◆7番(
和田悦子君) それでは、議第99号
土岐市議会議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部を改正する条例について、
総務産業建水委員会委員長の報告に対し、私は反対の意見を申し述べます。 この条例の
提案理由として、
市議会議員の
期末手当の額を改定するため、この条例を定めようとするものです。
少子化社会、超
高齢化社会を迎え、
生産年齢人口が年々減少していく中、地方自治体の財源も厳しくなり、徹底した
行財政改革が求められるところです。総務省の家計調査を見ると、
世帯消費動向指数はかなり下がっており、消費を抑えている状況が伺えます。
景気回復を実感できない国民・市民が今7割以上もいると言われている中においては、
市議会議員の
期末手当の額を改定することは控えるべきと考えます。 よって、議第99号
土岐市議会議員の
議員報酬、
費用弁償及び
期末手当に関する条例の一部を改正する条例については反対をいたします。
○議長(
山田正和君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は、可決であります。 本件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票結果を報告いたします。
投票総数17人、賛成15人、反対2人。 賛成多数であります。よって、議第99号議案は原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――
○議長(
山田正和君) 次に、日程第13 議第100号 土岐市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 3番
小関篤司君。 〔3番
小関篤司君登壇〕
◆3番(
小関篤司君) それでは、議第100号 土岐市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議第99号同様に、
人事院勧告の適用について、そして地域の景気の動向などを勘案いたしまして、反対をいたしたいと思います。
○議長(
山田正和君) 2番 安藤 学君。 〔2番 安藤 学君登壇〕
◆2番(安藤学君) 議第100号 土岐市常勤の
特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する
賛成討論を行います。 今回の常勤の
特別職職員の
給与条例の改定は、本年8月7日になされた
人事院勧告に基づき提案されたもので、議第99号議案及び議第101号議案と同趣旨です。 今回の
人事院勧告では、
国家公務員と民間とのボーナスの
支給割合の
格差解消について、
勤勉手当の
支給割合を0.05カ月分
引き上げることを内容としており、その実施のために
国家公務員の
給与法等が改正されることを踏まえ、本市においても、本定例会に一般職の職員の給与及び
勤勉手当並びに議員及び常勤の特別職の
期末手当の
支給割合を
国家公務員の
支給割合の改定に準じて改定するよう提案されたものです。 この人事院の
給与勧告は、
社会一般の情勢に適応した適正な給与を確保する機能を有するとともに、納税者である市民の理解と納得を得るため、第三者的立場に立ち、官民給与の比較をもとに勧告を行うことにより、適正な公務員給与を確保するものであります。 この勧告に基づき、適正な処遇を確保することは公正かつ能率的な行政運営を維持する上での基盤となっているものであります。一般職と特別職との違いはありますが、常勤という勤務の性質上、
特別職職員についても均衡を失することなく、
人事院勧告の趣旨に沿って
期末手当を
引き上げるべきと考えます。 よって、
委員長の報告のとおり可決すべきであり、賛成をいたします。
○議長(
山田正和君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は、可決であります。 本件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。 投票結果を報告いたします。
投票総数17人、賛成16、反対1人。 賛成多数であります。よって、議第100号議案は原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――
○議長(
山田正和君) 次に、日程第14 議第101号 土岐市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について及び日程第15 議第102号 土岐市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についての2件について一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本2件に対する
委員長の報告は、可決であります。 本2件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。
投票総数17人、賛成17人。
賛成全員であります。よって、議第101号議案及び議第102号議案は原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――
○議長(
山田正和君) 次に、日程第16 議第103号 土岐市
病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 3番
小関篤司君。 〔3番
小関篤司君登壇〕
◆3番(
小関篤司君) それでは、議第103号 土岐市
病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について、
反対討論を行います。 今回の条例は、土岐市立総合病院などの施設名を変更すること、そして
利用料金に消費税10%増税分を賦課するというものです。 消費税率10%への
引き上げから2カ月以上がたち、中小企業に万全の対策をとると政府は言いましたが、キャッシュレス・ポイント還元制度に登録した中小の商店は、増税実施から1カ月以上たっても全体の二、三割、帝国データバンクのことしの上半期の小売業の倒産動向調査でも売り上げが落ち込むことで
消費税増税を機に廃業を検討する業者が増加しています。さらに、
消費税増税によりまして市民の皆さんの負担は大きくなっています。 そういった中で、この条例は
消費税増税2%分を指定管理後の
病院事業において
差額ベッド代などに賦課されることになれば、市民の負担がさらにふえることになります。 生活が厳しくなる中で、低所得者ほど負担が大きくなる逆進性の強い消費税の増税の反対の立場から、この条例に反対をいたします。ご賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
山田正和君) 18番
西尾隆久君。 〔18番
西尾隆久君登壇〕
◆18番(
西尾隆久君) それでは、議第103号 土岐市
病院事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例について、
委員長報告に対します
賛成討論を行います。 今回の
病院事業に関連する条例改正は、全国的な医師不足の深刻化により医療の提供が厳しくなるという状況において、市民の命を守る観点から、現在の医療供給体制をより継続的かつ安定的に行うことができるようにするために、令和2年4月からの指定管理者制度移行に向けて
病院事業を行う施設の名称を変更し、4月から指定管理者が収受する
利用料金について、消費税率を改正するとともに、使用料、手数料及び利用料の徴収を明確化させるものであり、いずれも指定管理者制度への移行を円滑かつ適切に行うために必要不可欠なものであります。 中でも、施設の
名称変更については、市民の皆様になれ親しまれ浸透されている土岐市立総合病院や土岐市
国民健康保険駄知診療所、土岐市老人保健施設やすらぎ、土岐市訪問看護ステーションときめきの名称を継承するとともに、土岐市立総合病院と東濃厚生病院とを総称する東濃
中部医療センターを名称に加えることにより、両病院の連携をより一層強化し、持続可能な医療提供体制の確立を目指すものであります。 以上のことから、
委員長の報告のとおり可決すべきであり、賛成といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
山田正和君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は、可決であります。 本件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。 投票結果を報告いたします。
投票総数17人、賛成16人、反対1人です。 賛成多数であります。よって、議第103号議案は原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――
○議長(
山田正和君) 次に、日程第17 議第104号 岐阜県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び岐阜県
市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について及び日程第18 議第105号 土地の処分についての2件について一括して討論を行います。 ただいまのところ、討論の通告はありません。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本2件に対する
委員長の報告は、可決であります。 本2件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。 投票結果を報告いたします。
投票総数17人、賛成17人。
賛成全員であります。よって、議第104号議案及び議第105号議案は原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――
○議長(
山田正和君) 次に、日程第19 議第107号 令和元
年度土岐市
一般会計補正予算(第5号)について討論を行います。 ただいまのところ討論の通告はありません。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は、可決であります。 本件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。 投票結果を報告いたします。
投票総数17人、賛成17人。
賛成全員であります。よって、議第107号議案は原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――――――
○議長(
山田正和君) 次に、日程第20 元請願第2号
国民健康保険に対する国への要望を求める請願について討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 3番
小関篤司君。 〔3番
小関篤司君登壇〕
◆3番(
小関篤司君) それでは、元請願第2号
国民健康保険に対する国への要望を求める請願について、討論を行います。
国民健康保険の制度について、本会議の2日目の趣旨説明で述べましたが、加入者の状況など大きく変化をしており、財政基盤もほかの医療保険と比べ最も脆弱であり、被保険者の負担も限界になっています。滞納者は全国的に約15%の方が滞納となっている、土岐市でも約14%の被保険者に対する滞納者がふえている、大きくなっていると思っています。 その中で、2018年から国保の都道府県化、国からの
財政支援、約3,400億円も始まりましたが、2019
年度土岐市の
国民健康保険料は、県の標準保険料率ベースで見ると、前年度比プラス9.5%の保険料のアップとなりました。実際には、繰越金5,000万円を充当しても5.5%のアップであり、2019年のモデルケース、年収約130万円、60歳の夫婦、政令減免、5割減免を受けている、こういった世帯においても、保険料年間13万8,880円と、収入の10%を超える負担となっています。さらに、前年から比べて9,500円の増加ともなっております。
委員会の中で、制度変更から間がなく、
財政支援を求めるのは時期尚早との意見もありましたが、この都道府県化開始2018年度は一旦保険料引き下げになりましたが、翌年、2019年度はそれを上回る
引き上げ幅が県から示されるなど、今後の医療費の傾向などを見ても保険料はふえていくと予想されます。時期尚早どころか、今すぐにでも国への
財政支援を求める必要があると考えます。 さらに、今回、1兆円の公費投入という具体的な提案に踏み込んだのは、世帯ごとにかかる平等割、特に家族の数に応じて負担がふえる均等割が子育て世帯、
多子世帯により負担を強いている。こういった世帯において、国保と協会けんぽの保険料の格差は2倍に広がり、
子育て支援と逆行しております。全国で均等割・平等割として徴収されている保険料額はおよそ1兆円であります。1兆円の公費投入で均等割・平等割をなくせるとともに、国保の保険料の負担率を協会けんぽ並みに引き下げることもできるようになります。 そもそも国保料が高くなっている最大の原因は、国庫負担の削減です。かつて45%だった医療費に対する国庫負担率は30%まで引き下げられています。低収入で高い保険料という国保の構造的な問題については、地方六団体も2018年11月に制度改善強化全国大会を開き、被保険者にこれ以上負担を求めることは極めて困難。都道府県化による毎年3,400億円の公費投入を確実に行うとともに、保険料の激変緩和に必要な財源を確保するなど、
財政支援の拡充をすべきと国へ求めています。 さらにあわせて、子供への均等割の軽減についての支援制度の創設も要求をしております。こういった地方自治体や議長会も国保の問題点を指摘し、改善を求めております。 今回の請願の意見書は、請願、そして意見書はこういった状況と合わせて、市民の
国民健康保険に対する切実な声、願いであります。ぜひとも皆さんにこの請願に賛同していただきますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長(
山田正和君) 18番
西尾隆久君。 〔18番
西尾隆久君登壇〕
◆18番(
西尾隆久君) それでは、元請願第2号
国民健康保険に対する国への要望を求める請願について、
委員長報告に対する
賛成討論を行います。
国民健康保険は、日本の国民皆保険の基盤となる仕組みであります。健康保険、後期高齢者医療保険等加入者、生活保護受給者などを除く全ての人が国保の加入者となります。このような制度の国保は、年齢構成が高く医療水準が高い、所得水準が低く保険料の負担が重いといった構造的な課題を抱えております。 そこで、平成30年4月に制度改正がなされ、県が市とともに
国民健康保険の保険者となり、財政運営の責任主体となり、国の責任として追加的な
財政支援がなされました。改正の目的は、
国保財政基盤を強化し、将来にわたり国保の安定的かつ持続的運営ができるようにするためであります。 このような中、国保加入者の負担軽減を考えていかなければならないことは十分理解を示すものではありますが、現在の
国保制度を根底から見直しを求める本請願については、賛同することができません。 よって、
委員長の報告のとおり不採択とすべきであり、
委員長報告に賛成をいたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
山田正和君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山田正和君) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 続いて採決いたします。 本件に対する
委員長の報告は、不採択であります。 本件は、
委員長の報告のとおり決することに賛成・反対の
投票ボタンを押してください。 投票を終結いたします。 投票結果を報告いたします。
投票総数17人、賛成14人、反対3人。 賛成多数であります。よって、元請願第2号は不採択と決しました。 以上で本日の日程全てを終了いたしました。 これをもちまして、
令和元年第5回
土岐市議会定例会を閉会いたします。 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、11月28日の初日以来23日間にわたり、補正予算を初め条例関係議案など、提出されました重要案件を終始熱心に慎重に審議され、全議案を議了して閉会できましたことに対し、厚く御礼申し上げます。
執行部におかれましては、審議過程において意見等を十分に尊重され、それぞれの立場で土岐市発展のために一層のご尽力をお願いいたします。 本年も残り10日余りとなりましたが、皆様におかれましては、ご健勝にて新しい年をお迎えいただきますようご祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。 ここで、市長からご挨拶をいただきます。 〔市長
加藤淳司君登壇〕
◎市長(
加藤淳司君) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 まずもって、提案をさせていただきました全議案とも原案どおり可決・承認をいただき、まことにありがとうございました。 さて、ことしの漢字には「令」が選ばれました。令和時代の幕あけの年でありましたが、祝賀ムードに包まれた春から一転、台風15号、19号が全国各地に甚大な被害をもたらしたことで、防災力の一層の強化が求められています。 本市においては、3月に新庁舎が完成し、駐車場を含めた全体の完成も間近であります。年明けの2月2日日曜日には、市民協働の一つの成果として、市民が主体となって企画・運営するグランドオープンイベントを開催しますが、さきに触れました防災力やこうしたイベントなどの取り組みについて、これからは多くの方々とのつながりがなければ立ち行かない時代となっています。 ことしの流行語大賞は、ラグビー日本代表の「ONE TEAM」が選ばれましたが、市民の皆さんと、そして議員の皆様方と、まさにワンチームで取り組んでまいりたいと考えております。皆様の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げ、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
山田正和君) ありがとうございました。 これにて散会いたします。ご苦労さまでございました。 午前 9時56分閉会 ――
―――――――――――――――――――――― 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
土岐市議会議長
山田正和 議員
杉浦司美 議員
高井由美子...