△諸般の報告
○議長(黒沢龍己君) 日程第3、諸般の報告を行います。 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者は、門脇市長、倉橋副市長、熊谷教育長、高橋祐策代表監査委員、大山肇浩総務部長、小田野地方創生・総合戦略統括監、竹下市民福祉部長、細川観光商工部長、八柳農林部長、草なぎ雅人建設部長、戸澤会計管理者、菅原医療局長、佐藤教育部長、大山隆誠総務部次長兼企画政策課長、高橋宏和危機管理監、
伊藤田沢湖地域センター所長、
茂木角館地域センター所長、
山田西木地域センター所長、藤村総務課長、草なぎ郁太郎財政課長。 なお、出席の求めた者のうち、小田野地方創生・総合戦略統括監、八柳農林部長、高橋危機管理監、
茂木角館地域センター所長、
山田西木地域センター所長、藤村総務課長は、感染拡大防止のため別室での待機となりますので、御了承をお願いします。 以外の者については、必要に応じて出席を求めることにします。 会議の書記は、堀川係長、高橋技術員を任命します。 職務のための出席は、三浦事務局長、高階事務局次長です。
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△市政報告
○議長(黒沢龍己君) 市政報告を行います。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) おはようございます。 令和2年第6回仙北市議会定例会の開会にあたり、主要事項について御報告を申し上げます。 はじめに、令和元年度の一般会計決算についてであります。 歳入総額は223億5,530万1,000円、歳出総額は218億6,133万1,000円、歳入歳出差引額は4億9,397万円の黒字であります。翌年度へ繰り越すべき財源総額4,025万5,000円を差し引いた実質収支額は、4億5,371万5,000円の黒字であります。財政状況を示す各指標では、経常収支比率が98.9%で、昨年度との比較で0.6ポイント、経常一般財源比率も98.5%と前年度から1.1ポイント減少をしております。公債費比率は6.2%となって0.4ポイント、公債費負担比率は15.2%で1.0ポイントの増加であります。なお、健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率は、監査委員の意見を付して本定例会で追加提出しお示しをいたします。 次に、一般会計補正予算、第6号と第7号についてであります。 第6号補正の補正額は17億1,049万9,000円で、補正後の額は264億2,362万7,000円です。追加事業は、
ふるさと納税ふるさと便事業費、
ふるさと仙北応援基金積立金、仙北市プレミアム宿泊支援事業費及び
GIGAスクール構想推進事業費で、早期に事業等を実施するため、本日の議決をお願いしているものであります。 第7号補正の補正額は2億7,412万円で、補正後の額は266億9,774万7,000円であります。主な事業は、
秋田内陸線感染症拡大防止対策事業費補助金、戸籍事務・
マイナンバー制度導入事業費、認可保育園等管理費、
保育園児免疫力アップ遊具整備事業費、
保育園児免疫力アップ遊具整備事業費補助金、
保育所等保健衛生用品整備等補助金、新しい旅のカタチ創造事業費、冬期交通対策費、学校保健特別対策事業費などであります。第2表、地方債補正は変更であります。 それでは、各部局等の主要事項及び諸般の状況を御報告申し上げます。 総務部であります。 特別定額給付金事業についてであります。 全国一律に1人10万円を給付する特別定額給付金事業について、仙北市では8月13日をもって受付を終了しております。最終的な給付状況は、対象となった市民2万5,621人のうち2万5,610人から申請をいただき、総額25億6,100万円、給付率99.96%を市民の皆様にお届けすることができました。 市制15周年記念式典についてであります。 仙北市は、平成17年9月20日に2町1村の合併により誕生し、早いもので15周年を迎えております。市制15周年を記念し、9月20日に市政発展に御尽力をいただいた方々を対象に表彰式及び記念式典を開催します。議員の皆様に御案内を差し上げております。出席をいただきますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。 なお、この場面で、市制15周年記念功労者表彰の皆様、お名前・団体等名だけでありますけれども、御紹介したいと思います。詳しくはタブレットのほうに配信する情報等をご覧いただきたいと思います。 これは50音順でお話しさせていただきます。 市川晋一さん、門脇健郎さん、久米力さん、小林一雄さん、後藤薫さん、堺研太郎さん、佐々木英人さん、それから、お亡くなりになりましたけれども、菅原陽三さん、戸澤一馬さん、団体としては、角館ライオンズクラブ、会長田口知明さん、角館ロータリークラブ、会長後藤薫さん、田沢湖ロータリークラブ、会長西村隆作さんであります。大変御難儀、御苦労をおかけした方々であります。この場面もお借りしまして、改めて感謝の意を表します。ありがとうございます。 それから、就職氷河期世代対象の採用試験についてであります。 就職氷河期世代、おおむね35歳から50歳の採用試験を実施しております。受験申込者は全国各地から112人となり、書類選考による一次試験合格者は21人でありました。二次試験の面接は、県内の方は対面式、県外在住者は原則オンライン面接とし、8月22日から23日に行い、辞退者1人を除く20人が面接に臨み、これまでのキャリアや資格の有無、移住希望等を考慮し、10人を最終合格者としました。最終合格者の採用は、11月1日を予定しております。 新角館庁舎建設工事の進捗状況についてであります。 現在、内部仕上げ工事や外構工事といった工事最終段階の工程を行っております。8月31日現在の進捗率は86%で、10月30日の竣工に向け遅れなく進捗をしております。なお、竣工後には、11月から12月上旬まで備品等の搬入、12月19日、20日に引っ越し作業を実施し、12月21日の開庁を予定しております。 公用車車庫棟建設工事、地中熱利用設備工事、第1・第2駐車場外構工事も予定どおり進捗をしております。 大塚製薬株式会社との包括協定の締結についてであります。 8月31日、仙北市と大塚製薬株式会社との連携と協力に関する包括協定を締結しております。この協定締結により、SDGsの取り組み達成をはじめとした、大塚製薬株式会社が持つ知見やノウハウを活かし、市民の健康づくりやスポーツ振興等に連携して取り組むとともに、災害発生時の支援等、包括的な事項について、地域の活性化や市民サービスの向上に取り組みたいと思います。 オリパラ基本方針推進調査に係る取り組みについてであります。 内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部で公募していた「オリパラ基本方針推進調査」、これはパラリンピックを受け入れるホストタウンの拡充等のためのものであります、へ応募し、これは採択となっております。 事業内容は、角館高校と大曲支援学校せんぼく校の生徒たちの協働によるユニバーサルデザインのまちづくりに資する短編映像制作や、障がい者や高齢者にとって不便な場所や危険箇所を洗い出して効果的に伝達するポスター制作などであります。大会を契機とした交流や本事業での取り組みを通じて、ユニバーサルデザインのまちづくりを進めていきたいと考えております。 市税等の収納率についてであります。 7月末現在の市税等の滞納繰越分収納率は、前年同月比で普通税が3.1ポイント増加の10.6%、国民健康保険税が3.5ポイント増加の15.3%、後期高齢者医療保険料が18.5ポイント増加の30.8%であります。 また、現年度課税分は、前年同月比で普通税が0.3ポイント減少の55.5%、国民健康保険税が0.3ポイント減少の19.5%、後期高齢者医療保険料普通徴収分が3.4ポイント減少の20.3%となっていて、引き続き収納率の向上に全力で取り組みたいと思います。 梅雨前線に伴う大雨対応についてであります。 7月28日未明、土砂災害警戒情報が発令された対応で、同日午前2時30分に災害連絡室を立ち上げ警戒にあたりました。一部地域では、山腹からの増水により地元消防団による土のう積みが行われたほか、西長野地区の国道で改修中の歩道が崩れ、一時片側交互通行となりました。また、角館町下延、白岩地内での大豆・ネギ等作物の一部冠水被害のほか、農業用施設では、西木町西明寺、角館町八割地内で水路や頭首工に被害を受けております。 また、8月8日から9日にかけて大雨が予想されたため、8日午後8時に災害連絡室を立ち上げて警戒にあたっております。9日未明から局所的な大雨が断続的に降り続いて、一部地域では消防及び地元消防団が駆け付けて土のう積みを行っていただきました。昼近くに桧木内川の河川公園の一部が浸水しましたけれども、水の引きも早くて大きな被害につながらなかったことがありました。安堵しております。 桧木内地区避難所開設訓練についてであります。 8月4日、桧木内小学校体育館を会場に、豪雨による土砂災害を想定した避難所開設訓練を実施しております。桧木内小学校・中学校の子どもたち、また、地区住民およそ100人が参加をいただきました。このほか、警察、消防からも協力をいただきました。また、6月に策定をした「新型コロナウイルス感染症対策としての災害時避難所運営マニュアル」をもとに、3密に配慮した避難ブース設置の検証も行いました。今後も避難所開設時のブースの配置や必要な装備品についても検討を行っていきたいと思います。 テレドームの導入についてであります。 荒天時など防災無線が聞きにくいといった現状を改善するために、防災無線と同じ内容を電話の音声でお知らせをするサービス「テレドーム」を導入し、8月6日から運用を開始しております。これからも防災情報など各種情報の迅速な発信を行い、また、市民自ら積極的に情報を取得していただけるように啓発に努めていきたいと思います。 災害協定の締結についてであります。 ヤフー株式会社及び株式会社伊藤園と災害協定を締結しております。 7月15日に締結をしたヤフー株式会社との協定では、災害時、インターネットのヤフー株式会社のサイトで仙北市の避難所などの防災情報を周知していただける内容で、市民や観光客などにも幅広く情報伝達できることとなりました。8月20日に締結をした株式会社伊藤園との協定でありますけれども、災害における停電時に田沢湖庁舎に設置をしている自動販売機から無償で飲料水を避難者などに提供いただけるという内容であります。大変ありがたい対応であります。 市民福祉部であります。 角館地区保育園等の在り方検討委員会についてであります。 角館地区の市立保育園等4園について、今後の方向性を結論づけるための検討委員会を設置し、6月23日、第1回検討委員会を開催しました。また、8月6日には第2回検討委員会を開催し、令和4年度に法人移行を予定する角館こども園と、間もなく築40年を迎える白岩小百合保育園、角館西保育園、中川保育園の将来的なあり方について、それぞれ意見交換を行いました。同委員会は今後2回程度の開催を予定しております。引き続き協議を重ねて、年内には提言書として方針を取りまとめる日程であります。 観光商工部であります。 仙北市プレミアム宿泊支援事業及び教育旅行の農泊推進地域元気づくり事業等についてであります。 7月4日より開始をした県民向け施策の「仙北市プレミアム宿泊支援事業」が好評です。今定例会で追加予算をお願いしております。また、「仙北市物産オンライン販売促進事業」で、8月1日から一般社団法人田沢湖・角館観光協会のオンラインショップ「田沢湖・角館商店」がリニューアルオープンをし、お土産物・伝統的工芸品など市内25社から125商品をオンライン販売し、実績も既に上がっております。 「教育旅行の農泊推進地域元気づくり事業」では、受託者の一般社団法人仙北市農山村体験推進協議会が、7月28日から30日までの間、秋田県内の小・中学校208校を訪問し、仙北市への誘客活動を実施しております。また、県内特別支援学校16校、宮城県内小・中学校584校、岩手県内小・中学校461校には資料送付を行っております。 入込客数等についてであります。 令和2年4月から6月の3カ月間の入込客数は、23万488人であります。昨年同時期の253万7,941人に比べ9.1%となりました。また、同時期の宿泊者数は合計1万9,347人で、前年の14万895人と比べ対前年比14%であります。依然として厳しい状況が続いております。しかし、国・県・市・観光協会等の対策もありまして、8月27日までの暫定値でありますけれども、7月の入込客数は16万3,835人、対前年比59.33%であります。宿泊客数は2万2,437人、対前年比49.85%であります、と、県内往来のほうで回復感を感じております。 秋田駒ヶ岳でのクマ事故等についてであります。 7月13日午前9時25分頃、秋田駒ヶ岳8合目付近の登山道で、男性2人がクマに襲われる事故がありました。命に別状はありませんでした。一時は入山規制、上り線のバス運行中止などの対応を取りましたけれども、その後、国・県・関係機関との打ち合わせの結果、同日午後5時30分で規制を解除しております。 また、7月16日には、環境省十和田八幡平国立公園岩手地区パークボランティア所属の男性1人が、阿弥陀池付近でパークボランティア活動中に体調を崩し亡くなっております。御冥福をお祈り申し上げます。 地域おこし協力隊の着任についてであります。 8月1日から台湾出身の鐘偉倫さんが、9月1日からは埼玉県出身の中山里沙さんが、新たな地域おこし協力隊として着任をしております。 鐘さんは、多言語でアクティビティガイドをしながら、定期的な情報発信と次世代のガイド育成を図ること、中山さんは、観光地域づくり候補法人、DMOであります、一般社団法人田沢湖・角館観光協会で、登録DMOへの昇格を目指すための各種取り組み、また、登録DMOとなった後には、本市の観光地域づくりを進めるDMO運営をサポートする一員として、各種の取り組みにあたるということであります。 祭り・イベント等の中止についてであります。 6月17日に開かれた第2回「角館祭りのやま行事実行委員会」で、「角館祭りのやま行事」、9月7日から9日であります、の曳山運行、置山設置や舞台などは中止が決まりました。角館総鎮守神明社の神事、勝楽山成就院薬師堂の法楽については行う予定と伺っております。 また、抱返り紅葉祭は7月21日の実行委員会で中止が決まり、飲食や舞台などの観光イベントは行わないことになりましたけれども、遊歩道の散策自体は今のところ可能としております。なお、回顧の滝から飯村少年殉難の地までの県発注の遊歩道改修工事は、10月中の完成を予定しているとの報告を受けております。 融資支援対策についてであります。 新型コロナウイルス感染症の拡大で、資金繰りに支障を来している事業者を支援する融資制度申請についてでありますけれども、8月31日時点で認定件数266件、申請予定額39億7,900万円であります。内訳は、セーフティネット認定件数が86件、申請予定額10億3,721万円、危機関連認定件数180件、申請予定額29億4,179万円となっております。 事業継続支援金についてであります。 新型コロナウイルス感染症の対応で、事業継続を支援する事業継続支援金の申請については、6月30日で受付を終了し、申請件数は434件、うち承認件数426件であります。内訳は、宿泊・飲食業が64件、承認額1,920万円、宿泊・飲食業以外が362件、承認額が7,240万円、合計承認額9,160万円であります。 プレミアム商品券についてであります。 新型コロナウイルス感染症の経済対策で実施中の仙北市民プレミアム商品券は、8月31日現在で2万1,890セット、2億1,890万円の販売状況となっております。 農林部であります。 農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の選考についてであります。 令和2年12月19日で任期満了の農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員について、6月18日から7月17日まで各委員の募集を実施したところ、農業委員は定員17人に対して17人の応募があり、農地利用最適化推進委員は定員20人に対して推薦1人、応募が21人、合計22人の届け出がありました。 このうち農業委員については、7月28日に選考委員会を開催し、応募者17人を候補者として決定をしました。本定例会に人事案件として提案をしておりますので、御審議をどうかよろしくお願い申し上げます。 なお、農地利用最適化推進委員については、8月7日、農業委員会会長を委員長とする評価委員会を開催し、22人の推薦及び応募者のうち20人を候補者として決定をし、9月4日開催の農業委員会総会で決定すると伺っております。 本年産米の作況についてであります。 東北農政局が発表した8月15日現在の水稲作柄概況は、青森、秋田、岩手、山形は「やや良」、宮城、福島は「平年並み」の見込みとなっております。7月の低温・大雨・日照不足等で一部に影響があったものの、梅雨明け以降天候が回復したことで、生育は概ね順調に推移しております。今後は、台風など気象情報に注意するとともに、病害虫防除の徹底に努め、良質米生産が図られるよう期待をしております。 医療局であります。 新型コロナウイルス感染症対策についてであります。 両病院では、院内感染防止対策として、来院者の検温や面会制限等を継続して実施しております。さらに角館総合病院では、LAMP法による病院独自の検査体制を導入し、新型コロナウイルス感染症が疑われる入院患者や手術患者の検査を実施しております。また、メンタルヘルス病棟へ入院患者を受け入れるための改修を終え、クラスターの発生等、今後の感染拡大に備え、医療スタッフのトレーニングを重ねて受け入れ体制を整えております。 これに伴い、両病院の感染防止対策をはじめとする関連経費は、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を活用することとし、医療従事者等に対する慰労金と併せ本定例会に補正予算を提案しておりますので、どうか御審議をよろしくお願い申し上げます。 以上、主要事項及び諸般の報告を申し上げました。 本定例会に提案をしている案件は、報告関係1件、条例関係2件、予算関係7件、人事関係20件、決算認定関係14件、その他1件の計45件であります。 慎重審議の上、全議案御可決を賜りますようお願いを申し上げ、市政報告といたします。
○議長(黒沢龍己君) 市政報告を終わります。
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△教育行政報告
○議長(黒沢龍己君) 次に、教育行政報告を行います。熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) おはようございます。 令和2年第6回仙北市議会定例会の開会にあたり、主な事項について御報告いたします。 教育総務課であります。 市内小・中学校の夏季休業明け前期開始について。 市内小・中学校は、夏季休業中に計7日間の臨時登校日を設けて補充授業を行い、8月24日から夏季休業明け前期を開始いたしました。開始にあたっては、消毒などの新型コロナウイルス感染症対策を十分に行い、子どもたちも元気に学校生活を送っております。 GIGAスクール構想推進事業について。 新型コロナウイルスへの対応として、現在、文部科学省が進める小・中学生1人1台の端末配置を目指した「GIGAスクール構想」について、令和2年7月2日に内定通知がありました。さきの定例会では、市独自のオンライン学習を推進する旨の報告をしましたが、今般の動向を踏まえ、これまでの教育コンピュータ推進事業の一部を見直し、GIGAスクール構想に沿ったICT環境の整備を図ります。つきましては、本定例会に補正予算を計上いたしましたので、御審議をよろしくお願いいたします。 学校保健特別対策事業について。 市内小・中学校の学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る補助金について、令和2年8月3日に交付決定がありました。この事業は、新型コロナウイルスの感染リスクを最小限にしながら十分な教育活動を継続するため、児童・生徒の学習保障に必要な物品等を購入することが目的であることから、各学校の事情と校長の迅速かつ柔軟な対応に配慮し決定いたしました。つきましては、本定例会に補正予算を計上いたしましたので、御審議よろしくお願いいたします。 ふるさとのきずな市内出身学生応援事業について。 新型コロナウイルス感染症の影響で、日常生活が制限されたり実家に帰省できないなど、苦労されている仙北市出身で仙北市外在住の学生の皆さんを励ますために、仙北市の特産品を届ける「ふるさとのきずな市内出身学生応援事業」は、7月15日から8月17日まで申請を受け付け、302人から申し込みがありました。第1弾といたしまして、8月下旬に特産品を発送いたしました。今後は、第2弾を10月、第3弾を12月に発送する予定であります。 神代小学校の令和元年度全日本学校関係緑化コンクール準特選受賞について。 神代小学校は、昨年行われた「秋田県学校関係緑化コンクール」の学校環境緑化の部で県知事賞を受賞し、全国コンクールへ推薦されていました。令和2年3月に中央審査会の審査が行われ、学校環境緑化の部で準特選、全国で4校であります、受賞が決定しておりました。 新型コロナウイルス感染症の影響で、東京都内での表彰式が中止となったため、7月9日、市役所角館庁舎において、秋田県教育庁南教育事務所仙北出張所長より神代小学校長へ表彰状が伝達されました。 大曲仙北中学校総合体育大会代替大会の主な結果について。 新型コロナウイルス感染症の影響により延期されていた大曲仙北中学校総合体育大会の代替大会が、7月11日・12日、雨天のためソフトテニスは13日、野球は13日・18日に延期、に開催されました。 野球では、市内5中学校が全て決勝戦に進出いたしました。市内中学校同士の決勝となった3区では、角館中学校が優勝、神代中学校が第2位になりました。1区では西明寺中学校と桧木内中学校の合同チームが、2区では生保内中学校がそれぞれ第2位となりました。 柔道の団体戦では、角館中学校が男女ともに第2位、男子で神代中学校が第3位となりました。男子個人戦では、60キロ級で角館中学校3年の鎌田宇朗さんが優勝、神代中学校2年の田口拓歩さんが第2位に、66キロ級で角館中学校2年の福島誠之介さんが優勝、73キロ級で神代中学校3年の古郡博喜さんが第2位、角館中学校3年の草なぎ啓斗さん、神代中学校2年の津嶋友翔さんが第3位、90キロ超級で神代中学校1年の津嶋来央さんが第2位に入りました。女子個人戦でも、選手権の部で角館中学校2年の加藤希望さんが優勝、児玉さくらさんが第2位、児玉さくらさんは52キロ級でも優勝しました。 剣道では、女子団体戦で角館中学校が第2位、女子個人戦で生保内中学校3年の荒木田結さんが第2位、同1年の畠山凛穏さん、角館中学校3年の大柄叶夢さんが第3位に入りました。 水泳では、角館中学校3年の高橋陽さんが、女子50メートル自由形、同100メートルバタフライで優勝、50メートル自由形では見事に大会新記録を樹立しました。同200メートル自由形では、西明寺中学校2年の木元凜咲さんが第3位となりました。 卓球では、団体戦で角館中学校が男女ともに第3位、女子個人戦では桧木内中学校3年の斎藤心胡さんが第3位に入りました。 また、7月23日に開催された陸上競技の男子では、角館中学校3年の仙波温大さんが2・3年1500メートルで、同じく田中龍平さんが共通走り高跳びで優勝、桧木内中学校3年の武藤大翔さんが3年100メートル、角館中学校3年の野村将臣さんが共通砲丸投げで第2位、神代中学校2年の田口翼さんが2年100メートル、同じく3年の遠藤卓さんが共通3000メートル、角館中学校3年の眞崎潤実さんが共通走り幅跳びで第3位に入りました。女子では、生保内中学校3年の加藤桃明さんが3年女子100メートルと共通200メートルでともに第2位、角館中学校2年の高橋雫さんが2年100メートル、角館中学校が共通400メートルリレーで第3位に入賞しております。 なお、令和2年度第69回秋田県中学校総合体育大会スローガンで、西明寺中学校3年の栗山駿太さんと桧木内中学校3年の浅利菜羽さんが優秀賞を受賞しました。 子どもたちの活躍は、目を見張るものがありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、今年度は県大会以上の上位大会が開催されないことを大変残念に思います。 総合給食センターであります。 総合給食センターの現状について。 新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言により、実質7日間、給食を提供できませんでしたが、学校再開後は夏休みが始まるまで順調に給食を提供することができました。 現在は、新型コロナウイルス感染症対策として、1学期分、登校日も含めております、の給食費の減免に向けた作業を進めています。 新しい施設に関しましては、ガス使用料が当初の想定より多いため、原因を調査したところ、機器の初期設定ミスや衛生上、機器の乾燥を十分行う必要があることからボイラーの運転時間が増となり、予定の4割ほど多くガスを使用しました。設定ミスにつきましては、業者の責任により補償とし、今後見通したガスの使用料の不足分について本定例会に補正予算を計上しましたので、御審議をよろしくお願いいたします。 設備関係では、エアコン等の不具合が発生しましたが、迅速に解決しており、今後も安全・安心でおいしい給食提供に努めます。 生涯学習課であります。 子ども演劇体験講座について。 演劇を通して、子どもたちの豊かな表現力やコミュニケーション能力の向上を目的とする「子ども演劇体験講座」が8月4日から7日までの4日間、仙北市民会館で開催されました。 3年目となる本講座へは、神代小学校、生保内小学校の5・6年生4人と、角館中学校、西明寺中学校、生保内中学校の1・2年生5人が参加し、劇団わらび座の新作ミュージカル「空!空!!空!!!」に出演する2人の俳優陣から、発声練習やダンスなど本格的な指導を受けました。最終日は、保護者や学校関係者、わらび座の俳優やスタッフなどが見守る中、息の合った堂々とした演技を披露し、大きな拍手を受けていました。参加した子どもたちは、「みんなで演技を考えたりして一生懸命やることができて楽しかった。」「また来年も参加したい。」と話していました。 令和2年度仙北市成人式の延期について。 例年8月15日に仙北市民会館で行われておりました仙北市の成人式について、去る6月10日に、市内在住の新成人代表者で構成する準備委員会で協議した結果、新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあることなどを考慮し、令和2年度の成人式を令和3年1月10日に延期することとしました。 今年度の対象者は、平成11年4月2日から平成12年4月1日生まれの方々で、市内中学校を卒業した229人と、市外からの転入者16人を合わせて、合計245人となります。 公民館であります。 仙北市文化祭について。 例年10月から11月にかけて、角館・西木・田沢湖の各地域で文化祭が開催されますが、今年度はコロナウイルス感染拡大の状況を受け、各地区実行委員会で開催について協議・検討がなされました。その結果、感染防止策の徹底に係る人員の確保が難しいこと、また、来場される対象者は高齢者が多く、感染した際、重症化が心配されるなどの理由から、市民の安全を第一に考え、今年度は各実行委員会とも文化祭の開催中止を決定いたしました。 学習資料館・イベント交流館であります。 角館町割400年記念三館合同企画展「佐竹北家の文化展」について。 7月25日から9月13日まで、樺細工伝承館、平福記念美術館、新潮社記念文学館がそれぞれテーマを設けた角館町割400年記念三館合同企画展を開催しております。 新潮社記念文学館では、佐竹北家の文化的な側面に光を当て、初代佐竹義隣、二代義明時代の京風文化や文芸、絵画等が隆盛した五代義邦、六代義躬、七代義文時代に制作された解体新書、花葉集、和歌集などの書籍や書画、その他関連資料でたどる展示となっていますので、ぜひ御鑑賞ください。 角館町平福記念美術館でございます。 角館町白岩出身の洋画家-没後40年渡辺浩三展について。 平福記念美術館も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月末まで休館していたため、予定の会期より早めて6月1日から7月17日まで、角館町白岩出身の洋画家-没後40年渡辺浩三展を開催いたしました。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として移動制限等が行われていたこともあり、会期中の入館者は522人でありました。 角館町割400年記念三館合同企画展「江戸期の絵画と角館四条派展/平福穂庵とその弟子達展」について。 今年は、1620年に角館城主芦名義勝によって角館の町割が行われてから400年の節目にあたることから、樺細工伝承館、新潮社記念文学館、平福記念美術館で、7月25日から9月13日まで、角館町割400年記念三館合同企画展を開催しております。 平福記念美術館では、「江戸期の絵画と角館四条派展/平福穂庵とその弟子達展」と題して、江戸時代から近代まで地元で花開いた絵画の文化を紹介しております。江戸期の絵画と角館四条派展では、小田野直武、佐竹曙山、佐竹義躬等の秋田蘭画をはじめ、角館四条派の作品を展示しています。また、平福穂庵とその弟子達展では、没後130年になる平福穂庵とその弟子、寺崎広業、岡田琴湖、西宮礼和等の秀逸作品を紹介していますので、ぜひ御鑑賞ください。 以上、教育行政に関する報告を申し上げましたが、本定例会に提案しております教育関係議案につきまして、慎重審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げ、教育行政報告とさせていただきます。
○議長(黒沢龍己君) 教育行政報告を終わります。 議会動静報告並びに監査報告は、タブレットに掲載のとおりです。 なお、議会運営委員会から要請があった議案等のホームページの掲載については、8月26日付けで市長へ依頼しておりますので報告いたします。また、今定例会から掲載することにしておりますので、確認も併せてお願い申し上げます。 11時10分まで休憩します。 (午前11時02分)
○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午前11時11分)
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△報告第5号の上程、報告
○議長(黒沢龍己君) 日程第4、報告第5号 仙北市一般会計継続費精算の報告についての報告を行います。大山総務部長。
◎総務部長(大山肇浩君) 議案ファイルの5ページをお開きください。 報告第5号 仙北市一般会計継続費精算の報告についてでございます。 令和元年度仙北市一般会計において、継続費に係る歳出予算の経費を別紙継続費精算報告書のとおり精算したので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものでございます。 次のページをお開きください。 10款6項総合給食センター建設事業費、平成30年度、令和元年度、年割額12億6,607万9,000円に対し、支出済額が12億6,261万8,136円で、差引額346万864円の減額となっています。 以上で、報告第5号の説明を終わります。
○議長(黒沢龍己君) 以上で、日程第4、報告第5号 仙北市一般会計継続費精算の報告についての報告を終わります。
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△議案第96号及び議案第97号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(黒沢龍己君) 日程第5、議案第96号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第6号)及び日程第6、議案第97号 工事請負契約の締結についての各議案を一括して議題といたします。 それぞれの説明を求めます。 議案第96号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第6号)について、大山総務部長。
◎総務部長(大山肇浩君) 議案第96号の説明をいたします。 令和2年度補正予算一般(6号)予算ファイル2ページをご覧ください。 議案第96号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ17億1,049万9,000円を追加し、補正後の額を264億2,362万7,000円とするものです。 7ページをお開きください。 歳入を説明します。 14款2項1目、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億8,881万9,000円の追加。 14款2項6目、説明欄、公立学校情報機器整備費補助金4,518万円の追加は、仙北市プレミアム宿泊支援事業費及び
GIGAスクール構想推進事業費に係る財源でございます。 17款1項2目、説明欄、ふるさと仙北応援寄附金9億円の追加は、実績見込みによるものです。 18款1項3目、説明欄、ふるさと仙北応援基金繰入金5億7,650万円の追加は、寄附金の増額による、
ふるさと納税ふるさと便事業費分でございます。 8ページをご覧ください。 歳出です。 2款1項6目、説明欄、
ふるさと納税ふるさと便事業費5億7,650万円の追加は、7月末で寄附額が約3億3,000万円と昨年を大きく上回るペースで寄附をいただいていることから、事業費を増額するものでございます。同じく説明欄、
ふるさと仙北応援基金積立金は、ふるさと納税の増額に伴うもので、積立金に9億円を追加し、13億4万8,000円とするものです。 7款1項3目、説明欄、仙北市プレミアム宿泊支援事業費9,270万円の追加は、秋田県の宿泊券を使用した際に3,000円の割引をする市の事業が好評で、想定を越えた利用者数となることが見込まれることから、実績見直しにより増額するものでございます。 10款1項3目、説明欄、
GIGAスクール構想推進事業費1億4,129万9,000円は、市内小・中学校の生徒一人一人にタブレット端末を整備し、創造性を育み、教育情報通信技術環境の整備を行うものでございます。この補正予算は、継続して事業を実施するため早期の予算措置が必要となること、購入契約に議会の議決を要するため、納期の関係で定例会最終日に契約議決議案の追加をお願いしたいことから、本日の議決をお願いするものでございます。 以上で議案第96号の提案理由の説明を終わります。
○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第97号の工事請負契約の締結について、草なぎ建設部長。
◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第97号の提案理由について御説明いたします。 議案ファイルの7ページをご覧願います。 議案第97号 工事請負契約の締結について。 令和元年度(繰越)辺地対策事業大瀬蔵野橋橋梁整備工事(下部工・低水護岸工)請負契約について、仙北市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 1点目の契約の目的は、当該工事の請負契約でございます。 2点目の契約金額は、1億8,040万円でございます。 3点目の契約の方法は、条件付一般競争入札でございます。 4点目の契約の相手方は、秋田県仙北市田沢湖生保内字武蔵野117番地255、佐藤・相馬特定建設工事共同企業体 代表者 佐藤建設株式会社 代表取締役 田村 保でございます。 議案の説明につきましては、タブレットに掲載の議案第97号関連参考資料で御説明いたします。 大瀬蔵野橋は、昭和45年架設で築50年が経過し、老朽化が著しく、また、橋梁法定点検の結果、判定区分3で早期措置段階にあることから、今般、辺地対策債を活用して橋の架け替えを行うものでございます。 本工事の契約につきましては、去る7月20日に指名審査会が開催され、審査の結果、条件付一般競争入札で行うことが決定されました。これを受けまして、同日、入札公告を行い、8月6日に電子入札システムにより入札が執行されております。入札の結果、佐藤・相馬特定建設工事共同企業体が入札書記載金額1億6,400万円、これに消費税及び地方消費税を加算した金額1億8,040万円で落札決定され、8月12日に仮契約を締結しております。 なお、工期は令和3年3月29日で、工事概要につきましては、資料記載のとおりとなっております。 当該契約は、本議会の議決をもって本契約となるものでございます。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) これから各議案に対する質疑を行います。 初めに、議案第96号について質疑ありませんか。16番。
◆16番(高久昭二君) 先ほど説明ございましたとおり、大山総務部長の説明にございましたとおり、今回、GIGAスクール構想、文科省の全額補助により市内小・中学生の生徒1台のタブレットを給付するわけでございますけれども、ちょっと二、三ちょっとお伺いしたいと思います。 今回の補正予算の中で、11節の役務費53万9,000円、12節の委託料の4,450万円、17節の備品購入費が、これはタブレットだと思いますけど9,625万6,000円、これらの内容についてちょっと教えていただきたいと思います。まだ聞くことありますので、まず最初それ答弁をいただいてからまたお聞きします。
○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。
◎総務部長(大山肇浩君) いいですか。この質問の答弁に対しては、教育長からお願いします。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) さきの定例会で、新型コロナウイルスへの対応といたしまして市独自のオンライン学習システムを推進する旨、御報告しておりましたけれども、先ほどの教育行政報告で申し上げましたとおり、令和2年7月2日に文科省のほうからGIGAスクール補助の内定通知がございました。よって、これまで実施してまいりました教育コンピューター推進事業の一部の見直しを図りまして、国が推奨するGIGAスクール構想に方向転換することとしたものでございます。 この事業の詳細につきまして、今、高久議員からもございましたが、いろんな面から御質問等あると思いますが、うちの佐藤部長を中心にお答え申し上げますので、どうか御審議のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) 高久議員の御質問にお答えいたします。 役務費でございますけれども、これは通信運搬費でございますが、各学校への回線通信料と契約等に基づく事務経費でございます。委託料でございますけれども、3つの業務に分かれておりまして、1つはネットワークの整備分として3,525万3,000円、実証実験に伴う経費としまして331万1,000円、それから教職員向けのスクールサポーターの支援業務分として594万円、委託料の合計が4,450万4,000円でございます。 なお、備品購入費につきましては、議員御承知のとおりタブレット端末の購入費となりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) 16番高久議員。
◆16番(高久昭二君) これまでのオンライン学習システムから文科省のほうのGIGAスクール構想に転換なさるということなんですけども、これまでもそうでしたけども、これからコロナウイルスの感染がどのように広がるか、または我々が願うところの終息に向かうかはまだ予断を許さないんですが、もし万が一ですね、これから今後はまず秋休みがあるのか私分かりませんけども、冬休み、そして春の春休み、来年の夏休み等でもし休まざるを得なければ、このGIGAスクール構想に基づいて各自宅でですねタブレットをお持ち帰りしていただいてやるということなのか。それとあとあわせて、学校でも授業の際に使うというふうなこともやることなのか。それとですね、教育長御承知のとおり、病気や、または色々ないじめ等の関係でやはり学校を休学なさっている児童生徒も少なからずおるようなんですが、そういう子どもさん方にはどのような対応をなさるのか。その点についてひとつお答え願いたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) このGIGAスクール構想というのは、基本的には学校内で運用されるシステムでございますけれども、今回のコロナ感染症、あるいはこれから予想だにせぬ自然災害等々に対して、有事のときには貸し出しするというような考え方でございます。基本的には学校のカリキュラムの中で、常に自分のそばに置いておくというような考え方にのった構想でございますので、御理解をお願いしたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) ただいま議員からございました休学している子どもさん等のことについてでございますが、まず学校を休んでいたり、いろんな形、理由で学校に来られない子どもなどおるわけですが、このGIGAスクール構想で用いるその1人に1台端末でありますので、その子たちにももちろん端末を貸し出すといたしまして、いろんな形で学校とのつながり、まあ学習だけでなく、いろんな普段の生活とか生徒指導とか遊びのこと、いろんなことも含めて、いろんな多様な活用ができるのではないかと期待しているところでございます。
○議長(黒沢龍己君) 16番高久議員。
◆16番(高久昭二君) そうすればあれですか、その休学なさってる子どもさん方に対しては、基本的には学校に保管して、学校のカリキュラムに基づいて使用するんだけども、学校に来れない子どもさん方については、自宅なり、または他の場所でもそれを利用できるように貸し出しするというふうに理解してよろしいんでしょうか。それらに該当する児童生徒さん方は、現時点では何名ぐらいおられるのでしょうか。小・中学校それぞれ。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) ただいま議員の御質問ございました不登校の子どもですが、今それは大至急調べさせますが、大体でほぼ20人程度でございますが、今、細かい人数を調べます。 それで、基本的に休まれている子どもたちに貸し出しいたします。そして学校との連絡をとるようにやっていきたい。できるだけ速やかにやっていきたいと思っております。
○議長(黒沢龍己君) 教育長、今、人数は。佐藤教育部長、分かる。
◎教育部長(佐藤義一君) 不登校の人数については、後ほどきちんと調べた上で御報告させていただきたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 高久議員、いいすな。後で、今日中に報告しますということで。
◆16番(高久昭二君) はい。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。5番。
◆5番(高橋豪君) それでは質疑をさせていただきますが、ただいまの
GIGAスクール構想推進事業費ということであります。今、高久議員に対する答弁ありましたけれども、様々な場面でということですが、もう少し踏み込んで具体的に学校の中でどういうふうにタブレット端末が活用されて、どんなことをやるのかっていうのを、少し具体的な内容があるのであれば御答弁いただきたいということと、それから今、貸し出しのお話もありました。前にその各子どもさんの家庭にアンケート調査なんかもやった経緯がありますけれども、そのアンケートの内容が、結果がどんな感じだったのかっていうこと、それから、実際にはタブレット端末を貸し出されたときでも通信環境があるとかないとかっていう問題もあろうかと思います。確かアンケートの中にもそういった項目があって、例えば自宅に無線の機械がない、Wi-Fiの環境がないという方は、御家庭はどうなるのかとか、まあその辺も貸し出しの前提とするのであれば具体的にどうするか御検討されているかと思いますので、そのあたりについても確認をしたいと思います。 あとそれから、もう一点ですが、ふるさと納税に関してであります。ふるさと納税がまたペースよく伸びているということで、私は新型コロナの影響で、このふるさと納税も危ういというか、昨年は非常に多かったんですが、寄附が減るんじゃないかなと心配していたんですが、今回は昨年以上に伸びているということであります。この伸びてる要因についてお分かりの範囲でお答えいただきたいというふうに思います。 以上2点です。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) このGIGAスクールは、まずそもそもどうしてこのようなっていうふうな御質問でございましたが、突然このGIGAスクールが起こったものではございません。つまりこれまで日本の教育というのは非常にこう先進国の中でもレベルが高いというふうなこと言われてまいりましたが、ただこのコンピューターにつきましては、まず先進国の中で設置、コンピューターを子どもたちが持っている数の上でも、まず先進国の中ではまず一番最下位であるということが分かっておりました。ということで、何とかそのコンピューターリテラシーといいますか、コンピューターの学習とともにやっぱりそういう設備もしっかりしていかなければいけないということが、国のほうで文科省のほうで、かなり安倍総理の意向もあったようでございますが、強くお話しされておりました。それで、それを令和元年から5年までの中で、最初はこのGIGAスクール、何とかしようというふうなことでありましたが、ここになってコロナの問題が起きてきたわけであります。それで、そんな悠長なことは言ってられないということで、令和2年、まあ本年度で、できたら全小・中学校の子どもたち一人一人にこの端末を持たせたいということで、このGIGAスクール構想というのが急に浮かび上がってきた、前倒しという形でございます。 それでアンケートの内容のお話でございましたが、これは前回、私申し上げさせていただきましたが、このアンケートは、このGIGAスクールとは別に、私たちでまず議員の皆様に御理解いただいて、コンピューターの学校、コンピューターの推進、事業を推進しているわけなんですが、そのコンピューターを活用して、もし学校が休校になった場合に学校と子どもたち、家庭との連携・連絡をとるためにはどうすればいいかということで調べたんですが、それでは大体90%ほどでございました。何とかスマホも含めて、パソコン、スマホ等で連絡とれるのは大体90%。それで、ただそのほかにもWi-Fiであったり、いろんな設備等も整えなければいけませんので、そこら辺の状況はまだしっかりいくまでになっていない。それで、やっぱりWi-Fiのルーターの貸し出しとかもしなければいけない状況であるというのが現在の状況であります。 それで、GIGAスクール構想はもともとは子どもたちの学習のための、例えば英語であったり、算数・数学であったり、国語と理科など非常に活用あるものですが、その授業をよりよく、より深く、より創造的にするためのものでありましたが、そういうふうな災害時とか、こういうふうなコロナウイルスなどの場合には、家庭に貸し出して家庭と学校との連携・連絡をとるためのものに使うということで、今、そういう非常時の場合の貸し出しということも文科省から示されているところでございます。 まあそういうわけで、私どもまず大変本当に急な話で恐縮でございますが、このGIGA構想に則って皆様に御理解いただいて、何とか子どもたち、緊急の場合であっても、学校が休みになった場合であっても子どもたちと連携・連絡がとれる、家庭と連絡がとれるようなそういうふうな体制をつくってまいりたいということで、このように御審議をよろしくお願い申し上げたところでございます。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) 高橋議員の実際のスキームといいましょうか、計画の進め方について、少し私のほうから御説明したいと思います。 まず自宅学習の実証実験にあたっては、今、教育長申し上げましたとおり、さきのアンケート調査をもとに、端末及びWi-Fiルーター50台の貸し出しを見込んでおります。この機器については、旧中川小学校で使用していた機器を充当する予定でございます。 今回、実証実験にあたって児童数が最も多い角館小学校をモデル校に指定したところでありますけれども、通信料は今回の委託料に含める契約を予定しておるもので、今年度については通信料は発生しないものと見込んでおります。しかし、基本的には各家庭の回線をお借りすることになりますので、保護者の協力が必要不可欠でございます。この後、教育委員会で説明会を開催し、協力を求める予定でございます。 なお、次年度以降の通信料についても、現段階ではルーターのリース料等に含めた契約の可否を検討しておりますけれども、運用までもう少し解決方法があるのか検討してまいりたいと思っております。 もう一点でありますけれども、教職員向けの対応でございます。いかんせん初めての試みとなることでございますので、教育現場では、現在、感染症防止対策はじめ行事等の日程調整等々で大変な状況でございます。今回新たな構想が進められることによりまして、ただでさえ膨大な業務量に拍車がかかることが想定されます。このような状況の中でICT教育の取り組みを円滑に実践していただくため、各学校向けのマニュアル作成や運用開始までのサポート業務として、ICT支援員と同等程度の技術者であるスクールサポーターの派遣等も計画しておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 以上でございます。
○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。
◎総務部長(大山肇浩君) なぜふるさと納税が伸びているかということでございますけれども、コロナの影響が逆にありまして、結局、家にいる時間が長くなるということがございまして、多分恐らくそういう時間を利用されて注文、寄附していただいているというふうに考えております。また、昨年6月から新制度に移行しておりまして、その段階から商品そのものの良さに注目していただいていることがまず要因として挙げられます。あとは返礼品を、現在260以上の返礼品となっておりますので、種類も多くなっていると。さらに、見せ方の工夫もしているという形でございます。あとは、主力が今、米でございますが、事業者の皆さんの御協力によりまして新米の早期受付予約も行っておりますので、そういったところが伸びている原因、要因であると考えております。 以上です。
○議長(黒沢龍己君) 5番高橋議員。
◆5番(高橋豪君) ふるさと納税ですけれども、色々こう返礼品も充実してということで、たくさん寄附をいただいている方が多いということは喜ばしいことで、貴重な財源となりますので、どうか今後も期待するものであります。 それから、GIGAスクール構想、このタブレット端末ですけども、私、別に反対とかそういうわけじゃないんですが、いまいち、今御答弁いただきましたけども、具体的に、じゃあ授業の中でどんな使われ方がするんだとか、まあ何か有事の際には御家庭と連絡をとるためにとはおっしゃいますけれども、まあ今までだってそういう場合はメールの仕組みだったりとか、まあ直接電話するとか色々あるわけなんで、どんなその使われ方がするのかと。まあ例えばオンライン授業という形で、今、学校が休みだったけれども、それを取り入れてやっていたという学校もいろんなところにあるようですけれども、まあそういうのももちろん想定されるわけですが、非常に、まあせっかくいいものを入れるということであれば、やはり有効に活用していただきたいというところからなんですけれども、もう少し踏み込んだ、具体的に授業の中でこんなふうに使われるんだとかいうのがあればですよ、その辺をお答えいただきたいということです。 それから、やっぱり家庭によっては、要は今、電話回線を引いているという御家庭は多いんですが、家庭によっては携帯電話で済ませるという場合もあって、そうなっていくと、Wi-Fiルーターを貸し出してもいいんですが、その何といいますか、電話線というか光ファイバーも引き込まなきゃいけないとか、そういったことも色々出てくるんじゃないかなというふうに思います。どのぐらいあるか分かりませんけれども、多いのではないかなというふうに思います。そういった個別のいろんなケースっていうのが出てくると思われますし、また、長い目で見るとっていうか、もちろんそういった通信料、毎月月額の負担も当然御家庭ではかかっていると。で、まあ必要な人はもう既に導入していてるわけなんですが、これからそのために導入しなきゃいけないってなったときに、果たしてどの程度御理解いただけるのかなっていうのも非常に心配なんですが、そのあたりについてのお考えをお答えいただきたいと思います。 以上2点です。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) 私のほうから、具体的な使われ方、それから有事の場合の話を、それから最後のほうの家庭との関係も部長のほうからお答え申し上げたいと思います。 まず使われ方でございますが、やはりコンピューターが1人、端末一台一台ありますと、授業の形態が全く変わってまいります。まず今の授業では、まあ一斉授業といいますけれども、何としてもやっぱりその授業、多いところで40人の子どもたちがいれば、40人のその中の非常にこう発言力のある子どもがどんどんこう発表して授業が進んでいくと。どちらかというとそういうふうな授業が多いわけですが、コンピューター1台端末ありますと、ここにどの子が分かってて、どういうふうな考え方してるか、全部こう見えるわけであります。先生が、先生のほうに40人分のこう画面が出てきまして、そこにいろんな回答等が出てくると。非常に個別の子ども一人一人が分かりやすいと。例えば、私、数学ですけれども、算数・数学であれば、一番ありがたいのは、例えば二次関数とかですねそういうふうな動きのある授業ですね、二次関数、一次関数はこういうふうにやるとかって、図形でこういうふうに立体をこういうふうになるとかというふうな、これはもう可視化できるという意味では、まず二次関数だとほとんどまず動けないわけですが、非常に役に立ちます。それから、理科の実験も細部のところをこう見せるなど、例えば非常にややこしい授業などの場合、実験でも子どもたちに任せられるのがあるんですが、ちょっと危険なところなどは先生がやってそれを画面で見せるというのができるとか、非常に、それから社会であれば、もちろん調べ学習であるとか、自分で一人でどんどんどんどんこう調べ学習できますし、まず本当にいろんな意味で、英語なんかも本当に子どもたち一人一人の発音が分かるわけであります。ですから大変有効であるというふうに、まず捉えております。ですから、例えば今、韓国なんか、私、韓国にまで行ったことございませんが、先日、タイに行ったとき、失礼しました、交流で台湾に行ったときは、子どもたちが1人1台、全部その先生とそれで授業しておりました。韓国は一番何か今進んでいるそうで、すごい子どもたちがどんどんどんどん個別学習が進んでいると。 それから、有事の場合のオンラインですけども、やはり何といっても子どもさんは御家庭にいらっしゃると、やっぱり有事といいますか、災害であったり、いろんな今回のようなコロナウイルス等であった場合、どうしてもやっぱり顔を合わせて子どもさんとこう先生が色々話しするっていうことが非常に大切ではないかなと。それと同時に、御家庭の方ともオンラインで話せるわけであります。それから、例えばこれは大変難しいんですが、宿題も、よくテレビなんかでは画面にだーっと子どもたちが出て、こちら大学の授業なんかやってますが、あれは大変何かお金がかかるそうですが、少なくても一対一の授業っていいますか、その体制ができるわけで、例えば今うちのほうでは英語でALTが中心になって、仙北市の英語授業の画面をつくっております。今、もう動画配信をもうできる、第2巻までいきました。今度、第3巻、第4巻とつくっていきますが、それを配信しまして子どもたちにやっていただくというふうな形で、本当に有効に活用できるのではないかなと思っております。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) 高橋議員もやはり御心配かと思うんですが、私どもも今一番懸念しているのは、その各御家庭の通信料等の問題でございます。いずれ冒頭教育長から話しありましたとおり、令和5年度までの段階的な計画が一気に全国一律に前倒しされたことから、私どもも教職員のいわゆる学校の対応も含めながら、児童生徒のために最善は尽くしますけれども、今、全国どこの自治体でも手探り状態であるのが現状でございます。いずれ運用までまだ半年ぐらいありますので、これから業者等々が決まればですね、さらに実証実験を通じた問題点等もつぶさに検証しながら改善の方向に持っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) 5番高橋議員。
◆5番(高橋豪君) 非常にこう、この後いろんな面でメリットがあるということなんですが、子どもたちにとっても、またそういった機械に触れていくっていうことは非常に大事だし、先進国の中でも一番そういうのが遅れているという現状もありますので、ぜひそこは頑張っていただきたいんですが、一方では、さっきもスクールサポーターっていうことで、実際に現場の先生たちがすごい大変だろうなというふうに今聞いてるだけでも思うんですけれども、要するに現場の教職員の皆さんに対しての周知というか理解というかそれがなければ、なかなか、子どもたちは楽しくやるでしょうけども、やっぱり教える側のほうの体制が整わなければスムーズにいかないんじゃないかなというふうに思いますが、今後運用まで半年ぐらいという今答弁ありましたけれども、そのあたりの打ち合わせというか協議というか、その辺を今後どういうふうに詰めていかれるでしょうか。 以上です。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) いずれこの後、指導者の研修あるいは児童のトレーニング等々ということで、この後可決いただきますと、すぐにトレーニング等の準備に取りかかる予定でございます。また、児童への指導としましては、11月から2月上旬までを予定してございます。いずれ今御心配されておりますとおり、学校現場との打ち合わせはこれから緻密にやっていかなきゃいけないと思いますので、不断の努力をしていきますので御協力をお願いしたいと思っております。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。7番平岡議員。
◆7番(平岡裕子君) 先ほど以来から、このGIGAスクール構想について質問もあり、それなりの答弁をいただいてるわけです。で、少し大まかなこと、非常によく分かりましたけれども、実際にこの予算にあがっているこの備品購入費、このタブレット端末1台まず幾らになるのか。そして何人の子どもさんにそれが使えるようなそういう体制になるのか。その数字的なところもはっきりとお伺いしたいと思います。 それからまたですね、環境のそういう配備っていうことでWi-Fiの、で、さきのアンケートなんかをこう見ますと、まだ自宅のほうでそういう配備がないっていう家庭が1割はあるということは、さきに報告もいただいております。そして学校の中では、そういう、まあこれまでですとコンピューター室とかでやられてたわけですけれども、子どもたちが1台を持ってその機器に慣れていくとすれば、学校内にWi-Fiの設備が何カ所かに必要になってくるんじゃないかなと思います。まあそういう体制はどういうふうになっているのかということです。 それからもう一点、これすごい大事だと思うんですけれども、今こういう例えばメールだとか、携帯電話、もちろんこういうパソコンなんかもそうですけど、電波数っていうか、そういう数値が非常に高くなっていて、今、私たち使ってるこのタブレットは4Gですね、それを今度だんだん5Gにしようとしてる、もうそういう動きがあってやっている中で、実際にその環境の中で子どもたちがいるっていうそういうことに対して、電磁波のそういう影響なんかも非常にこう心配してる声もたくさんありますし、そういう記事なんかもたくさん見ますけど、そういうところの配慮は教育委員会としてはどういうふうにお考えになっているのか伺います。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) まず最初に、タブレット端末の価格と台数についてお答えいたします。 今回、国のほうからの補助額は1台につき4万5,000円でございますが、当方で購入予定のものは、タブレット本体が4万円、追加の管理ソフトが5,000円、それからクラウドライセンスというものが5年間で6,000円、それから初期設定費用等々の諸経費で4,000円、1台5万5,000円です。これに消費税を加算しますと、6万500円で予算計上しておるところでございます。 なお、台数につきましては、補助要綱で予備費をもつということになっておりますので、約30台ほど上乗せ計上しておりますが、今回購入する台数予定は1,591台でございます。 それともう一つ、環境の件のお話だったと思いますけれども、仙北市では、おかげさまでこれまでもコンピューター推進事業を進めてきておりまして、今年度の当初予算の段階では、角館小学校と角館中学校のWi-Fi環境等を整えれば、市内11校全部が整う予定であります。ただし、このスクール構想が出てきたおかげで、今度はアクセスポイントというものを各教室等々に配置されることになりますので、いずれ環境的にはかなり好転するのではないかなと思います。ただ、先ほど平岡議員のほうから5Gの話がありましたけれども、確かにこの先、5Gになるっていうことは私どもも十分承知はしておりますけれども、いずれ今年度中に整備をしなければならないということであれば、現行のまま進めるしかないのかなと思っております。 以上です。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) 議員が御心配なされております子どもたちへの健康被害ということでございますけども、いろんな学者の皆様から、やはりその電磁波のそういうふうな、特に成長期の子どもたちには問題があるのではないかというふうないろんな学説等、いろんな新聞・マスコミ等でも私も拝見してございます。それで、いずれ私どもといたしましても、まずそのようないろんな学者の説等見ながら、そういう知見をですね、まずいろんな講習会等もありますけれども、学びながら、やはりいずれ子どもたちの健康、これは守っていかなければいけない。ただ、これはもう世界の今の教育のスタンダードでありますので、これはやはりもうやらざるを得ないと。やっぱりパソコンがもう何か、鉛筆、消しゴム、パソコン、これはもう同じだと、マストであるというふうなことを言われておりますけれども、子どもたちが常に持たなければならないこれからの教育、まあ世の中がそうなっていってるんだということで、そういうふうな、ただやはり安全面、これは最もで、最も大切なことでございますので、いろんな知見を私たちも十分学習しながら、子どもたちの例えば使用時間の制限とか、まあいろんな場合によっては、学者によってはここにプロテクターをつけるべきだというような学者の方もいらっしゃいますけれども、いろんなそういうふうな知見も学びながら、十分に健康にも配慮しながら、この世界に遅れることのない、日本の科学技術が伸びていくためにはここは何としてもどうしてもやらなければいけないということは文科大臣は言っておりますけれども、私たちも十分に頑張ってまいりたいと思っているところでございます。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。3番高橋議員。
◆3番(高橋輝彦君) 今の一般会計補正予算(第6号)について、2点ほど質問させていただきたいと思います。 1点目ですけども、今、
GIGAスクール構想推進事業費のタブレット購入台数ですけども、1,591台ということなんですけども、前にいただいた資料の中で、文科省の補助対象の台数が1,004、1004なので、この差がちょっと587台ほどあるんですけど、これ先生の分かなと思うんですけども、まずこれが1点と。 それからですね、この今、GIGAスクール構想と、それから前に6月の定例会で御説明があった全家庭と学校とを結ぶオンラインの関係って、まあ違う授業ということなんですけども、この1人1台のこのGIGAスクール構想のこのタブレット端末を、この全家庭とのオンラインにもこの端末を使うのかということ。なぜかというと、6月の説明では確かインターネットの環境が整ってない児童生徒が約1割いるっていうことで、多分もう100名以上の方がインターネット環境整ってないか、あとパソコンも持ってないっていうことなので、このGIGAスクール構想のこのタブレット端末を学校と全家庭を結ぶ端末としても使うのかということがまず2点目。 あと3点目ですけども、今回の補正予算(第6号)では、プレミアム宿泊支援事業費で9,270万円、それとこの
GIGAスクール構想推進事業費で、こちらが地方創生臨時交付金を1億8,881万9,000円、違った、すいません、GIGAスクール構想では、この地方創生臨時交付金を9,611万9,000円、これ財源として見てます。プレミアム宿泊支援事業費が9,270万円、これを地方創生臨時交付金も財源で見てますけども、これまでずっとコロナの対応・対策費として、第1次から第2次、第3次と、多分今回でこの第6号が第4次の対策となると思われますけども、この第1次から今回のこの第6号までの、このまず4回のこの対策費で、地方創生臨時交付金、これがですね6月の定例会では確か6億9,700万円ほどの金額が仙北市に交付されるということなので、この今、第4次までの分がその交付された6億9,700万円で間に合ってるのかどうかと、今現状、この第6号に活用した場合までのところで、この地方、あ、臨時交付金が果たして今、仙北市にある交付金で足りているのかというところをお伺いしたいと思います。 3点お願いします。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) タブレット端末の台数の積算根拠といいましょうか、差異について御説明させていただきます。 この備品購入にあたりましては、補助申請の段階で児童生徒数の人数がベースになることは間違いございませんけれども、国庫補助対象となるのがこの児童生徒数の3分の2でございます。したがいまして、3分の1の分は、単独という形で積算せざるを得ず、3分の2の人数を見た場合に1,004台となっておりますので、そこの差異でございます。 なお、これにつきましては、先ほども少し補足させていただきましたけれども、実際の人数プラス予備機の分が概ね30台入っておりますので、実際の児童生徒数と異なりますことを御理解いただきたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 熊谷教育長。
◎教育長(熊谷徹君) 議員から御指摘ございました、要するに前回のアンケート調査ですね、あれとの関連でございますが、議員の皆様の御理解をいただきまして当初予算で議決いただきました市独自の教育用コンピューター推進事業は、まずこれまで推進しているわけでございます。それで、この間のアンケート調査は、それまでの推進事業でこう設置いたしましたそれらのものも活用されながら、家庭の状況を調べさせていただいたと。そしたら9割はあるけど1割は残念ながらできないということで、このGIGAスクール構想でもし御議決賜れば、それでいただいたその一人一人の端末を有事にはうちに持っていっていただいて、まず国からの4万5,000円上限とした補助があるわけですから、それから、いよいよWi-Fiのルーターとか環境、いろんなコンピューター環境のその設置のほうもまず2分の1補助で出るわけでございますけれども、そういうことも設置していただいて、その前のやつとはまたひとつちょっと方向転換させていただいたという形でございます。それで、このGIGAスクールで子どもたちが得たコンピューターもうちに持っていただいて、まあ有事の休みの場合には学校と連絡すると、そういうふうな予定でございます。
○議長(黒沢龍己君) 草なぎ財政課長。
◎総務部財政課長(草なぎ郁太郎君) 高橋議員の地方創生推進臨時交付金の件についてお答えします。 仙北市は、交付限度額が議員おっしゃるように6億9,721万7,000円ございます。これ前回までの5号補正で3億7,998万7,000円ほど充当しております。今回の6号補正の充当額が1億8,881万9,000円となりますので、5号補正までの分と合わせまして5億6,880万6,000円ほどの充当額となっています。この後7号補正でも充当を予定していますが、現時点では交付限度額に対して1億2,841万1,000円ほど残しているという状態でございます。 以上です。
○議長(黒沢龍己君) 3番。
◆3番(高橋輝彦君) だんだん分からないことが鮮明になってまいりました。あれですか、これ、GIGAスクール構想と、それから全家庭と学校とを結ぶオンラインというの、実際に本格的に実施するっていうのは、これ来年度初あたりを目指してるのか。多分これからタブレット端末購入してから色々、資料見ると色々準備、色々準備すると思うんですけども、実際に本格的に活用するとなるのはいつ頃を目途にしているのかということ。はい、お願いします。
○議長(黒沢龍己君) 佐藤教育部長。
◎教育部長(佐藤義一君) 今年度末までに全て準備を整え、新年度当初から使えるスキームとなっております。
○議長(黒沢龍己君) いいですか。
◆3番(高橋輝彦君) はい。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。13番。伊藤議員。
◆13番(伊藤邦彦君) 先ほどから質問に出ておりますけども、ふるさと納税の件なんですが、仙北市、スタート時点は100万下、四、五十万円のときもありましたし、それから今は100万円を超えるそういう金額までいったということは、当局あるいは関係者の努力だと思いますし、敬意を表したいと思います。ただ、新聞で前に見たんですが、自治体名思い出せないんですが、20億円を超えてるというような自治体もありました。我が市としてもそういった高い目標に向かってこれからどう攻めていく、どうお願いしていくというような考えもあろうかと思いますし、このことを一点お伺いしたいと思います。 それと、逆に仙北市から他自治体に出ていってるその分もあろうかと思いますので、その金額も教えていただきたいと思います。 それともう一点は、こういうふるさと納税の仕組みというものを、あるいは全国からこういうふうに応援をもらってるよというようなことを、広報でも通じてもっと細かく広く周知する必要が私はあると思うんですよ。そこら辺はどのように考えているのか、3点についてお伺いします。
○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 前段のほうの御質問、方針づけでありますので私のほうから御返答させていただきたいと思いますけれども、確かに当初は、議会の皆様方から様々な御指摘をいただいて、本当に創成期は難儀した制度でありました。しかし、現在9つのサイトで運用をしておりますけども、さらにこの後もう2サイトの登録も検討しているなど、間口をできるだけ多くとって、今8億円でありますけれども、さらにその倍、さらにその倍というような形で、財源として、これはもちろん継続的な財源ということよりは臨時的な財源という考え方のほうが適切かと思いますけども、実際に様々な事業の原資となることは間違いありませんので、その原資が多ければ多いほど市民の方々の御要請・御要望にお応えできるということになりますので、できるだけ多くの財源としての確保をしていきたいということで、この後も積極的に取り組んでいきたいというふうな思いを持っているということであります。 現状としては、なぜ当初予算で4億円という、要するにあのときにはまだ8億円になるという決算出ていなかったときですので確実なところを見てるというような状況で、11月、12月のその予算編成時期にはそのような形だったわけでありますけども、12月で爆発的な御支持をいただいたということもあって8億円まで伸びたということでありますので、当初4億円しか見ていなかったけれども、それを補って余りある財源の確保という形で今回9億円の大きな拡大をしたいという思いであります。さらに、私どもとしては、機会を見つけて様々な返礼品の確保、それから市民の方々の御協力があるわけでかなうわけでありますけども、さらにさらに多くの財源の確保というものも想定していきたいというふうに思っておりますので、どうか御協力もお願い申し上げたいと思います。 それから、広報等、また様々な先ほどの後半のほうについては、総務部長方のほうから御答弁させていただきたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 大山総務部長。
◎総務部長(大山肇浩君) まず、ほかに寄附として流出している金額でございますけども、令和元年度は約506万円程度でございます。 あと、広報等への周知につきましては、これからもやはり地元の皆様にとって役に立っている資金で、財源であるということをアピールしていきたいというふうに考えてございます。 以上です。
○議長(黒沢龍己君) 13番。
◆13番(伊藤邦彦君) ありがとうございます。ふるさと納税が活発化すると、仙北市、国内、海外、色々アピールするすぐれた製品があると思いますので、そのことを考えますと作戦をどんどんどんどんシビアに考えながら、各商店あるいは生産者、農家、そうした方々がこの厳しい状況の中で少しでも恩恵が被るように、ぜひこう頑張っていただきたいということを申し上げて質問を終わります。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) ないようですので、これで質疑を終わります。 13時10分まで、昼食のため休憩します。 (午後0時11分)
○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時11分)
○議長(黒沢龍己君) 先ほど議案第96号で、高久議員の質疑に対して不登校についての答弁がありませんでしたので、今、佐藤教育部長、答弁求めます。
◎教育部長(佐藤義一君) 冒頭、高久議員から御質問のありました不登校者の人数についてお答えいたします。 本日現在の人数でありますけれども、8人でございます。内訳は、小学生が2人、中学生が6人でございます。
○議長(黒沢龍己君) 高久議員、いいすな。
◆16番(高久昭二君) はい。
○議長(黒沢龍己君) それでは次に、議案第97号についての質疑を行います。質疑ありませんか。16番高久議員。
◆16番(高久昭二君) 二、三ちょっとお伺いしたいと思います。 草なぎ建設部長にちょっとお尋ねしたいんですけども、今回のですね下延、大瀬蔵野の新しい新橋をつくるための工事に関して、以前から色々あったわけでございますが、辺地債を活用して8億円、そのうちの2割は市の一般財源なり、市のほうで負担しなければならないと。つまり1億6,000万円はですね。そういうふうな中で始まったわけでございますけども、議会でも賛成多数で可決されて、両岸のほうの市道、新しい道路、それにかかわるまた水路工、水路とかの敷設替えなり新しい水路をつくるなりの工事が行ったんですが、今後ですね、橋台の工事、そしてまた下部工、さらには上部工については恐らく専門会社に発注なさるんでしょうけども、下延の大瀬蔵野から八割のほうの坂の下のほうに行く県道ですね、あそこに抜けるためにいろんなことを今後検討なさる予定はあるのかどうか。ということは、今回の冬もそうでしたし、毎年冬なればあそこは開削道路であるがために雪崩防止のいろんな危険が伴うということで通行止めをかけてきたんですが、今年度または来年度も、または新橋が完成した後もその方向になるのかどうか。当然、建設部長は全体を把握しながらお仕事なさってると思いますので、その点まず確認したいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 答弁、草なぎ建設部長。
◎建設部長(草なぎ雅人君) 高久議員の御質問にお答えします。 大瀬蔵野橋から旧西仙北町のほうに抜ける、県道へ抜ける道路のことでございますけれども、現在、冬期間、掘り割りになっているところは通行止めなっております。橋の改築に伴う今後の見通しということでございますけれども、良好な道路交通網の構築の観点からは、将来的にはそちらのほうへ道路の幅を大きくしてなり、改良を行ってタッチするのが将来的には望ましい形であるかなというふうには思っておりますが、しかしながら、色々事業もたくさんありますので、その辺の調整も必要となってきますことから、近々にそういう計画があるという状況ではございません。 以上でございます。
○議長(黒沢龍己君) 16番。
◆16番(高久昭二君) あのですね、全ての物事はそうなんですけども、仙北市であってもやっぱり費用対効果というものが当然求められると思うんですよ、一般的には。これ県だけで工事するとか、国だけでやるとなればそれまた別なんですけども、まあ関係はあるんですけども、そうなればですね、これまでその開削道路、坂の下に抜ける西仙北町のほうに行く県道にやっぱり延ばしていくんだという考え方がやっぱりあるとすればですよ、あそこは旧角館町時代につくったんですよ。私、町の議員やってたんで分かるんですが、非常にやっぱりそういうふうな長年の中でやっぱり少しこう豪雪なれば雪崩の危険性が出てくるということであれなんですけども、それがまだちょっとこう将来計画の中に、頭の構想の中に建設部長も描いてないとすれば、結果的にはですね、確かに立派な橋をつくるのは別に絶対駄目だと言わないですよ。言わないけども、通る方々が主に集落周辺、集落の方々が中心であって、まあ結果的にそういうふうな費用対効果の点で、現場に部長さんも何回もお仕事上足踏み入れてご覧になってるんでしょうけども、非常に曲がった道路が、橋にかかわる曲がった道路ができるんですよ。今まで以上に。今のその旧橋以上に。その点はどのような見方、まあやむを得ないってばそういうふうな答弁しか来ないのかもしれませんけども、その点第1点。 それから、旧橋、現在の橋を将来は解体するということが当初の計画でありましたけども、やっぱりその方向に行くとすれば解体費用が恐らく1億円近くかかると思うんで、その点は変わらず解体する方向なのかどうか、その点を確認したいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。
◎建設部長(草なぎ雅人君) 西仙北町のほうに抜ける県道へのアクセスということで、先ほどもちょっとお話しましたが、良好な道路交通網の構築の観点からは、そうなれば大変望ましいことであるというふうな気持ちは持ってございます。 それと、新橋への取り付け道路もカーブが曲がってるという話でございますけれども、これにつきましても、河川協議の関係上、河川構造物との関係で現橋より40メートル下流に設置しなければいけないという状況がございました。さらに、橋の高さも高くなりますので、その現橋との、現道との取り付けの関係で良好な勾配を確保するためには、どうしてもあれだけのアプローチが必要であったというところでございますので、そこは何とぞ御理解のほどお願いしたいと思います。 それと、旧橋解体の件でございますけれども、予定としましては令和4年度以降に解体したいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(黒沢龍己君) 16番。
◆16番(高久昭二君) 最後に3回目。令和4年度以降に解体する予定のその解体費用は幾らぐらい見込んでるんですか。それはまたその時点なれば多少金額が変わってくるかもしれませんけども、その点と、やっぱり通行量を調査なさってるのかどうかですね、現時点で。または今年の春とかに。大体1日何台ぐらい通るのかと。平均ですよ。土日となればまた別ですけども、平日、主に平日。その点をちょっと確認したいと思いますので、御答弁をお願いします。
○議長(黒沢龍己君) 草なぎ建設部長。
◎建設部長(草なぎ雅人君) 旧橋解体の費用でございますけれども、あくまでも概算でございますが、1億3,800万円ほどを見込んでございます。 交通量調査の件でございますけれども、交通量の調査のほうは行ってございません。 以上でございます。
○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第96号及び議案第97号の各議案について、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第96号及び議案第97号の各議案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これから各議案に対する討論を行います。 初めに、議案第96号に対する討論ありませんか。16番高久議員。
◆16番(高久昭二君) 議案第96号については、賛成の立場から一言発言をさせていただきます。 確かにGIGA構想については、これは文科省から全国にやるということが急に決まったような形なんですけども、やはり最後に使うのは児童生徒なわけでございますので、不登校の子どもさんも含めて、やっぱり来年の3月の新年度の当初に開始なさる前に、いろんな各方面のやっぱり諸課題なり、またいろんなそのクリアしなければならない問題、条件等を克服する中で、ひとつ教育委員会が先導してですね、各学校にお任せするんではなくて、先生方はともすれば非常に大変な業務量で毎日非常に大変じゃないかなと、私は現場を見て、毎日見ているわけではありませんけども思うんで、そういう点を教育委員会がですね、やっぱり学校教育課が中心だといえばそれまででしょうけども、やっぱり一丸となってですねやっぱり支援していただくというふうなことで、そういう点を意見を述べさせていただきまして、本案に賛成をいたします。 以上、討論を終わります。
○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。7番平岡議員。
◆7番(平岡裕子君) 議案第96号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場から発言をいたします。 本補正予算案(第6号)は、主に新型コロナウイルス感染拡大対応予算であり、10款1項3目教育奨励費、
GIGAスクール構想推進事業費1億4,129万9,000円は、コロナ感染が終息していない現在、再び全国的、地域ごとの休校もあり得る状況を踏まえた措置であると理解します。そうした緊急時においてタブレット端末は、教師、子ども間のコミュニケーションをとる有効な手段となります。今後、機器の活用については様々なことが議論されることでしょうが、学校教育は教師から児童生徒への対面指導、児童生徒同士のかかわり合いを通して行われることが基本であります。児童生徒の豊かな学びや育ちを支えるためにも、必要に応じて使うことを共通理解しながら取り組むことが大事であります。タブレット導入により超高速インターネット及び無線LANによる電磁波被害が懸念されます。電磁波による健康被害から子どもたちを守るための対策をしっかりととって推進を努めていただきたいと思います。 以上申し上げ、賛成討論といたします。
○議長(黒沢龍己君) ほかにありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。 次に、議案第97号に対する討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) これで討論を終わります。 これから採決を行います。 日程第5、議案第96号 令和2年度仙北市一般会計補正予算第6号を採決します。本案は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第97号 工事請負契約の締結についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 16番高久議員。 高久議員、ちょっと。先ほどのときに異議がないということで、高久さん座って、高久議員。異議がありますので、この採決は起立によって行います。いいすな、高久さん、高久議員。
◆16番(高久昭二君) 賛成論とか反対論はされないのですか。
○議長(黒沢龍己君) 終わったす。終わったす。 (「なしということで終わった。」と言う人あり)
◆16番(高久昭二君) ないとは言ってないですよ。
○議長(黒沢龍己君) 高久さん、異議ありませんかって言ったとき、異議……
◆16番(高久昭二君) だから、ありって言ったんすべ。異議ありと言った。異議があるということは意見があるということなので。
○議長(黒沢龍己君) したがって、先ほど言ったように起立採決をしますっていうこと。
◆16番(高久昭二君) そうすれば討論はできないのか。
○議長(黒沢龍己君) 討論は終わったっす。
◆16番(高久昭二君) いや、あるって言ったんすべ。 (「休憩しろ。休憩。」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 討論を聞きましたが、ないということで次の段階に進んでおりますので。 今採決の段階に来ておりますので、採決は……
◆16番(高久昭二君) 異議があるということは、意見があるということですよ。でなければ、異議ありとは言いません。 (「休憩して、説明すればよい。議長。」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 採決に入ってるがら。
◆16番(高久昭二君) 意見があるから。討論を聞きたくない人もいるべども。
○議長(黒沢龍己君) 討論終わったがらよ、高久議員。討論終わったのよ。
◆16番(高久昭二君) だから途中で言ったんすよ。私は。
○議長(黒沢龍己君) えっ。
◆16番(高久昭二君) 議長がしゃべっている途中。もう1回テープ回して。テープ回してください。やっぱり、開かれた議会であれば、意見は述べさせるべきですよ。
○議長(黒沢龍己君) 高久さん、何回も言うども、討論ありませんかって言ったとき、討論なしって、討論、高久さんそのときすればいがったの、討論なしで次の今、採決、採決。採決だから元に戻るっちゅうことは、うん、何とかそこ理解してくださいよ。いいっすな。へば進めます。 それでは、日程第6、議案第97号 工事請負契約の締結についてを採決します。 (「議長、休憩を戻して」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 休憩してねえ。してねえ。してねえっす。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議あり」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 異議がありますので、この採決は起立によって行います。いいっすな。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(黒沢龍己君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第98号~議案第119号の上程、説明
○議長(黒沢龍己君) 日程第7、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてから日程第28、議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各議案を一括して議題とします。 それぞれの提案理由の説明を求めます。 議案第98号から議案第100号までについて、大山総務部長。
◎総務部長(大山肇浩君) 議案第98号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの8ページをお開きください。 議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてです。 次のページをお開きください。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項の規定に基づき、次に掲げる教育に関する事務を、市長が管理し、及び執行する。 (1)スポーツに関すること(学校における体育に関することを除く。)。 (2)文化に関すること(次号に掲げるものを除く。)。 (3)文化財の保護に関すること。 この条例の制定により、スポーツ、文化及び文化財の保護に関する事務を教育委員会から市長部局に移管するとともに、組織再編を実施することで市民の利便性向上はもとより、少子高齢化が進行する中での文化財の保護、スポーツ、文化施設の円滑な管理運営、また、観光と連携した文化財のさらなる有効活用を図ります。 なお、組織再編案については、去る8月6日開催の産業建設常任委員会協議会で説明した内容から、田沢湖市民センターへの農林建設班の配置と文化財保護室を独立機関とすることの2点が変更されておりますので、御了承願います。 この条例は、令和2年12月1日から施行するものです。 附則の2条は経過措置、第3条が仙北市行政組織条例の一部改正、4条から11条は関連する組織・施設条例の文言の改正、条文の整理となっています。 以上で議案第98号の説明を終わります。 続きまして、議案第99号の提案理由を説明いたします。 議案ファイルの15ページをお開きください。 新庁舎建設に伴う関係条例の整備に関する条例を別紙のとおり制定するものです。 次のページをお開きください。 第1条は、仙北市役所の位置を定める条例の一部を改正するもので、角館庁舎位置を「東勝楽丁19番地」から新庁舎の地番「中菅沢81番地8」に改め、これまでの角館庁舎の名称を「仙北市役所東勝楽丁庁舎」として追加するものです。 第2条は、仙北市福祉事務所設置条例の一部を改正するもので、福祉事務所の位置を「仙北市西木町上荒井字古掘田47番地」から新庁舎の地番「仙北市角館中菅沢81番地8」に改めるものです。 第3条は、仙北市公告式条例の一部を改正するもので、掲示場の位置を「東勝楽丁19番地」から新庁舎の地番「中菅沢81番地8」に改めるものです。 この条例は、令和2年12月21日から施行するものです。 以上で議案第99号の説明を終わります。 続きまして、議案第100号の提案理由を説明いたします。 初めに、令和2年度補正予算一般(7号)特別ファイル2ページをご覧ください。 議案第100号 令和2年度仙北市一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによるものです。 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,412万円を追加し、補正後の額を266億9,774万7,000円とするものです。 第2条は地方債の補正です。 7ページをお開きください。 第2表、地方債補正です。記載の3事業について、事業の精査、交付金内示等により限度額の変更を行うものです。 10ページをお開きください。 歳入の主なものを御説明します。 9款1項1目、説明欄、地方特例交付金575万7,000円の追加は、交付額決定によるものです。 10款1項1目、説明欄、普通交付税5,609万6,000円の追加は、交付額確定によるもので、補正財源です。 13款1項4目及び2項4目、説明欄、仙北市堆肥センター使用料及び堆肥散布作業手数料55万円の減額は、コロナ感染症対策による減免に伴う減額分です。 14款2項1目、説明欄、社会保障・税番号システム整備費補助金752万2,000円の追加は、マイナンバーカード関連システム改修財源です。同じく1目、説明欄、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金8,893万1,000円は、経済対策等の財源です。同じく6目、説明欄、学校保健特別対策事業費補助金575万円の追加は、小・中学校の新型コロナ感染対策への補助金です。 次のページをお願いします。 15款2項2目、説明欄、保育所等保健衛生用品整備等事業費補助金550万円の追加は、保育園の新型コロナ感染症対策、同じく4目、説明欄、多面的機能支払事業費補助金563万2,000円は、対象組織数の増加に伴う追加です。 18款1項1目、説明欄、財政調整基金繰入金1,368万円の追加は、補正財源です。同じく3目、説明欄、仙北応援基金繰入金1,080万円の追加は、充当事業費の増減に伴うものです。同じく4目、説明欄、仙北ふるさと振興基金繰入金880万円の減額は、社会資本整備総合交付金事業費の交付内示等によるものです。 19款1項1目、説明欄、前年度繰越金2億1,680万5,000円の追加は、前年度の繰越金の確定によるもので、補正財源です。 次のページをお願いします。 20款5項6目雑入545万1,000円の追加は、スポーツクラブ自立支援事業費等に係るスポーツ振興くじ助成金、実績見込みによるクニマス未来館売店販売料、前年度決算確定による秋田内陸地域公共交通連携協議会負担金の返還金などによるものです。 21款1項市債4,238万9,000円の減額は、社会資本整備総合交付金事業費に係る交付金内示による道路橋梁整備事業債の減額等によるものです。 次のページをお願いします。 歳出の主なものを御説明します。 2款1項10目、説明欄、
秋田内陸線感染症拡大防止対策事業費補助金129万5,000円は、内陸線の新型コロナウイルス感染拡大防止対策について、秋田県、北秋田市、仙北市で協調して補助するものです。 2款3項1目、説明欄、戸籍事務・
マイナンバー制度導入事業費752万2,000円は、マイナンバーカードを国外転出者も利用できるように、全額国費対応でシステムを改修するものです。 次のページをお願いします。 3款2項3目、説明欄、認可保育園等管理費200万円は、新型コロナウイルス感染拡大対策用品の購入を行うものです。同じく
保育園児免疫力アップ遊具整備事業費334万3,000円は、角館こども園、中川、角館西、白岩小百合保育園の屋内外遊具を整備するものです。同じく
保育園児免疫力アップ遊具整備事業費補助金372万1,000円は、はなさき仙北が運営する4園の屋内外遊具を整備するものです。同じく保育園等保健衛生用品整備等補助金350万円は、新型コロナウイルス感染拡大対策用品の購入に対する補助金です。 16ページをお願いします。 7款1項2目、説明欄、新型コロナウイルス感染症対策事業継続支援金給付事業費1億140万円の減額は、事業の精算に伴う減額です。 7款1項3目、説明欄、新しい旅のカタチ創造事業費546万5,000円は、絆の証コミュニケーションツール作成事業への補助金です。 8款2項2目、説明欄、冬期交通対策費4億3,584万2,000円は、冬期除排雪に係る作業委託料、機械借り上げ料等の追加です。 8款2項3目、説明欄、社会資本整備総合交付金事業費1億5,988万2,000円の減額は、交付内示に伴う補助事業の減額によるものです。 18ページをお願いします。 10款2項1目、説明欄、学校保健特別対策事業費650万円は、小学校における新型コロナウイルス感染症対策の経費です。 10款3項1目、説明欄、学校保健特別対策事業費500万円は、中学校における新型コロナウイルス感染症対策の経費です。 以上で議案第100号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第101号及び議案第102号について、竹下市民福祉部長。
◎市民福祉部長兼福祉事務所長(竹下義博君) 議案第101号について提案理由を説明いたします。 令和2年度仙北市補正予算書ファイルの27ページをお開きください。 令和2年度仙北市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、神代診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ85万円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ9,044万1,000円とするものです。 29ページをご覧ください。 歳入は、5款1項1目雑入、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金で、補正額は85万円です。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業として、医療機関等で感染症リスクを伴う厳しい環境の中で業務に従事した方々へ慰労金を支給するための経費として、国からの交付金を計上しております。 次に、歳出です。 30ページをご覧ください。 1款1項1目一般管理費、負担金補助及び交付金、補正額は85万円です。歳入で説明しました医療機関での従事者への慰労金の交付となります。 以上で議案第101号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第102号について提案理由を説明いたします。 ファイルの31ページをご覧ください。 令和2年度仙北市
介護保険特別会計補正予算(第1号)。 介護保険特別会計の予算は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ318万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ4億6,971万3,000円とするものです。 36ページをご覧ください。 歳入は、5款1項1目一般会計繰入金で、補正額は5万1,000円です。これは、一般会計からの繰入金となります。 次に、7款1項1目雑入、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金で、補正額は313万1,000円です。これは、新型コロナウイルス感染症リスクを伴う環境で、医療、介護業務に従事する方々への慰労金と感染症対策にかかわる物品等の経費として、国からの交付金を計上しております。 次に、歳出です。 37ページをご覧ください。 1款1項1目一般管理費、備品購入費として、新型コロナウイルス感染症対策物品として検温モニター等購入費として54万1,000円、負担金補助及び交付金260万円、慰労金として介護職員52名への支給するものです。 以上で議案第102号の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第103号及び議案第104号について、
伊藤田沢湖地域センター所長。
◎田沢湖地域センター所長(伊藤聡君) それでは、議案第103号の提案理由を説明させていただきます。 補正予算書ファイルの38ページをご覧いただきたいと思います。 議案第103号 令和2年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ63万1,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ8,474万7,000円とするものです。 41ページから事項別明細書です。 43ページの歳入、4款1項1目生保内財産区地域振興基金繰入金63万1,000円は、昭和58年に旧高野牧場に建てられた馬の祈念碑の台座が腐食してきたため、生保内財産区地域振興基金を繰り入れし、修繕するものです。 歳出、3款1項1目財産管理費に修繕料として同額を計上しております。 以上で説明を終わります。御審議よろしくお願いします。 引き続き、議案第104号の提案理由を説明します。 補正予算書ファイルの45ページをご覧ください。 議案第104号 令和2年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ30万円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ4,840万円とするものです。 48ページから事項別明細書です。 50ページ、歳入、4款1項1目田沢財産区振興基金繰入金30万円は、基金からの繰入金で、一般会計への繰出金財源となります。 歳出、4款3項1目一般会計繰出金30万円は、下田沢にあります仲村集落会館解体費補助金分として繰り出しするものでございます。 以上で説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第105号について、菅原医療局長。
◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) それでは、議案第105号 令和2年度仙北市病院事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 令和2年度仙北市病院事業補正予算ファイルの3ページをお開きください。 第1条、令和2年度仙北市病院事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものです。 第2条、業務の予定量です。 既決予定額を補正予定額に改めるもので、(4)建設改良事業で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業及び透析監視装置購入に伴う市立角館総合病院の医療機器等購入費の追加によるものです。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり補正するものです。 収益的収入の補正予定額は8,971万5,000円、補正後の予定額は48億7,440万6,000円となります。 初めに、第1款市立田沢湖病院ですが、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の活用に伴い、医業外収益で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金500万円、特別利益で新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付金として530万円を増額補正するものです。 次に、第2款市立角館総合病院ですが、こちらも同様に、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の活用に伴い、医業外収益で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金941万5,000円、特別利益で新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付金として7,000万円を増額補正するものです。 次に、収益的支出の補正予定額につきましては9,989万1,000円で、補正後の予定額は50億8,811万3,000円となります。 第1款市立田沢湖病院ですが、医業費用で新型コロナウイルス感染拡大防止対策費として、材料費、経費、修繕費等ですが、に500万円、特別損失として新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として530万円を増額補正するものです。 次に、第2款市立角館総合病院ですが、医業費用で新型コロナウイルス感染症を疑う患者受け入れのための救急医療体制確保事業として、診療材料費、医療用消耗備品、病棟改修等に係る経費及び修繕費で一般撮影機器、手術器具などの緊急での大規模修繕があり、今後の修繕費の不足分と合わせ1,959万1,000円の増額補正、また、特別損失として新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として7,000万円を増額補正するものです。 なお、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業交付金の補助率につきましては、事業費の上限額の10分の10となっております。 次に、4ページをお開きください。 第4条、資本的収入及び支出についてであります。 予算第4条本文中、括弧書中、資本的収入額が資本的支出に対し不足する額「1億7,479万2,000円」を「1億8,134万5,000円」に、当年度分損益勘定留保資金「1億7,479万2,000円」を「1億8,134万5,000円」に改めるもので、内容としましては、第2款市立角館総合病院の資本的収入の補助金として、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金71万円、支出は、建設改良費で新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費に77万3,000円、また、透析患者の増加により透析監視装置の増設が必要となっており、透析監視装置購入費649万円を増額補正するものです。 第5条、棚卸資産購入限度額についてでありますが、予算第10条本文中「6億6,270万4,000円」を「6億7,338万8,000円」に改めるもので、これは先ほど収益的収支の際に触れさせていただいた内容から、補正予定額の材料費を追加した内容とするものです。 なお、5ページ以降につきましては、補正予算実施計画等、詳細な内容について記載しております。 以上で議案第105号の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第106号から議案第116号について、戸澤会計管理者。
◎会計管理者(戸澤浩君) それでは、議案第106号から議案第116号までの提案理由を御説明いたします。 議案ファイルの17ページをご覧ください。 議案第106号 令和元年度仙北市
一般会計歳入歳出決算認定についてから、27ページの議案第116号 令和元年度仙北市雲沢財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてまでの11議案について、地方自治法第233条第3項の規定により、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものです。 決算書の4ページをご覧ください。 会計別決算総括表をご覧いただいたいと思います。 一般会計の歳入決算額は223億5,530万1,269円、歳出決算額は218億6,133万1,711円、差引残額は4億9,396万9,558円です。このうち翌年度に繰り越すべき財源である繰越明許費繰越額等4,025万5,000円を差し引いた額の2の1以上である2億2,685万7,279円を財政調整基金に積み立てし、翌年度繰越金が2億2,685万7,279円となっております。 次に、8ページから10ページをご覧いただきたいと思います。 一般会計の歳入の決算状況について説明いたします。 収入済額の合計は223億5,530万1,269円、不納欠損額は2,311万5,090円、収入未済額は2億7,119万6,104円です。 次に、11、12ページをご覧ください。 歳出の決算状況を説明いたします。 支出済額の合計は218億6,133万1,711円、翌年度繰越額が11億4,661万6,000円、不用額が4億8,914万4,289円です。 次に、決算説明資料の8ページをご覧いただきたいと思います。 第1表、一般会計決算収支の状況に記載のとおり、前年度と比較して歳入総額は15億1,720万3,000円、7.3%の増となりました。歳出総額は18億288万3,000円、9%の増となっております。 次に、9ページの第3表、市税の徴収実績の状況をご覧ください。 市税合計の徴収率は、現年課税分99%、滞納繰越分18.4%、合計で92.4%となりまして、前年度より2.1ポイント上回っております。国民健康保険税は、現年課税分95.6%、滞納繰越分32.1%、合計で80.3%となり、前年度を4.2ポイント上回っております。 次に、12ページの第6表、市債の目的別現在高の状況をご覧ください。 下段合計欄の平成30年度末現在高206億976万9,000円に対しまして差引現在高は220億851万9,000円で、13億9,875万円の増となっております。 次に、各特別会計歳入歳出決算について説明をいたします。 初めに、集中管理特別会計です。 決算書の218、219ページをご覧ください。 決算額は、歳入歳出とも33億8,430万9,213円となっております。 次に、下水道事業特別会計です。 228、229ページをご覧ください。 歳入は6億5,372万3,588円、歳出は6億3,861万6,665円、差引残額は1,510万6,923円となっております。繰越明許費繰越額である1万8,000円を差し引いた繰越額は1,508万8,923円です。不納欠損額は42万602円、収入未済額は1,819万9,463円です。 次に、集落排水事業特別会計です。 246、247ページをご覧ください。 歳入は5億1,085万9,246円、歳出は4億6,856万1,288円、差引残額は4,229万7,958円です。不納欠損額は15万円、収入未済額は2億1,422万9,282円、このうち県支出金2億949万1,000円は、本会計が3月31日をもって廃止されたため未収となったものでございます。 次に、浄化槽事業特別会計です。 262、263ページをご覧ください。 歳入は9,323万6,286円、歳出は8,313万9,252円、差引残額は1,009万7,034円です。不納欠損額は10万3,990円、収入未済額は345万8,670円です。 なお、下水道事業、集落排水事業、浄化槽事業について、地方公営企業が適用されたことに伴い、各会計の歳入歳出差引残額は下水道事業会計に引き継ぎされてございます。 次に、国民健康保険特別会計の事業勘定です。 276、277ページをご覧ください。 歳入は31億84万6,424円、歳出は27億3,157万1,154円、差引残額は3億6,927万5,270円です。不納欠損額は1,825万5,697円、収入未済額は1億874万690円です。 次に、国民健康保険特別会計の田沢診療施設勘定です。 306、307ページをご覧ください。 決算額は、歳入歳出ともに632万7,310円です。 なお、田沢診療施設勘定は、令和元年度で廃止されております。 次に、国民健康保険特別会計の神代診療施設勘定です。 320、321ページをご覧ください。 歳入は8,932万5,205円、歳出は8,930万1,597円、差引残額は2万3,608円です。 次に、後期高齢者医療特別会計です。 334、335ページをご覧ください。 歳入は3億1,201万1,120円、歳出は3億1,099万2,157円、差引残額は101万8,963円です。不納欠損額は74万1,000円、収入未済額は106万8,132円です。 次に、介護保険特別会計です。 348、349ページをご覧ください。 歳入は4億3,580万7,074円、歳出は4億3,543万2,094円、差引残額は37万4,980円です。収入未済額は95万2,816円となってございます。 次に、生保内財産区特別会計です。 366、367ページをご覧ください。 歳入は1億1,979万2,883円、歳出は8,761万2,762円、差引残額は3,218万121円です。収入未済額は658万6,737円です。 次に、田沢財産区特別会計です。 382、383ページをご覧ください。 歳入は5,648万6,251円、歳出は3,831万7,124円、差引残額は1,816万9,127円です。 最後に、雲沢財産区特別会計です。 398、399ページをご覧ください。 歳入は673万6,898円、歳出は482万9,400円、差引残額は190万7,498円です。 以上で議案第106号から116号までの説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(黒沢龍己君) 14時20分まで暫時休憩します。 (午後2時12分)
○議長(黒沢龍己君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後2時21分)
○議長(黒沢龍己君) 議案第117号について、菅原医療局長。
◎医療局長兼医療連携政策監(菅原貞男君) 議案第117号 令和元年度仙北市病院事業会計決算認定についての提案理由と決算概要について御説明申し上げます。 議案ファイルの28ページをご覧いただきたいと思います。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度仙北市病院事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別添ファイルの令和元年度仙北市病院事業会計決算書の19ページをお開きいただきたいと思います。 最初に、田沢湖病院の業務の状況についてであります。 入院患者数が1万7,433人で、前年度より233人の増、外来患者数が3万790人で、前年度より672人の増となっています。 次に、角館総合病院の業務の状況についてであります。 入院患者が5万1,953人で、前年度より1,011人の減、外来患者数は10万9,399人で、前年度より1,135人の減となっております。 次に、収支の状況について御説明いたします。 同じく決算書の4ページをお開きいただきたいと思います。 初めに、収益的収入及び支出についてです。 第1款田沢湖病院の事業収益の決算額、4ページのほうの上段になりますが、9億1,515万3,882円、事業費用、下の表になりますが、決算額が8億9,212万9,882円で、2,302万3,940円の黒字決算となっております。 収支状況では、年間を通じて一定の病床利用率を維持できたこと、外来患者が増加したことにより医業収益の増額を確保することができました。費用では、職員給与費が減額となっており、経常収支、純利益とも黒字の拡大の要因となっています。 次に、第2款角館総合病院についてですが、事業収益が38億2,894万6,454円、事業費用が40億1,509万1,289円で、1億8,614万4,835円の赤字決算となっています。 収支状況では、患者数の減少を経営改善策による診療単価の増で補うなどして医業収益が増額となっております。一方、費用は、職員給与費や減価償却費などの減に加え、旧病院の土地・建物の無償譲渡による特別損失がないことから、大幅な費用が減額となったことが経常収支、純利益ともに赤字幅の大幅な縮小の要因となっております。 なお、医業収益が前年を上回る決算は、平成26年以来5年ぶりとなっております。 病院事業全体の収入合計の決算額が47億4,410万276円となり、前年度と比較して1億2,390万2,380円、2.7%の増、支出の合額の決算額は49億722万1,171円で、前年度と比較して5億7,642万3,272円、13.6%の減となっております。収支差引額で1億6,312万895円の赤字決算となっております。 次に、5ページをご覧いただきたいと思います。 資本的収入及び支出についてです。 最初に、病院事業全体の収入の合計ですが、3億1,285万4,695円となっています。収入の内訳では、第1款の田沢湖病院が6,053万2,095円で、企業債償還元金分の一般会計からの出資金となっています。第2款の角館総合病院は2億5,232万8,600円で、企業債償還元金の一般会計からの出資金と固定資産売却代金となっています。 次に、同じく病院事業全体の支出の合計ですが、4億9,301万6,816円で、内訳では、第1款田沢湖病院が9,414万2,200円で、企業債元金償還分となっております。第2款角館総合病院が3億9,887万4,616円で、建設改良費の医療機器購入費と企業債元金償還分となっております。 資本的支出に対する資本的収入の不足額は、一時借入金で補填の措置を行っております。 次に、6ページから8ページまでの損益計算書について御説明させていただきます。 最初に、6ページの下段のところにありますように、病院事業全体の当年度純損失は1億6,508万3,129円となっております。このうち経常損失が2億473万6,216円、特別利益が6,298万2,000円、特別損失が2,332万8,913円となっています。内訳についてですが、7ページの田沢湖病院の純利益ですけども、こちらが2,302万3,940円で、経常利益が1,700万4,940円、特別利益が601万9,000円となっています。続いて8ページの角館総合病院になりますが、純損失が1億8,810万7,069円で、この内訳として、経常損失が2億1,174万1,156円、特別利益が5,696万3,000円、特別損失が2,332万8,913円になっております。 9ページ以降につきましては説明を割愛させていただきますが、諸計算書、貸借対照表、18ページ以降につきましては、それぞれ病院の総括的事項及び報告事項について、それぞれ記載しております。 以上、議案第117号 令和元年度仙北市病院事業会計決算認定について提案理由及び決算の概要について御説明させていただきました。よろしく御審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(黒沢龍己君) 次に、議案第118号及び議案第119号について、草なぎ建設部長。
◎建設部長(草なぎ雅人君) 議案第118号及び議案第119号について御説明いたします。 初めに、議案第118号 令和元年度仙北市温泉事業会計決算認定について、提案理由と決算概要について御説明いたします。 議案ファイルの29ページをご覧願います。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度仙北市温泉事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊の温泉事業会計決算書ファイル12ページをご覧願います。 初めに、令和元年度仙北市温泉事業報告書でございます。 本年度の業務状況は、年間延べ供給戸数が552戸、延べ供給量は47万1,582キロリットルとなっております。前年度と比較すると、延べ供給戸数は9戸の減、延べ供給量は7,909キロリットルの減となりました。 経常収支においては、事業収益が5,964万4,000円、事業費用が5,884万7,000円となり、本年度は79万7,000円の純利益を計上しております。 今後とも引き続きサービスの向上と温泉の安定供給に努めてまいります。 続いて、決算書の4ページから5ページをご覧願います。 令和元年度仙北市温泉事業決算報告書でございます。 収益的収入及び支出について。 初めに、収入でございます。 第1款温泉事業収益の決算額は6,227万2,761円で、主なものは温泉使用料収入と一般会計補助金となっております。 次に、支出でございます。 第1款温泉事業費用の決算額は6,130万7,660円で、主なものは営業費用でございます。 次に、決算書6ページから7ページをご覧願います。 資本的収入及び支出について。 初めに、収入でございます。 第1款資本的収入の決算額は1,890万9,823円で、内訳は一般会計出資金となっております。 次に、支出でございます。 第1款資本的支出の決算額は1,890万9,823円で、主なものは企業債償還金でございます。 次に、8ページをご覧願います。 損益計算書でございます。下から4行目、当年度純利益は79万7,101円となっております。前年度繰越利益剰余金73万9,863円を加算した当年度未処分利益剰余金は153万6,964円となっております。 決算書10ページから11ページは貸借対照表、16ページ以降はキャッシュフロー計算書、収益費用明細書等を記載しておりますので、御確認願います。 以上で議案第118号の提案理由及び決算概要の説明を終わります。 続きまして、議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定について、提案理由と決算概要について御説明いたします。 議案ファイルの30ページをご覧願います。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和元年度仙北市水道事業会計決算を、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 別冊の水道事業会計決算書ファイル14ページをご覧願います。 初めに、令和元年度仙北市水道事業報告書でございます。 本年度の水道事業につきましては、当年度末給水戸数が7,177戸で、前年度に比べ11戸の減、配水量は352万9,617立方メートルで、前年度に比べ32万202立方メートルの増、有収水量は186万8,879立方メートルで、前年度に比べ3万6,550立方メートルの減で、有収率は52.95%となっております。 経常収支においては、事業収益が5億273万円、事業費用が5億7,087万1,000円となり、本年度の水道事業の損益は6,814万1,000円の純損失となりました。 給水人口の減少等により、給水収益の伸びは余り期待できない中、老朽化施設の維持管理費の増加が見込まれるなど、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。水道への加入促進と未普及地域の解消に取り組むとともに、効率的な経営と安全で安定した給水に努めてまいります。 続いて、決算書の4ページから5ページをご覧願います。 令和元年度仙北市水道事業決算報告書でございます。 収益的収入及び支出について。 初めに、収入でございます。 第1款水道事業収益の決算額は5億3,541万3,092円でございます。主なものは水道使用料となっております。 次に、支出でございます。 第1款水道事業費用の決算額は5億8,753万5,683円でございます。営業費用が主なものとなっております。 次に、決算書の6ページから7ページをご覧願います。 資本的収入及び支出について。 初めに、収入でございます。 第1款水道資本的収入の決算額は3億2,181万2,000円でございます。内訳は、企業債、国庫補助金、出資金となっております。 次に、歳出でございます。 第1款水道資本的支出の決算額は4億7,453万2,029円でございます。内訳は、建設改良費と企業債償還金となっております。 建設改良工事につきましては、山谷川崎地区、卒田地区の水道未普及地域解消事業、角館浄水場電気設備更新工事などを実施しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億5,272万29円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,598万1,375円及び過年度分損益勘定留保資金1億3,673万8,654円で補填しております。 次に、8ページをご覧願います。 損益計算書でございます。下から4行目、当年度純損失は6,814万1,551円となっております。前年度繰越利益剰余金が1億8,122万3,409円で、差引当年度未処分利益剰余金は1億1,308万1,858円となっております。 決算書12ページから13ページは貸借対照表、19ページ以降はキャッシュフロー計算書、収益費用明細書等を記載しておりますので、御確認願います。 以上で議案第119号の提案理由及び決算概要の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(黒沢龍己君) これで、日程第7、議案第98号 仙北市地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条の規定に基づく職務権限の特例に関する条例制定についてから日程第28、議案第119号 令和元年度仙北市水道事業会計決算認定についてまでの各議案の提案理由の説明を終わりました。
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△議案第120号~議案第139号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(黒沢龍己君) 日程第29、議案第120号 仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてから日程第48、議案第139号 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての各議案を一括して議題とします。 各議案の説明を求めます。門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 議案第120号から136号 農業委員会委員の任命についての提案理由を申し上げます。 議案書のほうは31ページから64ページになります。 議案第120号から議案第136号まで、仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて、一括して提案理由の説明であります。 議案書の31ページをご覧いただきたいと思います。 現農業委員の任期は令和2年12月19日に満了となりますけれども、17名の農業委員会の委員を任命するため、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定によって議会の皆様の御同意を求めるものであります。 御同意をいただけた場合は、その任期でありますけれども、17名の皆様は令和2年12月20日から令和5年12月19日までの3年間ということとなります。 この場面で少し御説明申し上げたいと思いますけれども、今回の議会で初めて議案の公開ということになりました。それで、議案の公開について、議会の皆様、また執行部ともに様々な注意点が必要だったわけでありますけれども、特に議案に関して個々個別の事案に対する個人情報の保護が大変重要だという御指摘もいただいたこともありまして、もう既に公開している議案のほうでは、各農業委員会、この後の固定資産評価委員もそうですけれども、議案番号とお名前のみの公開とさせていただいております。前回の議会まで、私この場面で、人事案件の場合はお名前もちろんそうですけれども、住所と氏名等もここでお話ししていた提案の仕方でありましたけれども、公開している議案はその情報を斟酌している形で公開しておりませんので、この場面で私がそれに触れると議事録に残るということで整合しないということになりそうであります。したがいまして、大変不親切な形で恐縮ではありますけども、この場面で私からは、議案の番号と御同意いただきたい方の氏名のお話ということだけにとどめさせていただきたいと思います。もちろん皆様方の議案には、これまでも御経歴であったり、それから住所であったり、年齢であったりが明記されていると思いますので、どうかそちらのほうを御確認いただきながらということにさせていただければありがたいと思います。 ということで、初めに議案第120号であります。荒木田浩生さんであります。住所、生年月日は議案書の31ページをご覧いただきたいと思います。 続きまして、議案第121号であります。千葉智永さんであります。同じように議案書の33ページをご覧いただきたいと思います。 続きまして、議案第122号、佐藤和さんであります。議案書の35ページを御参照いただきたいと思います。 続いて、議案第123号、藤村紀章さんであります。議案書37ページをご覧いただきたいと思います。 続きまして、議案第124号、高橋政敏さんであります。議案書の39ページをご覧いただきたいと思います。 続いて、議案第125号、大石知さん、議案書41ページをご覧いただきたいと思います。 続いて、議案第126号、眞崎純孝さん、議案書の43ページをご覧いただきたいと思います。 続きまして、議案第127号、佐藤孝典さん、議案書の45ページを御参照いただきたいと思います。 続いて、議案第128号、鈴木八寿男さん、議案書47ページをご覧いただきたいと思います。 続きまして、議案第129号、青柳良信さん、議案書49ページのとおりでありますので、どうかご覧いただきたいと思います。 続いて、議案第130号、草なぎ良孝さん、議案書の51ページのとおりであります。ご覧いただきたいと思います。 続きまして、議案第131号、小玉均さん、議案書の53ページであります。よろしくお願い申し上げます。 続いて、議案第132号、門脇博美さん、議案書の55ページのとおりであります。 続きまして、議案第133号、齋藤瑠璃子さん、議案書57ページであります。よろしくご覧いただきたいと思います。 続いて、議案第134号、佐藤一也さん、議案書の59ページのとおりであります。ご覧いただきたいと思います。 続いて、議案第135号、藤村隆清さん、議案書の61ページのとおりでありますので、御確認をいただきたいと思います。 続きまして、議案第136号、小田嶋比左子さんであります。議案書63ページのとおりでありますので、どうか御確認をお願い申し上げたいと思います。 結果的には、前回の皆様の全員再任という形になります。どうか御同意をいただきたいと思います。 以上17名の方々に農業委員会の就任をお願いしたいと考えております。16名の方は農業に一生懸命取り組まれている方であります。また、1名の方は中立の立場で公正な判断をいただける方であります。仙北市の農業の振興・発展に頑張っていただける皆さんであります。どうかよろしく御同意方、お願い申し上げたいと思います。 続きまして、固定資産評価委員の皆様に対する議案であります。説明であります。 これも同じような形になって大変恐縮でありますけども、御理解をよろしくお願い申し上げたいと思います。 議案第139号であります。 議案書69ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市
固定資産評価審査委員会委員に選任をしたいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案をさせていただいた選任案は、お手元の資料にあるとおりでありますが、すいません、少しページが飛んでしまいました。恐縮であります。ただいま説明した議案139号の前に、議案第137号であります。 議案第137号ということで、65ページをご覧いただきたいと思います。大変恐縮であります。 御提案をさせていただく選任案として説明させていただきますと、新山悦男さんであります。お名前は新山悦男さんであります。住所、生年月日等については、議案書の65ページをご覧いただきたいと思います。 新山悦男さんの御経歴を簡単に申し上げたいと思います。平成11年3月から平成12年6月まで、旧西木村の固定資産評価審査委員会の委員を務められております。また、平成12年7月から旧西木村監査委員、平成17年11月から仙北市監査委員として、平成18年4月まで御尽力をいただいた方であります。平成29年11月からは仙北市
固定資産評価審査委員会委員を務められております。
固定資産評価審査委員会委員の職務に精通しておられます。温厚誠実な人柄で地域の方々の信望も大変厚い方でありますので、引き続きの委員をお願いしたいと考えております。御審議のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。 新任期については、令和2年11月24日から令和5年11月23日までの3年間であります。 続きまして、議案第138号であります。 こちらは議案書の67ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市
固定資産評価審査委員会委員に選任をしたいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案させていただいた方でありますけれども、お手元の資料にありますように、藤峰成利さんであります。住所、生年月日等については、大変恐縮でありますけども議案書の67ページをご覧いただきたいと思います。 若干簡単に御説明させていただきたいと思いますが、藤峰成利さんは、職業は司法書士の方であります。秋田県司法書士会理事、同大曲支部支部長を歴任され、現在は大曲支部の理事をされております。平成12年4月から平成17年9月まで旧角館町の
固定資産評価審査委員会委員を、平成29年11月からは仙北市
固定資産評価審査委員会委員をお務めの方であります。司法書士として、また固定資産評価審査委員会の委員として、その職務に精通しておられます。温厚誠実な人柄で地域の信望も大変厚い方でありまして、引き続きの委員をお願いしたいと考えております。どうか御審議をよろしくお願い申し上げたいと思います。 新任期については、令和2年11月24日から令和5年11月23日までの3年間という任期であります。 そして、最後の案件でありますけども、議案第139号であります。 議案書の69ページをご覧いただきたいと思います。 仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。 次の者を仙北市
固定資産評価審査委員会委員に選任をしたいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 御提案させていただいた選任案は、資料にありますように、運藤良克さんであります。住所、生年月日等については、大変恐縮でありますけども69ページの議案書をご覧いただきたいと思います。 70ページをご覧いただくと運藤さんの御経歴がありますが、若干簡単に説明させていただきたいと思います。運藤良克さんは、昭和55年4月から田沢湖町職員として、合併後は仙北市職員として勤務をされております。在職中は、税務課、総務課等の業務にあたっておりました。税務行政にも精通しておられます。御存じのように温厚誠実な人柄で地域の信望も大変厚い方であります。就任をお願いしたいと考えております。御審議をどうかいただきながら、御同意いただければありがたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。 新任期は、令和2年11月24日から令和5年11月23日までの3年間であります。 どうか御審議をよろしくお願い申し上げます。 以上であります。
○議長(黒沢龍己君) これから各議案に対する質疑を行います。 初めに、議案第120号から議案第136号までの仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての質疑ありませんか。16番高久議員。
◆16番(高久昭二君) 質問させていただきます。 今回のこの審査については、全ての17名の委員の方々の再任でございます。全てそれぞれの地域から出された優秀な人材の方々ばかりだと思いますけれども、令和元年度中にですね、まあその委員会の会議何回開かれて、まあこれは過半数に達しなければ会議は、まあ議会も、市議会もやっぱり過半数なども言われる場合あるんですけども、全ての委員会で出席なさっている方々は何名なのか。まあやっぱり冠婚葬祭なり病気なり、色々なことでやむを得ず欠席しなければならないケースもあろうかと思いますが、概略だけでもひとつお分かりになればお知らせ願いたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 私が存じ上げてる範囲での回答、大変恐縮でありますが、やはり議員が御指摘のとおり冠婚葬祭があったり、また体調等もあって全員が全員、その農業委員会の会議に出席したということでもないという話はお聞きしております。しかしながら、先ほど議員もお話のとおり、17人の方々は各地区で本当に農業に精通された方でありまして、何よりも地域の信望が厚いということがあります。これまでも3年間の任期、一生懸命にお務めいただきましたし、また、最適化委員の方々との連携で農業振興に大変御尽力いただいた方々であります。特別な事案が今起きている、その方々に起きているという状況ではありませんので、御実績等勘案してまた再任いただきたいというふうな思いであります。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 次に、議案第137号から議案第139号までの仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての質疑はありませんか。16番高久議員。
◆16番(高久昭二君) 1点だけお伺いしたいと思います。固定資産評価委員、非常に大切なお仕事だと思いますが、固定資産税台帳の閲覧とか縦覧とか、それからあと、固定資産の課税額に対する申請なり、調査なり、異議申し立てというものは、昨年度はあって、なおそれに伴う会議が開かれたのかどうか。3名の方ですけどもね、なければないで結構ですので、ひとつお答え願いたいと思います。
○議長(黒沢龍己君) 門脇市長。
◎市長(門脇光浩君) 昨年度はなかったと記憶しております。今それこそ議員が御指摘のとおり、これは行政委員会でありまして、例えば専門的・中立的な立場の中で固定資産の課税台帳とかに登録されたその事項に対して不服を、異議申し立てをしたときに、その方々がその審査とかその方向性を決定して事務を行うという大変重要な役割でありますけども、そのような観点での昨年度の御指摘等の案件はなかったと聞いております。
○議長(黒沢龍己君) ほかに。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第120号から議案第139号までの各議案について、会議規則第39条第3項の規定及び運用例第12の1により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、議案第120号から議案第139号までの各議案について、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから各議案に対する討論を行います。 初めに、議案第120号から議案第136号に対する討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 次に、議案第137号から議案第139号に対する討論ありませんか。 (「なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 討論なしと認めます。 これから採決を行います。 日程第29、議案第120号から日程第45、議案第136号までの仙北市農業委員会委員の任命につき同意を求めることについての各議案を一括して採決します。 お諮りします。以上の各議案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、原案のとおり同意されました。 日程第46、議案第137号から日程第48、議案第139号までの仙北市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての各議案を一括して採決します。 お諮りします。以上の各議案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(黒沢龍己君) 異議なしと認めます。したがって、以上の各議案は、原案のとおり同意されました。
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△散会の宣告
○議長(黒沢龍己君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じ、散会します。御苦労さん。 (午後3時02分)...