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  1. 府中市議会 2022-09-26
    令和 4年第5回予算特別委員会( 9月26日厚生分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年第5回予算特別委員会( 9月26日厚生分科会)               令和4年第5回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  令和4年9月26日午前10時0分、予算特別委員会厚生分科会を議場において開会した。 1 出席委員   主 査  広瀬和彦         副主査  真田光夫   分科員  棗田澄子         分科員  水田 豊   分科員  大本千香子 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   健康福祉部長   唐川 平   市民課長      内海敏雅 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        吉岡佑三子 1 本日の会議に付した事件   議案第64号 令和年度府中一般会計補正予算(第4号)について            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時6分 開会・開議主査広瀬和彦君) ただいまから予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。
     予算特別委員会に付託されました案件のうち、議案第64号「令和年度府中一般会計補正予算(第4号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) おはようございます。  16日の予算特別委員会厚生分科会におきまして、マイナンバーカード普及促進のため、国が実施する9月末までのマイナポイント付与に続いて、市が10月1日以降の申請者に独自の現金給付を行うことを説明をさせていただいたところでございますが、その直後の9月20日に国のマイナポイント付与申請期限が9月末から令和4年12月末まで延長することが決定をされました。現在、9月議会の会期中でありますことから、改めて予算特別委員会厚生分科会開催をお願いさせていただき、説明をさせていただくものでございます。  今回の補正予算は、あくまで国の制度に続けて行うものであることから、10月1日の開始にこだわるものではなく、国の申請期限終了後の令和5年1月1日以降の申請者に対して市が給付することとし、12月末での申請率が見通せないことから、既に提案をさせていただいている予算減額をせず、原案どおり議決をいただきまして、予算執行時期を1月に繰り延べる方式で対応するものでございます。  慎重なる審議をよろしくお願いいたします。 ○主査広瀬和彦君) これより、補正予算説明資料に記載の事業について質疑を行います。  まず、資料7、マイナンバーカード取得促進事業について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  真田主査。 ○副主査真田光夫君) それでは、質問を2点ほどさせていただこうと思います。  今回、マイナンバーカードが国の制度に続いて、市に移行されるということなんですけれども、この国の方針が先行き不透明なので、一度取り下げて、改めて補正予算として提出するつもりはないのかというのが、まず1点になります。  2点目は、その後、1月1日以降も体制を整えるために補正予算が必要なのではないかと考えるわけですが、その辺りをお伺いしたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) それでは、お答えをいたします。  まず1点目、一度取り下げて、改めて補正予算として提出するつもりはないのかでございますけれども、今回の補正予算、これを計上したその意図でございますけれども、国のポイント付与終了後も引き続きインセンティブ付与することで、マイナンバーカード取得促進を加速させるということでございます。  先ほど補足説明でもありましたように、当初は9月末までの申請者が、いわゆるマイナポイント付与される権利があるといいますか、その対象になっているということでございましたけれども、それが12月末に延びたということでございます。じゃあ、再度の延長があるのかどうかといったことについては、これは全くわかりません。前回、マイナポイント第1弾のときも、当初は3月末までの申請者対象とするといったことが1回延長されまして、4月末まで1カ月延長されました。その後の延長はなかったわけでございます。国全体としても、今、50%を超えたぐらいの申請率でございます。これを上げるために、引き続きポイント付与期間を延ばすといったことも含めて、12月末までの延長になったんだろうと思いますけれども、ただ、現時点では、こういう申請期限は12月末になっていることは明らかであります。その国のインセンティブに引き続いて、切れ目のない制度を実施、構築いたしまして、カード取得を促進するように、予算を今の段階で確保しておくべきだと考えております。  カード申請される方に、市独自のこういった給付金について早めにお知らせする、そして円滑にお届けすると、こういったためにも、国の方針が今明確にされているこのタイミングで予算計上を行って、しっかりと仕組みづくりを行っていくことでございます。  それから2点目、体制強化についての御質問がございました。  この補正予算については、資料にもございますように、約560万円組んでおります。これは、国が当初、9月末までの申請者対象にということでありましたので、8月から9月にかけて、いわゆる強化月間集中取り組みということで、その期間体制整備、また、それ以降も申請がある、あるいは、交付事務、こういったことも含めて、事務処理体制強化していくことで、年度末までの8カ月間、この間の人件費ということで、この金額を計上しております。  10月以降も今まで行ってまいりました特設窓口の開設、それから、地域巡回、企業や団体等への出張申請といったことをはじめ、より効果的な方策を組み込んでいき、より一層取得促進を図っていくと考えております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 今の御説明で少しわかったところもあるんですけれども、確認なんですけれども、当初の補正予算説明資料の中の部分では、年度末の申請率100%を目指す、府中市ですよね、というふうに掲げられていたので、私の理解としては、国の9月末が終わって6カ月間のための予算計上かなと思っていたんですけれども、今回、3カ月国が延長されて、府中市の5,000円付与期間はそれでもやっぱり年度末までなのか、その期間を教えていただきたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) 16日の分科会でも少しお話をさせていただきましたけれども、来年度、4月以降ですね、これについては、今のところ何とも言えないというのが正直なところでございます。とりあえず、とにかく年度末で100%を目指すことで、今回のこういった5,000円のインセンティブ、また、体制強化ということで補正予算を計上しております。  じゃあ、実際、来年3月時点での申請率、これがどういった数字になるか、これによっては、また、来年度以降、何らかの対策も考える必要があるかと思いますけれども、ちょっと現時点では、来年度以降も引き続きインセンティブ継続します、あるいは、しませんといったことは、はっきり申し上げられないのが現状ということで、御理解をお願いいたします。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) つまり、今回の補正については、一応、年度末までがとりあえずの期間であるということですね。はい、わかりました。  課題なんですけれども、100%を目指すということなんですけれども、9月末がもともと国のマイナポイントの締め切りだったので、この9月末にかけてどのくらい申請がふえているのか。これを100%に、今、多分半分いっていないかもしれないんですけれども、府中市の場合、これを100%を目指すことになると、一体、月々の目標とか、そういった取り組みの数値、見える化みたいなものをやられたりとか、市役所の玄関に「現在、マイナンバーカード何枚、何パーセント達成」みたいなのを更新するみたいな、何かちょっと具体的なはっきりわかる取り組みをしていただかないと、この予算をつけたけれども、一体どのくらい進んでいるのかが全然わからないという、そういう中での予算執行になるのが、市民の方にとってもわかりにくいんじゃないかなと思っておりますので、その点いかがでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) 実際のところ、8月末での申請率が47.4%でございます。それ以降、昨日まで、市民課窓口上下支所窓口、それから天満屋含め、いろんなところで申請をお受けした数、これを含めますと、50%は超えているとは思っております。まだ実際の確定値がはっきり出ていませんので、8月末でも47.4%に市でお受けした申請数を単純に足していけば、50%は超えているかと思っております。  見てみますと、やはり、この8月9月、そういった窓口を拡充したり、いろんなところへ出かけていって申請をお受けしとることで、それまでの6月7月以前の伸びに比べれば、かなり大幅なアップになっていることは、これは16日の分科会でも申し上げたとおりでございます。6月までは、1カ月当たり大体150〜200件でございました。7月以降、当初9月末が申請期限でございましたので、皆様方も駆け込みというんですか、それもありまして、7月は500件、そして8月が1,200件と伸びておりました。  今後、年度末での100%を目指すことでございますけれども、おっしゃいますように、確かに皆さん方に見ていただくようにカウントダウンといいますか、大きな図とか表とか、そういったものを掲げて、皆さん方にお教えするのも一つの手でございましょうし、いろんな機会を通じて100%を目指して頑張っておるので、市民皆さん、ぜひよろしくお願いしますといったことで取得促進を図っていくことは、今後、さらに検討して、いろんな場面でお知らせしていくようにしたいと思っております。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) もう一点伺いたいのは、6,500万円の現金給付金額ということで計上されているんですけれども、これは3カ月国でされるということで、ある程度伸びると思うんですね、そうすると、6,500万円の5,000円だと1万3,000人分の予算計上なんですけれども、これは年度末までに、ある程度削減できるんじゃないかなと思います。もちろん、市の取り組みもこれから強化されると思いますし。そうすると、先ほど真田主査が言われたように、例えば12月にある程度人数がふえて、見込みが変わった状況で、さらに補正を上げるという形でも、割と正確な数字で出せるのではないかと思うんですけれども、この方法は考えられてはいなかったですか。 ○主査広瀬和彦君) 唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 先ほど市民課長が答弁をさせていただきましたが、我々、確かに高い目標ではございますが、年度末までに何とか100%をしっかり掲げて、しっかりと取り組みたいという思いを持っております。  補足説明の中でも御説明をさせていただきましたが、今回、一旦取り下げて減額をすることをせずにという選択をさせていただきましたのも、内部でその点についても議論を重ねさせていただいたんですが、一旦、今回の補正予算で市が独自で取り組みますよというものを提示をして、それが状況が変わったから、ちょっと12月まで一旦引き下げますという形でお示しをすることが、ともすれば、市民皆さんに市が方向を変えた、しっかり取り組みを進めることを一旦取り下げたと取られかねないかなということもしっかり考える必要があるのではないかという意見等もかなり内部でございました。そういった意味で、先ほど確かに御指摘をいただきましたように、国のポイント期間が3カ月間ふえますので、市が独自に使う金額については、恐らく減額することができると思っておりますが。一旦、9月に提案させていただいたものを引き下げて12月ということに伴うマイナス要素を感じていただくようなことはなるべく避けたい。であるならば、一時的な執行停止というような形で、最終的にどこかで減額をさせていただくにしても、現在、こういうふうに100%を目指して取り組むという姿勢をしっかりこの9月議会皆様お伝えをさせていただくほうが得策だろうということで、こういった判断にさせていただいたものでございます。  我々もしっかりこれからも取り組んでいきたいと考えておりますので、そういった意味の御理解を賜ればと思います。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 3カ月、国のが延びて、なおかつ、その後、市でも用意していますよという、こういう段階的なインセンティブ付与の仕方ということだと思うんですけれども、ちょっと矢の訓練をするときに、矢を2本持って射ると、真剣度が1本目が足りなくて、どうしても分散するのではないかという、お師匠さんのお話とかってありましたですけれども、そういう意味で、例えば12月までに市が国のポイント付与期間にこれだけやり切って、それで、なおかつ残った方については、改めて市としてサポートするという形のほうが、緊張感も違うのではないかなという思いもしておりました。  ただ、マイナンバーカードは、府中市でここまでおくれたのは、どこに原因があるのかもはっきりまだわからないような感じがいたしますし、いろいろな不安材料とかを聞くことが多くて、足踏みされているのか、単なる時間がなくてそういうことになっているのか、子供さんたちに対しての取り組みが弱かったのか、その辺、ちょっとさまざまな要因があるかもしれないんですけれども、マイナンバーカードは、社会の貴重なインフラになると思うんです。これが100%に近い達成率ができたときに、府中市としても、これを使って行政の簡素化、あるいはスピードアップ、また、プッシュ型の福祉、こうしたものにどんどん使っていける社会インフラの必ず一つになるわけなので、ぜひとも早急な達成、100%の申請達成をしていただきたいと思うんですけれども、この提案の仕方が、どうしても何となく国の後追いのような形を感じざるを得なかったので、そこの部分市民皆さんが、そうじゃなくて、府中市はマイナンバーカード普及に対しては、年度末100%目指しますという、きちんとした宣言をしていただいて、それで全庁的に取り組んでいただく中で、100%に近い数字を3月末で出していただくという、その覚悟部分をちゃんと示していただけないと、この早めの、皆さんに不安が生じたらいけないから、9月の段階で変わらずに提案しますと言われると、一抹の不安が残ってしまします。  その点については、部長、いかがでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) ごもっともな御指摘だというふうに受けとめさせていただいております。  一例で申し上げますと、国が9月20日に延期をすると発表をした後にも、天満屋特設会場を設けておりますが、土日申請はかなりの方がお越しをいただいております。特に昨日の例で申し上げますと、これまで天満屋土日開催をしても、多くて60名ぐらいの方、1日60人来ていただくとかなり多い数字ではあるんですが、昨日は77名の方が来ていただきました。これは、確かに市の取り組みPRがこれまで十分足りていなかったものが、あらゆる機会を通じて情報発信をさせていただいたおかげで、延期しますよと国が打ち出した後、これまた終息するんじゃなかろうか、ちょっと数字が減るんじゃなかろうかというところ、心配をいたところもあるんですが、しっかりとPRを重ねていることで、こういった形で数字が伸びているという実感もございます。そういったところに対して、先ほど指摘をいただいた市の覚悟が本当にしっかりとしたものがあるのか、100%を目指して取り組むことをきちんと市民皆様お伝えをしているかという意味では、我々としてもまだまだ足りていないところがあったのかなと思うところです。  もう一点、社会インフラとして必要という御指摘をいただきました。まだまだ市民皆様マイナンバーカードを持つことの利便性、便利さが、なかなか御理解をいただいていない、御理解をいただきにくいところも御指摘としてあるのかなと思うところです。  国が鋭意推しております保険証としての利用登録によるメリットでありますとか、今後、免許証として兼ねるということ、そういったこと以外にも、市としても今後マイナンバーカードをしっかり活用して、市民皆様生活がより豊かに便利になることをしっかり訴えさせていただきながら、本当に年度末に100%、高い高い目標ではございますが、目指して、市を挙げて取り組むことを改めて市民皆様お伝えをして取り組みを進めたいと考えております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 先ほどからお話を聞いていると、突然であったと思えるわけです。国はある程度検討していたのかもわかりませんが、こちらに来るのが突然であったと思われますので、把握をしていたかということを聞いたわけですけれども、それはなかったと思います。  それで、この国の方針によって、12月まで今のままで行うほうが、予算に基づいて行うほうがいいように、私も今思っているわけですけれども、市としても、多分そういう形で行うほうがいいということで、今回、このような形を取られたんだと思いますが、どうでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) 先ほども答弁させていただきましたように、今の段階から予算をしっかり確保して、1月以降のインセンティブに備えるということで、こういう形での予算執行をお願いするということでやるつもりでございます。  最初におっしゃいましたけれども、やはり9月20日に国が発表するまでは、そういった動きはなかったということでございます。20日の午前中に、一応県に聞きました。それを聞いて返事を待っている最中に、返事が来た段階でよその市町からも県に対して、ホームページとかインターネットを見れば国が延期したという報道が出ているぞということで、県からも連絡がありましたということで、実際、当日までは延期になることは、全く把握していなかったということでございます。  ちょっと利便性の話がございました。やはり国が用意しているマイナンバーカードを使って、こういうことができる、ああいうことができるということ、これは府中市だけに限らず、よその市町でも、やはりそういったことちょっと物足りないとか、なかなか利便性が見えない、わかりにくいといった意見があると、これは全国的にもそういうことをおっしゃる方がたくさんいらっしゃることは事実でございます。府中市も例に漏れず、申請受け付けをしておりましても、じゃあ一体何に使えるのかと、どういったことがいいことがあるのかおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。そういった意味で、まだまだ利便性とかメリット、こういったことについて十分お伝えできていない点は確かにあろうかと思います。  16日の分科会でも少し申し上げたんですけれども、市役所での手続、これは将来的にマイナンバーカードを使ってスピードアップする、簡素化するは、もちろん目指しておりますけれども、必ずしも皆さん皆さん、週に一度市役所に来られる、月に二、三回必ず来られるといったものではございません。市役所手続以外に、いわゆる日常生活場面の中でどういった利便性があるか、こういったことが上手に使えるといいますか、そういったことについて、ちょっと触れさせていただいて、利便性PRに、ちょっとそこを触れさせていただきたいと思います。  これは私も申請場所に行って申請を受ける中で、時々お話をするのですけれども、昨日も実際にそういったことをお聞きいたしました。健康保険証として登録しておくことのメリットでございます。医療機関薬局での特定健診とか薬剤情報、これ、御本人さんが同意すれば、別の医療機関、別の薬局でも共有できるということで、過去にどういう診療を受けたか、どういう薬剤が投与されたか、それをもとによりよい治療が受けられると、そういう情報共有ができるものも一つございますし、特に入院・手術ということで、高額の医療費が発生する場合にも、通常でしたら高額療養費手続を事前にしておいて病院に提出することがあるわけでございますけれども、マイナンバーカードで受診されれば、そういった手続なしに、言ってしまえば自動計算ということで、今回の手術代はこれだけで結構です、あと自動高額療養費で賄いますからと計算できるわけで、そういった制度手続が不要になることが一つございます。  昨日、一つ聞かれまして、お答えして、それはなかなかいいですねということをおっしゃったことで、転職、あるいは退職、就職もそうですけれども、保険証が切りかわることがございます。社会保険から国民健康保険に、また、国民健康保険から社会保険、他の健康保険に、切りかわることもございます。通常でしたら、新しい保険証が手元に届くまでにある程度の時間がかかります。1週間ないしは10日ぐらいかかるかなと思いますけれども、その期間病院に行かれますと、やはりたちまち10割負担保険証が届けば、あとは精算してお金が戻ってくるわけでございますけれども、この健康保険の切りかえの手続さえしっかりきちんとしておいていただければ、マイナンバーカードでは切れ間なく、きのうまではこちらの保険、きょうからはこっちの保険ということで、情報もきちんと入っておりますので、そういったものでいきますと、空白期間なく、切れ目なく、自己負担割合に応じて病院で受診できる、それだけの費用負担で済むといったことがございます。  そういったこともちょっと説明しながら、申請に来られた方には、いろんな利便性、こういったことができる、こういったことに役立つといったことを、今後もいろんな申請会場でいろんな方が来られると思います、いろんな質問をされます。そういったときには、丁寧にわかりやすく説明しまして、マイナンバーカード、やはり持っていてよかったな、つくってよかったなと感じていただけるような、そういった話もしながら、年度末100%に向けて取り組んでいきたいと思っております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) マイナンバーカード普及のために、ここまでしゃかりきにされるということを私はちょっと釈然としないところがあるんです、国の政策としてですよ。  今、お伺いすれば、人件費等も計上してあるので、引き続いて職員さんの負担も、負担といいますか、土日交付申請受け付け等も継続されるということですので、そこら辺はローテーションをきちんと組んで、余り負担にならないようにお願いしたいということと、マイナンバーカードの利点を強調されていますが、便利であればあるほど個人情報がそのカードの中に入っているということでありますから、紛失とか盗難、情報漏えいがあったときには、より多くの情報が漏れてしまう心配があると。これは当初から指摘をされておるところでございますので、カード普及することの中に、そういった心配点に対して、こういう対策が考えられている、紛失して盗難されたときにはこうだとか、情報漏えいに対してはこういう手段があるんだとかということもあわせてお知らせをされたほうがいいのではないかと思いますので、その点と、それから、これだけ地方自治体の負担をかけてカード推進をされているにもかかわらず、そして、自治体ではそれ相応の努力をしているにもかかわらず、普及割合が少ないところには交付税減額するというような報道がございました。言語道断だと私は思いますが、その点、何か見解がありましたら、お知らせ願いたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) おっしゃるとおり、マイナンバーカード、当初から情報漏えい個人情報が漏れるのではないかという御心配もいろんなところから声が出ておりました。実際、マイナンバーカードに入っている、印刷されているのは、顔写真、それから御本人さんの名前と住所、生年月日、性別、そして有効期限。カードの裏には、もちろん個人番号、マイナンバーが入っているわけでございますけれども、ふだんはそれが見えないようなケースに入れてお持ちになってくださいということでお渡しはしております。  そういう4情報しかマイナンバーカードには入っておりません。もちろんカードを使う際に暗証番号を打ち込むことで、先ほど言いました保険証として使える、あるいは、コンビニエンスストアで住民票や印鑑証明、ワクチンの接種証明が取れるといったこともございます。暗証番号を3回間違えるとロックがかかって、カードが使えなくなるといったこともございますし、カード自体にそういった情報が全て入っているわけではございません。公金口座の登録をすれば7,500ポイントもらえるというのが、マイナポイント第2弾のメニューの中にあるわけでございますけれども、じゃあ、そのカードをかざして暗証番号を打ち込めば、すぐその口座の情報が出てくるかといったことは、決してそうではございません。必要に応じて、例えばいろんな給付金を御本人さんに振り込むときに、じゃあ、その方、マイナンバーカードを通じて、どこどこ銀行のこの口座を登録しているから、ここに振り込んでくれという情報をいただいて、じゃあ、その口座がちゃんと御本人さんの口座として生きている口座なのかは、行政側が、その口座情報を管理しているサーバーへ一旦見にいくわけでございますね。それをもとに、確かに動いている口座だということで、そこへ振り込むということでございますので、マイナンバーカードを紛失される、なくされる、盗難に遭う、そういったことが、すぐ個人情報の漏えいにつながるものではございません。セキュリティーはしっかりとしております。もちろん暗証番号がなければ、そこから先、カードを使って、あれをする、これをするといったことはできません。ただカードを拾っただけでは単なる身分証明書、本人確認の書類としてしか使えないわけでございますけれども、もちろん顔写真が入っておりますから、拾った本人とカードに載っている写真が違えば、これは別人だなと。このカードはどこで拾ったんですか、あなたのカードじゃないことは一目瞭然でございますので、そういった意味で、セキュリティーはしっかりしております。  申請を受けておりましても、やはりその心配をされる方がまだまだたくさんいらっしゃいます。そういった方に対しても、決して情報がすぐ漏れるようなことはないんですよと丁寧にお伝えしていく中で、カード取得をぜひお願いしますというふうに話をしておるところでございます。 ○主査広瀬和彦君) 唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 2点目の御質問については、私から答弁をさせていただきます。  確かに9月21日でしたか、マイナンバーカード普及策の一つとして、普及率の低いところに対しては、交付金に制約がかかるというような報道をされております。このことに関して、市に正式な通知文書といったものは全く届いておりませんで、報道が先行されている状況ですので、公の場での公的な答弁としてはなかなかしづらいところがございますが、個人的には御指摘をいただいたように、あめとむちの政策ですので、我々としてもそのことはどうなのかという、本当に個人的には思うところはございます。ただ、先ほど来、御質問をいただいておりますように、本当、マイナンバーカードは、今後、社会インフラとして本当に必要になっていくものであると思っております。  先ほど市民課長も答弁いたしましたが、紛失をすると全ての情報が漏れるということではなくて、あくまでも住所氏名であるとか、そういったところしか入っていないというのが前提のカードでございますので、きちんとその辺りも御説明をしながら、我々とすると、本当に年度末の100%の達成に向けて、今後ますます便利になっていくものとして、持っていないということで、皆さんが不利益を被られることのないように、そういった方向に向けて取り組みを進めたいと思いますので、その結果として、あめとむちという言い方をいたしましたが、低いところは交付金が出ませんよ、低かったら交付金の申請ができませんよというところを、結果として、堂々と高い率で申請ができるような方向に持っていけるようにしっかりと取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) それでは、補正予算説明資料に記載の事業についての質疑は、これにて終了いたします。  そのほかにありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査広瀬和彦君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任願います。  以上で、予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午前10時38分 散会...