府中市議会 > 2022-12-13 >
令和 4年第7回予算特別委員会(12月13日総務文教分科会)
令和 4年総務文教常任委員会(12月13日)

ツイート シェア
  1. 府中市議会 2022-12-13
    令和 4年第7回予算特別委員会(12月13日総務文教分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年第7回予算特別委員会(12月13日総務文教分科会)               令和4年第7回府中市議会定例会            予算特別委員会総務文教分科会会議録  令和4年12月13日午前11時37分、予算特別委員会総務文教分科会を議場において開会した。 1 出席委員   主 査  福田 勉         副主査   岩室雄大   分科員  本谷宏行         分科員   加納孝彦   分科員  土井基司         分科員   岡田隆行   分科員  藤本秀範 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   教育長      荻野雅裕   危機管理官     藤原眞琴   総務部長     豊田弘治   地域振興担当部長  福田吉睛   教育部長     門田雄治   総務課長選管事務局長                             渡邉俊文   情報政策課長   桒田貴之   人事課長      岡田宏子   財政課長     山田典央   政策企画課長    宇野貴人   地域振興課長   西本員章   スポーツ振興課長  大﨑 聡
      教育政策課長   近藤陽子   学校教育課長    大川幸雄   文化財室長    道田賢志 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        小川美佳 1 本日の会議に付した事件   議案第80号 令和4年度府中市一般会計補正予算(第6号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午前11時37分 開会・開議 ○主査(福田勉君) ただいまから予算特別委員会総務文教分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第80号「令和4年度府中市一般会計補正予算(第6号)」についての件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  豊田総務部長。 ○総務部長豊田弘治君) 議案第80号、府中市一般会計補正予算(第6号)でございます。今回は、電力や食料品等価格高騰によって負担増となった事業者支援等につきましての予算を組んでおります。慎重審議をよろしくお願いいたします。 ○主査(福田勉君) これより本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、まず、補正予算説明資料に記載の事業について行い、次に、それ以外の部分について、款または項の番号順に行います。原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただきますようお願いいたします。  これより、補正予算説明資料に記載の事業について質疑に入ります。  まず、資料3、府中市のこころ、ハコ推しプロジェクトについて、質疑のある方は、順次御発言を願います。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) こちら資料3、府中市のこころ、ハコ推しプロジェクト、新規ということで、予算額でいうと620万円、展示プロデュース業務に300万円、パンフレット作成業務に320万円ということでありますが、まず、ハコ推しプロジェクトということで、来年度開催されるG7広島サミット開催関連イベント等の機会を利用してということでありますが、この展示プロデュース業務のうち、具体的にどのような業務なのかということと、その300万円の予算額の根拠と業務に関する契約形態、これがどのような形になるのか、お聞かせいただきたいと思います。  もう一点、パンフレット作成業務320万円については、作成したパンフレットは、どのように活用されるのか。例えばいろんな施設等に配布されることもお考えなのか、どのようなことを想定されているのか。また、320万円の予算額の根拠と業務に関する契約形態はどのようになるのか、こちらもお聞かせいただきたいと思います。  それで、印刷や配布等に関する予算は、今後どのように考えておられるのか、あわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○主査(福田勉君) 宇野政策企画課長。 ○政策企画課長宇野貴人君) それでは、府中市のこころ、ハコ推しプロジェクトについてでございますけれども、ちょっと前置きといいますか、御説明をまずさせていただければと思います。  今回のG7サミットが広島県で開催されることが、まさに本市を国の内外にアピールする千載一遇のチャンスであると考えておりまして、実際にサミットにおいて採択される産品を含めて、府中市の市内産品というのは、府中市のものづくり精神のたまものであると考えておりまして、そういったジャンルを問わず、幅広くそのよさを知っていただくことで、需要の開拓拡大につながる機会となると考えておるところです。  今回、関連イベントが開催される県内市町に訪問する外国人ジャーナリストですとか、旅行客がふえてまいるということがありまして、国内外から注目が集まる絶好のチャンスであるということで、今回、このようなプロモート、特に市内産品全体をジャンルを問わずに包括的に推していくと、つまり箱推しということなんですけれども、していきたいと考えているところでございます。  また、さらに府中市内産品のバックボーンにありますものづくり精神を築いてきた府中の歴史についても十分に語りを加えた上で、府中市全体としてもプロモーション、推していきたいということで、府中市内産品とともに府中市全体を国内外にリコメンド、推していくと、箱推ししていきたいということが、このプロジェクトの趣旨でございます。  御質問の内容でございますけれども、展示プロデュース業務につきましては、先ほど申し上げましたサミット関連イベント開催を、現在、「恋しき」のほうへ誘致をしているところでございます。「恋しき」は、府中市の歴史を語る建物、コンテンツの一つでありまして、その日本家屋雰囲気は、特に外国人の目には異国情緒が強く感じられる、ジャパネスクというんですか、といった雰囲気で、大変これが外国人にも受けるだろうと。それにおいて、府中市内産品を展示することに当たっては、外国人にも受けると。最近の言葉でいうと映えるということになりますか。いわゆる映えるディスプレイによって、趣のある見せる展示を行うことで、府中市のブランディング、訴求力を高めていきたいと考えているところでございます。  したがいまして、この展示プロデュースにつきましては、ある程度、空間プロデュースといいますか、ディスプレイの実績をお持ちの業者さんとお話をさせていただいて、そちらのほうと見せる展示という形で業務としてお願いをしていきたいと考えているところでございます。  業務に対する形態につきましても、公募もしくは、随意契約等も含めて、府中市のよさをアピールできるというような業者さんにお願いをしたいと考えております。  また、パンフレット作成業務でございますけれども、パンフレットの活用、配布先でございますが、今申し上げたサミット関連イベント開催時における配布でありますとか、例えば、観光協会商工会議所と連携して、例えば観光地協力企業への設置。基本的には市外への発信をしていきたいという考えでおりますので、そういった意味合いで、できるだけ多くの設置場所、配布のタイミング等の調整をしてまいりたいと考えております。  当然、例えば府中市への来客でありますとか、議会の視察に行かれたときとか、また、議員の皆様にも御協力をいただきまして、市外への発信を図っていきたいと思っております。  予算額の根拠、業務形態という御質問でございますけれども、予算額につきましては、この掲載する産品の取材でありますとか、府中市の歴史を紹介する、そういった取材、原稿作成等々も含めまして、今、調整をしているところでございまして、この辺りで、今、部数としては大体5,000部程度を予定をしておるんですけれども、部数との関係で、今、予算を見積もるといいますか、やらさせていただいたところでございます。  業務に関する契約形態につきましては、当然、公募が前提になろうと思うんですけれども、やはり府中市のよさを伝えていきたいということがございますので、市内の産品の業者でありますとか、府中市の状況に精通していて、府中市を実際にどうしていきたいという熱意のある、例えば市内の地域おこしのNPOさんでありますとか、というところのもあり得るかもしれませんけれども、その辺も含めて調整をしてまいりたいと考えております。  印刷や配布に関する今後の予算という、御質問かと思いますけれども、今回はそういった形で、サミットに間に合うようにという形で作成していきますけれども、あくまでもサミットを契機として、ひとつ売り出していきたいというコンテンツでもございます。今回は、電子データといいますか、版下といいますか、というようなものを作成をすることになりますので、今後、増刷ですとか、電子データの活用といったようなことも、今後、ひとつこれを利用して進めてまいりたいと考えております。 ○主査(福田勉君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 展示プロデュース業務については随意契約を考えておられることで、先ほど御説明の中にも空間プロデュース等もあったと思うんですけれども、やはり専門的になりますので、そういう契約になるのかなということで、パンフレット作成業務に関しては、府中市をよく御存じのとかというふうな御説明もありました。やはりそういった市内業者も含めて、公募という説明もありましたが、しっかりと府中市をよく御理解いただいている業者さんというか、そういったところが多数参加いただければと感じております。  一点、先ほど御説明いただいたパンフレット作成後、G7広島サミットが終了後もという御意見もありましたけれども、今回作成されるデータということですので、確認ですけれども、今後もそれを活用して、府中市のPRにつなげていくという理解でよろしいんでしょうか。 ○主査(福田勉君) 宇野政策企画課長。 ○政策企画課長宇野貴人君) もちろん、今後ですね、さらに何というんでしょう、協力いただく企業等々も募っていって、改訂もしつつ、今後、府中市の売りということの一つのツールにしていきたいと考えております。 ○主査(福田勉君) 本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 済みません、もう一点ありました。  展示プロデュースのほうですけれども、これ、一体、期間は大体どのくらいを想定されているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○主査(福田勉君) 宇野政策企画課長。 ○政策企画課長宇野貴人君) 先ほど、サミット関連イベントを誘致していると申し上げましたけれども、その誘致をしているところで、実際に何月にとか、確定しているとかはないわけでございますけれども、そのイベント実施期間があれば、実施に当然合わせてになりますし、そうでなければ、なかったとしても当然展示していくと。それについては、例えば短い期間ではなくて、ある程度一定の期間、例えば展示品についても入れかえをしたりということもありますので、ある程度の期間は見ていきたいと。先ほども申し上げましたようにG7サミットイベントというのは、あくまでも契機ということでございますので、「恋しき」のディスプレイといいますか、ひとつ来られた方に喜んでいただいて、何だったら府中市の商品を買って帰っていただくところまでできればというところでございます。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) それでは、補正予算説明資料に記載の事業についての質疑は、これにて終了いたします。  次に、補正予算書、款または項の番号順に質疑を行います。  まず、歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 2点ほど質問いたします。  一つは、この中に未熟児の養育医療給付事業負担金ということで、21万4,000円ですかね。この使途を御説明ください。  もう一点は、指定寄附金の主な内容、159万2,000円となっておりますけれども、主な内容はどうなっているのか。  この2点をお願いします。 ○主査(福田勉君) 山田財政課長。 ○財政課長山田典央君) それでは、私から、まず、負担金の使途についてお答えをいたします。  この歳入につきましては、当初予算でも計上しておりました。このたびは予算不足が見込まれることから、補正をした歳出に伴う歳入でございます。  未熟児養育医療給付事業費というのは、出生時の体重が2,000グラム以下、または、身体の発育が未熟のまま出生をした子供で指定医療機関に入院をし、養育を行う必要がある子供に対して行う医療給付でございます。この給付を賄う財源といたしまして、国から2分の1、県から4分の1という負担金を収入をするものでございます。  申請件数の実績から見込みを算出をしましたところ、不足が見込まれることから、追加で補正をいたしまして、国庫負担金県負担金を計上しているものでございます。  それともう一つ、指定寄附についての御質問に対してお答えをいたします。  この寄附は、3つの企業から寄附をいただいたものでございます。企業につきましては、双葉工機株式会社様、株式会社オガワエコノス様、あと、安田生命保険相互会社様で、3社でございます。  指定寄附金寄附目的といたしましては、子供の教育等への寄附ということで、106万7,000円、あと、地域住民健康増進等への寄附といたしまして、52万5,000円という寄附をいただいております。こちらについては、寄附者のそうした寄附目的がございますので、その目的に十分に反映をして、健康であるとか、教育、こういった分野へ活用していきたいと考えております。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、歳入についての質疑は、これにて終了いたします。  続いて、歳出の1款議会費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、1款議会費の質疑は、これにて終了いたします。  続いて、2款総務費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 1項総務管理費で6目企画費で、地域振興に要する経費、これ1,250万円。これが手数料ふるさと納税業務委託料ということなんですけれども、当初予算では、7,275万円だったと思うんですけれども、これに対して追加の必要ですが、この理由を教えていただきたいと思います。 ○主査(福田勉君) 西本地域振興課長。 ○地域振興課長西本員章君) 手数料ふるさと納税業務委託料についてお答えをいたします。  ふるさと納税につきましては、令和3年度の寄附額が1億4,258万2,000円に対しまして、令和4年度の歳入予算を1億5,000万円計上しておりましたが、昨年10月から、楽天ふるさと納税サイトの追加でありますとか、返礼品拡充等によりまして、想定を上回る試算となったため、歳入歳出とも補正予算を計上いたしているところでございます。  手数料ふるさと納税業務委託料につきましては、決済手数料と送料を含めた返礼品の代金でありますとか、サイト掲載料等、募集に係る経費につきましては、寄附金額の50%以内と定められておりますので、ふるさと納税の増額を見込みまして、補正予算で計上いたしました歳入2,500万円の50%である1,250万円を歳出として計上をしておるところでございます。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) 2款総務費の1項1目の財政課事務経費ということで、財務部会システムプログラム変更委託料というのが上がっておりますが、このプログラムの主な変更点はどこかということと、これ、ちょっと便乗してお聞きしますが、この財務会計システムを、例えば、議員とかが閲覧できるようになれば、一般質問のときにもありましたけれども、予算作成の見える化に一歩近づくんじゃないかと思うんですけれども、その辺についての考えをお聞きしたいと思います。  それから、財産管理費調査管理に要する経費600万円が増額になっております。光熱水費ですけれども、円高やウクライナ情勢等による光熱水費の増額、今回の予算案で多額になっていると思いますけれども、全体的にどれぐらいになるのかということと、国からの財政支援や措置がないのかについて伺います。  最後、消費者行政に要する経費で10万7,000円が計上されて、備品ということで、12月に備品って、なかなか要求されないのではないかと思うんですけれども、その辺の補正の経過について伺います。 ○主査(福田勉君) 山田財政課長。 ○財政課長山田典央君) それでは、まず、システムプログラム変更委託料変更点についてお答えをいたします。  主な変更点といたしましては、本市の財務会計の歳出の区分を国が示す目的別区分にひもづけするように改修するものでございます。具体的には、国が翌年度の予算を定めるために、各自治体から情報を集約するわけですが、その集約するときの、どのような目的別区分でひもづけをするかというところで改修をするものです。この改修によって、国からの調査に対して容易に集計をすることが可能になるものでございます。  もう一つ、閲覧についての御質問もいただいていますが、今回のシステム変更を含めて、全体的な話ですが、システム変更、行政のデジタル化であるとか、DXの推進に当たりましては、新たな仕事のやり方ができないか、今回、分科員の御指摘の閲覧ができないかということですが、そういった変化することができないかどうか考えることは重要な視点でありまして、できないというのではなくて、どうすればできるかという発想で業務に当たるべきと考えます。ただし、国のこの調査が決算内容の一部であることと、また、全国自治体をマクロに把握するための調査に対応するものであることから、あくまで今回の調査への回答数値は国の予算編成のためのデータという側面がほぼでございまして、閲覧に供する類いのものではないということから、今回のシステム改修については閲覧機能を備える想定はございません。決算資料の詳細につきましては、行政のデジタル化取り組みの中で、定例会でいえば9月議会でございますが、そうしたタイミングによって、決算のほうをタブレット配信しておりますので、こちらのデータを活用していただきたいと考えております。  いずれにいたしましても一般質問三藤議員の御質問に副市長がお答えをしているとおり、電子化データ化、デジタイゼーションですが、そうしたことにとどまるのではなくて、デジタル技術を活用し、新たな事業価値を創造していくデジタライゼーションを追求していくと、そういった視点で今後も取り組んでいきたいと考えているところでございます。  そして次に、光熱水費についてお答えをいたします。  公共施設の全体の光熱水費でございますが、光熱水費燃料費を合計いたしまして、今回の補正では6,441万円を増額で補正をしております。現時点光熱水費などの増額に対する地方自治体への財源支援はありませんので、全て一般財源での対応になります。  こうした光熱水費の上昇につきましては、来年度予算にも影響するものと考えておりまして、中長期的な光熱水費の影響による経常経費の上昇を抑えるように、9月議会で予算化いたしました地域脱炭素推進事業によって行う調査、そうした結果なども踏まえまして、今後、市役所庁舎公共施設全体を含みますが、そうしたところの省エネであるとか、再生可能エネルギーの活用、こうしたものに取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ○主査(福田勉君) 渡邉総務課長選管事務局長。 ○総務課長選管事務局長渡邉俊文君) 私からは、消費者行政に要する経費、備品費の関係をお答えさせていただきます。  現在、市役所南棟に設置しております消費生活センターにある複合プリンターが故障いたしまして、修理不能になりましたことにより、新たに同等の機能を持ったインクジェットのプリンターを導入するものでございます。消費生活センター、今、一人で相談員が対応させていただいておりまして、少しでもお客様をお待たせすることがないようにという配慮でございます。 ○主査(福田勉君) 山田財政課長。 ○財政課長山田典央君) 済みません。先ほど庁舎等光熱水費の今後の取り組みのところ、ちょっと答弁の補強させていただければと思います。  9月議会で補正をいただきました調査につきまして、現在、脱炭素社会実現に向けた地域経済分析及び再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査というものを行うように想定をしております。省エネ再生エネルギーの活用、DXの推進など、市役所みずからの取り組みの推進について、事業の柱の一つと掲げております。これは、公共施設を含みます市役所庁舎における省エネ再生エネルギーの活用に係る事業モデルを想定いたしまして、事業化の際に活用できる国の補助制度などの調査について行うものでございます。脱炭素社会実現に向けた取り組みではありますが、現時点で年明け以降も高騰が予想されます電力費をはじめといたしまして、光熱費対策が喫緊の課題となっていることから、省エネを含めて、庁内挙げての取り組みにしていくように考えております。  例えば、一例で申しますと、公共施設への太陽光パネルの設置や施設改修、また、働き方の改革による時間外勤務の抑制、公用車の見直しなど、そうしたものが考えられるのではないかなと、今時点では考えております。内容的にいろんな細かいところを言えば、OA機器省エネのものにかえていくですとか、無駄な電気を消す、昼休憩などは庁舎内電気を消したりを継続して取り組むでありますとか、職員の服装ですね、過度に冷暖房に頼らない服装であるとか、LED電球だけではなくて、LED電灯器具に変更するとか、こういった細かい取り組みも含めまして、庁内挙げて取り組んでいきたいと考えております。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕
    ○主査(福田勉君) なければ、2款総務費の質疑は、これにて終了いたします。  昼食のため休憩いたします。  午後は1時10分から再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午後0時7分 休憩                午後1時10分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(福田勉君) 再開いたします。  休憩前に引き続き、総務文教分科会を行います。  続いて、10款教育費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  本谷分科員。 ○分科員本谷宏行君) 10款教育費の2項の小学校費、1目学校管理費についてでありますが、小学校施設管理費が1億362万1,000円、中学校施設管理費が7,053万2,000円、これは特別教室等空調設備整備事業でありますが、前倒しということで、夏場に間に合わせるようにということだとは思いますが、現状で来年の夏季にそちらについて間に合うのかと、今後のスケジュール的なものも教えていただけたらと思います。 ○主査(福田勉君) 大川学校教育課長。 ○学校教育課長大川幸雄君) 特別教室空調設備のスケジュールでございますが、現在のところ、現地調査、設計業務等は全て終了しております。今後のスケジュールといたしましては、年明け1月の審査会を経て、2月中旬に公告、入札、3月中旬に契約、着工開始となる予定でございます。全て整備が完了する工期は、現在のところ最大6カ月と設定をしておりますが、暑さ対策、熱中症対策としてのスケジュールの早期化を図りたいと考えております。  具体的には課業日においても工事を安全に進められるよう、普通教室やあき教室等での授業を効率的に組み合わせることにより、令和5年度1学期中には、府中市内の学校の特別教室で空調が使用できる環境で学習活動を行いたいと考えております。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 幾つかあるのですけれども、最初に1項教育総務費について、二つほど質問させてください。  一つは、いわゆる府中市の教育センター管理に要する経費ということで、151万9,000円補正されております。これは、その下にもある上下の町民会館と比べての燃料費に幾分違いがあるように見えますけれども、この辺り、御説明願いたいと思います。  もう一点、1項教育総務費について、3目の教育振興費で備品費が100万円と計上されています。これは使い道ですね、使途はどのようになっているのかという。  まず、これをお聞かせください。 ○主査(福田勉君) 近藤教育政策課長。 ○教育政策課長近藤陽子君) それでは、まず、教育センター、町民会館の燃料費について御説明を申し上げます。  今回、補正計上している燃料費はガス代と灯油代になっております。教育センターの燃料費は1万2,000円、上下町民会館は20万7,000円となっております。教育センターで使用する燃料費の内訳、これガス代のみでございまして、給湯室に設置している給湯器の使用に係るものとなります。一方、上下町民会館で使用する燃料費の内訳は灯油代とガス代となっておりまして、給湯室での使用もございますが、ともに施設全体の暖房設備の運転に必要となるものでございます。  このように種類や内容が違うために、両施設での燃料費に違いがあるところです。 ○主査(福田勉君) 大川学校教育課長。 ○学校教育課長大川幸雄君) 先ほど分科員御質問の一般事務経費の100万円の使途でございますが、こちらの100万円は、双葉工機株式会社様からの寄附でございます。寄附の申し出をいただいた際には、教育委員会といたしましては、寄附行為そのものが大変重要な教育内容であると捉え、とりわけ児童・生徒には寄附者の意向や願いが直接伝えられ、感謝の言葉をお返しするといった教育活動を行っております。例えば、地元企業、地元団体、また、卒業生といった方々から、学校図書、吹奏楽器、デジタル機器、スポーツ関係、また、コミュニティ・スクール推進のための活動費用などをいただいており、寄附をしてくださった方々が、どのような思いで学校に寄附をしてくださっているのかを児童・生徒に伝えるために、学校で寄贈式等を実施しております。児童・生徒にとっても、寄附をしてくださる方々の思いや考えを聞くことによって、自分たちのためにさまざまな方々がかかわってくださっていることや、社会貢献という活動や行為があることを知るよい機会となっております。  双葉工機株式会社様からいただいた100万円でございますが、府中市内の小・中・義務教育学校に向け、ICT機器の導入に有効に活用してくださいという寄附者の意向をいただいておりますので、オンライン授業等を配信するための機器購入に使用する予定でございます。 ○主査(福田勉君) 岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) なるほど、よくわかりました。  それじゃあ、2項の小学校費、あわせて、中学校費、3項とも関連もしますけれども、一つは小学校費のほうに、これまた光熱費ということで500万円組まれております。この算出根拠ですね。中学校が400万円となっています。あわせて算出根拠をお伺いするのと、もう一点は、先ほども本谷分科員も質問されておりましたけれども、特別教室のエアコンの部分ですけれども、このエアコン設置に向けて、この業者ですけれども、府中市内の業者の参入状況等を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○主査(福田勉君) 大川学校教育課長。 ○学校教育課長大川幸雄君) まず、光熱費でございますが、午前中、全庁的な取り組みにつきましては、山田財政課長より答弁があったとおりの取り組みでございます。学校教育課の部分でいいますと、令和4年度10月までの光熱費の実績は、燃料費高騰により前年比の約1.3倍となっており、今後も電力会社からの値上げの報告も受けております。それに伴い、令和4年度の11月から3月までの光熱費を電力会社が算出した予想費用額をもとに算出をいたしました。その金額が913万3,024円でございました。この金額を小学校管理経費、それから、中学校管理経費の不足分として500万円、それから、400万円と振り分けたものでございます。  それから、エアコン設置に向けての業者、府中市内もあるかという御質問でございますが、府中市内にも業者はございますので、市内の業者の参入もこれから可能であると考えております。 ○主査(福田勉君) 藤本分科員。 ○分科員藤本秀範君) 私からは、空調設備について、先ほど本谷分科員が言われました小学校施設管理費中学校施設管理費に基づく質問でございます。  本当に夏場とか冬場、外気温に左右される生徒や教職員に及ぶ熱中症であるとか、かなり影響もあるのでしっかりと、全国的に見ても設置されている空調の設備の割合もふえている傾向だと思っております。  問題は、先ほども工期スケジュールを申し上げていただきましが、このとおりきっちりいけばよろしいのですけれども、やはり学校関係者の校務に影響を及ぼさないために、どのような点について、業者との注意点、図られているのかお聞かせくださいませ。 ○主査(福田勉君) 大川学校教育課長。 ○学校教育課長大川幸雄君) 御質問いただきました工期スケジュールについて留意しております点は、まず、来年の夏季の設置を目指すに当たり、先ほど申し上げたとおり、学校の課業日に工事をすることになりますので、日常の学校行事や授業内容も充実させつつ、かつ安全に配慮して、当初予定していたスケジュールどおりに工事を進めていきたいと考えております。 ○主査(福田勉君) 藤本分科員。 ○分科員藤本秀範君) ぜひ、工期の状況、児童・生徒や教職員を含めた学校関係者などの研修日程などもあるわけでございますので、工期計画の変更によって、学校運営に支障を来すことがありませんように、学校の工期中も、よく連携、報告、いろいろ話をしっかりと注視していただいて、管理監督をよろしくお願いします。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) 教育費の中学校管理に要する経費で、地域スポーツ指導員謝礼が11万3,000円上っております。これは、学校のクラブ活動の指導について、地域の指導に移行していこうという大きな流れの中での事業に関するものだと思うんですけれども、説明によりますと、今現在、教員で指導されている方が放課後等に指導され、兼職して指導されるとお聞きしております。大きな流れでいくと、教員の負担軽減等もありますので、地域の指導者の方に、そういう方がいればいいんですけれども、そういう方に移行していくべきものと思うんですけれども、今回のこの事業がそういうふうになったことについて、どういうふうなお考えなのかをお聞きしたいと思います。  私、中学校のときに、小学校や中学生の全国大会が始まったんですよね。それまでは全国大会やっていなかった、教育的配慮でやっていなかったのが、そういうふうになったわけですけれども、現在、なかなか、そのゆがみなのかどうかわかりませんけれども、いろんな暴力的な指導の問題とかも出てきたりしておりますけれども、教育とスポーツを極めるというのは、なかなか両立は難しいんじゃないかというように、個人的には思っているところで、教育からこういうスポーツを分離していくほうが、やっぱりいいのかなという気がしております。そういう点も含めて、地域の中にそういうクラブ活動が入っていくのがいいのかなと思っておりますので、そういう趣旨で質問をさせていただきます。 ○主査(福田勉君) 大川学校教育課長。 ○学校教育課長大川幸雄君) それでは、まず初めに本事業の全体像、それから、府中市教育委員会が進めたい方向性について説明をさせていただきます。  まず、本事業は広島県教育委員会が進める地域運動部活動推進事業の指定事業として取り組むものであり、全国的に見ればスポーツ庁が進めている学校の働き方改革を踏まえた部活動改革のモデル事業の一つに位置づけられています。  府中市教育委員会として、部活動の地域移行の目的達成に取り組む中で、本事業にも申請し、実施をしているところでございます。  令和3年にスポーツ庁が示した部活動改革に関する全国規模の調査研究メニューは3項目ございます。まず1つ目が休日の部活動の段階的な地域移行に関する実践研究、2つ目が合同部活動等の推進に係る実践的研究、3つ目が地方大会の合理化に関する調査研究となっており、いずれも部活動の地域移行を進めるに当たって、解決及び整理の必要な懸案事項となっていると理解しています。全国的に見れば、スポーツ庁が進めている学校の働き方改革を踏まえた部活動のモデル事業の一つ、この3つのメニューのうち、広島県教育委員会から県内の各市町に示された調査研究は、休日の部活動の段階的な地域移行に関する実践研究の公募でございました。府中市教育委員会として、部活動の地域移行についての問題意識は比較的早くから持っており、外部指導者の採用に段階的に着手していたことから、休日の部活動の段階的な地域移行に関する実践研究について、市内の中学校長と協議する中で申請したという経緯がございます。  地域の実情を踏まえ、地域人材の確保や費用負担のあり方、運営団体の確保について先行的に進める中で、どのような解決課題があるのか、また、都市部とは異なる地域に共通する課題に対して、地域移行を前進させるため、どのような方策を取ることが有効かといった課題の抽出と実践事例をつくり出すために、取り組みの拠点校において実践研究を実施し、その成果を普及することを目的とする事業と捉えております。  休日の部活動の段階的な地域移行に関する実践研究につきましては、地域の実情を踏まえて、地域人材の確保や費用負担のあり方、休日の部活動の指導を希望する教員への兼職兼業を得た上で、活動のあり方などの課題に総合的に取り組んでいるところでございます。  現在、兼職兼業を得た上で従事している教員、それから、地域の指導者合わせて2名を指導者として配置をして取り組みを進めております。専門性を有する教員の希望に添い、兼職兼業を認めていくための制度設計に加え、地域の方が部活動の指導に携わる際に必要となる連携等について整理をしております。  部活動の地域移行を進める上で、教員の兼職兼業という制度は、これまでの部活動指導のあり方と変わらないように映る向きもございますが、仕組みに関する制度設計は、文部科学省の学校における働き方改革を踏まえた部活動改革の中に明確にされております。地域部活動において、休日の指導を希望する教師は、教師としての立場で従事するのではなく、兼職兼業の許可を得た上で、地域部活動の運営主体のもとで従事することとなります。兼職兼業に当たっては、あくまで休日の指導を希望する教師の申請を教育委員会が許可する仕組みであることから、教師が希望しないにもかかわらず休日の指導等に従事させることがないよう留意することが示されております。  休日の部活動の段階的な地域移行に向けて、指導者の確保が課題になってくることも考えられますので、教員の兼職兼業のパターンを含めた実践研究を行い、県を通して文部科学省へ報告をしていきたいと考えております。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。  岩室副主査。 ○副主査(岩室雄大君) 先ほどの土井分科員の地域運動部活動推進事業の件なんですけれども、今、お話を伺っていて、地域でもボランティアで教えられている方との指導員とのハレーションみたいなのが起きないのかなというふうにちょっと思ったんですけれども、ある程度地域で教えている方とボランティアで保護者の方が教えている方と選任されたスポーツ指導員とのハレーションが起こらないようにするには、それ相応に技術だったり知識があるような方をスポーツ指導員として迎えないといけないと思うんですが、その場合、予算がそれなりに必要になってくるとは思うんですけれども、多分、お試しで、まだここからスタートするんだとは思うんですが、そういった予算をふやして、地域スポーツのよりよい人材を確保していくような取り組みだったり、お考えであったり、また、スフィーダさん、来られますので、そういったところとの連携だったりとか、そういうお考えがあれば教えてください。 ○主査(福田勉君) 大川学校教育課長。 ○学校教育課長大川幸雄君) 地域運動部活動推進事業につきましては、令和5年度以降の休日の部活動の段階的な地域移行に向けて、さまざまな課題に総合的に取り組むために、現在、拠点校において実践研究をしております。  先ほど御指摘いただきましたように、指導者の確保でありましたり、費用の面、また、指導者同士のハレーションというお話もございましたが、そういったことも含めて、よかったこと、また、課題となることをまとめて研究をして、国に報告をするとともに、また、全国の好事例につきましても、府中市の中で活用できるものについては生かしていきたいと考えております。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 4項の社会教育費で一つだけ。3目の地域集会所費というのがあります。ここに75万2,000円が補正されています。ここでいう、いわゆる地域集会所の内訳、これ、どうなっているのかという点。説明をください。 ○主査(福田勉君) 近藤教育政策課長。 ○教育政策課長近藤陽子君) それでは、地域集会所についてお答えをいたします。  この地域集会所管理経費に計上して管理を行っているのは、府中市地域集会所設置及び管理条例に規定しております12の地域集会所でございます。その集会所をちょっと御紹介いたしますと、広谷町の広谷集会所、土生町にございます土生集会所、阿字町にございます舟割集会所、中須町にございます亀寿集会所、高木町の高木集会所、三郎丸町、三郎丸集会所、府中町の下辻集会所、土生町の緑ヶ丘集会所、行縢町の白滝集会所、そして、水永の清岳集会所、そして、小堀の吉野集会所、最後に階見の階見集会所、この12となっております。 ○主査(福田勉君) 岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 今の12の地域集会所ということですね。それで、75万2,000円が組まれていますが、大体、それは標準化というか、平均化になりますか。 ○主査(福田勉君) 近藤教育政策課長。 ○教育政策課長近藤陽子君) 平均的ではなくて、使用の頻度とかぐあいによってはばらつきがございますので、総じて集会所経費に必要な今後の予定、不足しそうなものを今回計上させていただいているところでございます。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、10款教育費の質疑は、これにて終了いたします。  次に、繰越明許費の補正について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、繰越明許費の補正の質疑は、これにて終了いたします。  次に、債務負担行為の補正について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 事業の内容等は、ここで聞くことではありませんので、出口川の湧水処理施設維持管理業務に2,000万円、あわせてまた、河川の水質検査等分析業務へ961万6,000円という債務負担行為の補正が加えられています。この債務負担行為の補正の理由、内容、この主なことをお示しください。 ○主査(福田勉君) 山田財政課長。 ○財政課長山田典央君) それでは、財政的な視点で債務負担行為による補正とした理由についてお答えいたします。  この業務は、令和5年4月1日から1年間の業務委託を行うもので、業者選定に当たっては入札などの事前行為を今年度中に行う必要があることから、債務負担行為によって、令和5年度の限度額を確保しているものでございます。これにつきましては、今、御質問をいただきました出口川湧水の関係と河川水質検査、どちらも同様の理由でございます。  内容なんですが、出口川湧水処理施設維持管理業務につきましては、施設の運転管理、あと、設備の保守点検や簡易水質検査の実施などでございます。河川水質検査分析業務の内容につきましては、環境整備課所管の各施設の維持のために必要な調査でありますとか、環境基本計画に基づく大気調査、そして、河川の水質調査、こういったものの環境調査を実施するという内容でございます。 ○主査(福田勉君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、債務負担行為の補正の質疑は、これにて終了いたします。  次に、地方債の補正について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、地方債の補正の質疑は、これにて終了いたします。  ほかにありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(福田勉君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手をお願いします。                〔挙手する者なし〕 ○主査(福田勉君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。
               ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(福田勉君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任願います。  以上で、予算特別委員会総務文教分科会を散会いたします。                午後1時37分 散会...