○
議長(
伊澤誠) 議論してないんで。
◆
産業建設常任委員会委員長(
香取良勝) 議論しとるが、これ。
○
議長(
伊澤誠) してなかったんで、手短にお願いします。
◆
産業建設常任委員会委員長(
香取良勝)
議長、訳の分からんこと言わんと。訴えられるぞ、おめえは。 栗山、松田副
市長のことについて、この件について、盗水についてやりました結果、松田副
市長は答弁しなかった。なぜしないのなら。盗水について聞くと、できない。おまえの親分は、今、
市長の栗山じゃろうが。親分じゃねんかと言うたら、説明をし始めたわけでございますけれども、
香取良勝を窃盗ということで訴えた。しかし、これは不起訴というようになったということを聞きました。 また、私がいろいろとあちこち歩いていましたら、このようなことがありましたので、
市長はどういうことじゃろうか、どういう
市長じゃろうかと聞きましたら、
栗山市長に殺されたという怪文書が出た。その件について、本当かということを聞いたら、警察に
栗山市長が告訴をした。告訴をされた女性が私のところへ来て、告訴されたけど、これは受理しなかったということを、私は
報告を受けております。 以上、盗水についてと、また道路の件についてを議題といたしました。 以上、
産業建設常任委員会の
報告を終わります。
○
議長(
伊澤誠)
産業建設常任委員会委員長からの
報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) これで質疑を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程5、
請願・
陳情についてを議題とします。
請願第1
号消費税インボイス制度の
実施延期を求める
意見書の提出を求める
請願の
討論を行います。
討論の希望はありませんか。 まずは、本案に反対の方の発言を許します。
反対討論でしょうか。 (6番「
賛成討論」の声あり)
賛成討論。 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
賛成討論。 沖原
議員。
◆6番(
沖原有美) 私は、
請願第1
号消費税インボイス制度の
実施延期を求める
意見書の提出を求める
請願に賛成の立場で
討論に参加します。 この
インボイス制度とは、収入や売上げが1,000万円以下の
中小業者や
個人事業主の方が、今までは
免税業者であったのに、少ない収入から
消費税を納めなければならないという新たな
増税策で、
コロナ禍で営業が厳しい中、さらに
物価高騰によって負担を強いられることになります。導入されれば、これまでのように
免税業者のままでいくか、
課税業者に変えるのか、どちらかを選ぶことになります。そのまま
免税業者でいくなら、
取引業者が
仕入れ額から
消費税を引くことができないため、取引しなくなるおそれがあり、廃業の危機に立たされることになります。また、
課税業者になれば、
事務負担が増え、さらに
消費税を払うことになるので、どちらを選んでも厳しい状況となります。
中小業者や
個人事業主の方から、
経営状態が厳しい中でぎりぎりの生活をしている。しっかりもうけているところから税金を取ってほしいという声もお聞きしました。
コロナ禍や
物価高騰の面からも、当面、延期をするように、しっかり地方の声を国に上げるために、
消費税インボイス制度の
実施延期を求める
意見書の提出を求める
請願について、
議員の皆さんの御賛同をお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) ほかに
討論はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) これで
討論を終わります。 採決に入ります。
請願第1号は
委員会の結果は不
採択でありました。 これより
起立採決を行います。 本
請願を
採択とすることに賛成の方の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
伊澤誠)
起立少数と認めます。よって、
請願第1号は不
採択とすることに決定しました。 次に、
陳情第1
号精神保健医療福祉の改善に関する
陳情の
討論を行います。
討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
陳情第1号は
委員会の結果は不
採択でありました。 これより
起立採決を行います。 本
陳情を
採択とすることに賛成の方の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
伊澤誠)
起立少数と認めます。よって、
陳情第1号は不
採択とすることに決定しました。 次に、
陳情第2号「すべての
ケア労働者の
大幅賃上げを求める
意見書」の
採択を求める
陳情書の
討論を行います。
討論の希望はありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) ないようなので、採決に入ります。
陳情第2号は
委員会の結果は不
採択でありました。 これより
起立採決を行います。 本
陳情を
採択とすることに賛成の方の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
伊澤誠)
起立少数と認めます。よって、
陳情第2号は不
採択とすることに決定しました。 これより
議案の上程を行います。 なお、本日上程される
議案に対する質疑は9月14日に行う予定であります。 また、
議案への
発言通告の締切りは明日9月7日の正午ですので、申し添えます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程6、承認第8号
専決処分した事件の承認についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦) 本日、ここに
令和4年第4回
浅口市議会定例会を招集いたしましたところ、
議員の皆様におかれましては大変御多用の中、御出席を賜り、心から感謝申し上げます。また、平素より
市議会をはじめ市民の皆様には、市政の推進に格別の御協力を賜っておりますこと、重ねて厚く御礼を申し上げます。 さて、本日提案いたしております
議案は、
条例案件1件、
予算案件5件、
決算認定11件、その他の案件4件でございます。よろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、承認第8号
専決処分した事件の承認について御説明をいたします。 承認第8号
専決処分した事件の承認について(和解及び
損害賠償額の決定について)。 本案は、
公用車の事故について
相手方と和解し、
損害賠償額を決定したもので、
地方自治法第179条第1項により
専決処分を行いましたので、承認を求めるものであります。 事故の概要は、
令和4年4月5日、
浅口市寄島町9292番地4
先道路において、
公用車と
相手方車両が接触したものであります。和解の内容は、
本件事故に対する
損害賠償として、市が
相手方に対し20万円を支払い、
相手方が市に対し1万5,730円を支払うもので、市が加入する保険にて対応をいたします。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程7、
議案第53号
浅口市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。 副
市長。
◎副
市長(松田勝久)
議案第53号
浅口市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について。 このたびの改正は、地方公務員の育児休業に関する法律の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものであります。 内容につきましては、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のため、育児休業の取得要件を緩和するなど、所要の改正を行うものであります。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程8、
議案第54号岡山県
西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦)
議案第54号岡山県
西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議について。 本案は、
令和6年3月31日をもって岡山県
西部地区養護老人ホーム組合を解散することに関し、組合を構成している笠岡市、
浅口市、里庄町で協議することについて、
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 詳細につきましては担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 担当部長の補足説明を求めます。 富田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘)
議案第54号岡山県
西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議について説明いたします。 この岡山県
西部地区養護老人ホーム組合の解散につきましては、これまで2市1町の
市長、町長、そして組合議会で了承され、
浅口市6月議会において、解散のための条項を追加する規約変更の議決をいただいております。本案の解散に関する協議につきましては、
市議会の議決が必要であり、このたびお願いするものであります。 なお、今後につきましては、この組合の解散に関する
議案について議決いただいた後、岡山県知事に解散の届けを行う予定であります。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠) この際、
日程9、
議案第55号
令和4年度
浅口市
一般会計補正予算(第4号)から
日程13、
議案第59号
令和4年度
浅口市
下水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦) それでは、
議案第55号から
議案第59号までを一括して提案いたします。
議案第55号
令和4年度
浅口市
一般会計補正予算(第4号)につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業費、地域医療介護総合確保基金事業補助金及び公共施設LED照明導入事業費等を計上するもので、3億8,283万9,000円の増額補正を行うものであります。 続きまして、
議案第56号
令和4年度
浅口市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、共済費の増額により2,000円の増額補正を行うものであります。
議案第57号
令和4年度
浅口市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、諸支出金等を計上するもので、6,355万3,000円の増額補正を行うものであります。 続きまして、
議案第58号
令和4年度
浅口市
水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、営業費用を計上するもので、収益的支出について722万1,000円の増額補正を行うものであります。
議案第59号
令和4年度
浅口市
下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出について3,058万9,000円の増額、資本的収入について1,529万5,000円の増額を計上するものであります。 以上、概要を申し上げましたが、詳細につきましては担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 担当部長の補足説明を求めます。 まず、一般会計の補足説明を求めます。 石田
企画財政部長。
◎
企画財政部長(石田康雄) それでは、
議案第55号
令和4年度
浅口市
一般会計補正予算(第4号)について説明いたします。 補正前予算額148億4,874万8,000円、補正予算額3億8,283万9,000円を追加、補正後予算額152億3,158万7,000円であります。 歳出の主なものといたしましては、新型コロナウイルス感染症対応社会的環境整備事業費1,556万5,000円、地域医療介護総合確保基金事業補助金1億2,884万円、新型コロナウイルスワクチン接種事業費1億3,981万4,000円、公共施設LED照明導入事業費3,763万1,000円となっております。 歳入の主なものといたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金6,860万7,000円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,178万8,000円、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金7,120万7,000円、地域医療介護総合確保基金事業費補助金1億2,884万円、公共施設等適正管理推進事業債3,370万円、前年度繰越金1,146万9,000円を計上しております。 以上、よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 次に、国民健康保険特別会計の補足説明を求めます。 新田
生活環境部長。
◎
生活環境部長(新田直哉)
議案第56号
令和4年度
浅口市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明をいたします。 補正前予算額37億9,251万8,000円、補正額2,000円、補正後予算額37億9,252万円。 歳出といたしましては、保険事業費2,000円。 歳入といたしましては、繰越金2,000円を計上いたしております。 理由といたしましては、歳入では繰越金の増額、また歳出では会計年度任用職員共済組合負担金の増額を計上するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 次に、介護保険特別会計の補足説明を求めます。 富田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(富田直弘)
議案第57号
令和4年度
浅口市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。 補正前予算額39億236万1,000円、補正額6,355万3,000円を追加、補正後予算額39億6,591万4,000円。 歳出といたしましては、総務費9万円、地域支援事業費4,000円、諸支出金6,345万9,000円。 歳入といたしましては、国庫支出金4万6,000円、県支出金1,000円、繰入金4万7,000円、繰越金6,345万9,000円を計上しております。 主な理由といたしましては、
令和3年度の介護給付費等が確定し、精算により国、県などへの返還金を計上するものであります。 よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 次に、水道事業会計と下水道事業会計の補足説明を求めます。 山本
上下水道部長。
◎
上下水道部長(山本青司) 失礼します。
議案第58号
令和4年度
浅口市
水道事業会計補正予算(第2号)について説明いたします。 第2条の収益的支出は、補正前予算額7億9,305万9,000円、補正額722万1,000円、補正後予算額8億28万円となっております。 このたびの補正額は、電気代の高騰に係る動力費の増額であります。よろしくお願いいたします。 続きまして、
議案第59号
令和4年度
浅口市
下水道事業会計補正予算(第2号)について説明いたします。 第3条の収益的支出は、補正前予算額13億3,768万7,000円、補正額3,058万9,000円、補正後予算額13億6,827万6,000円となっております。 また、第4条の資本的収入は、補正前予算額10億5,470万7,000円、補正額1,529万5,000円、補正後予算額10億7,000万2,000円となっております。 このたびの補正額は、電気代の高騰に係る動力費の増額であります。 なお、資本的収支において収入額が支出額に対し不足する額4億4,405万5,000円につきましては、
消費税及び地方
消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金及び減債積立金で補填する予定でございます。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠) この際、
日程14、
認定第1号
令和3年度
浅口市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてから
日程21、
認定第8号
令和3年度
浅口市
工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてまでを一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。 片山
会計管理者。
◎
会計管理者(片山幸夫) ただいま上程されました
認定第1号
令和3年度
浅口市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてから
認定第8号
令和3年度
浅口市
工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてまでの8会計につきましては、監査委員の審査をいただいて御提案申し上げるものです。
令和3年度
決算においては、厳しい社会経済情勢の中、安定的な財政の運営に努め、各会計とも黒字を計上いたしております。一般会計及び特別会計の実質収支は、一般会計で12億6,305万1,000円、7つの特別会計の合計では9億1,759万6,000円となっております。 まず、
認定第1号
令和3年度
浅口市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額170億8,825万6,000円、歳出総額157億4,895万1,000円。歳入は、国庫支出金の減などにより、前年度に比べ26億579万7,000円の減額、歳出は、総務費等の減により、前年度に比べ28億1,588万円の減額となっております。翌年度への繰越財源7,625万4,000円を除いた実質収支額は12億6,305万1,000円、このうち6億4,000万円は、
地方自治法第233条の2及び地方財政法第7条の規定により財政調整基金へ繰入れを行っております。 それでは、歳入の主なものについて御説明申し上げます。 市税36億6,130万7,000円、地方交付税54億3,162万円、国庫支出金28億2,646万6,000円、県支出金8億6,658万9,000円、市債13億250万7,000円となっております。 次に、歳出で目的別に主なものは、民生費55億5,992万7,000円、土木費19億6,680万7,000円、衛生費19億820万6,000円となっております。 次に、財政状況を見るバロメーターとして一般的に使われている財政指標につきましては、財政力指数0.438、経常収支比率は87.1%となっております。 続いて、
認定第2号
令和3年度
浅口市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額44億2,131万6,000円、歳出総額38億1,394万9,000円、歳入歳出差引き実質収支額6億736万7,000円となっております。 歳入の主なものは、国民健康保険税6億2,951万4,000円、県支出金29億3,320万1,000円、一般会計繰入金2億6,166万9,000円。 歳出の主なものは、保険給付費28億9,212万2,000円、国民健康保険事業費納付金8億4,013万5,000円となっております。 次に、
認定第3号
令和3年度
浅口市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額5億9,714万8,000円、歳出総額5億9,683万2,000円。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料4億4,946万5,000円、一般会計繰入金1億4,685万5,000円。 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金5億8,706万4,000円となっております。 次に、
認定第4号
令和3年度
浅口市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額444万6,000円、歳出総額216万8,000円。 歳入の主なものといたしましては、貸付金元利収入203万5,000円。 歳出の主なものは、市債元利償還金32万4,000円となっております。 次に、
認定第5号
令和3年度
浅口市
介護保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額41億3,237万7,000円、歳出総額38億2,652万9,000円。 歳入の主なものといたしましては、介護保険料7億9,221万4,000円、国庫支出金9億3,883万9,000円、支払基金交付金10億383万8,000円、県支出金5億8,177万3,000円、一般会計繰入金5億5,068万7,000円。 歳出の主なものは、保険給付費35億5,741万円となっております。 次に、
認定第6号
令和3年度
浅口市
畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額3,816万6,000円、歳出総額3,733万9,000円となっております。 次に、
認定第7号
令和3年度
益坂財産区
特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入の総額は519万4,000円で、その主なものは、基金繰入金292万2,000円。 歳出の総額は423万5,000円で、その主なものは、総務管理費272万2,000円、林業費151万3,000円となっております。 次に、
認定第8号
令和3年度
浅口市
工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額2,501万4,000円、歳出総額2,501万3,000円であります。 歳入の主なものは、一般会計繰入金2,445万6,000円。 歳出では、総務管理費2,357万7,000円であります。 以上、
令和3年度
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算について御説明いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) ここで
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の審査意見について、本日、代表監査委員が体調不良により欠席のため、議会選出の監査委員から
報告をお願いします。 加藤監査委員。
◆12番(加藤淳二) 監査委員の加藤でございます。先ほど
議長から説明がありましたように、昨日、代表監査委員の高田氏より体調不良ということで、代わりに
報告をしてくれということで私がするようになりましたので、よろしくお願い申し上げます。 去る7月15日より、高田監査委員とともに
令和3年度
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算審査を実施しました。その審査意見を申し上げます。 審査の対象は、一般会計及び特別会計並びに各種基金の運用状況であります。審査した書類は、各会計の歳入歳出
決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書であります。審査の期間は、7月15日から7月26日までのうち6日間実施しました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、財産の管理は適正に行われているか、さらに予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施しました。 審査の結果、計数は正確であり、予算執行及び会計処理等全般についておおむね適正であると認められました。 なお、詳細につきましては
意見書に記載のとおりですが、概要について申し上げます。金額につきましては、万円単位までで申し上げますので御了承ください。
令和3年度の一般会計及び特別会計の総額では、歳入
決算額は263億1,191万円、歳出
決算額は240億5,501万円、形式収支額は22億5,690万円となり、翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支額は21億8,064万円となっております。 一般会計の歳入につきましては、総額の中に占める自主財源の割合は、前年度に比べ3.5ポイント上昇し33%となっており、残り67%は依存財源であります。自主財源の中で最も多い市税は、前年度に比べ4,482万円増加し、36億6,130万円となっておりますが、自主財源全体では前年度に比べ1億6,962万円減少し、56億4,317万円となっております。市税等の適正な算定、徴収、不用な財産の処分等により、自主財源のさらなる確保に努めるとともに、新型コロナウイルス対応を含めた国、県の施策の動向等にも注視し、依存財源の確保はもとより、必要な政策が展開できる財源の調達、確保に全力で取り組まれることを強く望みます。 収納状況につきましては、市税の収入未済額は2億1,403万円、不納欠損額は592万円となっております。また、国民健康保険税の収入未済額は1億1,622万円、不納欠損額は185万円となっております。 市税及び国民健康保険税を除いた税外収入金の収入未済額は、一般会計及び特別会計の合計の総額で9,294万円、不納欠損額は23万円となっております。事業が繰り越されたことにより収入未済となった国庫補助金を除くと、主なものは市営住宅使用料、住宅新築資金等貸付金元利収入、介護保険料であります。 収入未済額は、全体で見ると前年度に比べ減少しており、継続的な収納対策によるものと評価できます。不納欠損額については、前年度と比べ全体として減少はしているものの、市税の不納欠損額は増加しています。処理については、関係法令に基づき、真にやむを得ないものに限定されるべきであることに留意し、市民の納税意欲を阻害することのないよう、慎重かつ厳正な対応を継続されるようお願いします。当年度も
浅口市滞納処分等検討
委員会を開催し、税及び税外諸収入金の滞納処分、執行停止、欠損処分等の事項について検討されているところではありますが、今後も効率的な滞納整理を進め、収入未済額の解消に向けたさらなる努力を望むものであります。 歳出につきましては、予算執行率は前年度に比べ0.2ポイント上昇し93.4%となっております。事業の実施に当たっては、経費全般についてより一層の削減等を図り、最少の経費で最大の効果を得られるよう取り組まれることを望みます。 補助金につきましては、対象となる事業の効果や必要性を検証した上で交付するようにお願いします。 時間外勤務手当につきましては、総支給額が4,438万円であり、前年度と比べ約990万円の減となっておりました。時間外勤務時間数の上位者の合計は減少に転じておりますが、依然として職員の業務量に偏りがあるように見受けられます。働き方改革を推進し、さらなる時間外労働の縮減に努められるよう望みます。 終わりに、新型コロナウイルスの影響や社会的な地政学的リスクの高まりにより、依然として経済動向は不透明であり、今後も景気は厳しい状況が続き、市税等の減収が予想されます。今後の行財政運営に当たっては、創意工夫を凝らし、多様化する市民ニーズに対応するとともに、経費の削減や合理化を図り、健全で効率的な財政運営を望むものであります。 以上、
令和3年度
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の監査委員の審査意見の
報告を終わります。どうもありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠) この際、
日程22、
認定第9号
令和3年度
浅口市
水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定について及び
日程23、
認定第10号
令和3年度
浅口市
下水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定についてを一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦) それでは、
認定第9号及び
認定第10号を一括して提案いたします。
認定第9号
令和3年度
浅口市
水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定について。
令和3年度の給水戸数は1万3,999戸で、給水人口は3万2,692人となっており、行政区域内の人口に対する普及率は97.5%となっております。 損益勘定の収入は25億3,010万3,000円、支出は10億1,071万9,000円となり、
消費税を差し引くと15億1,934万78円の当年度純利益となりました。 次に、資本勘定の収入は1億3,088万8,000円、支出は1億8,613万5,000円となり、不足額5,524万7,000円は当年度分
消費税資本的収支調整額3万5,000円、過年度分損益勘定留保資金5,521万2,000円で補填しております。 なお、未処分利益剰余金につきましては、建設改良積立金に4,234万5,000円積み立てし、資本金へ14億7,699万5,000円組み入れる予定であります。 続きまして、
認定第10号
令和3年度
浅口市
下水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定について。
令和3年度の使用世帯数は8,834世帯で、使用人口は2万1,041人となっており、処理区域内の人口に対する水洗化率は80.8%となっております。 損益勘定の収入は13億8,814万6,000円、支出は13億3,426万1,000円となり、
消費税を差し引くと2,695万7,296円の当年度純利益となりました。 次に、資本勘定の収入は10億791万8,000円、支出は14億5,192万8,000円となり、不足額4億4,401万円は当年度分
消費税資本的収支調整額2,691万8,000円、過年度分損益勘定留保資金1万6,000円、当年度分損益勘定留保資金4億1,707万6,000円で補填しております。 なお、未処分利益剰余金につきましては、減債積立金に6,535万1,000円を積立てし、資本金へ4,275万6,000円組み入れる予定でございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) ここで
浅口市水道事業会計
決算及び
浅口市下水道事業会計
決算の審査意見について、監査委員から
報告をお願いします。 加藤監査委員。 (16番「
議長、ちょっとええ。これは質問できるんかな。今日はできんのんか」の声あり) 今日はできないです。
◆12番(加藤淳二) それでは、引き続きさせていただきます。 まず、
令和3年度水道事業会計
決算の審査意見を申し上げます。 審査した書類は、損益計算書、剰余金計算書、貸借対照表等の
決算報告書、事業
報告書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書であります。審査は7月20日に実施しました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施いたしました。 審査の結果、審査に付された水道事業会計の
決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は適正であると認められました。 経営の状況につきましては、収益的収支において税込みで水道事業収益25億3,010万円に対し、水道事業費用10億1,071万円となっております。 また、資本的収支においては、資本的収入1億3,088万円に対し、資本的支出1億8,613万円となっております。 財務比率につきましては、自己資本構成比率90.4%、固定資産対長期資本比率は76.5%、また流動比率は597.3%で、適合した状態、あるいは理想比率を上回った状態であると認められました。当年度の収益的収支は黒字となっておりますが、給水原価が供給単価を上回り、原価割れの状態は依然として続いています。問題解決を図り、健全経営に努めるようお願いします。 水道料金の未納分は、現年、過年合計として税込み3,027万円となっております。市全体で徴収体制の整備・強化に取り組み、財源の確保と負担の公平性を維持するよう強く望みます。 水道事業の経営環境は、人口減少に伴う水需要の減少や料金収入の減少、水道施設更新費用の増大に加え、新型コロナウイルスや
物価高騰の影響により、厳しい経営状況が予想されますが、
浅口市水道事業の基本理念に基づき、安心で安全な水の安定供給と健全経営を望むものであります。 引き続きまして、
令和3年度下水道事業会計
決算の審査意見を申し上げます。 審査した書類は、損益計算書、剰余金計算書、貸借対照表等の
決算報告書、事業
報告書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書であります。審査は7月20日に実施しました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施しました。 審査の結果、審査に付された下水道事業会計の
決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は適正であると認められました。 経営の状況におきましては、収益的収支において税込みで下水道事業収益13億8,814万円に対し、下水道事業費用13億3,426万円となっております。 また、資本的収支においては、資本的収入10億791万円に対し、資本的支出14億5,192万円となっております。 財務比率につきましては、自己資本構成比率は61.5%、固定資産対長期資本比率は102.8%、また流動比率は20.6%でありました。 下水道使用料及び受益者負担金分担金の未納分は、現年、過年合計して税込み1,531万円となっております。市全体で徴収体制の整備・強化に取り組み、財源の確保と負担の公平性を維持するよう強く望みます。当年度の収益的収支は黒字となりましたが、資本的収入とともに一般会計からの繰入金が多額となり、本市の財政負担となっています。より一層の経営健全化に取り組み、経費の抑制に努めるようお願いします。 下水道事業の経営環境は、人口減少に伴う使用料収入の減少、下水道施設の更新費用の増大など、多くの課題に直面しています。今後、これらの課題に対応し、将来にわたり持続可能な経営を確保するための取組を進め、安定したサービスの提供ができるよう望むものであります。 以上、
令和3年度水道事業会計及び下水道事業会計
決算の監査委員の審査意見の
報告を終わります。 なお、地方公共団体の財政健全化に関する法律の規定により、
令和3年度財政健全化及び経営健全化審査を8月15日に実施し、その結果を
市長に
報告しておりますので申し添えておきます。どうもありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程24、
認定第11号
令和3年度
竹川組合歳入歳出決算の
認定についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦)
認定第11号
令和3年度
竹川組合歳入歳出決算の
認定について。
令和4年3月31日をもって竹川組合が解散したことに伴い、
地方自治法第292条及び
地方自治法施行令第5条の規定により、
令和3年度
決算は構成市の議会の
認定に付す必要があるため、
地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付し、議会の
認定を求めるものであります。 詳細につきましては担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 担当部長の補足説明を求めます。 武
金光総合支所長。
◎
金光総合支所長(武弘一)
認定第11号
令和3年度
竹川組合歳入歳出決算の
認定について御説明をいたします。 歳入の収入済額413万8,000円、歳出の支出済額405万9,000円、歳入歳出差引き残額7万9,000円となっております。 竹川組合は、金光町上竹から倉敷市玉島道越の阿原下池に至る竹川用水の利水に関する運用を行う目的で、
浅口市と倉敷市の2市によって設置していた一部事務組合であります。
令和4年3月議会
定例会で竹川組合の解散等に関する議決をいただき、同月31日をもって同組合を解散し、竹川用水協議会に事業を引き継いでおります。竹川組合の
令和3年度の
決算につきましては、組合の解散に伴いまして組合議会もなくなっておりますことから、法令の規定によりまして、各構成市において、監査委員の審査を経て、議会の
認定に付すものでございます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) ここで、
竹川組合歳入歳出決算の審査意見について、監査委員から
報告をお願いします。 加藤監査委員。
◆12番(加藤淳二) それでは、
令和3年度
竹川組合歳入歳出決算の審査意見を申し上げます。 審査の対象は、竹川組合会計であります。審査した書類は、歳入歳出
決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書であります。審査は7月26日に実施しました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査をしました。 審査の結果、審査に付された竹川組合会計の
決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は適正であると認められました。 金額については、これも万円単位で
報告をさせていただきますので、先ほどの分と若干違う部分があります。
令和3年度の歳入
決算額は413万円、歳出
決算額は405万円であり、歳入歳出の差引き額は8万円となっております。これは、1万円単位ということで8万円となっております。翌年度に繰り越されるべき財源はなく、実質収支額は、歳入歳出差引き額と同額の8万円となっております。実質収支額8万円については、竹川組合解散後の事務継承先である竹川用水協議会に
令和4年度から引き継がれております。 なお、解散に伴い処分すべき財産はありません。 以上、
令和3年度
竹川組合歳入歳出決算の監査委員の審査意見の
報告を終わります。どうもありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
伊澤誠)
日程25、
報告第7号
長期継続契約の
締結状況についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。 副
市長。
◎副
市長(松田勝久)
報告第7号
長期継続契約の
締結状況について。 このたび
長期継続契約を締結したものは、鴨方東小学校、鴨方西小学校、六条院小学校におけるA3モノクロデジタル複合機のリース契約1件であります。契約期間は5年間であります。よろしくお願いいたします。
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○
議長(
伊澤誠)
日程26、諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦) 諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員は、法務大臣が委嘱するものでありますが、人格が高潔であって、人権に対して高い識見と理解のある方の中から、市町村長がその候補者を推薦することとなっております。
人権擁護委員の候補者として筒井誠浩氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。 筒井誠浩氏は、現任委員の任期満了に伴い、その後任の
人権擁護委員の候補者として推薦するものであります。 なお、任期は
令和5年1月1日から3年間であります。よろしくお願いいたします。
○
議長(
伊澤誠) 以上で本日の
日程は全て終了しました。 お諮りします。 明日9月7日から9月9日までは
議案調査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
伊澤誠) 御異議なしと認めます。よって、明日9月7日から9月9日までは休会とすることに決定しました。 次の本会議は9月12日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会いたします。 御苦労さまでした。 午前10時42分 散会...