予算特別委員会に付託されました案件のうち、
議案第64号「
令和4
年度府中市
一般会計補正予算(第4号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの
説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
唐川平君) おはようございます。
16日の
予算特別委員会厚生分科会におきまして、
マイナンバーカード普及促進のため、国が実施する9月末までの
マイナポイント付与に続いて、市が10月1日以降の
申請者に独自の
現金給付を行うことを
説明をさせていただいたところでございますが、その直後の9月20日に国の
マイナポイント付与の
申請期限が9月末から
令和4年12月末まで
延長することが決定をされました。現在、9月
議会の会期中でありますことから、改めて
予算特別委員会厚生分科会の
開催をお願いさせていただき、
説明をさせていただくものでございます。
今回の
補正予算は、あくまで国の
制度に続けて行うものであることから、10月1日の開始にこだわるものではなく、国の
申請期限終了後の
令和5年1月1日以降の
申請者に対して市が給付することとし、12月末での
申請率が見通せないことから、既に
提案をさせていただいている
予算は
減額をせず、
原案どおり議決をいただきまして、
予算執行時期を1月に繰り延べる方式で対応するものでございます。
慎重なる審議をよろしくお願いいたします。
○
主査(
広瀬和彦君) これより、
補正予算説明資料に記載の
事業について
質疑を行います。
まず、
資料7、
マイナンバーカード取得促進事業について、
質疑のある方は、順次御発言を願います。
真田副
主査。
○副
主査(
真田光夫君) それでは、
質問を2点ほどさせていただこうと
思います。
今回、
マイナンバーカードが国の
制度に続いて、市に移行されるということなんですけれども、この国の
方針が先行き不透明なので、一度取り下げて、改めて
補正予算として提出するつもりはないのかというのが、まず1点になります。
2点目は、その後、1月1日以降も
体制を整えるために
補正予算が必要なのではないかと考えるわけですが、その辺りをお伺いしたいと
思います。
○
主査(
広瀬和彦君)
内海市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) それでは、お答えをいたします。
まず1点目、一度取り下げて、改めて
補正予算として提出するつもりはないのかでございますけれども、今回の
補正予算、これを計上したその意図でございますけれども、国の
ポイント付与の
終了後も引き続き
インセンティブを
付与することで、
マイナンバーカードの
取得促進を加速させるということでございます。
先ほど、
補足説明でもありましたように、当初は9月末までの
申請者が、いわゆる
マイナポイントが
付与される権利があるといいますか、その
対象になっているということでございましたけれども、それが12月末に延びたということでございます。じゃあ、再度の
延長があるのかどうかといったことについては、これは全くわかりません。前回、
マイナポイント第1弾のときも、当初は3月末までの
申請者を
対象とするといったことが1回
延長されまして、4月末まで1カ月
延長されました。その後の
延長はなかったわけでございます。国全体としても、今、50%を超えたぐらいの
申請率でございます。これを上げるために、引き続き
ポイント付与の
期間を延ばすといったことも含めて、12月末までの
延長になったんだろうと
思いますけれども、ただ、
現時点では、こういう
申請期限は12月末になっていることは明らかであります。その国の
インセンティブに引き続いて、
切れ目のない
制度を実施、構築いたしまして、
カードの
取得を促進するように、
予算を今の
段階で確保しておくべきだと考えております。
カードを
申請される方に、市独自のこういった
給付金について
早めにお知らせする、そして円滑にお届けすると、こういったためにも、国の
方針が今明確にされているこのタイミングで
予算計上を行って、しっかりと
仕組みづくりを行っていくことでございます。
それから2点目、
体制の
強化についての御
質問がございました。
この
補正予算については、
資料にもございますように、約560万円組んでおります。これは、国が当初、9月末までの
申請者を
対象にということでありましたので、8月から9月にかけて、いわゆる
強化月間、
集中取り組みということで、その
期間の
体制整備、また、それ以降も
申請がある、あるいは、
交付事務、こういったことも含めて、
事務処理体制を
強化していくことで、
年度末までの8カ月間、この間の
人件費ということで、この
金額を計上しております。
10月以降も今まで行ってまいりました
特設窓口の開設、それから、
地域巡回、企業や
団体等への
出張申請といったことをはじめ、より効果的な方策を組み込んでいき、より一層
取得促進を図っていくと考えております。
○
主査(
広瀬和彦君) ほかにありませんか。
大本分科員。
○
分科員(
大本千香子君) 今の御
説明で少しわかったところもあるんですけれども、確認なんですけれども、当初の
補正予算の
説明資料の中の
部分では、
年度末の
申請率100%を目指す、
府中市ですよね、というふうに掲げられていたので、私の
理解としては、国の9月末が終わって6カ月間のための
予算計上かなと思っていたんですけれども、今回、3カ月国が
延長されて、
府中市の5,000円
付与の
期間はそれでもやっぱり
年度末までなのか、その
期間を教えていただきたいと
思います。
○
主査(
広瀬和彦君)
内海市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) 16日の
分科会でも少し
お話をさせていただきましたけれども、来
年度、4月以降ですね、これについては、今のところ何とも言えないというのが正直なところでございます。とりあえず、とにかく
年度末で100%を目指すことで、今回のこういった5,000円の
インセンティブ、また、
体制の
強化ということで
補正予算を計上しております。
じゃあ、実際、来年3月時点での
申請率、これがどういった
数字になるか、これによっては、また、来
年度以降、何らかの
対策も考える必要があるかと
思いますけれども、ちょっと
現時点では、来
年度以降も引き続き
インセンティブ継続します、あるいは、しませんといったことは、はっきり申し上げられないのが現状ということで、御
理解をお願いいたします。
○
主査(
広瀬和彦君)
大本分科員。
○
分科員(
大本千香子君) つまり、今回の
補正については、一応、
年度末までがとりあえずの
期間であるということですね。はい、わかりました。
課題なんですけれども、100%を目指すということなんですけれども、9月末がもともと国の
マイナポイントの締め切りだったので、この9月末にかけてどのくらい
申請がふえているのか。これを100%に、今、多分半分いっていないかもしれないんですけれども、
府中市の場合、これを100%を目指すことになると、一体、月々の
目標とか、そういった
取り組みの数値、見える化みたいなものをやられたりとか、
市役所の玄関に「現在、
マイナンバーカード何枚、何パーセント
達成」みたいなのを更新するみたいな、何かちょっと具体的なはっきりわかる
取り組みをしていただかないと、この
予算をつけたけれども、一体どのくらい進んでいるのかが全然わからないという、そういう中での
予算執行になるのが、
市民の方にとってもわかりにくいんじゃないかなと思っておりますので、その点いかがでしょうか。
○
主査(
広瀬和彦君)
内海市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) 実際のところ、8月末での
申請率が47.4%でございます。それ以降、昨日まで、
市民課の
窓口、
上下支所の
窓口、それから
天満屋含め、いろんなところで
申請をお受けした数、これを含めますと、50%は超えているとは思っております。まだ実際の
確定値がはっきり出ていませんので、8月末でも47.4%に市でお受けした
申請数を単純に足していけば、50%は超えているかと思っております。
見てみますと、やはり、この8月9月、そういった
窓口を拡充したり、いろんなところへ出かけていって
申請をお受けしとることで、それまでの6月7月以前の伸びに比べれば、かなり大幅なアップになっていることは、これは16日の
分科会でも申し上げたとおりでございます。6月までは、1カ月当たり大体150〜200件でございました。7月以降、当初9月末が
申請期限でございましたので、
皆様方も駆け込みというんですか、それもありまして、7月は500件、そして8月が1,200件と伸びておりました。
今後、
年度末での100%を目指すことでございますけれども、おっしゃいますように、確かに
皆さん方に見ていただくようにカウントダウンといいますか、大きな図とか表とか、そういったものを掲げて、
皆さん方にお教えするのも
一つの手でございましょうし、いろんな
機会を通じて100%を目指して頑張っておるので、
市民の
皆さん、ぜひよろしくお願いしますといったことで
取得促進を図っていくことは、今後、さらに検討して、いろんな
場面でお知らせしていくようにしたいと思っております。
○
主査(
広瀬和彦君)
大本分科員。
○
分科員(
大本千香子君) もう一点伺いたいのは、6,500万円の
現金給付金額ということで計上されているんですけれども、これは3カ月国でされるということで、ある程度伸びると思うんですね、そうすると、6,500万円の5,000円だと1万3,000人分の
予算計上なんですけれども、これは
年度末までに、ある程度削減できるんじゃないかなと
思います。もちろん、市の
取り組みもこれから
強化されると
思いますし。そうすると、
先ほど真田副
主査が言われたように、例えば12月にある程度人数がふえて、見込みが変わった
状況で、さらに
補正を上げるという形でも、割と正確な
数字で出せるのではないかと思うんですけれども、この方法は考えられてはいなかったですか。
○
主査(
広瀬和彦君)
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
唐川平君)
先ほど市民課長が答弁をさせていただきましたが、我々、確かに高い
目標ではございますが、
年度末までに何とか100%をしっかり掲げて、しっかりと
取り組みたいという
思いを持っております。
補足説明の中でも御
説明をさせていただきましたが、今回、一旦取り下げて
減額をすることをせずにという選択をさせていただきましたのも、
内部でその点についても議論を重ねさせていただいたんですが、一旦、今回の
補正予算で市が独自で
取り組みますよというものを提示をして、それが
状況が変わったから、ちょっと12月まで一旦引き下げますという形でお示しをすることが、ともすれば、
市民の
皆さんに市が方向を変えた、しっかり
取り組みを進めることを一旦取り下げたと取られかねないかなということもしっかり考える必要があるのではないかという
意見等もかなり
内部でございました。そういった
意味で、
先ほど確かに御
指摘をいただきましたように、国の
ポイントの
期間が3カ月間ふえますので、市が独自に使う
金額については、恐らく
減額することができると思っておりますが。一旦、9月に
提案させていただいたものを引き下げて12月ということに伴う
マイナス要素を感じていただくようなことはなるべく避けたい。であるならば、一時的な
執行停止というような形で、最終的にどこかで
減額をさせていただくにしても、現在、こういうふうに100%を目指して取り組むという姿勢をしっかりこの9月
議会で
皆様に
お伝えをさせていただくほうが得策だろうということで、こういった判断にさせていただいたものでございます。
我々もしっかりこれからも取り組んでいきたいと考えておりますので、そういった
意味の御
理解を賜ればと
思います。
○
主査(
広瀬和彦君)
大本分科員。
○
分科員(
大本千香子君) 3カ月、国のが延びて、なおかつ、その後、市でも用意していますよという、こういう
段階的な
インセンティブの
付与の仕方ということだと思うんですけれども、ちょっと矢の訓練をするときに、矢を2本持って射ると、
真剣度が1本目が足りなくて、どうしても分散するのではないかという、お師匠さんの
お話とかってありましたですけれども、そういう
意味で、例えば12月までに市が国の
ポイント付与の
期間にこれだけやり切って、それで、なおかつ残った方については、改めて市としてサポートするという形のほうが、
緊張感も違うのではないかなという
思いもしておりました。
ただ、
マイナンバーカードは、
府中市でここまでおくれたのは、どこに原因があるのかもはっきりまだわからないような感じがいたしますし、いろいろな
不安材料とかを聞くことが多くて、足踏みされているのか、単なる時間がなくてそういうことになっているのか、子供さんたちに対しての
取り組みが弱かったのか、その辺、ちょっとさまざまな要因があるかもしれないんですけれども、
マイナンバーカードは、
社会の貴重な
インフラになると思うんです。これが100%に近い
達成率ができたときに、
府中市としても、これを使って行政の
簡素化、あるいはスピードアップ、また、プッシュ型の
福祉、こうしたものにどんどん使っていける
社会インフラの必ず
一つになるわけなので、ぜひとも早急な
達成、100%の
申請達成をしていただきたいと思うんですけれども、この
提案の仕方が、どうしても何となく国の後追いのような形を感じざるを得なかったので、そこの
部分を
市民の
皆さんが、そうじゃなくて、
府中市は
マイナンバーカードの
普及に対しては、
年度末100%目指しますという、きちんとした宣言をしていただいて、それで全庁的に取り組んでいただく中で、100%に近い
数字を3月末で出していただくという、その
覚悟の
部分をちゃんと示していただけないと、この
早めの、
皆さんに不安が生じたらいけないから、9月の
段階で変わらずに
提案しますと言われると、一抹の不安が残ってしまします。
その点については、
部長、いかがでしょうか。
○
主査(
広瀬和彦君)
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
唐川平君) ごもっともな御
指摘だというふうに受けとめさせていただいております。
一例で申し上げますと、国が9月20日に
延期をすると発表をした後にも、
天満屋で
特設会場を設けておりますが、
土日の
申請はかなりの方がお越しをいただいております。特に昨日の例で申し上げますと、これまで
天満屋で
土日に
開催をしても、多くて60名ぐらいの方、1日60人来ていただくとかなり多い
数字ではあるんですが、昨日は77名の方が来ていただきました。これは、確かに市の
取り組み、
PRがこれまで十分足りていなかったものが、あらゆる
機会を通じて
情報発信をさせていただいたおかげで、
延期しますよと国が打ち出した後、これまた終息するんじゃなかろうか、ちょっと
数字が減るんじゃなかろうかというところ、
心配をいたところもあるんですが、しっかりと
PRを重ねていることで、こういった形で
数字が伸びているという実感もございます。そういったところに対して、
先ほど御
指摘をいただいた市の
覚悟が本当にしっかりとしたものがあるのか、100%を目指して取り組むことをきちんと
市民の
皆様に
お伝えをしているかという
意味では、我々としてもまだまだ足りていないところがあったのかなと思うところです。
もう一点、
社会インフラとして必要という御
指摘をいただきました。まだまだ
市民の
皆様に
マイナンバーカードを持つことの
利便性、便利さが、なかなか御
理解をいただいていない、御
理解をいただきにくいところも御
指摘としてあるのかなと思うところです。
国が鋭意推しております
保険証としての
利用登録による
メリットでありますとか、今後、
免許証として兼ねるということ、そういったこと以外にも、市としても今後
マイナンバーカードをしっかり活用して、
市民の
皆様の
生活がより豊かに便利になることをしっかり訴えさせていただきながら、本当に
年度末に100%、高い高い
目標ではございますが、目指して、市を挙げて取り組むことを改めて
市民の
皆様に
お伝えをして
取り組みを進めたいと考えております。
○
主査(
広瀬和彦君) ほかにありませんか。
棗田分科員。
○
分科員(
棗田澄子君)
先ほどから
お話を聞いていると、突然であったと思えるわけです。国はある程度検討していたのかもわかりませんが、こちらに来るのが突然であったと思われますので、把握をしていたかということを聞いたわけですけれども、それはなかったと
思います。
それで、この国の
方針によって、12月まで今のままで行うほうが、
予算に基づいて行うほうがいいように、私も今思っているわけですけれども、市としても、多分そういう形で行うほうがいいということで、今回、このような形を取られたんだと
思いますが、どうでしょうか。
○
主査(
広瀬和彦君)
内海市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君)
先ほども答弁させていただきましたように、今の
段階から
予算をしっかり確保して、1月以降の
インセンティブに備えるということで、こういう形での
予算執行をお願いするということでやるつもりでございます。
最初におっしゃいましたけれども、やはり9月20日に国が発表するまでは、そういった動きはなかったということでございます。20日の午前中に、一応県に聞きました。それを聞いて
返事を待っている最中に、
返事が来た
段階でよその
市町からも県に対して、ホームページとかインターネットを見れば国が
延期したという
報道が出ているぞということで、県からも連絡がありましたということで、実際、当日までは
延期になることは、全く把握していなかったということでございます。
ちょっと
利便性の話がございました。やはり国が用意している
マイナンバーカードを使って、こういうことができる、ああいうことができるということ、これは
府中市だけに限らず、よその
市町でも、やはりそういったことちょっと物足りないとか、なかなか
利便性が見えない、わかりにくいといった
意見があると、これは全国的にもそういうことをおっしゃる方がたくさんいらっしゃることは事実でございます。
府中市も例に漏れず、
申請受け付けをしておりましても、じゃあ一体何に使えるのかと、どういったことがいいことがあるのかおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。そういった
意味で、まだまだ
利便性とか
メリット、こういったことについて十分
お伝えできていない点は確かにあろうかと
思います。
16日の
分科会でも少し申し上げたんですけれども、
市役所での
手続、これは将来的に
マイナンバーカードを使ってスピードアップする、
簡素化するは、もちろん目指しておりますけれども、必ずしも
皆さんが
皆さん、週に一度
市役所に来られる、月に二、三回必ず来られるといったものではございません。
市役所の
手続以外に、いわゆる
日常生活の
場面の中でどういった
利便性があるか、こういったことが上手に使えるといいますか、そういったことについて、ちょっと触れさせていただいて、
利便性の
PRに、ちょっとそこを触れさせていただきたいと
思います。
これは私も
申請場所に行って
申請を受ける中で、時々
お話をするのですけれども、昨日も実際にそういったことをお聞きいたしました。
健康保険証として登録しておくことの
メリットでございます。
医療機関や
薬局での特定健診とか
薬剤の
情報、これ、御本人さんが同意すれば、別の
医療機関、別の
薬局でも共有できるということで、過去にどういう診療を受けたか、どういう
薬剤が投与されたか、それをもとによりよい治療が受けられると、そういう
情報共有ができるものも
一つございますし、特に入院・
手術ということで、高額の
医療費が発生する場合にも、
通常でしたら
高額療養費の
手続を事前にしておいて
病院に提出することがあるわけでございますけれども、
マイナンバーカードで受診されれば、そういった
手続なしに、言ってしまえば
自動計算ということで、今回の
手術代はこれだけで結構です、
あとは
自動で
高額療養費で賄いますからと計算できるわけで、そういった
制度の
手続が不要になることが
一つございます。
昨日、
一つ聞かれまして、お答えして、それはなかなかいいですねということをおっしゃったことで、転職、あるいは退職、就職もそうですけれども、
保険証が切りかわることがございます。
社会保険から
国民健康保険に、また、
国民健康保険から
社会保険、他の
健康保険に、切りかわることもございます。
通常でしたら、新しい
保険証が手元に届くまでにある程度の時間がかかります。1週間ないしは10日ぐらいかかるかなと
思いますけれども、その
期間に
病院に行かれますと、やはりたちまち10割
負担、
保険証が届けば、
あとは精算してお金が戻ってくるわけでございますけれども、この
健康保険の切りかえの
手続さえしっかりきちんとしておいていただければ、
マイナンバーカードでは切れ間なく、きのうまではこちらの
保険、きょうからはこっちの
保険ということで、
情報もきちんと入っておりますので、そういったものでいきますと、
空白期間なく、
切れ目なく、
自己負担割合に応じて
病院で受診できる、それだけの
費用負担で済むといったことがございます。
そういったこともちょっと
説明しながら、
申請に来られた方には、いろんな
利便性、こういったことができる、こういったことに役立つといったことを、今後もいろんな
申請会場でいろんな方が来られると
思います、いろんな
質問をされます。そういったときには、丁寧にわかりやすく
説明しまして、
マイナンバーカード、やはり持っていてよかったな、つくってよかったなと感じていただけるような、そういった話もしながら、
年度末100%に向けて取り組んでいきたいと思っております。
○
主査(
広瀬和彦君) ほかにありませんか。
水田分科員。
○
分科員(
水田豊君)
マイナンバーカード普及のために、ここまでしゃかりきにされるということを私はちょっと釈然としないところがあるんです、国の政策としてですよ。
今、お伺いすれば、
人件費等も計上してあるので、引き続いて職員さんの
負担も、
負担といいますか、
土日の
交付申請の
受け付け等も継続されるということですので、そこら辺はローテーションをきちんと組んで、
余り負担にならないようにお願いしたいということと、
マイナンバーカードの利点を強調されていますが、便利であればあるほど
個人情報がその
カードの中に入っているということでありますから、紛失とか盗難、
情報漏えいがあったときには、より多くの
情報が漏れてしまう
心配があると。これは当初から
指摘をされておるところでございますので、
カードを
普及することの中に、そういった
心配点に対して、こういう
対策が考えられている、紛失して盗難されたときにはこうだとか、
情報漏えいに対してはこういう手段があるんだとかということもあわせてお知らせをされたほうがいいのではないかと
思いますので、その点と、それから、これだけ地方自治体の
負担をかけて
カード推進をされているにもかかわらず、そして、自治体ではそれ相応の努力をしているにもかかわらず、
普及の
割合が少ないところには
交付税を
減額するというような
報道がございました。言語道断だと私は
思いますが、その点、何か見解がありましたら、お知らせ願いたいと
思います。
○
主査(
広瀬和彦君)
内海市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) おっしゃるとおり、
マイナンバーカード、当初から
情報漏えい、
個人情報が漏れるのではないかという御
心配もいろんなところから声が出ておりました。実際、
マイナンバーカードに入っている、印刷されているのは、顔写真、それから御本人さんの名前と住所、生年月日、性別、そして有効期限。
カードの裏には、もちろん個人番号、マイナンバーが入っているわけでございますけれども、ふだんはそれが見えないようなケースに入れてお持ちになってくださいということでお渡しはしております。
そういう4
情報しか
マイナンバーカードには入っておりません。もちろん
カードを使う際に暗証番号を打ち込むことで、
先ほど言いました
保険証として使える、あるいは、コンビニエンスストアで住民票や印鑑証明、ワクチンの接種証明が取れるといったこともございます。暗証番号を3回間違えるとロックがかかって、
カードが使えなくなるといったこともございますし、
カード自体にそういった
情報が全て入っているわけではございません。公金口座の登録をすれば7,500
ポイントもらえるというのが、
マイナポイント第2弾のメニューの中にあるわけでございますけれども、じゃあ、その
カードをかざして暗証番号を打ち込めば、すぐその口座の
情報が出てくるかといったことは、決してそうではございません。必要に応じて、例えばいろんな
給付金を御本人さんに振り込むときに、じゃあ、その方、
マイナンバーカードを通じて、どこどこ銀行のこの口座を登録しているから、ここに振り込んでくれという
情報をいただいて、じゃあ、その口座がちゃんと御本人さんの口座として生きている口座なのかは、行政側が、その口座
情報を管理しているサーバーへ一旦見にいくわけでございますね。それをもとに、確かに動いている口座だということで、そこへ振り込むということでございますので、
マイナンバーカードを紛失される、なくされる、盗難に遭う、そういったことが、すぐ
個人情報の漏えいにつながるものではございません。セキュリティーはしっかりとしております。もちろん暗証番号がなければ、そこから先、
カードを使って、あれをする、これをするといったことはできません。ただ
カードを拾っただけでは単なる身分証明書、本人確認の書類としてしか使えないわけでございますけれども、もちろん顔写真が入っておりますから、拾った本人と
カードに載っている写真が違えば、これは別人だなと。この
カードはどこで拾ったんですか、あなたの
カードじゃないことは一目瞭然でございますので、そういった
意味で、セキュリティーはしっかりしております。
申請を受けておりましても、やはりその
心配をされる方がまだまだたくさんいらっしゃいます。そういった方に対しても、決して
情報がすぐ漏れるようなことはないんですよと丁寧に
お伝えしていく中で、
カードの
取得をぜひお願いしますというふうに話をしておるところでございます。
○
主査(
広瀬和彦君)
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
唐川平君) 2点目の御
質問については、私から答弁をさせていただきます。
確かに9月21日でしたか、
マイナンバーカードの
普及策の
一つとして、
普及率の低いところに対しては、交付金に制約がかかるというような
報道をされております。このことに関して、市に正式な通知文書といったものは全く届いておりませんで、
報道が先行されている
状況ですので、公の場での公的な答弁としてはなかなかしづらいところがございますが、個人的には御
指摘をいただいたように、あめとむちの政策ですので、我々としてもそのことはどうなのかという、本当に個人的には思うところはございます。ただ、
先ほど来、御
質問をいただいておりますように、本当、
マイナンバーカードは、今後、
社会インフラとして本当に必要になっていくものであると思っております。
先ほど市民課長も答弁いたしましたが、紛失をすると全ての
情報が漏れるということではなくて、あくまでも住所氏名であるとか、そういったところしか入っていないというのが前提の
カードでございますので、きちんとその辺りも御
説明をしながら、我々とすると、本当に
年度末の100%の
達成に向けて、今後ますます便利になっていくものとして、持っていないということで、
皆さんが不利益を被られることのないように、そういった方向に向けて
取り組みを進めたいと
思いますので、その結果として、あめとむちという言い方をいたしましたが、低いところは交付金が出ませんよ、低かったら交付金の
申請ができませんよというところを、結果として、堂々と高い率で
申請ができるような方向に持っていけるようにしっかりと取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
○
主査(
広瀬和彦君) ほかにありませんか。
〔ほかに
質疑する者なし〕
○
主査(
広瀬和彦君) それでは、
補正予算説明資料に記載の
事業についての
質疑は、これにて
終了いたします。
そのほかにありませんか。
〔
質疑する者なし〕
○
主査(
広瀬和彦君) なければ、本案に対する
質疑は、これにて
終了いたします。
続いて、議員間討議についてお諮りいたします。
本
議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。
〔挙手する者なし〕
○
主査(
広瀬和彦君) それでは、本
議案については、議員間討議を実施いたしません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○
主査(
広瀬和彦君) 以上で、
予算特別委員会に付託された案件の本
分科会における審査は
終了いたしました。
分科会報告の作成については、御一任願います。
以上で、
予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。
午前10時38分 散会...