これをぜひとも地元の御意見もございまして、河川公園化してもらいたいということございます。これも国のほう、今、お願いして御一緒しようということございます。 そのように、敷地だけではなくて、周りの周辺も含めまして、かなり国のほうも今、熱を入れてやっていただいておりますので、御参考までにお答えしておきます。以上です。
◆24番(形岡瑛議員) 大綱質疑なんで、道の駅について、大枠な話をもう一回説明をお願いしたいと思うのは、今、藤井議員が聞きましたとおり、答申で出されているさまざまな、かなり大がかりな施設としてのananステーションを想定した土地の調査になってるのか。つまり、その基本計画を西部でつくると言いながら、基本計画が我々の前に明らかにされないまま土地の調査というふうになっているからわからないんですね。 それから、これだけの施設をいわば市長が答弁いつかされましたが、答申どおりのものをつくる、あるいは全部できないかもしれないと、ちょっとあいまいなんですね、ここ。だけど、答申どおりのものをつくるとしたら、これだけの土地が要ると、これだけの費用が要るというものの全体像が示されていないんですよ。答申出し放しなんですよ。そこがわからないんで、この際もう具体的な事業に踏み出すものですから、聞いておるんですから、そこら辺は一体どうなるのか、大筋の話をちょっと答えておいていただきたいと思います。
◎産業観光部長(山下敏彦君) 答申には、かなりのもうちょっと拡大したような部分があったと思いますけども、私どもはそういった中で、この分は面積でいいますと今、考えております用地測量するところが2ヘクタールということで考えております。例えば、これに農業の体験公園とかということになりますと、まだまだ関連する面積のところは広くなるんじゃないかというふうに思っております。
◆24番(形岡瑛議員) だから、今回の具体的なそういうものに入る前に、我々の前に全体計画を示すべきじゃないですか。今、聞けばそういうふうに言われるけども、何も明らかになってないんですよ、そうしたことが。すればとか、どこまでやるのかやらないのか、はっきり示されていませんよ、これまで。一般質問の答弁で示されていない。そこが一体どうなっているのかというのが疑問なんです。
◎産業観光部長(山下敏彦君) この私どものほうの基本的な方向性、あるいは基本的な考え方につきましては、既に7月に議会のほうにも、委員会のほうにも御説明させていただきましたし、同じような書類を議員の皆様にもお配りさせていただいたところでございます。それを受けて今、基本計画策定中ということでございます。
◆24番(形岡瑛議員) それは、承知してます。しかし、道の駅がどれほどのものになるかというものをはっきり示されてないじゃないですか。違いますか。
◎産業観光部長(山下敏彦君) 先ほど言いましたように、私ども市のほうでその答申を受けました後に、私どものほうで、今の先ほど何回も繰り返すことになりますけど、基本的な方向性、それから取り組みというようなのを2冊の冊子にまとめまして、皆様にもお配りし、また市民の皆様にもホームページを通じて、お知らせをしているというところでございます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 質疑の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。次の会議は13時5分から再開します。 午後 0時02分休憩 ────────────────────────────── 午後 1時05分再開
○議長(福田文治議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 質疑を続行します。
◆16番(金井光男議員) 先ほどから出ておりますように、不安要素としてたくさんあるんですが、1点だけどうしてもこれは確認をぜひしておきたいと思うのが、いよいよ650億円という一般会計の大きな予算になったわけですけど、その中で前年度繰越金が出ております。その中で過去2回、今年度、要するに税収が落ち込んでいるということでお返しをしてますね。今やったら国からの予算編成がどうなって、どれぐらい減って、やった事業に対して手だてがどうかとかいうことももちろん不安なんですが、それについては不確定要素もたくさんあるんで、今後のあれと思うんですが、税収ですよね。その辺の見方がまだ若干、今回の政局の不安定さみたいなことが市場にもやっぱり反映をしてというんですかね、そういう分野もあるというふうに──しゃべっちゃいけないのかな(笑声)影響が出てるやにもいろいろ聞いておるもんですから、その辺でこの10億円出てるけども、こういうので最終的にどういう見込みを現在立てられているのかなという、極めて不透明な部分たくさんあるんで難しいとは思うんですが、現時点でのとらまえ方ですね、市としてのその辺の業績も含めたとらまえ方とかいう方向があればお示しをぜひしておいていただきたいなと思うんですが。
◎財務部長(磯部恒明君) 税収等の見通しでございますが、確かに今回、補正を法人市民税については4億円と1億5,000万円で5億5,000万円の減額と、そしてこれ市税の還付なんですけれども、それと当初1億円ですから6億5,000万円ということで組んでおります。そういうふうに、まだ法人市民税については今回、決算で3月決算の計が多いですけれども、相当の落ち込みがございました。ということで、3月の決算でゼロになると、中間の申告、大体9月で11月ごろそのような形になりますけれども、これも大体ゼロというような場合がございます。それか半分、2分の1と、あれば2分の1ぐらいの予算になるところがほとんどなんですけれども、そういうことをいって、今時点で試算すると、やっぱり相当の1億円近い法人市民税が落ちるかなと。これはちょっと悲観的な見方ですけれども、そこまで行かなくても相当の金額が落ちる予想が、今の現在の予算よりも落ちることが予想されます。 そういうことで、現在、今回も財政調整基金に積みましたけども17億7,000万円程度ございます。そのうちある程度ほかの税等である程度の伸びがあると思いますけれども、これはもう12月か3月に出しますけれども、その中でまた調整はしていきますけれども、ある程度は、財政調整基金のほうで調整して、また来年度予算にもまたそういうような形でやると。 それともう一つは、今回、いろんな形で還付して実績がなくて還付したという企業については、来年度以降、3カ年で普通交付税の収入の部を逆に見てくれるわけです。ですから、簡単に言うと、3カ年でもってその減額については補てんしてくれるというのがあります。 そういうことで、ある程度、後年度での調整になりますけども、そういうようなこともありますので、そういうことを見る中で、今後の予算編成なりというのをやっていきたいと考えております。
◆16番(金井光男議員) わかりました。その規模で言うと、調整基金が17億円ぐらいというのは、非常にちょっと不安な数字ではあるなと、不安な数字といっても、もうこれは動かしようがないことなんで、そういう中で今言った、先ほども不安がいっぱいあるという中に、やっぱりそういう手だての方法とかも今後、変わってきたりしたら、相当の影響が出るなという、そこまで今から考えて、対策というのは難しい、もちろんまだできない、現時点ではできない相談だとは思うんですが、単純に言って、もう入るのはストップするけども、これからもう返す必要もないよというようなとこまで、もう6億円お返しして、それでもうそれ以上お返しするお金が必要になるとかいうことはないよというふうに理解していいのかどうかですね。
◎財務部長(磯部恒明君) 前回、補正いたしました法人税等の還付につきましては、これが最高であろうということで予算化をしております。 確かに、いろんな形でまだ見えてないんで、何とも言えませんけれども、具体的には11月以降でもって来年といいますか、中間の税収等がわかりますので、形としては3月補正でもってきちんとしますけれども、減になることは間違いないということでございます。 それともう一つは、今の景気対策の関係で、予算で大体50億円近く、その中で25億円は例の給付金がありますけれども、それを引いても25億円というのをいろんな形で投資的経費的なものをやってます。それがほとんど来年度への繰り越しになりますので、投資的経費については、ある程度調整というのは必要になってくるんじゃないかなというふうには、個人的には思ってます。
◆16番(金井光男議員) そうすると、どうなんですか、その調整の中で具体的に事業の今、積み上げてる事業の組みかえとかということも想定されてという意味でしょうか、今のお話は。そこだけ確認を。
◎財務部長(磯部恒明君) 経済対策での公共事業をやっておりますので、基本的には前倒しがほとんどでございます。そういう中で、ある程度の組み替えといいますか、中には緊急といいますか、急がなきゃいけないような耐震とか、小学校、中学校の耐震とか、そういうようなものは当然早くやっていかなきゃいけませんけれども、少しでも待てるとか、そういうような分については、ある程度の調整をして、投資的経費の金額についても調整する必要があるんじゃないかと思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆14番(長谷川和美議員) 1点ほどお伺いをいたします。29ページの動物園のリニューアル調査事業費でございますが、動物園、今、大変頑張っておられて、50周年を迎えるということに当たってのリニューアル調査事業費だというふうに考えますが、夜間開園等も随分積極的な広告といいますか、PRをなさっていらっしゃる。そういう中で、これ全体的にどういう、来年度迎えるにしてどういう形での計画といいますか、全体的な動物園をどうリニューアルしていくのか、その辺のところがまだ見えてこないところがございます。 市とされては、この動物園、この周南市にとって非常にたくさんの方が北海道の旭山動物園なんかも見られて、過去にいろいろな工夫をされて入園者も30万人を超えるという形になっているようですので、その辺のところの方向性ですね、これが今後どういうふうになって、実施計画等行われていくのか、その辺の話がお示しいただける部分がありましたらお願いをしたいと思います。
◎産業観光部長(山下敏彦君) この動物園のリニューアルにつきましては、今年度は基本計画の策定ということで今、進めているわけでございます。今回、お願いをしておりますのは、ビー・バイ・シーということで、事業対効果というようなことでの調査を今、この補正予算に上げているわけでございます。国の補助事業を活用して、全面的なリニューアルをしたいというふうに考えておりまして、そのための前段としてこういうビー・バイ・シーのことで今、補正予算に上げているわけでございますけども、動物園も動かしながらのリニューアルということでありますので、今年度そのやり方とか、そういうのを基本計画、これをつくりまして、来年度は基本設計、それから展示設計、一部は実施設計ということで進めてまいりたいというふうに考えております。
◆14番(長谷川和美議員) そうしますと、全面的なリニューアルということなんですが、国庫の支出金も多少あるということですが、ある程度のそういった補助的な部分が期待できるんでしょうか。 そして、こういった形で全面的なリニューアルというのは、移設等の考え方もあるかもしれませんが、例えば規模を拡大するとか、現状のままでその整備をするのか、その辺のところが基本計画で多分示されるのだとは思いますが、来年度そういった実施設計というふうになりますと、おおよその枠組みといいますか、その辺がもう出ているのではないかと思いますが、その辺いかがなのでしょうか。
◎産業観光部長(山下敏彦君) 御承知のように徳山動物園、これは徳山公園という都市計画、公園の区域内にございます。面積的にも余裕のほうがあれですけども、そういうことで、この公園事業の補助事業を活用したことでやりたいというふうに考えております。私ども中心市街地にありまして街なか動物園ということで市民の皆様にも非常に親しまれているというふうに思っておりますので、面積的にちょっと周りをということはいかないかなと思いますけども、その中で市民の方に楽しまれ、また周南市の観光資源としてよそからも来ていただけるような、そういう魅力のある動物園にしたいということで考えております。 特に、展示方法につきましては、展示設計ということになりますけども、特色のあることで進めてまいりたいというふうには考えております。
◆14番(長谷川和美議員) これで最後にしますが、完成予定といいますか、ある程度22年のいつごろをめどに形になるのか、その辺はいかがですか。
◎産業観光部長(山下敏彦君) 段階的──この来年度は設計の段階だというふうに思っております。私どもこの動物園につきましては、2006年からいろいろなことで取りかかっておりまして、第1ステップということで、それから第2ステップ、これ昨年でありますけども、これがFS調査、それから第3ステップ、今年度が計画段階ということで基本計画、それから第4ステップ、来年になりますけども、設計段階、それから2011年以降、これ第5ステップということで建設段階に入ろうかと思いますけども、ちょっと長い運転しながら、展示しながらということになりますので、ちょっと長いスパンになろうかというふうに考えております。補助事業も活用しながら、そういうことで進めてまいりたいというふうに思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第130号について質疑を終了いたします。 次に、議案第131号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第131号について質疑を終了いたします。 次に、議案第132号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第132号について質疑を終了いたします。 次に、議案第133号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第133号について質疑を終了いたします。 次に、議案第134号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆34番(古谷幸男議員) 保険料納付を広域連合にという予算でありますけれども、保険料納付のことについて少し基本的な部分でお尋ねをしておきます。 ことしの8月に被保険者のところへ督促状が、全体で周南市で約5,000件余りぐらい行ったそうであります。それは春に保険料の決定通知と納付通知、一緒に送られたそうであります。しかし、被保険者から見れば、年金で払っているという認識のままでずっと終えておったらいきなり督促状が来たと、こういう状況になっておるんですね。いわゆる広域連合のときに、私も議会のほうへ出させていただいたときに、説明は高齢者に十分しないとわからない、これは説明責任として果たしてほしいということを申し上げておった。督促料がついての督促状でありますから、余分な手間がかかったわけであります。担当者は問い合わせもどのくらいあったかわかりませんが、2日間にわたってかなりあったと、私のところにもそういう問い合わせ、苦情等がありました。説明に行かれたところにもありますが、私のところへその後も払ったが一体どういうふうにきちっとなぜ最初に説明を十分にしていただけなかったのかということであります。要は仕組みの問題で広域連合のほうが、現金で納付してほしいということをやったわけです。これは県下全域の問題でもあります。そうしたことを納付書と一緒に決定通知と納付書を一緒に送っただけで、私も見ましたが、それはなかなか理解できない。そうした説明責任をきちっと果たさないというのは、やはり今後の問題もあろうかと思うんですね。 市長も広域連合の議員として出ていらっしゃいますので、私はこのことについては十分きちっと周南市としても広域連合のほうへ進言してほしいという思いがあるんですね。大きな勘違いを起こすもとだと思いますので、見解をお伺いしておきたいと思います。
◎市長(島津幸男君) これは古谷議員のおっしゃるとおりなんです。私も広域連合の今、上のほうでやってますから、もう一度強く申し添えておきます。おっしゃるとおりだと思いますね。特に、高齢者の方、書いたものでもらっただけでわかるはずがないんで、そういうことでもう少し優しい気持ちで対応できるような形でしっかり提言もしておきますし、できるようにしておきます。また、御報告申し上げましょう。よろしくお願いします。ありがとうございました。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第134号について質疑を終了いたします。 次に、議案第135号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆16番(金井光男議員) 介護保険なんですが、今回、繰越金が出ております。当然、今回出てくれないとというのはあるんですが、3年間のスパンで運営をしているわけですので、当然、下げるほうの見直しもしていただいて取り組まれているわけで、これぐらいの繰越金でいけば順調に、この期間の間、スムーズに運営が行くという見通しなのかどうか、その辺の見込みというか、見込みどおりぐらいちゃんと繰越金が出てということなのかどうか、そこら辺をちょっと確認をしておきたいんですが。
◎福祉事務所長(豊岡正行君) 今回、繰り越しが出ました。返還金除いて余剰部分を基金に積み立てるということであります。基金を補正で1億5,736万4,000円ということでありますが、この補正後の基金残高が8億626万2,000円と、8億円弱という基金残高になります。議員御紹介いただいたとおり、第4期保険計画におきまして、3カ年の事業見込みを予定しているとこでありますが、保険料大丈夫かということであります。保険料につきましては、基準保険料が県下13市のうち下から2番目安いという保険料に改定いたしたところでありますが、3カ年の見込みとして計画に7億3,400万円と、保険料に充当するという計画を盛り込んでおります。つまり、今回の決算見込みによる結果的な基金残高におきまして、この3カ年で今のところ計画どおり現行の保険料で事業が見込めるというふうに思っております。
◆16番(金井光男議員) 重ねて確認で恐縮なんですが、ということは要するに、当然毎年自然増というのは、当然見込まれるわけで、それに対してきちんとこの保険料で今回の水準下げることなくきちっとできる見込みが立ったという理解をさせていただいてよろしいですよね。
◎福祉事務所長(豊岡正行君) お尋ねのとおりでございまして、具体的に申し上げますと、3カ年に必要な額7億3,400万円というところでありますが、当然、被保険者伸びるわけでありますが、大まかで申し上げますと、21年度、今年度が約1億5,000万円でありまして、来年度2億6,000万円、3年目の23年度、3億円をやや超えると、そのように見込んでおるところでございます。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第135号について質疑を終了いたします。 次に、議案第136号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第136号について質疑を終了いたします。 次に、議案第137号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第137号について質疑を終了いたします。 次に、議案第138号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第138号について質疑を終了いたします。 次に、議案第139号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第139号について質疑を終了いたします。 次に、議案第140号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第140号について質疑を終了いたします。 次に、議案第141号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第141号について質疑を終了いたします。 次に、議案第142号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第142号について質疑を終了いたします。 次に、議案第143号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第143号について質疑を終了いたします。 次に、議案第144号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第144号について質疑を終了いたします。 次に、議案第145号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆28番(森重幸子議員) ちょっとお尋ねをいたします。出産育児一時金42万円が10月1日から皆さんの手元に届くってずっと言ってきたものですから、今ここで39万円と説明がありまして、皆さんこの放送をお聞きの人が、3万円はどうしたのって思われると思うんですけど、産科医療保険制度でこの3月議会でしたかね、3万円ほど上乗せされて38万円になったって思っておるんですけれども、この産科医療保険制度のこの3万円はどういうふうに考えるのかをお示しください。
◎健康福祉部長(上田秀利君) 産科医療補償制度につきましては、規則のほうで述べられておりますので、今回の条例のほうには記載されておりませんので、4万円引き上げまして39万円にいたしますが、産科医療補償制度のほうの3万円の上乗せにつきましては、従来どおりということになります。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第145号について質疑を終了いたします。 次に、議案第146号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第146号について質疑を終了いたします。 次に、議案第147号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第147号について質疑を終了いたします。 次に、議案第148号及び第149号について一括質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第148号及び第149号について質疑を終了いたします。 次に、議案第150号及び第151号について一括質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第150号及び第151号について質疑を終了いたします。 次に、議案第152号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆1番(中村富美子議員) 決算書の10ページでお尋ねします。4の流動負債のところで一時借入金というので5,270万円の一時借入が行われています。一般的に一時借入をするということであれば、資金繰りが悪いのかなというふうに思うんですけれども、決算の内容は3億6,000万円の黒字と、あと15億3,000万円の預金があります。決して資金繰りが悪いというふうには思わないんですが、提案説明の中で政府資金のことをおっしゃいました。この政府資金がどういうふうなことで一時借入というふうになっているのか、そのあたり詳しいことを教えていただけますか。
◎水道局副局長(重永武千代君) 先ほどの提案説明のときにもお話申し上げましたとおり、政府の貸付資金、俗に言う企業債でございます。これは一つの事業ごとに企業債というのは借りるのではなくて、このたびの一時借入につきましては、上水設備整備事業、ですから、浄水場のろ過池の構成工事、あるいは水系の更新工事、そして大迫田浄水場の発電機の設置工事、そういうふうな全部の工事を含めて、政府より一本での企業債の借り入れをすると。ただし20年度におきましては、さきの第5回定例会でお話しましたように、大迫田の発電機の工事が繰り越しになりました。繰り越しになるということは、俗に言う工事が完成しておらなければ企業債というのは貸してくれません。 ですから、他の工事の完成している部分について企業債の前貸しと、私どもから言えば前借りの手続ということで、政府の同意額の一部を借り入れて工事の支払いに回したというものでございます。 何で一時借入金というところにしておるかと言いますと、一言で言えば公営企業の経理の仕分けの方法で一時借入として経理をしなさいと、このようになっているということで、ここで経理をしているというものでございます。 ですから、先ほどもお話しましたように、期中における資金の不足を補うために、一時短期的に借りるという、俗に言う一時借入というものの内容ではございません。あくまでも企業債の一部を全額ではなくて一部を借りて、そして繰越工事になったものが完成したと同時に全額の企業債に振りかえて長期の借り入れをすると。その一時的な事務処理として流動負債と、そして23ページのところに一時借入金の起債をすることとなってございますが、俗に言う通常の一時借入でございましたら、期中における金額だけで、年度末には絶対にこれは返還するものでございますので、ゼロでございますが、どちらにも数字を計上しておるというのは、先ほども言いましたように、企業債の前借りについては、一時借入という項目でもって経理事務処理をしなさいというふうになってございますので、こちらのほうで経理をしておるというのが現状でございます。以上です。
◆1番(中村富美子議員) わかりました。もう一点、8ページの減債基金のところでお聞きしたいんですけれども、減債基金の積み立ては、純利益の20分の1を下らない額が相当であろうというふうに言われてるんですが、この20分の1ということになると、約1,600万円、700万円程度ぐらいなるんですが、今回は2億円も減債基金積立をされていらっしゃいます。その理由が自己資本の充実を図るということでありましたけれど、減債基金だから借金を返すための預貯金、貯金というか、積み立てというふうに私は理解するんですけども、水道事業について、ずっと今まで借金をずっと返してこられてますけども、一番借金のピーク時、それから今後どういうふうに、その借金返済が行われていくかというのを教えてほしいんですけれども、借金の返済、一番のピーク時はいつか、それが今後どういうふうになっていくのか、大まかでわかれば教えていただけますか。
◎水道局副局長(重永武千代君) 水道事業におきます借金、いわゆる企業債の償還のピークの御質問ということと思いますけど、今年度21年度、そして22、23年度がピーク──ピークと申しますか、23年度で旧徳山でいきますと4次拡張事業、そして新南陽も同じように拡張事業で発行いたしました企業債の償還が終わるというのが、大体23年度で順次終わってきます。そうしますと、24年度以降につきましては、資本勘定で支出するべき企業債の償還元金というのが順次なくなってまいります。そうしますと、資本勘定でいう工事費等の財源というのが充実してまいりますけれど、今一番苦しいときでございますので、提案説明のときもお話申し上げましたように、未処分利益剰余金、これは収益勘定の黒字分というほうが、平たく言えば黒字分ということでございますが、これをうち2億円を資本勘定の減債積立のほうに積み立てをいたしまして、この2億円を21年度中における起債の元金の償還の一部に充当いたしまして、その部分を工事等の資本勘定のほうの内部留保資金、俗に言う損益勘定留保資金の充実に充てて、事業経営を円滑にしたいということでございます。 もう一つ、つけ加えさせていただきますと、今年3月、20年度末に経済対策事業といたしまして、次年度の工事を前倒しで4件、5件ぐらい水道事業として発注いたしました。これにつきましては、企業債の発行ということはできませんので、すべて自己財源でこれを把握をしておりますので、そういうことも先ほど言いました内部留保資金の圧迫に少しはつながったと、こういうことも解消する意味で2億円の減債積立への積み立てをいたしたいというものでございます。以上です。
◆24番(形岡瑛議員) 説明で、簡易水道は不採算事業であって、採算部分を一般会計から補助していただいているが700万円純損失が出たと、こういう説明でございました。この理由と、それから今までこういうことを聞いた記憶はないんですが、今回初めて発生したものなのか、とすれば、それはどういう理由なのか、あわせて説明をお願いします。
◎水道局副局長(重永武千代君) 徳山・新南陽両簡易水道事業につきましては、先ほどお話申し上げたとおり、20年度からは純損失が発生することとなります。と申しますのが、これは市の財政部局とのお話の中で、簡易水道事業については、20年の前年ですから、19年度までは全額、俗に言う不足額は全額不採算事業ということで運営補助ということで繰り入れをしていただいておりました。これを公営企業に繰出基準に基づいた、水道事業から言えば繰り入れでございますが、一般市長部局からは繰り出しの方向にしようということで、ただこれも暫時、次年度から即それにすると大変、金額的にも太うございますので、暫時激減緩和ということで20年におきましては不足額の2分の1を繰り入れをしていただくという考え方ですね。次年度からは基本的に公営企業法にあります繰出基準に該当する部分だけの繰り入れということで、簡易水道事業は運営するということで、市長部局とのお話をついておると、そのために徳山・新南陽の簡易水道部分につきましては、純損失が発生する、そういうふうな形になるものでございます。以上です。
◆24番(形岡瑛議員) そうすると、次年度からは1,400万円何がしの純損失が簡易水道で発生するということになりますね。その確認と、考え方として結局は不採算という、これはもうだれの責任でもない、行政の責務としてそういうところに水道を普及させて、その費用の赤字分を、いわば都市部の非常に密集したところの水道料金で賄うと、やっぱりそういうふうな財政構造になっていくわけですね。 今までの不採算事業への補てんというのはそうではなくて、そもそもこういうところにも戸数の少ないところにも水道は普及しなきゃいけないと、だからそれは市街地の住民の水道料金で賄うんじゃなくて、あくまで一般会計から賄うという、こういうふうになってたと思うんです。それは崩していくということになりますね。ちょっととりあえず答弁しとってください。
◎水道局副局長(重永武千代君) 結論から申し上げますと、今、形岡議員のおっしゃるとおりになるものでございます。 ただ、これは周南市の問題だけではございませんで、今、国の方針といたしまして、現状ある簡易水道、簡易水道につきましても平成28年度までにはすべて一つの地方公共団体は一水道事業ということでの統合をしなさいという通知文が国から出されております。それに対応すべく周南市といたしましても、もろもろの今準備をしているところでございます。それも一つの内容として今、市長部局ともお話をしている中で、それぞれ水道事業については簡易水道、あるいは上水道、企業法にあります繰り出し基準に基づいた繰り出しは一般会計から私どももいただきましょう。これにつきましては、水道事業で鋭意効率的な事業運営をしながら、先ほど申しました28年度、すべての水道を統合することに準備をしながら、私どもで一応、事業経営をしましょうということで、今、一般会計での話をしておるところでございます。以上です。
◆24番(形岡瑛議員) 一つの事業に統合するということが、即市街地の住民に簡易水道の部分の住民の赤字分を負担させるということになるのかどうなのか、精査してるんでしょうかね。本当にそうなのか。いいですか、質疑の意味わかりませんか。 今、事業統合するということになってるので、全国的に。こういうふうにするんだとおっしゃる。しかし、事業統合するということが即、市街地の住民の水道料金で非常に戸数の少ないけども、そういうところの赤字を補てんさせると。つまり戸数の少ない簡易水道事業の赤字分を市街地の住民の水道料で負担させるという、そういうことになるのかというんですよ。そういう不公平です、明らかに。何で私らが赤字の部分の水道料金まで負担するようになるのか。だから、事業統合イコールそういうふうになるんですか、本当に、精査してますか。
◎水道局副局長(重永武千代君) 精査という言葉、なかなか難しい御答弁をするようになろうかと思いますが、各簡易水道ごとの給水原価、供給単価は幾らになるだろうかということは、毎年これは計算してございます。 結果から申し上げれば、ほとんどの簡易水道は1立方メートル、大体四、五百円ぐらいの経費がかかります。ですから、それぞれの簡易水道を御使用の方は1立方メートル500円ぐらいの水道料金を払っていただければ、収支とんとんの水道事業運営ができる、そのようにしなさいというのは国の考え方です。 しかしながら、旧徳山、旧新南陽、それぞれの簡易水道地区におきましては、同じ市民が水道料金が別々というのは不公平ではないかということで、同じ上水道の料金で簡易水道も運営し、運営費として不足額、赤字分については一般会計からの繰入金、これで賄って、簡易水道については収支とんとんの経営ということで、簡易水道事業というのは運営しましょうということで、ずっと今まで発展してきたものでございます。 これを先ほど言いました国の方針、また本市としても原則に戻りまして、水道事業はどのようにすべきか、一般会計からの繰入金というのはどのようにして考えるべきか、今までのようなただ単に赤字分を任意の繰り入れだけでとんとんにした運営というのが適切なものかどうか、そういうことも精査して、今、随時方向性を出して考えているところでございます。以上です。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。
◆22番(米沢痴達議員) 20年度のこの決算につきまして、おおむね良好な状況にあるんじゃなかろうかなというふうに認識をいたします。経営改善等の努力が見られるんじゃないかなと思いますが、1点問題なのは、合併前の約束事でございます5年以内に料金の統一を図るという約束事があったろうかと思いますが、合併後6年が経過をいたしまして、まだ料金統一が図れていない。3月議会の委員会でもこの問題についてお伺いをいたしまして、早いうちに一定の方向性を示したいという答弁をいただいておるかと思いますが、その後どういう今、検討になっているのか、その辺をお聞かせをいただいたらと思います。
◎水道事業管理者(松原忠男君) 水道料金の統一につきましては、委員会でも今おっしゃるようにお答えさせていただきました。先般、新南陽地区の料金の毎月徴収を2カ月にさせていただいたというのが、まず第一段階として、そうした改正をさせていただきました。それにつきまして、この4月からそういう格好で実質的には5月の検針からそういう格好で2カ月検針ということでございまして、その辺の収納の状況等もしっかり見させていただきまして、それから先ほど副局長も説明いたしました財政計画もしっかり将来の財政計画をしっかり立てさせていただきまして、一つの方向をできるだけ早い時期にさせていただきたいと思っております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第152号について質疑を終了いたします。 次に、議案第153号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆1番(中村富美子議員) 20年度の病院事業の決算でございますが、病院事業については、ことしの3月議会に診療報酬漏れがあったということで、議会への行政報告がありました。この中で、19年3月から20年9月まで、19カ月間の診療報酬漏れがあったということで説明を受けておりますけれども、既に18年度、19年度は決算がもう終わっております。今回、20年度の決算で、この診療報酬漏れの問題についてはどういうふうな取り扱いになっているのか。 あともう一つお聞きしたいのは、患者さんの自己負担分ですけれど、これは徴収しないということを説明されております。その問題がそういうふうに入るべきものが入ってこないということになると、当然欠損扱いになるというふうに思うんですが、この処理はどういうふうにされているのか、そのあたりを教えてください。
◎健康福祉部長(上田秀利君) 診療報酬の請求漏れですから、そのときに債権として発生しておりませんので、今年度そのときに発生しておりませんので、今年度といいますか、平成21年度の歳入として上がってくるようになります。 それから、患者さんのほうには請求しないということですが、通常こういう診療報酬の過誤があった場合、一般的に患者さんには負担を求めてないというか、請求しておりませんので、そういう慣例に従って、このたびも請求しないことにしております。以上でございます。
◆1番(中村富美子議員) 勘違いされたら困るから、ちょっと私のほうでもう少し丁寧な質疑をしたいと思うんですが、その請求漏れがあって、患者さんに一部負担金を求めなかったのはいけないということじゃないんですよ。これは私も当然、求めないのが当たり前というふうに思ってるんです。その処理の仕方を欠損で上げているのかどうかという、そこら辺のあたりが知りたかったんです。 自己負担分を請求する、しないという、そこら辺の問題ではないんです。そこをちょっと間違われますと、市民の皆さんに対しても何かということになりますので。
◎健康福祉部長(上田秀利君) 先ほど申しましたように、その年度に請求しておりませんので、全く債権として上がっておりませんので、患者負担の分は全く表面にはあらわれてこないということでございます。保険者への負担ということで請求いたしましたものは、繰り返しになりますが、今年度の歳入ということになります。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第153号について質疑を終了いたします。 次に、議案第154号について質疑を行います。質疑はありませんか。
◆24番(形岡瑛議員) ちょっと経営の問題です、基本的な。ちょっと利用者が思うように伸びないということによって赤字という大筋の説明だったと思うんですが、これは今後の見通しはいかがなものかと、経営のですね。 それから、この事業の位置づけですね。市がこういうふうに運営をする意味、改めてちょっと確認をしておきたいんですが、どういうふうになってますか。
◎健康福祉部長(上田秀利君) 老健ゆめ風車は、定員といいますか、ベッド数が60床あります。その60床に極めて足らない入所ということで、経営が悪化しておりますので、21年度につきましては、入所者を確保するということでケアマネジャー、各施設に入所案内、新しくパンフレット等つくりまして、入所案内に回っております。 なお、これまで入所が少ないというのは、新南陽ゆめ風車は老健の原則に基づきまして、約6カ月のスパンで老健から家庭に帰るということでやっておりますので、新南陽ゆめ風車に行くと、6カ月から1年といいますか、その期間で退所させられるので、当初から入所を見合わせるという方がいらっしゃいますので、今年度はその退所基準といいますか、そのあたりを緩和して、あわせて各施設とそういう旨をお知らせしておるところでございます。 それから、老健の位置づけということでございますが、やっぱり病院等から退院されて、すぐに家庭に復帰できないということがありますので、一たんゆめ風車老健の施設に入所していただいて家庭復帰を目指して、リハビリ等やっていただくということで設置されているものでございます。
◆24番(形岡瑛議員) 利用者からすれば、最初は3カ月だったですよね、こういうものが発足した当時は。そういうふうに一定期間しか入所できないというようなことで、大変利用しづらい施設形態だと思うんですよ。それで、そうなると、今後、緩和されるというんだけど、どういうふうに緩和されるのか。 それから、介護報酬の変動ですね。介護報酬、一時見直しで多少は引き上げられてるんかなと思うんですが、その点との関係の見通しをちょっと示していただければと思うんです。 それから、公設でこういうのを施設を持っているということの、病院はよくわかるんですね、よくわかる。ちょっと若干、それだけ経営が黒字にならないぐらいしか需要がないのに、あえて公設で持っているという意味が、もともとどうだったのかなと、発足のときに。それと原点に返って、ちょっと示していただいとかないと、このまま赤字がずっと続くということにもまいらんかと、何か手を打たなきゃいけなくなるんじゃないかという気もしてきたんです。いかがですか。
◎健康福祉部長(上田秀利君) 先ほども申しましたが、通常6カ月のスパンで入所者の状況を見て退院とか、引き続き入所していただくというような感じで見ておりましたが、やはり入所されている方にとりましては、半年なり1年ということで退所を迫られるということは、非常に厳しいものがありますので、このあたりを他の施設と同じように、患者さんの入所者さんの状況を見て、家庭復帰を目指していただくということで、これまでよりは多少長いスパンで見るようにいたしております。 それから、介護報酬の引き上げということがありましたが、介護職員の環境の向上といいますか、労働環境の向上ということで、このたび介護報酬等も引き上げられております。老健施設につきましても、この給与ですね、引き上げというのは行われているところでございますが、この財源といたしましては、国のほうの特別措置がありますので、これを適用してやりたいと考えております。 それから、老健施設の設置についてということでございますが、ゴールドプランですかね、60年代、その当時、老人福祉施設等の設置等がやられておりまして、それにあわせて旧新南陽市におきましても、病院とあわせて総合的に医療と福祉を一体的に進めようということで老人介護施設を設置したものでございます。以上でございます。
◆24番(形岡瑛議員) 甘えなんですよね。何か半年以上、あるいは1年とか、入所期間を緩和するという制限。これちょっと私、詳しく調べてないんだけども、可能なんですかそれが、制度上。何かだんだん特養に近いような好きなほどいられるということになるのかな、それだったら。その緩和する、どこまでは緩和できるという基準はないんですか。何か裁量でできるんだけども、しかし今度、延ばしたのはいいけど、介護報酬ぼんと下げられるということになれば、これはいいことになりませんよね、経営上は。その点のちょっと見解があいまいなんですよ。どこまで緩和できるのか、制度上、問題はないのか、その点だけちょっと答えといてください。
◎健康福祉部長(上田秀利君) 退職等の基準につきましては、基準というものは特にございませんが、老健ゆめ風車のほうの内部の基準といたしまして定めているものでございまして、できる限り家庭に復帰していただこうという施設長等の考え等がございまして、これまでは原則に従って6カ月、もしくは1年という、6カ月のスパンで見まして、家庭復帰を目指していたものでございます。 それから、介護報酬等の関係ですが、長期の入所と介護報酬料と勘案いたしまして、このあたりの運用についても経営的な面を見ながら、しっかりやっていきたいと考えております。
○議長(福田文治議員) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第154号について質疑を終了いたします。 次に、議案第155号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第155号について質疑を終了いたします。 次に、議案第156号について質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田文治議員) 質疑なしと認めます。これで、議案第156号について質疑を終了いたします。 以上で質疑を終了いたします。 ただいま議題となっております議案第130号から第156号までは、お手元に配付しております委員会付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。付託した議案は、9月28日までに審査を終わるようお願いいたします。──────────────────────────────
○議長(福田文治議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。次の本会議は、9月10日午前9時30分から開きます。 なお、この後、第2会議室で教育福祉委員会が開催されます。また、教育福祉委員会終了後、第1会議室で議会広報特別委員会が開催されますので、委員の方はお集りください。 本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。 午後 2時05分散会 ──────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 周南市議会議長 福 田 文 治 周南市議会議員 金 井 光 男 周南市議会議員 兼 重 元...