◆議員(
長谷川知司君) 見積書に対する何掛けという形で市の
設定単価を決めるというのは、今後の課題だと思いますので、これは研究されると思います。それとは別に、この工事についての
工事監理体制をお聞きします。
○議長(小野泰君)
森建設部長。
◎
建設部長(森一哉君) これは今、市の
電気技術者がおりますので、その者が現場の
施工監理を担当いたします。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 今、明確になったんですが、非常に落札率が低いということで、危惧をしているのは今後、追加の
工事負担とか、そういったことが出やしないか、先ほど
長谷川議員も指摘をされておったんですが、そもそもの
予定価格の算出、これがどうだったのか、今の説明では
見積もりをとったということなんですが、何社ぐらいから
見積もりをとられて、妥当な金額をはじき出されたんでしょうか。
○議長(小野泰君)
森建設部長。
◎
建設部長(森一哉君) 済みません。
見積もりとった業者の数はちょっと今この場ではわかりません。申しわけございません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
杉本議員。
◆議員(
杉本保喜君) これの
完成予定はいつに考えておられるんでしょうか。
○議長(小野泰君)
森建設部長。
◎
建設部長(森一哉君) これは31年度までの
債務負担をとっておりまして、一応31年度末、32年3月を一応予定としております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に議案第89
号埴生地区複合施設整備事業(
建築主体工事)
請負契約の締結についての質疑を行います。御質疑はありませんか。
矢田議員。
◆議員(
矢田松夫君) 今、この
複合施設については、思えばいろいろ今日まであって、ようここまで来たのかという気がしてなりませんですけれど、平成29年1月18日ですか、
総務文教委員会の中で、「
厚狭地区複合施設建設では、苦情とかクレームがあったけれど、結局要望がかなわなかった」との委員からのこの質問に対して、前任の教育長はこういうふうに答えられております。「厚狭の
複合施設の二の舞という言い方はしませんが、あそこのいろんなまずい点ということがならないように皆さんでやりましょう」ということを再三言っております。 このように、これまでの関係する部長とか
総合事務所の所長と比較すれば、前任の教育長は正直に、まともにこのように今の
埴生地区の
複合施設の建設について言われておりますけれど、
厚狭地区複合施設のこのようなまずい点の反省の上に立ち、今回の
埴生地区の
複合施設建設委員会の要望ですが、この要望について受け入れた
整備事業であると。今回の議案については、
整備事業を受け入れたと。
厚狭地区の反省の上に立って
埴生地区の
建設委員会の皆さん方の意見を入れたというふうに理解していいのかお答え願えますか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) この施設を設計するに当たりまして、平成28年度に
埴生地区公共施設建設委員会というものを設置をいたしまして、
埴生公民館を会場に7回ほど会議を持ったところでございます。メンバーは26人おりまして、地元のいろんな各種団体の代表者であるとか、公民館の利用者であるとか、そして市の職員も入っております。 そうした中でいろいろと御議論をいただく中で、特に厚狭との絡みで注意をいたしました点につきましては、例えば、調理台の高さはきちんとお聞きして設計をいたしておりますし、公民館の何といいますか、声をかける窓、窓をあけて声をかけるところについては、事務所の中に入ってからカウンターがあって、そこで手続、直接対面をしてできるという、妨げる壁がないといいますか、そういったようなこともいたしておりまして、いろんな
利用状況をお聞きして、和室と調理室を行き来できるようにとか、いろいろな御意見をいただいた中で、多くの御意見を取り入れさせていただいておるところでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
中村議員。
◆議員(
中村博行君) 今回の業者が、
厚陽小・中学校の業者と全く同じということであります。
厚陽小・中学校建設の際のJVを組まれた業者であるということであります。厚陽の場合は、市有林を使うとかいうことで、結局市有林が強制乾燥が不十分であって、戸の立て閉めができなかったとか、それはまた別の条件として、この業者がやられた中で、厚陽の建設に対して、いろいろ後に問題点、課題点があったろうかと思いますけど、そういった検証はなされておりますか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) 厚陽のほうは、建具とか床が木材で乾燥により、まあ乾燥が不十分だったということもあったのでしょうけれども、完成後に、
大分すき間があいているというようなところで、そこにほこりがたまったりとかというような不衛生まで生じているというようなことでございます。そういったことは重々承知の上で、この施設を設計いたしておるところでございますけども、現実といたしましては、市有林を活用するというのが難しゅうございまして、一応国内産の木材を使ってつくるという設計になっております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
吉永議員。
◆議員(
吉永美子君) この
埴生地区複合施設に関しましては、昨年29年3月27日に、前市長に対して要望書を
公明党市議団として出させていただいております。先日回答を求めまして、いただいたところでございますが、3点にわたってちょっと確認をさせていただきたいと思っています。今回、5点に関して要望書を出しておりました。 その中で1つ目、市民が親しみやすい名称を設定することということを取り上げさせていただいております。回答で「現存する
厚狭地区複合施設に合わせ、
埴生地区複合施設にしたいと考えています」という回答をいただいております。 そして2点目、利用者の使いやすさを考慮することということで、施設の
使用状況に関する案内板を
インフォメーションディスプレーにすることということを上げさせていただいております。そこには「
ホワイトボードの案内板を設置します」、このような回答をいただいております。 そして、最後に5点目、本市の
ガラス文化振興に寄与する建物とすること、この要望を出させていただいております。その回答として「
ガラス作品の常時展示をいたします」という回答がございます。 この3点にわたって回答の意図するところが見えない点があります。ぜひ、もう少し詳しく御説明ください。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) 3点ほど御質問いただきましたので、順次お答えをいたします。 まず、最初の市民が親しみやすい名称を設定することとの御要望に対して、「
厚狭地区複合施設に合わせたい」ということで御回答申し上げましたけれども、これにつきましては、
厚狭地区複合施設同様に
支所機能を持っている施設であるということで、確かに、
公民館等は
公共用財産でありますけれども、支所等は
公用財産、
行政事務を行う場所であるというようなことから、ちょっと愛称をつけるのは考えていないところでございます。 続きまして、2点目の施設の
使用状況に関する案内板を
インフォメーションディスプレーにすることとの御要望に対して、「
ホワイトボードの案内板を設置します」といたしております。これにつきましては、
施設自体は大きな施設ではなくて、コンパクトな平屋建ての施設ということでつくってございまして、部屋数も
多目的室を2つに分けたとして、全部で6つというようなことで公民館はなっております。したがいまして、
現状ホワイトボードでの対応も可能ということで判断をいたして、
ホワイトボードにいたしておるところでございます。確かに
インフォメーションディスプレーというのは
液晶パネルで表示して、
カラー表示になりますから、視認性については飛躍的に高まるとは考えておりますけれども、全ての情報をぱっと1つのボードでということでしたいということで考えておりますので、
ホワイトボードのほうで対応させていただきたいということでございます。 続きまして、3点目の
ガラス文化振興に寄与する建物とすることということの御要望に対しては、「
ガラス作品の常設展示をいたします」ということで御回答申し上げました。確かに、
建物自体に
ガラス装飾とかという手法もあろうかと思いますけれども、この
複合施設につきましては、現在の利用者から
文化祭等をやるときに、いろんな部屋を使って展示をしておるが、この
基本設計ではそういった場所も限られているので、壁等についてはできる限り、そういった文化祭で展示ができるような壁にしてほしいと。押しピンで押してつけたり、フックで引っかけて作品を飾ったり、そういうようなことでしてほしいということで、可能な限りの壁につきまして、そのようなことができるようなボードを壁に全部張りめぐらせるというような設計にいたしておりますので、まことに申しわけございませんけれども、他の施設と同じになりますが、
ガラス展での作品をケースに入れて展示させていただくというようなことで、今は考えているところでございます。
○議長(小野泰君) ほかに。
吉永議員。
◆議員(
吉永美子君) 最初の市民が親しみやすい名称を設定することということで、
支所機能が入っているという答弁がございました。ことしの4月に
シティセールス課ができた関係がありますので、これは別ステージへ取り上げさせていただきます。 そして、2点目の利用者の使いやすさを考慮することということで、この中で、
ホワイトボードの案内板ということで、
インフォメーションディスプレーにはしないということですが、
厚狭地区複合施設におきまして、
ホワイトボードになっております。その、いわゆる状況、これではいけないという状況がございますが、それは認識はありますか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) 入ってすぐの左側にある
ホワイトボードでしたら、これはちょっと位置が高くて手が届かなくて、台の上に上がって記入するというような方法になっておりますから、先日も参りましたけど、ほとんどペンで情報が書かれてないというのは私も確認をいたしておりますが、埴生のほうにつきましては、そういったところの場所ではなくて、手の届くところの
ホワイトボードを設置するようなことで考えておりますので、現状の
埴生公民館のように、きちっと部屋の
利用状況が書けるものと判断しております。
○議長(小野泰君)
吉永議員。
◆議員(
吉永美子君) ぜひ、以前より申し上げています、ほしらんどくだまつ、ここの取り組みというのは、見られた方はこれはいいなということを感じると思います。その点についてはぜひ、もう一度調査していただけたらありがたく存じます。 そして、最後の本市の
ガラス文化振興に寄与する建物とするということで、私は、今の
藤田市長になられてからも、新しく建物をつくる場合には、今の
竹内傳治氏の作品を現存の建物について置いていく。これはいいことであり、否定するものではない。しかし、新しくつくるときには、最初から埋め込むなりのそういう工夫をしてほしいということを訴えてきたつもりです。 で、今回の火葬場におきまして、いろいろ委員会の中で議論があったわけですが、こういった市内の、今、
教育委員会ですけれども、
山陽小野田市全体としてどうやったら、いわゆる
ガラス文化というのを市民に感じてもらえる建物とできるのかという議論をされたのでしょうか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) 先ほど言いましたように、利用者の声というものを重視して、
基本設計をしたものでございますので、そういった視点からの検討というのは具体的にはいたしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
大井議員。
◆議員(
大井淳一朗君) 工期が平成31年8月30日までとなっております。当然この工期に従って工事を進めていただきたいんですが、不測の事態が生じる可能性もあります。気になるのは、この事業が
合併特例債を活用している点でございます。15年以内に事業を完成させなければいけないということがこれまでありました。ことしの4月に
合併特例債の再延長に関する法案が成立したところでございますが、この事業について、その再延長の対象になるのか、それについてお答えください。
○議長(小野泰君) どなたが、答えられますか。
清水企画部長。
◎
企画部長(清水保君)
合併特例債の再延長の件ですけど、今、現状においては31年度までというところで決定をしておりますので、それは、その後のことでありますので、今回は31年度までということになります。
○議長(小野泰君)
大井議員。
◆議員(
大井淳一朗君) 対象とならないということですね、31年度中に仕上げなければいけない事業と。これができないと
合併特例債が活用できないということでございました。 もう1点財源について質問したいのは、埴生の小・中について、以前は財源としてなかった
防衛省関係の補助金、交付金、表現がちょっと確かではなく覚えていませんが、
防衛省関係の件ですが、この埴生の
複合施設、当初の計画では防衛省の関係の財源も活用したいということでございますが、その後この事業について、防衛省の関係の補助金ないし交付金の活用の予定はあるんでしょうか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君)
複合施設につきましては、
民生共用施設ということで、防衛省の補助金を充てて、この事業をすることにいたしております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
矢田議員。
◆議員(
矢田松夫君) 今の関連ですけれど、例えば、今の補助金で言いますと、
飛行場周辺地域の今の民生の関係で補助金出るということの回答だと思うんですが、じゃあ具体的にどのような状況で、例えば以前でありましたら、騒音、防音ですか、飛行場の、そういうことで今まで補助金ついていたんですが、それはつかないんだと。で、今回についてはこのような理由で、一番いいのはこのような法律で、どのようなことが起因するから、あるいは予想されるから補助金がついたと、この回答ができますか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) ちょっと法律面は持ち合わせておりません。申しわけございませんが、補助金の申請をした、そのいただきたい趣旨といたしまして、防衛省に提出いたしましたのは、飛行機が上空を飛んでおって、万が一、その飛行機が
埴生地区の市街地に墜落した場合に、当然火災が起こると、飛行機も爆発するし、燃料が残っていれば爆発するし、民家に延焼をすると、そういった大規模災害が起きたときの避難所が必要であるという、この切り口で防衛省に言って補助金の交付決定をいただいたところでございます。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 今のお答えなんですが、以前、あそこに今度レーダー基地がつくられるということで、その際に、地元の方から、「そういった交付金はないのか」と言われたときに、「検討する」というような御答弁だったと思うんですが、そういった財源ではないということでよろしいんでしょうか。
○議長(小野泰君) どなたが答えられますか。芳司総務部長。
◎総務部長(芳司修重君) 以前、地域で説明会もさせていただいたところですが、レーダー基地の建設と今回の補助金は関係ないという認識でございます。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) それでは、改めてこの事業にかかわって、指名は何社されて、応募が何社で
予定価格は幾らで、落札率は幾らなのかお答えいただきたいと思います。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) JVで公募いたしまして、3JVで指名をいたしまして、
予定価格は税込みで3億3,642万円ちょうどに対して、落札額が3億1,968万円で、落札率が95.0%になります。 以上です。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この今回落札した事業者については、理科大でもいろいろ問題がありました。これ同じ組み合わせですが、事前に例えば工期の問題だとか、その辺で話し合いが持たれているのか、工期の遵守については何か話をされているんでしょうか。
○議長(小野泰君)
尾山教育部長。
◎
教育部長(
尾山邦彦君) ちょっと詳細については、監理室のほうでやっておりますので、よく承知はいたしておりませんけれども、一応この
嶋田工業・ヘキムラ興業企業体がとっているということで、監理室のほうに、こちらのほうで把握しておきたいということで、監理室が申しておりますのは、埴生小・中
建築主体工事と埴生
複合施設建築主体工事の両方が、この
嶋田工業・へキムラ興業企業体であるというようなことでございますけれども、建設業界では建設業法の第27条の23第1項の規定に基づきまして、経営事項審査というものを都道府県に提出いたしまして、経営状況等の審査を受けるというようなことが義務づけられておるところでございます。 それによりますと、この
嶋田工業さん単体で見た場合に、年間の平均の完工高が18億円以上というふうになっておるということでございまして、そしてJVの申請をされた際の提出書類の中にも、専任の技術者を配置できるとの記載があるというようなことから、この業者を指名しないという正当な理由はないということで判断をされまして、この指名に至ったと、入札の参加業者としての指名に至ったということのようでございます。 で、一応工期につきましては、学校のほうにつきましては16カ月とっておりますので、こちらの
複合施設については、それより短くございますけれども、先ほどの完工高等も踏まえれば、工期内の完成をしていただけるものと判断をいたしているところでございます。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって、議題となっております議案2件に対する質疑を終わります。 これらの議案は、お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。委員会におかれましては十分なる審査をお願いいたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。 本日、本会議終了後、各委員会の開催となっておりますので、付託案件の御審査をお願いいたします。 また、9月28日は午前10時から本会議を開き、付託案件に対する委員長報告、質疑、討論、採決を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午前10時30分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成30年9月26日 議 長 小 野 泰 署名議員 岡 山 明 署名議員 奥 良 秀...