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  1. 西東京市議会 2021-03-30
    西東京市:令和3年第1回定例会(第7日目) 本文 開催日: 2021-03-30


    取得元: 西東京市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    検索結果一覧へ戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 西東京市:令和3年第1回定例会(第7日目) 本文 2021-03-30 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 114 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 2 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 3 : ◯市長池澤隆史君) 選択 4 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 5 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 6 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 7 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 8 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 9 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 10 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 11 : ◯予算特別委員長田代伸之君) 選択 12 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 13 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 14 : ◯9番(納田さおり君) 選択 15 : ◯21番(藤岡智明君) 選択 16 : ◯19番(森てるお君) 選択 17 : ◯4番(佐藤大介君) 選択 18 : ◯2番(かとう涼子君) 選択 19 : ◯3番(田村ひろゆき君) 選択 20 : ◯22番(小峰和美君) 選択 21 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 22 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 23 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 24 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 25 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 26 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 27 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 28 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 29 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 30 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 31 : ◯2番(かとう涼子君) 選択 32 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 33 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 34 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 35 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 36 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 37 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 38 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 39 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 40 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 41 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 42 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 43 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 44 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 45 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 46 : ◯企画総務委員長(田代伸之君) 選択 47 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 48 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 49 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 50 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 51 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 52 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 53 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 54 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 55 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 56 : ◯文教厚生委員長(大竹あつ子君) 選択 57 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 58 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 59 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 60 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 61 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 62 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 63 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 64 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 65 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 66 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 67 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 68 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 69 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 70 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 71 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 72 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 73 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 74 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 75 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 76 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 77 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 78 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 79 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 80 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 81 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 82 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 83 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 84 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 85 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 86 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 87 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 88 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 89 : ◯建設環境委員長(納田さおり君) 選択 90 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 91 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 92 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 93 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 94 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 95 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 96 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 97 : ◯市長池澤隆史君) 選択 98 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 99 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 100 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 101 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 102 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 103 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 104 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 105 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 106 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 107 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 108 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 109 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 110 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 111 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 112 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 113 : ◯議長保谷なおみ君) 選択 114 : ◯議長保谷なおみ君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時開議 ◯議長保谷なおみ君) 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。     ─────────────── ◇ ─────────────── 2: ◯議長保谷なおみ君) 日程第1、議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 3: ◯市長池澤隆史君) おはようございます。それでは御説明申し上げます。  議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)についての提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、ひとり親世帯の生活を支援するため編成したもので、歳入歳出暫定予算の総額に歳出8,068万6,000円を追加し、歳出暫定予算の総額を172億3,475万9,000円とするものでございます。  歳出につきまして御説明申し上げます。第3款民生費は、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業の実施により、所要の経費を計上するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 4: ◯議長保谷なおみ君) 提案理由の説明が終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案については、質疑を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よって質疑を省略することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第26号は、本定例会において設置した予算特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。
     議事の都合上、暫時休憩いたします。                 午前10時3分休憩    ──────────────────────────────────                 午後1時39分開議 7: ◯議長保谷なおみ君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま予算特別委員長から審査報告書が提出されました。  この際、これを日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。  なお、追加日程第1は日程第7の次に追加いたします。     ─────────────── ◇ ─────────────── 9: ◯議長保谷なおみ君) 日程第2、議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算から追加日程第1、議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)までを一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               予算特別委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算         原案可決   議案第8号 令和3年度西東京市国民健康保険特別会計暫定予算   原案可決   議案第9号 令和3年度西東京市駐車場事業特別会計暫定予算    原案可決   議案第10号 令和3年度西東京市介護保険特別会計暫定予算     原案可決   議案第11号 令和3年度西東京市後期高齢者医療特別会計暫定予算  原案可決   議案第12号 令和3年度西東京市下水道事業会計暫定予算      原案可決           ────────────────────               予算特別委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)  原案可決           ──────────────────── 10: ◯議長保谷なおみ君) 予算特別委員長の報告を求めます。      〔予算特別委員長 田代伸之登壇〕 11: ◯予算特別委員長田代伸之君) 去る3月23日から25日まで及び本日、予算特別委員会で審査いたしました議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算から議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)までの審査結果について御報告申し上げます。  正副議長を除く全議員で構成する予算特別委員会でありますので、簡潔な報告とさせていただきます。  まず、議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算でございますが、企画部長から、本議案は、歳入歳出暫定予算の総額を歳入88億5,449万3,000円、歳出171億5,407万3,000円と定めるものであること、一時借入金の最高額は30億円と定めるものであるなどとの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。暫定予算を編成した理由、予算計上の基準について。歳入の見込み、収支の状況、資金管理について。旧市民会館跡地における官民連携施設の見通し、耐震改修促進計画との関係について。公共施設等総合管理計画の庁内検討状況、教育施設における教育委員会との連携について。高齢者・障害者施設等PCR検査事業の周知方法、積算根拠、施設からの要望、事業を実施する経緯について。介護給付適正化計画におけるケアプランの点検の成果、給付実績の活用について。養育費確保支援事業の相談件数、積算根拠、周知方法について。児童館再編の取組状況について。学童クラブの定員超過の要因、解消に向けた対策について。生活保護に関する周知方法、捕捉率が低い状況について。発熱外来運営費補助事業の事業概要、新型コロナに対する医療体制について。勤労者福祉サービスセンター運営費補助金の事業評価、アフターコロナを見据えた福利厚生、予算計上の理由について。都市農地保全支援プロジェクト補助金の事業概要、予算計上の理由について。西東京いこいの森公園等市立公園指定管理者に係る事案の経過の概要、情報提供が遅れた理由、仕様書の法令遵守との関係、今後の対応について。学校適正規模・適正配置検討事業の策定スケジュール、委託内容、優先事項について。学校のプール指導、演劇、音楽鑑賞教室、医療的ケア、地域協力員について。中央図書館・田無公民館耐震補強等改修事業を予算に計上した理由、工事概要、利用団体への周知について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手多数で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号 令和3年度西東京市国民健康保険特別会計暫定予算について御報告申し上げます。  市民部長から、本議案は、歳入歳出暫定予算の総額を歳入1億4,033万7,000円、歳出31億1,188万2,000円と定めるものであること、一時借入金の最高額は5億円と定めるものであることなどの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。特定健康診査に伴う保健指導者数を増やすための対応について。国民健康保険事業における若年層の把握、対応について。国民健康保険料を据置きとした根拠について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号 令和3年度西東京市駐車場事業特別会計暫定予算について御報告申し上げます。  まちづくり部長から、本議案は、歳入歳出暫定予算の総額を歳入2,825万円、歳出2,693万8,000円と定めるものであること、一時借入金の最高額は1,000万円と定めるものであることなどの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。駐車場の利用台数の推移、使用料の積算根拠について。駐車場運営管理業務委託の積算根拠、契約方法について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号 令和3年度西東京市介護保険特別会計暫定予算について御報告申し上げます。  健康福祉部長から、本議案は、歳入歳出暫定予算の総額を歳入12億449万8,000円、歳出43億8,633万4,000円と定めるものであること、一時借入金の最高額は5億円と定めるものであることなどの補足説明を受け、歳入歳出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。街中いこいーなサロン等の地域支援事業の現状、事業評価、新型コロナウイルス感染症対策について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号 令和3年度西東京市後期高齢者医療特別会計暫定予算について御報告申し上げます。  市民部長から、本議案は、歳入歳出暫定予算の総額を歳入8億347万3,000円、歳出9億1,413万2,000円と定めるものであることなどの補足説明を受け、質疑に入りましたが、質疑なく、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号 令和3年度西東京市下水道事業会計暫定予算について御報告申し上げます。  都市基盤部長から、本議案は、業務の予定量として計画人口等を定めるとともに、収益的収入及び支出の予定額は、それぞれ収入8億4,964万7,000円、支出8億6,352万6,000円、また、資本的収入及び支出の予定額は、それぞれ収入0円、支出7,306万5,000円と定めるものであることなどの補足説明を受け、収入、支出一括して審査を行いました。  主な質疑の概要について御報告いたします。収益的収入及び支出の予算計上の考え方について。荒川右岸東京流域下水道建設負担金の積算根拠、市財政への影響、建設期間について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)について御報告申し上げます。  企画部長から、本議案は、歳入歳出暫定予算の総額に歳出8,068万6,000円を追加し、歳出暫定予算の総額を172億3,475万9,000円とするとの補足説明を受け、質疑に入りました。  主な質疑の概要について御報告いたします。暫定予算と本補正予算の関係、本定例会に提案した理由について。子育て世帯生活支援特別給付金事業の積算根拠、基準日、周知方法、庁内連携、財源、他市の状況について。児童扶養手当を受給していない方への対応、家計が急変した方の支給について。  以上で質疑を終結した後、討論を省略し、採決の結果、挙手全員で本案は原案のとおり可決されました。  以上で本特別委員会の報告を終わらせていただきます。 12: ◯議長保谷なおみ君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯議長保谷なおみ君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入りますが、討論の際は発言席への移動をお願いいたします。  初めに、議案第7号についての討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 14: ◯9番(納田さおり君) 議案第7号 令和3年度西東京市暫定予算について反対の立場で討論をいたします。  丸山市政8年間脈々と続いてきた行財政運営の課題が池澤市政になって深刻度を増したと感じられたことから、任期最初の3か月のつなぎの暫定予算ではありますが、反対の意を唱えることといたしました。危機意識の根拠は大きく3点あり、最も懸念を抱いているのは、予算ガバナンスが崩壊に近づいているのではないかという点に関してです。2月7日執行の市長選挙において池澤陣営は行政の継続性を殊さら強調し、当選をされました。そのような主張を政策の中心に置かれるのであれば、12月16日に副市長を退職された後も各部署が予算要求を安定的に行うために丸山前市長に予算編成方針の発出を促し、当選後前市長の方針を受けた各部署予算要求を引き継ぐ形を取り、予算編成に迅速に取りかかる体制をつくっておき、通年予算を前提とした骨格予算を編成する前提を構築しておくことが必要であったと考えております。これは当時の副市長だからこそできたことですが、なぜこれをやらなかったのでしょうか。池澤市長は、立候補当初から暫定予算ありきの甘い想定しかしてこなかったのではないかと思えてなりません。暫定予算編成について、市長をはじめ財政当局からはコロナ禍の予算編成の困難度が殊さら強調されてまいりましたが、実際に西東京市がコロナ対策を行っているのは、本日急遽予算審査を行った子育て世帯生活支援特別給付金のように、ほとんどが国や東京都の交付金や補助金ありきの依存事業であり、国都補助の財源構成の実態について歳入が皆無の不安定な暫定予算ありきで進んできたことは、これまで西東京市が取り組んできたコロナ禍の事業執行の在り方に相反する形であり、甚だ疑問であります。まして、令和2年10月16日に池澤当時の副市長名で発出された予算編成の基本的な考え方を示す依命通達には予算編成方針を後日改めて示すと明記してあったのですから、市長選の退職によって自ら不在となる12月17日から2月17日、予算編成にとって非常に重要なこの2か月間が無駄にならないためにも、副市長として責任を持って引継ぎを行っておくことは非常に重要なプロセスであったと考えております。しかし、実際には明確な引継ぎが行われたということは予算の審議から見受けられず、予算編成における責任の所在が極めて不明瞭なまま2か月が過ぎた後、2月18日の時点でなお約11億円の収支乖離が起きていたことは、予算ガバナンスが働いていなかったことの明白な証拠であると考えております。実際、依命通達には極めて厳しい財政状況であることを十分認識し、施策、事務事業全般について必要性や再検証を行い、積極的に廃止・延期・休止等を検討することや、決算状況や費用対効果を十分踏まえ、経費を徹底的に精査した上で一般財源負担を確実に軽減させる予算要求を行うといった非常に厳格な内容が指摘されており、この内容が各部署により忠実に存置されていたのであれば、市税収入は依命通達の段階よりも減少幅が約6億円、2.5%圧縮され、令和3年度地方財政計画による国の財政支援も、地方交付税が前年度比5.1%増と確保されているといった歳入見通しが緩やかな改善傾向にあることから、財政当局の調整の範囲内で歳入歳出収支のバランスについて一定見通しのつくものになっていたと考えられるからです。しかしながら、市長就任から1か月以上経過した現時点においても予算収支が乖離しているのはなぜなのでしょうか。私は、池澤市長が、依命通達は単なる事務的な指示事項を発したにすぎない、この通達での予算編成は考えていない、丸山前市長の予算編成方針は長の専権事項だから、自分は一切関わりがないと実際発言されていたように、自ら標榜された重要な通達事項でさえも無責任に断ち切る姿勢が見て取れ、行政内部の信頼が崩れ、予算ガバナンスの根本的な部分がぼろぼろに根腐れしてしまっているのではないかと思えてならないのです。  ちなみに、予算ガバナンスの根腐れ状態は丸山市長時代にもひたすら継続し、その結果基金は目減りし、公債費負担は増加、財政の硬直性を高めている原因となってきたのですが、池澤新体制の初めての暫定予算においても、勤労者福祉サービスセンター補助金や保存樹木等補助金などのように、義務的経費や裁量の余地のない経常経費、年度当初に速やかに執行しなければ市民生活に多大な影響を及ぼす経費という理由がつかない、裏側に要望者が透けて見えるような各種補助金や事業予算がおざなりに計上されていることにも反映され、いつまでもこの状況が続くのかとがっかりしている職員さんがいるのではないかと私は感じずにいられないのです。このような中途半端な暫定予算を組むのであれば、コロナ禍の厳しい社会情勢が継続していることを鑑み、通年予算の縮小版であると言える骨格予算を編成し、行財政運営の安定性を多少なりとも図るべきではなかったのでしょうか。骨格予算が編成できない最大の理由である収支がいまだに取れていない状況は、市長の努力不足に起因すると言わざるを得ないと強調しておきます。ちなみに、さきの代表質問では、逗子市の例を参考に予算編成時点で収支が取れていない状況は財政危機であると、そういった指摘が同僚議員からなされておりましたが、まさに今の西東京市の状況ではないかと痛感し、他人を批判している状況では全くないということを強調させていただきます。  2点目の危機意識は、西東京市行政のコンプライアンスが瓦解しているのではないかと疑われた事案にあります。暫定予算審査を行う予算特別委員会の初日、突如執行部から説明があったのは、昨年12月に議決したばかりのいこいの森公園等指定管理者の代表企業が建築業法に基づく施工管理技士の資格の不正取得を行っていた件に関する内容でした。担当部局は、この内容を昨年6月18日に当該企業からの連絡で把握。6月22日には当時副市長だった池澤市長に報告するも、翌日に行われた首脳部会議ではこの内容について一切触れられず、7月1日から次期5年間の公園指定管理者の公募が開始されてしまいました。担当部局としては、資格を不正取得された施工管理技士は市の指定管理業務に直接関係がないので問題がないと捉えてきたようですが、この状況を事務執行の最高責任者である副市長が是正も注意も指導も行わないのは、大変問題であると感じております。うがった見方をするのであれば、今後も指定管理者として代表企業に応募してもらうために忖度したのではないかとさえ思えてしまいます。公園指定管理業務は今後5年間で3億3,600万円以上の膨大な公金を投入する大規模事業であり、たとえ業務に直接関わらない資格だったとしても、代表企業が行ったコンプライアンス違反は極めて重大であり、庁内で情報共有を全く行わないという感覚は問題であるとしか言いようがありません。さらに、仕様書に示された内容には公園施設の大規模改修等の業務に言及があり、当該企業の資格の不正取得をされた施工管理技士が業務に携わる可能性が全くないと言い切るのは乱暴であります。大丈夫だ、関係ないという企業の言い分をうのみにし過ぎている姿勢が見受けられます。この姿勢は今後の官民連携事業での展開に大きな支障になるという感覚を持てないのか、このことも疑問であります。今般の企業の不正情報の隠蔽に関して、市が最も配慮しなければならないコンプライアンスの揺らぎに直結していると言えなくもないと言えます。なお、この問題における第三者委員会の評価が3月15日に届いていたにもかかわらず、池澤市長に報告されたのは1週間後の3月22日であったというタイムラグは、行政内部の信頼関係が露出した一例であると見受けております。  3点目の危機意識はグランドビジョンの欠如であり、さきの一般質問の内容から引き続き強い懸念を抱いていることをお示しします。池澤市長は、所信表明において庁舎統合方針を見直し、既存庁舎の最大限の有効活用を検討する。さらにグランドビジョンを描いてみたいとおっしゃっていました。つまり、前提とされてきた庁舎統合の在り方は変更され、恐らく田無庁舎が今ある形で延命化される可能性が相当程度高まっていると想定するのですが、そうであるならば、中央図書館・田無公民館の耐震化については一旦立ち止まり、改めてグランドビジョンとともに在り方を検討すべきだと思うのです。これまで何度も繰り返してきた内容で恐縮ではございますが、強調される令和2年度までの耐震改修促進計画では、躯体の耐震化工事だけではなく、建て替えによる耐震化も選択肢とされているはずなのです。7億円かけて耐震改修を行っても、建物自体の古さ、狭さは継続するのであれば、この財源を建て替えのイニシャルコストに充当し規模拡大を実現すれば、費用対効果は当然上がることになります。さらに、コロナ禍でテレワーク時代を迎え、駅近の滞在型図書館のニーズが非常に高まっている社会情勢も考慮に入れる必要があります。新しい図書館像がまちづくりの核となっている他自治体の事例も多々報告されている中で、最低でも令和17年度まで中央図書館・田無公民館が田無駅南口地域のまちづくりの足かせになってしまうことを真剣に考えていただきたいと思います。池澤市長は、市のグランドデザインを描きたいと口では言っても、その実は総合計画と都市計画マスタープランの焼き直しにすぎないことも分かっております。計画行政というその実曖昧な概念の枠組みの中で描かれるグランドビジョンに一体市民は何を夢見るのでしょうか。中央図書館・田無公民館の在り方を考えても、立ち止まるどころか断行するために暫定予算にまで計上してしまうやり方に少なくとも私は全く夢を見ることができず、市政停滞を招く危機的な政策選択の1つであると強調いたします。市長のグランドビジョンが市のデメリットにしか感じられないことなど絶対にあってはならず、この内容については真剣に受け止めていただきたいと強調いたします。  以上大きく3点、予算ガバナンス、コンプライアンス瓦解、グランドビジョンの欠如、こういった危機意識により、どう考えても本暫定予算に賛成することはできないと判断をいたしました。以上意見を申し述べ、反対の討論といたします。 15: ◯21番(藤岡智明君) 議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算に対して、日本共産党西東京市議団を代表して賛成の立場で討論を行います。  本議案は、令和3年度予算について、新型コロナウイルス感染症の影響により、市税収入の大幅な減少などを受けた厳しい財政状況から歳入歳出予算の収支が取れていないこと、ワクチン接種事業ほか感染症対策事業の追加見込みなどの課題が残されていることで、通年予算編成には時間的余裕がないことから4月から6月の3か月の暫定予算とするものです。歳入総額88億5,449万3,000円、歳出総額171億5,407万3,000円、一時借入金最高額30億円となっています。原則として、人件費をはじめとした義務的経費、持続的な事務事業や施設管理経費など経常的経費、年度当初に対応しなければならない市民生活に多大な影響を及ぼすもの等が計上されています。これらは、年度当初からの市民生活に欠かせない事務事業執行予算です。緊急事態宣言解除で新型コロナウイルス感染第4波到来が心配されていますが、市民の命と健康をしっかり守るために、暫定予算に反対するものではありません。さらに、暫定予算に計上された新規事業の中には、高齢者、障害者、在宅要介護者受入れ体制整備事業、訪問介護を含めた高齢者、障害者施設等PCR検査事業があり、市民要望にもかなった事業として評価するものです。質疑を通じて明らかになりましたが、市内クラスターの実態が把握されていないことは重大な問題です。クラスターの実態調査、社会的検査の対象拡充や、濃厚接触者との接触者のPCR検査対象外となった市民への市独自PCR検査料金補助の課題について、今後速やかに検討されることを意見として申し上げます。また、質疑を通して学童クラブの過密状況が明らかになりました。定員の2倍以上の在籍数に及んでいる学童クラブが東、本町、向台第三と3か所もあります。今後の計画的解消対策がないことも分かりました。校庭などの学校敷地内への増設が急務となっていることを指摘するものであります。  本暫定予算に例外的に計上されたものとして、西東京いこいの森公園等指定管理料があります。この公園指定管理をめぐって予算特別委員会では質問が殺到しました。今予算特別委員会審査当日朝、3月12日に国土交通省から示された西武建設株式会社、西武造園株式会社等による技術検定の実務経験不足についての報告、説明がありました。指定管理者である西武造園株式会社等の社員40名が技術検定において実務経験を偽って不正に取得していたことが、第三者委員会報告で明らかになったというものであります。この件に関しては予算特別委員会資料で、6月18日、西武造園から本市担当部署に連絡があったこと、当時の副市長(現市長)には6月22日報告されたことが明らかになりました。問題は、現市長、当時副市長を座長とした公園指定管理者選定委員会でも、昨年12月の第4回定例会への議案上程、委員会質疑におきましても、この件に関して一切情報提供、情報共有のないまま選定、議決されたということであります。情報を知っていたのは、現市長、担当部課長です。なぜこのことを情報提供しなかったのかという質問には、本市に直接携わっている業務内容が不正取得受験内容とは関係ないという答弁でした。公園指定管理業務とは関係ないから問題がないという言い訳にしか聞き取れませんでした。しかし、選定基準内容の1つに安定的な運営が可能となる経営的基盤が問われているのです。現状経営状況が安定しているからといって、今回のような不正問題を起こせば企業への信頼は損なわれ、経営的基盤にも影響を及ぼしかねないのであります。事前に情報を知っていながら情報提供しなかったことは、判断を誤らせることにもつながりかねません。それだけに、どんなことでも情報提供は重要なことであります。国交省では、直轄工事等の指名停止については厳正に対処するとしていて、今後どうなるかは分かりません。今回の事案を通じて、公平・公正が求められる入札や指定管理者指定、そして議会での議案審査において改めて情報提供の重要性が浮き彫りになりました。市長御自身が公園指定管理の件で責任の一端について言及されなかったことは非常に残念であります。今後、議会と執行部との信頼関係を失墜させることのないよう、正確な情報提供の徹底を厳重に申し述べて、賛成討論といたします。 16: ◯19番(森てるお君) 議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算に反対の討論を行います。  暫定予算は、予算編成のいとまがない、あるいは予算が成立しなかった、そういう際に市民生活への影響を最小限にするために主に経常経費に限って編成されるつなぎの予算であるというふうに理解をしております。そういった観点から見て、今回の暫定予算がその内容にかなっているかどうかということの検討も行いました。その結果、主に2点について指摘をしたいと思っております。市長は、行政の継続性、こういったものを訴えて当選をされてきました。そこで、継続すべきもの、つまり丸山前政権から引き継ぐものは何か、そして引き継がないものは何か、こういった質疑をさせていただきました。その結果、引き継ぐものは健康応援と子ども施策、これについてはしっかり引継ぎをしていきたい。そして、庁舎統合方針については見直す。こんな説明をされておりました。庁舎統合方針は主に箱物に関わる問題でありますから、当然、その箱物の必要性、そしてその規模、そういったものを考えると、延伸をする、見直しをする、これは当然のことだというふうに思っております。箱物に関しては長期的視点を持って考えていかなければいけない、こんなふうに思っております。その観点から中央図書館・田無公民館の耐震補強について考えてみると、市長が在任してから、暫定予算編成まで幾らも日にちがないというふうな中でこの耐震補強の予算がつけられた。これについては、それこそ丸山政権時代のものを単にそのまま引き継いだ、そういうふうに感じてしまいます。そして市長は、グランドデザインを描く、こういうふうなことを度々主張されているわけですから、そうだとすると、全体の計画の中で中央図書館・田無公民館をどのように位置づけするのか、最低でもしばらくの期間考える必要があったのではないかなと思っております。そんな中で、その考えが示されないまま暫定予算に本耐震改修予算が計上されたというふうなことについては大変びっくりしております。このような内容は、暫定予算──経常経費に限って編成されるつなぎ予算、こういう観点からすればとんでもないことだというふうに言わざるを得ないと思っております。暫定予算で対応すべき、提案すべき内容ではなく、3か月後ではありますけれども、本予算に計上するのであればする。そこできちんと議論をする。こういった対応をすべきであったのではないか、このように指摘をしたいと思います。この費用が暫定予算に提案されたということについては批判をしておきたいというふうに思っております。行政というのは、市長が言われたように、行政の継続性については私も否定するものではありません。しかし、その時々に見直していく、こういうこともまた必要だと思っております。ただただ既成事実を積み重ね、そして現状を追認していく。こういったことが行政の継続性と勘違いされては困る、こんなふうに思っております。もしそのような過程で不都合な事実、不適切な行為、こういったものがあったとすれば当然改めなければいけない。正していく。そのためには振出しに戻す、こういったこともまた必要なことだというふうに考えております。  今回、公園の指定管理というふうなところでも大変議論が起こりました。行政の入札というのは競争入札ということにされております。競争入札をしなさいということになっております。しかしながら、公園の視察というか、見学というか、これには今回入札で落札した企業の中に入っている3社、この3社も含めて7社の応募があったというふうには説明をされました。しかしながら、実際に入札に参加したのはこの1グループのみであります。単独応札。通常であれば、入札不調ということで入札のやり直しをしなければいけない、こういう事案であるというふうに思っております。そして、この入札に際して情報公開が徹底されていなかった、情報隠しが行われていたということもまた明らかになりました。技術検定を受験するのに必要な実務経験の年数が不足をしていたということで、社員82名というふうなことが言われておりますけれども、西武建設42名、西武造園40名、これだけの数多くの不正が行われたということであります。このことについて、第三者委員会は、この中で、西武建設株式会社においては、2002年から2008年の間に、経営事項審査の評点へのこだわり等を背景に、会社が事務系職員に対して資格取得を指示、推奨していたというふうなことが書かれております。この不正行為は会社ぐるみであったということが明らかになっております。そして、ここに西武建設においてはというふうに書かれておりますけれども、先ほど言いましたように、西武建設では42名の不正、一方、西武造園では40名の不正。当然西武造園も同じような状況であっただろうというふうに推測するのは難しいことではありません。こういった会社ぐるみの不正を行っている。それにもかかわらず、「担当の部署ではない。別の部署であるから、だから問題ないんだ」というふうなことを企業から説明されて、それをうのみにする。どこを向いて仕事をしているんだというふうに私は指摘をしたいと思います。会社の言い分を丸のみにして、そしてその会社の主張を受け入れて情報を握り潰す。こういったことをやったのが当時の副市長、今の池澤市長じゃありませんか。こういったことを私は、度々丸山市政について、丸山市政は隠し体質だ、情報隠しをしている、こういうふうな指摘をしてきました。しかし、今さら考えてみると、丸山市政というよりも池澤副市長が情報隠しをしていたのではないかという疑いが大変強くなってきたというふうに思っております。  さらに、会社の言い分の丸のみということで言えば、今回入札に参加した企業は、西武造園から西武緑化に代わったというふうに聞いております。その説明の際にも、全国展開をする西武造園から地域で密着した地域密着の会社に対して受注を異動するんだというふうなことの説明をされた。それも私たちに対して同様の説明がなされております。実態は、西武建設、あるいは西武造園が会社として入札停止、指名停止というふうなことになる可能性もあった。そんな中で入札に参加し、仮に落札をしても、後々に落札の取消し、こういったことも起こり得るわけです。それを避けるためには、別の企業、しかもグループ内の関連企業、子会社、こういったものに事業を継承させる。こういうふうな意図を持って入札参加者を変えたんだろうというふうに推察することはできます。そんな推察もしないで丸々会社の言い分を認め、そしてその言い分を議会に対してもおうむ返しにしてくる。この体質って一体何なんだというふうに私は疑問に思っております。そして、先ほど申し上げましたように、担当部局とトップ、これだけが知っていればいい。そして、会社の言い分を丸々信用していればいい。こういうことだから、先ほど入札の話もしました、入札の関係について仮に首脳部会議というふうなところに報告をされていれば、当然総務部が関わっています。契約関係に詳しいところ、そういったところがこの危険性に気がつかないわけがないと思っています。ですから、先ほど言いましたように池澤市長は情報を握り潰した、こういうふうに指摘をしているわけです。この問題については市長の責任であるというふうに思っております。じゃ、どうするのか。これは入札をやり直すしかないだろうというふうに思っています。入札をやり直せば、いろんなところに大きなハレーションが起こります。しかし、それも市長の責任でやるべき、そういう事柄だと思います。例えば今、市長選挙に絡んで大変に問題があるといった事柄が取り上げられております。そんな中で市民は、選挙のやり直しというふうなものを求めているわけです。選挙のやり直しは多大な費用が当然かかります。しかしながら、その費用をかけてでも正す正義、正すべき事柄、こういったものがあるはずなんですね。ですから、そのことをもってもう二度と間違いを犯さない、こういうことを改めて決意することができるというふうなことだと思っております。したがいまして、今回の予算、昨年12月の議会で建設環境委員会を言ってみればだました。情報を隠して、建設環境委員会の審議を円滑に正しく行わせる、こういった行為を怠って行われた契約についてはとても認めるわけにはいかない。こんなふうに考えております。  以上、中央図書館・田無公民館の耐震補強の計上、それから公園の指定管理者に関する費用の計上、この2点については承認ができない。こういうことで、今回の令和3年度西東京市一般会計暫定予算に反対をいたします。 17: ◯4番(佐藤大介君) それでは、議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算に対し、立憲フォーラムを代表いたしまして賛成の立場で討論をさせていただきます。  歳入歳出暫定予算総額、歳入88億5,449万3,000円、歳出171億5,407万3,000円とし、一時借入金の借入総最高額は30億円とするものです。初めに、今回の暫定予算審査の初日に市の業務を請け負う指定管理者が資格の不正取得をしていたという説明がありました。所管部署が初めて知ったのが6月18日とのことですけれども、12月の指定管理の審査時には我々議員には情報提供がされず、議員はこのことを知らないまま議案を議決いたしました。審査の際、前もって情報があれば、議決結果は変わっていたかもしれません。議員側への説明責任はどのように考えているのか非常に疑問であります。業務には直接関係なく、公園管理には何ら支障はないという判断だったと説明がありましたが、そういう問題ではありません。今後まちづくりを進めるに当たり、官民連携は今後も非常に大切です。そのパートナーである企業が不正を働いていたという事実が一方で問題になっている以上、関係ない、支障がないで終わる問題ではありません。今後もし指名停止処分となった場合の市の対応についても、そのときになったら考えるとのことでしたけれども、それでは遅過ぎるんじゃないでしょうか。日々施設等を利用する市民の目線で対応を考えるべきと思います。このままでは市民の気持ちを全く考えていないと言わざるを得ません。第三者委員会の調査も入っているのであればなおさら議会や市民に情報公開するべきです。このことを指摘させていただくと同時に、今後の情報公開の在り方の見直しを検討していただきたいと強く要望するものです。  旧市民会館についても、令和2年度に解体の予定だったものがいまだ手つかず状態です。市民の方からも、いつまであのままにしておくのかと、解体しないのならせめて使わせてくれと、そういった声が、1年間放置されている状況により今まで以上に聞こえてきております。本暫定予算に解体工事も入れるべきだったと考えます。学童クラブの定員オーバーについても、場所によっては定員数160%を超える学童クラブ、そして200%を超える学童クラブもあり、このコロナ禍で超過対策が進んでおりません。子どもにやさしいまち、子どもがど真ん中のまちづくりを市長が掲げるのであれば、学童クラブの定員超過の問題は、イの一番で取り組むべき課題であると考えます。先日も意見を申し上げましたが、このような現状から子どもたちを助け、そして守るのは大人しかいないわけでありますから、今後の本予算にしっかりと組み込んでいただきますよう強く要望いたします。無駄な事業というものはないということは理解しておりますが、歳入歳出の収支バランスが取れていないことや、事業の優先順位の基準に対しても疑問を感じます。しかし、あくまで暫定予算であり、市民サービスに影響が出ないことを最優先に考えたことを一定評価し、本暫定予算には賛成といたします。  最後に、本予算で改めて慎重に審議させていただくことを申し添えまして、賛成の討論とさせていただきます。 18: ◯2番(かとう涼子君) 議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算に対し、生活者ネットワークを代表し、賛成の立場で討論を行います。  地方自治法第218条第2項に定められた暫定予算とは、1会計年度中の一定期間について必要最小限度の経費の支出を可能とする予算です。コロナ禍における市民生活にこれ以上支障を来さぬことを最優先とし、生活者ネットワークとして本暫定予算には賛成いたしますが、先ほどからるる同僚議員からも御指摘がありましたように、審査を通じ、またも行政の信頼に疑義を生じる事態が積み重なったことは大変残念に感じております。予算特別委員会当日の朝、執行部より突如審査前に説明がしたいとのお話を受け、貴重な委員会審査は6時間にわたり止まりました。委員会冒頭、就任以来3度目となる市長からの謝罪がありましたが、そのこと自体が異例であるとまずは申し述べておきます。この時点で私ども議員は、初めて西東京市の公園管理の指定管理者が社員の資格不正取得問題で国交省より指導を受けていた事実を知ることになったものですが、率直に申し上げ、なぜこのタイミングでの報告となったのか、いまだに理解に苦しむものです。本事案について大きく3点、生活者ネットワークが問題と感じた事項を指摘させていただきます。1点目は、遵法精神に欠ける対応についてです。既に今から9か月前、令和2年6月18日、公園指定管理者を所管するみどり環境部は、西武パートナーズの代表団体である西武造園株式会社が建設業法に違反する行為を行ったとの認識を持ちながら、市長、副市長への報告でとどめ、議会及び首脳部会議との情報共有を見送りました。公共的な仕事の一部を請け負う事業者に対し、本来市はより高いレベルでの法令遵守、コンプライアンスを求める立場であったはずです。にもかかわらず、市の業務に直接の影響がないからといった問題意識しか持てなかったことは、行政としての遵法精神に欠けると言わざるを得ません。2点目は、情報開示の不徹底についてです。審査に関わる情報が伏せられたまま、選定委員会による選定及び市議会建設環境委員会の審査が行われたことは甚だ遺憾であるとしか言いようがありません。選定は適正に行われたとの答弁が繰り返されましたが、仮に本件に関する情報が共有されていたならば、当然のことながら審査に何らかの影響があったはずです。今後万が一にも指定管理業務に支障が生じるようなことがあれば、議会の議決責任も問われます。そうなった場合、理事者側で情報を止めたことの責任を一体どなたが負うのでしょうか。3点目として、今、最も危惧しているのは市の調査能力に関してです。なぜいち早く情報共有をしなかったのかとの質疑に対し、所管部からは、昨年6月の時点では不確定な情報ということで動きづらかったといった御答弁がありましたが、事業者からの情報提供に疑義があると感じた時点で、なぜ市自ら客観的事実を把握するための行動を起こさなかったのでしょうか。既に昨年6月12日、国交省はプレスリリースで当該事業者による資格不正取得を事実として公表していました。担当が問題意識を持って調査能力を発揮すれば、こうした情報には容易にたどり着けたはずです。事業者からの情報のみに依拠し、ただただ報告を待つ姿勢に課題はなかったのでしょうか。同社の社内風土を懸念する同僚議員からの質疑に対し、今回の事案は悪意のあるものではなくチェック体制の不備であり、今後改正されるというので社内風土は懸念していないとの御答弁もありましたが、これらが事業者側の発信、プレスリリースに基づく見解であったことには強い危機感を抱いております。市は、まさにこれから公共施設整備や公的不動産管理に官民連携事業を積極活用しようとしています。このような姿勢で果たして民間と対等な議論ができるのか、民間企業の提案の言いなりで市民の貴重な財産を管理できるのか、甚だ不安でございます。今回第三者委員会の調査報告を国交省がプレス発表したことが、議会への情報提供の契機とされたことも大変残念でした。市は、地方政府として自ら判断し、決定する統治権限を有しています。あらゆる場面においてその権能を十分に発揮すべきと申し添えておきます。  本暫定予算について注目した項目につき、以下4点に絞り意見を申し述べます。一般廃棄物処理基本計画及び災害廃棄物処理計画策定については、廃棄物減量等推進審議会に併せて諮問し、審議をするとのスケジュールが示されました。しかし、災害廃棄物処理計画は地域防災計画を補完する計画であり、東京都災害廃棄物処理計画との連携も必須であることから、担当組織には防災や土木、建築はもちろん、学校の校庭活用なども考えられることから、教育部門も含むべきです。廃棄物減量等推進審議会への諮問審議で策定するのでは不十分と考えますので、策定プロセスの再考を求めます。養育費確保事業については、これまで30件の御相談が寄せられたにもかかわらず、1件も支援につながっていないことも分かりました。離婚前に相談ができる日を設けたり、公正証書や調停証書作成の補助制度を創設するなど、市として実際に養育費確保へつなげるための方策を速やかに検討するよう求めます。次に、高齢者・障害者施設のPCR検査事業については、令和2年7月9日に遡っての適用が可能となるにもかかわらず、障害施設は70施設中17施設、高齢施設は118事業所中僅か5事業所と利用が伸びていません。緊急事態宣言が解除され、感染再拡大が現実のものとなりつつあります。重症化リスクの高い施設における無症状者を確実に捕捉するため、まずは事業所が検査を受けやすい環境整備に取り組むべきです。旧市民会館の除却については、耐震改修促進計画との整合性を図るのであれば、本暫定予算に計上すべきでした。中央図書館・田無公民館の耐震化工事はいち早く計上したわけですから、その点の整合性が欠けていると申し上げざるを得ません。仮にも耐震診断未実施の公共建築物が大規模災害で倒壊し、緊急輸送道路の災害救助、災害輸送を妨げるようなことはあってはならないことです。本予算への計上及び早急な対応を求めるものです。  最後に、2月18日の市長就任の段階で11億円の乖離があるとされた財政収支を池澤市長がどのような手腕で均衡していくのか。厳しい財政状況から逃げることなく、後年度負担をむやみに積み上げることなく、またコロナ禍の市民ニーズを見逃すことなく、本予算編成を進めていかれることを注視しつつ、本暫定予算への賛成討論といたします。 19: ◯3番(田村ひろゆき君) 議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算に対し、賛成の立場で討論いたします。  池澤市長就任後初の予算は、令和3年4月から6月まで3か月の暫定予算として編成されました。歳入は88億5,449万3,000円、歳出は171億5,407万3,000円となっています。暫定予算となった理由について、市長は所信表明において、コロナ禍の影響による財政状況が不透明であることと市長選挙で訴えてきた施策の方向性を予算にしっかり反映させるためと述べておられます。その上で出された暫定予算編成についての通知では、年度当初に速やかに対応しなければ市民生活に多大な影響を及ぼすおそれのあるものを除いて、裁量の余地のない経常的経費など暫定期間中に必要となる最小限度の経費に限り計上することとされました。つまるところ、暫定予算はあくまでも暫定であり、市政運営上の様々な課題の多くは当座先送りした内容となっています。具体的な課題として、年々在籍数が増える中、根本的な解決が進まない学童クラブの過密化や、教員の働き方改革といった子どもに関わるテーマを取り上げさせていただきましたが、子どもがど真ん中のまちづくりを掲げる池澤市長がどのような本予算を編成するのか、今後に注目をさせていただきたいと思います。  その上で、暫定予算に盛り込まれた事業の中から2点について意見を申し上げます。1点目は、西東京いこいの森公園等指定管理についてです。令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者の選定に当たっては、昨年7月1日から公募が行われ、応募した1団体に対し選定委員会が審査を行った結果、西東京の公園・西武パートナーズを指定管理者候補として選定し、12月4日の建設環境委員会で審議、12月15日の本会議で指定議決を行いました。しかし、本暫定予算の審査直前になって、代表団体である会社を含む4社において、社員の一部が建設業法に基づく施工管理技士の資格を不正に取得していたという事実が議会に対し初めて情報提供され、この説明のために審査時間が大きく削られる結果となりました。委員会審査で明らかになったのは、昨年6月18日にこのような不正行為があったことを国土交通省に報告したとの報告を担当部署が受け、6月22日には当時の池澤副市長に報告、丸山市長にも共有されていながら、公園の指定管理業務には直接関係がないといった理由から、選定委員会に対しても、議会に対しても情報提供はしなかったということです。今回の選定委員会による評価は非常に高く、この件について仮に情報提供されていたとしても、結果として選定結果や議会の議決が同じ結論になっていたかもしれません。しかし、指定管理者に関わる法令違反という重大な事項について知らされないまま選定が進んでいったことは、当時、建設環境委員会のメンバーの1人として関わった身としても大変残念であると言うしかありません。この件では多くの議員が苦言を呈していますが、あまりに問題として認識する感度が低かったか、あるいは指定管理者の選定が滞ることのないように意図的に隠したかと思われても致し方ないと思います。加えて、今般議会への情報提供が暫定予算審査当日の朝となったことについても、第三者委員会の調査結果について電話連絡を受けた3月15日から8日もたっており、池澤市長はちょっと遅いなと感想を漏らしておりましたが、ちょっとどころではなく遅過ぎると申し上げます。私は、行政にとって不都合な、あるいは不利益となる内容こそ迅速に情報提供、情報開示することが、結果的に問題を最小限にとどめる上で極めて重要と考えておりますので、今後にあっては十分留意していただくようお願い申し上げます。  2点目は、中央図書館・田無公民館耐震補強等改修事業についてです。私は元来、統合庁舎は将来の建て替えにも対応可能な保谷庁舎敷地に建設し、田無庁舎敷地は図書館・公民館やホール機能を備えた教育文化施設として再整備、総合窓口を併設することを提案していましたが、暫定的な対応方策により田無第二庁舎が完成することとなり、この構想を今すぐに実現することは難しくなりました。また、令和2年度予算の討論では、市民活動場所の空白期間をできる限り埋める視点から、旧市民会館跡地に建設される官民連携施設が令和4年度オープンであることを踏まえ、令和3年度の工事は凍結できないかと主張しましたが、コロナ禍の影響もあり、市民会館の解体工事が実施できず、官民連携施設の令和4年度中のオープンは現実的ではないとの答弁もあり、今後のスケジュールが見通せない状況となっています。一方で耐震改修促進計画に定める令和2年度末までの耐震化が求められる公共建築物のうち、診断により耐震改修の必要がないとされたものを除くと、中央図書館・田無公民館が未対応で残っていること、利用者、団体の皆様への丁寧な対応をしていただいていることを審査の中で確認し、一定の理解をさせていただきました。現実問題として4月1日からの休館を目前に控え、4月1日から田無総合福祉センターに田無公民館仮活動室を、5月1日からイングビル3階に中央図書館臨時窓口を開設するなど、休館中の対応についての市民周知も進んでいることを考え合わせると、耐震補強等改修事業による耐用年数の延伸という形は本意ではありませんが、暫定予算への計上は受け止めるべきとの結論に至りました。言うまでもなく、田無駅は西東京市最多の乗降客を数える駅であり、南口駅前広場事業が進んでいく中、文字どおり西東京市の玄関口としての役割を果たし、さらに発展していくことが期待されています。その田無駅南口にあるきらっと、田無公民館・中央図書館、自転車駐車場、イングビルと連なる施設群はこのエリアの価値を高める上で非常に重要です。中央図書館・田無公民館耐震補強等改修工事終了後の新たな耐用年数も見据えた上で、田無駅南口エリアの価値向上に向けた夢のあるビジョンを市民参加により描いていただくよう希望いたします。  以上2点について意見を申し上げた上で、本暫定予算に対する賛成討論とさせていただきます。 20: ◯22番(小峰和美君) 議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算に対し、賛成の立場で討論に参加させていただきます。  市長が2月18日に就任して、今回の暫定予算の審議でもまだ1か月もたたない。諸課題は結構ありましたけど、時間的に余裕がなかったということで暫定予算を組んだ。それで、私は、この暫定予算は基本的には経常経費、また義務的経費が中心となる予算であることから、特段の反対する理由がないので賛成討論とするんですが、しかしですよ、ここが問題なんです、ここが。このたびの予算審議中において、西東京いこいの森公園等における指定管理者候補になっております西武緑化管理株式会社、または現在の指定管理の代表団体である西武造園株式会社等の事業者の社員の一部が、建設業法に基づく施工管理技士をはじめとする資格を不正に取得していることが国交省で分かった。国交省の発表も昨年の6月12日。市長に報告があったのは昨年の6月18日。タイムラグがありますよね。この事業について昨年6月12日に公表され、親会社の株式会社西武ホールディングスが第三者調査委員会を設置し、今年、その内容が調査報告書として取りまとめられ、公表されたものであります。そもそもこのような不正が行われたということ自体、私たち議員にこの情報がですよ、この情報が市長をはじめ執行部の皆さんから何の報告もないんです。今回の暫定予算をしようとした初日の23日10時前に説明に来たんですよ。そんなものが許されるんですかね、これは。遅過ぎやしませんか。指定管理業務とは直接関係ないにせよ、昨年の10月には指定管理に関する調査を建設環境委員会で実地踏査しているんです、実地踏査。さらには、その議決を昨年この議会でも行っています。我々議会は何らそのような情報に触れることなく議決をしてしまったんです。指定管理業務は直接関係ないから、この事案について第三者調査委員会の報告をもって、だから今報告するんだ、市長からはそのような説明がありましたが、私としては、昨年6月の段階でこのような事案があるんだ、公園の管理業務に直接的な影響はないんだ、この一言をいただいていれば、議会なりにまた議会が調査をして、指定管理を決めるには問題があるのかないのか、これは議会が判断することなんです。だから、もってこの情報は出してくれないと、今言われてもどうすることもできない。市長は常日頃、議会と行政は両輪だと言っているんです。両輪だったら、何で情報を出さない。来年度から5か年間公園管理業務を任せる西東京市としては大変不安に感じる事案であり、このことを昨年中から把握していた市長部局が何ら情報を示さずこの時期を迎えたことは、甚だ私は遺憾に感じます。多くの賛成討論をしている方もみんなそのことを言っている。そのことを胸に刻んでください。今後は国から何らかの処分が下されると思いますが、少なくともその情報はしっかりと議会に提供してもらう。そのことを強く申し入れます。いいですか。  それと、話は替わりますけど、昨今は愛媛県や宮城県、新型コロナの第4波が来ているともうわさされて、非常に私は心配なんてす。そこで、市長においては、この西東京市の市民を市長が守るんだという決意を胸に刻んで、私はこの賛成討論としますけど、心に刻んで西東京市の市民を守るような行政運営をお任せして、私の賛成討論とさせていただきます。 21: ◯議長保谷なおみ君) ほかに討論はありませんか。
         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第7号 令和3年度西東京市一般会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 23: ◯議長保谷なおみ君) 挙手多数であります。よって議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 24: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第8号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第8号 令和3年度西東京市国民健康保険特別会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 26: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 27: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第9号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第9号 令和3年度西東京市駐車場事業特別会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 29: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 30: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第10号についての討論を行います。  討論の通告がありますので順次発言を許します。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。──次に、賛成討論の発言を許します。 31: ◯2番(かとう涼子君) 議案第10号 西東京市介護保険特別会計暫定予算に対し、生活者ネットワークを代表し、賛成の立場で討論を行います。  介護保険特別会計につきましては暫定予算ということもありますので、ここでは令和3年度から始まる第8期介護保険事業計画に伴う介護保険料の改定について主に申し述べたいと思います。保険者である市からは、第1号被保険者の介護保険料基準月額を第7期計画の6,373円から315円減の6,058円とする案が示されました。第1期計画の月額2,921円からスタートし、第7期計画に至るまで、介護保険料が前期計画期間より下がるのは西東京市においては初めてのこととなります。その理由として、保険者数は計画より実績が上回ったものの、コロナ禍における利用抑制の影響もあり、利用者数及び給付費が計画値を下回ったこと、また、7期計画期間中において要介護認定の適正化とケアプラン点検に取り組み、一定程度の効果が得られたとの見解が述べられました。介護給付費準備基金の運用に当たっては、1 計画期間内に必要となる保険料については、各計画期間における保険料で賄う。2 計画期間終了時の基金の剰余額は保険料上昇抑制に充てる。3 取崩し額及び基金の適正な水準は、保険者である市が決定するとの基本的な考え方が国から示されております。保険者である市が介護保険運営協議会からの答申及び附帯意見を受け、令和2年度末現在高約8億2,200万円のうち第7期基本計画中に積み立てられた約6億5,000万円を介護給付費準備基金から取り崩すとしたこと。また、中長期的な視点から約1億9,000万円を積み残すと判断したことについては理解・賛同いたします。一方で、外出や交流機会の減少、高齢者のADLの低下、認知機能の低下など、新型コロナウイルス感染症が在宅高齢者のフレイルに与えた影響はまだ把握し切れておりません。新型コロナが一定収束した後に介護サービス需要及び給付費がどの程度伸びていくのかは不確定要素が多く、今後も注視する必要があると考えております。一方で、第8期計画期間は、2025年、地域包括ケアシステムの構築に向けた総仕上げの3年間となります。保険給付に至る前の段階でいかに人々の健康意識を高め、具体的な行動につなげていけるか。参加したくなるような活動を地域の中にいかに増やしていけるか。私たち自身が社会の一翼を担う市民となることで地域の支え合いをいかに再構築していけるか。これらは第7期計画のスタート時に生活者ネットワークが討論で申し上げたことでもありますが、今なおこれらの課題と真摯に向かい合うことこそが地域包括ケアシステムの一助となると信じております。そうした中、この間未知のウイルスに阻まれ、これまで大切に育まれてきた地域活動が後退の一途をたどっております。感染拡大と緊急事態宣言に阻まれ、行政も私たちも様子見の1年でしたが、今はもう手をこまねいている時期ではありません。フレイルのリスクが日に日に高まる中、行政の皆さんもまずは地域に自ら出向き、取り残されている方はいないか、地域活動の現場は何に困っているのかの実態把握を早急に行うべきです。共助を支える公助の役割についても早急に検証を行うべきと申し述べ、本暫定予算への賛成討論といたします。  なお、議案第17号 西東京市介護保険条例の一部を改正する条例についても同様の理由で賛成といたします。 32: ◯議長保谷なおみ君) ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第10号 令和3年度西東京市介護保険特別会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 34: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 35: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第11号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第11号 令和3年度西東京市後期高齢者医療特別会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 37: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 38: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第12号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第12号 令和3年度西東京市下水道事業会計暫定予算を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 40: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 41: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第26号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第26号 令和3年度西東京市一般会計暫定補正予算(第1号)を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 43: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 44: ◯議長保谷なおみ君) 日程第8、議案第13号 西東京市職員定数条例の一部を改正する条例及び日程第9、議案第14号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               企画総務委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                 記   議案第13号 西東京市職員定数条例の一部を改正する条例      原案可決   議案第14号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例       原案可決           ──────────────────── 45: ◯議長保谷なおみ君) 企画総務委員長の報告を求めます。      〔企画総務委員長 田代伸之君登壇〕 46: ◯企画総務委員長(田代伸之君) ただいま議題になりました議案2件について、去る3月18日に開催されました企画総務委員会で審査いたしましたので、その審査の概要と結果について御報告いたします。  初めに、議案第13号 西東京市職員定数条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  執行部より、本案は、地方自治法第172条第3項の規定に基づく一般職の職員定数の改正。具体的には、第2条第1項第3号「教育委員会の事務局の職員」及び第4号「教育委員会の所管に属する学校及び学校以外の教育機関に属する職員」の規定を統合し、「教育委員会の事務局並びに教育委員会の所管に属する学校及び学校以外の教育機関の職員」とし、職員定数を130人とするとの補足説明があり、質疑に入りました。  主な質疑を申し上げます。質問、教育委員会の職員の増要因、教育委員会以外の課での増要因は。答弁、教育委員会は、GIGAスクールの運用実施。ほかの課については、新型コロナウイルスワクチン対応、オリンピック・パラリンピック開催延期や市民会館の解体延期に伴い、定員増を維持することによる。質問、教育委員会の区分を統合する理由は。答弁、教育委員会事務局職員の定数改正に合わせたこと。また、学校及び学校以外の教育委員会に属する職員の減少もあり、実態に合わせた人数に改正をする。質問、職員定数条例と定員管理計画の関係性の考え方は。答弁、条例で定める定数は、地方公共団体が置くことのできる職員の限度を意味し、定員管理計画については、行政資源である職員の適正な配分に重きを置いている。質問、適正配分の考え方と行政事務のデジタル化について伺う。答弁、業務の複雑化、係制による業務量の見えづらさなど課題がある。今後は業務の明確化を図り、適正配分に近づける取組を行う。行政事務のIT化については定員適正化計画の中の基本的な考え方の1つであり、積極的に導入しながら限られた職員の適正配分を検討していく。質問、現場の職員の声、実態が条例の定数上に与える影響は。答弁、毎年度行うヒアリングの中で現場のいろいろなお声を捉えながら、その要望に応えられるよう職員の適正配分を心がけ、取り組んでいく。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第14号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  執行部より、本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の改正に伴い、西東京市手数料条例における所要の規定の改正並びに追加をするもので、面積区分の見直し、新計算方式の追加、法改正に伴う規定の整備を行うものとの補足説明があり、質疑に入りました。  主な質疑を申し上げます。質問、改正に伴う手数料、面積区分見直しの根拠について。答弁、今回の見直しは、300から2,000平方メートルを300から1,000平方メートルと、1,000から2,000平方メートルの面積とした。この建築物のうち、延べ面積1,000平方メートル未満のものの着工割合が著しく大きいため、面積区分の細分化を図ったものとする。あわせて、手数料の設定区分も同様に改める。質問、改正の別表第3、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく事務に係る手数料について、この法律に基づく手数料事務を行っている部署は。答弁、特定行政庁として建築指導課が行っている。意見、運用は建築指導課であり、企画政策課にお問合せしても限界値があると感じる。  以上で質疑、意見を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  以上で企画総務委員会の審査報告を終わります。 47: ◯議長保谷なおみ君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯議長保谷なおみ君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第13号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第13号 西東京市職員定数条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 50: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 51: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第14号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第14号 西東京市手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。
     本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 53: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。  会議の途中でございますが、暫時休憩といたします。                 午後3時12分休憩    ──────────────────────────────────                 午後3時35分開議 54: ◯議長保谷なおみ君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第10、議案第16号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例から日程第19、陳情第28号 2021年度国民健康保険料の引き上げを行わないことを求める陳情までを一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               文教厚生委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第16号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例    原案可決   議案第17号 西東京市介護保険条例の一部を改正する条例      原案可決   議案第18号 西東京市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備  原案可決         及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する         条例   議案第19号 西東京市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人  原案可決         員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サー         ビスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関         する基準を定める条例の一部を改正する条例   議案第20号 西東京市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並  原案可決         びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果         的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改         正する条例   議案第21号 西東京市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に  原案可決         関する基準を定める条例の一部を改正する条例   議案第22号 西東京市立学校設置条例の一部を改正する条例     原案可決   議案第23号 西東京市立学校施設使用条例の一部を改正する条例   原案可決           ────────────────────              文教厚生委員会陳情審査報告書   本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市議会会  議規則第143条の規定により報告します。                  記   陳情第4号 仮設の図書館を設けてもらい継続してもらいたい陳情  趣旨採択         (令和3年3月1日受理)         意見:可能な限り願意に沿うよう努力されたい。         措置:執行機関に対し、処理の経過及び結果の報告を請求する。           ────────────────────              文教厚生委員会陳情審査報告書   本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市議会会  議規則第143条の規定により報告します。                  記   陳情第28号 2021年度国民健康保険料の引き上げを行わないことを  みなし採択         求める陳情(令和2年11月19日受理)           ──────────────────── 55: ◯議長保谷なおみ君) 文教厚生委員長の報告を求めます。      〔文教厚生委員長 大竹あつ子君登壇〕 56: ◯文教厚生委員長(大竹あつ子君) ただいま議題になりました議案8件、陳情2件について、去る3月18日及び3月25日に開催されました文教厚生委員会で審査いたしましたので、その審査の概要と結果について御報告いたします。  初めに、議案第16号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例について報告いたします。  執行部より次のような補足説明がありました。令和3年2月13日から新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が施行され、新型インフルエンザ等特別対策措置法の附則の条文が削除されたことに伴い、附則の条文第19条第1項中、法の附則に係る箇所を削除し、新たに新型コロナウイルス感染症の定義を加えるものとの説明がありました。  主な質疑を申し上げます。質問、条文の改正の趣旨について聞きたい。答弁、2020年1月に中国の研究者から本新型コロナ感染症の病原体が新型のコロナウイルスであるといったことがWHOに報告されたといった経過があり、日本でも感染症法の中で限定的な表記をされた経過を踏まえて、定義として反映をさせた。質問、傷病手当金の定義と対象について伺う。答弁、傷病手当金の申請により、実際に罹患されたという医療機関の証明を受けた方、勤務先の事業所のほうから疑いのあるといった形で証明をもらい、傷病手当金の支給を行っている。質問、新型コロナウイルス感染症の感染が疑われるというところの診断基準について伺う。答弁、症例として、例えば恒常的な倦怠感、発熱、せき、たん等、新型コロナウイルスの感染が疑われる多角的な症例を拝見して総合的に支給要件として判断し、給付を行っている。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第17号 西東京市介護保険条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  執行部より次のような補足説明がありました。介護保険法に基づく第8期介護保険事業計画の策定に伴い、第1号被保険者の保険料を改定するとともに、現行の第7期介護保険事業計画が3月で3年の計画期間を終了するため、第8期西東京市介護保険事業計画を令和3年度から令和5年度までの3年間の事業計画として策定し、保険料を3年ごとに見直しを行うこととし、主な改正内容として、介護保険運営委員会の委員の任期を2年から3年に変更すること、第1号被保険者の介護保険料の改定をすること、所得第7段階、第8段階、第9段階の境界所得となる基準所得金額をそれぞれ210万円及び320万円とすること、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴う規定の整備をすること、国の税制改正により介護保険法施行令が改正されたことに伴い、規定を整備することなどの説明がありました。  主な質疑を申し上げます。質問、今回6億5,000万円を上昇抑制に使ったが、その最終判断の大きな要因は何か。答弁、介護保険運営協議会の答申の附帯意見に、新型コロナウイルス感染症対策の市民生活への影響、また、介護保険の長期的な運営の視点に立って取崩し額を設定されたいとあり、このたびの額を設定した。質問、所得第7・第8・第9段階の今回の境界所得の変更で影響を受ける方の人数は把握しているのか。変更を知らせる方法を考えているのか。答弁、人数は把握していない。介護保険の手引の全戸配布を行う。質問、介護給付の適正化計画に基づく取組について、この間3年間でどのような取組が行われてきたのか。それが今回の計画にどのような影響、効果を与えたと分析しているのか。答弁、要介護認定の適正化については、認定審査会と連携した認定調査委員会研修、また認定審査会について、一次判定用のパソコン等の持込みなどにより、要介護認定の適正化に資する取組を行ってきた。ケアプラン点検については、市内全事業者に3年間で各事業所へのケアプラン点検を実施し、一定程度の意識向上の効果があり、計画に影響、また効果があったと考えている。質問、第7期終了時に準備金が6億8,000万円残った。第8期終了時点で準備金がそれと同程度の水準での準備金高になるのか、どれぐらい残っていると考えているのか。答弁、年度末の残高としては約8億4,000万円を見込んでいる。これからの3年間で取り崩していく部分は6億5,000万円というところで、差引き1億5,000万円が最終年度に残っている基金に積み立てられている額と考えている。質問、今回の保険料の値下げについて、リバウンドについては予想しているのか。答弁、新型コロナの影響が見えづらいが、第7期の実績を十分に踏まえて、第8期の給付費を精査した。前期で予想していた計画値よりも今回の計画値が低かったため、基金を一定程度手元に残しつつ、次の期を見ながら基金を使っていくということで今回の保険料の設定をした。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第18号 西東京市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例から議案第21号 西東京市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例まで、以上4件を一括議題といたしました。  まず、執行部より補足説明がありました。議案第18号、議案第21号の条例については、要介護者が受けるサービスの事業、また居宅介護支援事業の人員及び運営等に関する基準を定める。議案第19号と第20号の条例につきましては、要支援の方が受けるサービスの事業の人員、設備等の基準を定める。主な改正内容については、「高齢者虐待の防止の推進」について、利用者の人権の擁護、虐待の発生またはその再発を防止するために必要な措置を義務づけるものである。「ハラスメント対策の強化」については、介護サービス事業者の適切なハラスメント対策を強化する観点から、適切なハラスメント対策を求めるものである。「業務継続に向けた取組の強化」については、感染症、災害等が発生した場合であっても、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、業務継続に向けた計画等の策定を義務づけるものである。「感染症対策の強化」については、介護サービス事業者に感染症の発生及び蔓延等に関する取組の徹底を求める観点から、委員会の開催等を実施することを義務づけるものであるとの説明がありました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、今回の改正で共通の課題は何か。答弁、事業所の共通の課題は、やはり感染症対策のところが一番大きい。質問、誰が、いつ、どのような方法でこの義務化された内容について確認をし、指導をし、検査をしていくのか。答弁、指導検査については、市の職員が行って現地調査、また書類の提出等を踏まえて実施する。サイクルについては6年の更新のサイクルの中で行うが、状況によっては随時の検査も行う。様々な機会を捉えて検査、指導等を行っている。質問、高齢者の虐待事例やハラスメントの報告事例というのはあるのか。虐待の発生またはその再発を防止するための委員会は現在あるのか。答弁、虐待に至ったような認定をしたケースは今のところない。これまで委員会を設置されていないところもあると聞いている。今後は、今回の改正規定も含めて、設置について促していくような取組も行っていきたい。以上で質疑を終結しました。  議案第18号 西東京市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第19号 西東京市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第20号 西東京市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第21号 西東京市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第22号 西東京市立学校設置条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  まず、執行部より次のような補足説明がありました。本議案は、条文中の元号変更及び西東京市立ひばりが丘中学校が本年8月の夏季休業期間に新校舎へ移転することに伴い、規定を整備するものとする。西東京市立ひばりが丘中学校の位置を移転先である「西東京市ひばりが丘三丁目2番42号」に改めるものとするとの説明がありました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、小学校の使用から中学校の使用に変わるに当たっての設備の面での主な変更点、撤去するものがあるのか。また、現在のひばりが丘中学校の跡地利用について伺う。答弁、工事の主な内容は、特別支援学級や学童クラブなどの教室改修、また遊具の撤去、トラックポイントの改修、テニスコートの設備などを予定している。ひばりが丘中学校の移転後の跡地活用の検討は、現段階では方向性は決まっていない。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、議案第23号 西東京市立学校施設使用条例の一部を改正する条例について報告します。  執行部より次のような補足説明がありました。今回の条例改正は、西東京市立中原小学校の建て替えに伴い、これらの施設を社会教育その他公共のために使用する場合、現行のけやき小学校、青嵐中学校、保谷中学校の施設と同様に、新たに応分の負担をしていただくため使用料を徴収することができるようにするものであるとの説明がありました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、学校施設を使用できるという周知の方法はどうなっているのか。答弁、4月に登録団体の方を対象とした説明会を開催するほか、市報、ホームページ等で周知を図っていく。質問、料金設定の金額の根拠と計算式について伺う。答弁、市の基本方針に基づいて費用算定対象項目が定められている。人件費、物件費のほか、支払利息や減価償却費を対象とすることとしており、これらの費用を合算し、施設使用の場合、総面積や年間使用可能期間で割り返し、1メートル1時間当たりの単価に貸出し面積や時間等に応じた原価を算出しているという形になっている。質問、教育委員会が学校の校長に聞いて、学校教育に支障のない範囲で使う許可をするということは、学校を地域の方が積極的に使っていただけるように変えていくのか、考え方を聞く。答弁、原則として学校教育上支障がないと認める限り、その施設利用が可能であるというのが基本だが、今後周知や手続の進め方についても考えていく。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決されました。  次に、陳情第4号 仮設の図書館を設けてもらい継続してもらいたい陳情について御報告いたします。  執行部より次のような意見が述べられました。中央図書館でのサービスの継続性を維持するため、今月31日に閉館後、本年5月1日にイングビル3階会議室を活用し、臨時窓口の開設を予定している。臨時窓口で提供するサービス内容は、予約資料の貸出し、予約の受付、資料の返却などのほか、本陳情においての要望の新聞の閲覧については実施する。インターネットの閲覧については、部屋が大変手狭であり、また、新型コロナウイルス感染拡大の対策を踏まえ、設置については予定していないとの説明がありました。  次に、主な質疑を申し上げます。質問、現在の中央図書館でのインターネット使用の対応というのはどうなっているのか。答弁、インターネットについては、新型コロナウイルス感染拡大の配慮によりまして、通常2台置いているところを1台だけ運用しており、1人1日1回限り30分の利用に限定して利用をお願いしている。質問、インターネットの関係でほかの館ではどうなのか。答弁、柳沢図書館、ひばりが丘図書館、保谷駅前図書館は、中央図書館と同じくそれぞれ2台用意している。現状では各館1台で運用している。芝久保図書館と谷戸図書館については、その設備を置いていない。質問、インターネットのスペースだけを例えば庁舎のどこかに持ってくるというのは可能なのか。答弁、もしほかの場所でというと、管理の問題が一番大きい。誰が管轄するのか、ネット環境がそばにあるのか、配線が十分にできているかというインフラのところですぐにできるかどうかは検討が必要。  以上で質疑、意見を終結し、討論なく、協議の結果、本陳情は、可能な限り願意に沿うよう努力されたいとの意見を付し、趣旨採択とすることに決定しました。  次に、陳情第28号 2021年度国民健康保険料の引き上げを行わないことを求める陳情について審査いたしましたので、その審査の概要と結果について御報告いたします。  本陳情は、3月25日に予算特別委員会で可決された議案第8号 令和3年度西東京市国民健康保険特別会計暫定予算と同趣旨のものであることから、議決を要しないものと決し、本件は採択とみなしました。  以上で文教厚生委員会の審査報告を終わらせていただきます。 57: ◯議長保谷なおみ君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯議長保谷なおみ君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第16号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第16号 西東京市国民健康保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 60: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 61: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第17号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第17号 西東京市介護保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
         〔賛成者挙手〕 63: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 64: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第18号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第18号 西東京市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 66: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 67: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第19号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第19号 西東京市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 69: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 70: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第20号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第20号 西東京市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 72: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 73: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第21号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第21号 西東京市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 75: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 76: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第22号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第22号 西東京市立学校設置条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 78: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 79: ◯議長保谷なおみ君) 次に、議案第23号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議案第23号 西東京市立学校施設使用条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 81: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 82: ◯議長保谷なおみ君) 次に、陳情第4号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第4号 仮設の図書館を設けてもらい継続してもらいたい陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 84: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって陳情第4号は委員長の報告のとおり決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 85: ◯議長保谷なおみ君) 次に、陳情第28号 2021年度国民健康保険料の引き上げを行わないことを求める陳情は、先ほど可決されました議案第8号 令和3年度西東京市国民健康保険特別会計暫定予算と同趣旨のものでありますので、委員長の報告のとおり採択されたものとみなすことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 86: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よって本件は採択されたものとみなします。     ─────────────── ◇ ─────────────── 87: ◯議長保谷なおみ君) 日程第20、議案第15号 西東京市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例及び日程第21、陳情第3号 はなバスの有効利用に関する陳情を一括議題といたします。  審査報告書はお手元に配付のとおりであります。           ────────────────────               建設環境委員会審査報告書   本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市  議会会議規則第110条の規定により報告します。                  記   議案第15号 西東京市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改  原案可決         正する条例           ────────────────────              建設環境委員会陳情審査報告書   本委員会に付託の陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、西東京市議会会  議規則第143条の規定により報告します。                  記   陳情第3号 はなバスの有効利用に関する陳情           不採択         (令和3年2月25日受理)           ──────────────────── 88: ◯議長保谷なおみ君) 建設環境委員長の報告を求めます。      〔建設環境委員長 納田さおり君登壇〕 89: ◯建設環境委員長(納田さおり君) ただいま議題となりました議案1件、陳情1件につきまして、去る3月19日の建設環境委員会で審査いたしました。概要と結果について御報告を申し上げます。  初めに、議案第15号 西東京市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について御報告いたします。  執行部より、本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴い、災害弔慰金等支給審査会を設置し、市が災害弔慰金及び災害障害見舞金を支給するに当たり、自然災害による死亡であるか否かの判定が困難な場合に、医師や弁護士等の有識者による審査会の審査を経て判定をする。審査会の委員構成については、阪神・淡路大震災以降に設置された審査会の構成例を参考にし、医師、弁護士、その他の市長が必要と認める者のうち、市長が任命する委員5人以内をもって構成するとの補足説明があり、質疑に入りました。  主な質疑を取り上げます。質問、なぜ今回上程となったのか。昨年第4回定例会で同条例の一部改正があったが、その際に改正内容を載せなかった理由は何か。答弁、令和元年、議員立法による災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律(令和元年法律第27号)が可決し、区市町村の災害弔慰金等支給審査会の設置が努力義務となった。施行日は令和元年8月1日だった。努力義務となった背景には、従前の都道府県の審査会による委託手続ではかなりのタイムラグがあったため、残された遺族に災害弔慰金等を支給する期間を極力短くし、生活再建を後押しする必要があった。昨年第4回定例会に上程できなかったのは、この時点で市に審査会を設置するか確定しておらず、近隣市の動向もまだ正確なものがなかったため、判断ができなかったためだ。その後、各市の状況をヒアリングし、西東京市にも設置が必要であると判断した。質問、国の法改正後の市の条例改正の時期にルールはあるのか。答弁、法改正について義務づけされたものについては遅滞なく早急に条例改正を行う。努力義務で定められたものは、国都の通知や近隣市の状況を勘案しながら、市に必要なものか判断しながら定める。質問、審査会設置に関する26市の動向は。答弁、今回、審査会を設置するのは17市。残り9市については審査会を設置しない。質問、人数が5人以内の根拠は。委員構成、委員報酬について。答弁、阪神・淡路大震災及び新潟県中越沖地震の際に各地に設置された審議会が4人から7人で構成されていた実績があり、これを基とした国の設置要綱案では委員定数5人以内という基準が示され、西東京市は一般市であることから5人以内と判断をした。委員の構成は、同様の過去の審査会が医師、弁護士、市職員、その他で構成されていた実績があり、市の審査会も医師、弁護士、市職員で構成したい。委員報酬については、1回1万800円を予定している。質問、医師は法医学者、監察医、精神科医などが望ましいと考えるが、どのような専門か。弁護士と市職員をどのように選任するか。委員の再任はできるか。答弁、医師については現在、西東京市医師会と調整中。法医学者、監察医にも入っていただきたいが難しいと考える。弁護士は東京弁護士会から1人の派遣が決定。市職員は福祉系の部長級もしくは危機管理の部長級の選任を予定している。委員の再任は妨げない。質問、審査会において、災害死の研修や情報共有の機会はあるのか。答弁、2年に1度必ず委嘱式を開催し、その際に様々な災害に関わる資料を提供する予定である。質問、これまで災害死かどうか判断する管轄はどこだったのか。答弁、災害死か自然死か判断がつかないケースが発生した場合、東京都の審査会で判定することとなっていた。質問、過去に西東京市民への災害弔慰金等支給の事例はあるのか。答弁、御嶽山の噴火の際に市民が被災し亡くなられたとき、明らかに災害による死であったので、審査会を経ることなく、市の予備費充用により遺族へ支給された。質問、審査会で審査される資料は何か。答弁、被災証明と亡くなったときの検視・検案書類などだが、特異なケースとして、御嶽山噴火では国と長野県が被災証明を発行しないと決定した特例もある。質問、災害弔慰金の財源構成は、国2分の1、東京都4分の1、市4分の1でよいか。答弁、そのとおりだ。質問、亡くなられた方が、主たる生計者かどうかで支給額に差があるのか。答弁、災害弔慰金の支給額は生計維持者が500万円、その他の方が亡くなった場合は250万円となる。質問、過去に災害弔慰金が不支給になったケースがあるのか。答弁、新潟県中越沖地震では、遺族がいなかったことによる不支給が2件だった。このとき、災害死か自然死かの判定の中で不支給になったものはない。質問、遺族の範囲は。答弁、法が定める遺族は、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の範囲とするが、兄弟姉妹にあっては、配偶者、子、父母、孫、祖父母のいずれもが存在していない場合に限る。質問、審査内容について不服申立てが出た場合の取扱いは。答弁、審査内容に不服申立てがあった場合、東京都の審査会に諮る形になる。質問、行方不明者の取扱いはどうなるのか。答弁、災害時において3か月以上行方不明であった方については災害によって死亡したとみなすことが明記され、災害弔慰金の支給対象になる。質問、自然災害による死亡には、直接死と災害関連死があるが、災害関連死の認定はばらつきもあり、難しい。市で独自の判断基準を持っているのか。答弁、避難生活等によりストレスが加わり亡くなったといったものについては、原則災害関連死という判断となる。質問、海外で被災した場合に災害弔慰金は支払われるのか。答弁、災害弔慰金等の対象は、日本国内における災害の被災者である。質問、災害で後遺症が残った方にはどのような支給額になるのか。答弁、災害障害見舞金は、主たる生計維持者の場合250万円、その他の場合は125万円の支給となる。  以上で質疑を終結し、討論なく、採決の結果、挙手全員で本案は可決いたしました。  次に、陳情第3号 はなバスの有効利用に関する陳情を議題といたしました。  執行部より、本陳情は、千葉県多古町の道の駅と成田空港のシャトルバスを参考にし、新型コロナウイルス感染症の予防を目的として、はなバスのボディーの車外と車内にマスク着用等を促す内容のマグネットシートを貼り付けることを求めているが、現在、はなバスでは車外に設置してはいないものの、バス車内においてマスク着用などの感染防止対策への協力をお願いする内容の掲示を行っており、これまでマスク着用に関するトラブルは発生していないとの意見が申し述べられ、質疑に入りました。  主な質疑を申し述べます。質問、はなバスの車内掲示物の内容だが、緊急事態宣言の解除など、状況によって変化することは可能なのか。答弁、マスクの着用等の周知、協力のお願いは継続していきたいが、今後、状況が変わってくれば、交通課のほうで適宜修正していく。  以上で質疑、意見を終結し、討論なく、採決の結果、挙手なく、本陳情は不採択となりました。  以上で建設環境委員会の報告を終わります。 90: ◯議長保谷なおみ君) 委員長の報告が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91: ◯議長保谷なおみ君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  初めに、議案第15号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
     これより議案第15号 西東京市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 93: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 94: ◯議長保谷なおみ君) 次に、陳情第3号についての討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより陳情第3号 はなバスの有効利用に関する陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。よって、本陳情を採択することに賛成の方の挙手を求めます。──挙手なしであります。よって陳情第3号は不採択と決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 96: ◯議長保谷なおみ君) 日程第22、議案第25号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。      〔市長 池澤隆史君登壇〕 97: ◯市長池澤隆史君) それでは、御説明申し上げます。議案第25号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについての提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、西東京市監査委員の橋本勇氏の任期が令和3年3月31日をもって満了することに伴いまして、引き続き同氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  略歴等につきましては、お手元に配付されております議案書の添付資料のとおりでございます。  よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 98: ◯議長保谷なおみ君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99: ◯議長保谷なおみ君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 100: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よって本案は委員会の付託を省略することに決しました。  人事でありますので、討論を省略し、採決を行います。  議案第25号 西東京市監査委員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 101: ◯議長保谷なおみ君) 挙手全員であります。よって議案第25号は同意することに決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 102: ◯議長保谷なおみ君) 日程第23、議員提出議案第2号 再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。  本案は、提案理由の説明、質疑、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 103: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104: ◯議長保谷なおみ君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより議員提出議案第2号 再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 105: ◯議長保谷なおみ君) 挙手少数であります。よって議員提出議案第2号は否決されました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 106: ◯議長保谷なおみ君) 日程第24、陳情第6号 使われてない土地を防災公園や緑地に関する陳情から日程第27、陳情第10号 東京オリンピック・パラリンピックの外国人客の断念を撤廃して入場制限に関する意見書の提出を求める陳情までを一括議題といたします。  ただいま議題となっております陳情第6号から陳情第10号までは、お手元に配付してあります陳情付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております陳情第6号から陳情第10号までについては、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 107: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 108: ◯議長保谷なおみ君) 日程第28、議会運営委員会の特定事件調査申出から日程第31、建設環境委員会の特定事件調査申出までを一括議題といたします。  お手元に配付のとおり、各委員長から特定事件の調査についての申出がありました。  お諮りいたします。  本件については、各常任委員長からの申出のとおりとすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 109: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認めます。よって本件については各委員長からの申出のとおり決しました。     ─────────────── ◇ ─────────────── 110: ◯議長保谷なおみ君) 日程第32、諸報告を行います。  議長報告は、東京都三多摩地区消防運営協議会第二部会概要、東京都市議会議長会2月定例総会概要であります。  次に、行政報告は、予備費の充用状況、令和2年度第5回、第6回東京都市長会議報告について、契約関係、以上であります。  また、令和2年第4回定例会で議決されました議員派遣についての御報告は、お手元に配付のとおりでございます。  報告の詳細は、配付してあります文書によって御了承願います。     ─────────────── ◇ ─────────────── 111: ◯議長保谷なおみ君) 日程第33、議席の変更を議題といたします。  会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付の議席表のとおり議席を変更することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 112: ◯議長保谷なおみ君) 御異議なしと認め、そのように決しました。                                    ┌──────┐                                    │ 議長席  │                                    └──────┘               ┌──────┬──────┬──────┬──────┬──────┬──────┬──────┬──────┐               │  8番  │  7番  │  6番  │  5番  │  4番  │  3番  │  2番  │  1番  │               ├──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┤               │ 中川清志 │ 山田忠良 │ 冨永雄二 │ 田代伸之 │ 佐藤大介 │田村ひろゆきかとう涼子 │後藤ゆう子 │ ┌──────┬──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┐ │  18番  │  17番  │  16番  │  15番  │  14番  │  13番  │  12番  │      │  11番  │  10番  │  9番  │ ├──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┤ │保谷なおみ │田中のりあき│酒井ごう一郎│浜中のりかた│藤田美智子 │ 大林光昭 │坂井かずひこ│      │大竹あつ子 │中村すぐる │納田さおり │ └──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┤        │  28番  │  27番  │  26番  │  25番  │  24番  │  23番  │  22番  │  21番  │  20番  │  19番  │        ├──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┼──────┤        │遠藤源太郎 │小林たつや │ 稲垣裕二 │ 小幡勝己 │ 佐藤公男 │森しんいち │ 小峰和美 │ 藤岡智明 │ 保谷清子 │ 森てるお │        └──────┴──────┴──────┴──────┴──────┴──────┴──────┴──────┴──────┴──────┘ 113: ◯議長保谷なおみ君) それでは、ただいま決定いたしました議席は、次回の本会議から御着席いただきます。     ─────────────── ◇ ─────────────── 114: ◯議長保谷なおみ君) 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  本日の会議を閉じます。  これをもって令和3年第1回西東京市議会定例会を閉会いたします。               午後4時18分閉議・閉会    ──────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    西東京市議会議長    保 谷 なおみ                    西東京市議会議員    中 川 清 志                    西東京市議会議員    森   てるお
                       西東京市議会議員    佐 藤 公 男 発言が指定されていません。 © 西東京市 ↑ 本文の先頭へ...